説明

帯状材の圧着貼り付け装置および圧着貼り付け方法

【課題】10mを超える長尺帯状材の施工も容易で、適正な作業員数で全工程を消化でき、また均一な品質の施工を行うための帯状材の圧着貼り付け装置および圧着貼り付け方法を提供する。
【解決手段】帯状材を構造物下面に貼り付ける装置であって、接着剤を収容し帯状材に接着剤を塗布する機構と帯状材を構造物下面に圧着させる機構とを備えるとともに、構造物の下面に設置したレールに上記両機構を懸垂させ走行させる機構とを備えることを特徴とする帯状材の圧着貼り付け装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートまたは木材または鋼材を主体とする構造物、例えば、建造物におけるコンクリート床版、梁などを補強するための帯状物の圧着貼り付け装置および圧着貼り付け方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、コンクリート橋等に代表される構造物に対する曲げ補強として、構造物下面に炭素繊維シートを貼り付けて補強することが行われている。
【0003】
しかしながら、この炭素繊維シートの貼付けは施工手順が煩雑で各手順毎の接着剤の硬化待ち時間等が多いという問題を有していた。この問題を解決し工期短縮を図るため、炭素繊維強化プラスチック板に代表される帯状材を接着剤で構造物下面に貼り付ける方法が行われるようになってきた。
【0004】
この帯状材として炭素繊維強化プラスチック板を使用し構造物下面に貼り付ける場合、エポキシ樹脂等を接着剤として構造物下面に貼り付けているが、従来の方法では補強対象付近の床面等に置いた帯状材にヘラ・金ゴテ等を使用して接着剤を塗布するか、あるいは床置き型の塗布箱の中に帯状材を貫通させて接着剤を塗布している。また、床上を移動させて帯状材に接着剤を塗布する装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、これらの従来技術では、いずれも最初に図11に示すように、作業床面31上に帯状材2を置き、図9に示すように、帯状材2の上に接着剤25aを長さ1m当り300g程度載せた状態とするものである。そして図4に示すように、構造物側接着剤25bを1m当り200g程度の割合で構造物下面に塗布し、図11に示すように、接着剤塗布済の帯状材を複数の作業員30で持ち上げ、上向きに構造物下面1に貼り付けている。
【0005】
しかしながら、この接着剤25aの塗布量は幅5cmの帯状材に対して1m当り300g程度もあり、接着剤25aを塗布済みの帯状材を持ち上げ上向きに貼り付ける際に、図11に示すように、少人数の作業員30で実施すると、帯状材の撓りや捩れや振動により、接着剤が偏ったり零れ落ちたりして均一な施工品質が確保できず、このような不具合が発生した場合には作業のやり直しとなり、すなわち作業時間の延伸となることで、帯状材接着による補強のセールスポイントである「工期の短縮」を阻害し、さらにはこのようなロスにより、作業所要時間が気温20℃の時に80分とされている接着剤の可使時間をも超えてしまい、構造物下面1への貼り付けが完了する前に接着剤25の硬化が始まり、作業が不可能となってしまう。
【0006】
このような場合には、接着剤25aが付着してしまった帯状材2自体を破棄し、最初から作業をやり直すという、経済的損失にもなっている。
【0007】
この撓りや捩れを防止するためには、図12に示すように、作業員30が3m間隔程度に並び、一緒に持ち上げる必要がある。
【0008】
通常、この帯状材の貼り付け作業工程は、(1)補強対象となる構造物下面の清掃および平滑化のための削り取り、(2)接着剤の混合、(3)接着剤の一部を構造物下面へ塗布、(4)接着剤の帯状材への塗布、(5)帯状材の持ち上げ・構造物下面への圧着、(6)はみ出した接着剤処理等の後片付け作業、という流れである。
【0009】
この一連の作業は、1班4人編成程度で行う作業であるが、例えば材長20mの帯状材を持ち上げ貼り付ける作業の場合、3m間隔で作業員を配置すると7人の作業員が必要となる。つまりこの持ち上げ・圧着という作業工程のみに多人数を必要とし、コストを押し上げる要因となっている。
【0010】
逆に、4人編成という通常の作業員数では、上向きに貼り付けられる帯状材は10m程度が上限である。また多人数で該貼り付け作業を行う時にも、全作業員のタイミングが揃わないと良好な結果は得られない。
【特許文献1】特開2003−10752号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
そこで本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、10mを超える長尺帯状材の施工も容易で、適正な作業員数で全工程を消化でき、また均一な品質の施工を行うための帯状材の圧着貼り付け装置および圧着貼り付け方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、上記の目的を達成するため、以下の構成を採用する。
