説明

意匠パネルの製造方法および該製造方法により得られた意匠パネル

【課題】簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる意匠パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の意匠パネルの製造方法は、合成樹脂からなる板状のパネル本体11を有し、パネル本体11が、光透過性を有し背面側BSから照明用の光が照射される光透過部11bと、光透過部11b内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部11aとを含む意匠パネルを製造する方法であって、パネル本体11を構成するための光透過性を有する合成樹脂材の特定の部位にレーザー光Lを照射して、この部位にある前記合成樹脂を部分的に変色させることによって遮蔽部11aを形成する工程を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部を部分的に含む意匠パネルの製造方法および該製造方法により得られた意匠パネルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車などのオーディオパネルとして用いられ、文字や図形などの情報を表示する意匠パネルが知られている。この種の意匠パネルは、文字や図形などの模様が施された合成樹脂からなる板状のパネル本体を含む。そして、パネル本体の背面側に設けられた光源の光がパネル本体の前面側に一部透過することで、前記模様が表示される。
【0003】
たとえば、意匠パネルの製造方法としては、図5に示されるような、透明な合成樹脂を所定の形状に成形し、その前面側表面にまず白色印刷を施し、さらに、前面側全体を覆うように黒色塗料を塗布した後、黒色塗料の層を部分的に切り抜き加工して模様を形成する方法がある(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、図5のように、透明な合成樹脂をパネル本体の材質として用いると、模様が施された箇所のほかに、側方からも光漏れが生じてしまうという問題があった。
【0005】
このような側方からの光漏れに対応するため、図6に示されるような、パネル本体を、透明な合成樹脂部分11と不透明な合成樹脂部分11’との複合的な構造に成形する手法があるが、この場合には、パネル本体の成形手法が複雑になってしまう。
【0006】
また、側方からの光漏れを防ぐために、図7(a)および図7(b)に示されるような、パネル本体11’を不透明な合成樹脂で成形し、文字や図形などの模様が施された三層構造のフィルム2(第1層21は白色印刷層、第2層22は黒色印刷層、第3層23は透明層)をパネル本体の表面に設ける方法もある(特許文献2参照)。しかしながら、この場合、フィルムの位置決めを正確に行う必要があり、フィルムインサート成形といった特殊な成形手法が必要になったり、パネル本体の成形後にフィルムを貼り付ける場合には、フィルムの貼り付け作業が難航する傾向がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平9−132058号公報
【特許文献2】特開平11−95696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる意匠パネルの製造方法および該製造方法を用いて得られる意匠パネルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の意匠パネルの製造方法は、合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部とを含む意匠パネルを製造する方法であって、前記パネル本体を構成するための光透過性を有する合成樹脂材の特定の部位にレーザー光を照射して、この部位にある前記合成樹脂を部分的に変色させることによって前記遮蔽部を形成する工程を含む。
【0010】
この発明によれば、レーザー光を照射して合成樹脂を部分的に変色させ、遮蔽部を形成する工程が含まれ、この光透過部とは異なる色の遮蔽部によって、光がパネル本体内部を伝って拡散するのが遮られる。つまり、遮蔽部は、別途部品等を追加する必要もなく、また、パネル本体を複合的な構造にするような成形工程も必要なく、簡単な手法で形成される。したがって、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる。
【0011】
本発明の第2の意匠パネルの製造方法は、合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部の周囲に設けられ前記合成樹脂内への前記照明用の光の入射を抑制する入射抑制部とを含む意匠パネルを製造する方法であって、前記パネル本体の特定部位の背面にレーザー光を照射して、その背面に凹凸を形成することによって前記入射抑制部を得る工程を含む。
【0012】
