説明

搬送位置決め装置及び搬送位置決め方法

【課題】 被搬送物の搬送方向を短時間でかつ高精度で揃えて位置決めできる搬送位置決め装置を提供する。
【解決手段】 容器Wを搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送経路中で前記容器Wを認識する第1の認識手段3と、前記容器Wを同一面内で回転させる回転手段2と、前記第1の認識手段3と回転手段2とを制御する制御手段7とを備えて搬送位置決め装置Mが構成されている。制御手段7は、第1の認識手段3により認識された容器Wの形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて回転手段2を介して容器Wを所定の方向に揃えて位置決めする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送されてくる被搬送物の方向を揃えて位置決めする搬送位置決め装置及び搬送位置決め方法に関する。
【背景技術】
【0002】
物品を収納した容器には、ラベルを貼付したり、印字を行ったりして、例えば、製造年月日、賞味期限やロットナンバー等の情報を所定の位置に明示することが行われている。このような情報は、容器に描かれた模様や他の文字と重なって貼付されたり、印字されたりすると、それらの情報を読み取ることが困難となってしまうため、容器に予め設けられたスペースに正確に貼付または印字されなければならない。そのため、貼付装置や印字装置に容器を投入する前には、被搬送物たる容器を所定の方向に揃えて供給する必要がある。
【0003】
被搬送物を一定の方向に揃えて搬送する装置として、搬送コンベアの両側部に一対のガイドベルトを対向配置し、当該一対のガイドベルトを搬送コンベア上の被搬送物に接触させながら、当該被搬送物を下流側へ案内するようにした搬送コンベアのガイド装置が特許文献1で知られている。当該ガイド装置では、両ガイドベルトを相互に異なる方向に回転させた状態で両者の回転速度を変えて駆動することで、被搬送物が同一面内で左右いずれかの方向に回転されるようになっている。
【0004】
また、上記ガイド装置では、搬送コンベヤの上流にカメラを設け、当該カメラにてガイド装置の手前まで搬送されてきた被搬送物の姿勢を撮像し、これに応じて両ガイドベルトの回転速度や速度差を制御することが開示されている。
【0005】
然し、上記特許文献1記載のものでは、撮像した被搬送物の姿勢から両ガイドベルトの回転速度や速度差をどのように制御するかが具体的に開示されていない。このような場合に、被搬送物を左右のいずれかに回転させれば、早期の位置決めができるかを判断しないと、場合によっては360度近く回転させなければならず、位置決めに多くの時間が必要となる上、両ガイドベルトも最低でも被搬送物を360度回転させることができる長さが必要となる、という不具合がある。また、ガイドベルトの回転速度や速度差を制御した後、被搬送物が所定の方向に揃えられたか否かを判断しなかった場合、方向の揃わない被搬送物がラベル貼付等の次工程に搬送されることになり、これでは製品不良が多発する虞がある。
【特許文献1】特開2007−217085号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、被搬送物の搬送方向を短時間でかつ高精度で揃えて位置決めできる搬送位置決め装置及び搬送位置決め方法を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の搬送位置決め装置は、 被搬送物を搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送経路中で前記被搬送物の形状を認識する第1の認識手段と、前記被搬送物を同一面内で回転させる回転手段と、前記第1の認識手段と回転手段とを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、第1の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて前記回転手段を介して被搬送物を所定の方向に揃えて位置決めすることを特徴とする。
【0008】
また、本発明においては、前記第1の認識手段の下流側に第2の認識手段を備え、前記制御手段は、前記第2の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて前記回転手段を介して被搬送物を所定の方向に揃えて再位置決めする構成を採用してもよい。
【0009】
前記回転手段は、前記被搬送物を左右両側から挟持するように配置された独立駆動可能な搬送ベルトであることが好ましい。
【0010】
また、前記回転手段の下流側に排出手段を更に備え、前記制御手段は、前記位置決めまたは再位置決めが不可能と判断したとき、当該排出手段を介して前記搬送経路から被搬送物を排出する構成を採用してもよい。
【0011】
