説明

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

【課題】サービス連携による機能実行指示の操作性を向上することができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】操作表示部210と、自機の機能情報を記憶する機能情報管理部204と、MFP100bから機能情報を取得する取得部211と、取得された機能情報と、機能情報管理部204に記憶された機能情報とを合成して、操作表示部210に表示される機能情報を生成する生成部212と、生成された機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で操作表示部210に表示する表示制御部207と、を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
オフィスにデジタル複合機が複数台導入されている場合、機器毎に機能が異なっていたり、一部の機器だけが偏って使用されたりすることがある。そこで、機器間においてプリント、FAX等のサービスを連携(以下、サービス連携という。)することにより、ネットワークに接続された全ての機器が備える機能を有効活用する方法が既に知られている。
【0003】
例えば、サービス連携を図ることを目的として、クライアントからの要求に対し、あるサービス手段が自機で実行可能な処理を実行し、実行不可能な処理は他のサービス手段に依頼し、依頼されたサービス手段は依頼に従って処理を実行する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
具体的には、特許文献1には、一例としてFAX機能を有さない機器がFAX指示を受け付けた場合、FAX指示を受け付けた機器で原稿をスキャンし、スキャンした原稿のデータをFAX機能を有する機器に送信し、FAX機能を有する機器によりFAX送信する方法が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1にはユーザがサービス連携を利用した処理を指示するための操作方法が明示されていない。従来は一般的に、ユーザがサービス連携を利用する場合、まず利用可能な機能を検索し、検索結果から利用する機能を選択し、選択した機能を有する機器を特定し、特定した機器に対して機能を設定する必要があった。このため、ユーザがサービス連携により利用したい機能の実行指示の操作を完了するまでに手間と時間がかかっていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サービス連携による機能実行指示の操作性を向上することができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる情報処理装置は、ネットワークで接続された機器で実行可能な機能を示す機能情報が表示される操作表示部と、自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶する記憶部と、前記機器から前記機器の前記機能情報を取得する取得部と、取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成部と、生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で前記操作表示部に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかる情報処理方法は、自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶部に記憶する保存ステップと、ネットワークで接続された機器から前記機器で実行可能な機能を示す機能情報を取得する取得ステップと、取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成ステップと、生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で操作表示部に表示する表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶部に記憶する保存ステップと、ネットワークで接続された機器から前記機器で実行可能な機能を示す機能情報を取得する取得ステップと、取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成ステップと、生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で操作表示部に表示する表示制御ステップ、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、サービス連携による機能を実行する指示の操作性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本発明の実施の形態にかかるサービス連携システムの一例の構成図である。
【図2】図2は、MFPのソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、機能情報のクラス図である。
【図4】図4は、MFP100aの機能情報インスタンスを示す図である。
【図5】図5は、MFP100bの機能情報インスタンスを示す図である。
【図6】図6は、操作機であるMFP100aによる連携機器の登録処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】図7は、操作機であるMFP100aによる連携処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】図8は、サービス連携システムによる連携機器の検索処理の流れを示すシーケンス図である。
