説明

多機能表示装置

複数の単位ディスプレイモジュールを含む多機能表示装置が提供される。前記多機能表示装置は、少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールと、少なくとも一つ以上の電気的接続手段と、少なくとも一つ以上のセンシング手段とを含む。前記単位ディスプレイモジュールは、各々液晶表示装置を含む。前記電気的接続手段は、前記単位ディスプレイモジュールが互いに分離されずに可動できる方式で単位ディスプレイモジュールを電気的に接続させる。前記センシング手段は、隣接する他の単位ディスプレイモジュールを感知するために、各単位ディスプレイモジュールに設置され、前記単位ディスプレイモジュールの多様な変形によって対応する機能が実行される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、特に複数の単位ディスプレイモジュールが結合される多機能表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、各種電子機器に適用される表示装置は、そのサイズに制限(limitation)がある。さらに、表示装置が適用される機器が携帯機器であり、スリムな形態の機器であれば、さらにそのサイズに制限がある。
【0003】
例えば、携帯端末機の場合、ユーザの手に握れる程度の、手の平程のサイズで表示装置とキー入力装置とを共に具備しなければならないため、一般的には2〜3インチ程度のサイズを有している。このような表示装置は、単純に数字、文字などの簡単な画面を表示するのには問題がないが、次第に拡大しつつある多様な機能を充足させることは、そのサイズの制限により充足させることができていない。特に、広い画面が求められる動画、ゲームなどは、上述したサイズの表示装置では、表示画面が小さいため、ユーザの種々の要求を充足させることができない。
【0004】
近年、電子機器の製造業者は、このような制限のあるディスプレイ装置を拡張させることに競争している。例えば、表示装置の両側に別途の表示装置を接続させる構成を有する携帯端末機が紹介されている。また、フォルダタイプの端末機の場合、メインボディーとフォルダとに表示装置をそれぞれ設置し、さらにデータ入力装置であるキーボタンを排除し、タッチスクリーン兼用表示装置まで発売されている。
【0005】
しかしながら、上述したような表示装置の拡張には制限があり、従来の表示装置より約1〜3倍程度の拡張のみが可能であり、それ以上の拡張は不可能であり、多彩な機能を行うことに伴う多様な表示画面の変形を供給できないという問題がある。そのため、表示領域がさらに拡張されうる多機能表示装置が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、上記に言及した問題点及び/又は短所を解決するためのものであり、下記に言及する長所を提供することにある。
したがって、本発明の目的は、制限なしで表示領域を拡張させうる多機能表示装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、多彩な機能を行うことに伴う多様な形態の変形が可能なように具現される多機能表示装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多彩な機能を行うことに伴う多様な形態の変形が可能であり、変形後に自動的に多彩な機能が実行されうるように具現される多機能表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に従って、多機能表示装置が提供される。
前記装置は、各々が液晶表示装置を含む少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールと、前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールを、少なくとも一つの他の単位ディスプレイモジュールと物理的接続を維持している間、互いに電気的に接続され、そして互いに対して可動できる方式で結合させるための少なくとも一つ以上の電気的接続手段と、前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールの配置に応じてディスプレイ装置の機能が実行されるように、隣接する単位ディスプレイモジュールを感知するための前記各単位ディスプレイモジュールに設置される少なくとも一つ以上のセンシング手段とを有する。
【0008】
本発明の態様、長所及び顕著な特徴は、添付する図面と共に以下に詳細化される説明により当業者にとって明らかになり、本発明の例示的な実施の形態が開示される。
【発明の効果】
【0009】
本発明による多機能ディスプレイ装置は、画面の拡大に制限がなく、多彩な機能に応じるための装置の変形によって、自動的に多彩な機能を実行するので、ユーザーの使用利便性が増大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の正面図である。
【図2】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の背面図である。
