説明

容器

【課題】簡易な構造であり、低コストで容易に作製できて、物品の破損を抑制する十分な性能を有する容器を提供する。
【解決手段】波状に山部と谷部とが交互に形成され、谷部の最底部を挟んで形成された壁部に物品30を挟持する波状挟持部13と、波状挟持部13が物品30を挟持する際に波状挟持部13と物品30とを介在する部位に形成され、線状で、かつ弾性を有する第1弾性緩衝部20とを備えた構成とする。さらに、壁部に挟持された物品30の底部が接する下方側面部12と、その下方側面部12に形成された、線状で、かつ弾性を有する第2弾性緩衝部21とを備える。さらに線上で弾性を有する第3弾性緩衝部22を備える。そして第1、第2、第3弾性緩衝部20,21、22を、ガスを混入して泡状化されたホットメルトで形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、容器に必要とされる性能として、収納される物品を外部から与えられる衝撃から守ることがある。例えば医療用に使用されるアンプルはアンプル収納容器に収納されて搬送されるが、コスト削減の目的もあって紙製の簡易な形態の容器が用いられる場合がある。アンプルは元来破損しやすい特徴をもち、したがって、単に簡易な紙による包装のみでは搬送途中に受ける衝撃からアンプルを守ることが完全には難しく、搬送途中に破損してしまうことがしばしば起きる。
【0003】
収納された物品の破損を防止する容器は従来から提案されている。例えば、下記特許文献1では、アンプルの破損を防止する包装容器が開示されている。この包装容器では、孔部や天蓋部、舌片部などの構造を設けて、アンプルやバイアルを確実に保持することが目指されている。
【0004】
【特許文献1】特開2005−225499号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
容器の製造のための手間やコストを可能な限り省きたいことは当然の要求である。上記特許文献1の容器は複雑な構造だと言え、その結果製作の手間とコストがかかる可能性がある。したがって、低コストと簡易な構造により衝撃吸収性を有する容器を提供したい場合には適さない。
【0006】
一般に容器内の収容物あるいは容器に加わる衝撃を緩和する目的のために、容器の内側や外側に緩衝材を付与することが広く行われている。十分な緩衝性能を有しコストがかからない等、より優れた性能を有する緩衝材を使用することは重要である。
【0007】
例えば広く用いられている接着剤の一種にホットメルト接着剤がある。元来ホットメルトとは塗料や接着剤などの分野において、常温では固体の材料を加熱溶融化して流動化して塗布し、室温に冷却すると塗装、接着が完了する加工方法を指すが、そうした加工方法で使用される材料を指す場合も多い。今日ホットメルト接着剤は製本用や自動車の各部の接着等幅広い用途の接着に広く用いられている。ホットメルト接着剤の材質としては、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)等の熱可塑性樹脂が使用されるのが一般的である。
【0008】
このホットメルト接着剤の使用形態として、ガスを混入することによりフォーム(泡状)化する形態がある。この使用形態は、フォーム化することにより流動性が少なくなるのでたれが少なく塗布作業が容易となることや、発泡して体積が増すことによりホットメルト量を削減できる等の利点を有する。ちなみにガスとしては入手が容易な窒素が用いられることが多い。
【0009】
このようにホットメルトにガスを混入した場合、固化した後も弾性を有する特徴がある。従来、このようにガスを混入したホットメルトは接着剤として用いられてきたが、この弾性は緩衝材として用いることにも適している。ホットメルト接着剤は広く普及しており容易に入手でき低コストでもあり、また緩衝材に転用することも容易である。
【0010】
そこで本発明が解決しようとする課題は、簡易な構造により低コストで容易に製造でき、ガスを混入したホットメルトを緩衝材として用いることにより、物品を衝撃から守り、破損の可能性を低減する容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明に係る容器は、筒部を有する形状の物品を収納する容器であって、シート状の部材を、波状に山部と谷部とが交互に形成され、全ての山部の最頂部と全ての谷部の最底部とが平行な直線となるように変形した形状を有し、谷部の最底部を挟んで形成された壁部で物品の筒部を挟持する波状挟持部と、その波状挟持部において、壁部に挟持された物品の筒部と接する部位に、直線と直交する方向に線状に形成され、弾性を有し、波状挟持部が物品の筒部を挟持する際に波状挟持部と物品の筒部との間に介在する第1弾性緩衝部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
