説明

多種のゲームスタイルを有するゲーミングマシン

【課題】新たなゲーム思想を有するゲーミングマシンを開発することに加え、異なる様々な好みを有するプレイヤーに対して、多種類のボーナスゲームスタイルを提供すること。
【解決手段】ディスプレイスクリーンあるいは物理的リールを有し、さらに該ディスプレイスクリーン上に表示される少なくとも1つのフィーチャーを有するゲーミングマシンであって、追加賭け金が最初の賭け金額とは独立して賭けられた場合に、該少なくとも1つのフィーチャーはアクティベイトされ、さらに追加賭け金は最初の賭け金とは独立して調節可能であることを特徴とするゲーミングマシン。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明に係るゲーミングマシンは、多種のゲームスタイルを有する。例えば、本発明に係るゲーミングマシンは、プレイヤーのかけ金変動が可能であり、かけ金変動によって多種のゲームルールがプレイヤーにオファーされる。さらに、複数のプレイヤーが同時にプレイ可能な複数のゲーミングマシンである。
【背景技術】
【0002】
従来から複数のボーナスステージを有するゲーミングマシンが知られており、プレイヤーはボーナスゲームが開始されると、様々な種類のボーナスステージを楽しむことができた。しかし、一般的に、各プレイヤーはそれぞれ別々の好みを有しているが、従来のゲーミングマシンはそれらそれぞれのプレイヤーの好みに合わせたボーナスゲームスタイルを提供できず、どのプレイヤーに対しても同じボーナスゲームスタイルを提供していた。そこで、ボーナスステージをプレイヤーが選択でき、またボーナスステージを自分の好みにグレードアップできるゲーミングマシンの出現が望まれていた。
【0003】
また、従来から複数のゲーミングマシンがコネクトされており、各プレイヤーのゲーム進行に伴ってボーナスゲーム時の賞金額が増加し、ボーナスを引き当てたプレイヤーにその賞金が提供される、いわゆるプログレッシブゲームが知られている。しかし、この場合、各プレイヤーはそれぞれ独立してプレイし、複数のプレイヤーがチームプレイとしてスロットゲームを楽しめるマシンは知られていなかった。そこで、複数のプレイヤーがチームプレイとしてスロットゲームを楽しめる複数のゲーミングマシンの出現が望まれていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
新たなゲーム思想を有するゲーミングマシンを開発することに加え、異なる様々な好みを有するプレイヤーに対して、多種類のボーナスゲームスタイルを提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、ディスプレイスクリーンあるいは物理的リールを有し、さらに該ディスプレイスクリーン上に表示される少なくとも1つのフィーチャーを有するゲーミングマシンであって、追加賭け金が最初の賭け金額とは独立して賭けられた場合に、該少なくとも1つのフィーチャーはアクティベイトされ、さらに追加賭け金は最初の賭け金とは独立して調節可能であることを特徴とするゲーミングマシンであってよい。
【0006】
カジノでのプレイヤーは一般的に一度のゲームで大金を獲得することに喜びを感じる。上記構成にすることで、プレイヤーはフィーチャーを数多くアクティベートできる。その結果、プレイヤーのボーナスに対する期待感は膨らみ、またプレイヤーはより大きな賞金をゲットできるのではないかという考えを抱きながら刺激的にプレイすることができる。
【0007】
前記ゲーミングマシンは少なくとも1回のフリーゲームを実行し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該フリーゲームを実行するための回数が前記賭け金額に応じて変化してよい。
【0008】
前記ゲーミングマシンは少なくとも1つのプログレッシブを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該プレイヤーが該プログレッシブを勝ち取ることができる可能性が前記賭け金額に応じて変化してよい。
【0009】
前記ゲーミングマシンはスペシャルシンボルを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該スペシャルシンボルの機能が前記賭け金額に応じて変化してよい。
【0010】
前記ゲーミングマシンはスペシャルシンボルを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該スペシャルシンボルの出現率が前記賭け金額に応じて変化してよい。
【0011】
上記構成にすることによって、ボーナスゲームでのスペシャルシンボルの出現率が増加する。
【0012】
その結果、より容易にボーナスゲームにスペシャルシンボル出現し、それによって賞金額が増加したり、ボーナスを得ることができる回数が増加する。
【0013】
従って、そのようなゲームスタイルを好むプレイヤーはさらにゲームを楽しむことができ、プレイヤーを魅了することができる。
【0014】
前記フィーチャーに対するプレイヤーへの払い戻し率が、賭け金額の変化に応じて変化してよい。
【0015】
カジノでのプレイヤーは一般的に一度のゲームで大金を獲得することに喜びを感じる。上記構成にすることで、プレイヤーはフィーチャーを数多くアクティベートできる。その結果、プレイヤーのボーナスに対する期待感は膨らみ、またプレイヤーはより大きな賞金をゲットできるのではないかという考えを抱きながら刺激的にプレイすることができる。
【0016】
また、プレイヤーがボーナスゲームで大きな賞金額を得ることを可能にする形態にプレイスタイルを変更することができるため、プライマリーゲームで低額でプレイしているプレイヤーが後悔を感じることがない。
【0017】
前記かけ金の変化に準じて、前記フィーチャーがトリガーされる確率が変化してもよい。
【0018】
前記かけ金の変化に準じて、アクティベートされる前記フィーチャーの数が変化してもよい。
【0019】
上記構成にすることで、プライマリーゲームおよびボーナスゲーム中でアクティブなフィーチャーが出現する数が増加可能になる。
【0020】
その結果、プライマリーゲームからボーナスゲームへ移行しやすくなり、またボーナスゲーム中では、例えばプレイヤーへの払戻し金額が増加するなど、プレイヤーの有利な点が増える。
【0021】
このようにすると、このプレイスタイルを好むプレイヤーをより楽しませることができ、プレイヤーの興味を引くことができる。
【0022】
プレイヤーが前記複数の種類のフィーチャーのうち少なくとも1つ以上を選択可能で、前記かけ金の変化に準じて、該選択可能な複数の種類のフィーチャーが変化してもよい。
【0023】
ゲーミングマシンを上記構成にし、複数のフィーチャーから1つ以上のフィーチャーをプレイヤーが選択可能にすることで、各プレイヤーは自分の好みに合ったスタイルのゲーム(例えば、一回の当選額が大きいボーナスゲーム、当選確率が大きいボーナスゲームなど)を楽しむことができる。また、従来単調であったボーナスゲームをバラエティに富ませることができるので、プレイヤーは繰り返しプレイしてもあきることがなく、また従来よりもエキサイティングなゲーミングマシンを提供できる。また、プレイヤーがゲームの設定内容を選択できるので、プレイヤーがより密接にゲームに参加することができる。
【0024】
プレイヤーが前記複数の種類のフィーチャーのうち少なくとも1つ以上を選択可能で、前記かけ金の変化に準じて、プレイヤーが選択可能なフィーチャーの数が変化してもよい。
【0025】
上記構成にすることで、出現するフィーチャーの数が増加可能になるので、プレイヤーが選択できる幅が広げることができる。その結果、ボーナスゲームはよりエキサイティングになる。
【0026】
前記かけ金の変化に準じて、アクティベートされるフィーチャーの数が変化してもよい。
【0027】
また、本発明は、表示画面あるいは物理的リールを有するゲーミングマシンであって、1つ以上のボーナスゲームを有し、該ボーナスゲーム開始時またはボーナスゲーム中に、プレイヤーがかけ金を変動可能であることを特徴とするゲーミングマシンである。