【図3】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の単位ディスプレイモジュールの背面構成を示す図である。
【図4】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の単位ディスプレイモジュール間の接続関係を概略的に示す図である。
【図5】本発明の好適な実施形態による単位ディスプレイモジュールの構成図である。
【図6】本発明の好適な実施形態による単位ディスプレイモジュール間のセンシング手段の配置を示す図である。
【図7】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の構成図である。
【図8】本発明の好適な実施形態による多機能表示装置が携帯端末機として使用される状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
添付した図面と関連する以下の詳細な説明は、請求項及びこれと同等なものにより限定されるような発明の例示的な実施の形態の包括的な理解を助ける。理解を助けるということは、多様な特徴的ディテールを含むことであり、これは、単に例示的なものと見なされる。したがって、当業者は、本発明の範囲及び技術的思想から逸脱しない範囲内で、ここに記述された実施の形態の多様な変形及び修正が可能であることを認識しなければならない。また、公知の機能及び構成についての記述は、明確性及び簡潔性のために省略された。
【0012】
以下の詳細な説明及び請求項に使用される用語と単語は、書誌学的手段に制限されず、明確かつ一貫して発明を理解させることができるように発明者により使用されただけである。したがって、以下の本発明の例示的な実施の形態の詳細な説明は、付加される請求項及びそれと同等なものにより限定されるような発明の制限のためのものではなく、単に実例の目的として提供されることを当業者に認識させなければならない。
【0013】
文脈に明確に影響を与えないならば、単数形態「a」、「an」及び「the」は、複数を含んでいると理解しなければならない。したがって、例えば、「a component surface」は、一つ又はそれ以上のそういう「surface」を含む。用語「substantially」は、列挙された特性、パラーメータ及び数値が正確に達成される必要がないということを意味するが、例えば、当業者に知られた公差、測定エラー、測定正確度の限界及び他の要素を含んだ偏差又は変化は、本特性が提供する効果を排除する程度に起こることができない。
【0014】
図1は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の正面図であり、図2は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の背面図である。
【0015】
本発明による多機能表示装置は、図1及び図2に示すように、8個の単位ディスプレイモジュールから構成される。各単位ディスプレイモジュールは、互いに接続されており、接続された状態で多様な形態への変形が可能である。ここで、各単位ディスプレイモジュールに記載された番号は、説明の便宜上、第1、2、3、...、第8ディスプレイモジュールとする。各単位ディスプレイモジュールは、正面に画面がディスプレイされ、好ましくは、タッチスクリーンが適用可能である。
【0016】
図2に示すように、多機能表示装置の背面には、複数のグルーブ(groove)が形成されており、このグルーブを利用して所定の接続手段により各単位ディスプレイモジュール間が一定方式で接続される。特に、図2に示す太線が単位ディスプレイモジュール間の接続手段であって、本実施形態では、各々の単位モジュール間の接続手段は、好ましくは、単位ディスプレイモジュール間の電気的接続手段としても兼用される。ここで、B1、B2、...、B8は、上述した第1、2、3、...、第8ディスプレイモジュールのそれぞれの背面になる。
【0017】
本実施形態による多機能表示装置の後述する多様な形態の変形は、接続手段により具現されるが、このような方式は、公知のルービックマジックフリップフロップ(Rubik’s magic flip flop)パズルに基づいて適用される。
しかしながら、本発明による多機能表示装置は、8個以上又は8個未満の数の単位ディスプレイモジュールを有する装置としても適用可能である。また、本発明は、ルービックマジックフリップフロップパズルに基づいた変形形態を取っているが、接続手段の接続状態によって他の方式の変形が可能である。
【0018】
図3は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の単位ディスプレイモジュールの背面構成を示す図であり、図4は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の単位ディスプレイモジュール間の接続関係を概略的に示す図であり、第1単位ディスプレイモジュール1の背面を示している。しかしながら、残りのすべての単位ディスプレイモジュールもやはり、同じ方式の構成を有することができる。
【0019】
