説明

基板接続構造及び電子機器

【課題】2つの基板の接着性を保持することができるとともに、電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることのない基板接続構造及びこれを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】導電粒子6を含まない第1樹脂3と、導電粒子6を含み、第1樹脂3よりも硬化温度が高く且つ第1樹脂3より小さい形状の第2樹脂4とを積層してなる異方性導電シート5にて第1基板と第2基板の接続を行う。この構成により、双方の基板の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがなくなる。また、第1樹脂3は導電粒子を含まないので、第1基板の端面外側に露出する部分による電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、軟質基材で構成される基板を硬質基材で構成される基板に電気的に接続するための基板接続構造及びこれを用いた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話等の電子機器では、屈曲性の低い硬質基材で構成される基板(リジッド基板)と屈曲性の高い軟質基材で構成される基板(フレキシブル基板)との端子間接続に導電粒子を分散配合した熱硬化性樹脂(“異方性導電性接着剤”と呼ばれる)が用いられる場合がある。
【0003】
異方性導電性接着剤を用いて接続を行う例として、例えば特許文献1で開示された回路装置がある。この回路装置では、接続するバンプに対応した端子位置に異方性導電層を配置し、更に前記異方性導電層よりも導電粒子の配合量の少ない接着フィルムを、前記異方性導電層を覆うように配置して、加熱加圧圧着により基板とICチップを接続するようにしている。
【0004】
【特許文献1】特開2007−27483号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、2つの基板を異方性導電性接着剤にて端子間接続を行う基板接続構造においては、2つの基板それぞれの基材組成や表面状態が異なる場合、1種類の異方性導電性接着剤で双方の基板の接着性を保持することが困難なことがある。このとき一方の基板との接着信頼性が悪いと、基板界面での密着性が低下し、樹脂の吸湿に伴う電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがある。また、接続に寄与しない領域にも導電粒子が存在するため、その領域の導電粒子によって電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがある。また、接続に寄与しない領域に導電粒子が存在し、かつ、かつその領域が露出すると、熱硬化性樹脂内に存在する気泡内に導電粒子が入り込み易く、気泡内に、接触状態または融合状態になった導電粒子があると、吸湿により水滴が生じた場合、同一基板の端子間の短絡や電流リークの原因になる。
【0006】
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、2つの基板の接着性を保持することができるとともに、電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることのない基板接続構造及びこれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の基板接続構造は、第一の面と、前記第一の面と反対の第二の面とを備える基材と、前記第一の面において所定の方向に沿って配置された第1及び第2配線と、を備える第1及び第2基板と、前記第1基板の第一の面と前記第2基板の第一の面との間に配置された熱硬化性樹脂と、を備え、前記第1基板の基材は前記所定の方向と交わる端面を有し、前記端面より前記第1基板がある内側において、前記第1基板の第1配線は前記第2基板の第1配線と対向し、前記第1基板の第2配線は前記第2基板の第2配線と対向する基板接続構造であって、前記所定の方向に沿って前記第1基板の内側から、前記端面より前記内側と反対の外側に前記端面に向かい導電粒子有りの第2樹脂、導電粒子無しの第1樹脂の順に配置し、前記内側における端面側において、前記第1樹脂は前記端面側で前記第1基板と前記第2基板を接着し、前記外側において、前記第1樹脂は前記端面の外側で露出しており、前記端面より内側において、前記第1樹脂は前記第1基板と接着し、前記第2樹脂は前記第2基板と接着し、前記第1樹脂と前記第2樹脂とは密着している。
【0008】
この構成によれば、導電粒子無しの第1樹脂と導電粒子有りの第2樹脂の2種類の樹脂で第1基板と第2基板を接続するので、双方の基板の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う接着界面の剥離を起因とする電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがなくなる。また、第1樹脂は導電粒子を含まないので、第1樹脂の端面外側に露出する部分による電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。