【0013】
(1)帯状材を構造物下面に貼り付ける装置であって、接着剤を収容し帯状材に接着剤を塗布する機構と帯状材を構造物下面に圧着させる機構とを備えるとともに、構造物の下面に設置したレールに上記両機構を懸垂させ走行させる機構とを備えることを特徴とする帯状材の圧着貼り付け装置。
【0014】
(2)前記(1)に記載の帯状材貼り付け装置を用いて、帯状材を構造物下面に貼り付けることを特徴とする帯状材の圧着貼り付け方法。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、10mを超える長尺帯状物の施工も容易で、適正な作業員数で全工程を消化でき、施工手間を軽減し、また均一な品質の安定した施工を行うことができる。また、接着剤の偏りや零れ落ちを防止し、均一な帯状材の接着強度を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面に示す実施態様に基づいて、本発明をさらに詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の装置を使用して帯状材を構造物下面に貼り付ける時の、該装置および帯状材の配置の一例を示した図である。
【0018】
図1に示すように、接着剤塗布機構10aと帯状材圧着機構10bからなる帯状材接着剤塗布圧着装置10を使用し、構造物下面1に取り付けたレール3に該装置を懸垂させ、進行方向8に前進させる。
【0019】
帯状材2は該装置10が前進することにより、接着剤塗布機構10aを貫通することとなり、その時に適量の接着剤25が塗布された後に後部から排出される形となる。その直後に後部に取り付けられた帯状材圧着機構10bにより、構造物下面1に帯状材2が接着剤を介して圧着される。なお、この作業に先立ち、あらかじめ図4に示すように、接着剤25bを構造物下面に適量塗布しておくとよい。
【0020】
この帯状材2としては、コンクリートまたは木材または鋼材を主体とする構造物、例えば、建造物におけるコンクリート床版、梁などを補強するための帯状物であれば特に限定されるものではないが、例えば、東レ(株)製の“トレカ”(登録商標)ラミネートに代表されるような、炭素繊維を樹脂含浸させた後、板状に引き抜き成型した炭素繊維補強プラスチック板などを用いることができる。
【0021】
さらに接着剤25としては、帯状材を構造物下面に接着し所定の接着強度が確保できるものであれば特に限定されるものではないが、例えば、日本シーカ(株)製のシーカデュア30に代表されるような、帯状材2を構造物下面1に接着し所定の接着強度が確保できることが実証された接着剤などを用いることができる。
【0022】
また図9は、帯状材2に接着剤25aが適量に塗布された状態を示す。
【0023】
このことにより、図13に示すように、3人の作業員30で接着剤塗布・圧着作業が実施できる。
【0024】
この作業員30は該装置を前進させたり、接着剤の追加・貼り付けがなされた帯状材2の養生等の作業を分担実施する。
【0025】
また、接着剤塗布機構10aを貫通する前の帯状材2には接着剤は塗布されていないので、図13に示すように、帯状材2は下向きに撓んでいても支障はなく、帯状材2は接着剤を塗布された直後に所定の位置に圧着されるので、撓りや捩れによる接着剤の偏りや零れはなく、所定の位置に貼り付けすることができる。
【0026】
図2は、本発明に係る接着剤塗布機構10aの一例を示す前面側の断面図であり、レール3はレール固定用アンカー4またはレール固定用接着剤7により、構造物下面1に設置されている。
【0027】
レール3は、金属製、樹脂製などの溝型材とするが、作業性の面からは軽量溝型鋼が望ましく、市販のカーテンレールの利用も可能である。レール3の固定にアンカー4を用いるか接着剤7を用いるかは、構造物の状態、帯状材設置後の仕上げ等、現場条件に応じて判断により使い分けることができる。
【0028】
レール3に懸垂用ブラケット11および横梁12を懸垂させ、さらに該横梁12には接着剤25を収容する接着剤収容箱13が取り付けられている。該接着剤収容箱13に帯状材2を導入させ、貫通させることにより帯状材2に接着剤25を塗布するようになっている。
【0029】
懸垂用ブラケット11、横梁12は耐久性、強度、剛性の面からは金属製が望ましく、車輪14は金属製・プラスチック製・ゴム製等とすることができる。
【0030】
接着剤収容箱13の入り口15は、帯状材2が接着剤収容箱13に挿入される開口であり、帯状材の形状に合わせた大きさに形成されている。
【0031】
接着剤収容箱13の素材は、木製・金属製・プラスチック製等であり、耐久性の面からは鋼製・アルミ製等の金属製とするのが望ましい。
【0032】
