説明

感知装置

【課題】 安価かつ丈夫で、しかも構造が簡単な感知装置を提供する。
【解決手段】 一端を閉塞するとともに他端を開口した可撓性を有するチューブ11と、このチューブ11の開口に設けた集音体12とからなり、上記チューブ11に外力が作用したとき、チューブ11内に生じる音を上記集音体12が検出する。また、両端を開口する可撓性を有するチューブ11と、このチューブ11の両端の開口に設けた一対の集音体12と、この一対の集音体12に接続した制御機構13とを備え、上記集音体12は、上記チューブ11に外力が作用したときチューブ11内に生じる音を検出する一方、上記制御機構13は、上記一対の集音体12が音を検出するタイミングの差に基づいて、外力が作用した場所を特定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車輌の通過台数をカウントしたり、防犯システムに利用したりする感知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車輌の通過台数をカウントしたり、あるいは防犯システムに利用したりする感知装置として、図4に示す装置が従来知られている。
この感知装置1は、一端を閉塞するとともに他端を開口させた、可撓性のチューブ2を備えてなる。このチューブ2は、内部に空間2aを形成するとともに、この空間2aの開口、すなわち、チューブ2の開口に、圧力センサ3を接続している。なお、圧力センサ3の接続箇所にはシール4を設けて、上記空間2aをしっかりと密閉するとともに、チューブ2に外力が作用したときに、空間2aに圧力変動が生じるようにしている。
そして、上記圧力センサ3には制御機構5を電気的に接続するとともに、圧力センサ3が検出する上記空間2aの圧力変動に基づいて、制御機構5が様々な制御をするようにしている。
【0003】
上記の構成からなる感知装置1は、例えば駐車場において次のように用いられる。
すなわち、通過する車輌の車輪に踏みつけられるようにして、路上にチューブ2を敷設する。上記したようにチューブ2は可撓性を有しているので、車輌に踏みつけられることでチューブ2が撓むとともに、空間2aの圧力が高くなる。すると、圧力センサ3が、空間2aの圧力変動を検出するとともに、この圧力変動回数を制御機構5がカウントする。このようにすれば、当該道路を何台の車輌が通過したかを検出することができるので、例えば、駐車場における車輌の入場台数をカウントして、満車状態であるか否かを容易に判別することができる。
【0004】
また、別の例として、倉庫等の出入口あるいは倉庫内の地面にチューブ2を敷設して、不正侵入者や不正侵入車輌を検出することも可能である。
この場合には、圧力センサ3が、空間2aの圧力変動を検出したときに、制御機構5が防犯ブザーを鳴らしたり、あるいは、警備会社に通報したりするようにすればよい。このように、上記感知装置1は、防犯システム等にも利用可能であるように、さまざまな場面で幅広く利用されている。
【特許文献1】特開平6−43043号公報
【特許文献2】特開2001−216563号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の感知装置1によれば、圧力センサ3を設けて、空間2aの圧力を検出するとともに、この圧力に基づいて、人間や車輌の通過等を検出するようにしている。
しかし、空間2aの圧力は、人間がチューブ2を踏んだときと、車輌がチューブ2を踏んだときとで、その大きさが全く異なる。したがって、上記防犯システムに用いる場合のように、人間および車輌のどちらも検出する場合、すなわち空間2aの圧力範囲が広い場合には、定格圧力範囲(検出可能範囲)の広いセンサを用いなければならない。
ところが、定格圧力範囲が広いセンサは非常に高価なものである。したがって、空間2aにおける圧力範囲が広い場合には、感知装置1全体のコストが非常に高くなってしまうという問題があった。
【0006】
また、上記感知装置1は、さまざまな場面で用いられること上記した通りであるが、その使用態様によっては、チューブに作用する外力がほぼ一定であり、空間2aの圧力変動範囲が非常に狭い場合がある。例えば、ラジコンカーレースにおいて、ラジコンカーの通過を検出する場合が考えられる。このように、空間2aの圧力変動範囲が狭い場合には、定格圧力範囲の狭い安価なセンサを用いて、装置全体のコストを低減することが可能なようにも思われる。
ところが、圧力センサ3は、通常、定格圧力の2倍ないし3倍の圧力が作用すると破壊されてしまう。そのため、定格圧力範囲の狭い安価なセンサを用いた場合に、人間が誤ってチューブ2を踏んでしまう等して定格圧力以上の外力が作用すると、簡単にセンサが壊れてしまうという問題があった。
【0007】
さらに、チューブ2に外力が作用したときに、空間2aの圧力が変化するためには、空間2aを大気からしっかりと密封しておかなければならない。したがって、チューブ2の開口に圧力センサ3を接続する際には、シール4によって当該接続箇所に隙間が生じないようにしっかりと密閉しなければならない。このように、従来の感知装置1においては、チューブ2と圧力センサ3との接続構造が複雑化するとともに、製造工程が面倒になってしまうという問題があった。
【0008】