【0028】
前記かけ金の変化に準じて、前記ボーナスゲームのルールが変化してもよい。
【0029】
上記構成にしゲームルールを変更可能とすることで、プレイヤーは自分の好みに合ったプレイスタイル、例えば一度の賞金額が大きいゲーム、フィーチャーがトリガーされる確率が高いゲームなどを楽しむことができる。
【0030】
前記ボーナスゲームがペイテーブルを有しており、前記かけ金の変化に準じて、該ペイテーブルが変化してもよい。
【0031】
前記かけ金の変化に準じて、プレイヤーに対する前記ボーナスゲームの還元率が変化してもよい。
【0032】
前記ボーナスゲームが少なくとも1つ以上のプログレッシブを有しており、前記かけ金の変化に準じて、プレイヤーが該プログレッシブに当選する確率が変化してもよい。
【0033】
また、本発明は、表示画面と、該表示画面上に設けられた1種類または複数の異なる種類のフィーチャーと、を有するゲーミングマシンであって、プレイヤーがかけ金を変動可能であり、該変動に準じてゲームルールが変化することを特徴とするゲーミングマシンである。
【0034】
前記ゲームには1回または複数回のフリーゲームが含まれ、前記かけ金の変化に準じて、該フリーゲームの回数が変化してもよい。
【0035】
前記ゲームはスペシャルシンボルを有しており、前記かけ金の変化に準じて、該スペシャルシンボルの機能が変化してもよい。
【0036】
前記ゲームはスペシャルシンボルを有しており、前記かけ金の変化に準じて、該スペシャルシンボルの出現率が変化してもよい。
【0037】
前記ゲームはペイテーブルを有するボーナスゲームを有しており、前記かけ金の変化に準じて、該ペイテーブルが変化してもよい。
【0038】
前記ゲームは、ボーナスゲームおよび少なくとも1つ以上のプログレッシブを有しており、前記かけ金の変化に準じて、該ボーナスゲーム中にプレイヤーが該プログレッシブに当選する確率が変化してもよい。
【0039】
また、本発明は、複数のゲーミングマシンが互いに接続され、各ゲーミングマシンが表示画面と、該表示画面上に設けられた1種類または複数の異なる種類のフィーチャーと、を有する複数のゲーミングマシンであって、複数のゲーミングマシンのうち少なくとも1つ以上のゲーミングマシンのプレイ結果が、該ゲーミングマシン以外の他のゲーミングマシンの操作に影響を与えることを特徴とする複数のゲーミングマシンである。
【0040】
従来ゲーミングマシンはプレイヤー同士個別にプレイするものであった。上記構成にすることで、複数いるプレイヤーのうちの一人以上がプライマリーゲームからボーナスゲームに入ると、他のプレイヤーもボーナスゲームに入ることができる。したがって、プレイヤー同士の間に仲間意識が生じ、チームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。また、あるプレイヤーはボーナスゲームを引き当ててないのにボーナスゲームを開始できるため、該プレイヤーをすごく得をした気分にさせることができる。
【0041】
前記複数のゲーミングマシンに属する複数プレイヤーが、互いに競い合うように構成されていてもよい。
【0042】
前記複数のゲーミングマシンに属する複数プレイヤーが、互いに協力し合うように構成されていてもよい。
【0043】
前記複数のゲーミングマシンに属する複数プレイヤーが、全員同じプレイ結果を得てもよい。
【0044】
上記構成にすることで、複数のプレイヤーのうちボーナスゲームで大金を獲得できなかったプレイヤーに対しても該プレイヤーが獲得した賞金以上の金額が与えられる。このような構成にすると、個々のプレイヤーの中に他のプレイヤーを応援する意識が生まれ、プレイヤー同士の間に仲間意識が生まれるので、チームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。また、あるプレイヤーは大金を引き当ててないのにそれ以上の賞金を獲得できるため、該プレイヤーをすごく得をした気分にさせることができる。
【0045】
前記複数のゲーミングマシンに属する複数プレイヤーが、それぞれ異なったプレイ結果を得てもよい。
【0046】
上記構成にすることで、ボーナスゲームを行った複数のプレイヤーの間で獲得賞金の優劣をつけることができる。このようにすると、大金を獲得したプレイヤーに対しては大金を払戻し、そうでないプレイヤーに対しては少ない金額を払い戻すことができる。この場合でも、複数のプレイヤー全員がボーナスゲームを開始できるので、プレイヤー同士の間に仲間意識を生じさせ、チームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。
【0047】
複数のゲーミングマシンのうち少なくとも1つ以上のゲーミングマシンのプレイ結果が、該ゲーミングマシン以外の他のゲーミングマシンの操作に影響を与えるか否かを選択可能であってもよい。
【0048】
上記構成にすることで、各プレイヤーは、他のプレイヤーと共にプレイするか、または別個にプレイするかをいつでも任意に選択できるので、プレイヤーの意向に沿ったゲームモードを提供できる。
【0049】
前記ゲーミングマシンのプレイ結果に基づいて、ゲームを継続可能な権利を獲得したプレイヤーが、該ゲームを継続してプレイ可能であってもよい。
【0050】
各ゲーミングマシンの表示画面に、複数のプレイヤーの操作が表示されてもよい。
【0051】
上記構成にすることで、各プレイヤーは、他のプレイヤーのプレイ状況を確認しながらプレイできるので、他のプレイヤーと協力し合って、または競い合ってプレイしやすくなる。
【発明の効果】
【0052】
本発明に係るゲーミングマシンによって、新たなゲーム思想を展開することが可能になった。さらに、本発明に係るゲーミングマシンによって、異なる様々な好みを有するプレイヤーに対して、多種類のボーナスゲームスタイルを提供できるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0053】
以下、本発明を具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されることはない。
【0054】
図1は、本発明のゲーミングマシンの一例を示す斜面図である。図1に示されるように、ゲーミングマシン1は、表示画面2および3を備えている。表示画面2のすぐ下には、BETスイッチ4、マルチラインスイッチ5、MAXBETスイッチ6、PAYOUTスイッチ7、コイン投入口8および紙幣等出入り口9が設けられている。BETスイッチ4は、1BETから5BETまでの5つのスイッチを有している。マルチラインスイッチ5は、10LINEから50LINEまでの5つのスイッチを有している。また、ゲーミングマシン1の下部右側には、コイン払出し口10が設けられている。
【0055】
表示画面2には、プライマリーゲームまたはボーナスゲームを行うための複数のリールと該リール上に表示される異なる種類の複数のフィーチャーが表示される。表示画面2には、プレイヤーがプレイするボーナスゲームの種類を選択するための表示、プレイヤーがフィーチャーを選択するための表示、プレイヤーがボーナスゲームをプレイするための表示などが表示される。表示画面3には、プレイヤーがボーナスゲームで獲得できる金額を表示したプログレッシブ画面が表示されている。また、表示画面2および3には、スロットゲームの進行状況に応じた演出、プレイヤーがゲームマシンに投入しているクレジットなどが表示されてもよい。また、表示画面2または3に表示されるとして上記したものは、表示画面2に表示されても、表示画面3に表示されてもよい。
【0056】
BETスイッチ4は、スロットゲームに対してかけ金を投入するためのスイッチである。プレイヤーは、BETスイッチ4を使用して1BETから5BETまでのかけ金を1回のスロットゲームに投入できる。マルチラインスイッチ5は、プレイヤーが前記複数のリール上でフィーチャーを揃えるためのラインを選択するためのスイッチである。プレイヤーは、マルチラインスイッチ5を使用して10LINEから50LINEまでのラインを10LINEずつ選択できる。BETスイッチ4およびマルチラインスイッチ5の数は、5つずつに限られない。例えば、10BETをかけるためのスイッチを有していてもよいし、100LINEを選択するためのスイッチを有していてもよい。