図3は、接着剤塗布機構10aの一例を示す後面側の断面図であり、出口16は、図9に示すように、帯状材2の上面に接着剤25aが適量塗布されることを目的とした形状とすることが好ましい。接着剤25aは圧着時の空気抜きのため、図9に示すように、山型に塗布されるのが望ましく、この出口16はこのことに合わせて山型の形状とすることが好ましい。また、帯状材2は強度別に数種類の厚さの製品が市販されているが、出口16の高さは使用する帯状材の厚みに応じて微妙な調整が必要であり、そのためゲート板17を設け、接着剤塗布量の調整を行う機構とする。このゲート板17は金属製が望ましい。
【0033】
図4は、接着剤塗布機構10aの一例を示す中央部の断面図であり、接着剤収容箱13内にある接着剤25が、帯状材2に塗布される状況を示している。接着剤25が円滑に帯状材2に塗布されるようにするために帯状材2の方向に向かって幅が狭くなるように傾斜する接着剤導流板18を設ける。この接着剤導流板18は接着剤25が均等に流下するために接着剤25との付着力は弱いものであることが好ましく、金属板に接着剤との付着し難い樹脂フィルムを貼り付けるか、該樹脂フィルムと同質のプラスチック製が望ましい。
【0034】
また作業の進捗に従って接着剤25が減少していくので、接着剤投入口19を設け、該接着剤投入口19から接着剤の追加を行うことができるようになっている。
【0035】
図5は、該装置の全体を示す側面図である。帯状材圧着機構10bは、アーム20、該アーム20を上方に押し付けるバネ21、帯状材2を構造物下面1に圧着させるローラー22とローラー軸23、該機構の最後部を懸垂させるブラケット24および車輪14からなる。
【0036】
アーム20はローラー22を一定位置に保持する役目を有し、強度・耐久性の面からはやはり金属製が望ましい。
【0037】
バネ21はアーム20を上方に押し上げ、ローラー22を介して帯状材2を構造物下面1に圧着させる機能を有し、金属製もしくはゴム製が望ましい。ブラケット24および車輪14はバネ21の補助的な機能を有し、帯状材圧着機構10bの重量が大きく、バネ21だけでは保持できない場合に取り付ける。
【0038】
図6は、上記のアーム20、ローラー22、ローラー軸23、ブラケット24、車輪14の位置関係を別角度から詳細に表した図である。
【0039】
さらに図14は、接着剤塗布機構10aと帯状材圧着機構10bからなる帯状材接着剤塗布圧着装置10を使用し、構造物下面1に取り付けたレール3に該装置を懸垂させ、進行方向8に前進させることにより、帯状材2が該装置を貫通し、接着剤25aが帯状材2の上面に塗布されて後方に排出される状況を示す斜視図である。
【0040】
また、帯状材2の配置間隔が狭く、一対のレールの設置で複数の帯状材の設置が可能な場合には、図2の横梁12を、図7に示すように、長尺横梁12aとする。この長尺横梁12aは金属製全ネジボルトが望ましく、接着剤収容箱13等が横移動しないように押さえナット12bで固定する。またこの時は図8に示すように、ローラー軸も長尺ローラー軸23aに変更し、押さえナット23bを用いて、長尺ローラー軸23aが横移動しないように押さえる。
【0041】
この図7,8のようなタイプの装置を用い、帯状材の1本設置終了毎に、接着剤塗布機構10aおよび帯状材圧着機構10bを横にスライドさせることにより、レールを移設することなく順次2本目以降の帯状材2の定着が可能となる。このタイプを複線型と称す。
【0042】
図10は、構造設計において、帯状材2の長手方向の中間部に対応する構造物下面1の位置に定着等の目的で押さえ鋼板26を設置した状態を表し、このような場合にはレール固定用アンカー4をそのまま再利用できる。
【0043】
図15は、この複線型の該装置の全体を示す斜視図である。
【実施例】
【0044】
実施の細目
(1)接着剤収納箱30は、板厚0.5mm・長さ30cm、幅18cm、高さ15cmのブリキ箱
(2)ブラケット11は、板厚1mm・幅25mm・長さ250mmの鋼板
(3)横梁12は径10mmの棒鋼材
(4)ゲート板17は、板厚2.0mmのプラスチック板
(5)アーム20は板厚1.0mm・幅25mm・長さ700mmの鋼板
(6)ローラー22は、直径30mmのゴム製
(7)バネは板厚1.0mm・幅20mmのゴム板で、ローラーに人力圧着と同等以上の圧着力が発生するように長さを調整する。
(8)接着剤導流板18は、シリコン系離型フィルムを貼り付けたベニヤ合板
以上の部材を、孔に差し込んだり粘着テープで固定して組み立てる。
(9)図16に示すように、レール3は市販のカーテンレールであるタチカワブラインド社製V20を使用し、車輪4も同製品に組み込まれているフック付きのプラスチック製品とし、構造物下面1への取り付けは径6mmの後施工アンカー5を打ち込み、レール3を取り付け後に、ボルト6として径6mmの平ネジで締め付け固定する。
【0045】