【図9】図9は、サービス連携システムによる連携機器の登録処理の流れを示すシーケンス図である。
【図10】図10は、サービス連携システムによる操作表示部210に表示されたUIの更新処理の流れを示すシーケンス図である。
【図11】図11は、連携アプリ202が備える生成部212による機能情報の合成処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】図12は、合成された機能情報インスタンスを示す図である。
【図13】図13は、機能情報の合成により更新される操作画面の一例を示す図である。
【図14】図14は、利用機器の選択画面の一例を示す図である。
【図15】図15は、設定項目選択により更新された画面の一例を示す図である。
【図16】図16は、設定項目による操作画面の更新処理の流れを示すシーケンス図である。
【図17】図17は、サービス連携システムによるサービス連携処理の流れを示すシーケンス図である。
【図18】図18は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施例では、情報処理装置の一例としてMFP(Multi Functional Peripheral)を例に説明するが、これに限定されず1つ以上のサービス(ジョブ/機能)を備えた情報処理装置であればよい。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態にかかるサービス連携システムの一例の構成図である。サービス連携システムは、プリント、FAX等のサービスを複数の機器で連携して実行するシステムのことであり、ネットワーク150に接続されたMFP100aと、MFP100bと、MFP100cとを備える。ここで、MFP100aは、ユーザからサービス連携の操作を受け付ける操作機とし、MFP100bとMFP100cは操作機とネットワーク150を介して接続された接続機、または機能を実行する機器として決定された場合の処理機とする。なお、図1では、処理機としてMFP100bとMFP100cの2台を図示するが、処理機の台数は1台以上であればよくこれに限定されない。
【0014】
次に、MFP100のソフトウェア構成について説明する。図2は、MFP100のソフトウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、タッチパネル等の操作表示部210を備えたMFP100は、受付部201と、連携アプリ202と、機器情報管理部203と、機能情報管理部204と、実行部205と、通信部206と、表示制御部207とを主に備える。
【0015】
機器情報管理部203は、サービス連携する機器である連携機器として登録された機器の機器情報を格納する。機器情報としては、機器ID、IPアドレス、ソフトウェア情報等がある。機器情報管理部203は、受け取った機器情報を格納し、連携アプリ202からの要求に応じて機器情報を出力する。
【0016】
機能情報管理部204は、操作機であるMFP100aと、およびネットワーク150に接続されたMFP100bの機能情報とを記憶する記憶部としての機能を有し、これら機能情報を管理する。ここで、機能情報とは、自機で実行可能な機能を示す情報である。機能情報には、サービス機能と詳細機能と設定項目とが含まれ、サービス機能を上位ノードとし、サービス機能の下位ノードとして詳細機能が、次に、詳細機能の下位ノードとして設定項目が階層的に構成されている。
【0017】
図3は、機能情報のクラス図である。図3に示すように、機能情報は、1つの機器クラスをルートとし、機器クラスの下に0個以上のサービス機能クラスが、サービス機能クラスの下に0個以上の詳細機能クラスを、詳細機能クラスの下に0個以上の設定項目クラスを持つ木構造を構成する。
【0018】
図4および図5は、機能情報インスタンスの一例を示す図である。図4は、MFP100aの機能情報インスタンスを示し、図5は、MFP100bの機能情報インスタンスを示す。図4および図5に示すように、機能情報インスタンスは、最上位の機器ノードと、機器ノードの下位に構成されたサービス機能ノードと、サービス機能ノードの下位に構成された詳細機能ノードと、詳細機能ノードの下位に構成された設定項目ノードとでなる。
【0019】
サービス機能は、サービスの種類を示す情報であり、図4および図5では、コピー、スキャン、FAX等がある。また、詳細機能は、サービスに対する詳細な設定を示す情報である。例えば、サービス機能「スキャナ」の詳細機能として、スキャンしたデータの保存先を示す「Scan To Email」や、「Scan To Folder」がある。また、サービス機能「プリンタ」の詳細機能として、後処理を示す「パンチ」や、「ステープル」や、「用紙選択」等がある。さらに、設定項目は、詳細機能を実行する方法や対象等を具体的に特定する項目のことである。例えば、詳細機能「パンチ」の設定項目として、パンチ位置およびパンチ穴の数を示す「左2穴」や、「右2穴」等がある。
【0020】
受付部201は、操作表示部210に表示された操作画面からサービス連携の開始指示を受け付ける。また、受付部201は、サービス連携の開始指示により表示された機能一覧から、ユーザにより実行対象となる機能の選択を受け付ける。
【0021】
連携アプリ202は、取得部211と、生成部212と、決定部213とを備え、これらの各部によりサービスの連携対象となる機器である連携機器の検索、連携機器の登録、連携機器からの機能情報の取得を行う。また、連携アプリ202は、自機の連携可否を示す連携登録情報を保持する。なお、連携登録情報の保存先は、機能情報管理部204であってもよい。
【0022】
取得部211は、受付部201によりサービス連携の開始指示が受け付けられた場合に、通信部206を介して接続機であるMFP100bおよびMFP100c(以下、特に明示する場合を除き接続機であるMFP100bと総称する。)から機能情報を取得し、取得した機能情報を機能情報管理部204に保存する。
