説明

干渉微粒子に基づく脱臭及び/または制汗組成物;メイクアップ方法並びに発汗及び/または身体の臭気、特に腋窩の臭気の処置のための方法

【課題】消費者が適用時から気付くことができる迅速な態様で皮膚の有害な変化を隠し、皮膚と接触した衣服に視覚的に跡を残さない、実際には全く跡を残さない脱臭製品/制汗製品を生産する必要性がいまだ存在する。
【解決手段】本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に、
a)少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分;並びに
b)集団の50重量%が40μm未満の直径(d50)を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない、少なくとも干渉粒子
を含む組成物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に
a)少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分;並びに
b)以下に詳細に説明される特定の粒子サイズを有する少なくとも干渉粒子
を含む組成物に関する。
【0002】
本発明の別の主題は、美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び皮膚の表面に前記組成物を適用することを含む発汗の処置のための美容方法である。
【0003】
本発明の別の主題は、美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び皮膚の表面にそのような組成物の有効量を適用することを含む、身体の臭気、特に腋窩の臭気、特に腋の下の臭気の処置のための美容方法である。
【背景技術】
【0004】
エクリン性またはアポクリン性の汗は、分泌された場合あまり臭気がしない。臭気は、悪臭を放つ化合物を生産する酵素的反応を介した細菌による分解物である。脱臭活性成分の役割は、不快な臭気の形成を減少または防止することである。今日まで提供された各種のシステムは、主たるファミリーに共に分割できる。
【0005】
(i)殺菌性物質または細菌の成長を制限する物質
定住性細菌フロラを破壊する殺菌性物質が存在する。これらの物質の中で最も広範に使用されているものは、トリクロサン(2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル)である。細菌の増殖を減少する物質が存在する。これらの物質としては、EDTAまたはDPTAのような遷移金属キレート剤が挙げられる。
【0006】
(ii)臭気化合物の形成に関与する酵素反応をブロックする物質
特定の例として、アリールスルファターゼ、5−リポキシゲナーゼ、アミノアシラーゼ、またはβ−グルクロニダーゼのインヒビターが挙げられる。
【0007】
(iii)不快な臭気の吸収剤
臭気吸収剤は、臭気性化合物の上記を「捕獲」または減少する。臭気吸収剤としては、ゼオライトまたはシクロデキストリンが挙げられる。あるタイプの固体粒子、例えば特許出願US2005/063928の金属酸化物シリケート;特許出願US2005/084464及びUS2005/084474の遷移金属によって修飾された金属酸化物粒子;特許出願EP1658863に記載されたもののようなアルミノシリケート;または米国特許US6916465に記載されたもののようなキトサン誘導体のナノメーター粒子が、脱臭剤として使用できる。
【0008】
(iv)制汗剤
アルミニウム及び/またはジルコニウム塩は、制汗活性成分として最も広範に使用されている。これらの活性成分の作用の原理は、汗腺管にゲルを形成することである。
【0009】
このゲルは、汗孔を部分的にブロックする栓を形成する。かくして汗の流動が減少する。これらのアルミニウム塩はまた、それらが殺菌剤でもあるためそれら自体でも有効である。かくしてそれらはまた、汗の分解に関与する細菌の数を減少することにより、脱臭有効性に関して直接的な役割をも果たす。
【0010】
腋の下の皮膚に適用されるこれらの各種の処置は、異常、特にアジア人の皮膚における色素性のしみのタイプの不均一な領域、しばしば毛髪の再成長による皮膚色異常または吹き出物によって反映される皮膚の有害な変化をもたらす傾向を有する。
【0011】
現在では、脱臭製品/制汗製品の市場では、消費者が適用時間から気付くことができる迅速な態様である一方、自然な外観を維持するようなこれらの異常を隠すことが可能な溶液は存在していない。更に、脱臭製剤/制汗製剤に適合可能であり、皮膚と接触する衣服に顕著な跡を残さない材料で、この目的を達成することが重要である。
【0012】
特許出願JP2000−086446において、除毛処理(剃刀、ワックス、脱毛クリーム)による痕跡、紅斑または吹き出物を隠す目的のため、毛髪の除去後に腋窩に適用することを企図した脱臭活性成分及び/または制汗活性成分に基づく組成物について既に提案されている。これらの組成物は、タルク、及び有機または無機着色材料のような身体のためのパウダーを含む。
【0013】
