説明

排ガス再循環装置

【課題】過剰排ガス再循環を低減する。
【解決手段】流量制御弁12の開度を制御して排気ガスの再循環流量を制御する排気ガス再循環装置10において、タンク13と、流量制御弁より排気側とタンクとを接続する排気側接続路14と、流量制御弁より吸気側であってスロットルバルブ5より燃焼室側とタンクとを接続する吸気側接続路15と、排気側接続路に設けられた排気側開閉切換弁16と、吸気側接続路に設けられた吸気側開閉切換弁17とを備える。制御手段(ECU20)は、吸気路が所定の負圧の時、排気側開閉切換弁を閉じた状態にて吸気側開閉切換弁を開くことでタンク内を所定の負圧にし、流量制御弁の閉じ動作時に、流量制御弁の開度が目標の排気ガス再循環流量に相当する開度まで低下しない場合に、タンク内が所定の負圧にあるときは、吸気側開閉切換弁を閉じた状態にて排気側開閉切換弁を開いて、流量制御弁前の排気ガスの一部をタンクに吸引する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の排ガス再循環装置に係り、過剰排ガス再循環の低減に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両等の内燃機関においては、排ガスに含まれるNOxを低減するために、内燃機関の排気路を流れる排気ガスの一部を該内燃機関の吸気路へ再循環させる排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置を備えたものがある。
このEGR装置は、内燃機関の吸気路と排気路とを連結する排気再循環路(EGR路)と、EGR路に設けられた流量制御弁(EGRバルブ)とを有し、内燃機関の運転状態に応じてEGRバルブの閉度を制御して排気ガスの再循環量(EGR量)を制御するものである。
特許文献1−3にも記載されるように、EGR装置を適用する場合、過剰EGRの低減が一つの課題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭61−268860号公報
【特許文献2】特開平01−247754号公報
【特許文献3】特開平04−234552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
過剰EGRは、EGRバルブを開状態として内燃機関の吸気路に排ガスを再循環させている状態において、アクセル操作等に応じてスロットルバルブが瞬時に閉じた時に、吸気路内の負圧が急激に大きくなることによって生じる。EGRバルブの開状態において、吸気路内の負圧が急激に大きくなる時に、これに応じてEGRバルブを迅速に閉じることができればよいが、EGRバルブが十分に早く応答せず、吸気管への排気ガスの流入量、すなわち、EGR量が過剰に多くなり、内燃機関へ規定量以上の排気ガスが流入してしまう。過剰EGRとなると、燃焼状態が悪化し、失火を起こすおそれも生じる。
【0005】
本発明は、内燃機関の排ガス再循環装置において、過剰排ガス再循環を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、内燃機関の排気路を流れる排気ガスの一部を該内燃機関の吸気路へ再循環させる排気ガス再循環装置であって、
内燃機関の排気路と吸気路とを連結する排気再循環路と、
前記排気再循環路に設けられた流量制御弁とを備え、
内燃機関の運転状態に応じて前記流量制御弁の開度を制御して排気ガスの再循環流量を制御する排気ガス再循環装置において、
タンクと、
前記流量制御弁より排気側と前記タンクとを接続する排気側接続路と、
前記流量制御弁より吸気側であってスロットルバルブより燃焼室側と前記タンクとを接続する吸気側接続路と、
前記排気側接続路に設けられた排気側開閉切換弁と、
前記吸気側接続路に設けられた吸気側開閉切換弁と、
前記排気側開閉切換弁及び前記吸気側開閉切換弁の開閉を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記吸気路が所定の負圧の時、前記排気側開閉切換弁を閉じた状態にて前記吸気側開閉切換弁を開くことで前記タンク内を所定の負圧にする負圧化制御と、
前記流量制御弁の閉じ動作時に、前記流量制御弁の開度が目標の排気ガス再循環流量に相当する開度まで低下しない場合に、前記タンク内が所定の負圧にあるときは、前記吸気側開閉切換弁を閉じた状態にて前記排気側開閉切換弁を開いて、前記流量制御弁に至る前の排気ガスの一部を前記タンクに吸引することで、実際の排気ガス再循環流量を前記目標の排気ガス再循環流量に近づける排気ガス再循環過多抑制制御とを実行する排気ガス再循環装置である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記排気側接続路は、前記流量制御弁より排気側の前記排気再循環路に接続される請求項1に記載の排気ガス再循環装置である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記制御手段は、アクセル開度の減少速度が所定の閾値を超えるか否か判定し、アクセル開度の減少速度が前記所定の閾値を超えると判定した場合に限り、前記排気ガス再循環過多抑制制御を実行する請求項1又は請求項2に記載の排ガス再循環装置である。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記制御手段は、前記流量制御弁が閉じている時に、前記負圧化制御を実行する請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の排ガス再循環装置である。
