説明

情報提供方法及び情報提供装置

【課題】 図形コードや、その場限りの複数桁の数字を入力する必要がなく、簡単な操作で、同じホームページを再度見ることなどが可能な情報提供方法等を提供する。
【解決手段】 電話番号とURLとを関連づけて記録し、着呼の後、発信元通知に基づいて着呼の対象である通信端末の発信元電話番号を特定し、通信端末から入力された電話番号に対応するURLを検索し、検索されたURLを含む情報を通信端末に送信する。再度同じホームページを見たい場合には、通信端末に記録されている発信履歴利用して所望の電話番号に発呼したり、受信した電子メールの着信履歴を利用して、簡単にホームページを検索することができる。通信端末から入力される電話番号は、所定の企業の代表番号又は企業の顧客対応部署の電話番号とし、電話番号は、携帯電話のプリペイドカードに記載することもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供方法及び情報提供装置に関し、特に、携帯電話機等の通信端末からインターネットを介してホームページを見る際などに用いられる情報提供方法及び情報提供装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットに接続可能な携帯電話機が普及している。携帯電話機を用いてインターネットを介して所望のホームページを見る場合には、ホームページアドレス、すなわちUniform Resource Locator(URL)を入力する必要がある。このURLは、数字、アルファベット及び記号による10〜20文字で構成され、新規のURLに接続する場合には、URLを携帯電話機から手入力する必要があった。しかし、10〜20文字からなるURLを1文字の入力ミスなしに入力することは、ユーザーにとって大きな負担であった。また、入力ミスに気づかないまま間違ったURLに対してネット検索を行うと、不要な回線接続が発生することとなる。
【0003】
そこで、上記問題を解決するため、例えば、特許文献1には、インターネット接続可能な携帯電話機において、インターネットのホームページアドレスを直接入力することなくネット検索を可能とするため、2次元コードにデコードされた企業のホームページのURLを読み取り、取り込んだ2次元コードを切り出し、切り出した2次元コードを復号化し、復号化された情報を用いてネット検索を可能とした携帯電話機、及びこの携帯電話機を用いた通信システムが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、携帯電話機の各通信手段に対応する情報提供用のサーバを備える情報管理センターが、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等の情報メディアの広告、記事、番組等の1次情報に、複数桁の数字よりなる情報コードを交付するとともに、1次情報に関連する2次情報を情報提供主から得て各サーバに蓄積し、情報提供主が情報コードを付した1次情報を情報メディアに載せ、情報利用者が前記通信手段によりサーバに接続して情報コードを送信すると、この情報コードに対応する2次情報が情報利用者の通信手段から出力されるようにして、複数桁の数字を入力することで、インターネットのホームページアドレスを直接入力することなく、ネット検索を可能とする情報提供システムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2002−232550号公報
【特許文献2】特開2004−94365号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1に記載の携帯電話機においては、携帯電話機に画像入力手段だけでなく、図形コードを解析して携帯電話機にURLを発信させる機能を内蔵させるか、同機能を有する機器を接続して使用しなければならず、このような機能を有する携帯電話機でなければ利用することができないという問題があった。
【0007】
また、上記特許文献2に記載の情報提供システムにおいては、携帯電話機に複数桁の数字を入力する必要があるとともに、入力した数字はその場限りのものであるため、再度同じホームページを見たい場合でも、前回入力した複数桁の数字を記憶していなければならず、この数字列を記録し忘れると、同じホームページを検索するのは容易ではないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来の携帯電話機及び情報提供システムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、図形コードや、その場限りの複数桁の数字を入力する必要がなく、簡単な操作で、同じホームページを再度見ることなどが可能な情報提供方法及び情報提供装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、情報提供方法であって、電話番号とURL(Uniform Resource Locator)とを関連づけて記録し、 着呼の後、発信元通知に基づいて該着呼の対象である通信端末の発信元電話番号を特定し、前記通信端末から入力された電話番号に対応するURLを検索し、検索されたURLを含む情報を前記通信端末に送信することを特徴とする。