【0023】
生成部212は、取得された接続機であるMFP100bの機能情報と、機器情報管理部203に記憶されている操作機であるMFP100aの機能情報とを合成して、操作表示部210に表示される1つの機能情報を生成する。
【0024】
例えば、生成部212は、図4および図5に示した2つの機能情報インスタンスの最上位ノードから順に対応する同位ノードを合成して1つの機能情報インスタンスを生成する。生成部212は、生成した1つの機能情報インスタンスから、操作表示部210に表示されるUI(User Interface)を生成する。生成部212は、生成したUIを表示制御部207に渡し、操作表示部210にUIを表示させる。
【0025】
決定部213は、操作表示部210に表示されたUIの中からユーザにより選択された機能を有する機器を、当該機能を実行する処理機として決定する。例えば、決定部213は、機能情報管理部204から、ユーザにより選択された機能が含まれる機能情報を特定し、当該機能情報を送信した機器を処理機として決定する。
【0026】
実行部205は、実行対象として選択された機能を実行する。例えば、実行部205はスキャナ装置、HDDなどのデータストレージ等の入力装置からデータを読み取ったり、読み取ったデータをプリンタ装置、FAX装置等の出力装置に渡し、出力装置からデータを出力したりする。
【0027】
通信部206は、ネットワーク150を介して操作機であるMFP100aと、ネットワーク150に接続されたMFP100bとを通信し、データを送受信する。
【0028】
表示制御部207は、操作表示部210に、生成部212により生成された機能情報を選択可能な形式で表示する。例えば、操作表示部210がタッチパネルであって、生成部212によりアイコンが生成された場合、表示制御部207は、操作表示部210に生成されたアイコンを表示する。
【0029】
次に、以上のように構成された操作機であるMFP100aによる連携機器の登録処理の手順を示す。ここで、登録処理とは、実際に機能を実行する処理機を選択する上で選択対象となる連携機器を登録する処理のことである。図6は、操作機であるMFP100aによる連携機器の登録処理の手順を示すフローチャートである。
【0030】
受付部201は、操作表示部210からユーザにより連携処理の実行指示の入力により連携機器の検索要求を受け付ける(ステップS1)。連携アプリ202はネットワーク150に接続されたMFP100bの中から連携機器を検索する(ステップS2)。例えば、連携アプリ202は、通信部206を介してネットワーク150に接続されたMFP100bに対して連携可否の応答要求を送信する。
【0031】
連携アプリ202はネットワーク150に接続されたMFP100bから連携可否の応答を受信する(ステップS3)。表示制御部207は連携可能を応答した機器のリストである機器一覧を表示する(ステップS4)。受付部201は、ユーザにより機器一覧から登録対象となる連携機器の選択を受け付ける(ステップS5)。
【0032】
連携アプリ202は、選択された連携機器に対し、連携登録情報を要求する(ステップS6)。連携登録情報とは、連携可能な機器としてあらかじめ登録されたことを証明するための情報であり、例えばデジタル証明書等がある。連携アプリ202は、選択された連携機器から連携登録情報を受信する(ステップS7)。ここで、連携登録情報を送信したMFP100bだけが連携機器として選択が許可される。
【0033】
これにより、連携登録が許可されていない機器との連携を防止し、秘密情報の漏洩等を阻止することができる。なお、ユーザにより登録対象として選択された場合であっても、選択された機器が連携登録情報を有さない場合、すなわち連携登録が許可されていない場合には当該機器は連携登録情報を送信できない。この場合は、連携アプリ202は当該機器との連携不可を操作表示部210に通知することとしてもよい。
【0034】
連携アプリ202は、受信した連携登録情報を機器情報管理部203に登録する(ステップS8)。表示制御部207は機器情報管理部203に連携登録情報が登録されたMFP100bを操作表示部210に表示する(ステップS9)。
【0035】
次に、操作機であるMFP100aによる連携処理の手順について説明する。図7は、操作機であるMFP100aによる連携処理の手順を示すフローチャートである。
【0036】
受付部201は、ユーザによるサービス連携ONの入力を受け付ける(ステップS11)。これにより、連携アプリ202は、処理機にFAX送信を行わせるFAXアプリ(不図示)の起動や、連携に対応したプリンタアプリ(不図示)の利用等をONにする。
【0037】
連携アプリ202は接続機であるMFP100bに機能情報を要求する(ステップS12)。連携アプリ202は接続機であるMFP100bから機能情報を受信する(ステップS13)。
【0038】
連携アプリ202は、操作表示部210に表示されているUIを、受信したネットワーク150に接続されたMFP100bの機能情報と、MFP100aの機能情報とを合成して生成したUI(User Interface)に更新表示する(ステップS14)。
【0039】
受付部201は、ユーザから実行開始の指示を受け付ける(ステップS15)。例えば、受付部201は、まず操作表示部210に表示されたUIから実行対象となる機能の選択を受け付けた後、実行開始の指示を受け付ける。連携アプリ202は、選択が受け付けられた機能を備える機器を処理機として決定する。
【0040】
実行部205は、操作機であるMFP100aで実行可能な機能を実行する(ステップS16)。連携アプリ202は操作機であるMFP100aで実行不可能な機能を、決定された処理機に依頼する(ステップS17)。
【0041】