【0009】
また本発明では、上記基板接続構造成において、前記第1樹脂の熱硬化温度が前記第2樹脂の熱硬化温度よりも低くなっている。
【0010】
この構成によれば、熱圧着時に第1樹脂が第2樹脂より先に熱硬化するので、第2樹脂の流動を抑制することができる。これにより、第2樹脂を第1及び第2配線が配置された領域へ誘導して第1の配線と第2の配線を確実に導通させることができる。
【0011】
また本発明では、上記基板接続構造において、前記第1基板の第二の面側に形成される圧着痕が、前記第1樹脂と前記第2樹脂の2層の部分と前記第1樹脂のみの1層の部分を含む。
【0012】
この構成によれば、熱圧着後に第1基板の第二の面側に形成される圧着痕を確認することで、正しく圧着されたかどうかを判定することができる。例えば、第1基板に半透明のフレキシブル基板を用いた場合、第1樹脂と第1基板との圧着部と非圧着部において、第1樹脂の厚みが異なるので、第1基板の内側においては、フレキシブル基板を透過する光の屈折率の違いから色相差が生じて熱圧着が行われたかどうかを判別できる。
【0013】
本発明の電子機器は、上記構成の基板接続構造を備えた。
【0014】
この構成によれば、電子機器内に設けられた2つの基板間の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う接着界面の剥離を起因とする電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない、信頼性の高い電子機器を実現できる。
【0015】
本発明の異方性導電シートは、第1層の第1樹脂と第2層の第2樹脂からなり、前記第1層と前記第2層が積層されてなる。
【0016】
この構成によれば、2つの基板の接続に使用した場合、双方の基板の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う接着界面の剥離を起因とする電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。
【0017】
また本発明では、上記異方性導電シートにおいて、前記第1樹脂の熱硬化温度が前記第2樹脂の熱硬化温度よりも低い。
【0018】
この構成によれば、熱圧着時に第1樹脂が第2樹脂より先に熱硬化するので、第2樹脂の流動を抑制することができる。
【0019】
また本発明では、上記異方性導電シートにおいて、前記第1樹脂が前記第2樹脂よりも外側に配置されている。
【0020】
この構成によれば、熱圧着時に第2樹脂が第1樹脂から露出するのを防止できる。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、2つの基板の接着性を保持することができるとともに、電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることのない基板接続構造及びこれを用いた電子機器を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板接続構造を示す断面図である。図1は2枚の基板のそれぞれに配設された端子の長手方向(図1中に矢印ABで示す“所定の方向”)に沿って切断した断面図である。図2は本実施の形態の基板接続構造の一部を成す異方性導電シートを示す断面図、図3は図1のA−A’線断面図である。
【0024】
図1〜図3において、本実施の形態の基板接続構造は、端面を有する第1基板1及び第2基板2を第1樹脂3と第2樹脂4からなる異方性導電シート5で接続したものである。第1基板1は、半透明で屈曲性の高いポリイミド等の軟質基材で構成されるフレキシブル基板であり、その一方の面(第一の面)に複数の端子(第1配線)11が配設されている。第2基板2は、不透明で屈曲性の低いエポキシ等の硬質基材で構成されるリジッド基板であり、その一方の面(第一の面)に複数の端子(第2配線)21が配設されている。第1基板1及び第2基板2のいずれも第一の面と、該第一の面と反対の第二の面とを備える板状に形成されている。
【0025】
図4は第1基板1を除く第2基板2及び異方性導電シート5を図1の矢印AA方向から見た図である。この図に示すように、第2基板2には7個の端子21が一定間隔で配設されている。図4に図示しない第1基板1の各端子11は、第1基板1を第2基板2に接続させた時に第2基板2の各端子21と対向する位置に来るように配設される。なお、図1から分るように、第1基板1の端子11は第2基板2の端子21より短く形成されている。
【0026】
図2において、異方性導電シート5の第1樹脂3及び第2樹脂4は、それぞれ熱硬化性の樹脂であり、特に第2樹脂4にはニッケル粉末等の導電粒子6が分散配合されている。第1樹脂3は、第2樹脂4より肉厚で且つ第2樹脂を覆う大きさに形成され、第2樹脂4を包み込むような状態で第2樹脂4と積層されている。第1樹脂3と第2樹脂4の硬化温度は、第1樹脂3の方が第2樹脂3よりも低くなっており、第1樹脂3、第2樹脂4の順で硬化する。具体的な硬化温度は、例えば第1樹脂3は150℃、第2樹脂4は200℃である。