図3に示すように、第1単位ディスプレイモジュール1の背面B1には、一定対角線方向に電気的接続手段11が結合される。もちろん、電気的接続手段11は、水平方向、垂直方向、又は二方向の組み合わせのような他の方向に単位ディスプレイモジュール1を結合させることもできる。電気的接続手段11は、各単位ディスプレイモジュール間の電気的接続を図るだけでなく、各単位ディスプレイモジュールの相互分離を防止し、多様な形態への変形が可能なように誘導する接続手段として使用される。
【0020】
図3には図示していないが、電気的接続手段11は、単位ディスプレイモジュール間の電気的接続を維持し、相互分離を防止しながら可動することができるように機械的に結合される。機械的結合は、単位ディスプレイモジュールを可動することができるようにして、表示装置が多様な配置及び変形で変化できるようにする。
【0021】
図3の円で囲んだ詳細部に示すように、第1単位ディスプレイモジュール1の液晶表示装置(以下、LCD)10の上、下部には、透明カバー12が設置される。透明カバー12は、ガラス材質又はアクリル材質であって、多機能表示装置の頻繁な変形と使用中にLCDに発生するスクラッチや外部衝撃による破損などを未然に防止する機能を果たす。好ましくは、透明カバー12には、接続手段の結合位置に沿って一定深さのグルーブ13が形成されており、グルーブ13内に接続手段が固着されることによって、接続手段の各単位ディスプレイ装置から突出しない形態での設置が可能である。
【0022】
本実施形態では、一つの単位ディスプレイモジュール当たり、背面に4個の電気的接続手段が使用される。これは、第1単位ディスプレイモジュール1を架けるように4つの太い斜線により図3に示す。図3の点線の円で囲んで表示された部分がLCD10の回路と接続する部分になり、残りの部分は、一つ又はそれ以上の隣接する単位ディスプレイモジュールとの接続部分になる。
【0023】
例えば、図4に示すように、第1単位ディスプレイモジュール1とその隣接する第2単位ディスプレイモジュール2は、電気的接続手段11により相互に分離しないように結合されている。第1単位ディスプレイモジュール1と同様に、第2単位ディスプレイモジュールは、透明カバー22を含む。上述したように、透明カバー12と同様に、透明カバー22は、透明なアクリル又はガラス材質から形成することが好ましい。また、第2単位ディスプレイユニットは、LCD20を含む。
【0024】
電気的接続手段11としては、一般銅線、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、可撓性印刷回路(FPC)などを使用することができる。例えば、図5に示すように、光ファイバケーブルを使用する場合、光信号を電気信号に変換させうる光変換器(fiber modulator/demodulator)が設置される。
【0025】
図6は、本発明の好適な実施形態による単位ディスプレイモジュール間のセンシング手段の配置を示す図である。
図6を参照すると、各々の単位ディスプレイモジュールが隣接する単位ディスプレイモジュールに対して多様な方向に変形が可能であり、結果的に多機能ディスプレイモジュールが最終的に変形された状態を自動的に認識して、対応する機能を実行することができる。したがって、各々の単位ディスプレイモジュールは、隣接するさらに他の単位ディスプレイモジュールを認識するためのセンシング手段を有する。
【0026】
本実施形態において、各々のセンシング手段は、互いに異なる固有情報値を有している。
各々のセンシング手段に関わった情報値を分析することにより、ディスプレイモジュールの特定構造的形態に関する情報が決定されるようにすることができる。後述する表2に示す多様な形態の多機能表示装置は、いかなる形態を有しても隣接する単位ディスプレイモジュールと少なくとも一辺が完全に接触する形態を取る。
【0027】
したがって、好ましくは、センシング手段は、各単位ディスプレイモジュールの各辺の中央部に設置され、このような設置位置は、常に辺が一致する各単位ディスプレイモジュールの構造的形態情報を読み取るための円滑なセンシング動作を誘導する。好ましくは、センシング手段での検出する角度は、隣接する単位ディスプレイが約150゜〜約210゜の範囲内でのみ検出されるようにして、無意味なセンシング動作を未然に防止する。
【0028】
さらに、センシング手段としては公知のセンサを使用することができるが、例えば、固有の磁力値を感知できるホールセンサ(hall sensor)などを使用することができる。例えば、各単位ディスプレイモジュールの各センシング手段が位置する部分にホールセンサを設置し、その周辺に固有の磁力値を有するマグネットを設置すると、隣接する対象の単位ディスプレイモジュールのホールセンサは、マグネットの固有の磁力値を感知して対応する機能を実行する。
【0029】
したがって、図3に示すように、第1単位ディスプレイモジュール1は、例えば、一側辺の中心に半時計まわり方向にそれぞれS1_1、S1_2、S1_3、S1_4の互いに異なる固有情報値を有するセンシング手段を設置する。また、図6に示すように、第2単位ディスプレイモジュールは、例えば一側辺の中心に時計まわり方向にそれぞれS2_1、S2_2、S2_3、S2_4の互いに異なる固有情報値を有するセンシング手段を設置する。同様に、残りのディスプレイモジュールも、同様の方式によりセンシング手段を定義することができる。すなわち、すべての単位ディスプレイ装置は、S1_1からS8_4までの固有情報値を有するセンシング手段を限定することができる。