【発明の効果】
【0010】
過剰排ガス再循環は、主に、一定の急激なアクセル開度の減少時に、スロットルバルブの閉じ動作に同期して排気再循環路の流量制御弁の閉じ動作が十分な応答速度で追随できない場合に生じる。
本発明によれば、排気再循環路の流量制御弁の排気側及び吸気側に接続したタンクを、負圧化制御により所定の負圧にし、流量制御弁の閉じ動作時に、流量制御弁の開度が目標の排気ガス再循環流量に相当する開度まで低下しない場合に、タンク内が所定の負圧にあるときは、タンクの吸気側開閉切換弁を閉じた状態にて排気側開閉切換弁を開いて、流量制御弁に至る前の排気ガスの一部をタンクに吸引することで、実際の排気ガス再循環流量を目標の排気ガス再循環流量に近づけ、これにより、過剰排ガス再循環を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関及び排ガス再循環装置の構成模式図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る排ガス再循環装置による排気ガス再循環過多抑制制御の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る排ガス再循環装置による負圧化制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係る排ガス再循環装置によって排気ガス再循環過多抑制制御及び負圧化制御を一回ずつ実行した場合の各パラメータの変化を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0013】
図1に本実施形態の排ガス再循環装置を装備した内燃機関が示される。
燃焼室を備えた内燃機関1に対して吸気路2、排気路3が接続される。吸気路2には加給器のコンプレッサー4と、スロットルバルブ5とが設置されている。排気路3にはコンプレッサー4を駆動するタービン6と、ウエストゲートバルブ7とが設置されている。
排ガス再循環装置10は、排気路3と吸気路2とを連結する排気再循環路11と、排気再循環路11に設けられた流量制御弁12とを基本構成とし、内燃機関1の運転状態に応じて流量制御弁12の開度を制御して排気ガスの再循環流量を制御する。これにより排ガス再循環装置10は、排気路3を流れる排気ガスの一部を吸気路2へ再循環させる。
さらに排ガス再循環装置10は、タンク13と、流量制御弁12より排気側とタンク13とを接続する排気側接続路14と、流量制御弁12より吸気側であってスロットルバルブ5より燃焼室側とタンク13とを接続する吸気側接続路15と、排気側接続路14に設けられた排気側開閉切換弁16と、吸気側接続路15に設けられた吸気側開閉切換弁17と、排気側開閉切換弁16及び吸気側開閉切換弁17の開閉を制御する制御手段とを備える。
さらに排ガス再循環装置10は、タンク13の内圧を検知するタンク内圧センサ18を備える。
排気側開閉切換弁16及び吸気側開閉切換弁17の開閉を制御する制御手段は、ECU(エンジンコントロールユニット(Engine Control Unit))20によって構成される。
【0014】
図1に示すように排気再循環路11は、タービン6やウエストゲートバルブ7より上流に接続される。また、排気再循環路11は、スロットルバルブ5より下流側に接続される。
排気側接続路14は、排気再循環路11に接続される。吸気側接続路15もまた排気再循環路11に接続される。
【0015】
ECU20は、スロットルバルブ5下流の内燃機関1への吸気圧Piと、タンク13の内圧Ptと、内燃機関1の排気圧Peと、単位時間当たりのアクセル開度変位Δaとを監視し、図2のフローチャートに示す減速時の排気ガス再循環過多抑制制御と、図3のフローチャートに示す負圧化制御とを実行することにより、図4に示すように各パラメータを変遷させる。なお、吸気圧Piは、排気再循環路11内の流量制御弁12より吸気側の圧力に相当するものであり、排気圧Peは、排気再循環路11内の流量制御弁12より排気側の圧力に相当するものである。
【0016】
まず、減速時の排気ガス再循環過多抑制制御について、図2を参照して説明する。