これにより、本発明の容器は、波状に山部と谷部を有する波状挟持部と、波状挟持部上に形成された弾性を有する第1弾性緩衝部とを有し、波状挟持部が物品を挟持する際に第1弾性緩衝部が波状挟持部と物品とを介在するので、第1弾性緩衝部が弾性によって外部から与えられる衝撃を緩和することで、物品の損傷を抑制できる。さらに波状挟持部は、シート状の部材に対し波状に山部と谷部とを交互に形成するとの簡素な構造であり、その上に第1弾性緩衝部を形成するのみなので、簡易に作製できる構成によって物品を保持し外部の衝撃から守る容器を提供することができる。
【0013】
また、波状挟持部の壁部に挟持された物品に接することが可能な位置に形成された側面部と、その側面部の表面に、直線と直交する方向に線状に形成され、弾性を有する第2弾性緩衝部とをさらに備え、側面部は、第2弾性緩衝部を間に介在させて、波状挟持部の壁部に挟持された物品の一部と間接的に接することとしてもよい。
【0014】
これにより、容器の側面部において、谷部に挟持された物品の一部が接する部位に第2緩衝部が形成された構成なので、第1緩衝部が物品の筒部に与えられる衝撃を緩和し、第2緩衝部が物品の筒部とは異なる部位に与えられる衝撃を緩和することにより、物品の損傷を抑制することができる。さらに、側面部と、第2緩衝部とは簡素な構造であり、簡易に作製できるので、手間をかけずに物品を損傷から守る容器を作製することができる。
【0015】
さらに、第1弾性緩衝部または第2弾性緩衝部は、ガスを混入して泡状化されたホットメルト接着剤が塗布されることで形成されたホットメルト緩衝部であるとしてもよい。
【0016】
ホットメルトは広く普及しており容易に入手でき、低コストであるので、こうしたホットメルトを緩衝部に使用することにより、容易にかつコストもかけずに物品の損傷を抑制する容器を作製できる。またホットメルト接着剤の接着性能を用いることができるので、別に接着剤を用意することなく、第1弾性緩衝部、第2弾性緩衝部を、波状挟持部、側面部上に固着することができる。
【0017】
また物品はアンプルであるとしてもよい。アンプルは元来割れ易く、アンプルを収納容器に収納して搬送する際に、外部からの衝撃で破損する場合がある。さらにアンプル収納容器に対しては、低コストで作成するとの要求が高い。したがって、本発明によって簡易な構造で低コストにより十分なアンプル保護能力を有する収納容器を提供することは、極めて大きな利点となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明に係る容器の例としてのアンプルケース1(ケース、容器)の斜視図である。ただし(a)がアンプル30(物品)を収納していない状態を、(b)がアンプル30を収納した状態を示している。アンプルケース1は底面部10、上方側面部11、下方側面部12、波状挟持部13、第1弾性緩衝部20、第2弾性緩衝部21、第3弾性緩衝部22を備える。
【0019】
底面部10はケース1全体にとっての底面を形成する。上方側面部11は、アンプル30を収納した状態でアンプル30の上部側に位置する。下方側面部12は、アンプル30を収納した状態でアンプル30の底部側に位置する。底面部10、上方側面部11、下方側面部12は、本実施例の場合、例えば1枚の紙から作製され、底面部10と上方側面部11との間の折り曲げ線16、及び底面部10と下方側面部12との間の折り曲げ線17で,図1のとおり折り曲げることができるとすればよい。
【0020】
図2には波状挟持部13と第1弾性緩衝部20とのみが示されている。ただし(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(b)にアンプル30を挟持した状態を示している。同図のとおり、波状挟持部13は1枚の長方形状を有するシート状の部材が変形された形状となっている。形状は交互に山部130と谷部135とを有するように湾曲している。そして谷部135の最底部を挟んで図2(b)における図示両側に壁部137が形成されている。波状挟持部13は、最初からこうした形状を有するように成形されたとしてもよいし、平らなシートが変形されたとしてもよい。なお谷部135は底面部10に固着される。
【0021】
そして、アンプル30は、谷部135を押し広げるようにして谷部135へ挿入される。これによりアンプル30は壁部137によって挟持される。例えば波状挟持部13は波状の形状とされることで弾性を有する材質とすればよい。例えば紙ならばこの性質を有する。これにより、アンプル30が波状挟持部13に挟持されるとき、波状挟持部13のもつ弾性復元力により、アンプル30は,壁部137から力を受けて保持され位置が決定される。
【0022】