連携アプリ202は、処理機であるMFP100bから実行結果を受信する(ステップS18)。表示制御部207は処理機であるMFP100bから受信した実行結果、および操作機であるMFP100aの実行結果を合わせて操作表示部210に表示する(ステップS19)。
【0042】
次に、サービス連携システムによる連携機器の検索処理の流れを詳細に説明する。図8は、サービス連携システムによる連携機器の検索処理の流れを示すシーケンス図である。ここで、操作機であるMFP100aが備える各部には符号の末尾にaを付し、接続機であるMFP100bが備える各部には符号の末尾にbを付して区別する。
【0043】
まず、操作機であるMFP100aは、ユーザからサービス連携ONの受け付けにより連携機器を検索する(ステップS31、ステップS32)。操作機であるMFP100aは連携可否の応答要求を接続機であるMFP100bに送信する(ステップS33、ステップS34)。
【0044】
接続機であるMFP100bは、連携可否を操作機であるMFP100aに応答する(ステップS35、ステップS36)。ここで、接続機であるMFP100bは、連携アプリ202bにより連携登録情報を確認し、連携登録情報が連携可能を示す場合は連携可能を応答し、連携登録情報が連携不可を示す場合は連携不可を応答する。また、操作機であるMFP100aは全ての接続機であるMFP100bからの応答を待つ必要はなく、あらかじめ所定の時間が設定されたタイマをセットし、タイムアウトまでに応答がない機器は連携不可と判断してもよい。
【0045】
操作機であるMFP100aは、接続機であるMFP100bから連携可能の応答を受信した場合、応答を返した接続機であるMFP100bを連携機器として登録する(ステップS37)。操作機であるMFP100aは、登録した連携機器から機器一覧を生成する(ステップS38)。操作機であるMFP100aは、生成した機器一覧を操作表示部210に表示する(ステップS39)。
【0046】
次に、サービス連携システムによる連携機器の登録処理の流れについて説明する。図9は、サービス連携システムによる連携機器の登録処理の流れを示すシーケンス図である。
【0047】
操作機であるMFP100aは、ユーザにより機器一覧から登録対象として選択された連携機器を登録する(ステップS41)。操作機であるMFP100aは接続機であるMFP100bに連携登録情報を要求する(ステップS42、ステップS43)。
【0048】
接続機であるMFP100bは、連携登録情報の要求を受信する(ステップS44、ステップS45)。接続機であるMFP100bはこれに応答し、連携登録情報を操作機であるMFP100aに送信する(ステップS46〜ステップS48)。
【0049】
操作機であるMFP100aは、連携登録情報を接続機であるMFP100bから受信する(ステップS49)。操作機であるMFP100aは受信した連携登録情報を登録する(ステップS50)。操作機であるMFP100aは登録した連携登録情報の登録結果を操作表示部210に表示する(ステップS51〜ステップS53)。
【0050】
次に、サービス連携システムによる操作表示部210に表示されたUIの更新処理の流れについて説明する。図10は、サービス連携システムによる操作表示部210に表示されたUIの更新処理の流れを示すシーケンス図である。
【0051】
操作機であるMFP100aは、ユーザによるサービス連携ONの入力に従って、連携機能を起動する(ステップS61)。操作機であるMFP100aは機器一覧を取得する(ステップS62、ステップS63)。例えば、操作機であるMFP100aは機器情報管理部203aから機器一覧を取得する。
【0052】
操作機であるMFP100aは、機器一覧に登録されている機器に対して機能情報を取得する(ステップS64、ステップS65)。ここで、操作機であるMFP100aは、機器一覧に登録されている機器全てに機能情報を要求する。接続機であるMFP100bは、機能情報の要求を受信する(ステップS66、ステップS67)。
【0053】
接続機であるMFP100bは、これに応答して機能情報を操作機であるMFP100aに送信する(ステップS68〜ステップS71)。操作機であるMFP100aは、受信した全ての機能情報を合成する(ステップS72、ステップS73)。
【0054】
ここで、機能情報の合成処理の手順について説明する。図11は、連携アプリ202が備える生成部212による機能情報の合成処理の手順を示すフローチャートである。
【0055】
図4および図5に示したように、機能情報インスタンスは階層化されているので、生成部212は、機能情報を合成する際、両方のインスタンスについて同じノードをポイントしながら行う。例えば、生成部212は、最初は追加先・追加元どちらのインスタンスとも「機器」ノードから追加する要素を確認する。生成部212は、追加元を「機器」ノードから「プリンタ:サービス機能」ノードに移動したら、追加先についても「プリンタ:サービス機能」ノードに移動させる。
【0056】
生成部212は、まず、確認対象となるノードについて子要素があるか否かを判断する(ステップS81)。生成部212は、子要素があると判断した場合(ステップS81:Yes)、子要素を取得する(ステップS82)。生成部212は、子要素が複数存在するか否かを判断する(ステップS83)。
【0057】
図12は、図11に示した合成処理の手順に従って図4および図5の合成結果の機能情報インスタンスを示す図である。図12に示すように、網掛けされている部分が図4に示す操作機であるMFP100aの機能情報に接続機であるMFP100bの機能情報が追加された部分である。ここでは、図4にはなかったFAXサービス機能のノードが追加され、また、プリンタサービス機能の用紙選択詳細機能にA3の設定項目が追加されている。さらに、左2穴設定項目、右穴設定項目、左上1箇所設定項目、A4設定項目は、操作機であるMFP100aにも接続機であるMFP100bにも含まれているため、重ねられている。
