説明

接続端子構造

【課題】被接続端子に対して製造誤差等による位置ずれがあっても確実にこれと電気的接続が可能な接続端子構造を提供する。
【解決手段】被接続端子20と電気的に接続される接続端子構造10は、端子部10から主に構成されている。端子部10は、基板12に設けられる貫通孔13に遊嵌されている。基板12の貫通孔13の近傍の被接続端子側の面上に接触ランド14が設けられている。端子部10には、端子部10が被接続端子20と嵌合した状態における被接続端子側からの付勢力により接触ランド14と電気的に接触する張り出し部15が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は被接続端子と電気的に接続される接続端子構造に関し、特に、被接続端子と嵌合するときに製造誤差等による位置ずれがあっても確実に電気的接続が可能な接続端子構造に関する。
【背景技術】
【0002】
ケーブルと基板間等の電気的接続を行うための、雄雌端子を組み合わせたコネクタが従来から知られている。自動車等の車両用のアンテナと受信機等の外部機器とを接続するためのコネクタにおいては、車両の振動による特性の変化が起こらないようにしなければならないため、端子の接続部分は単に接触している状態のバネ端子よりも、雌端子で雄端子を挟み込む挟み込み端子のほうが、信頼性が高いことが知られている。通常、各端子はプラグとソケットにそれぞれ設けられており、プラグをソケットに嵌合することで各端子の電気的接続が行われるように構成されている。
【0003】
しかしながら、各端子の配置に製造誤差等による位置ずれがある場合には、プラグをソケットに嵌合するときに各端子が正しい位置で嵌合せず、端子に無理な力が加わってしまうことがあった。例えば回路基板にはんだで直付けされた端子の場合には、このような無理な力によってはんだにクラックが発生したり、端子が折れてしまったりすることがあった。
【0004】
そこで、位置ずれが生じても、安定して電気接続を行うことが可能なフローティングコネクタが種々開発されている(例えば特許文献1や特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】特開2000−164311号公報
【特許文献2】特開2002−093502号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のフローティングコネクタは、何れも構造が複雑であり、小型化が難しかった。例えば地上デジタルアンテナ用の接続コネクタの場合、その内部にアンプを内蔵するものが開発されているが、超小型コネクタに内蔵されるアンプ回路基板は非常に小型化されており、従来のフローティングコネクタを組み込むようなスペースはなかった。また、車両の振動による特性変化が起き難いフローティングコネクタ構造を実現したものもなかった。
【0007】
このように超小型コネクタに内蔵されるような回路基板の接続機構に対して、嵌合時に位置ずれがあっても確実に電気的接続が可能な接続端子構造の開発が望まれていた。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、被接続端子に対して位置ずれがあっても確実にこれと電気的接続が可能な接続端子構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した本発明の目的を達成するために、本発明による接続端子構造は、基板に設けられる貫通孔と、貫通孔の近傍に設けられる導通領域と、貫通孔に遊嵌される端子部であって、該端子部が被接続端子と嵌合した状態における被接続端子側からの付勢力により導通領域と電気的に接触する張り出し部を有する端子部と、を具備するものである。
【0010】
ここで、導通領域は、基板の被接続端子側の面上に設けられる接触ランドからなるものであれば良い。
【0011】
また、導通領域は、基板の被接続端子側の面の対向面上に設けられる接続ランドと、該接続ランドに電気的に接続固定される導電性蓋とからなり、端子部の張り出し部は、導電性蓋と電気的に接触するものであっても良い。
【0012】
さらに、端子部は、弾性部を有するものであっても良い。
【0013】
さらにまた、端子部は、基板の面に平行な一軸方向に移動可能に貫通孔に遊嵌され、端子部と被接続端子との嵌合部は、基板の面に平行な、一軸方向に直交する軸方向に移動可能に構成されていても良い。
【発明の効果】
【0014】
本発明の接続端子構造には、シンプルな構成のため小型化が容易であり、確実に被接続端子と電気的接続が可能であるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明の接続端子構造の第1実施例を説明するための図である。図1(a)は接続端子構造が被接続端子と接続される前の状態の横断面図を、図1(b)は接続端子構造が被接続端子と接続された後の状態の横断面図を、図1(c)は図1(b)の状態の斜視図を、図1(d)は図1(b)の状態の裏面図を、図1(e)は位置ずれが起きたときの横断面図をそれぞれ表している。
