説明

携帯型電子機器

【課題】 回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生しないようにすること、厚さの異なる回路基板に変更する場合に電池マイナス端子の変更を要しないようにすること。
【解決手段】 弾性薄板からなる電池マイナス端子30の両端に形成した舌状係止ばね部31を回路基板20の係止穴21に挿入し、舌状係止ばね部31が係止穴21の内壁に当接して弾性変形して生じる接触圧によって、マイナス端子31を回路基板2に固定するようにした。舌状係止ばね部31は、一対の左右対称の舌片で構成されており、各舌片は水平延伸部31bと係止穴挿入部31aとを有する。係止穴挿入部31aには係止穴21の内壁に当接する半円形状突起が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、腕携帯型電子時計や心拍計測装置の心拍送信機などの携帯型電子機器の電池接続構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
特開平7−169451号公報(特許文献1)には、電池リード端子を地板の電池収納部の近傍を支点として一端は電池と接触部を持ち、他端を回路基板と接触部を持つ揺動可能な構造とし、電池が収納部に収納されると電池リード端子が回路基板と押圧接触されるようにした電子時計の電池接続構造が開示されている。この従来の電池接続構造によれば、電池リード端子の固定ネジが不要であるという効果がある。しかしながら、この第1の従来の電池接続構造は、揺動可能な構造をとれる形状の電池リード端子にしか適用できないという問題がある。
【0003】
特開平7−218659号公報(特許文献2)の図5には、電極板の両端部を回路基板に穿設した係止穴に圧入して係止させることにより、電極板を回路基板に直接固定する電池接続構造が開示されている。この第2の従来の電池接続構造は、要するに、弾性薄板バネから成る電池マイナス端子の両端部と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子時計の電池接続構造において、前記電池マイナス端子の両端部は前記係止穴に直接圧入される圧入部であることを特徴とするものである。しかしながら、電池マイナス端子の両端部を回路基板自体に直接圧入して固定するものである、圧入代を十分に確保することが難しいという欠点があり、しかも上記電池マイナス端子の両端部が通常ガラスエポキシ材からなる回路基板に接しているため、製品の振動や衝撃等により回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生し易いという問題がある。
【0004】
そこで、これらの問題を解決するために、特許文献2の図1〜図3に示す電池接続構造が開発された。この第3の従来の電池接続構造は、ハウジングに回路基板を載置し、この回路基板に基板コンタクトバネと電池と接する接点バネとを備えた電池マイナス端子を載置するとともに、電池マイナス端子の少なくとも一端部に係止部を形成し、この係止部をハウジングの止め部に係止させることにより電池マイナス端子をハウジングに固定するようにした電池接続構造である。
【0005】
この第3の従来の電池接続構造は、簡単な構造である。しかしながら、この第3の従来の電池接続構造を採用したデジタル式腕時計は、以下のような問題を有する。即ち、電極板の係止部をハウジングの止め部に係止させるための係止穴をハウジングに成型しなければならないので余分のスペースがハウジングに必要であること、及び前記係止穴の内側にコネクタを配置し液晶パネルをその内側にレイアウトして固定する構成であることから、製品の大きさに対する製品見切り(表示面積)が非常に小さくなる。また、電池面側の回路基板のマイナス電極配線領域を非常に大きくとる必要があり、配線上不利なレイアウトとなる。配線が不利なことによって多層基板へ基板を変更する可能性が高くなり、そうした場合には配線が複雑になる上にコスト高にもなる。電極配線領域を小さくした場合には、回路基板配線と電極板がショートしないような絶縁シートなどが必要になる。配線を有利にしようと電極板を内側にレイアウトしようとすると、製品見切りが非常に小さくなる。更に、ハウジングに係止用の係止穴を設けると、ハウジングの形状が複雑になると共に、電極板の係止部によって回路基板を挟み込んでハウジングの係止穴内の止め部に引っ掛けて固定するため、電極板の係止部の寸法管理が難しい。コネクタの反発力により組み込みも容易ではない。
【0006】
更に、上述の第2の携帯型電子機器の問題を解決するために、第4の電池接続構造が開発され、市販のデジタル時計に採用されている。この従来の第4の電池接続構造は、図5に示す如く、回路基板20に結合用の係止穴21を設け、マイナス端子となる電極板30の両端に鉤状引っかけ部33aを設け、係止穴21に鉤状引っかけ部33aを挿入してその頭部を貫通させ、回路基板20の裏側に前記頭部の顎を引っかけて回路基板20にマイナス端子30を固定する電池接続構造である。