この発明の目的は、安価かつ丈夫で、しかも構造が簡単な感知装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明は、一端を閉塞するとともに他端を開口した可撓性を有するチューブと、このチューブの開口に設けた集音体とからなり、上記チューブに外力が作用したとき、チューブ内に生じる音を上記集音体が検出する点に特徴を有する。
【0010】
第2の発明は、両端を開口する可撓性を有するチューブと、このチューブの両端の開口に設けた一対の集音体と、この一対の集音体に接続した制御機構とを備え、上記集音体は、上記チューブに外力が作用したときチューブ内に生じる音を検出する一方、上記制御機構は、上記一対の集音体が音を検出するタイミングの差に基づいて、外力が作用した場所を特定する点に特徴を有する。
【0011】
第3の発明は、上記集音体がマイクロフォンからなる点に特徴を有する。
【発明の効果】
【0012】
第1の発明によれば、チューブ内の空間に生じる音を集音体が検出するようにしたので、チューブに作用する外力が僅かで空間の圧力変化がほとんどない場合であっても、チューブに外力が作用したことを確実に検出することができる。
また、集音体としては、一般的に流通しているマイクロフォンやスピーカー、さらには圧電素子等、音を検出する機能を有するものを広く用いることができ、しかもチューブも可撓性を有していれば、その素材等、特に限定されることもない。したがって、極めて安価な集音体およびチューブを用いることができ、装置全体を安価にすることができる。
しかも、集音体は、音を検出するだけなので、大きな外力が作用して空間の圧力が極めて高くなった場合にも破壊されることがない。したがって、耐圧性が極めて高い丈夫な感知装置を実現することができる。
さらに、空間の圧力変動を検出する必要がないので、シールを設ける必要もなくなり、集音体の接続構造を簡素化することができる。
また、チューブ内の媒質として水等の音伝達速度の速いものを用いれば、検出速度を速くすることができる。
【0013】
第2の発明によれば、外力が作用した場所を特定するために、一対の集音体を設けるだけでよいので、極めて簡単かつ安価に位置検出機能を付加することができる。
第3の発明によれば、集音体としてマイクロフォンを用いたので、検出する音の範囲が広く、しかも、高感度な検出が可能となる。また、マイクロフォンは、音波を電気の波に変換して検出するので、従来の圧力センサを用いた場合に比べて制御回路を簡素化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1を用いてこの発明の第1実施形態について説明する。
この感知装置10は、一端を閉塞するとともに他端を開口させた、可撓性のチューブ11を備えてなる。このチューブ11は、内部に空間11aを形成するとともに、この空間11aの開口、すなわち、チューブ11の開口をケースCに接続している。このケースC内には、上記チューブ11の開口に対向する位置に、指向性を有するマイクロフォンからなる集音体12を設け、この集音体12によって空間11aに生じる音を検出するようにしている。
そして、上記集音体12には、制御機構13を電気的に接続するとともに、上記集音体12が検出した空間11aの音に応じて、制御機構13が様々な制御をするようにしている。
【0015】
なお、ここでいう空間11aに生じる音とは、チューブ11に外力が作用したときに生じる音のことであり、人間の可聴範囲に限らず、0.1Hzの超低音波から2万Hzの高音波まで広範囲にわたるものである。音は媒質の疎密の繰り返し変化(振動)であるため、可撓性を有するチューブ11の外周に外力が作用すると、空間11aにおいて、空気を媒質とする疎密波(音)が生じる。つまり、音は疎密波であるから、チューブ11が外力によって振動すれば、空間11aに簡単に音が生じるのである。したがって、例えば、チューブ11の外周を指で軽く弾いたような場合でも、音は空間11aに確実に生じるのである。
また、マイクロフォンによって感度に多少の差はあるものの、一般的に流通しているマイクロフォンは、音の検出可能範囲が広く、高感度な検出が可能であるため、僅かに生じる音(疎密波)の検出も可能である。
したがって、上記の感知装置10を用いれば、チューブ11の外周を指で軽く弾いたような場合にも、集音体12が音を検出するとともに、制御機構13による制御が可能となる。
【0016】
上記の構成からなる感知装置10は、さまざまな用途を有するが、例えば、防犯システムとして不正侵入者や不正侵入車輌を検出する場合、次のようにして用いられる。
すなわち、まず、不正侵入者や不正侵入車輌によってチューブ11が踏みつけられるように、倉庫等の出入口あるいは倉庫内の地面にチューブ11を敷設する。可撓性を有するチューブ11に侵入者や車輌等が接触すると、言い換えれば、チューブ11に外力が作用すると、空間11aに音が生じるとともに、この空間11aに生じた音を集音体12が電気の波に変換して検出する。
そして、集音体12が検出した電気の波は、制御機構13に信号として入力されるとともに、この入力信号に基づいて制御機構13が防犯ブザーを鳴らしたり、あるいは、警備会社に通報したりする。
【0017】
上記第1実施形態の感知装置10によれば、チューブ11内の空間11aに生じる音を集音体12が検出するようにしたので、チューブ11に作用する外力が僅かで空間の圧力変化がほとんどない場合であっても、チューブ11に外力が作用したことを確実に検出することができる。
