説明

屋根構造

【課題】太陽電池パネルのための十分な設置面積を確保でき、太陽光をより多く集光することが可能な屋根構造を提供することを目的とする。
【解決手段】屋根1の棟部2を介して隣接する一対の屋根面3,4のうち、一方の屋根面3に太陽電池パネル5が敷設されており、この太陽電池パネル5は、前記棟部2を越えて他方の屋根面4の上方に突出する突出部6を備えていることを特徴とする屋根構造。これにより、突出部が他方の屋根面の上方に突出した分、太陽電池パネルの設置面積を広くすることができるので、太陽電池パネルのための十分な設置面積を確保できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋根面に太陽電池パネルが敷設された屋根構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、住宅等の建物の屋根面上に太陽電池パネルを設置し、この太陽電池パネルから住宅に電力を供給することによって省エネルギー化を図ることが実施されている(例えば、特許文献1参照)。そして、太陽電池パネルを設置する際は、例えば北半球における住宅の南向きの屋根面のように、集光効率が最も良い屋根面に設置される。
【特許文献1】特開2001−081914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、例えば都市部等の狭小敷地に建築された住宅の屋根や、屋根の形状によっては屋根面積を大きく確保できずに、太陽電池パネルのための十分な設置面積を確保できないという問題がある。このため、太陽光をより多く集光することが可能な技術の開発が望まれていた。
【0004】
本発明の課題は、太陽電池パネルのための十分な設置面積を確保でき、太陽光をより多く集光することが可能な屋根構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、屋根構造であり、例えば図1〜図10に示すように、屋根1,20,30の棟部2,22,32を介して隣接する一対の屋根面3,4、23,24、33,34のうち、一方の屋根面3,23,33に太陽電池パネル5,25(25a),35が敷設されており、この太陽電池パネル5,25(25a),35は、前記棟部2,22,32を越えて他方の屋根面4,24,34の上方に突出する突出部6,26(26a),36を備えていることを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、屋根1,20,30の棟部2,22,32を介して隣接する一対の屋根面3,4、23,24、33,34のうち、一方の屋根面3,23,33に太陽電池パネル5,25(25a),35が敷設されており、この太陽電池パネル5,25(25a),35は、前記棟部2,22,32を越えて他方の屋根面4,24,34の上方に突出する突出部6,26(26a),36を備えていることから、この突出部6,26(26a),36が他方の屋根面4,24,34の上方に突出した分、太陽電池パネル5,25(25a),35の設置面積を広くすることができるので、太陽電池パネル5,25(25a),35のための十分な設置面積を確保でき、太陽光をより多く集光することが可能となる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1に記載の屋根構造において、
前記突出部6と他方の屋根面4との間にパネル下空間8が形成されており、このパネル下空間8に開口し、小屋裏空間と外部とを連通する換気孔9が屋根1に形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、前記突出部6と他方の屋根面4との間にパネル下空間8が形成されており、このパネル下空間8に開口し、小屋裏空間と外部とを連通する換気孔9が屋根1に形成されているので、この換気孔9は、屋根面3に対する太陽電池パネル5の設置面積を広くしても、この太陽電池パネル5によって塞がれることがない。これによって、前記太陽電池パネル5の設置面積を広くすることができるだけでなく、小屋裏換気を確実に行うことができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項2に記載の屋根構造において、
前記換気孔9に換気ファン9aが設けられており、この換気ファン9aは、前記太陽電池パネル5によって発電された電気を使用して稼動していることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、前記換気孔9に換気ファン9aが設けられており、この換気ファン9aは、前記太陽電池パネル5によって発電された電気を使用して稼動していることから、小屋裏換気をより確実に行うことができるだけでなく、換気ファン9aを稼動させるための電力を自給自足することができので、小屋裏換気を効率良く行うことができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、例えば図3に示すように、請求項2または3に記載の屋根構造において、