【0016】
図示の通り、本発明の接続端子構造10は、被接続端子20と嵌合することで電気的接続を行うものである。接続端子構造10は、導電性部材からなる端子部11が主要構成要素である。端子部11は、板状部材を屈曲加工することで凹状に形成されており、基板12に設けられた貫通孔13に遊嵌されている。基板12に設けられた貫通孔13の近傍、より具体的には、基板12の被接触端子20側(図示例では基板12の裏面側)の面上には、導通領域として接触ランド14が設けられている。接触ランド14は、基板12上の電気回路の出力ライン等に繋がっている。なお、接触ランド14は、基板上の回路パターン形成時に同時に形成しても良いし、導電性部材を別に用いて構成しても良い。
【0017】
端子部11には、この接触ランド14と電気的に接触する張り出し部15が設けられている。さらに、端子部11が基板12の貫通孔13から抜け落ちることを防止するために、係止部16が屈曲形成されている。すなわち、端子部11は、係止部16と張り出し部15との間で基板12の表裏面を挟み込むように構成されている。
【0018】
また、端子部11は、可撓性を有する部材であり、基板12の貫通孔13に端子部11を嵌合させるときは、基板12の裏面側から挿入し、係止部16の端部つまみ17をつまんで係止部16を貫通孔13に通した後に端部つまみ17を解放することで、端子部11が基板12に係止される。
【0019】
接続端子構造10を被接続端子20に嵌合すると、その付勢力により張り出し部15が接触ランド14と電気的に接触する。通常、接続端子構造10はプラグとソケットの一方側に設けられ、被接続端子20はプラグとソケットの他方側に設けられており、プラグをソケットに嵌合すると係止されて確実に固定される構造となっている。したがって、プラグがソケットに嵌合している状態においては、図1(b)に示されるように、被接続端子20と接続端子構造10とが嵌合し、さらに被接続端子20側からの付勢力が生ずるため、張り出し部15が接触ランド14との接触状態を確実に保つ。
【0020】
端子部11の貫通孔13に挿入される部分は、貫通孔13よりも若干小さく形成されており、端子部11が貫通孔13に遊嵌されるように構成されている。より具体的には、図1(d)に示されるように、端子部11の挿入される部分は、その基板12の面に平行な長手方向の大きさが貫通孔13よりも小さく形成されており、端子部11が基板12の面に平行な長手方向にのみ移動可能に構成されている。また、端子部11は、被接続端子20に対してコの字状の開口を有するように屈曲形成されているため、端子部11と被接続端子20との嵌合部は、基板12の面に平行な短辺方向に移動可能に構成されている。これにより端子部11と被接続端子20との嵌合部は、基板12の面に平行な任意の方向に移動可能となる。なお、図示例では、端子部11は基板12の面に平行な長手方向にのみ移動可能に構成される例が示されているが、本発明はこれに限定されず、基板12の面に平行な短辺方向にも移動可能に構成されていても良い。
【0021】
本発明の接続端子構造10は、端子部11が基板12に対して遊嵌されているため、接続端子構造10と被接続端子20とが嵌合する前の状態では端子部11はフリーな状態である。したがって、本発明の接続端子構造10を被接続端子20と嵌合するときに、製造誤差等による位置ずれがあった場合であっても、嵌合前は端子部20が遊嵌状態であるため端子部20が移動する。そして、嵌合後は、図1(e)に示されるように、端子部11が移動した状態で確実に被接続端子20と嵌合し、被接続端子20側からの付勢力により張り出し部15が接触ランド14と確実に電気的に接触する。したがって、被接続端子20を破損させることもなく、さらに、端子部11は基板に対してはんだ付け等により固定されているわけではないので、はんだクラック等の問題も生じない。
【0022】
図1に示される接続端子構造10では、張り出し部15が弾性を有するようにバネ状に屈曲加工されている。したがって、位置ずれが生じた場合には、端子部11の遊嵌による移動だけでなく、張り出し部15の弾性作用による変形も用いて位置ずれを吸収させることも可能である。
【0023】
なお、図1に示される接続端子構造10は、端子部11が凹状の雌端子であり被接続端子20が凸状の雄端子である例を説明したが、本発明はこれに限定されず、図2の横断面図に示されるように、屈曲加工により接続端子構造10bの端子部11bを凸状の雄端子とし、被接続端子20bを凹状の雌端子として形成しても勿論構わない。この場合でも、端子部11bが基板12の貫通孔13に遊嵌されているため、位置ずれがあっても確実に端子部11bと被接続端子20bが電気的に接続される。
【0024】
また、図1に示される端子部11は、導電性の板状部材を屈曲加工することで凹状に形成されると共に張り出し部15も形成されているが、本発明はこれに限定されず、導電性部材を削り出し加工等することにより形成されても良い。図3は、端子部11の他の形状の例を説明するための図であり、図3(a)はその横断面図、図3(b)はその斜視図である。図示のように、接続端子構造10cの端子部11cには、張り出し部15cや係止部16cが一体的に形成されている。このような接続端子構造であっても、図1の例と同様に、端子部11cが基板12に対して遊嵌されているため、位置ずれがあっても確実に電気的に接続される。