ECU20は、アクセル開度減少処理S1を行う場合、すなわち、アクセルペダルの解放操作等に応じてスロットルバルブ5を絞る制御を実行する時、アクセル開度変位Δaが抑制制御判定閾値a1を超えるか否か判定する(ステップS2)。この判定は、アクセル開度の減少速度が所定の閾値a1を超えるか否か判定し、アクセル開度の減少速度が前記所定の閾値a1を超えると判定した場合に限り、以下の排気ガス再循環過多抑制制御を実行するためのものである。
ECU20は、アクセル開度減少処理S1においてスロットルバルブ5を絞るとともに、流量制御弁12の閉じ動作を開始する。
【0017】
ECU20は、ステップS2でNoの場合、今回のアクセル開度減少処理S1に対しては、排気ガス再循環過多抑制制御を実行しない。この場合、流量制御弁12を閉めることで排気ガス再循環過多を防げるためである。
【0018】
ECU20は、ステップS2でYesの場合、目標の排気ガス再循環流量に相当する流量制御弁12の開度が、排気ガス再循環過多の抑制制御を必要とするか否か判定する(ステップS3)。本実施形態では、同開度がゼロである場合を例とする。流量制御弁12を開度ゼロまでに絞る場合、すなわち、全閉することが目標となる場合に、排気ガス再循環過多が生じやすいためである。
【0019】
ECU20は、ステップS3でYesの場合、流量制御弁12の実開度、すなわち、流量制御弁12の実際の開度が、目標の排気ガス再循環流量(=0)に相当する開度より大きいか否か判定する(ステップS4)。
ECU20は、ステップS4でYesの場合、タンク13の内圧Ptが内燃機関1の排気圧Peより小さいか否か判定する(テップS5)。
ECU20は、ステップS5でYesの場合、排気側開閉切換弁16を開状態に切り換える(テップS6)。
排気側開閉切換弁16及び吸気側開閉切換弁17は、開状態と閉状態の2状態を切り換えるもので足り、開度の調整は不要である。したがって、ソレノイドなどの2状態を速く切り換えるアクチュエータが適用される。そのため、流量制御弁12が一定以上の開度を有する状態から全閉されるまでの時間より早く排気側開閉切換弁16を開状態に切り換えることができる。
ECU20は、ステップS3〜S5の判定結果いずれか一つがNoとなるまで排気側開閉切換弁16を開状態に保持する。ECU20は、ステップS6の後でステップS3〜S5の判定結果いずれか一つがNoとなれば、排気側開閉切換弁16を閉じ、ステップS6に至る前にステップS3〜S5の判定結果のいずれか一つがNoとなれば、排気側開閉切換弁16を開くことなく閉状態に保持する(ステップS7)。なお、本制御時には、ECU20は、吸気側開閉切換弁17を始終閉じている。
【0020】
以上の排気ガス再循環過多抑制制御により、流量制御弁12に至る前の排気ガスの一部をタンク13に吸引することで、実際の排気ガス再循環流量を目標の排気ガス再循環流量に近づけることができる。
これを改めて図4を参照して説明する。図4の期間t1に、以上の排気ガス再循環過多抑制制御によりステップS6が実行された場合の各パラメータの変遷が示される。
アクセル開度減少処理S1において、アクセル開度a及びスロットル5は、処理前の開度から閉状態に変遷する。スロットル5の閉じ動作に応じて吸気圧Piが低下する。
また、スロットル5の閉じ動作に応じて流量制御弁12も閉じ動作を開始するが、流量制御弁12は、アクセル開度aやスロットル5の閉じ動作に対して比較的長時間をかけて閉状態へ変遷する。
そして、ステップS2〜S5の全Yesの判定結果によって、ステップS6の実行により排気側開閉切換弁16が閉状態から開状態に切り換わり、ステップS7の実行前まではその開状態が保持される。これにより、流量制御弁12に至る前の排気ガスの一部がタンク13に吸引されるので、タンク13の内圧Ptが上昇する。
以上のようにして、吸気圧Piの急落と、流量制御弁12の閉じ動作の応答性により、すなわち、吸気圧Piの吸引力によって未だ閉じられていない流量制御弁12を通って吸気路2に再循環する排気ガス量が目標より多すぎることとなるところを、流量制御弁12に至る前の排気ガスの一部を、排気側接続路14を通してタンク13に導くことによって防ぎ、少なくとも排気ガス再循環量を低減することができる。
【0021】
一方、以上の排気ガス再循環過多抑制制御が行われていないその前後の期間において、ECU20は、タンク内を所定の負圧にする負圧化制御を実行する。これを図3を参照して説明する。
【0022】
まず、ECU20は、タンク13の内圧Ptが負圧化判定閾値P1を超えるか否か監視して(ステップT1)、超えた場合に以下の処理を実行する。これはタンク13の負圧が負圧化制御、すなわち、負圧のチャージを必要とする程度に消費されたか否か判定するものである。
【0023】
次にECU20は、流量制御弁12の実開度がゼロか否か判定する(ステップT2)。
ECU20は、ステップT2でYesの場合、吸気圧Piが負圧化判定閾値P1以下か否か判定する(ステップT3)。
ECU20は、ステップT3でYesの場合、タンク13の内圧Ptが吸気圧Piより大きいか否か判定する(ステップT4)。