前記突出部6の周囲には、この突出部6を補強するための補強フレーム70が設けられるとともに、この補強フレーム70の少なくとも両端部にはフレーム脚部70aが接続され、このフレーム脚部70aの下端部は、前記他方の屋根面4に緊結固定されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、前記突出部6の周囲には、この突出部6を補強するための補強フレーム70が設けられているので、この補強フレーム70によって突出部6の補強を行うことができる。さらに、前記補強フレーム70の少なくとも両端部にはフレーム脚部70aが接続され、このフレーム脚部70aの下端部は、前記他方の屋根面4に緊結固定されているので、このフレーム脚部70aによって、前記補強フレーム70と、この補強フレーム70によって補強される突出部6とを、前記他方の屋根面4上に強固に固定することができる。これによって、前記パネル下空間8に向かって強い風が吹いてきたとしても、風によって突出部6が剥がれたり、破損したりすることを確実に防ぐことができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、例えば図5および図6に示すように、請求項2〜4のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記パネル下空間8には、このパネル下空間8を覆うためのカバー部材10が設けられており、このカバー部材10には、前記パネル下空間8と外部とを連通する通気孔10aが複数形成され、これら複数の通気孔10a,10a…は下向きに開口していることを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、前記パネル下空間8には、このパネル下空間8を覆うためのカバー部材10が設けられており、このカバー部材10には、前記パネル下空間8と外部とを連通する通気孔10aが複数形成され、これら複数の通気孔10a,10a…は下向きに開口しているので、パネル下空間8と外部との間で通気を行いながら、雨水のパネル下空間8への浸入を確実に防ぐことができる。
【0015】
請求項6に記載の発明は、例えば図9および図10に示すように、請求項1〜5のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記突出部36は、水平方向に沿って突出するようにして形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明によれば、前記突出部36は、水平方向に沿って突出するようにして形成されているので、例えば冬場の低い太陽や、夕刻になって太陽が前記他方の屋根面34側に傾いた時などに、前記一方の屋根面33に敷設された太陽電池パネル35では集光しにくい太陽光を確実に集光できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、屋根の棟部を介して隣接する一対の屋根面のうち、一方の屋根面に敷設された太陽電池パネルは、棟部を越えて他方の屋根面の上方に突出する突出部を備えていることから、この突出部が他方の屋根面の上方に突出した分、太陽電池パネルの設置面積を広くすることができるので、太陽電池パネルのための十分な設置面積を確保でき、太陽光をより多く集光することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
本実施の形態の屋根構造は、図1〜図6に示すように、屋根1の棟部2を介して隣接する一対の屋根面3,4のうち、一方の屋根面3に太陽電池パネル5が敷設されており、この太陽電池パネル5は、前記棟部2を越えて他方の屋根面4の上方に突出する突出部6を備えている。
【0020】
なお、本実施の形態の屋根1は、図1および図2に示すように、切妻屋根の形態となっており、棟部2と、この棟部2を介して隣接する一対の屋根面3,4とを備えている。
また、これら一対の屋根面3,4のうち、一方の屋根面3が集光効率が最も良い屋根面とされている。したがって、この一方の屋根面3に、前記太陽電池パネル5が敷設されている。
【0021】
一方、前記太陽電池パネル5は、図2に示すように、太陽光で発電する平板状の太陽電池を強化ガラスでラミネートし、耐候性を持たせた太陽光発電モジュール5aが枠5b内に設けられてなるものである。
なお、このような太陽電池パネル5から出力された電気は、図示はしないが、接続器であるターミナルボックスにまとめられて、このターミナルボックスでまとめられた電気はインバータで直流から交流に変換され、これによって太陽光が電気に変換されて利用されるようになっている。
【0022】
また、この太陽電池パネル5は、上述のように、前記屋根1の棟部2を越えて他方の屋根面4の上方に突出する突出部6を備えている。つまり、この突出部6が他方の屋根面4の上方に突出した分、太陽電池パネル5の設置面積を広くすることが可能となっている。
【0023】
前記突出部6は、図1および図2に示すように、支持脚7を介して前記他方の屋根面4上に支持固定されている。これによって、この突出部6が他方の屋根面4の上方に突出する状態を維持することができるとともに、この突出部6が風を受けても太陽電池パネル5自体が一方の屋根面3から引き剥がされるようなことを防ぐことができるので、安全性にも優れる。
【0024】
さらに、前記支持脚7よりも安全性を向上させたい場合は、図3に示すように、前記突出部6の周囲に、この突出部6を補強するための補強フレーム70を設けるようにする。そして、この補強フレーム70の少なくとも両端部にはフレーム脚部70aが接続され、このフレーム脚部70aの下端部は、前記他方の屋根面4に緊結固定されている。
また、このフレーム脚部70aの下端部には、屋根面4に対してボルト等によって緊結されるフランジ状の固定部70bが一体的に形成されている。
【0025】