特許出願EP972512もまた、経時的な適用後の着色の分布の挙動を改善するため、及び数時間に亘り継続する光沢を有さない着色の提供のための、制汗活性成分とシリコーンエラストマーとを含む、特に顔用のメイクアップ組成物を開示している。これらの組成物は、前記組成物に固さまたは剛性を与え、メイクアップに柔軟性、光沢のなさ、及び均一性を与えることを企図したフィラーを含むことができる。これらのフィラーとしては、干渉粒子、例えば真珠光沢剤が挙げられ、それらは天然の真珠層、酸化チタン、酸化鉄、天然顔料、またはオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、着色酸化チタン被覆マイカが挙げられる。
【0014】
脱臭製品/制汗製品の処理による皮膚の異常を隠すという課題は、これらの文献では言及されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】特許出願US2005/063928
【特許文献2】特許出願US2005/084464
【特許文献3】特許出願US2005/084474
【特許文献4】特許出願EP1658863
【特許文献5】米国特許US6916465
【特許文献6】特許出願JP2000−086446
【特許文献7】特許出願EP972512
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
消費者が適用時から気付くことができる迅速な態様で皮膚の有害な変化を隠し、皮膚と接触した衣服に視覚的に跡を残さない、実際には全く跡を残さない脱臭製品/制汗製品を生産する必要性がいまだ存在する。
【0017】
本出願人は、集団の50重量%が40μm未満の直径を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない干渉粒子を使用することにより、この目的を達成することが可能であることを発見した。これは、粒径分布が脱臭製品及び/または制汗製品において80μmより大きいサイズを有する粒子を含む真珠光沢剤の使用が、衣服の移りまたは染色のより顕著な現象を引き起こすことを本出願人が発見したことによる。
【0018】
この発見が本発明の基礎を形成する。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に、
a)少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分;並びに
b)集団の50重量%が40μm未満の直径(d50)を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない、少なくとも干渉粒子
を含む組成物に関する。
【0020】
本発明の別の主題は、美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び皮膚の表面に前記組成物を適用することを含む発汗の処置のための美容方法である。
【0021】
本発明の別の主題は、美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び皮膚の表面にそのような組成物の有効量を適用することを含む、身体の臭気、特に腋窩の臭気の処置のための美容方法である。
【0022】
本発明はまた、組成物の適用後の皮膚の異常を隠す目的のための、化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分を含む組成物における、集団の50重量%が40μm未満の直径(d50)を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない干渉粒子の使用に関する。
【0023】
用語「制汗活性成分」は、それ自体単独で、汗の流動を減少または制限する効果を有するいずれかの物質を意味するように解される。
【0024】
用語「脱臭活性成分」は、細菌によるヒトの汗の分解から生ずる不快な臭気を隠す、吸収する、改善する及び/または減少することが可能ないずれかの物質を意味するように解される。
【0025】
用語「化粧品的に許容可能」は、好ましい着色、好ましい臭気、及び好ましい感触を示し、この組成物を使用することを消費者に思い止まらせるに足る許容できない不快感を引き起こさない、皮膚及び/またはその表面身体成長部と適合可能であることを意味するように解される。
【発明を実施するための形態】
【0026】
干渉粒子
本発明の意味の範囲内では、用語「干渉粒子」は、層の性質に従って異なって回折して散乱する、光線の干渉による色彩の効果の創造が可能であるように一般的に複層構造を有するいずれかの粒子を表す。かくしてこれらの粒子は、観察角度と光の入射角に従って変化する色彩を示すことができる。
【0027】
本発明の意味の範囲内では、複層構造は、単一の層で被覆された物質から形成される構造、または少なくとも二つ、実際にはいくつかの連続層で被覆された物質から形成される構造を区別することなく表すように企図される。
【0028】
かくして複層構造は、一つの層、実際には少なくとも二つの層を含み、各層は他の層とは独立してまたは独立せずに、以下の材料:MgF、CeF、ZnS、ZnSe、Si、SiO、Ge、Te、Fe、Pt、Va、Al、MgO、Y、S、SiO、HfO、ZrO、CeO、Nb、Ta、TiO、Ag、Al、Au、Cu、Rb、Ti、Ta、W、Zn、MoS、氷晶石、合金、ポリマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも一つの材料から形成される。