【0025】
なお、上述の図示例では、被接続端子を両側から挟みこむ端子構造を示したが、本発明はこれに限定されず、複数の端子を用いて挟み込むように構成されるものであっても良い。図4は、接続端子構造10dが3端子構造を有する例を説明するための図であり、図4(a)はその底面図、図4(b)はその横断面図である。図示のように、端子構造10dの端子部11dは、3端子構造となっており、3方向から被接続端子20を挟み込む構造となっている。このような構造であっても、端子部11dが基板12の貫通孔13に遊嵌されているため、位置ずれがあっても確実に端子部11dと被接続端子20が電気的に接続される。
【0026】
次に、本発明の接続端子構造の第2実施例について説明する。上述の第1実施例の接続端子構造では、導通領域が基板12の被接続端子20側の面上に設けられる接触ランド14により提供されていたが、第2実施例の接続端子構造は、基板12の被接続端子20側の面の対向面上に設けられる接続ランド24と、導電性蓋25とで導電領域が提供されるものである。図5は、本発明の接続端子構造の第2実施例を説明するための図である。図5(a)は接続端子構造が被接続端子と接続された状態の横断面図を、図5(b)は図5(a)の直角方向の横断面図を、図5(c)は斜視図を、図5(d)は導電性蓋を取り去った状態の斜視図を、図5(e)は裏面図をそれぞれ表している。
【0027】
図示の通り、本発明の第2実施例の接続端子構造30は、被接続端子20と嵌合することで電気的接続を行うものである。接続端子構造30は、導電性部材からなる端子部21と導電性蓋25が主要構成要素である。第1実施例と同様、端子部21は、板状部材を屈曲加工することで凹状に形成されており、基板12に設けられた貫通孔13に遊嵌されている。基板12に設けられた貫通孔13の近傍、より具体的には、基板12の被接触端子20側の面の対向面側(図示例では基板12の表面側)の面上には、導通領域の一部を構成する接続ランド24が設けられている。接続ランド24は、基板12上の電気回路の出力ライン等に繋がっている。そして、接続ランド24に電気的に接続固定されるように導電性蓋25が設けられている。すなわち、導電性蓋25は、接続ランド24にはんだ付けにより固定されている。端子部21には、横方向に張り出し且つ波型に成型された張り出し部28が設けられている。図5(a)に示されるように、接続端子構造30を被接続端子20に嵌合すると、その付勢力により張り出し部28が導電性蓋25と電気的に接触する。なお、図示例では張り出し部28は波型形状であるが、本発明はこれに限定されず、接続端子構造30側からの付勢力により張り出し部28が導電性蓋25と電気的に接触するように構成されていれば如何なる形状であっても構わない。
【0028】
張り出し部28は、接続端子構造30を被接続端子20に嵌合する前の状態では基板12と導電性蓋25の間でフリーな状態で配置されているため、図5(e)に示されるように、端子部21は左右に遊嵌可能に構成されている。これにより、第1実施例と同様に、位置ずれがあっても確実に端子部21と被接続端子20が電気的に接続される。なお、図示例では、張り出し部28は基板12と導電性蓋25との間でスペースを持って配置されているが、本発明はこれに限定されず、被接続端子20との嵌合時に端子部21が移動可能に構成されていれば、張り出し部28が基板12と導電性蓋25との間で挟まれるように構成されていても良い。
【0029】
本発明の第2実施例の接続端子構造30では、まず基板12に設けられた貫通孔13に端子部21を基板の上面から挿入し、上から導電性蓋25を被せて導電性蓋25を接続ランド24にはんだ付けすることで組み立てれば良い。
【0030】
第1実施例と同様に、端子部21の貫通孔13に挿入される部分は、貫通孔13よりも若干小さく形成されており、端子部21が貫通孔13に遊嵌されるように構成されている。より具体的には、図5(e)に示されるように、端子部21の挿入される部分は、その基板12の面に平行な長手方向の大きさが貫通孔13よりも小さく形成されており、端子部21が基板12の面に平行な長手方向にのみ移動可能に構成されている。また、端子部21は、被接続端子20に対してコの字状の開口を有するように屈曲形成されているため、端子部21と被接続端子20との嵌合部は、基板12の面に平行な短辺方向に移動可能に構成されている。これにより端子部21と被接続端子20との嵌合部は、基板12の面に平行な任意の方向に移動可能となる。なお、図示例では、端子部21は基板12の面に平行な長手方向にのみ移動可能に構成される例が示されているが、本発明はこれに限定されず、基板12の面に平行な短辺方向にも移動可能に構成されていても良い。また、図示例では導電性蓋25は張り出し部28全体を覆うように板状部材で構成された例を示したが、本発明はこれに限定されない。被接続端子との嵌合時に被接続端子からの付勢力を受けた張り出し部28を受け止め、張り出し部28と確実に電気的に接触するように構成されているものであれば、全体を覆う形状でなくても良く、例えば棒状や網状等、如何なる形状でも構わない。