この発明によれば、レーザー光を照射してパネル本体の背面の特定部位に凹凸を形成し、入射抑制部を得る工程が含まれ、この表面凹凸状の入射抑制部によって、光が乱反射され、パネル本体を構成する合成樹脂内に照明用の光が入射するのが抑制される。つまり、入射抑制部は、別途部品等を追加する必要もなく、また、パネル本体を複合的な構造にするような成形工程も必要なく、簡単な手法で形成される。したがって、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる。
【0013】
また、前記合成樹脂として白濁色のものを用いることが好ましい。
【0014】
この発明によれば、合成樹脂の色が白濁色であることにより、合成樹脂の色が透明色である場合よりも、レーザー光を照射したときに効率よく変質させやすい。
【0015】
本発明の第1の意匠パネルは、合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部とを含む意匠パネルであって、前記遮蔽部が、前記パネル本体を構成するための光透過性を有する合成樹脂材の特定の部位にレーザー光を照射して、この部位にある前記合成樹脂を部分的に変色させることによって形成される。
【0016】
本発明の第2の意匠パネルは、合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部の周囲に設けられ前記合成樹脂内への前記照明用の光の入射を抑制する入射抑制部とを含む意匠パネルであって、前記入射抑制部が、前記パネル本体の特定部位の背面にレーザー光を照射して、その背面に凹凸を形成することによって得られる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】実施の形態1の意匠パネルの断面構造を説明するための図である。
【図2】図1のA部拡大図であり、遮蔽部によって光の進行が遮られる様子を説明するための図である。
【図3】意匠パネルの正面図であり、(a)は意匠パネル正面側の全体を示し、(b)は(a)のC部拡大図を示す。
【図4】実施の形態2の意匠パネルの断面構造を説明するための図である。
【図5】従来の意匠パネルの断面構造を説明するための図であり、パネル本体が透明樹脂により形成された意匠パネルであって、パネル本体の側方へ光漏れが生じることを説明している。
【図6】従来の意匠パネルの断面構造を説明するための図であり、パネル本体を透明樹脂と不透明樹脂との複合的な構造にした形態を示す。
【図7】従来の意匠パネルの断面構造を説明するための図であり、(a)は意匠パネル全体の断面構造を示し、(b)は(a)のB位置拡大図であり、フィルムの断面構造を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下で、本実施の形態の意匠パネルの製造方法および意匠パネルについて、図面を用いて詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の意匠パネルの断面構造を説明するための図である。図2は、図1のA部拡大図であり、遮蔽部11aによって光の進行が遮られる様子を説明するための図である。図3は、意匠パネルの正面図であり、(a)は意匠パネル正面側の全体を示し、(b)は(a)のC部拡大図を示す。
【0021】
実施の形態1の意匠パネル1は、図1および図2に示されるように、板状のパネル本体11と、パネル本体11の背面に背面側BSへ突出するように設けられた直立部12と、パネル本体11の前面の所定の位置に印刷される白色印刷部14と、パネル本体11の前面全体を覆うように塗布される黒色の黒色塗料部13とを含む。
【0022】
パネル本体11および直立部12は、同じ材質で、一体に成形されている。パネル本体11および直立部12は、乳白色(白濁色)の光透過性を有する合成樹脂からなり、たとえば、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)などを用いることができる。
【0023】
パネル本体11は、光透過性を有し背面側BSから照明用の光が照射される光透過部11bと、光透過部11b内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部11aとを含む。本実施の形態において、光透過部11bとは、背面側BSからパネル本体11内部へ入射した光がパネル本体11の面方向に沿って進行可能な部分、すなわち、遮蔽部11aを除く部分を意味している。
【0024】
また、パネル本体11には、板厚とほぼ同じ厚さの遮蔽部11aが形成されている。本実施の形態では、遮蔽部11aは、直立部12に沿うように、つまり、直立部12を挟むように形成されている(図3(b)参照)。遮蔽部11aは、図2に示されるように、パネル本体11の背面側BSから所定のレーザー光Lの照射を受けて、合成樹脂が一部変質した部分である。具体的には、変質前の乳白色から茶色に変色、あるいは、変質前の乳白色から灰色に変色した部分である。この遮蔽部11aによって、パネル本体11内部を面方向に進行する光が遮られる。