そして、このように前記突出部6の周囲に、この突出部6を補強するための補強フレーム70が設けられているので、この補強フレーム70によって突出部6の補強を行うことができる。さらに、前記補強フレーム70の少なくとも両端部にはフレーム脚部70aが接続され、このフレーム脚部70aの下端部は、前記他方の屋根面4に緊結固定されているので、このフレーム脚部70aによって、前記補強フレーム70と、この補強フレーム70によって補強される突出部6とを、前記他方の屋根面4上に強固に固定することができる。これによって、前記パネル下空間8に向かって強い風が吹いてきたとしても、風によって突出部6が剥がれたり、破損したりすることを確実に防ぐことができるので、より安全性に優れる。
なお、前記フレーム脚部70aは、前記補強フレーム70の少なくとも両端部に接続するものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、突出部6の突出方向先端縁に位置する補強フレーム70の部位の長さ方向に沿って並設するようにしても良く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0026】
そして、このように支持脚7によって突出部6が他方の屋根面4の上方に突出する状態を維持できることから、これら突出部6と他方の屋根面4との間にはパネル下空間8が形成されることとなる。
【0027】
さらに、図4に示すように、屋根1には、前記パネル下空間8に開口し、小屋裏空間と外部とを連通する換気孔9が形成されており、この換気孔9は、上述のように前記突出部6が他方の屋根面4の上方に突出する状態を維持できることから、前記太陽電池パネル5によって塞がれることがない。
すなわち、この換気孔9は、例えば、屋根面3に対する太陽電池パネル5の設置面積を広くしても、この太陽電池パネル5によって塞がれることがないので、前記太陽電池パネル5の設置面積を広くすることができるだけでなく、小屋裏換気を確実に行うことができるようになっている。
【0028】
また、図4に示すように、前記換気孔9に換気ファン9aが設けられており、この換気ファン9aは、前記太陽電池パネル5によって発電された電気を使用して稼動している。すなわち、前記換気ファン9aは、この換気ファン9aと前記インバータとが電線等を介して接続されて電気供給されている。
これにより、小屋裏換気をより確実に行うことができるだけでなく、換気ファン9aを稼動させるための電力を自給自足することができので、小屋裏換気を効率良く行うことができるようになっている。
【0029】
一方、前記パネル下空間8には、図5および図6に示すように、このパネル下空間8を覆うためのカバー部材10が設けられるようになっており、このカバー部材10には、前記パネル下空間8と外部とを連通する通気孔10aが複数形成され、これら複数の通気孔10a,10a…は下向きに開口している。
これによって、パネル下空間8と外部との間で通気を行いながらも、雨水のパネル下空間8への浸入を確実に防ぐことが可能となっている。
【0030】
なお、このようなカバー部材10は、複数の羽板10b,10b…を所定の間隔をあけて配列することによってルーバー状に形成されており、これら複数の羽板10b,10b…同士の間に形成された隙間が複数の通気孔10a,10a…となっている。
また、この複数の羽板10b,10b…は、自動または手動により開閉可能としても良く、さらに、全ての羽板10b,10b…が連動して開閉する構成となっていることが好ましい。すなわち、例えば台風などの暴風雨時のように、前記複数の通気孔10a,10a…を閉塞しておく必要がある際は、全ての羽板10b,10b…が連動して開閉できることによって、より容易に複数の通気孔10a,10a…を閉塞できる。
【0031】
本実施の形態によれば、屋根1の棟部2を介して隣接する一対の屋根面3,4のうち、一方の屋根面3に敷設された太陽電池パネル5は、棟部2を越えて他方の屋根面4の上方に突出する突出部6を備えていることから、この突出部6が他方の屋根面4の上方に突出した分、太陽電池パネル5の設置面積を広くすることができるので、太陽電池パネル5のための十分な設置面積を確保でき、太陽光をより多く集光することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
【0033】
本実施の形態の屋根構造は、図7に示すように、寄棟屋根の形態となっており、屋根20の棟部22(図示せず)と、この棟部22の端部側から軒先部に向かって傾斜する一対の端部側屋根面27,28と、これら端部側屋根面27,28に隅棟部29を介して隣接するとともに、前記棟部22を介して隣接する一対の屋根面23,24とを備えている。そして、本実施の形態においては、これら一対の屋根面23,24のうち、一方の屋根面23が集光効率が最も良い屋根面とされている。したがって、この一方の屋根面23に前記太陽電池パネル25が敷設されている。
【0034】
前記一方の屋根面23に敷設された太陽電池パネル25は、前記棟部22を越えて他方の屋根面24の上方に突出する突出部26を備えている。
なお、本実施の形態の太陽電池パネル25は、図7に示すように、軒先部の幅寸法に合わせた大きさとなっており、前記端部側屋根面27,28の上方に突出するようにして、前記一方の屋根面23に敷設されている。また、図8に示すように、前記太陽電池パネル25に代えて、突出部26aを有する太陽電池パネル25aを、棟部22の幅寸法に合わせた大きさとしても良い。