【0057】
MAXBETスイッチ6は、プレイヤーが1回のスロットゲームに対してかけることができる最大の賭け金を投入し、さらに選択可能な最大のLINEを選択するためのスイッチである。PAYOUTスイッチ7は、ゲーミングマシンにクレジットされている金額をプレイヤーに払い戻すためのスイッチである。コイン投入口8は、プレイヤーがゲーミングマシンにコインをクレジットするためのホールである。紙幣等出入り口9は、ゲーミングマシンに紙幣または現金カードを投入するためや、クレジットしている金額を払い戻すために使用されるホールである。コイン払出し口10は、ゲーミングマシンにクレジットされている金額をプレイヤーに払い戻すためものである。
【0058】
本発明のゲーミングマシンが備えるものは、上記したものに限られない。例えば、プレイヤーがボーナスゲーム画面またはフィーチャー選択画面に突入した際にゲーミングマシンを1色以上の色を使って点灯させるための点灯装置を有していてもよい。プレイヤーがボーナスゲーム画面またはフィーチャー選択画面に突入した際に、ゲーミングマシン全体が振動する装置や音楽を発するための装置を有していてもよい。表示画面を3つ以上有していてもよい。プレイヤーが前回のゲームでかけたBETおよびLINEを再度選択するためのスイッチを有していてもよい。また、リールを有しておらず、表示画面にリールの絵が表示されているだけでもよい。
【0059】
以下、フィーチャーを提供可能なゲーミングマシンについて説明する。図2は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。プレイヤーは、プライマリーゲームを開始する前にそのゲーム中に開始されるボーナスゲームの種類を選択する。表示画面2には、チューズボックス15、ホイールゲーム16、メーターゲーム17およびリールスピン18のボーナスゲームが表示されている。
【0060】
ボーナスゲームの数は、上記4つに限定されず、5つ以上であってもよく、3つ以下であってもよい。また、1つのボーナスゲームが複数のステージからなっていてもよい。ボーナスゲームの種類も特に限定されない。例えば、賞金額表示がなされたビルが表示画面下に多数表示され、表示画面上には爆撃機が表示されている表示画面がある。該爆撃機は飛行しており、次々と新しいビルが表示される。該爆撃機は、プレイヤーの指示タイミングに合わせて爆弾を落としビルを破壊して、賞金をゲットするようなボーナスゲームであってもよい。ボーナスゲーム選択時期は、プライマリーゲーム開始前に限定されず、いつであってもよい。例えば、ボーナス開始前に選択してもよい。また、ボーナスゲーム選択画面には、上記した表示以外の表示がなされていてもよい。例えば、プレイヤーがボーナスゲーム選択中も常に動画を提供するための表示を備えていてもよい。
【0061】
図3は、ボーナスゲームであるチューズボックス15を表示する表示画面を示した図である。チューズボックス15では、まず表示画面2に複数のボックスが表示される。ボックスの中にはプレイヤーに払戻される金額の表示19が入っている。プレイヤーは、それらボックスの中から特定の数のボックスを選択する。選択されたボックスはオープンし、オープンされた金額の合計をプレイヤーは獲得できる。
【0062】
該チューズボックスゲームは、これらに限定されず、異なる形態であってもよい。例えば、該ボックスではなく花壇などであって、プレイヤーが選択すると賞金額表示がされた花が咲いてもよい。ボックスの形状が三角、星型などであってもよい。また、プレイヤーが選択できるボックスの数はいくつであってもよく、3個、5個などであってもよい。また、ゲームの演出を盛り上げるための表示、例えば打ち上げ花火などの表示を有してもよい。
【0063】
図4は、ボーナスゲームであるホイールゲーム16を表示する表示画面を示した図である。ホイールゲーム16では、まず回転するウィール20および固定された矢印21が表示画面2に表示される。ウィール20は複数のマスを有しており、矢印21は回転するウィール20の各マスをそれぞれ指すように取り付けられている。ウィール20の各マスには、プレイヤーが獲得できる賞金が表示されている。プレイヤーがホイールゲームをスタートさせるとウィール20が回転し、プレイヤーが回転ストップの指示をするとウィール20がストップし、固定された矢印21がウィール20の特定のマスを指す。指されたマスに表示された賞金額をプレイヤーは獲得できる。
【0064】
該ホイールゲームは、これらに限定されず、異なる形態であってもよい。例えば、ウィールまたは矢印の数はいくつであってもよく、2つまたは3つであってもよい。ウィールが有するマスの数はいくつであってもよく、6個または10個などであってもよい。また、ゲームの演出を盛り上げるための表示、例えばカラフルな傘が回るなどの表示を有してもよい。
【0065】
図5は、ボーナスゲームであるメーターゲーム17を表示する表示画面を示した図である。メーターゲーム17では、まず賞金額表示22、矢印23およびプレイヤーのかけ金表示24が表示画面2に表示される。矢印23は、賞金額表示22のそれぞれを指すように動く。プレイヤーがスタート指示をすると矢印23は動き始め、プレイヤーがストップ指示をすると矢印23は賞金額表示22のいずれかを指してストップする。ストップした矢印23が指した金額をプレイヤーは獲得できる。
【0066】
該メーターゲームは、これらに限定されず、異なる形態であってもよい。例えば、メーターゲームまたは矢印の数はいくつであってもよく、2つまたは3つであってもよい。メーターが有する賞金額表示の数はいくつであってもよく、8個または12個などであってもよい。矢印の形状が、指で指す形であってもよい。また、ゲームの演出を盛り上げるための表示、例えばカラフルな花が咲くなどの表示を有してもよい。
【0067】
図6は、ボーナスゲームであるリールスピン18を表示する表示画面を示した図である。リールスピン18では、複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示される。フィーチャーとは、ボーナスゲーム、フリーゲーム、プログレッシブゲームなどプライマリーゲーム以外のゲームが開始されるためのシンボルのことをいう(本願明細書において同じ。)。また、通常フィーチャーとは、フィーチャー以外の他のフィーチャーのことをいう(本願明細書において同じ。)。通常フィーチャーは、図に示されるように、複数の異なる種類が存在する(以下の図において同じ)。ラインナンバー30とは、複数のリールを結ぶ複数のラインのうち特定のラインを示すナンバーである(以下の図において同じ)。はじめにプレイヤーがリール回転指示を出すとリールが回転し、フィーチャーが所定の位置にストップする。そのとき、選択されたライン上にフィーチャーが揃っているとプレイヤーは賞金を獲得できる。
【0068】
該リールスピンゲームは、これらに限定されず、異なる形態であってもよい。例えば、フィーチャーの種類はどのようなものであってもよく、例えば車の絵柄やタワーの絵柄などであってもよい。フィーチャーの種類の数はいくつであってもよく、10種類または115種類などであってよい。リールの本数はいくつであってもよく、3本、4本、6本などであってもよい。各リールに表示されるフィーチャーの数はいくつであってもよく、4つ、5つなどであってもよい。ラインナンバーの数はいくつあってもよく、21以上あってもよい。ラインの種類はいくつあってもよい。また、プレイヤーが賞金を獲得できるのは、フィーチャーが揃ったときだけに限られず、どのような形にしてもよい。例えば、通常フィーチャーが揃ったときでもよい。
【0069】
