説明

定流量ポンプ装置

【課題】目標流量を変更する場合や、流量時間を変更した場合等に、補正係数を見直す必要なく、定流量ポンプの高い精度を保つようにすること。
【解決手段】
ステータ3とロータ4を備える回転容積型ポンプ1を所定の流量に制御するポンプ定量制御手段において、ステータ温度と、ロータ1回転あたりの流量との関係データを記憶する記憶手段と、ステータ温度検出手段と、ステータ温度検出手段が検出したステータ温度に対応する、関係データを記憶手段23から読み出して、目標とする時間あたり流量に対応するロータ回転速度に、ロータの回転速度を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータとロータを備える回転容積型ポンプを所定の流量に制御するポンプ定量制御手段を有する定流量ポンプ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、塗布対象物にコーティング剤を一定量ずつ連続に塗布することができる装置として定流量ポンプ制御装置がある。
本出願人の一人は、以下のコーティングノズルにコーティング剤を供給するポンプの定流量制御装置である特許文献1に係る発明を提案してきた。従来の定流量ポンプ制御装置について図8を参照して説明する。
回転容積ポンプ41の各吐出口42から吐出されるコーティング剤等の液体の流量が所定の設定流量となるように、各回転容積型ポンプ41を回転駆動する駆動部42を制御するための回転数補正制御部44及び駆動制御部45を備える定流量ポンプ装置40がある。
各回転容積型ポンプ41に吸い込まれる液体の温度Eを検出するための液体温度検出部46と、複数の回転容積型ポンプ41の周囲温度Sを検出するための周囲温度検出部47とを有する。
【0003】
回転数補正制御部44は、ステータ温度演算部49と、回転数補正信号演算部50とを備えている。ステータ演算部49は、液体温度検出部46及び周囲温度検出部47が生成する液体温度信号E及び周囲温度信号Sを経験的に得られている(1)式に代入して、ステータ48の平均温度として温度信号TSを演算する。
(1)ステータ温度信号TS={(E+S)÷2+E}÷2
回転数補正信号演算部50は、ステータ温度信号TSを(2)に代入して回転数補正信号Kを演算することができる。図6は、ステータ温度TSと回転数補正信号Kとの関係を表す模式図である。
(2)回転数補正信号K=a×TS+b
ただし、aは傾き、bは切片である。この傾きa及び切片bは、最小二乗法で求めることができ、この求めた傾きa及び切片bは、図1に示す複数台のそれぞれの回転容積型ポンプ11ごとに実験で求めてあり、このように実験で求めた傾きa及び切片bが、回転容積型ポンプ41ごとに回転数補正制御部44に設定されている。
図7は、ステータ温度TSと、回転容積型ポンプ41によるコーティング剤の流量Gとの関係を最小二乗法により求めた模式図である。
回転数補正制御部44は、回転容積型ポンプ41のステータ温度と流量の関係から補正係数a、bを算出し、その係数に基づき、ロータ回転数を推定し、回転容積型ポンプ41の回転速度を制御している。
【0004】
【特許文献1】特開2006−307672号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術には次のような問題があった。
すなわち、特許文献1においては、回転容積型ポンプ41のステータ(ハウジング)温度に基づく補正係数a、bに基づいてポンプ41のロータ回転数を制御している。しかし、目標とする時間あたりの流量が異なるとステータの温度変化による影響が異なるため、目標流量を変更するたびに温度補正係数a、bを設定し直す必要があった。
そのため、例えば、流量を変更する場合には、目標流量に応じて温度補正係数a、bを読み出してステータ温度とロータ回転数との関係を設定し、その関係とステータ温度に基づいて回転速度を設定するという2段階の設定が必要であった。
さらに、例えば、温度補正係数a、bの設定値についてはあらかじめ、流量の条件に応じて、50g/min、25g/min、20g/minの値を試験により求めておく必要があった。すなわち、それぞれの流量の条件に応じた温度補正係数a、bをすべて、事前に試験により求めておく必要があった。
【0006】
だが、流量の条件に応じた全ての温度補正係数a、bを求めておくことは、試験によるため時間が掛かる。そのため、流量の条件に応じた温度補正係数a、bは、よく使用する流量条件については求めてあるが、それ以外のあまり使われない流量条件についての補正係数a、bについては求めていなかった。そのため、あまり使われていない流量の条件に変更されるときにはその都度、温度補正係数a、bを試験により求めなければならなかった。
さらに、製造現場においては、目標流量を変更する場合に、その度、補正係数を設定し直さなければならないとなると、変更に時間が掛かりであり、作業性も悪くなり、生産能率が落ちるという問題があった。