【0058】
生成部212は、子要素が複数存在しないと判断した場合(ステップS83:No)、取得した子要素を追加する(ステップS84)。一方、生成部212は、子要素が複数存在すると判断した場合(ステップS83:Yes)、子要素がリーフノードであるか否かを判断する(ステップS85)。
【0059】
生成部212は、子要素がリーフノードであると判断した場合(ステップS85:Yes)、当該リーフノードを重ねて追加する(ステップS87)。一方、生成部212は、子要素がリーフノードでないと判断した場合(ステップS85:No)、ステップS81からの一連の処理を当該子要素について適用する(ステップS86)。
【0060】
図10に戻り、操作機であるMFP100aは、合成された機能情報から新たにUIを生成する(ステップS74)。ここで、連携アプリ202は、図12に示した合成された機能情報インスタンスを受け取り、受け取った合成された機能情報インスタンスを用いて新たなUIを生成する。操作機であるMFP100aは、操作表示部210に表示されているUIを、新たに生成されたUIに更新する(ステップS75)。
【0061】
ここで、機能情報の合成により更新されるUIの一例について説明する。図13は、機能情報の合成により更新される操作画面の一例を示す図である。図13は、操作表示部210に表示された操作画面であり、操作画面には複数のUIが配置されている。ここで、操作画面の右上には、サービス連携の実行指示となる画像連携ONのアイコンが表示されている。
【0062】
図13の左側に示すのは、操作機であるMFP100aが接続機であるMFP100bを連携機器として登録した状態で、コピーサービス機能が指定された場合に表示される操作表示部210の操作画面を示す。また、ユーザによる画像連携ONの押下により生成された機能情報により更新されたUIを示す。ここで、連携アプリ202は、接続機であるMFP100bがプリンタサービス機能において用紙選択機能にA3をサポートしているため、右図では用紙選択項目に左図にはなかったA3の選択肢が追加している。
【0063】
また、図14は、利用機器の選択画面の一例を示す図である。図14に示すように、用紙やステープルなどの詳細機能によっては、同一の種類の詳細機能を備える機器が複数存在し連携機器を一意に特定できない場合がある。この場合、連携アプリ202は、表示制御部207により連携機能を実行する前にどの機器を利用して処理を行うかを選択する画面を表示する。
【0064】
図13では、用紙サイズをA4、ステープルを左上1箇所と選択されているが、図12に示した合成された機能情報において、A4と左上1箇所はどちらの機器にも備わっている。このため、連携アプリ202は出力する機器を一意に決定できない。そこで、連携アプリ202は、表示制御部207により処理機として決定可能な機器を操作表示部210に選択可能に表示している。
【0065】
図15は、設定項目選択により更新された画面の一例を示す図である。左図は図13の右図と同一である。図15では、左図において用紙選択のA3を選択すると、右図ではステープルの左2箇所の選択肢が削除されている。A3が選択されると、図12の合成された機能情報によるとA3はMFP100bでのみ出力可能であるので、一意にMFP100bを処理機として決定可能である。このため、連携アプリ202は、MFP100bではサポートしていないステープルの左2箇所の選択肢を選択不可に表示した。また、この例では、処理機が自動的に決定できることで、図14の利用機器選択画面は表示されることなく処理が実行される。
【0066】
次に、設定項目による操作画面の更新処理の流れについて説明する。図16は、設定項目による操作画面の更新処理の流れを示すシーケンス図である。
【0067】
受付部201aは、ユーザにより操作機であるMFP100aの操作パネルから設定項目の選択を受け付ける(ステップ91)。連携アプリ202aは、受付部201aから選択された設定項目を受け取り、不要と判定した項目である不要項目を削除する(ステップS92)。例えば、連携アプリ202aは、処理機として決定された機器が備えない設定項目を不要項目と判定する。
【0068】
連携アプリ202aは、不要項目が削除された後、すなわち更新されたUIの一覧を表示制御部207aに渡す(ステップS93)。表示制御部207aは受け取ったUIを操作表示部210に表示する(ステップS94)。
【0069】
次に、サービス連携システムによるサービス連携処理の流れを説明する。図17は、サービス連携システムによるサービス連携処理の流れを示すシーケンス図である。
【0070】
操作機であるMFP100aは連携機能の実行開始の指示を受け付ける(ステップS101、ステップS102)。操作機であるMFP100aは、サービス機能による処理対象となるデータの入力を開始する(ステップS103、ステップS104)。操作機であるMFP100aは、処理内容を送信する(ステップS105)。処理機であるMFP100bは、操作機であるMFP100aから処理内容を受信する(ステップS106、ステップS107)。
【0071】
操作機であるMFP100aは、状態を通知する(ステップS108〜ステップS110)。例えば、操作機であるMFP100aは、入力装置であるスキャナ等から処理対象となるデータの入力状態を操作表示部210に表示する。操作機であるMFP100aは入力完了通知を受信すると、入力完了を通知する(ステップS111〜ステップS113)。例えば、操作機であるMFP100aは、入力装置であるスキャナ等から処理対象となるデータの入力完了を操作表示部210に表示する。
【0072】