図7は、プライマリーゲーム中の表示画面の一例を示した図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示されている。はじめにプレイヤーはかけ金およびラインを選択する。そしてプレイヤーがリール回転指示を出すとリールが回転し、フィーチャーが所定の位置にストップする。そのとき、選択されたライン上にフィーチャーが揃っていると、プレイヤーはボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどに進むことができる。プレイヤーがボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどに進めるのは、フィーチャーが揃ったときだけに限られず、どのような形式にしてもよい。例えば、フィーチャーと通常フィーチャーの組み合わせが揃ったときなどにしてもよい。また、該進めるときは、フィーチャーに関係なく定めてもよい。例えば、リールの回転数、プレイ時間などに準じて定めてもよい。
【0070】
図8は、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどに対応する特定のフィーチャーがリール上に揃っている表示画面を示した図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示されている。この図では、該特定のフィーチャーは、A、B、C、DおよびEである。該特定のフィーチャーは、プライマリーゲーム、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲーム中に出現する。プレイヤーは、該特定のフィーチャーのうち1つ以上を選択できる。1つ以上のフィーチャーが選択されると、そのフィーチャーに対応するボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどがプレイヤーにオファーされる。また、プレイヤーがかけ金を変化させると、1つ以上のフィーチャーがアクティベートされる。アクティベートされるフィーチャーの数はいくつでもよく、3個、5個、10個などであってもよい。また、プレイヤーがかけ金を変化させると、ゲームルールが変化してもよい。ゲームルールの変化とは、下記するように、アクティブフィーチャーの数が増加したり、プレイヤーに有利な条件が与えられたりすることである。ただし、ゲームルールは、これらに限定されない。また、ゲームルールの変化は、ボーナスゲーム中だけでなく、プライマリーゲームなどその他のゲーム中でなされてもよい。
【0071】
図9は、ボーナスゲームなどの種類をプレイヤーに選択させる表示画面を示した図である。図7で説明したように、複数のリール28上に特定のフィーチャーが揃うと、プレイヤーにボーナスゲームなどを選択させるため、図8に示す表示が表示画面2に表示される。表示画面2には、アクティブフィーチャー33、フィーチャー出現率34、有利な条件35およびフィーチャー選択肢36が表示される。表示画面に表示されるものはこれらに限定されず、他のものも表示されてよい。例えば、プレイヤーがボーナスゲーム選択中も常に動画を提供するための表示を備えていてもよい。
【0072】
図10は、1つ以上のアクティブフィーチャーをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、ラインナンバー30およびアクティブフィーチャー38が表示画面2に表示されている。プレイヤーがかけ金を変化させると、プライマリーゲーム、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどにおいて、複数のフィーチャーの中でアクティブなフィーチャーの数が増加する。プライマリーゲーム中の表示画面を示す図7と図10を比較すると、図10では複数のリール28上に多数のアクティブなフィーチャーが存在していることがわかる。リール上にアクティブなフィーチャーが増加すると、ボーナスゲームが始まりやすくなったり、プレイヤーに払戻される金額またはプレイヤーが当選する確率が増加したりする。
【0073】
図11は、フィーチャー出現率ファンクションをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示されている。フィーチャー出現率とは、プレイヤーがかけ金を変化させると、プライマリーゲーム、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどにおいて、特定のフィーチャー39の出現率が増加するファンクションのことをいう。この図において、特定のフィーチャー39とは、A、B、C、DおよびEのことである。プライマリーゲーム中の表示画面を示す図7と図11を比較すると、図11では複数のリール28上に多数の特定のフィーチャー39が存在していることがわかる。リール上に特定のフィーチャー39が増加すると、ボーナスゲームが始まりやすくなったり、プレイヤーに払戻される金額またはプレイヤーが当選する確率が増加したりする。
【0074】
図12は、有利な条件をプレイヤーにオファーする際の表示画面を示す図である。回転ウィール20および固定された矢印21が表示画面2に表示される。ウィール20は複数のマスを有しており、各マスには、ビッグボーナス40、ゲームフリー41およびウィンレイト42が表示されている。矢印21は、回転するウィール20の各マスをそれぞれ指すように取り付けられている。有利な条件35とは、プレイヤーがかけ金を変化させると、プライマリーゲーム、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどを有利な条件でプレイできるファンクションのことをいう。この図において、有利な条件とは、ビッグボーナス40、ゲームフリー41およびウィンレイト42である。
【0075】
ビッグボーナス40とは、1回のボーナスゲームでプレイヤーに払戻される金額が大きくなることである。金額が大きくなるのは、ボーナスゲーム全体の払戻し金額だけに限定されず、どのようなときでもよい。例えば、ボーナスゲームが複数のステージを有する場合は、各ステージごとに払戻される金額が大きくなってもよい。ゲームフリー41とは、プレイヤーがプレイできるフリーゲームの回数が増えることである。また、フリーゲーム回数が増えるだけでなく、ボーナスゲーム中のステージ数が増えるなどしてもよい。ウィンレイト42とは、プレイヤーがボーナスゲームまたはプライマリーゲームで当選する確率が上がることである。また、ビッグボーナスに当選する確率が増加するなどしてもよい。該有利な条件の種類は、これらに限定されず、いくつあってもよい。例えば、上記説明した有利な条件の種類を組み合わせたものが存在してもよい。
【0076】
図13は、フィーチャー選択肢ファンクションをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。表示画面2には、複数のボックスが表示されている。ボックスの中にはプレイヤーに払戻される金額の表示19が入っている。フィーチャー選択肢36とは、プレイヤーがかけ金を変化させると、プライマリーゲーム、ボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどにおいて、フィーチャーの選択肢が増加するファンクションのことをいう。フィーチャー選択肢ファンクションがオファーされてないボックスゲーム図3と図13を比較すると、プレイヤーが選択可能なボックスの数が増加し、さらにプレイヤーに払戻される金額が大きくなっていることがわかる。
【0077】
また、プレイヤーがフィーチャー選択肢ファンクションをオファーされると、図8に示されるボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどの選択時に、選択できるフィーチャーの種類が変化したり、2つ以上のフィーチャーを選択可能になってもよい。例えば、プレイヤーが2つのフィーチャーを選択すると、上記したファンクションを2つ有するボーナスゲーム、フリーゲームまたはプログレッシブゲームなどをプレイすることが可能になる。
【0078】