【0010】
そして、本発明によれば、通信端末から入力された電話番号に対応するURLを検索し、検索されたURLを含む情報を通信端末に送信することができるため、図形コードや、その場限りの複数桁の数字を入力せずに、ホームページを見ることができる。また、再度同じホームページを見たい場合には、通信端末に記録されている発信履歴を利用して所望の電話番号に発呼したり、受信した電子メールの着信履歴を利用して、簡単にホームページを検索することができる。
【0011】
前記情報提供方法において、前記通信端末から入力される電話番号は、所定の企業の代表番号又は企業の顧客対応部署の電話番号とすることができる。これによって、普通に電話をかける場合、及び企業のURLを得てホームページを検索する場合のいずれにも同じ電話番号を使用することができ、ユーザーにとって便利である。
【0012】
前記情報提供方法において、前記電話番号を、携帯電話のプリペイドカードに記載することができる。これによって、プリペイドカードを広告媒体としても利用することができる。
【0013】
また、本発明は、情報提供装置であって、電話番号とURLとを関連づけて記録する情報データベースと、着呼の後、発信元通知に基づいて該着呼の対象である通信端末の発信元電話番号を特定する着信処理手段と、前記通信端末から入力された電話番号に対応するURLを前記情報データベースを用いて検索する情報処理手段と、検索されたURLを含む情報を前記通信端末に送信する発信処理手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
そして、本発明によれば、情報データベースを介して通信端末から入力された電話番号に対応するURLを検索し、情報処理手段によって、検索されたURLを含む情報を通信端末に送信することができるため、上述のように、ホームページを検索するにあたって、図形コードや、その場限りの複数桁の数字が不要となり、簡単な操作で、再度同じホームページを見ることもできる。
【0015】
前記情報提供装置において、前記情報処理手段は、前記通信端末から入力される電話番号の前に所定の第1の複数桁の数字が入力された場合には、入力された電話番号とURLとを関連づけて前記通信端末に送信するように該情報提供装置を動作させ、前記通信端末から入力される電話番号の前に所定の第2の複数桁の数字が入力された場合には、入力された電話番号に発呼して前記通信端末との接続を行うように該情報提供装置を動作させるように構成することができる。これによって、上述のように、普通に電話をかける場合、及び企業等のURLを得てホームページを検索する場合のいずれにも同じ電話番号を使用することができ、ユーザーにとって便利である。
【発明の効果】
【0016】
以上のように、本発明にかかる情報提供方法及び情報提供装置によれば、図形コードや、その場限りの複数桁の数字を入力する必要がなく、簡単な操作で、同じホームページを再度見ることなどが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1は、本発明にかかる情報提供装置の第1の実施の形態を含むシステム全体を示し、この情報提供システム1は、ユーザーが利用する、インターネットに接続可能な携帯電話機3と、電話回線4を介して携帯電話機3と通信可能な情報提供装置2とで構成される。
【0018】
情報提供装置2は、図2に示すように、情報処理手段2aと、情報データベース2bと、着信処理手段2cと、発信処理手段2dとを備え、これらは、図1に示す電話回線4を介して携帯電話機3等と情報通信可能に構成される。
【0019】
情報処理手段2aは、情報提供装置2全体の情報の制御、演算を行う。情報データベース2bは、企業等の電話番号と、該企業のURLとを関連づけて記録する。着信処理手段2cは、携帯電話機3からの着信を受け、携帯電話機3からの発信元通知に基づいて携帯電話機3の発信元電話番号を特定する。発信処理手段2dは、携帯電話機3へ発呼し、携帯電話機3との接続を確立する。ここで、着信処理手段2c及び発信処理手段2dが行う通話は、アナログ回線やデジタル回線やインターネット電話等のいずれでもよく、所定の手続で通信又は通話の接続を行うものであればよい。