そして波状挟持部13がアンプル30を挟持する際に、谷部135及び壁部137においてアンプル30が接する部位に第1弾性緩衝部20が形成されている。第1弾性緩衝部20は、図1、図2のように波状挟持部13の表面上に連続した線状で形成されてもよい。また個々の谷部135、壁部137においてアンプル30と接する部位にのみ不連続な線状で形成することとしてもよい。個々の谷部135、壁部137においてアンプル30と接する部位にのみ形成する場合、第1弾性緩衝部20作製のためのコストを削減できる。
【0023】
外部から衝撃が与えられた場合、まずアンプル30は、波状挟持部13のもつ弾性により、外部から与ええられた衝撃が吸収され、アンプル30に与えられる振動、運動はより緩和されたものとなる。そして、第1弾性緩衝部20のもつ弾性によってさらに衝撃が緩和される。これにより、波状挟持部13のみでは緩和しきれない衝撃がアンプル30が損傷を受けないレベルにまで低減される可能性が高まる。このように本実施例のアンプルケース1においては、波状挟持部13と第1弾性緩衝部20とによる二重の緩衝効果により、アンプル30が保護される。
【0024】
さらにアンプルケース1には、図1のとおり下方側面部12と、その上に形成された第2弾性緩衝部21とが存在する。図3には上方側面部11と下方側面部12とを折りたたんだ状態のアンプルケース1の側面図が示されている。通常この状態で、別の箱の中などにアンプルケース1ごと挿入される等してアンプル30は搬送される。
【0025】
図3のとおり、ケース1が折り曲げ線17のところで折りたたまれると、第2弾性緩衝部21が、波状挟持部13に挟持されたアンプル30の底部側に接する位置へ移る。第2弾性緩衝部21は、図1、図3に示された位置に形成され、弾性を有する。アンプル30は、輸送時に底部側から破損する場合が多いことが知られている。したがって、第2弾性緩衝部21により、底部側への外部からの衝撃が緩和されるので、アンプル30の破損の可能性が低減する。
【0026】
第2弾性緩衝部21は、図1のように連続な線状で形成されてもよく、またアンプル30と接する位置にのみ不連続な線状に形成してもよい。アンプル30と接する位置にのみ不連続な線状に形成する場合、第2弾性緩衝部21作製のコストが削減できる。
【0027】
また図1、図3に示されているように、第3弾性緩衝部22が形成されている。第3弾性緩衝部22は弾性を有し、波状挟持部13に挟持されたアンプル30に図示上下方向に振動、衝撃が与えられたときに、アンプル30の先端下部と底面部10との間に介在する。アンプル30の先端は破損しやすい部位のひとつであるが、上記構造により、アンプル30が底面部10との接触により破損する可能性が低減される。
【0028】
第3弾性緩衝部22は、図1のように連続な線状に形成されてもよく、またアンプル30と接する可能性のある位置にのみ不連続な線状に形成してもよい。アンプル30と接する可能性のある位置にのみ不連続な線状に形成する場合、第3弾性緩衝部22作製のコストが削減できる。
【0029】
本実施例に係る第1弾性緩衝部20、第2弾性緩衝部21、第3弾性緩衝部22はホットメルトにより形成すればよい。本実施例におけるホットメルトは例えば、通常ホットメルト系接着剤として利用しているものをそのまま利用して緩衝材として用いるとすればよい。
【0030】
ホットメルト系接着剤は、ポリエステル系、ポリアミド系などのベースポリマーのみからなるものでもよいが、溶融時の粘度を下げるために、通常多く用いられるベースポリマー、粘着付与材樹脂、ワックス、可塑剤、充填材、酸化防止剤からなる構成としてもよい。本発明においてベースポリマーとして使用できる熱可塑性樹脂を、以下に例示する。
【0031】
ベースポリマーは例えば、樹脂系であるエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)系、オレフィン系、ポリアミド系、ポリエステル系でよい。EVAと異なり、酢酸ビニルの他にアクリル酸エチル、アクリル酸、メタクリル酸を用いて重合した共重合体でもよい。そうした共重合体として例えばイオノマーと呼ばれる樹脂がある。ポリアミド系はダイマー酸とジアミンとから合成されるもので、例としてはナイロン−11やナイロン−12があげられる。ポリエステル系はジカルボン酸とジオールから合成される熱可塑性ポリエステルをベースとしたものである。
【0032】
また熱可塑性ゴム(熱可塑性エラストマー)をベースポリマーとしてもよい。熱可塑性ゴム(熱可塑性エラストマー)は、ゴムと熱可塑性樹脂とがブロック共重合体を形成したものである。代表的な例は、ポリスチレンとポリブタジエンとからなるSBS(スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体)、SIS(スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体)等がある。SBS,SISにおいても粘着付与材樹脂、ワックス、可塑剤、充填材、酸化防止剤が添加される。