プレイヤーが選択可能なボーナスゲームなどは、上記したものに限定されず、いくつあってもよい。例えば、1つのフィーチャーがレベルアップするファンクションであって、そのレベルアップしたフィーチャーが1つでもリール上に表示されると、リールのライン上にフィーチャーが揃っていなくてもビッグボーナスがプレイヤーに与えられてもよい。また、2つ以上のファンクションを併せ持ったファンクションが提供されてもよい。例えば、アクティブフィーチャーが増え、さらにフィーチャーの出現率が増加するファンクションである。
【0079】
また、プレイヤーがかけ金を変化させると、ボーナスゲーム中のペイテーブルが変化しても良い。また、プレイヤーがかけ金を変化させると、ボーナスゲーム中でスペシャルシンボルの機能が変化してもよいし、スペシャルシンボルの出現確率が変化してもよい。スペシャルシンボルは、プライマリーゲームおよびボーナスゲーム中などで出現するシンボルである。スペシャルシンボルが出現すると、ボーナスゲームが開始されたり、プレイヤーに賞金が払い戻されたり、プレイヤーに有利な条件がオファーされる。また、プレイヤーがかけ金を変化させると、フィーチャーの種類が変化してもよい。また、プレイヤーがかけ金を変化させると、ボーナスゲームなどの開始合図であるトリガーの出現確率が変化してもよい。
【0080】
図14は、ボーナスゲームなどを選択可能なゲームのフローチャートを示す図である。まずプライマリーゲームがスタート(ステップ1)されると、そのゲーム中で実行されるボーナスゲームの種類を選択する画面が表示される(ステップ2)。選択されるボーナスゲームの種類は、1つであっても複数であってもよい。ボーナスゲームの種類が選択されると、表示画面に複数のリールが表示される。そして、プレイヤーからスピンの指示があると、リールはスピンを開始する(ステップ3)。スピンは一定時間後自動的にストップする。ストップはプレイヤーによってなされてもよい。
【0081】
ストップ画面に特定のフィーチャーが表示された(ステップ4)場合には、フィーチャー選択画面が表示される(ステップ5)。このとき、プレイヤーには、かけ金を変化させる機会が与えられる。プレイヤーがかけ金を増加させると、1つ以上のフィーチャーがアクティベイトされたり、プレイヤーが選択できるフィーチャーが変化したりする。そして、例えば、プレイヤーは、アクティブフィーチャー(ステップ6)、フィーチャー出現率(ステップ7)、有利な条件(ステップ8)およびフィーチャー選択肢(ステップ9)の中から1つのファンクションを選択できる。これらファンクションの内容は、上記図10〜13で説明したとおりである。該ファンクションの種類はこれらに限定されず、他にいくつあってもよい。また、1つ以上のファンクションを同時に選択可能にしてもよい。
【0082】
ファンクションが選択されると、そのファンクションがオファーされたボーナスゲームなどが開始される(ステップ10)。ゲーム内で特定のフィーチャーが表示され、かけ金が増加された(ステップ11)場合には、再度プレイヤーにアクティブフィーチャー(ステップ13)、フィーチャー出現率(ステップ14)、有利な条件(ステップ15)およびフィーチャー選択肢(ステップ16)の中から1つのファンクションを選択する機会が与えられる(ステップ12)。このようにプレイヤーにファンクションが2回以上オファーされた場合には、選択された2つ以上のファンクションがプレイヤーにオファーされた状態でボーナスゲームが再開される。
【0083】
ボーナスゲームが終了する(ステップ17)と、プレイヤーがボーナスゲームでゲットした金額がプレイヤーに払戻される(ステップ18)。そして、プレイヤーがプライマリーゲームを再開するか否かが判定される(ステップ19)。ゲームが再開される場合には、再度スピンが回転する(ステップ3)。プライマリーゲームが再開された場合には、上記工程でプレイヤーにオファーされたファンクションが、そのままプライマリーゲーム中で機能してもよい。ゲームが再開されない場合には、ゲームは終了する(ステップ20)。
【0084】
以下、プレイヤーのかけ金に準じてボーナスゲームでのプレイヤーに払い戻される金額またはプレイヤーが当選する確率が変動可能なゲーミングマシンについて説明する。図15は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。プレイヤーは、プライマリーゲームを開始する前にそのゲーム中に開始されるボーナスゲームの種類を選択する。表示画面2には、チューズボックス15、ホイールゲーム16、メーターゲーム17およびリールスピン18のボーナスゲームが表示されている。これらボーナスゲームの内容は、上記図2〜6で説明したのと同様である。これらボーナスゲームは、上記図2〜6で説明したのと同様に、特に限定されず、様々な形態であってよい。
【0085】
図16は、プライマリーゲームからボーナスゲームまたはプログレッシブゲームへの移行画面の一例を示した図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示されている。はじめにプレイヤーはかけ金およびラインを選択する。そしてプレイヤーがリール回転指示を出すとリールが回転し、フィーチャーが所定の位置にストップする。そのとき、図に示すように、選択されたライン上にフィーチャーが揃っていると、プレイヤーはボーナスゲームまたはプログレッシブゲームなどに進むことができる。これらゲームに進める場合は、フィーチャーが揃ったときだけに限らず、例えば、通常フィーチャーが揃ったときなど、どのような形にしてもよい。また、フィーチャーの種類およびその数、リールの本数、各リールに表示されるフィーチャーの数、ラインナンバーの数、ラインの種類などは、上記図6で説明したように限定されず、様々な形態であってよい。
【0086】
図17は、かけ金変動可能なボーナスゲームの一例を示す図である。図17は、プレイヤーがかけ金を変動する前の状態を示す図である。表示画面2には、ボーナスゲームであるメーターゲーム17が表示されている。メーターゲーム17では、まず賞金額表示22、矢印23およびプレイヤーのかけ金表示24が表示画面2に表示される。矢印23は、賞金額表示22のそれぞれを指すように動く。プレイヤーがスタート指示をすると矢印23は動き始め、プレイヤーがストップ指示をすると矢印23は賞金額表示22のいずれかを指してストップする。ストップした矢印23が指した金額をプレイヤーは獲得できる。
【0087】
図18は、かけ金変動可能なボーナスゲームの一例を示す図である。図18は、プレイヤーがかけ金を変動した後の状態を示す図である。表示画面2には、ボーナスゲームであるメーターゲーム17が表示されている。表示画面2には、賞金額表示22、矢印23およびプレイヤーのかけ金表示24が表示画面2に表示されている。図17と図18とを比較すると、プレイヤーがかけ金を増加し、かけ金表示24の額の上昇に伴って、賞金額表示22も上昇している。このように、プレイヤーはボーナスゲーム開始時にかけ金を増加することによって、ボーナスゲームで払戻される金額を増加させることができる。
【0088】
また、プレイヤーはかけ金を増加させることによって上昇させることができるのは、獲得賞金だけに限らず、他のものであってもよい。例えば、ボーナスゲームでの当選確率を増加することができる。また、賞金額表示のうち増加させたい賞金額だけを増加させることもできる。また、賞金額表示のうち低額の賞金額を削除して、高額の賞金額だけが当たるようにもできる。また、プレイヤーはかけ金を減らすこともできる。また、プレイヤーがかけ金を増加できる時期はボーナスゲーム開始時に限定されず、いつであってもよい。例えば、プライマリーゲーム中やボーナスゲーム中であってもよい。
【0089】
前記メーターゲームは、特に限定されず、異なる形態であってもよい。例えば、メーターゲームまたは矢印の数はいくつであってもよく、2つまたは3つであってもよい。メーターが有する賞金額表示の数はいくつであってもよく、8個または12個などであってもよい。矢印の形状が、指で指す形であってもよい。また、ゲームの演出を盛り上げるための表示、例えばカラフルな花が咲くなどの表示を有してもよい。