【0029】
一般的に、複層構造は無機の性質を有する。
【0030】
とりわけ、本発明に従って考慮される干渉粒子は、とりわけ一つ以上の金属酸化物の層で被覆されたマイカに基づく天然物質から特に形成された干渉顔料、または天然若しくは合成の単一層または複層の真珠光沢剤であることができる。
【0031】
本発明に係る干渉粒子は、レーザー粒子サイザー、例えばMalvernet社製のMastersizer(登録商標)2000またはBrookhaven Instrument Corporation社製のBI90+(登録商標)で測定すると、集団の50重量%が40μm未満、とりわけ30μm未満、特に20μm未満、特に15μm未満の直径(d50)を有することを特徴とする。
【0032】
マイカ/酸化スズ/酸化チタンタイプの真珠光沢剤、例えばMerck社によりTimiron(登録商標)Silk Blue、Timiron(登録商標)Silk Red、Timiron(登録商標)Silk Green、Timiron(登録商標)Silk Gold、及びTimiron(登録商標)Super Silkの名称で市販されている製品、及びマイカ/酸化鉄/酸化チタン真珠光沢剤、例えばEngelhard社によって提供されるFlamenco(登録商標)Satin Blue、Flamenco(登録商標)Satin Red、Flamenco(登録商標)Satin Violoet、及びFlamenco(登録商標)Orange 320C、並びにそれらの混合物が、本発明に非常にとりわけ適している。
【0033】
これらの干渉粒子の選択は、本発明にかかる組成物に必要とされる輝度及び彩度の観点の必要条件にされに適合可能なようになされると解される。一般的に、これらの干渉粒子は、着色の点で均一な効果を生じながら、皮膚の天然の色つやを維持するのに十分な量で存在する。
【0034】
とりわけこれらの粒子は、組成物の全重量に対して0.01から10重量%の範囲、好ましくは0.1から5重量%の範囲の量で存在できる。
【0035】
脱臭活性成分
本発明に係る化粧品組成物は、例えば以下のもののような一つ以上の脱臭活性成分を含むことができる:
−静菌剤または殺菌剤、例えば2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)、2,4−ジクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、3’,4’,5’−トリクロロサリチルアニリド、1−(3’,4’−ジクロロフェニル)−3−(4’−クロロフェニル)ウレア(トリクロカルバン)、または3,7,11−トリメチルドデカ−2,5,10−トリエノール(ファルネゾール);第四級アンモニウム塩、例えばセチルトリメチルアンモニウム塩またはセチルピリジニウム塩;クロルヘキシジン及びその塩;ジグリセロールモノカプレート、ジグリセロールモノラウレート、またはグリセロールモノラウレート;またはポリヘキサメチレンビグアニド塩;
−亜鉛塩、例えばサリチル酸亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛、ピロリドンカルボン酸亜鉛(ピドール酸亜鉛としてより一般的に既知である)、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、乳酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、グリシン酸亜鉛、炭酸亜鉛、クエン酸亜鉛、塩化亜鉛、ラウリル酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、オルトリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、酒石酸亜鉛、乳酸亜鉛、酢酸亜鉛、またはそれらの混合物;
−臭気吸収剤、例えばゼオライト、シクロデキストリン、金属酸化物シリケート、例えば特許出願US2005/063928に記載されたもの、遷移金属により修飾された金属酸化物粒子、例えば特許出願US2005/084464及びUS2005/084474に記載されたもの、アルミノシリケート、例えば特許出願EP1658863に記載されたもの、またはキトサン誘導体の粒子、例えば米国特許US6916465に記載されたもの;
−臭気化合物の形成に関与する酵素反応をブロックする物質、例えばアリールスルファターゼ、5−リポキシゲナーゼ、アミノアシラーゼ、またはβ−グルクロニダーゼのインヒビター;
並びにそれらの混合物。
【0036】
脱臭活性成分は、組成物の全重量に対して0.01から10重量%の割合、好ましくは0.1から5重量%の割合で、本発明に係る組成物中に存在できる。
【0037】
制汗活性成分