また、実際の現場では、作業性を優先して、目標流量を変更して補正係数を見直さないこともあり高精度な流量調節ができないという問題もあった。
【0007】
特許文献1に記載したポンプにおいては、産業界においてハイブリッドモータの製造において、巻線に対してワニスの吐出を行うことから、使用に際して1秒に0.2g〜0.4g程度のレベルで吐出する必要があるので、0.1g/秒の精度でポンプの流量を調整できる必要がある。
しかし、図8の特許文献1の回転容積型ポンプ40では、目標流量を変更した場合や、流量時間を変更した場合には、目標流量に応じて温度補正係数a、bを読み出してステータ温度とロータ回転数との関係を設定し直すという2段階の設定が必要であり、面倒であり、作業性が悪いという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、流量が変更になった場合、流量時間が変更になった場合等であっても、補正係数の傾きaを試験により求め直して設定し直す必要が無く、切片bを変更するだけで、簡単に回転数を制御することができる定流量ポンプ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、以下の構成を採る。
(1)ステータとロータを備える回転容積型ポンプを所定の流量に制御するポンプ定量制御手段において、ステータ温度と、ロータ1回転あたりの流量との関係データを記憶する記憶手段と、ステータ温度検出手段と、ステータ温度検出手段が検出したステータ温度に対応する、関係データを記憶手段から読み出して、目標とする時間あたり流量に対応するロータ回転速度に、ロータの回転速度を制御する制御手段を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
上記定流量ポンプ装置の作用及び効果について説明する。
(1)上記発明に係る定流量ポンプ装置によると、回転容積型ポンプを使用して、コーティング剤等の流体を塗布予定線等に沿って一定量ずつ例えば連続して塗布する作業工程において、ポンプの温度が変化した場合でも、ワニスを所定の一定流量で塗布することができる。
さらに、流量が変更になった場合、流量時間が変更になった場合等であっても、補正係数の傾きaを設定し直す必要がなく、切片bを設定するだけで所定の流量を供給することができる。したがって、流量の条件に変更されるときでも、傾きaを求める必要がなく、切片bを求めるだけでよいため、試験に時間が掛からないためコストダウンすることができる。
さらに、製造現場においては、目標流量を変更する場合においても試験に時間が掛からないため、変更に時間が掛からず、作業性も良くなり、生産能率があがる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に係る定流量ポンプ装置に実施形態を図1〜図5を参照して説明する。
本発明に係る定流量ポンプ装置は、特許文献1に明示してあるため詳細な説明は本願では行わないが、特殊な偏芯軸形状をしたステータ3(合成ゴム製)とロータ4から構成されていることにより、使用に際して0.1g/秒の精度でポンプの流量を調整できる。
図1は、定流量ポンプ装置30の実施形態を示す。定流量ポンプ装置30は、回転容積型ポンプ1、駆動制御部12、回転数補正制御部18を備えている。
駆動制御部12は、回転容積型ポンプ1と接続線13を介して電気的に接続されている。駆動制御部12から回転容積型ポンプ1へ、接続線13を介して電気的な駆動信号Cが流れる。
【0012】
液体温度検出部16は、回転数補正制御部18と接続線19を介して電気的に接続している。液体温度検出部16は、液槽14内の液体の温度を検出して液体温度信号Eを生成するものである。検出した液体温度信号Eを、接続線19を介して、回転数補正制御部18へと送る。
周囲温度検出部17は、回転数補正制御部18と接続線19を介して電気的に接続している。周囲温度検出部17は、液槽14の外部の周囲温度を検出して周囲温度信号Sを生成するものである。検出した周囲温度信号Sを、接続線19を介して、回転数補正制御部18へと送る。
この回転数補正制御部18は、駆動制御部12と接続線20を介して電気的に接続している。そして、回転数補正制御部18で、演算された回転数補正信号Kを、接続線20を介して、駆動制御部12へ送る。
【0013】
回転数補正制御部18は、ステータ温度演算部21と、回転数補正信号演算部22と、記憶手段23とを備えている。ステータ温度演算部21は、液体温度検出部16及び周囲温度検出部17が生成する液体温度信号E及び周囲温度信号Sを(1)式に代入して、ステータ3の平均温度として温度信号TSを演算することができる。
ステータ温度信号TS={(E+S)÷2+E}÷2・・・・(1)