操作機であるMFP100aはデータを取得する(ステップS114、ステップS115)。例えば、操作機であるMFP100aは、入力装置により保存されたデータを記憶部(不図示)から取得する。操作機であるMFP100aは取得した入力データを処理機であるMFP100bに送信する(ステップS116、ステップS117)。処理機であるMFP100bは、操作機であるMFP100aから入力データを受信する(ステップS118、ステップS119)。
【0073】
処理機であるMFP100bは、処理状態を操作機であるMFP100aに通知する(ステップS120〜ステップS123)。操作機であるMFP100aは、処理機であるMFP100bから受信した処理状態を操作表示部210に表示する(ステップS124、ステップS125)。
【0074】
処理機であるMFP100bは、出力処理が完了すると出力の完了通知を操作機であるMFP100aに通知する(ステップS126〜ステップS130)。操作機であるMFP100aは処理機であるMFP100bから受信した完了通知を操作表示部210に表示する(ステップS131)。
【0075】
このように、本実施の形態によれば、サービス連携システムは、ユーザによりサービス連携処理の実行指示を受け付けると、実行指示を受け付けた操作機の操作表示部210に連携可能な機器が備える機能全てを選択可能に表示するので、サービス連携による機能実行指示の操作性を向上することができる。
【0076】
本実施の形態の情報処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
【0077】
本実施形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0078】
また、本実施形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0079】
また、本実施形態のサービス連携プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0080】
本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムは、上述した各部(受付部、取得部、生成部、決定部、機器情報管理部、機能情報管理部、実行部、通信部、表示制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からサービス連携プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受付部、取得部、生成部、決定部、機器情報管理部、機能情報管理部、実行部、通信部、表示制御部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0081】
図18は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機100全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
【0082】
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)103とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
【0083】
CPU11は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
【0084】
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
【0085】
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
【0086】
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
【0087】
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD103およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部210はASIC16に直接接続されている。
【0088】
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)103は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
【0089】
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
【0090】
なお、本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
【0091】
本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0092】
さらに、本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0093】
本実施の形態の情報処理装置で実行されるサービス連携プログラムは、上述した各部(受付部、取得部、生成部、決定部、機器情報管理部、機能情報管理部、実行部、通信部、表示制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからサービス連携プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受付部、取得部、生成部、決定部、機器情報管理部、機能情報管理部、実行部、通信部、表示制御部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0094】
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
【符号の説明】
【0095】
100 MFP