【0020】
次に、上記情報提供システム1の利用方法について説明する。
【0021】
企業等は、該企業を特定する電話番号とともに、URLを取得するために電話番号の前に付す番号、例えば、「0123」を、パンフレット、中づり広告等に掲載する。この電話番号は、企業の代表番号であってもよく、顧客センター等、顧客と接触する部署の電話番号とすることが好ましい。
【0022】
携帯電話機3のユーザーは、パンフレット、中づり広告等を見て、広告を掲載している企業等に電話をかける場合には、携帯電話機3を用いて通常の要領で電話番号をダイヤルし、通話する。一方、広告を掲載している企業等のホームページを見たい場合には、以下のような動作を行う。
【0023】
図3に示すように、ユーザーは、まず、パンフレット等に記載されている所定の番号「0123」をダイヤルし、電話回線4を介して情報提供装置2に発呼する(ステップS1)。着呼の後、情報提供装置2の着信処理手段2cは、発信元通知によって携帯電話機3の電話番号を取得する(ステップS2)。ユーザーは、所定の番号「0123」に引き続き、パンフレット等に記載された電話番号を入力し(ステップS3)、一端、電話回線4を介した回線を切断する(ステップS4)。尚、ユーザーが回線を切断する代わりに、情報提供装置2が回線を切断するようにしてもよい。
【0024】
次に、情報提供装置2の情報処理手段2aは、情報データベース2bを検索し、受信した電話番号に対応するURLを取得する(ステップS5)。そして、情報提供装置2から携帯電話機3に発呼し(ステップS6)、電話回線4を介して回線が接続された後、発信処理手段2dは、検索されたURLを含む情報を携帯電話機3に送信し(ステップS7)、回線を切断する(ステップS8)。ユーザーは、URLを含む情報を受信し、携帯電話機3の所定のボタンを押下することにより、URLにジャンプし、所望のホームページを見ることができる(ステップS9)。尚、検索されたURLを含む情報を携帯電機3に送信するにあたって、NTTドコモ、J−Phone、Auといったキャリアが提供するディジタル携帯電話機による簡易文字メッセージ・サービスであるショートメールを利用してもよく、携帯電話機3の電話番号を介して取得したメールアドレスへ電子メールを送信するようにしてもよい。
【0025】
また、ユーザーが再度同じホームページを見たくなった場合には、携帯電話機3に記録されている発信履歴を利用して所望の電話番号に発呼して所望の電話番号に発呼することにより、上述の要領でURLを取得したり、受信した電子メールの着信履歴を利用して、簡単にホームページを検索することができる。
【0026】
次に、本発明にかかる情報提供装置の第2の実施の形態について、図4乃至図7を参照しながら説明する。
【0027】
本実施の形態は、プリペイドカードを用いた携帯電話システムを利用するものであって、プリペイドカードは、企業又はプリペイドカードの販売店等を介してユーザーに対して有償又は無償で配布するものとする。また、プリペイドカードを用いて所定の時間、例えば30分間、携帯電話機を用いて通話可能であるものとする。
【0028】
図4に示すように、このプリペイドカード10には、企業等の広告とともに電話番号10aが記載される。電話番号10aは、企業の代表番号であってもよく、顧客センター等、顧客と接触する部署の電話番号10aとすることが好ましい。プリペイドカード10を用いてその電話番号10aに電話をかける場合には、例えば、「0124」を電話番号10aの前にダイヤルし、一方、その電話番号10aを介して企業等のホームページを見たい場合には、URLを取得するため、例えば、「0125」を電話番号10aの前にダイヤルすることが記載されている。
【0029】
図5は、本発明にかかる情報提供装置12を示し、この情報提供装置12は、情報処理手段12aと、情報データベース12bと、顧客データベース12cと、着信処理手段12dと、発信処理手段12eと、転送処理手段12fと、プリペイドカードデータベース12gとを備え、図1に示した情報提供装置2と同様に、ユーザーが利用する携帯電話機3と、電話回線4を介して通信可能に構成される。
【0030】
情報処理手段12aは、情報提供装置12全体の情報の制御、演算を行う。情報データベース12bは、企業等の電話番号と、該企業のURLとを関連づけて記録する。着信処理手段12dは、携帯電話機3からの着信を受け、携帯電話機3からの発信元通知に基づいて携帯電話機3の発信元電話番号を特定する。発信処理手段12eは、携帯電話機3へ発呼し、携帯電話機3との接続を確立する。転送処理手段12fは、他の電話機へ発呼して接続を確立し、携帯電話機3と他の電話機との間の通信を保持する。ここで、着信処理手段12d、発信処理手段12e及び転送処理手段12fが行う通話は、アナログ回線やデジタル回線やインターネット電話等のいずれでもよく、所定の手続で通信又は通話の接続を行うものであればよい。