制汗活性成分は、アルミニウム及び/またはジルコニウム塩;またはジルコニウムヒドロキシクロリド及びアルミニウムヒドロキシクロリドとアミノ酸との複合体、例えば一般的に「ZAG複合体」の名称で既知である米国特許US3792068に記載されたものから好ましくは選択される。そのような複合体は、ZAG(アミノ酸がグリシンである場合)の名称で一般的に既知である。ZAG複合体は通常、約1.67から12.5の範囲のAl/Ztの商と、約0.73から1.93の範囲の金属/Clの商を示す。これらの製品としては、アルミニウムジルコニウムオクタクロロヒドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレートGLY、及びアルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレートGLYが挙げられる。
【0038】
アルミニウム塩としては、アルミニウムクロロヒドレート、アルミニウムクロロヒドレックス、アルミニウムクロロヒドレックスPEG、アルミニウムクロロヒドレックスPG、アルミニウムジクロロヒドレート、アルミニウムジクロロヒドレックスPEG、アルミニウムジクロロヒドレックスPG、アルミニウムセスキクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロロヒドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロヒドレックスPG、アルム塩、硫酸アルミニウム、アルミニウムジルコニウムオクタクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート、とりわけReach 301の名称でReheis社により、またはAloxicoll PF 40の名称でGuilini Chemie社により市販されているアルミニウムヒドロキシクロリドが挙げられる。アルミニウムとジルコニウムの塩は、例えばReach AZP-908-SUFの名称でReheis社により市販されているものである。
【0039】
活性化または不活性化形態のアルミニウムクロロヒドレートの使用が特に挙げられる。
【0040】
制汗活性成分は、組成物の全重量に対して0.001から30重量%の割合、好ましくは0.5から25重量%の割合で本発明に係る組成物中に存在できる。
【0041】
本発明に係る組成物は好ましくは、選択されるビヒクルに依存して3から9の範囲のpHを有する。
【0042】
本発明に係る組成物は、局所適用で通常使用される全ての製剤形態、特に水性ゲル、水溶液、または水性/アルコール性溶液の形態で提供できる。脂肪相または油性相の添加によって、ローションタイプの分散物、乳液タイプの液体または半固体の稠度を有するエマルション(エマルションは水性相における脂肪相の分散(O/W)またはその逆(W/O)によって得られる)、クリームまたはゲルタイプの柔らかい半固体または固体の稠度を有する懸濁物またはエマルション、あるいは複相(W/O/WまたはO/W/O)エマルション、マイクロエマルション、イオン性及び/または非イオン性タイプのベシクル分散物、またはワックス/水性相分散物の形態で提供できる。これらの組成物は、常法によって調製される。
【0043】
本発明の一つの主題によれば、制汗組成物は、エアゾール装置またはポンプ作用のスプレー;格子のような透かした壁を備えた装置、またはスティックの形態で実装される。この点で、それらはこのタイプの製品で一般的に使用され、当業者に周知である成分を含む。
【0044】
美容的使用のために企図される本発明に係る組成物は、少なくとも一つの水性相を含むことができる。それらは特に、水性ローション、油中水型または水中油型エマルション、または複相エマルション(油中水中油型または水中油注水型三相エマルション)(そのようなエマルションは既知であり、例えば"Cosmetic and Toiletries, 1986年11月, Vol. 101, 101-112頁においてC. Foxによって記載されている)として製剤化される。
【0045】
前記組成物の水性相は、水と、一般的に他の水溶性または水混和性溶媒とを含む。水溶性または水混和性溶媒は、短鎖モノアルコール、例えばC−Cモノアルコール、例えばエタノール若しくはイソプロパノール;またはジオール若しくはポリオール、例えばエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、2−エトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、及びソルビトールを含む。プロピレングリコール及びグリセロールの使用がとりわけ挙げられる。
【0046】
本発明の特定の形態によれば、本発明の組成物は無水であることができる。
【0047】
用語「無水」は、本発明の意味の範囲内で、遊離水または添加水の含量が3重量%未満、である、好ましくは添加水の含量が補正物の全重量に対して1重量%未満である組成物を意味するように解される。
【0048】
本発明に係る組成物は、少なくとも一つの水非混和性有機液体相を含むことができる。後者は一般的に、前記相を水に非混和性とする一つ以上の疎水性化合物を含む。前記相は、環境温度(20−25℃)で液体である(構造化剤の不存在下で)。好ましくは、本発明に係る水非混和水有機液体相は、一般的にオイルまたはオイルの混合物からなり、25℃で4kPa(30mmHg)の値を超えない蒸気圧を有する少なくとも80%の化合物を含む。
【0049】
水非混和性有機液体相は好ましくは、一つ以上の揮発性若しくは不揮発性シリコーンまたは炭化水素皮膚軟化オイルを含む。これらの皮膚軟化オイルは、米国特許US4822596及びUS4904463に特に記載されている。