201 受付部
202 連携アプリ
203 機器情報管理部
204 機能情報管理部
205 実行部
206 通信部
207 表示制御部
210 操作表示部
211 取得部
212 生成部
213 決定部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0096】
【特許文献1】特開2006−140946号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークで接続された機器で実行可能な機能を示す機能情報が表示される操作表示部と、
自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶する記憶部と、
前記機器から前記機器の前記機能情報を取得する取得部と、
取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成部と、
生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で前記操作表示部に表示する表示制御部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記機能情報は階層的に構成されており、
設定対象となる前記機能情報の選択を受け付ける受付部と、
選択が受け付けられた前記機能情報が示す前記機能を有する機器を、前記機能を実行する処理機として決定する決定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、決定された前記処理機から取得された前記機能情報に含まれない前記機能情報を前記操作表示部から削除すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記機能情報は、前記機能情報が示す前記機能に対して設定可能な設定項目をさらに含み、
設定対象となる前記設定項目の選択を受け付ける受付部と、
選択が受け付けられた前記設定項目を含む前記機能情報を有する機器を、機能を実行する処理機として決定する決定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、決定された前記処理機から取得された前記機能情報に含まれない前記設定項目を前記操作表示部から削除すること、
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記機能情報は階層的に構成されており、
前記生成部は、取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを同一の階層ごとに順次合成し、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記機器との連携処理の実行指示、および、前記記憶部に記憶されている前記機能情報を選択可能な形式で前記操作表示部に表示し、
前記連携処理の実行指示および前記機能情報の選択を受け付ける受付部と、
をさらに備え、
前記連携処理の選択が受け付けられた場合に、前記取得部は前記機器から前記機器の前記機能情報を取得し、
前記表示制御部は、前記操作表示部に表示されている前記記憶部に記憶されている前記機能情報を、生成された前記機能情報に更新して表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記操作表示部に表示された前記機能情報から、実行対象となる機能情報の選択を受け付ける受付部と、
選択が受け付けられた前記実行対象となる機能情報が示す機能を有する機器を前記処理機として決定する決定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記処理機が複数決定された場合に、決定された前記複数の前記処理機を選択可能な形式で前記操作表示部に表示すること、
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、あらかじめ連携が許可された機器から前記機能情報を取得すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記機能情報は、画像処理および画像形成の機能であること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶部に記憶する保存ステップと、
ネットワークで接続された機器から前記機器で実行可能な機能を示す機能情報を取得する取得ステップと、
取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成ステップと、
生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で操作表示部に表示する表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、
自機で実行可能な機能を示す機能情報を記憶部に記憶する保存ステップと、
ネットワークで接続された機器から前記機器で実行可能な機能を示す機能情報を取得する取得ステップと、
取得された前記機能情報と、前記記憶部に記憶された前記機能情報とを合成して、前記操作表示部に表示される前記機能情報を生成する生成ステップと、
生成された前記機能情報を当該機能情報が示す機能の実行指示として選択可能な形式で操作表示部に表示する表示制御ステップ、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2012−49900(P2012−49900A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−191160(P2010−191160)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】