上記の車輪4のフックを利用してブラケット11および横梁12を吊り下げ、横梁12上に組み立てた該装置の他の部品類を載せて粘着テープで固定する。
【0046】
帯状板2を入り口15から樹脂収納箱13内にゲート板17の手前まで挿入し、接着剤25を樹脂収納箱13に投入する。
【0047】
最初は該装置を前進させず、帯状材2を前方から後方へ押すことで、図9に示すように、適量の接着剤25aが塗布された帯状材2が、出口16より後方へ押し出され、ローラー22の場所まで押し出した時点で該帯状材2をローラー22と構造物下面1の間に挟み込む。
【0048】
次に該装置を進行方向8へ一定の速度で前進させることにより、連続的に帯状材への接着剤塗布と塗布済みの帯状材の構造物下面への圧着が一連作業が実施される。
【0049】
このような作業形態は、金コテ・床置き型塗布装置等による帯状材への接着剤の塗布作業、その後、一斉に作業員が並んでの帯状材を持ち上げての圧着作業という従来の作業形態に比べ、簡単かつ迅速で作業効率が良く、生産性向上に寄与するとともに、従来は複数の人間の圧着作業という点から均一な圧着力は得難かったが、本発明の方法では、均一な圧着力を与えながらのローラー走行による作業であり、また帯状材2への接着剤25の塗布直後に構造物下面1へ圧着してしまうため、接着剤の偏りや零れ落ちもなく、均一な施工品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の装置を使用して帯状材を構造物下面に貼り付ける時の、該装置および帯状材の配置の一例を示した図である。
【図2】本発明の装置の前面側(帯状材の入る側)の断面図である。
【図3】本発明の装置の後背面側(帯状材の出る側)の断面図である。
【図4】本発明の装置の中央部の断面図である。
【図5】本発明の装置の側面図である。
【図6】帯状材圧着機構10bのうちのローラー22付近の図である。
【図7】本装置により一対のレールに懸垂し、複数の帯状材を圧着させる場合の、装置の幅を示す断面図である(複線型)。
【図8】図7のような状態で該装置を使用するときの、ローラー22付近の拡大図である。
【図9】帯状板への接着剤の塗布状況図である。
【図10】本発明に使用するレールのアンカーを再利用して帯状板を固定する状態図である。
【図11】従来の方法で少人数で帯状材を貼り付けるために、撓みが生じる作業の状態図である。
【図12】撓みを減少させるために多人数で帯状材を貼り付ける作業の状態図である。
【図13】本発明の装置を使用して少人数で帯状材を貼り付ける作業の状態図である。
【図14】本発明の装置のうち、帯状材圧着機構部の車輪のないタイプの斜視図である。
【図15】本発明の装置のうち、複線型でかつ帯状材圧着機構部の車輪のあるタイプの斜視図である。
【図16】市販のカーテンレールを利用した本発明の装置の実施例の図である。
【符号の説明】
【0051】
1:構造物下面
2:帯状材
3:レール
4:レール固定用アンカー
5:後施工アンカー
6:レール固定用ボルト
7:レール固定用接着剤
8:該装置の進行方向
10:帯状材接着剤塗布圧着装置全体
10a:接着剤塗布機構
10b:帯状材圧着機構
11:接着剤塗布機構の懸垂用ブラケット
12:横梁
12a:長尺横梁
12b:押さえナット
13:接着剤収容箱
14:車輪
14a:フック付き車輪
15:帯状材入り口
16:帯状材出口
17:ゲート板
18:接着剤導流板
19:接着剤投入口
20:帯状材圧着機構のアーム
21:帯状材圧着機構のバネ
22:帯状材圧着機構のローラー
23:ローラー軸
23a:長尺ローラー軸
23b:押さえナット
24:帯状材圧着機構の懸垂用ブラケット
25:接着剤
25a:帯状材に塗布した接着剤
25b:構造物下面に塗布した接着剤
26:接着剤投入方向
30:作業員
31:作業足場・作業床

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状材を構造物下面に貼り付ける装置であって、接着剤を収容し帯状材に接着剤を塗布する機構と帯状材を構造物下面に圧着させる機構とを備えるとともに、構造物の下面に設置したレールに上記両機構を懸垂させ走行させる機構とを備えることを特徴とする帯状材の圧着貼り付け装置。
【請求項2】
請求項1に記載の帯状材貼り付け装置を用いて、帯状材を構造物下面に貼り付けることを特徴とする帯状材の圧着貼り付け方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2007−120212(P2007−120212A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−315920(P2005−315920)
【出願日】平成17年10月31日(2005.10.31)
【出願人】(000003159)東レ株式会社 (7,677)
【Fターム(参考)】