【0031】
顧客データベース12cは、顧客情報22aを記録したデータベースであり、携帯電話機3の電話番号、通話料金等が記録される。プリペイドカードデータベース12gは、通話代金が予め払い込まれたという情報を記録したデータベースであり、プリペイドカード10に記載されている識別番号10bと、プリペイドカード10が示す料金分の通話料を支払ってカードの配布を行ったスポンサーの情報や通話料金等(スポンサー情報10c)が記録されている。
【0032】
次に、上記情報提供装置12を用いた情報提供システムの利用方法について説明する。
【0033】
企業又はプリペイドカードの販売店等は、上述のように、上記プリペイドカード10を有償又は無償で携帯電話機3のユーザーに配布する。
【0034】
上記プリペイドカード10を取得したユーザーは、プリペイドカード10の使用に先立ち、プリペイドカード10に記載されている識別番号10b及びパスワードを携帯電話機3から情報提供装置12に送信し、情報処理手段12は、送信された識別番号10bとパスワードがプリペイドカードデータベース12gに記録されている情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、プリペイドカード10を使用可能な状態とする。
【0035】
次に、まず、ユーザーがプリペイドカード10に記載された企業等に電話をする場合について、図6を参照しながら説明する。
【0036】
ユーザーは、携帯電話機3を用いて、まず、「0124」をダイヤルし、電話回線4を介して情報提供装置12に発呼する(ステップS11)。着呼の後、情報提供装置12の着信処理手段12cは、発信元通知によって携帯電話機3の電話番号を取得する(ステップS12)。ユーザーは、所定の番号「0124」に引き続き、プリペイドカード10に記載された電話番号10aを入力する(ステップS13)。
【0037】
情報提供装置12の情報処理手段12aは、携帯電話機3の電話番号に基づいて顧客データベース12cを検索し、登録済みのプリペイドカード10の識別番号10b及びスポンサー情報10cを取得し、プリペイドカードデータベース12gに記録されているスポンサー情報10cの通話料金照合を行い、通話の可不可を決定する(ステップS14)。通話可能である場合には、以下の手順により、携帯電話機3と接続先電話機5との接続を行う。通話不可の場合には、その旨のアナウンスを行って接続を切断する(ステップS17)。
【0038】
携帯電話機3と接続先電話機5とを接続するにあたって、情報処理手段12aは、携帯電話機3のユーザーによって「0124」に引き続いて入力された電話番号10aを、転送処理手段12fを用いて接続先電話機5へダイヤルする(ステップS15)。接続先電話機5が転送処理手段12fからの電話を受けると、転送処理手段12fは、携帯電話機3と接続先電話機5との回線を接続して保持する(ステップS16)。これにより、携帯電話機3と接続先電話機5との間での通話が確立される。以降、情報処理手段12aは、通常の電話による通話と同様に通話料金の積算を行い、プリペイドカードデータベース12gに記録されているスポンサー情報10cの通話料金の減算処理を行う。
【0039】
次に、ユーザーがプリペイドカード10に記載された電話番号10aを介して企業等のホームページを見るため、URLを取得する手順について、図7を参照しながら説明する。
【0040】
ユーザーは、携帯電話機3を用いて、まず、「0125」をダイヤルし、電話回線4を介して情報提供装置12に発呼する(ステップS21)。着呼の後、情報提供装置12の着信処理手段12cは、発信元通知によって携帯電話機3の電話番号を取得する(ステップS22)。ユーザーは、所定の番号「0125」に引き続き、プリペイドカード10に記載された電話番号10aを入力する(ステップS23)。
【0041】
情報提供装置12の情報処理手段12aは、携帯電話機3の電話番号に基づいて顧客データベース12cを検索し、登録済みのプリペイドカード10の識別番号10b及びスポンサー情報10cを取得し、プリペイドカードデータベース12gに記録されているスポンサー情報10cの通話料金照合を行い、通話の可不可を決定する(ステップS24)。通話可能である場合には、情報提供装置12は、ユーザーに回線断を行う旨アナウンスし、ユーザーは、一端、電話回線4を介した回線を切断する(ステップS25)。尚、ユーザーが回線を切断する代わりに、情報提供装置12が強制的に回線を切断してもよい。一方、通話不可の場合には、情報提供装置12は、その旨のアナウンスを行って回線を切断する。