ECU20は、ステップT4でYesの場合、吸気側開閉切換弁17を開く(ステップT5)、
ECU20は、ステップT3,T4の判定結果いずれか一つがNoとなるまで吸気側開閉切換弁17を開状態に保持する。ECU20は、ステップT5の後でステップT3,T4の判定結果いずれか一つがNoとなれば、吸気側開閉切換弁17を閉じ、ステップT5に至る前にステップT3,T4の判定結果のいずれか一つがNoとなれば、吸気側開閉切換弁17を開くことなく閉状態に保持する(ステップT6)。なお、ステップT3からT5までの間は、ECU20は、排気側開閉切換弁16を始終閉じている。
【0024】
以上の負圧化制御によりタンク13内のガスを吸引してタンク13内を所定の負圧にすることができる。
これを改めて図4を参照して説明する。図4の期間t2に、以上の負圧化制御によりステップT5が実行された場合の各パラメータの変遷が示される。
ステップT2〜T4の全Yesの判定結果によって、ステップT5の実行により吸気側開閉切換弁17が閉状態から開状態に切り換わり、ステップT6の実行前まではその開状態が保持される。
吸気側開閉切換弁17が開いたことにより、タンク13内のガスが吸引されて、タンク13の内圧Ptが下降する。
以上の負圧化制御により、タンク13内に負圧を蓄え、先に述べた排気ガス再循環過多抑制制御を実行することができ、排気ガス再循環過多を抑制することができる。
【0025】
なお、以上の実施形態においては、吸気側接続路15を排気再循環路11に接続したが、吸気側接続路15を吸気路2に直接接続しても同様に実施できることは勿論である。
【符号の説明】
【0026】
1 内燃機関
2 吸気路
3 排気路
4 コンプレッサー
5 スロットルバルブ
6 タービン
7 ウエストゲートバルブ
10 排ガス再循環装置
11 排気再循環路
12 流量制御弁
13 タンク
14 排気側接続路
15 吸気側接続路
16 排気側開閉切換弁
17 吸気側開閉切換弁
18 タンク内圧センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の排気路を流れる排気ガスの一部を該内燃機関の吸気路へ再循環させる排気ガス再循環装置であって、
内燃機関の排気路と吸気路とを連結する排気再循環路と、
前記排気再循環路に設けられた流量制御弁とを備え、
内燃機関の運転状態に応じて前記流量制御弁の開度を制御して排気ガスの再循環流量を制御する排気ガス再循環装置において、
タンクと、
前記流量制御弁より排気側と前記タンクとを接続する排気側接続路と、
前記流量制御弁より吸気側であってスロットルバルブより燃焼室側と前記タンクとを接続する吸気側接続路と、
前記排気側接続路に設けられた排気側開閉切換弁と、
前記吸気側接続路に設けられた吸気側開閉切換弁と、
前記排気側開閉切換弁及び前記吸気側開閉切換弁の開閉を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記吸気路が所定の負圧の時、前記排気側開閉切換弁を閉じた状態にて前記吸気側開閉切換弁を開くことで前記タンク内を所定の負圧にする負圧化制御と、
前記流量制御弁の閉じ動作時に、前記流量制御弁の開度が目標の排気ガス再循環流量に相当する開度まで低下しない場合に、前記タンク内が所定の負圧にあるときは、前記吸気側開閉切換弁を閉じた状態にて前記排気側開閉切換弁を開いて、前記流量制御弁に至る前の排気ガスの一部を前記タンクに吸引することで、実際の排気ガス再循環流量を前記目標の排気ガス再循環流量に近づける排気ガス再循環過多抑制制御とを実行する排ガス再循環装置。
【請求項2】
前記排気側接続路は、前記流量制御弁より排気側の前記排気再循環路に接続される請求項1に記載の排ガス再循環装置。
【請求項3】
前記制御手段は、アクセル開度の減少速度が所定の閾値を超えるか否か判定し、アクセル開度の減少速度が前記所定の閾値を超えると判定した場合に限り、前記排気ガス再循環過多抑制制御を実行する請求項1又は請求項2に記載の排ガス再循環装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記流量制御弁が閉じている時に、前記負圧化制御を実行する請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の排ガス再循環装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−207589(P2012−207589A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−74016(P2011−74016)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000005348)富士重工業株式会社 (3,010)
【Fターム(参考)】