ここで、ステータ3の温度をなぜ求めるかというと、ステータ3は、合成ゴム製であり、室内の温度の変化によって形が変形するものだからである。ステータ3が変形すると、流量が変わってくるからである。従来、合成ゴムであるステータ3の変形は、問題とならない範囲のものであった。しかし、近年の流量に高度の精度が要求されるようになってきた定量流量ポンプにおいては、ステータ3の微小の変化による流量の変化も問題となってきたからである。
なお、液体温度が、液体温度信号E及び周囲温度信号Sを(1)式以外の演算式に代入してステータ3の温度信号TSを演算してもよい。
【0014】
回転数補正信号演算部22は、ステータ温度信号TSを(2)式に代入して回転数補正信号Kを演算することができる。
回転数補正信号K=a×TS+b・・・・(2)
ここで、aは傾き、bは切片である。この傾きa及び切片bは、最小二乗法で求めることができ、この求めた傾きa及び切片bは、(2)式、つまり、回転数補正制御部18の記憶手段23に記憶される。
傾きa及び切片bは、図1に示す回転容積型ポンプ1の1回転あたりの流量を計測し、計測された傾きa及び切片bが、回転容積型ポンプ1ごとに回転数補正制御部18の記憶手段23に記憶されている。
【0015】
切片bを1回転あたりの流量で係数を決定することで、流量条件が変化したとしても傾きaはほとんど変化しないこと、本出願人は実験により発見した。
当該事実を従来当業者が発見することができなかった理由としては、本ポンプが特殊な偏芯軸形状をしたステータ3(合成ゴム製)とロータ4から構成されるという特有な構成を持つためと考えられる。
例えば、流量が変更になった場合、流量時間が変更になった場合である。図2、3には流量が変更になった場合、図4、5には流量時間が変更になった場合を示す。
図2は、流量が変更になった場合に、1回転あたりの流量で係数を決定した場合を示す。図3は、流量が変更になった場合に、従来技術である特許文献1のように、傾きa及び切片bを最小二乗法により求めた場合を示す。
図2のA1、A2、A3と、図3のB1、B2、B3、は対応する。A1及びB1は、目標流量を50g/minとした結果を示す。A2及びB2は、目標流量25g/minとした結果を示す。A3及びB3は、目標流量20g/minとした結果を示す。
【0016】
図3では、流量が変更になった場合、傾きaと切片b異なるため、流量を表すB1、B2、B3も異なる。例えば、ステータ温度が20℃の時には、B1では、流量が約150gであるのに対して、B2では、流量が約75g、B3は、流量が約50gである。
それに対して、図2では、流量が変更になった場合でも、1回転あたりの流量を計測しているため、傾きaは、ほぼ一定である。流量を表すA1、A2、A3は僅かに異なっている。1回転量あたりの流量で考えれば、常に、傾きa及び切片bが一定になるとも考えられるが、傾きaと切片bが完全一致しないのは、ステータやロータの製造ばらつきや回転数の違いにより生じるためであると推測される。例えば、ステータ温度が20℃の時には、A1では、流量が約0.226gであるのに対して、A2では、流量が約0.228g、A3は、流量が約0.224gである。ステータ温度が20℃の時に最も流量が離れたA2とA3であっても流量の差は約0.004gに過ぎない。
【0017】
本発明では、流量の条件が変更された場合に、上記流量の差を回避するために、回転数補正信号演算部22の、回転数補正信号Kを求めるための、(2)式の、切片bの補正係数を変更するだけで、回転容積型ポンプ1を使用することができるのである。回転数補正信号Kを求めるための(2)式の、傾きaに関しては、記憶手段23に記憶されている。回転数補正信号Kを求めるための(2)式の傾きaは、1回転あたりの流量で係数を決定しているため、定数である。
従来においては、記憶手段23に記憶しておくべき傾きaは、その設定される流量の条件に応じて、例えば50g/min、25g/min、20g/minにおける傾きaの値をあらかじめ試験により求めておいて、それぞれの流量の条件に応じた傾きaの値を記憶手段23に記憶しておく必要があった。すなわち、流量の条件が記憶手段23にない新たな条件設定に変更された場合には、新たな条件設定に対応した傾きaを試験により求め、記憶手段23に記憶しなければならないため、試験の分だけコストがかかり、また、新たに試験を行わなければならないため面倒であった。
それに対して、本発明においては、記憶する傾きaは一つでよいため、流量の条件が変更された場合でも、新たに試験を行う必要がなく、また、余分なデータを持たずに済むため、コストダウンを図ることができる。また、切片bの設定をするだけでよいため、面倒ではなく、生産能率がよくなる。さらに、ワニスを所定量塗布することができる。
なお、本発明の実施例では精度が要求されるため、切片bの設定値を変更するが、本実施例ではない場合で、ワニスの流量の精度が高水準で要求されていない場合には、切片bの違いによる流量の差がほんの少量であるため、切片bの設定値を変更しないでも、ワニスの流量を継続できる。
【0018】
図4及び図5は、流量時間が変更になった場合を示す。