【0050】
揮発性シリコーンは、環境温度で揮発性である化合物として既知の態様で定義される。これらの化合物として、ジメチルシロキサンタイプの冠状及び直鎖状揮発性シリコーン(その鎖は3から9のケイ素残基を含む)が挙げられる。好ましくはシクロメチコーンD、D、またはDが選択される。
【0051】
不揮発性シリコーンは、環境温度で低い蒸気圧を有する化合物として既知の態様で定義される。これらの化合物としては以下のものが含まれる:ポリアルキルシロキサン、特に直鎖状ポリアルキルシロキサン、例えば"Dow Corning 245 Fluid"の名称でDow Corning社により市販される直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはジメチコーン;ポリアルキルアリールシロキサン、例えば"Dow Corning 556 Fluid"の名称でDow Corning社により市販されるポリメチルフェニルシロキサン;またはポリエーテル及びシロキサンコポリマー、例えばジメチコーンコポリオール。
【0052】
本発明で使用できる不揮発性皮膚軟化オイルとしては、例えば炭化水素誘導体、鉱油、脂肪アルコール、C−C18アルコールとC−C18酸とのエステル、安息香酸とC12−C18アルコールとのエステル、及びそれらの混合物、グリセロール、プロピレングリコール、またはソルビトールから好ましくは選択されるC−Cポリオール、またはポリアルキレングリコールポリマーが挙げられる。
【0053】
皮膚軟化オイルは、組成物の全重量に対して1から50重量%、好ましくは5から40重量%の範囲の量で好ましくは存在する。
【0054】
組成物の制汗有効性を改善するために、ブレーンステッド酸、特に特許出願WO02/49590に記載されたマレイン酸及び/またはリンゴ酸無水物から由来するものを含む一つ以上の水溶性アニオン性ポリマーを更に使用することが可能である。
【0055】
製品の均一性を改善するために、疎水性変性モンモリロナイトクレー、例えば疎水性変性ベントナイトまたはヘクトライトから好ましくは選択される一つ以上の懸濁剤の使用が更に挙げられる。例えばステアラルコニウムベントナイト(CTFA名)製品(ベントナイトと第四級アンモニウムステアラルコニウムクロリドとの反応性生物)、例えばSud Chemie Rheologicals, United Catalysts Inc.社によりTixogel MP 250の名称で市販されている市販品、またはジステアルジモニウム(CTFA名)製品(へクトライトとジステアリルジモニウムクロリドとの反応性生物)、例えばElementis Specialities社によりBentone 38またはBentone Gelの名称で市販されている製品が挙げられる。
【0056】
懸濁剤は好ましくは、細生物の全重量に対して0.1から5重量%、より好ましくは0.2から2重量%の範囲の量で存在する。
【0057】
本発明に係る組成物は、少なくとも一つのフィラーを更に含むことができる。
【0058】
本発明によって使用できるフィラーとしては、有機パウダーが挙げられる。本特許出願では、用語「有機パウダー」は、環境温度(25℃)で媒体中に不溶性であるいずれかの固体を意味するように解される。
【0059】
本発明の組成物で使用できる有機パウダーとして、例えばポリアミド粒子、特にAtochem社によりOrgasolの名称で市販されているもの;ポリエチレンパウダー;アクリルポリマーに基づくミクロスフェア、例えばPolytrapの名称でDow Corning社により市販されているエチレングリコールジメタクリレート/ラウリルメタクリレートコポリマーからなるもの;Matsumoto社によりMicrosphere M-100の名称で、またはWackherr社によりCovabead LH85の名称で市販されているポリ(メチルメタクリレート)ミクロスフェア;エチレン/アクリレートコポリマーから形成されるパウダー、例えばSumitomo Seika Chemicals社によりFlobeadsの名称で市販されているもの;膨張パウダー、例えば中空ミクロスフェア、特に参照名551 DE 12(約12μmの粒径と40kg/mの密度)、551 DE 20(約30μmの粒径と65kg/mの密度)、または551 DE 50(約40μmの粒径)でKemanord Plast社によりExpancelの名称で市販されている、ビニリデンクロリド、アクロリニトリル、及びメタクリレートのターポリマーから形成されるミクロスフェア、Matsumoto社によりMicropearl F 80 EDの名称で市販されているミクロスフェア;天然有機材料から形成されるパウダー、デンプン、特に架橋または非架橋トウモロコシ、コムギ、またはコメデンプンから形成されるパウダー、例えばNational Starch社によりDry-Floの名称で市販されているオクテニルコハク酸無水物によって架橋されたデンプンから形成されるパウダー;シリコーン樹脂ミクロビーズ、例えばToshiba Silicone社によりTospearl、特にTospearl 240の名称で市販されているもの;またはアミノ酸から形成されるパウダー、例えばAjinomoto社によりAmihope LL-11の名称で市販されているラウロイルリシンパウダー;好ましくは1μm未満、特に0.02μmから1μmの範囲の平均径を有し、ワックスまたはワックスの混合物から必須になるワックス微小分散物粒子、例えばByk Cera社によりAquacer、特にAquacer 520(合成及