さらに、上記課題を解決するために、本発明の搬送位置決め方法は、搬送手段により被搬送物を搬送する工程と、前記被搬送物の形状を第1の認識手段により認識する工程と、前記第1の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて被搬送物を同一面内で回転させて所定の方向に揃えて位置決めする工程とを有することを特徴とする。
【0012】
前記被搬送物の位置決めを被搬送物の搬送を停止することなく行うことが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、被搬送物の形状を第1の認識手段で認識した後、当該認識した形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて回転手段を介して位置決めするため、180度以下の回転で済み、位置決めに掛かる時間を短縮でき、回転手段は最低でも被搬送物を180度回転させることができる長さでよいことになる。
【0014】
また、第2の認識手段を備え、再位置決めする構成を採用すれば、被搬送物の位置決め精度を向上させることができる。
【0015】
さらに、前記第2の認識手段の下流側に排出手段を備えた構成を採用すれば、所定の方向に揃わない被搬送物がラベル貼付等の次工程に搬送されることを防止し、製品不良の発生を回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照して、被搬送物としての容器Wの搬送方向を揃えて位置決めする搬送位置決め装置Mについて説明する。
【0017】
前記容器Wは、図4に示すように、上面の一部に、平面視略三角形の舌片からなるプルトップ部W2が形成された有底容器本体W1と、その上面開口を覆う蓋W3とからなり、内部に所定の内容物が充填されている。
【0018】
図1及び図2に示すように、搬送位置決め装置Mは、容器Wを搬送するベルトコンベアからなる搬送手段1と、容器Wを同一面内で回転させる回転手段2と、搬送手段1の搬送経路中で容器Wの形状を認識する第1の認識手段3と、第1の認識手段3の下流側に備えられた第2の認識手段4と、回転手段2の下流側に備えられた排出手段5と、容器Wの蓋W3にラベルLを貼付するラベル貼付手段6と、これらの各手段1〜6の作動を総合的に制御する制御手段7とを備えている。なお、本発明の特許請求の範囲及び明細書における「上流側」、「下流側」とは、容器Wが搬送される方向を基準とし、「上流側」は図1中右側であって、「下流側」は同図中左側を意味する。また、「右側」、「左側」とは、容器Wの搬送方向上流側から下流を見た方向を基準とし、「右側」は図2中上側であって、「左側」は同図中下側とする。
【0019】
前記回転手段2は、搬送手段1の左右両側に設けられた左ベルト部2Lと、右ベルト部2Rとで構成され、左ベルト部2Lは、フレームFLに支持された駆動プーリ10L、従動プーリ11Lと、これらプーリ10L、11L間に掛け回された左ベルト12Lと、駆動プーリ10Lに回転力を付与するモータ13Lとから構成される。右ベルト部2Rは、搬送手段1を間に挟んで前記左ベルト部2Lと対称的に構成されており、左ベルト部2Lの構成物の各末尾の符号LをRに置き換えるだけなので説明は省略する。これにより、搬送手段1によって搬送されてきた容器Wを左右ベルト12L、12Rで挟み込んで搬送することができる。なお、左右ベルト部2L、2Rは、図示しない調整手段によって、容器Wの大きさに合わせてそれらの間隔が調整可能となっている。
【0020】
また、左右ベルト12L、12Rは、モータ13L、13Rを介して制御手段7により回転方向、回転速度及び回転時間がそれぞれ独立して制御されるようになっている。これにより、回転手段2は、左右ベルト12L、12R間で挟持された容器Wを同一平面内で回転が可能で、容器Wの搬送を停止することなく位置決めを行うことが可能となっている。
【0021】
前記第1の認識手段3と第2の認識手段4は、それぞれCCDカメラによって構成されている。第1の認識手段3はその下方を搬送される容器Wを撮像し、撮像された画像は、図示省略した公知の画像解析装置で解析された後、そのデータを制御手段7に送信する。制御手段7は、送信されたデータを基に回転手段2によって容器Wを回転させ、第2の認識手段4までの距離L1内で位置決めを行う。第2の認識手段4は、前記位置決めが行われた容器Wを撮像し、第1の認識手段3と同様にデータを制御手段7に送信する。制御手段7は、送信されたデータを基に回転手段2によって容器Wを回転させ、回転手段2の終端(容器Wを挟持から解放する位置)までの距離L2内で再位置決めを行う。
【0022】
前記排出手段5は、回転手段3の下流側に設けられ、エアシリンダ19とこのエアシリンダ19の出力軸に設けられた押出部材20とからなる。これにより、回転手段2による位置決めによって位置決めができないと判断された容器Wを機外に排出することができる。ここで、再位置決めが行われる距離L2は、位置決めが行われる距離L1と比べて短く設定されている。これは、位置決めで正確な位置決めができなかった容器Wに対し、補助的に再位置決めを行うものとし、これにより装置自体の大型化を回避している。よって、この短い距離L2の中で再位置決めが行えないと制御手段7が判断した場合に、排出手段5を介して当該容器Wを機外に排出するようになっている。