【0090】
図19は、かけ金変動可能なプログレッシブゲームの一例を示す図である。図19は、プレイヤーがかけ金を変動する前の状態を示す図である。表示画面3には、ボーナスゲーム時に払戻される賞金額表示22およびプレイヤーのかけ金表示24が表示されている。プレイヤーは、かけ金を追加することによって、該払戻される賞金額表示22を増加させることができる。
【0091】
図20は、かけ金変動可能なプログレッシブゲームの一例を示す図である。図20は、プレイヤーがかけ金を変動した後の状態を示す図である。表示画面3には、ボーナスゲーム時に払戻される賞金額表示22およびプレイヤーのかけ金表示24が表示されている。図19と図20とを比較すると、プレイヤーがかけ金を増加し、かけ金表示24の額の上昇に伴って、ボーナスゲーム時に払戻される賞金額表示22も上昇している。このように、プレイヤーはボーナスゲーム開始時にかけ金を増加することによって、ボーナスゲームで払戻される金額を増加させることができる。
【0092】
また、プレイヤーはかけ金を増加させることによって上昇させることができるのは、獲得賞金だけに限らず、他のものであってもよい。例えば、ボーナスゲームでの当選確率を増加することができる。また、賞金額表示のうち増加させたい賞金額だけを増加させることもできる。また、賞金額表示のうち低額の賞金額を削除して、高額の賞金額だけが当たるようにもできる。また、プレイヤーはかけ金を減らすこともできる。また、プレイヤーがかけ金を増加できる時期はプログレッシブゲーム開始時に限定されず、いつであってもよい。例えば、プライマリーゲーム中やプログレッシブゲーム中であってもよい。
【0093】
図21は、かけ金変動ゲームのフローチャートを示す図である。まずプライマリーゲームがスタート(ステップ1)されると、そのゲーム中で実行されるボーナスゲームの種類を選択する画面が表示される(ステップ2)。選択されるボーナスゲームの種類は、1つであっても複数であってもよい。ボーナスゲームの種類が選択されると、表示画面に複数のリールが表示される。そして、プレイヤーからスピンの指示があると、リールはスピンを開始する(ステップ3)。スピンは一定時間後自動的にストップする。ストップはプレイヤーによってなされてもよい。
【0094】
ストップ画面に特定のフィーチャーが表示された(ステップ4)場合には、該フィーチャーに対応するのが、ボーナスゲームなのか、あるいはプログレッシブゲームなのかが判定される(ステップ5)。プログレッシブゲームであると判定された場合には、プログレッシブゲームが開始され、かけ金の追加があったか否かが判断される(ステップ6)。かけ金の追加があった場合には、ペイテーブルの賞金額が増加し(ステップ7)、再度プライマリーゲームが再開される(ステップ3)。かけ金の追加がなかった場合には、ペイテーブルの賞金額が増加することなく、再度プライマリーゲームが再開される(ステップ3)。
【0095】
一方、前記フィーチャーに対応するのがボーナスゲームであると判定された場合には、ボーナスゲームが開始され、かけ金の追加があったか否かが判断される(ステップ8)。かけ金の追加があった場合には、ボーナスゲームで払戻される金額または当選する確率が増加し(ステップ9)、ボーナスゲームが再開される(ステップ10)。かけ金の追加がなかった場合には、払戻される金額または当選する確率は増加することなく、ボーナスゲームが再開される(ステップ10)。ボーナスゲームが終了すると、プレイヤーに払戻される金額が決定され(ステップ11)、払戻しがなされる(ステップ12)。
【0096】
そして、プレイヤーがプライマリーゲームを再開するか否かが判定される(ステップ13)。ゲームが再開される場合には、再度スピンが回転する(ステップ3)。ゲームが再開されない場合には、ゲームは終了する(ステップ14)。
【0097】
以下、複数のプレイヤーがチームプレイとして複数のゲーミングマシンをプレイできる発明について説明する。図22は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。プレイヤーは、プライマリーゲームを開始する前にそのゲーム中に開始されるボーナスゲームの種類を選択する。表示画面2には、チューズボックス15、ホイールゲーム16、メーターゲーム17およびリールスピン18のボーナスゲームが表示されている。これらボーナスゲームの内容は、上記図2〜6で説明したのと同様である。これらボーナスゲームは、上記図2〜6で説明したのと同様に、特に限定されず、様々な形態であってよい。
【0098】
図23は、プライマリーゲームからボーナスゲームまたはプログレッシブゲームへの移行画面の一例を示した図である。複数のリール28、通常フィーチャー29、フィーチャー39およびラインナンバー30が表示画面2に表示されている。はじめにプレイヤーはかけ金およびラインを選択する。そしてプレイヤーがリール回転指示を出すとリールが回転し、フィーチャーが所定の位置にストップする。そのとき、図に示すように、選択されたライン上にフィーチャーが揃っていると、プレイヤーはボーナスゲームまたはプログレッシブゲームなどに進むことができる。
【0099】
該ボーナスゲームは、上記図17および図18で説明したのと同様であってよい。該プログレッシブゲームは、上記図19および20で説明したのと同様であってよい。また、プレイヤーがボーナスゲームまたはプログレッシブゲーム進める場合は、フィーチャーが揃ったときだけに限らず、例えば、通常フィーチャーが揃ったときなど、どのような形にしてもよい。また、フィーチャーの種類およびその数、リールの本数、各リールに表示されるフィーチャーの数、ラインナンバーの数、ラインの種類などは、上記図6で説明したように限定されず、様々な形態であってよい。
【0100】
図24は、複数のゲーミングマシンシステムを示した図である。複数のゲーミングマシン42は、それぞれ大表示画面43に接続されている。大表示画面43には、図19および20に描かれているような、ボーナス時にプレイヤーに払戻される金額を表示したプログレッシブ画面が表示されてよい。
【0101】
本発明に係る複数のゲーミングマシンでは、複数のゲーミングマシンのうち少なくとも1つ以上のゲーミングマシンのプレイ結果が、該ゲーミングマシン以外の他のゲーミングマシンの操作に影響を与えてもよい。
【0102】
また、本発明に係る複数のゲーミングマシンでは、該複数のゲーミングマシンのうち少なくとも1つ以上のゲーミングマシンでボーナスゲームまたはプログレッシブゲームが開始されると、複数のゲーミングマシンに亘ってボーナスゲームまたはプログレッシブゲームが開始される。このとき、ボーナスゲームまたはプログレッシブゲームが開始されるのは、複数のゲーミングマシンの全台であってもよいし、特定のゲーミングマシンだけであってもよい。
【0103】
また、本発明に係る複数のゲーミングマシンでは、該複数のゲーミングマシンのうち少なくとも1つ以上のゲーミングマシンでボーナスゲームが行われプレイヤーに払い戻される金額が決定されると、複数のゲーミングマシンに亘って金額が払い戻されてもよい。このとき、金額が払い戻されるのは、複数のゲーミングマシンの全台であってもよいし、特定のゲーミングマシンだけであってもよい。
【0104】
ボーナスゲームの場合、複数のプレイヤー全員に対して、プレイ結果として払戻される金額は、同額であってよいし、異なっていてもよい。プレイ結果として払戻される金額が異なる場合、その金額は特に限定されず、いくらであってもよい。例えば、各プレイヤーのかけ金の額や各プレイヤーのプログレッシブ画面に表示されている金額に準じて、各プレイヤーにプレイ結果として払戻される金額をそれぞれ決めてもよい。払戻される金額が同額である場合も、その金額は特に限定されず、いくらであってもよい。また、払戻しがされないプレイヤーがいてもよい。一方、プログレッシブゲームの場合、各プレイヤーがそれぞれ同額のかけ金を変動できても、それぞれ異なるかけ金の変動ができてもよい。
【0105】