び天然ワックスの混合物)、Aquacer 514若しくは513(ポリエチレンワックス)またはAquacer 511(ポリマーワックス)の名称で市販されている製品、あるいはJohnson Polymer社によりJonwax 120の名称で市販されている製品(ポリエチレンとパラフィンワックスの混合物)、及びByk Cera社によりCeraflour 961の名称で市販されている製品(微粉化変性ポリエチレンワックス);並びにそれらの混合物が挙げられる。有機パウダーは例えばある量で存在できる。
【0060】
本発明に係る化粧品組成物は、ワックス、柔軟剤、抗酸化剤、不透明化剤、安定化剤、保湿剤、ビタミン、香料、抗菌剤、防腐剤、ポリマー、増粘剤、噴射剤、またはこのタイプの適用において化粧品で一般的に使用されるいずれかの他の成分から選択される化粧品アジュバントを更に含むことができる。
【0061】
もちろん当業者は、このまたはこれらの任意の更なる化合物を選択するのに注意を払い、本発明に係る化粧品組成物に固有に付随する有利な特性が、考慮される添加によって負に影響されない、または実質的に負に影響されないようにするであろう。
【0062】
ワックスは、動物、化石、植物、鉱物、または合成ワックスから選択できる。特にビーズワックス、カルナウバ、カンデリラ、サトウキビ若しくはモクロウ、オゾケライト、モンタンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、またはシリコーンワックス及び樹脂が挙げられる。
【0063】
増粘剤、好ましくは非イオン性増粘剤は、変性または未変性グアゴム及びセルロース、例えばヒドロキシプロピル化グアゴム、セチルヒドロキシエチルセルロース、またはシリカ、例えばNL Industries社により市販されるBentone Gel MIO、またはPolyplastic社により市販されるVeegum Ultraから選択できる。
【0064】
増粘剤はまた、カチオン性増粘剤、例えばSalcare SC95(ポリクオタニウム−37(及び)鉱物オイル(及び)PPG−1トリデセス−6)またはSalcare SC95(ポリクオタニウム−37(及び)プロピレングリコールジカプリレート/ジカプレート(及び)PPG−1トリデセス−6)の名称で市販されているポリクオタニウム−37、または他の架橋化カチオン性ポリマー、例えばCTFA名カチオン性エチルアクリレート/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマーインエマルションを有するものであることができる。
【0065】
本発明に係る化粧品組成物中に存在できるこれら各種の成分の量は、脱臭及び/または制汗組成物で通常使用される量である。
【0066】
それらが水非混和性有機液体層を含む場合、本発明に係る組成物は、前記水非混和性有機液体相のための一つ以上の構造化剤またはゲル化剤、例えばワックス及び/または直鎖状固体脂肪アルコール;脂肪酸またはそれらの塩(ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、12−ヒドロキシステアリン酸);ジベンジリデンアルジトール(DBS);ラノステロール;N−アシルアミノ酸誘導体;ジまたはトリカルボン酸の誘導体、例えばアルキル−N,N’−ジアルキルスクシンアミド(即ちドデシル−N,N’−時ブチルスクシンアミド);またはオルガノポリシロキサンエラストマー、例えば特許出願WO97/44010に記載されたものを含むことができる。
【0067】
本発明に係る組成物は、
(A)前述の組成物を含む容器;
(B)少なくとも一つの噴射剤と前記エアゾール組成物を分配する手段
からなるエアゾール装置に加圧され実装できる。
【0068】
このタイプの製品で一般的に使用され、当業者に周知である噴射剤は、例えばジメチルエーテル(DME)、揮発性炭化水素、例えばn−ブタン、プロパン、またはイソブタン、並びに任意に少なくとも一つの塩素化及び/またはフッ素化炭化水素とのそれらの混合物である;後者としては、Freon(登録商標)及びDymel(登録商標)の名称でDupont de Nemours社により市販されている化合物、特にモノフルオロトリクロロメタン、ジフルオロジクロロメタン、テトラフルオロジクロロエタン、及び1,1−ジフルオロエタン、特にDuPont社によりDymel 152の商標名で市販されているものが挙げられる。噴射剤として、二酸化炭素ガス、酸化窒素、窒素、または圧縮空気の使用が挙げられる。
【0069】
エアゾール装置の一部を形成する分配手段は、エアゾール組成物を蒸気化するノズルをそれ自体含む、分配ヘッドによって制御された分配バブルから構成される。加圧組成物を含む容器は不透明または透明であることができる。それはガラス、ポリマーまたは金属で形成され、任意に保護ラッカーの層で被覆される。
【実施例】
【0070】
以下の実施例は、本発明を説明するように機能する。
【0071】
実施例1:制汗ロールオン
【表1】