【0023】
前記ラベル貼付手段6は、帯状の剥離シートRLの一方の面に所定間隔でラベルLが仮着された原反Rを巻回した状態で保持する保持リール14と、ピンチローラ15Aとで剥離シートRLを挟み込み、モータmを介して原反Rを間欠的に繰り出す駆動ローラ15と、繰り出された原反Rを急激に折り返して剥離シートRLからラベルLを剥離するピールプレート16と、このピールプレート16で剥離されたラベルLを容器Wの上面に押圧する押圧ローラ17と、ラベルLが剥離された剥離シートRLを巻き取って回収する巻取軸18とを備えている。
【0024】
前記制御手段7は、第1、第2の認識手段3、4からのデータに基づいて、回転手段2の回転方向、回転速度、回転時間を決定して当該回転手段2を制御する。また、容器Wの到着を検出する図示しないセンサからの出力を受けてラベル貼付手段6へ貼付指令を行ったり、第2の認識手段4からのデータを基に、排出手段5に容器Wの排出指令を行ったりするように構成されている。
【0025】
次に、前記実施の形態における位置決め動作について説明する。
【0026】
搬送手段1によって容器Wが搬送されてくると、容器Wは、等速で回転するモータ13L、13Rを介して左右ベルト12L、12Rに挟持され搬送される。なお、図2の矢印で示すように、右ベルト12Rは平面視右回転とされ、左ベルト12Lは、平面視左回転とされる。
【0027】
左右ベルト12L、12Rに挟持された容器Wが第1の認識手段3の下部の所定位置に到達し、図示しないセンサに検知されると、当該第1の認識手段3が容器Wを撮像する。この撮像された画像から図示省略した公知の画像解析装置を介してデータが制御手段7に送信される。
【0028】
データを受信した制御手段7は、容器Wのずれ角θ1を特定し、プルトップ部W2の先端Tを下流側に向けてずれ角が0度となるように制御する。つまり、図2に示すように、容器Wの中心Cを通って搬送方向に沿う中心線CLと、容器Wの中心Cとプルトップ部W2先端Tとを結ぶ容器中心線WLとのなすずれ角θ1を特定して位置決めを行う。
【0029】
そして、制御手段7は、ずれ角θ1が180度よりも小さいか大きいかの判別を行い、ずれ角θ1が180度よりも小さい場合は、左回転(平面視反時計回り)が選択され、一方、ずれ角θ1が180度よりも大きい場合は、右回転(平面視時計回り)が選択される。なお、ずれ角θ1が180度の場合、制御手段7は右回転が選択されるようになる(左回りでも可)。本実施の形態の場合、図2に示すようにθ1が180度よりも小さいので、制御手段7は、左回転を選択する。これにより、右回転による位置決めよりも時間を短縮することができる。
【0030】
このように回転方向が選択されると、ずれ角θ1が0度となるように左右ベルト12L、12Rのそれぞれの回転方向、回転速度や回転時間が制御手段7により決定され、容器中心線WLを中心線CLに一致するように位置決めが行われる。そして、この位置決めが完了すると、左右ベルト12L、12Rが等速度で回転され、容器Wは位置決めされた姿勢を保持したまま下流側に搬送される。
【0031】
なお、容器Wを同一平面内で回転させる場合、左右ベルト部2L、2Rの間で回転速度に差をつけることで容器Wを回転させることができる。例えば、図2の実線で示された容器Wを二点鎖線で示されるように回転させるには、右ベルト12Rの搬送速度を左ベルト12Lの搬送速度より速くすることで容器Wを左回りで回転させることができる。なお、左ベルト12Lの搬送方向を容器Wが搬送される方向とは逆方向にしたり、左ベルト12Lの搬送を停止するように制御して容器Wを回転させてもよい。
【0032】
次に、前記位置決めが完了した容器Wが左右ベルト12L、12Rによって挟持され、第2の認識手段4の下部の所定位置に到達し、図示しないセンサに検知されると、当該第2の認識手段4が容器Wを撮像する。この撮像された画像から上記と同様にデータが制御手段7に送信される。
【0033】
データを受信した制御手段7は、前記位置決めによって容器Wが正確に位置決めされているかどうかを判断し、正確に位置決めされている場合は、その状態のまま容器Wを回転手段2から下流側へ排出する。ここで、図3に示すように、制御手段7によってずれ角θ2が特定された場合には、制御手段7が前記位置決めと同様の動作を繰り返して再位置決めを行ってから下流側へ排出する。これにより、容器Wを正確に位置決めして搬送することができる。なお、ずれ角θ2が所定の角度よりも大きい場合、再位置決めを行う範囲である距離L2内での再位置決めが不可能なため、このような容器Wは、左右ベルト部2L、2Rを出た後で排出手段5によって機外に排出される。排出された容器Wは再び搬送手段1によって搬送されるように構成することができる。
【0034】
これにより、容器Wを位置決めする精度を向上でき、方向の揃わない容器Wが後工程に搬送されることを防止して、製品不良の発生を回避することができる。