【0007】
この第4の従来の携帯型電子機器は、要するに、弾性薄板バネから成る電池マイナス端子30の両端部と回路基板20に穿設した係止穴21とを利用して電池マイナス端子30を回路基板20に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造において、電池マイナス端子30の両端部に一対の対称的な鉤状引っかけ部33aを形成したことを特徴とするものである。鉤状引っかけ部33aは、係止穴21の長さと同じ長さの垂直部と係止穴21を貫通した位置で前記垂直部の先端に形成された略三角形の頭部とを備えたものであるので、上述の第2と第3の電池接続構造の問題も殆ど解決することができる。
【0008】
しかしながら、この第4の従来の携帯型電子機器においては、鉤状引っかけ部33aは形状が複雑であるという問題がある。また、回路基板20の厚さに対応して鉤状引っかけ部33aの垂直部の長さが決まってしまうため、厚さの異なる回路基板20に変更して別製品を起こそうとした場合、マイナス端子30となる電極板も変更する必要がある。更に、回路基板20の裏側に鉤状引っかけ部33aの略三角形の頭部が出っ張ることになるので、この頭部の出っ張り量の分だけ、製品厚みが増すという問題もある。
【特許文献1】特開平7−169451号公報
【特許文献2】特開平7−218659号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする第1の課題は、弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端部と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造において、製品の振動や衝撃等により回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生しないようにすること、及び、厚さの異なる回路基板に変更する場合に電池マイナス端子の変更を要しないようにすることである。
【0010】
本発明が解決しようとする第2の課題は、弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端部と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器であって、簡単な構造で且つ低コストの携帯型電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述の第1および第2の課題を解決するために、弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造において、前記電池マイナス端子の両端に形成した舌状係止ばね部を前記係止穴に挿入し、前記舌状係止ばね部が前記係止穴の内壁に当接して弾性変形して生じる接触圧によって前記マイナス端子が前記回路基板に固定されるようにした。
【発明の効果】
【0012】
本発明により、弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端部と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造であって、簡単な構造で且つ低コストの電池接続構造が提供された。また、本発明により、製品の振動や衝撃等により回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生しないようにすることが可能になった。更に、携帯型電子機器において、厚さの異なる回路基板に変更する場合にも、電池マイナス端子を変更する必要がなくなった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明に係る携帯型電子機器の電池の接続構造は、弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造において、前記電池マイナス端子の両端に形成した舌状係止ばね部を前記係止穴に挿入し、前記舌状係止ばね部が前記係止穴の内壁に当接して弾性変形して生じる接触圧によって前記マイナス端子が前記回路基板に固定されるようにしたものであって、前記舌状係止ばね部は一対の同一形状の舌片で構成されていることを特徴とするものである。
【実施例1】
【0014】