【0033】
熱可塑性ゴム(熱可塑性エラストマー)のホットメルトを使用すれば、高い接着強さとともに、耐熱性や耐寒性に優れるので、広範囲の温度で使用できるとの利点を得る。
【0034】
EVA系の場合、代表的な配合組成であるEVA20%以上50%以下、粘着付与材樹脂20%以上50%以下、ワックス20%以下、可塑剤20%以下、充填材20%以下、酸化防止剤1%以下とすればよい。
【0035】
また耐熱性のホットメルトとしてウレタン樹脂系のホットメルトを用いてもよい。例えば末端にイソシアネート基を有するウレタン樹脂のオリゴマーである。これにより耐熱性が向上する。
【0036】
さらにホットメルトに使用される熱可塑性樹脂としては、上記の材質を含めて、スチロール樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ペット樹脂でもよい。またポリ塩化ビニリデン、フッ素樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレノキシド、熱可塑性ポリウレタン、ポリアセタールでもよい。
【0037】
ホットメルト系接着剤は、常温でペレット、ブロック、スティック状の形状とされ、アプリケータ(塗布機械)を用いて加熱溶融して塗布される。本実施例においては例えば、図示しないアプリケータ内でホットメルト材料に機械的にガスが混入されること等によりフォーム(泡状)化された後にノズルから吐出されてケース1に塗布され、第1弾性緩衝部20、第2弾性緩衝部21、第3弾性緩衝部22が形成されるとすればよい。
【0038】
単にノズルから吐出されたホットメルトをそのままケース1の表面上にノズル(あるいはケース1)を動かしながら塗る(あるいは置く)ことにより自然に、図1のように線状に第1弾性緩衝部20、第2弾性緩衝部21、第3弾性緩衝部22が形成される。したがって、第1弾性緩衝部20、第2弾性緩衝部21、第3弾性緩衝部22の製作は極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に係るアンプルケースの斜視図。ただし(a)はアンプルを挟持していない状態、(b)はアンプルを挟持した状態を示す。
【図2】波状挟持部を示す図。ただし(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(b)にアンプルが挟持された状態を示す。
【図3】アンプルケースの側面図。
【符号の説明】
【0040】
1 アンプルケース(容器)
10 底面部
11 上方側面部
12 下方側面部
13 波状挟持部
16,17 折り曲げ線
20 第1弾性緩衝部
21 第2弾性緩衝部
22 第3弾性緩衝部
30 アンプル(物品)
130 山部
135 谷部
137 壁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒部を有する形状の物品を収納する容器であって、
シート状の部材を、波状に山部と谷部とが交互に形成され、全ての前記山部の最頂部と全ての前記谷部の最底部とが平行な直線となるように変形した形状を有し、前記谷部の前記最底部を挟んで形成された壁部で前記物品の筒部を挟持する波状挟持部と、
その波状挟持部において、前記壁部に挟持された前記物品の前記筒部と接する部位に、前記直線と直交する方向に線状に形成され、弾性を有し、前記波状挟持部が前記物品の筒部を挟持する際に前記波状挟持部と前記物品の筒部との間に介在する第1弾性緩衝部とを備えたことを特徴とする容器。
【請求項2】
前記波状挟持部の前記壁部に挟持された前記物品に接することが可能な位置に形成された側面部と、
その側面部の表面に、前記直線と直交する方向に線状に形成され、弾性を有する第2弾性緩衝部とをさらに備え、
前記側面部は、前記第2弾性緩衝部を間に介在させて、前記波状挟持部の前記壁部に挟持された前記物品の一部と間接的に接する請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第1弾性緩衝部または第2弾性緩衝部は、ガスを混入して泡状化されたホットメルト接着剤が塗布されることで形成されたホットメルト緩衝部である請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記物品はアンプルである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−12813(P2009−12813A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−176946(P2007−176946)
【出願日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【出願人】(591037476)株式会社岩田レーベル (32)
【Fターム(参考)】