従来ゲーミングマシンはプレイヤー同士個別にプレイするものであった。ゲーミングマシンを上記構成にすることで、複数いるプレイヤーのうちの一人以上がボーナスゲームで賞金を獲得すると、他のプレイヤーも賞金を獲得できる。したがって、プレイヤー同士の間に仲間意識が生じ、チームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。また、あるプレイヤーはボーナスゲームを引き当ててないのに賞金を獲得できるため、該プレイヤーをすごく得をした気分にさせることができる。ゲーミングマシンを上記構成にすることで、複数のプレイヤー同士は互いに協力し合うことができる。また、各プレイヤーに払戻される金額が異なる場合、複数のプレイヤーが互いに競い合うこともできる。
【0106】
また、大表示画面43に表示されるものは、プログレッシブ画面に限られず、どのようなものを表示してもよい。例えば、複数のプレイヤーをエキサイティングさせるため、頭上から火の玉が落ちてくるような演出表示をしてもよい。また、複数のゲーミングマシンの台数は特に限定されず、いくつであってもよい。例えば、4つ、5つ、6つなどであってよい。また、大表示画面の数もいくつであってもよい。ゲーミングマシンの数が増えることに併せて、2つ、3つにしてもよい。また、ボーナスゲームまたはプログレッシブゲームの開始時期は、各プレイヤー同時でもよく、異なっていてもよい。
【0107】
また、ボーナスゲームまたはプログレッシブゲームは、1または複数のステージからなっていてもよい。3ステージ、5ステージなどからなっていてもよい。また、ボーナスゲームが複数ステージからなる場合、複数のプレイの仕方が存在してよく、その数はいくつであってもよい。該プレイの仕方の具体例を以下で説明する。
【0108】
図25は、複数のゲーミングマシンで複数のボーナスステージを実行する一例を示した図である。この図では、ゲーミングマシンA、ゲーミングマシンBおよびゲーミングマシンCが示されており、ボーナスステージは3ステージからなっている。マシンA、BおよびCでボーナスステージ1が開始されている。該ステージで各プレイヤーが獲得した賞金は全員がゲットできる。ボーナスステージ2では、マシンAおよびBだけがプレイしている。この場合でも、ボーナスステージ2でマシンCが賞金を獲得してもよい。さらに、ボーナスステージ3では、マシンAだけがプレイしている。この場合でも、ボーナスステージ3でマシンBおよびCが賞金を獲得してもよい。
【0109】
このようにすると、次のステージに進めなかったプレイヤーの中に、次のステージに進んだプレイヤーを応援する意識が生まれ、各プレイヤーはチームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。また、次のステージに進めないプレイヤーも、次のステージの賞金を獲得できることから、該プレイヤーをすごく得をした気分にさせることができる。
【0110】
図26は、複数のゲーミングマシンで複数のボーナスステージを実行する一例を示した図である。この図では、ゲーミングマシンA、ゲーミングマシンBおよびゲーミングマシンCが示されており、ボーナスステージは3ステージからなっている。マシンA、BおよびCでボーナスステージ1が開始され、マシンCだけステージ2に進めない結果をステージ1で出している。この場合でも、マシンA、BおよびCは全てボーナスステージ2に進むことができる。また、ボーナスステージ2では、マシンBとCがステージ3に進めない結果をステージ2で出している。この場合でも、マシンA、BおよびCは全てボーナスステージ3に進むことができる。本発明に係る複数のゲーミングマシンは、例えば、このようなプレイの仕方が可能である。
【0111】
このようにすると、次のステージに進めない結果を出したプレイヤーも次のステージに進めるので、プレイヤー同士の間に他のプレイヤーを応援する意識が生まれ、各プレイヤーはチームプレイとしてゲーミングマシンを楽しむことができる。また、次のステージに進めない結果を出したにもかかわらず、次のステージに進めることから、該プレイヤーをすごく得をした気分にさせることができる。
【0112】
図27は、複数のゲーミングマシンゲームのフローチャートを示す図である。まずプライマリーゲームがスタート(ステップ1)されると、そのゲーム中で実行されるボーナスゲームの種類を選択する画面が表示される(ステップ2)。選択されるボーナスゲームの種類は、1つであっても複数であってもよい。ボーナスゲームの種類が選択されると、次に払戻し形態の選択画面が表示画面に表示される(ステップ3)。払戻し形態には、プレイヤー全員に同額の賞金を払戻す形態と、各プレイヤーに異なる賞金を払戻す形態とが存在する。プレイヤーは、これらのうち1つを選択する。払戻し形態の種類はどのようなものであってもよい。
【0113】
払戻し形態の選択が終わると、各ゲーミングマシンに複数のリールが表示される。そして、各プレイヤーからスピンの指示があると、リールはスピンを開始する(ステップ4)。各プレイヤーは独立してプライマリーゲームを進行してもよい。スピンは一定時間後自動的にストップする。ストップは各プレイヤーによってなされてもよい。複数のゲーミングマシンの少なくとも1つ以上でストップ画面に特定のフィーチャーが表示された場合(ステップ5)には、複数のゲーミングマシンに亘ってボーナスゲームが開始される(ステップ6)。ここで、ボーナスゲームが開始されるのは、全台であってもよいし、特定の台だけであってもよい。
【0114】
そして、ボーナスゲームの1ステージが終了すると、プレイヤーが獲得した賞金額が決定される(ステップ7)。そして、各プレイヤーに払戻される該賞金額が同額か否かが判定される(ステップ8)。同額と判定された場合には、各プレイヤーに同額の賞金が払戻される(ステップ9)。異なる金額と判定された場合には、各プレイヤーに異なる金額が払戻される(ステップ10)。このように、払戻しはステージごとに行われてもよいし、全ステージが終了してから行われてもよい。また、払戻される金額が、各ステージごとに同額であったり、異なっていたりしてもよい。
【0115】
次に、ボーナスステージが終了したかが判断される(ステップ11)。ボーナスステージが終了していないと判断された場合には、再度ボーナスゲームがスタートされるゲーミングマシンが判定される(ステップ12)。再度スタートするゲーミングマシンが前のステージと同じゲーミングマシンと判断されると、該ゲーミングマシンでボーナスゲームが再開される(ステップ6)。再度スタートするゲーミングマシンが、前のステージのゲーミングマシンのうち特定のゲーミングマシンだけであると判断された場合には、特定のゲーミングマシンだけでボーナスゲームが再開される(ステップ13)。そして、上記動作を繰り返す(ステップ7〜11)。
【0116】
ボーナスステージが終了していると判断された場合には、ボーナスゲームが終了しているか否かが判断される(ステップ14)。ボーナスゲームが終了していないと判断された場合には、プライマリーゲームが再開される(ステップ4)。ボーナスゲームが終了していると判断された場合には、ゲームは終了する(ステップ15)。
【0117】
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく、変更が可能である。例えば、本発明をかけ金の追加によるゲームルール選択、かけ金の追加によるプレイヤーへの還元率などの変更、複数のゲーミングマシンの3つに分けて説明したが、本発明はこれら3つの発明を組み合わせることも可能である。また、本発明のゲーミングマシンは、スロットマシンに限られず、フィーチャーを有すればどのような種類のゲーミングマシンでもよい。例えば、カードゲームを実行するゲーミングマシン、リールゲームを実行するゲーミングマシンなど何であってもよい。また、本発明のゲーミングマシンは、プレイヤーがかけ金を変化できる、つまり増やすことができ、また減らすこともできる。
【産業上の利用可能性】
【0118】