本発明の実施例1は、図1の平面図、図2の断面図に示す如く、弾性薄板から成る電池マイナス端子30の両端と回路基板20に穿設した円形の係止穴21とを利用して電池マイナス端子30を回路基板20に直接固定する携帯型電子時計の電池接続構造において、電池マイナス端子30の両端に形成した先割れ舌状係止ばね部31を係止穴21に挿入し、先割れ舌状係止ばね部31が係止穴21の内壁に当接して弾性変形して生じる接触圧によってマイナス端子30が回路基板20に固定されるようにしたものである。電池40は携帯型電子時計の枠10の電池収納凹部11に収納され、マイナス端子30は電池収納凹部11の底面と回路基板20との間に配置されている。電池収納凹部11の底面には中央部に窓14が開けられており、窓14の周囲の底面が電池受け面12となっている。
【0015】
実施例1におけるマイナス端子30は、一対の電池当接ばね部34を有する略矩形の弾性電極板であり、その両端に先割れ舌状係止ばね部31が形成されている。先割れ舌状係止ばね部31は、一対の同一形状の舌片で構成されている。そして、各舌片は水平延伸部31bと係止穴挿入部31aとを有する一対の左右対称の舌片である。
【0016】
係止穴挿入部31aには、回路基板20に穿設された係止穴21の内壁に当接する突起が形成されている。前記突起は、図2に示す如き半円形状突起、又は図3に示す如き三角形状突起である。
【0017】
携帯型電子時計のムーブメントの組立てにおいて、マイナス端子30を回路基板20の所定の位置に配置し、マイナス端子30の両端に形成されている先割れ舌状係止ばね部31の係止穴挿入部31aを回路基板20の係止穴21に挿入すると、マイナス端子30は回路基板20に簡単に且つ確実に固定される。即ち、舌状係止ばね部31は先割れ舌状係止ばね部であり、その左右対称の一対の係止穴挿入部31aを係止穴21に挿入すると、舌状係止ばね部31の係止穴挿入部31aがその内壁に当接し弾性変形して生じるからである。この接触圧によって、係止穴挿入部31aの半円形状突起又は三角形状突起が係止穴21の内壁に食い込み、マイナス端子30の回路基板20への固定を更に強固にする。
【0018】
ところで、ムーブメントに組み込む前のマイナス端子30の係止穴挿入部31aは、水平延伸部31bと同じくマイナス端子本体と同一平面にある。上述の如くムーブメントに組み込むと、マイナス端子30の係止穴挿入部31aは水平延伸部31bから略垂直に曲げられる。ところが、マイナス端子30の両端は先割れ舌状係止ばね部31である。このため、マイナス端子30の先割れ舌状係止ばね部31を回路基板20の係止穴21に挿入しただけでは、係止穴挿入部31aと水平延伸部31bとの境界部が多少ではあるが浮き上がってくる。そこで、枠10の電池受け面12を回路基板20の係止穴21を覆う位置まで伸ばして形成し、電池受け面12の裏面に形成した押さえ部13と回路基板20とで電池マイナス端子30の両端を挟み付けるようにした。これによって、マイナス端子30が浮いてくるのを防止した。
【0019】
上述の如く、実施例1の携帯型電子機器の電池接続構造は、先割れ舌状係止ばね部31が弾性変形して生じる係止穴挿入部31aの係止穴挿入部31aと円形の係止穴21の内壁との接触圧によって、マイナス端子30を回路基板20に固定する簡単な構造で且つ低コストの電池接続構造である。従って、係止穴挿入部31aの先端部が係止穴21を貫通して突出することはない。また、製品の振動や衝撃等により回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生することもない。更に、携帯型電子機器において、厚さの異なる回路基板に変更する場合にも、電池マイナス端子を変更する必要がなくなった。
【実施例2】
【0020】
本発明の実施例2は、図4の部分平面図(A)と部分断面図(B)に示す如く、弾性薄板から成る電池マイナス端子30の両端と回路基板20に穿設した楕円形の係止穴22とを利用して電池マイナス端子30を回路基板20に直接固定する携帯型電子時計の電池接続構造において、電池マイナス端子30の両端に形成した舌状係止ばね部32を係止穴21に挿入し、舌状係止ばね部32が係止穴22の内壁に当接して弾性変形して生じる接触圧によってマイナス端子30が回路基板20に固定されるようにしたものである。電池40は携帯型電子時計の枠10の電池収納凹部11に収納され、マイナス端子30は電池収納凹部11の底面と回路基板20との間に配置されている。電池収納凹部11の底面には中央部に窓14が開けられており、窓14の周囲の底面が電池受け面12となっている。
【0021】
実施例2におけるマイナス端子30は、一対の電池当接ばね部34を有する略矩形の弾性電極板であり、その両端に水平延伸部32bと係止穴挿入部32aとを有する短冊形舌状係止ばね部32が形成されている。そして、係止穴挿入部32aは断面略V字型舌片として形成されている。
【0022】
携帯型電子時計のムーブメントの組立てにおいて、マイナス端子30を回路基板20の所定の位置に配置し、マイナス端子30の両端に形成されている短冊形舌状係止ばね部32の係止穴挿入部32aを回路基板20の係止穴22に挿入すると、マイナス端子30は回路基板20に簡単に且つ確実に固定される。即ち、短冊形舌状係止ばね部31の係止穴挿入部32aを回路基板20の係止穴22に挿入すると、係止穴挿入部32aの断面略V字型舌片の突出部が係止穴22の内壁に当接し、短冊形舌状係止ばね部31は弾性変形して接触圧が生じるからである。