【0030】
図6に示すように、もし、例えば、第1単位ディスプレイモジュール1と第2単位ディスプレイモジュール2とが互いに隣接していると、第1単位ディスプレイモジュール1のセンシング手段であるS1_2と第2単位ディスプレイモジュールのセンシング手段であるS2_4とが互いに感知されて、該当縁部が互いに隣接しているという情報を検出することができる。このような組み合わせられた値を利用して、下記の表2のように多機能表示装置の多様な形態による機能情報を検出し、自動的に対応する機能を実行できる。
【0031】
下記の表1は、多機能表示装置の多様な機能によるタッチスクリーン機能と非タッチスクリーン機能とに対して区分している。
また、下記の表2は、本発明による多機能表示装置の多様な変形による実施の形態を示しており、右側には、各変形例による下記の表1の適用分野及びタッチスクリーンと非タッチスクリーンとして使用する場合の状態を示している。
【0032】
【表1】


【0033】
【表2】


【0034】
図7は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置の構成図であり、図8は、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置が携帯端末機として使用される状態を示す図である。
本発明による多機能表示装置の単位ディスプレイモジュールは、各々LCDのみを具備できるが、多様な変形例による対応する機能を行うために、各単位ディスプレイモジュール内には別途のハードウェアをさらに含むことができる。
【0035】
表1と表2及び図7と図8を参照して、本発明による多機能表示装置が携帯端末機として使用される場合について述べる。
図7に示すように、各単位ディスプレイモジュールは、対応するハードウェアをさらに具備できる。例えば、第1単位ディスプレイモジュールは、RF(Radio Frequency)ベースバンドモジュールを含むことができ、第2ディスプレイモジュールは、APを、また、各々の付加的な単位ディスプレイモジュールは、バッテリーやアクセサリー(Accessory)などを含むことができる。
【0036】
図8に示すように、本発明の好適な実施形態による多機能表示装置がバータイプ(bar−type)の携帯用端末機に変形された場合、第1単位ディスプレイモジュールには、スピーカー装置をさらに含むことができ、第5単位ディスプレイモジュールには、マイク装置をさらに含むことができる。
【0037】
このような携帯端末機の応用は、図8に示すように、表2の第1番目の形態と同様なもので、このとき各単位ディスプレイモジュールのセンシング手段は、上述した形態で互いに反応する。例えば、第1単位ディスプレイモジュールのS1_3のセンシング手段は、第5単位ディスプレイモジュールのセンシング手段であるS5_1と反応する。同様に、第2単位ディスプレイモジュールのS2_3のセンシング手段は、第6単位ディスプレイモジュールのセンシング手段であるS6_1と反応する。
【0038】
また、第3単位ディスプレイモジュールのS3_3のセンシング手段は、第7単位ディスプレイモジュールのセンシング手段であるS7_1と反応する。また、第4単位ディスプレイモジュールのS4_3のセンシング手段は、第5単位ディスプレイモジュールのセンシング手段であるS8_1と反応する。このような各センシング手段の固有情報値により、上述したようなセンシング手段の相互検出は、多機能表示装置が上述した形態の変形へと誘導されると、自動的に携帯端末機として動作するようできるようにする。
【0039】
ある例示的な実施の形態を参考にして本発明が示され記述されたが、形状とディテールに対する多様な変化は請求項によってのみ限定され、本発明の範囲と技術的思想から逸脱しない範囲で変更可能であることは当業者にとって理解されなければならない。よって、本発明の範囲は、本発明の詳細な説明によらず、添付された請求項により決定され、範ちゅう内のすべての相違点は、本発明に含まれるものと解されなければならない。
【符号の説明】
【0040】
1〜8 (第1〜第8)単位ディスプレイモジュール
10、20 液晶表示装置(LCD)
11 電気的接続手段
12、22 透明カバー
13 グルーブ
S1_1〜S1_4、S2_1〜S2_4 センシング手段


【特許請求の範囲】
【請求項1】
多機能表示装置であって、
各々が液晶表示装置を含む少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールと、
前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールを、少なくとも一つの他の単位ディスプレイモジュールと物理的接続を維持している間、互いに電気的に接続され、そして互いに対して可動できる方式で結合させるための少なくとも一つ以上の電気的接続手段と、
前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールの配置に応じてディスプレイ装置の機能が実行されるように、隣接する単位ディスプレイモジュールを感知するための前記各単位ディスプレイモジュールに設置される少なくとも一つ以上のセンシング手段とを有することを特徴とする多機能表示装置。