【0035】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができるとともに、切妻屋根の形態だけでなく、寄棟屋根や入母屋屋根など、様々な形態の屋根に対応して太陽電池パネル25(25a)を敷設することが可能となっている。
【0036】
(第3の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1および第2の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
【0037】
本実施の形態の屋根構造は、図9および図10に示すように、屋根30の棟部32を介して隣接する一対の屋根面33,34のうち、一方の屋根面33に太陽電池パネル35が敷設されており、この太陽電池パネル35は、前記棟部32を越えて他方の屋根面34の上方に突出する突出部36を備えており、この突出部36は、水平方向に沿って突出するようにして形成されている。
なお、本実施の形態においては、これら一対の屋根面33,34のうち、一方の屋根面33が集光効率が最も良い屋根面とされている。したがって、この一方の屋根面33に前記太陽電池パネル35が敷設されている。
【0038】
前記太陽電池パネル35の突出部36は、支持脚37を介して前記他方の屋根面34上に支持固定されている。これによって、この突出部36が他方の屋根面34の上方に、水平方向に沿って突出する状態を維持することができるとともに、この突出部36が風を受けても太陽電池パネル35自体が一方の屋根面33から引き剥がされるようなことを防ぐことができるので、安全性にも優れる。
【0039】
本実施の形態によれば、第1および第2の実施の形態と同じ効果を得ることができるとともに、前記突出部36は、水平方向に沿って突出するようにして形成されているので、例えば冬場や夕刻になって日が傾いた時などに、前記一方の屋根面33に敷設された太陽電池パネル35では集光しにくい太陽光を確実に集光できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明に係る屋根構造の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る屋根構造の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】突出部に補強フレームを設けた状態を示す斜視図である。
【図4】棟部付近に換気孔を設けた状態を示す側断面図である。
【図5】パネル下空間にカバー部材を設けた状態を示す側断面図である。
【図6】パネル下空間にカバー部材を設けた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る屋根構造の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る屋根構造の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る屋根構造の第3の実施の形態を示す側面図である。
【図10】本発明に係る屋根構造の第3の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 屋根
2 棟部
3 屋根面
4 屋根面
5 太陽電池パネル
6 突出部
8 パネル下空間
9 換気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
屋根の棟部を介して隣接する一対の屋根面のうち、一方の屋根面に太陽電池パネルが敷設されており、この太陽電池パネルは、前記棟部を越えて他方の屋根面の上方に突出する突出部を備えていることを特徴とする屋根構造。
【請求項2】
請求項1に記載の屋根構造において、
前記突出部と他方の屋根面との間にパネル下空間が形成されており、このパネル下空間に開口し、小屋裏空間と外部とを連通する換気孔が屋根に形成されていることを特徴とする屋根構造。
【請求項3】
請求項2に記載の屋根構造において、
前記換気孔に換気ファンが設けられており、この換気ファンは、前記太陽電池パネルによって発電された電気を使用して稼動していることを特徴とする屋根構造。
【請求項4】
請求項2または3に記載の屋根構造において、
前記突出部の周囲には、この突出部を補強するための補強フレームが設けられるとともに、この補強フレームの少なくとも両端部にはフレーム脚部が接続され、このフレーム脚部の下端部は、前記他方の屋根面に緊結固定されていることを特徴とする屋根構造。
【請求項5】
請求項2〜4のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記パネル下空間には、このパネル下空間を覆うためのカバー部材が設けられており、このカバー部材には、前記パネル下空間と外部とを連通する通気孔が複数形成され、これら複数の通気孔は下向きに開口していることを特徴とする屋根構造。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記突出部は、水平方向に沿って突出するようにして形成されていることを特徴とする屋根構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−231666(P2008−231666A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−68293(P2007−68293)
【出願日】平成19年3月16日(2007.3.16)
【出願人】(307042385)ミサワホーム株式会社 (569)
【Fターム(参考)】