【0035】
位置決めされた容器Wは、搬送手段1によってラベル貼付手段6の下方へと搬送される。そして、容器Wが図示しないセンサで検知されると、所定のタイミングでモータmが駆動され、容器Wの搬送に同期してラベルLが繰り出されて押圧ローラ17によって押圧されて貼付される。
【0036】
以上のように、本実施の形態によれば、容器Wを所定の方向に位置決めしてラベルLを貼付することができ、製品不良をなくすことができる。
【0037】
なお、本実施の形態では、被搬送物として平面視略三角形の舌片からなるプルトップ部W2が形成された容器Wを例に説明したが、容器Wは、認識手段によってその形状や印刷等の模様や印字が認識可能であれば、本発明の位置決め搬送装置を適用して位置決めを行うことができる。
【0038】
また、本実施の形態では、第1及び第2の認識装置3、4としてCCDカメラを用いたものを例に説明したが、容器Wの平面形状や側面形状を特定できるものであれば、これに限定されるものではない。例えば、公知の構造を有するラインセンサを用いて容器Wの形状を特定できる。
【0039】
更に、搬送手段1は、ローラコンベアの他、エアシリンダや直動モータによるものであってもよい。
【0040】
また、位置決めに要する時間に余裕がある場合には、再位置決めのときに容器Wを下流に搬送することなく、左右ベルト部2L、2Rによる等速逆回転により定位置に留まった状態で容器Wを回転させて位置決めするように構成できる。この場合、排出手段5は必ずしも設ける必要はなくなる。
【0041】
更に、回転手段2は、容器Wを同一平面内で回転できるものにおいて何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】図1は、本発明の位置決め搬送装置の模式側面図。
【図2】図2は、本発明の位置決め搬送装置の模式平面図。
【図3】図3は、位置決め搬送装置の一部を拡大した模式平面図。
【図4】図4は、被搬送物の例を示す斜視図。
【符号の説明】
【0043】
1 搬送手段(ベルトコンベア)
2 回転手段
3 第1の認識手段
4 第2の認識手段
5 排出手段
6 ラベル貼付手段
7 制御手段
W 容器(被搬送物)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被搬送物を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段の搬送経路中で前記被搬送物の形状を認識する第1の認識手段と、
前記被搬送物を同一面内で回転させる回転手段と、
前記第1の認識手段と回転手段とを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、第1の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて前記回転手段を介して被搬送物を所定の方向に揃えて位置決めすることを特徴とする搬送位置決め装置。
【請求項2】
前記第1の認識手段の下流側に第2の認識手段を備え、前記制御手段は、前記第2の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて前記回転手段を介して被搬送物を所定の方向に揃えて再位置決めすることを特徴とする請求項1記載の搬送位置決め装置。
【請求項3】
前記回転手段は、前記被搬送物を左右両側から挟持するように配置された独立駆動可能な搬送ベルトであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の搬送位置決め装置。
【請求項4】
前記回転手段の下流側に排出手段を更に備え、前記制御手段は、前記位置決めまたは再位置決めが不可能と判断したとき、当該排出手段を介して前記搬送経路から被搬送物を排出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の搬送位置決め装置。
【請求項5】
搬送手段により被搬送物を搬送する工程と、
前記被搬送物の形状を第1の認識手段により認識する工程と、
前記第1の認識手段により認識された被搬送物の形状に基づいて左右回転のうち回転角の小さい回転方向を選択し、それに応じて被搬送物を同一面内で回転させて所定の方向に揃えて位置決めする工程とを有することを特徴とする搬送位置決め方法。
【請求項6】
前記被搬送物の位置決めを被搬送物の搬送を停止することなく行うことを特徴とする請求項5記載の搬送位置決め方法。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−256038(P2009−256038A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−106365(P2008−106365)
【出願日】平成20年4月16日(2008.4.16)
【出願人】(000102980)リンテック株式会社 (1,750)
【Fターム(参考)】