【請求項2】
前記二つ以上の単位ディスプレイモジュールは、各々正方形の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の多機能表示装置。
【請求項3】
前記一つ以上の電気的接続手段は、前記各単位ディスプレイモジュールの背面にて同じ方向に一定の間隔を有するように設置されることを特徴とする請求項2に記載の多機能表示装置。
【請求項4】
前記同じ方向は、各単位ディスプレイモジュールの背面に対して水平方向、垂直方向、斜線方向のうちの少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の多機能表示装置。
【請求項5】
前記二つ以上の単位ディスプレイモジュールの各々は、前記液晶表示装置をカバーするように構成された透明カバーをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の多機能表示装置。
【請求項6】
前記透明カバーの背面には、一定の深さのグルーブ(groove)が形成され、前記一つ以上の電気的接続手段は、前記グルーブに固着設置されることを特徴とする請求項5に記載の多機能表示装置。
【請求項7】
前記透明カバーは、ガラス材質又はアクリル材質のうちの何れか一つから形成されることを特徴とする請求項6に記載の多機能表示装置。
【請求項8】
前記少なくとも一つ以上の電気的接続手段は、前記グルーブの一端にて前記液晶表示装置と電気的に接続され、前記グルーブの他端は、隣接する単位ディスプレイモジュールに接続されることを特徴とする請求項7に記載の多機能表示装置。
【請求項9】
前記少なくとも一つ以上の電気的接続手段は、銅線、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、可撓性印刷回路基板(FPC)のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の多機能表示装置。
【請求項10】
前記電気的接続手段として光ファイバケーブルを使用する場合、前記各単位ディスプレイモジュールには、光変換器(fiber modulator/demodulator)をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の多機能表示装置。
【請求項11】
前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールは、その配置に関わらず、隣接する単位ディスプレイモジュールの少なくとも一つのエッジが接することを特徴とする請求項2に記載の多機能表示装置。
【請求項12】
前記少なくとも一つ以上のセンシング手段は、前記各単位ディスプレイモジュールの4辺の中央にそれぞれ設置されることを特徴とする請求項11に記載の多機能表示装置。
【請求項13】
前記少なくとも一つ以上のセンシング手段は、各辺ごとに固有情報値を含んで、各単位ディスプレイモジュールの多様な配置に従って対応する機能を実行することを特徴とする請求項12に記載の多機能表示装置。
【請求項14】
前記少なくとも一つ以上のセンシング手段は、各単位ディスプレイモジュールの各辺に設置されるマグネットの固有の磁力値を感知するホールセンサ(hall sensor)であることを特徴とする請求項13に記載の多機能表示装置。
【請求項15】
前記少なくとも一つ以上のセンシング手段での角度の検出は、隣接する単位ディスプレイモジュール間の角度が150゜〜210゜の範囲内でのみ検出されるよう実行されることを特徴とする請求項14に記載の多機能表示装置。
【請求項16】
前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールは、8個であることを特徴とする請求項1に記載の多機能表示装置。
【請求項17】
前記8個のディスプレイモジュールは、2×1配置、2×2配置、2×3配置、及び2×4配置のうちの少なくとも一つの形態で構成されることを特徴とする請求項16に記載の多機能表示装置。
【請求項18】
前記少なくとも二つ以上の単位ディスプレイモジュールは、RF(Radio Frequency)ベースバンドモジュール、バッテリー、付属物(Accessory)、及び格納(storage)モジュールのうちの少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多機能表示装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2011−507024(P2011−507024A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−537867(P2010−537867)
【出願日】平成20年12月12日(2008.12.12)
【国際出願番号】PCT/KR2008/007361
【国際公開番号】WO2009/078623
【国際公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】