【0027】
図1及び図2において、熱圧着することで第1樹脂3と第2樹脂4が強く密着する。この際、第1樹脂3が第1基板1の端面1Aより第1基板1がある内側で第1基板1と接着する。加えて、第1樹脂3は、第1基板1の端面1Aより内側と反対の外側において外部に露出した部分を有する。外部に露出した部分が、第1基板1の端面1A側において、第1基板1と第2基板2を接着することで、さらに第2樹脂4が第2基板2と強く接着する。
【0028】
第1基板1と第2基板2を熱圧着した際に第1樹脂3の第2樹脂4と重なる部分が第2樹脂4と混合した混合層7となる。混合層7はその周囲を第1樹脂3で覆われた形になる。この場合、第1樹脂3の硬化温度が第2樹脂4の硬化温度より低いことから、第2樹脂4より先に硬化して第2樹脂4の流動を抑制して、第1基板1の端面1Aより外側に流出させないようにし、第1基板1の内側に留まるようにする。この第1基板1の内側に留まった第2樹脂4が第1樹脂3と混合して上述した混合層7となる。この混合層7にて第1基板1の各端子11と第2基板2の各端子21との端子間接続が行われる。即ち、図3に示すように、混合層7に含まれる導電粒子6のうち、第1基板1の各端子11と第2基板2の各端子21との間に存在する導電粒子6Aによって第1基板1の各端子11と第2基板2の各端子21とが確実に導通状態となる。なお、図4の符号8で示す領域が端子間接続領域である。
【0029】
一方、第1樹脂3には導電粒子6が含まれないので、第1基板1の端面1Aの外側に露出する第1樹脂3の一部分3Aによる電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。
【0030】
また、熱圧着した際に、熱圧着治具が直接接する部分は熱と圧力が充分に加わるので、密着度合いが向上し、その部分に圧着痕が生ずる。例えば、第1樹脂3と半透明の第1基板1との密着部における第1樹脂と第1基板との圧着部と非圧着部において、第1樹脂の厚みが異なるので、第1基板の内側においては、フレキシブル基板を透過する光の屈折率の違いから色相差が生じて圧着痕を目視で確認することができる。この圧着痕を確認することで熱圧着が充分に行われたかどうかを判別することができるので、第1樹脂3と第2樹脂4の2層部分と第1樹脂3のみの1層部分に圧着痕が生ずるように、熱圧着治具を位置合わせて、熱と圧力を加えると、樹脂3のみの1層部分を確実に硬化させることができ、樹脂3のみの1層部分を用いて第1基板1と第2基板2を接合することができる。
【0031】
次に、本実施の形態の基板接続構造を得るための工程について説明する。図5は本実施の形態の基板接続構造の製造工程を示す図である。この図は端子長手方向で切った断面を示している。また、図6は図5に示す各工程におけるB−B’線断面を示す図である。図5及び図6において、まず端子21を配設した第2基板2上に第2樹脂4を積層する(工程1)。次いで、第2基板2の一面全体を覆うように第1樹脂3を積層する(工程2)。第1樹脂3を積層した後、第1基板1を端子11の配設側を下に向けて第1樹脂3上に積層する(工程3)。第1基板1を積層した後、熱圧着を行う(工程4)。ここで、図7は、熱圧着治具50を使った熱圧着時の状態を示す断面図である。この断面図は、図5のB−B’線断面図である。また、図8は図5のC−C’線断面図である。
【0032】
熱圧着時に、第1基板1を介して熱圧着治具50から直接伝わる熱と、熱圧着治具50からの輻射熱で第1樹脂3及び第2樹脂4が熱硬化する。この場合、硬化温度の低い第1樹脂3が先に硬化するので、第2樹脂4が第1基板1の端面1Aより外側に流動しないように抑制する。これにより、第2樹脂4は第1基板1の内側に留まることになる。このとき第1基板1の内側に留まった第2樹脂4と同部分に存在する第1樹脂3との混合層7が形成される。この混合層7において第1基板1の各端子11と第2基板2の各端子21との端子間接続が行われる。
【0033】
また、熱圧着によって、第1樹脂3が第1基板1の端面1Aより内側で第1基板1と接着するとともに第1基板1の端面1Aより外部に露出した部分で第1基板1と第2基板2を接着し、さらに第2樹脂4が第2基板2と強く接着する。
【0034】
一方、図8に示すように、端子間の導通に寄与しない部分は、第1樹脂3のみであり、この第1樹脂3には導電粒子6が含まれないので、この部分による電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。
【0035】
以上のように本実施の形態の基板接続構造によれば、導電粒子6を含まない第1樹脂3と、導電粒子6を含み、第1樹脂3よりも硬化温度が高く且つ第1樹脂3より小さい形状の第2樹脂4とを積層してなる異方性導電シート5にて第1基板と第2基板を接続したので、双方の基板1、2の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う接着界面の剥離を起因とする電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがなくなる。また、第1樹脂3は導電粒子を含まないので、第1基板1の端面外側に露出する部分による電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない。