【0031】
第2実施例の接続端子構造でも、確実に電気的接続を保つが、端子部21自体は基板に対してはんだ付け等により固定されているわけではないので、はんだクラック等の問題は生じない。また、張り出し部28が弾性を有するようにバネ状に波型に屈曲加工されているので、端子部21の遊嵌による移動だけでなく、張り出し部28の弾性作用による変形も用いて位置ずれを吸収させることも可能である。
【0032】
さらに、第2実施例の接続端子構造でも、第1実施例と同様に、端子部21は凹状の雌端子には限定されず、凸状の雄端子としても勿論構わない。また、端子部21は導電性の板状部材を屈曲加工することで凹状に形成されると共に張り出し部28も形成されているが、本発明はこれに限定されず、導電性部材を削り出し加工等することにより形成されても良い。さらにまた、端子部21は必ずしも被接続端子20を両側から挟みこむ構造である必要はなく、3端子構造で3方向から挟み込む構造であっても良い。
【0033】
なお、本発明の接続端子構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】図1は、本発明の接続端子構造の第1実施例を説明するための図であり、図1(a)は接続端子構造が被接続端子と接続される前の状態の横断面図を、図1(b)は接続端子構造が被接続端子と接続された後の状態の横断面図を、図1(c)は図1(b)の状態の斜視図を、図1(d)は図1(b)の状態の裏面図を、図1(e)は位置ずれが起きたときの横断面図をそれぞれ表している。
【図2】図2は、端子部を凸状の雄端子とし被接続端子を凹状の雌端子として構成した例を説明するための横断面図である。
【図3】図3は、端子部の他の形状の例を説明するための図であり、図3(a)はその横断面図、図3(b)はその斜視図である。
【図4】図4は、接続端子構造が3端子構造を有する例を説明するための図であり、図4(a)はその底面図、図4(b)はその横断面図である。
【図5】図5は、本発明の接続端子構造の第2実施例を説明するための図であり、図5(a)は接続端子構造が被接続端子と接続された状態の横断面図を、図5(b)は図5(a)の直角方向の横断面図を、図5(c)は斜視図を、図5(d)は導電性蓋を取り去った状態の斜視図を、図5(d)は裏面図をそれぞれ表している。
【符号の説明】
【0035】
10 接続端子構造
11 端子部
12 基板
13 貫通孔
14 接触ランド
15 張り出し部
16 係止部
17 端部つまみ
20 被接続端子
21 端子部
24 接続ランド
25 導電性蓋
28 張り出し部
30 接続端子構造

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被接続端子と電気的に接続される接続端子構造であって、該接続端子構造は、
基板に設けられる貫通孔と、
前記貫通孔の近傍に設けられる導通領域と、
前記貫通孔に遊嵌される端子部であって、該端子部が被接続端子と嵌合した状態における被接続端子側からの付勢力により前記導通領域と電気的に接触する張り出し部を有する端子部と、
を具備することを特徴とする接続端子構造。
【請求項2】
請求項1に記載の接続端子構造において、前記導通領域は、基板の被接続端子側の面上に設けられる接触ランドからなることを特徴とする接続端子構造。
【請求項3】
請求項1に記載の接続端子構造において、前記導通領域は、基板の被接続端子側の面の対向面上に設けられる接続ランドと、該接続ランドに電気的に接続固定される導電性蓋とからなり、
前記端子部の張り出し部は、前記導電性蓋と電気的に接触することを特徴とする接続端子構造。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の接続端子構造において、前記端子部は、弾性部を有することを特徴とする接続端子構造。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の接続端子構造において、前記端子部は、基板の面に平行な一軸方向に移動可能に前記貫通孔に遊嵌され、
前記端子部と被接続端子との嵌合部は、基板の面に平行な、前記一軸方向に直交する軸方向に移動可能に構成されることを特徴とする接続端子構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−251214(P2008−251214A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−87824(P2007−87824)
【出願日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(000165848)原田工業株式会社 (78)
【Fターム(参考)】