【0042】
次に、情報提供装置12の情報処理手段12aは、情報データベース12bを検索し、受信した電話番号10aに対応するURLを取得する(ステップS26)。そして、情報提供装置12から携帯電話機3に発呼し(ステップS27)、電話回線4を介して回線が接続された後、発信処理手段12dは、検索されたURLを含む情報を携帯電話機3に送信し(ステップS28)、回線を切断する(ステップS29)。ユーザーは、URLを含む情報を受信し、携帯電話機3の所定のボタンを押下することにより、URLにジャンプし、所望のホームページを見ることができる(ステップS30)。
【0043】
尚、上記実施の形態においては、携帯電話機3を使用する場合を例にとって説明したが、本発明は携帯電話機3に限定されることなく、固定電話であってもよく、電話回線4を介して情報提供装置2及び12と通信可能で、インターネットに接続可能な端末であれば、すべて適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明にかかる情報提供装置を含むシステムの全体構成図である。
【図2】本発明にかかる情報提供装置の第1の実施の形態を示す概略構成ブロック図である。
【図3】図2の情報提供装置の動作を説明するための処理タイミングチャートである。
【図4】本発明にかかる情報提供装置で使用するプリペイドカードの一例を示す概略図である。
【図5】本発明にかかる情報提供装置の第2の実施の形態を示す概略構成ブロック図である。
【図6】図5の情報提供装置の動作を説明するための処理タイミングチャートである。
【図7】図5の情報提供装置の動作を説明するための処理タイミングチャートである。
【符号の説明】
【0045】
1 情報提供システム
2 情報提供装置
2a 情報処理手段
2b 情報データベース
2c 着信処理手段
2d 発信処理手段
3 携帯電話機
4 電話回線
5 接続先電話機
10 プリペイドカード
10a 電話番号
10b 識別番号
10c スポンサー情報
12 情報提供装置
12a 情報処理手段
12b 情報データベース
12c 顧客データベース
12d 着信処理手段
12e 発信処理手段
12f 転送処理手段
12g プリペイドカードデータベース
22a 顧客情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電話番号とURL(Uniform Resource Locator)とを関連づけて記録し、
着呼の後、発信元通知に基づいて該着呼の対象である通信端末の発信元電話番号を特定し、
前記通信端末から入力された電話番号に対応するURLを検索し、検索されたURLを含む情報を前記通信端末に送信することを特徴とする情報提供方法。
【請求項2】
前記通信端末から入力される電話番号は、所定の企業の代表番号又は企業の顧客対応部署の電話番号であることを特徴とする請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記電話番号は、携帯電話のプリペイドカードに記載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供方法。
【請求項4】
電話番号とURLとを関連づけて記録する情報データベースと、
着呼の後、発信元通知に基づいて該着呼の対象である通信端末の発信元電話番号を特定する着信処理手段と、
前記通信端末から入力された電話番号に対応するURLを前記情報データベースを用いて検索する情報処理手段と、
検索されたURLを含む情報を前記通信端末に送信する発信処理手段とを備えることを特徴とする情報提供装置。
【請求項5】
前記情報処理手段は、前記通信端末から入力される電話番号の前に所定の第1の複数桁の数字が入力された場合には、入力された電話番号とURLとを関連づけて前記通信端末に送信するように該情報提供装置を動作させ、前記通信端末から入力される電話番号の前に所定の第2の複数桁の数字が入力された場合には、入力された電話番号に発呼して前記通信端末との接続を行うように該情報提供装置を動作させることを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−180301(P2006−180301A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−372478(P2004−372478)
【出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(301026701)ハイパーコム株式会社 (2)
【Fターム(参考)】