【0036】
また、第1樹脂3の熱硬化温度を第2樹脂4の熱硬化温度よりも低くしたので、第1樹脂3が第2樹脂4より先に硬化して第2樹脂4の流動を抑制する。これにより、第2樹脂4を第1基板1の端面1Aより外側に流動させることなく、第1基板1の端子11と第2基板2の端子21が配設された領域へ誘導でき、第1基板1の端子11と第2基板2の端子21を確実に導通させることができる。
【0037】
また、熱圧着することで、第1基板1の第二の面側(上面側)に圧着痕が形成されるので、この圧着痕を確認することで、正しく圧着されたかどうかを判定することができる。
【0038】
なお、本発明の基板接続構造は、携帯電話等の電子機器に適用することで、当該電子機器内に設けられた2つの基板間の接着性を保持することが可能となり、樹脂の吸湿に伴う接着界面の剥離を起因とする電流リークや、端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがない、信頼性の高い電子機器を実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、2つの基板の接着性を保持することができるとともに、電流リークや端子間での電気的な短絡による不具合が生じることがないといった効果を有し、携帯電話等の電子機器への適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施の形態に係る基板接続構造を示す断面図
【図2】図1の基板接続構造の一部を成す異方性導電シートを示す断面図
【図3】図1のA−A’線断面図
【図4】図1の第1基板を除く第2基板及び異方性導電シートを図1の矢印AA方向から見た図
【図5】図1の基板接続構造の製造工程を示す図
【図6】図5のB−B’線断面図
【図7】図5に示す基板接続構造の製造工程において、熱圧着治具を使った熱圧着時の状態を示すB−B’線断面図
【図8】図5のC−C’線断面図
【符号の説明】
【0041】
1 第1基板
1A 第1基板の端面
2 第2基板
3 第1樹脂
3A 第1基板の端面の外側に露出する第1樹脂の一部分
4 第2樹脂
5 異方性導電シート
6、6A 導電粒子
7 混合層
8 端子間接続領域
11、21 端子
50 熱圧着治具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の面と、前記第一の面と反対の第二の面とを備える基材と、前記第一の面において所定の方向に沿って配置された第1及び第2配線と、を備える第1及び第2基板と、
前記第1基板の第一の面と前記第2基板の第一の面との間に配置された熱硬化性樹脂と、を備え、
前記第1基板の基材は前記所定の方向と交わる端面を有し、
前記端面より前記第1基板がある内側において、前記第1基板の第1配線は前記第2基板の第1配線と対向し、前記第1基板の第2配線は前記第2基板の第2配線と対向する基板接続構造であって、
前記所定の方向に沿って前記内側から、前記端面より前記内側と反対の外側に向かい導電粒子有りの第2樹脂、導電粒子無しの第1樹脂の順に配置し、
前記内側における端面側において、前記第1樹脂は前記第1基板と前記第2基板を接着し、
前記外側において、前記第1樹脂は露出しており、
前記内側において、前記第1樹脂は前記第1基板と接着し、前記第2樹脂は前記第2基板と接着し、前記第1樹脂と前記第2樹脂とは密着している基板接続構造。
【請求項2】
前記第1樹脂の熱硬化温度が前記第2樹脂の熱硬化温度よりも低い請求項1に記載の基板接続構造。
【請求項3】
前記第1基板の第二の面側に形成される圧着痕が、前記第1樹脂と前記第2樹脂の2層の部分と前記第1樹脂のみの1層の部分を含む請求項1又は請求項2に記載の基板接続構造。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の基板接続構造を備えた電子機器。
【請求項5】
第1層の第1樹脂と第2層の第2樹脂からなり、前記第1層と前記第2層が積層されてなる異方性導電シート。
【請求項6】
前記第1樹脂の熱硬化温度が前記第2樹脂の熱硬化温度よりも低い請求項5に記載の異方性導電シート。
【請求項7】
前記第1樹脂が前記第2樹脂よりも外側に配置されている請求項5又は請求項6に記載の異方性導電シート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−147339(P2010−147339A)
【公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−324612(P2008−324612)
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】