図4のC1、C2と、図5のD1、D2は対応する。C1及びD1は、目標流量を26g/minとした結果を示す。C2及びD2は、目標流量18g/minとした結果を示す。
図5では、流量時間が変更になった場合、傾きaはほぼ一定であるが、切片bが異なるため、流量を表すD1、D2は大きく異なる。それに対して、図4では、流量時間が変更になった場合でも、傾きaが一定であるのは同様であるが、1回転あたりの流量を計測しているため、切片bもほぼ一定であるため、流量を表すC1、C2が大きく異なることはない。例えば、ステータ温度が20℃の時には、C1では、流量が約0.223gであるのに対して、C2では、流量が約0.222gである。ステータ温度が20℃の時に最も流量が離れたときであっても流量の差は約0.001gに過ぎない。
そのため、本発明では、流量時間の条件が変更された場合にも、傾きaの補正係数を見直す必要がなく、切片bの補正係数を変更するだけで、回転容積型ポンプ1を使用することができるのである。また、ワニスを所定量塗布することができる。さらに、切片bの設定をするだけでよいため、面倒ではなく、生産能率がよくなる。
なお、本発明の実施例では精度が要求されるため、切片bの設定値を変更するが、本実施例ではない場合で、ワニスの流量の精度が高水準で要求されていない場合には、切片bの違いによる流量の差がほんの少量であるため、切片bの設定値を変更しないでも、ワニスの流量を継続できる。
【0019】
以上詳細に説明したように、本実施例の定流量ポンプ装置によれば、(1)ステータ3とロータ4を備える回転容積型ポンプ1を所定の流量に制御するポンプ定量制御手段において、ステータ温度と、ロータ1回転あたりの流量との関係データを記憶する記憶手段と、ステータ温度検出手段と、ステータ温度検出手段が検出したステータ温度に対応する、関係データを記憶手段から読み出して、目標とする時間あたり流量に対応するロータ回転速度に、ロータの回転速度を制御する制御手段を有することを特徴とする定流量ポンプ装置であるため、回転容積型ポンプを使用して、ワニスを所定量、例えば作業工程において、ポンプの温度が変化した場合でも、ワニスを所定の一定流量で塗布することができる。
また、流量の条件を変更するときでも、傾きaを求める必要がなく、切片bを求めるだけでよいため、試験に時間が掛からないためコストダウンすることができる。
さらに、製造現場においては、目標流量を変更する場合においても、試験に時間が掛からないため、変更に時間が掛からず、作業性も良くなり、生産能率があがる。
【0020】
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
上記ワニスは、接着剤等の他の液体に置き換えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】定流量ポンプ装置の断面図である。
【図2】流量が変更になった場合(本発明)である。
【図3】流量が変更になった場合(従来技術)である。
【図4】流量時間が変更になった場合(本発明)である。
【図5】流量時間が変更になった場合(従来技術)である。
【図6】ステータ温度TSと回転数補正信号Kとの関係を表す模式図である。
【図7】ステータ温度TSと、回転容積型ポンプ1によるコーティング剤の流量Gとの関係を最小二乗法により求めた模式図である。
【図8】特許文献1の定流量ポンプ装置の断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 回転容積型ポンプ
3 ステータ
4 ロータ
8 駆動部
12 駆動制御部
16 液体温度検出部
17 周囲温度検出部
18 回転数補正制御部
23 記憶手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステータとロータを備える回転容積型ポンプを所定流量に制御するポンプ定量制御手段において、
前記ステータ温度と、前記ロータ1回転あたりの流量との関係データを記憶する記憶手段と、
前記ステータ温度検出手段と、
前記ステータ温度検出手段が検出した前記ステータ温度に対応する、前記関係データを前記記憶手段から読み出して、目標とする時間あたり流量に対応するロータ回転速度に、前記ロータの回転速度を制御する制御手段を有することを特徴とする定流量ポンプ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−264152(P2009−264152A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−112098(P2008−112098)
【出願日】平成20年4月23日(2008.4.23)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【出願人】(000179328)リックス株式会社 (33)
【出願人】(000239758)兵神装備株式会社 (76)
【Fターム(参考)】