【0023】
ところで、ムーブメントに組み込む前のマイナス端子30の係止穴挿入部32aは、水平延伸部32bと同じくマイナス端子本体と同一平面にある。上述の如くムーブメントに組み込むと、マイナス端子30の係止穴挿入部32aは水平延伸部32bから略垂直に曲げられる。ところが、マイナス端子30の両端は短冊形舌状係止ばね部32である。このため、マイナス端子30の短冊形舌状係止ばね部32を回路基板20の係止穴22に挿入しただけでは、係止穴挿入部32aと水平延伸部32bとの境界部が多少ではあるが浮き上がってくる。そこで、枠10の電池受け面12を回路基板20の係止穴21を覆う位置まで伸ばして形成し、電池受け面12の裏面に形成した押さえ部13と回路基板20とで電池マイナス端子30の両端を挟み付けるようにした。これによって、マイナス端子30が浮いてくるのを防止した。
【0024】
上述の如く、実施例2の携帯型電子機器の電池接続構造は、短冊形舌状係止ばね部32が弾性変形して生じる係止穴挿入部32aと楕円形の係止穴22の内壁との接触圧によって、マイナス端子30を回路基板20に固定する更に簡単な構造で且つ低コストの電池接続構造である。従って、係止穴挿入部32aの先端部が係止穴22を貫通して突出することは殆どない。製品の振動や衝撃等により回路基板が擦過損耗して有害なガラス繊維粉体を発生することもない。更に、携帯型電子機器において、厚さの異なる回路基板に変更する場合にも、電池マイナス端子を変更する必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施例1の電池接続構造の平面図である。
【図2】本発明の実施例1の電池接続構造の部分断面図である。但し左側はマイナス端子30の長手方向の中心線に沿って切断した部分断面図であり、右側はマイナス端子30の端部において長手方向の中心線に対して直角に切断した部分断面図である。
【図3】本発明の実施例1の電池接続構造の変形例の部分断面図である。
【図4】本発明の実施例2の部分平面図(A)と部分断面図(B)である。但し部分断面図において、左側はマイナス端子30の長手方向の中心線に沿って切断した部分断面図であり、右側はマイナス端子30の端部において長手方向の中心線に対して直角に切断した部分断面図である。
【図5】従来の電池接続構造の断面図である。
【符号の説明】
【0026】
10 枠
11 電池収納凹部
12 電池受け面
13 押さえ部
14 窓部
20 回路基板
21 円形の係止穴
22 楕円形の係止穴
30 マイナス端子
31 先割れ舌状係止ばね部
31a 係止穴挿入部
31b 水平延伸部
32 舌状係止ばね部
32a 係止穴挿入部
32b 水平延伸部
33a 鉤状引っかけ部
34 電池当接ばね部
40 電池

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾性薄板から成る電池マイナス端子の両端と回路基板に穿設した係止穴とを利用して電池マイナス端子を回路基板に直接固定する携帯型電子機器の電池接続構造において、
前記電池マイナス端子の両端に形成した舌状係止ばね部を前記係止穴に挿入し、前記舌状係止ばね部が前記係止穴の内壁に当接し弾性変形して生じる接触圧によって前記マイナス端子が前記回路基板に固定されることを特徴とする携帯型電子機器。
【請求項2】
前記舌状係止ばね部は一対の左右対称の舌片で構成されたものであって、前記舌片はそれぞれ水平延伸部と係止穴挿入部とを有することを特徴とする請求項1の携帯型電子機器。
【請求項3】
前記係止穴挿入部には前記係止穴の内壁と当接する突起が形成されていることを特徴とする請求項2の携帯型電子機器。
【請求項4】
前記突起は半円形突起又は三角形状突起であることを特徴とする請求項3の携帯型電子機器。
【請求項5】
前記舌状係止ばね部は略矩形の舌片で構成されたものであって、水平延伸部と係止穴挿入部とを有することを特徴とする請求項1の携帯型電子機器。
【請求項6】
前記係止穴挿入部は断面略V字型舌片であることを特徴とする請求項5の携帯型電子機器。
【請求項7】
枠の電池受け面の裏面に形成した押さえ部と前記回路基板とで前記電池マイナス端子の両端を挟み付けたことを特徴とする請求項1の携帯型電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−226925(P2006−226925A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−43303(P2005−43303)
【出願日】平成17年2月21日(2005.2.21)
【出願人】(000002325)セイコーインスツル株式会社 (3,629)
【Fターム(参考)】