【0025】
また、白色印刷部14および黒色塗料部13は、パネル本体11の背面側BSから前面側FSへ向けた光の透過を調整する役割を果たす。具体的には、黒色塗料部13は、意匠パネル1の背面側BSから前面側FSへ透過する光を遮る。また、白色印刷部14は、黒を除く色の塗料が印刷された部分であり、光が白色印刷部14を透過することで、白色印刷部14の色に応じた表示が可能になる。すなわち、意匠パネル1の表面には、白色印刷部14の表面を覆う黒色塗料部13が部分的に剥がし取られた箇所を透過する透過光を利用して、各種情報や模様などが表示される。具体的には、白色印刷部14上の黒色塗料部13は、所定の形状に切り抜かれている。この黒色塗料部13の切り抜き形状によって、意匠パネルの表面に表示させる文字や図形などの模様(以下、表示文字列という)disが形作られる(図3(a)、図3(b)参照)。
【0026】
先に述べた直立部12は、この表示文字列disを囲むように形成されている(図3(b)参照)。つまり、遮蔽部11aは、表示文字列disの周囲を囲むように形成されていることになる。
【0027】
このほか、意匠パネル1の背面側には、直立部12の先端にプリント基板16が固定されており、この基板16のパネル本体11に対向する面には、LED(光源)15が設置されている。図1に示されるように、LED15は、表示文字列disに対向する位置に設けられ、LED15の光が照射されると、光は、白色印刷部14が形成された箇所であって、黒色塗料部13が切り抜かれた箇所を透過する。これにより、表示文字列disが視認し易く意匠パネル1の前面側に表示される。
【0028】
この意匠パネル1の製造方法について、具体的に説明する。
【0029】
まず、パネル本体11および直立部12が、一括で、射出成形などにより成形される。
【0030】
つぎに、白色の印刷をパネル本体11の前面の所定の位置に対して施し、白色印刷部14を形成する。
【0031】
つぎに、黒色塗料をパネル本体11の前面全体を覆うように塗布して、黒色塗料部13を形成する。
【0032】
つぎに、白色印刷部14が形成された部分を覆う黒色塗料部13を、レーザーカットなどにより、表示させたい文字列や模様に対応する形状に切り抜く。こうして、パネル本体11の前面に、表示文字列disが形成される。
【0033】
つぎに、遮蔽部11aを形成する。
【0034】
遮蔽部11aは、パネル本体11に対して、所定の位置にレーザー光Lを照射して、形成される(図2参照)。
【0035】
具体的には、φ1mm程度のレーザービーム径、パネル本体11の材料が溶けない程度の強度のレーザー光Lを、パネル本体11の背面側BSから比較的長い時間(たとえば、パネル本体11の板厚が2.5mm程度である場合には、2〜3秒程度)にわたって面的に照射する。このとき、レーザー光Lの照射時間が長ければ長い程、遮蔽部11aの生成が促され、パネル本体11の合成樹脂の変色(乳白色から茶色に変色、もしくは、乳白色から灰色に変色)が顕著に現われて、LED15からの光の遮蔽効果が高まる。また、用いられる合成樹脂の色が乳白色であることにより、合成樹脂の色が透明色である場合よりも、レーザー光を照射したときに効率よく変色させやすい。
【0036】
こうして、意匠パネル1が完成する。
【0037】
以上の実施の形態によれば、レーザー光Lを照射して合成樹脂を部分的に変色させ、遮蔽部11aを形成する工程が含まれ、この光透過部11bとは異なる色の遮蔽部11aによって、LED15から照射された光がパネル本体11内部を伝って拡散するのが遮られる。つまり、遮蔽部11aは、別途部品等を追加する必要もなく、また、パネル本体11を複合的な構造にするような成形工程も必要なく、簡単な手法で形成される。したがって、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる。
【0038】
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2の意匠パネル1の断面構造を説明するための図である。
【0039】
実施の形態1の意匠パネル1は、遮蔽部11aが、レーザー光を照射して、合成樹脂を部分的に変色させることによって得られる形態であるのに対し、実施の形態2の意匠パネル1は、入射抑制部11a’が、図3に示されるように、レーザー光を照射して、パネル本体11の背面側BSの表面に部分的に凹凸を形成することによって得られる形態である。本実施の形態の入射抑制部11a’は、光透過部11bの周囲に設けられ合成樹脂内への照明用の光の入射を抑制する。
【0040】
意匠パネル1の入射抑制部11a’を除く部分の構造、および、製造方法については、実施の形態1の遮蔽部11aを除く部分の構造、および、製造方法と同様であるので、ここでの重複する説明を省略する。
【0041】
実施の形態2の入射抑制部11a’は、つぎのように形成される。
【0042】