また、集音体12は音を検出するだけなので、大きな外力が作用するとともに、空間の圧力が極めて高くなった場合にも、集音体12が破壊されることがない。したがって、耐圧性が極めて高い丈夫な感知装置を実現することができる。
さらに、空間11aの圧力変動を検出する必要がないので、集音体12の接続部分等にシールを設ける必要もなくなり、集音体12の接続構造を簡素化することができる。
【0018】
なお、上記第1実施形態においては、集音体としてマイクロフォンを用いたが、集音体は音を検出するものであればよく、例えばスピーカーや圧電素子であっても構わない。このように、集音体としては、音を検出する機能を有するものを広く用いることができるので、一般的に流通しているものを用いれば、感知装置を極めて安価に製造することができる。
また、上記第1実施形態においては、集音体が指向性を有しているが、集音体は必ずしも指向性を有している必要はない。ただし、指向性を有しない集音体を用いる場合には、遮音性を有するケースCを用いて、集音体が外部の音に反応しないようにすることが望ましい。
【0019】
さらに、上記感知装置10は、防犯システム以外にも種々利用することができる。例えば、ベランダの手すり等にチューブ11を敷設すれば、カラス避けとして活用することができる。この場合には、チューブ11に外力が作用したときに、制御機構13からカラスが嫌がる音波を流すようにすればよい。
このように、上記感知装置10は、僅かな外力であっても、チューブ11に外力が作用したことを確実に検出することができ、しかも耐水性、耐圧性に優れているため、これまでにない新たな用途にも利用可能である。
【0020】
図2を用いてこの発明の第2実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と同様の構成要素については同様の符号を付するとともに、その詳細な説明は省略する。
図2に示す感知装置14は、両端を開口する可撓性を有するチューブ15を備えてなる。このチューブ15は、内部に空間15aを形成するとともに、この空間15aの開口、すなわち、チューブ15の両端開口をそれぞれ一対のケースCに接続している。このケースC内には、上記チューブ15の開口に対向する位置に、指向性を有するマイクロフォンからなる集音体12を設け、この集音体12によって空間15aに生じる音を検出するようにしている。
【0021】
また、上記一対の集音体12,12には、制御機構13を電気的に接続している。この制御機構13は、上記一対の集音体12,12が、それぞれ空間15aの音を検出した時間を記憶するとともに、この時間の差、つまり、一対の集音体12,12が音を検出するタイミングの差を演算する。そして、制御機構13は、予めチューブ15の長さを記憶しており、このチューブ15の長さと、両集音体12,12の検出タイミングの差とから、外力が作用した場所を演算して特定する。
【0022】
すなわち、チューブ15に外力が作用すると、その外力が作用した場所を基点として疎密波(音)が生じるとともに、この疎密波が空間15aの空気を伝播して一対の集音体12,12まで到達する。したがって、外力が作用した場所が、両集音体12,12のちょうど中間地点である場合には、両集音体12,12は同時に音を検出することになる。また、両集音体12,12までの距離が異なる場所で外力が作用すると、両集音体12,12が音を検出するタイミングに差が生じる。音の伝達速度は常温の空気中であれば約341m/sなので、制御機構13に予めチューブ15の長さを記憶させておけば、チューブ15の長さと、検出タイミングの差とから、外力が作用した場所を演算により特定することができる。
【0023】
このように、第2実施形態の感知装置14によれば、一対の集音体12,12を設けるだけで、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができ、しかも極めて簡単に位置検出機能を付加することができる。
また、集音体12,12は安価であるため、位置検出機能を有する感知装置14を安価に製造することができる。
なお、制御機構13に温度検出機能を備えるとともに、温度に応じて音の伝達速度を校正して演算するようにすれば、環境の変化に関わらず高精度な位置検出機能を実現することができる。
また、上記第1実施形態と同様、集音体12はマイクロフォンに限らず、スピーカーや圧電素子等、音を検出するものを広く用いることができる。
【0024】
図3を用いてこの発明の第3実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と同様の構成要素については同様の符号を付するとともに、その詳細な説明は省略する。
図3に示す感知装置16は、可撓性を有するとともに内部を空間17a,17bに区画したチューブ17を備えてなる。このチューブ17の空間17a,17bは、一端を閉塞するとともに他端を開口させており、上記空間17a,17bの開口をそれぞれ一対のケースC,Cに接続している。
そして、上記ケースC,C内には、分岐したチューブ17の開口(空間17a,17bの開口)に対向する位置に、指向性を有するマイクロフォンからなる集音体12,12を設けている。
【0025】
