説明

尿酸値を調節するための化合物、組成物及びそれを使用する方法。

血中尿酸値の調節に有用な化合物、それを含有する製剤及びそれを調製及び使用する方法が、本明細書に記載される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載の化合物は、尿酸の異常値に関連した疾患の治療又は予防に使用される。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の構造:
【化1】

〔式中:
Wは、O又はSであり;
は、H、F、Cl、Br、I、−CHF、−CFH、−CF、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)(C1−4アルキル)、−SOCH、−SONH、−SONHCH、−CO−C1−4アルキル、C1−4アルキル、C1−4アルケニル、C1−4アルコキシ、C1−4S−アルキル、C3−6シクロアルキル、任意に置換されるC1−6ヘテロシクロアルキル、任意に置換されるフェニル、あるいは任意に置換される5員又は6員ヘテロアリールであり;
は、F、Cl、Br、I、CF、アリール、ヘテロアリール、CN、NO、NH、NHR′、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、SOR′、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″であり;
d1は、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″から独立して選択される0〜4個の置換基であり;
それぞれのR′は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;
それぞれのR″は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;あるいは
R′とR″は、これらを結合している原子と一緒になって、任意に置換される飽和又は不飽和4員、5員又は6員環を形成し;
及びRx′は、それぞれ独立して、H、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″であるか;あるいは
とRx′は、これらを結合している炭素原子と一緒になって、O、N及びSから選択される1個又は2個のヘテロ原子を任意に含有していてもよい任意に置換される非芳香族3〜7員環を形成し;
は、OB、NB、あるいはアミノ酸残基又はそのアルキルエステルであり;
は、H、任意に置換されるC1−6アルキル又は製薬学的に許容される陽イオンであり;及び
それぞれのBは、独立して、H又は任意に置換されるアルキルである〕
を有する化合物あるいはその代謝産物、製薬学的に許容される塩、溶媒和物、多形体、エステル、互変異性体又はプロドラッグ。
【請求項2】
WがSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
WがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
がOBである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項5】
が、アルカリ土類金属陽イオン(alkali)又はアルカリ土類金属陽イオン(alkaline)である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
がNBである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
が、アミノ酸残基又はその低級アルキルエステルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
及びRx′が、独立して、H、F、CF、又はメチルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
がFであり及びRx1がFである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
が、H、F、Cl、Br、CHF、CFH、CF、NH、又はCHである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
がBrである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
が、H、F、Cl、Br、I、CF、又はCNである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
次の構造:
【化2】

〔式中:
Wは、O又はSであり;
は、H、F、Cl、Br、I、−CHF、−CFH、−CF、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)(C1−4アルキル)、−SOCH、−SONH、−SONHCH、−CO−C1−4アルキル、C1−4アルキル、C1−4アルケニル、C1−4アルコキシ、C1−4S−アルキル、C3−6シクロアルキル、任意に置換されるC1−6ヘテロシクロアルキル、任意に置換されるフェニル、あるいは任意に置換される5員又は6員ヘテロアリールであり;
は、H、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NO、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、SOR′、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″であり;
d1は、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″から独立して選択される0〜4個の置換基であり;
それぞれのR′は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;
それぞれのR″は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;あるいは
R′とR″は、これらを結合している原子と一緒になって、任意に置換される飽和又は不飽和4員、5員又は6員環を形成し;
は、F、Cl、Br、I、又はC−Cフルオロアルキルであり;
x′は、独立して、H、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″であり;並びに
は、OB、NB、あるいはアミノ酸残基又はそのアルキルエステルであり;
は、H、任意に置換されるC1−6アルキル又は製薬学的に許容される陽イオンであり;及び
それぞれのBは、独立して、H又は任意に置換されるアルキルである〕
を有する化合物あるいはその代謝産物、製薬学的に許容される塩、溶媒和物、多形体、エステル、互変異性体又はプロドラッグ。
【請求項14】
WがSである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
WがOである、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
がOBである、請求項13〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
が、アルカリ土類金属陽イオン(alkali)又はアルカリ土類金属陽イオン(alkaline)である、請求項13〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
がNBである、請求項13〜17のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
が、アミノ酸残基又はその低級アルキルエステルである、請求項13〜18のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
及びRx′が、独立して、H、F、メチル又はCFである、請求項13〜19のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
がFであり及びRx1がFである、請求項13〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
が、H、F、Cl、Br、CHF、CFH、CF、NH、又はCHである、請求項13〜21のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
がBrである、請求項13〜22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
が、F、Cl、Br、I、CF、又はCNである、請求項13〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
次の構造:
【化3】

〔式中:
Wは、O又はSであり;
は、ハロであり;
は、Hであり;
d1は、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″から独立して選択される0〜4個の置換基であり;
それぞれのR′は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;
それぞれのR″は、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル又はフェニルであり;あるいは
R′とR″は、これらを結合している原子と一緒になって、任意に置換される飽和又は不飽和4員、5員又は6員環を形成し;
及びRx′は、それぞれ独立して、H、任意に置換されるアルキル、任意に置換されるアルケニル、任意に置換されるアルキニル、任意に置換されるヘテロアルキル、任意に置換されるヘテロアルケニル、任意に置換されるヘテロアルキニル、任意に置換されるシクロアルキル、任意に置換されるシクロアルケニル、任意に置換されるヘテロシクリル、任意に置換されるアリール、任意に置換されるヘテロアリール、ハロ、CN、NH、NHR′、NR′R″、OH、OR′、SH、SR′、C(O)R′、COH、COOR′、CONH、CONHR′、CONR′R″、SOH、S(O)R′、S(O)NH、S(O)NHR′、又はS(O)NR′R″であるか;あるいは
とRx′は、これらを結合している炭素原子と一緒になって、O、N及びSから選択される1個又は2個のヘテロ原子を任意に含有していてもよい任意に置換される非芳香族3〜7員環を形成し;
は、OB、NB、あるいはアミノ酸残基又はそのアルキルエステルであり;
は、H、任意に置換されるC1−6アルキル又は製薬学的に許容される陽イオンであり;及び
それぞれのBは、独立して、H又は任意に置換されるアルキルである〕
を有する化合物あるいはその代謝産物、製薬学的に許容される塩、溶媒和物、多形体、エステル、互変異性体又はプロドラッグ。
【請求項26】
WがSである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
WがOである、請求項25に記載の化合物。
【請求項28】
がOBである、請求項25〜27のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項29】
が、アルカリ土類金属陽イオン(alkali)又はアルカリ土類金属陽イオン(alkaline)である、請求項25〜28のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項30】
が、NBである、請求項25〜29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項31】
が、アミノ酸残基又はその低級アルキルエステルである、請求項25〜30のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項32】
及びRx1が、独立して、H、F、CF又はメチルである、請求項25〜31のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項33】
がメチルであり及びRx1がメチルである、請求項25〜32のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項34】
痛風の治療を必要とする人に治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することからなる、痛風の治療方法。
【請求項35】
高尿酸血症の治療を必要とする人に治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することからなる、高尿酸血症の治療方法。
【請求項36】
治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物と製薬学的に許容される賦形剤とを含有してなる医薬組成物。
【請求項37】
前記化合物の治療有効量が、痛風を治療するための治療有効量である、請求項36に記載の組成物。

【公表番号】特表2012−502050(P2012−502050A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−526211(P2011−526211)
【出願日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際出願番号】PCT/US2009/055948
【国際公開番号】WO2010/028190
【国際公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【出願人】(509097389)アルディア バイオサイエンス,インク. (5)
【Fターム(参考)】