【0072】
実施例2:制汗エアゾール
【表2】

【0073】
実施例1及び2に特徴的な均一化力、明色化力、及び透明度の測定
プロトコール
第一の工程では、標準的なプラスチック透明シートに、Elcometer Automatic Fil Applicator K4330タイプのフィルムアプリケーターと50μmに標準化された移動部分を使用して、分析される組成物を均一に広げる。各透明なシートを、所定の皮膚の色つやのタイプを表すコントラストシートに重ねる。Afro-Americanの皮膚の色つやの4の領域Z、Z、Z、及びZを、参照領域Zに沿って評価する。評価される色つやのそれぞれを表す各領域に対してMinolta社製のChromameter(登録商標)CR400比色計を使用して、L,a,b比色測定をその後実施する。
【0074】
A)均一化力
均一化力を以下のものから計算する:
−平均ΔE:参照領域Zと比較した裸の皮膚における平均色彩差異に対応する;及び
−平均ΔE:参照領域Zと比較した本発明の組成物で処理された皮膚の平均色彩差異に対応する。
【0075】
それは平均ΔE/平均ΔE比によって計算される。良好な均一性が視覚可能であるために、組成物は1.5より大きい均一化力の値を示すことが重要である。この結果は以下の表に示されている:
【0076】
実施例1について
【表3】

【0077】
実施例2について
【表4】

【0078】
【表5】

【0079】
B)明色化力
明色化力は、所定の皮膚の色つやの領域Zに対する組成物の適用の前後の平均色彩差異に対応する平均ΔEである。効果を消費者が実際に気づくためには、組成物は10より大きい明色化力の値を示すことが重要である。その結果が以下の表に示されている。
【0080】
実施例1について
【表6】

【0081】
実施例2について
【表7】

【0082】
【表8】

【0083】
C)透明度
透明度の値は、その一部について、黒色/白色コントラストシート上のX、Y、Zの座標における比色測定を経て生ずる。消費者による製剤の認知を決定しているため、透明度も重要な要素である。天然の効果を有するためには、60%より高い透明度を維持することが好ましい。
【0084】
透明度のパーセンテージTは、以下の等式によって与えられる:
T=100−((Y黒色領域/Y白色領域)×100)
【0085】
その結果が以下の表に示されている:
【0086】
【表9】