本発明は、今までにはないゲーム思想を有するゲーミングマシンであるため、各地に存在するエンターテイメント施設(パチスロ店、カジノ等)で利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0119】
【図1】図1は、本発明のゲーミングマシンの一例を示す斜面図である。
【図2】図2は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。
【図3】図3は、ボーナスゲームであるチューズボックスを表示する表示画面を示した図である。
【図4】図4は、ボーナスゲームであるホイールゲームを表示する表示画面を示した図である。
【図5】図5は、ボーナスゲームであるメーターゲームを表示する表示画面を示した図である。
【図6】図6は、ボーナスゲームであるリールスピンを表示する表示画面を示した図である。
【図7】図7は、プライマリーゲーム中の表示画面の一例を示した図である。
【図8】図8は、ボーナスゲームに対応する特定のフィーチャーがリール上に揃っている表示画面を示した図である。
【図9】図9は、ボーナスゲームの種類をプレイヤーに選択させる表示画面を示した図である。
【図10】図10は、アクティブフィーチャーファンクションをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。
【図11】図11は、フィーチャー出現率ファンクションをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。
【図12】図12は、有利な条件をプレイヤーにオファーする際の表示画面を示す図である。
【図13】図13は、フィーチャー選択肢ファンクションをプレイヤーにオファーした後の表示画面を示す図である。
【図14】図14は、ゲームルールを選択可能なゲームのフローチャートを示す図である。
【図15】図15は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。
【図16】図16は、プライマリーゲームからボーナスゲームまたはプログレッシブゲームへの移行画面の一例を示した図である。
【図17】図17は、かけ金変動可能なボーナスゲームの一例を示す図である。
【図18】図18は、かけ金変動可能なボーナスゲームの一例を示す図である。
【図19】図19は、かけ金変動可能なプログレッシブゲームの一例を示す図である。
【図20】図20は、かけ金変動可能なプログレッシブゲームの一例を示す図である。
【図21】図21は、かけ金変動ゲームのフローチャートを示す図である。
【図22】図22は、ボーナスゲーム選択時に本発明に係る表示画面に表示される表示の一例を示した図である。
【図23】図23は、プライマリーゲームからボーナスゲームまたはプログレッシブゲームへの移行画面の一例を示した図である。
【図24】図24は、複数のゲーミングマシンゲームを示した図である。
【図25】図25は、複数のゲーミングマシンで複数のボーナスステージを実行する一例を示した図である。
【図26】図26は、複数のゲーミングマシンで複数のボーナスステージを実行する一例を示した図である。
【図27】図27は、複数のゲーミングマシンゲームのフローチャートを示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイスクリーンあるいは物理的リールを有し、さらに該ディスプレイスクリーン上に表示される少なくとも1つのフィーチャーを有するゲーミングマシンであって、
追加賭け金が最初の賭け金額とは独立して賭けられた場合に、該少なくとも1つのフィーチャーはアクティベイトされ、さらに追加賭け金は最初の賭け金とは独立して調節可能であることを特徴とするゲーミングマシン。
【請求項2】
前記ゲーミングマシンは少なくとも1回のフリーゲームを実行し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該フリーゲームを実行するための回数が前記賭け金額に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項3】
前記ゲーミングマシンは少なくとも1つのプログレッシブを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該プレイヤーが該プログレッシブを勝ち取ることができる可能性が前記賭け金額に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項4】
前記ゲーミングマシンはスペシャルシンボルを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該スペシャルシンボルの機能が前記賭け金額に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項5】
前記ゲーミングマシンはスペシャルシンボルを含むボーナスゲームを有し、プレイヤーが賭け金額を変更した場合には、該スペシャルシンボルの出現率が前記賭け金額に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項6】
前記フィーチャーに対するプレイヤーへの払い戻し率が、賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項7】
トリガーされる前記フィーチャーの可能性が、賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項8】
アクティベイトされる前記フィーチャーの数が、賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項9】
プレイヤーは少なくとも1つのフィーチャーを選択可能であり、選択可能な前記フィーチャーのタイプが、賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項10】
プレイヤーは少なくとも1つのフィーチャーを選択可能であり、該プレイヤーによって選択可能な前記フィーチャーの数が、賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項11】
アクティベイトされる前記フィーチャーの数が、賭け金額の変化に応じて変化されることを特徴とする請求項1に記載のゲーミングマシン。
【請求項12】
ディスプレイスクリーンあるいは物理的リールを有し、少なくとも1つのボーナスゲームを有するゲーミングマシンであって、
プレイヤーは該ボーナスゲームが実行されている間いつでも賭け金額を変更可能であることを特徴とするゲーミングマシン。
【請求項13】
前記ボーナスゲームの少なくとも1つのルールが、前記賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項12に記載のゲーミングマシン。
【請求項14】
前記ボーナスゲームはペイテーブルを有し、該ペイテーブルは前記賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項12に記載のゲーミングマシン。
【請求項15】
前記プレイヤーに対する前記ボーナスゲームの払い戻し率は、前記賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項12に記載のゲーミングマシン。
【請求項16】
前記ボーナスゲームは少なくとも1つのプログレッシブを有し、プレイヤーが該プログレッシブに勝つチャンスが、前記賭け金額の変化に応じて変化することを特徴とする請求項12に記載のゲーミングマシン。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【公開番号】特開2009−106741(P2009−106741A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−276210(P2008−276210)
【出願日】平成20年10月28日(2008.10.28)
【出願人】(501405122)コナミゲーミング インコーポレーテッド (37)
【Fターム(参考)】