心臓不整脈の治療に有用な新規オキサビスピジン化合物
【課題】新規中間体化合物の提供。
【解決手段】医薬品として有用な新規化合物の製造のための中間体として有用な、式XLII
の化合物又はその塩若しくは溶媒和物、及びその製造方法。
【効果】特に心臓不整脈の治療に用いられる化合物の中間体として有用である。
【解決手段】医薬品として有用な新規化合物の製造のための中間体として有用な、式XLII
の化合物又はその塩若しくは溶媒和物、及びその製造方法。
【効果】特に心臓不整脈の治療に用いられる化合物の中間体として有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式XLII:
【化1】
の化合物、又はその塩若しくは溶媒和物
[式中、当該化合物は、置換基R43及びR44が付く炭素原子に関するエナンチオマーを多く含むかまたはジアステレオマーを多く含み、
R1aは−C(O)XR7、−C(O)N(R8)R5d又は−S(O)2R9を表し、
R41〜R46は独立して、H又はC1-3アルキルを表し、
R7は、C1−12アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、アリール、C1−6アルコキシ及びHet4から選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)を表し;
R8は、H、C1−12アルキル、C1−6アルコキシ(ここで後者2つの基は、−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル及びC1−4アルコキシから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、−D−アリール、−D−アリールオキシ、−D−Het5、−D−N(H)C(O)R11a、−D−S(O)2R12a、−D−C(O)R11b、−D−C(O)OR12b、−D−C(O)N(R11c)R11dを表すか、又はR8は、R5dと一緒に、C3−6アルキレン(当該アルキレン基は、所望によりO原子により中断される、及び/又は、所望により1つ又はそれ以上のC1−3アルキル基により置換される)を表し;
R11a〜R11dは、独立して、H、C1−6アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ及びアリールから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、アリールを表すか、又はR11cとR11dは、一緒に、C3−6アルキレンを表し;
R5dは、H、C1−6アルキル(ここで後者の基は、−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、アリール及びHet2から選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、アリール又はHet3を表すか、又はR5dは、R8と一緒に、C3−6アルキレン(当該アルキレン基は、所望によりO原子により中断される、及び/又は所望により1つ又はそれ以上のC1−3アルキル基により置換される)を表し;
R9、R12a及びR12bは、独立して、C1−6アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ及びアリールから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)又はアリールを表し;
Dは、直接の結合又はC1−6アルキレンを表し;
Het2〜Het5は、独立して、酸素、窒素及び/又はイオウから選択される1つ又はそれ以上のヘテロ原子を含有する5〜12員のへテロ環式基を表し、当該基は、−OH、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、アリール、アリールオキシ、−N(R18a)R18b、−C(O)R18c、−C(O)OR18d、−C(O)N(R18e)R18f、−N(R18g)C(O)R18h及び−N(R18i)S(O)2R18jから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換され;
R18a〜R18jは、独立して、C1−6アルキル、アリールを表すか、又はR18a〜R18jは、独立してHを表し;
ここで、それぞれのアリール及びアリールオキシ基は、特に断らなければ、所望により置換される]。
【請求項2】
R1aが−S(O)2R9を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R9が、所望により置換されるフェニルを表す、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に定義される、式XLIIの化合物の製造法であって、式XLIII:
【化2】
(式中、波形の結合は不斉炭素原子での所望のR−、S−又は混在R−及びS−立体化学を示し、R41、R43、R45は請求項1に定義される通りであり、L2は脱離基を表す)の化合物の、式XLIV:
R1aNH2 XLIV
の化合物との反応を含み、ここで式XLIIIの化合物は、R43置換基が付く炭素原子に関するエナンチオマーを多く含み、R1aは請求項1に定義される通りである方法。
【請求項5】
反応が塩基の存在下で実行される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
塩基が水酸化ナトリウムである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
溶媒としての水の存在下で実行される、請求項4〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
式XLII:
【化1】
の化合物、又はその塩若しくは溶媒和物
[式中、当該化合物は、置換基R43及びR44が付く炭素原子に関するエナンチオマーを多く含むかまたはジアステレオマーを多く含み、
R1aは−C(O)XR7、−C(O)N(R8)R5d又は−S(O)2R9を表し、
R41〜R46は独立して、H又はC1-3アルキルを表し、
R7は、C1−12アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、アリール、C1−6アルコキシ及びHet4から選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)を表し;
R8は、H、C1−12アルキル、C1−6アルコキシ(ここで後者2つの基は、−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル及びC1−4アルコキシから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、−D−アリール、−D−アリールオキシ、−D−Het5、−D−N(H)C(O)R11a、−D−S(O)2R12a、−D−C(O)R11b、−D−C(O)OR12b、−D−C(O)N(R11c)R11dを表すか、又はR8は、R5dと一緒に、C3−6アルキレン(当該アルキレン基は、所望によりO原子により中断される、及び/又は、所望により1つ又はそれ以上のC1−3アルキル基により置換される)を表し;
R11a〜R11dは、独立して、H、C1−6アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ及びアリールから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、アリールを表すか、又はR11cとR11dは、一緒に、C3−6アルキレンを表し;
R5dは、H、C1−6アルキル(ここで後者の基は、−OH、ハロ、シアノ、ニトロ、アリール及びHet2から選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)、アリール又はHet3を表すか、又はR5dは、R8と一緒に、C3−6アルキレン(当該アルキレン基は、所望によりO原子により中断される、及び/又は所望により1つ又はそれ以上のC1−3アルキル基により置換される)を表し;
R9、R12a及びR12bは、独立して、C1−6アルキル(−OH、ハロ、シアノ、ニトロ及びアリールから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換される及び/又は該基を末端に有する)又はアリールを表し;
Dは、直接の結合又はC1−6アルキレンを表し;
Het2〜Het5は、独立して、酸素、窒素及び/又はイオウから選択される1つ又はそれ以上のヘテロ原子を含有する5〜12員のへテロ環式基を表し、当該基は、−OH、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、アリール、アリールオキシ、−N(R18a)R18b、−C(O)R18c、−C(O)OR18d、−C(O)N(R18e)R18f、−N(R18g)C(O)R18h及び−N(R18i)S(O)2R18jから選択される1つ又はそれ以上の置換基により所望により置換され;
R18a〜R18jは、独立して、C1−6アルキル、アリールを表すか、又はR18a〜R18jは、独立してHを表し;
ここで、それぞれのアリール及びアリールオキシ基は、特に断らなければ、所望により置換される]。
【請求項2】
R1aが−S(O)2R9を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R9が、所望により置換されるフェニルを表す、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に定義される、式XLIIの化合物の製造法であって、式XLIII:
【化2】
(式中、波形の結合は不斉炭素原子での所望のR−、S−又は混在R−及びS−立体化学を示し、R41、R43、R45は請求項1に定義される通りであり、L2は脱離基を表す)の化合物の、式XLIV:
R1aNH2 XLIV
の化合物との反応を含み、ここで式XLIIIの化合物は、R43置換基が付く炭素原子に関するエナンチオマーを多く含み、R1aは請求項1に定義される通りである方法。
【請求項5】
反応が塩基の存在下で実行される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
塩基が水酸化ナトリウムである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
溶媒としての水の存在下で実行される、請求項4〜6のいずれか1項に記載の方法。
【公開番号】特開2007−204486(P2007−204486A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−83302(P2007−83302)
【出願日】平成19年3月28日(2007.3.28)
【分割の表示】特願2001−531792(P2001−531792)の分割
【原出願日】平成12年10月13日(2000.10.13)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年3月28日(2007.3.28)
【分割の表示】特願2001−531792(P2001−531792)の分割
【原出願日】平成12年10月13日(2000.10.13)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】
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