【0087】
衣服への漂白/移りの差異における改善の表面化
使用された方法は、統計学的に再現性のある態様で、制汗製剤の使用がもたらす移り及び漂白の効果を特徴付けることがここで可能である。
【0088】
この試験の原理は、製剤の適用の間の製剤の漂白の変化を所定時間撮影し、衣服に対する後者の移りを模倣することである。
【0089】
製剤をBioskin(登録商標)プレート皮膚サンプルに適用する。これらは、着色を制限し、メイクアップの除去を補助するために、薄い保護層で被覆された二重の厚みのポリウレタンからなる柔軟なプレートである。これらは「合成皮膚」のタイプであり、その目的は表皮の弾性と柔軟性、及びヒトの皮膚のきめを再現することである。
【0090】
この試験を、カメラ(Pieper GmbH 4912-5100)及びイメージ分析ソフトウェアー(Sedimet)を使用して実施する。
【0091】
工程1:製剤の固有の漂白
この工程は、染色の後の製剤の漂白を評価することを可能にする。
【0092】
1−400mgの製剤を、指を使用して25cm(四角)の表面領域に亘り黒色のBioskinに広げる;
2−5分の測定感覚で3時間、ライトボックスにおいて撮影を実施する。
【0093】
工程2:「操作条件」下での漂白
ここで、支持体への移動を提供することによって適用の間で生ずるものを模倣する試みを実施する。これについて、ガラスエアゾールボトルの周りにフィルムを巻くことによってバイオスキンからフィルムを除去し、ライトボックスで写真を撮影し、この取り扱い操作を3回繰り返す。
【0094】
工程3:生地への移りの測定
生地を染色する製剤の能力を評価する。
【0095】
生地(黒色ジャージー、綿100%)をBioskin(登録商標)に重ねる。正確に2kgの重りを製剤が沈着した表面に配置し、生地(Bioskin(登録商標)と重りの間に配置された)を引っ張りながら同時に重りに沿って運ぶ。それはバイオスキンの末端まで下方に引っ張られ、次いで生地を開始状態まで再び引き上げる。生地の写真をライトボックスで撮影する。
【0096】
表学を灰色のパーセンテージとして測定する:100%は生地が完全に漂白されたことに対応する。
【0097】
集団の50%が47μm未満の直径を有し、集団が128μmのサイズを有する粒子を含む真珠光沢剤で本発明に係る真珠光沢剤を置換した同等な組成物Aと、実施例1の組成物を比較する。
【0098】
【表10】

【0099】
生地の漂白は組成物Aのものより実質的に大きいことが見出される。
【0100】
実施例3:制汗スティック
【表11】

【0101】
実施例4:水性/アルコール性制汗ロールオン
【表12】

【0102】
実施例5:脱臭エアゾール
【表13】

【0103】
実施例6:脱臭スティック
【表14】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧品的に許容可能な媒体中に、
a)少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分;並びに
b)集団の50重量%が40μm未満の直径(d50)を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない、少なくとも干渉粒子
を含む組成物。
【請求項2】
集団の50重量%が30μm未満、とりわけ20μm未満、特に15μm未満の直径(d50)を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記干渉粒子が真珠光沢剤及び干渉顔料から選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
前記干渉粒子がマイカ/酸化スズ/酸化チタンタイプ並びに/あるいはマイカ/酸化鉄/酸化チタンタイプの少なくとも真珠光沢剤を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記脱臭活性成分が静菌剤または殺菌剤;亜鉛塩;臭気吸収剤;臭気化合物の形成に関与する酵素反応をブロックする物質、またはそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記制汗活性成分がアルミニウム及び/またはジルコニウム塩;またはジルコニウムヒドロキシクロリド及びアルミニウムヒドロキシクロリドとアミノ酸との複合体から選択されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記制汗活性成分が活性化または不活性化形態のアルミニウムクロロヒドレートであることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
エアゾール装置またはポンプ作用のスプレー;格子のような透かした壁を備えた装置、またはスティックの形態で実装されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
無水であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
少なくとも一つの水非混和性有機液体相を含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項11】
前記水非混和性有機液体相が一つ以上の揮発性または不揮発性シリコーンまたは炭化水素皮膚軟化オイルを含む、請求項10に記載の組成物。
【請求項12】
ブレーンステッド酸を含む水溶性アニオン性ポリマー、懸濁剤、有機パウダーからなる群から選択される添加剤を更に含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項13】
皮膚の表面に請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物の有効量を適用することを含む美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び発汗の処置のための美容方法。
【請求項14】
皮膚の表面に請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物の有効量を適用することを含む美容的メイクアップ方法、特に腋窩の皮膚をメイクアップするための美容方法、及び身体の臭気、特に腋窩の臭気の処置のための美容方法。
【請求項15】
組成物の適用後の皮膚、特に腋窩の皮膚の異常を隠す目的のための、化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つの脱臭活性成分及び/または一つの制汗活性成分を含む組成物における、請求項1から14のいずれか一項に規定された、集団の50重量%が40μm未満の直径(d50)を有し、重量による集団が80μmより大きいサイズを有する粒子を含まない干渉粒子の使用。

【公開番号】特開2009−185029(P2009−185029A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−25054(P2009−25054)
【出願日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【出願人】(391023932)ロレアル (950)
【Fターム(参考)】