なお、上記空間17bには空気が入らないようにして水が入れられている。そして、チューブ17の開口側には、伝播部材18,18を設けている。この伝播部材18,18は、例えば薄いフィルム状の素材からなり、チューブ17の開口を密閉するとともに、空間17a,17bに生じた音に伴って振動するものである。
そして、チューブ17に外力が作用して空間17a,17bに音が生じると、この音は、空間17aにおいては空気を媒質として伝播部材18まで伝播し、空間17bにおいては水を媒質として伝播部材18まで伝播する。伝播部材18,18は、空間17a,17bに生じた音によって振動するとともに、集音体12,12が、空間17a,17bに生じた音を伝播部材18,18の振動によって検出する。
【0026】
また、上記一対の集音体12,12には、制御機構13を電気的に接続している。この制御機構13は、上記一対の集音体12,12が、それぞれ空間17a,17bの音を検出した時間を記憶するとともに、この時間の差、つまり、一対の集音体12,12が音を検出するタイミングの差を演算する。そして、制御機構13は、両集音体12,12の検出タイミングの差から、外力が作用した場所を演算して特定する。
【0027】
すなわち、チューブ17に外力が作用すると、その外力が作用した場所を基点として疎密波(音)が生じるとともに、この疎密波が空間17a,17bの空気および水を伝播して一対の集音体12,12まで到達する。
音の伝達速度は常温の空気中では約341m/sであり、水中では約1480m/sであるので、検出タイミングの差を演算すれば、この検出タイミングの差から、外力が作用した場所を特定することができる。
このように、この第3実施形態の感知装置16において、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】
なお、上記第3実施形態においては、空間17aに空気を用い、空間17bに水を用いたが、両空間17a,17bに用いるのは空気と水に限らず、音の伝播速度が異なる媒質であれば構わない。したがって、ガスや油を用いてもよいこと当然である。
また、この第3実施形態においても、制御機構13に温度検出機能を備えれば、環境の変化に関わらず高精度な位置検出機能を実現することができること当然である。そして、上記第1,2実施形態と同様、集音体12はマイクロフォンに限らず、スピーカーや圧電素子等、音を検出するものを広く用いることができる。
【0029】
また、上記第1,2実施形態においても、空気ではなく水やガス等を用いても構わないが、空気以外の媒質によって音を伝播する場合には、チューブの開口に伝播部材を設けなければならない。したがって、空気によって音を伝播した方が構造を簡素化することができる。ただし、水等の音伝達速度の速い媒質を用いれば、検出速度を速くすることができるので、検出距離が長い場合等には、空気よりも水等を用いるのが有効である。
なお、上記各実施形態においては、構造を簡素化するために、集音体をチューブの開口部に密封していない。これは、チューブの開口部を密封しなくても、集音体を用いれば音の検出精度を十分に維持することができるからである。
ただし、チューブの開口部を密封すれば、集音体がチューブ内に生じる圧力変動によって変位するので、音が超低音波の場合にも、チューブ内の圧力変動によってチューブに外力が作用したことを検出することができる。したがって、チューブ内に発生する音が超低音波の場合であっても、チューブに外力が作用したことを確実に検出することができ、検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】第1実施形態の感知装置である。
【図2】第2実施形態の感知装置である。
【図3】第3実施形態の感知装置である。
【図4】従来の感知装置である。
【符号の説明】
【0031】
10,14,16 感知装置
11,15,17 チューブ
11a,15a,17a,17b 空間
12 集音体
13 制御機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端を閉塞するとともに他端を開口した可撓性を有するチューブと、このチューブの開口に設けた集音体とからなり、上記チューブに外力が作用したとき、チューブ内に生じる音を上記集音体が検出する構成にした感知装置。
【請求項2】
両端を開口する可撓性を有するチューブと、このチューブの両端の開口に設けた一対の集音体と、この一対の集音体に接続した制御機構とを備え、上記集音体は、上記チューブに外力が作用したときチューブ内に生じる音を検出する一方、上記制御機構は、上記一対の集音体が音を検出するタイミングの差に基づいて、外力が作用した場所を特定する構成にした感知装置。
【請求項3】
上記集音体がマイクロフォンからなる上記請求項1または2記載の感知装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2008−76124(P2008−76124A)
【公開日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−253750(P2006−253750)
【出願日】平成18年9月20日(2006.9.20)
【出願人】(392032270)株式会社三矢研究所 (4)
【Fターム(参考)】