具体的には、φ0.01〜φ0.05mm程度のレーザービーム径、合成樹脂が溶けて焼ける程度の強度のレーザー光Lを、パネル本体11の背面側BSから、パネル本体11の背面側BSの表面に対して比較的短い時間(たとえば、パネル本体11の板厚が2.5mm程度である場合には、3〜5秒程度)にわたって線的に照射する。これによって、レーザー光Lの照射箇所が溶けて表面に凹凸が形成され、入射抑制部11a’が形成される。
【0043】
パネル本体11に、このような表面が凸凹状の入射抑制部11a’が形成されていると、LED15から照射された光は、入射抑制部11a’の凹凸面で乱反射し、パネル本体11内部へ入射する光の量が抑制される。これによって、表示文字列disから離れる方向へ入射抑制部11a’を超えて進行する光の量が大幅に減少する。
【0044】
以上の実施の形態によれば、レーザー光Lを照射してパネル本体11の背面側BSの表面に凹凸を形成し、入射抑制部11a’を得る工程が含まれ、この表面凹凸状の入射抑制部11a’によって、LED15から照射され、パネル本体11内部へ入射する照明用の光の量が抑制される。つまり、入射抑制部11a’は、別途部品等を追加する必要もなく、また、パネル本体11を複合的な構造にするような成形工程も必要なく、簡単な手法で形成される。したがって、簡単な手法で、不適切な箇所からの光漏れを抑制することができる。
【0045】
なお、上記実施の形態では、パネル本体11の材質がレーザー光の照射前の段階で白濁色の合成樹脂である形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パネル本体11の材質はレーザー光の照射前の段階で透明な合成樹脂である形態であってもよい。パネル本体11の材質としては、レーザー光の照射を受けて変質する合成樹脂であればよい。
【0046】
また、上記実施の形態では、遮蔽部11a、入射抑制部11a’が直立部12を挟むようにパネル本体11に対して形成される形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遮蔽部11a、入射抑制部11a’は表示文字列disの周囲を囲むように形成されていればよい。
【0047】
また、上記実施の形態では、意匠パネル1の製造方法において、白色印刷を施し、黒色塗料を塗布して表示文字列disを形成した後、遮蔽部11a、入射抑制部11a’を形成した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遮蔽部11a、入射抑制部11a’を形成した後、白色印刷を施し、黒色塗料を塗布して表示文字列disを形成する形態であってもよい。
【符号の説明】
【0048】
1 意匠パネル
11 パネル本体
11b 光透過部
11a 遮蔽部
11a’ 入射抑制部





【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部とを含む意匠パネルを製造する方法であって、
前記パネル本体を構成するための光透過性を有する合成樹脂材の特定の部位にレーザー光を照射して、この部位にある前記合成樹脂を部分的に変色させることによって前記遮蔽部を形成する工程を含む意匠パネルの製造方法。
【請求項2】
合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部の周囲に設けられ前記合成樹脂内への前記照明用の光の入射を抑制する入射抑制部とを含む意匠パネルを製造する方法であって、
前記パネル本体の特定部位の背面にレーザー光を照射して、その背面に凹凸を形成することによって前記入射抑制部を得る工程を含む意匠パネルの製造方法。
【請求項3】
前記合成樹脂として白濁色のものを用いる請求項1または2記載の意匠パネルの製造方法。
【請求項4】
合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部内を通過する光の拡散を防ぐ遮蔽部とを含む意匠パネルであって、
前記遮蔽部が、前記パネル本体を構成するための光透過性を有する合成樹脂材の特定の部位にレーザー光を照射して、この部位にある前記合成樹脂を部分的に変色させることによって形成される意匠パネル。
【請求項5】
合成樹脂からなる板状のパネル本体を有し、該パネル本体が、光透過性を有し背面側から照明用の光が照射される光透過部と、該光透過部の周囲に設けられ前記合成樹脂内への前記照明用の光の入射を抑制する入射抑制部とを含む意匠パネルであって、
前記入射抑制部が、前記パネル本体の特定部位の背面にレーザー光を照射して、その背面に凹凸を形成することによって得られる意匠パネル。





【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−25578(P2011−25578A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−174970(P2009−174970)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】