説明

携帯端末用指掛け及び携帯端末

【課題】携帯端末の片手による操作を補助し落下を防止するとともに、携帯端末を設置した状態で液晶ディスプレイを視認可能とする。
【解決手段】指を差し込むためのリング部20と、リング部20を携帯端末30の裏面側に固定する固定部10とを少なくとも有し、リング部20は、携帯端末30の裏面と平行になる折り畳み状態と、反固定部側の端部が携帯端末30の裏面から隔離する立設状態との間を傾動自在に固定部10に固定され、立設状態にしたリング部20を支えとして、携帯端末30を斜めに立て掛けることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、片手で持つことができる携帯端末の指掛けに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話などの携帯端末については、片手で持って操作キーを操作するのが一般的である。特に、交通機関の車内では通話が憚られることから、メールによる送受信をするために、親指でキーボードを操作することがよく行われている。このような場合、操作中に携帯端末を取り落とさないように注意する必要がある。
ここで、特許文献1には、片手でキーボードを操作可能な送受信器の裏面に、把持部材を設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−318972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に示す把持部材は、ただ指を掛けることができるというのみで、使い勝手が悪く、鞄やポケットに入れて持ち歩くタイプの携帯端末には不向きである。 一方、近年は、携帯端末の液晶ディスプレイが大型化し、インターネット接続によって種々の情報を閲覧することも可能となっている。
そこで本願発明は、指を掛けることにより携帯端末の片手による操作を補助し落下を防止するとともに、携帯端末を設置した状態で液晶ディスプレイを視認可能とするスタンド機能も兼ね備えた携帯端末用指掛け及び指掛けを備えた携帯端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項に記載の発明は以下のような構成を有する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、表面にディスプレイ(液晶ディスプレイ32)を有する携帯端末(30)に用いられる指掛け(1)であって、指を差し込むためのリング部(20)と、前記リング部(20)を前記携帯端末(30)の裏面側に固定する固定部とを少なくとも有しているものである。そして、前記リング部(20)は、前記携帯端末(30)の裏面と平行になる折り畳み状態と、反固定部側の端部が前記携帯端末(30)の裏面から隔離する立設状態との間を傾動自在に前記固定部に固定され、立設状態にしたリング部(20)を支えとして、前記携帯端末(30)を斜めに立て掛けることができるように形成されていることを特徴とする。
【0006】
本発明に係る指掛け(1)は、携帯電話や携帯コンピュータなどの、ディスプレイを備えた携帯端末(30)に使用されるものである。
前記リング部(20)は、指を差し込んで引っ掛けることができるものであれば、どのような形状であっても構わない。また、複数の指を挿入可能であってもよく、複数のリング部(20)を設けてもよい。本発明に係るリング部(20)は、携帯端末(30)の裏面と平行な折り畳み状態の位置から、立設状態を経て、リング部(20)の反対側の面が携帯端末(30)の裏面と平行になる位置まで、最大180度、傾動させることができるように形成することができる。
【0007】
前記「固定部」は、リング部(20)を携帯端末(30)に直接固定するための留め具(21)やヒンジ(24)の他、携帯端末(30)の裏面に貼付可能な板状の支持部材(固定板10)にリング部(20)を固定したものも含まれる。すなわち、本発明に係る指掛け(1)は、携帯端末(30)の外装に直接取り付けられているものと、携帯端末(30)とは別個に形成されたものを携帯端末(30)の裏面に装着可能としたものの双方が含まれる。
本発明によれば、携帯端末(30)を使用する際に、立設状態にしたリング部(20)に指を掛けて本体を持って指で操作キー等を操作できるので、手を滑らせて携帯端末(30)を落下させてしまうことがない。携帯端末(30)を鞄やポケット等に収めるときには、リング部(20)を折り畳み状態にしておけば邪魔にならない。なお、携帯端末(30)の裏面、又は携帯端末(30)に固定する固定板(10)などに、折り畳み状態のリング部(20)を収納可能な凹部(収納凹部12)を設けると、より好適である。
【0008】
また、本発明によれば、リング部(20)を支えにしてディスプレイ(32)を斜めにした状態で立て掛けることができるので、携帯端末(30)を置いた状態でディスプレイ(32)の画像等を鑑賞することもできる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明に加え、前記リング部(20)が、少なくとも立設状態で、前記携帯端末(30)の長さ方向、幅方向のいずれか又は双方にスライド自在に形成されていることを特徴とする。
本発明は、リング部(20)の位置を可変とし、指を掛けて持ちやすい位置に移動させることができるようにしたものである。
【0009】
リング部(20)をスライド自在とする手段としては、携帯端末(30)の本体(31)や固定部としての固定板(10)にガイドレール(11)を設け、リング部(20)の一部をガイドレール(11)と係合させて移動可能に形成することができる。リング部(20)は、折り畳んだ状態でスライド可能であってもよい。また、リング部(20)を携帯端末(30)の対角線方向にスライド自在としてもよい。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明に加え、前記リング部(20)が、少なくとも立設状態で、異なる方向から指を差し込み可能となるよう回転自在に形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明は、リング部(20)の指を差し込む開口部の向きを自在に変化させることができるようにしたものである。本発明によれば、指を掛けて持ちやすい位置を自由に選ぶことができ、携帯端末(30)を縦長にして持つ場合にも、横長にして持つ場合にも、好適な方向から指を差し込むことができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、本体(31)の表面にディスプレイ(32)を有する携帯端末(30)であって、本体(31)の裏面(31B)には、指を差し込むためのリング部(20)と、前記リング部(20)を本体(31)の裏面側に固定する固定部とを少なくとも有する指掛け(1)を備え、前記リング部(20)は、本体(31)の裏面(31B)と平行になる折り畳み状態と、反固定部側の端部が本体(31)の裏面から隔離する立設状態との間を傾動自在に前記固定部に固定され、立設状態にしたリング部(20)を支えとして、本体(31)を斜めに立て掛けることができるように形成されていることを特徴とする。
【0011】
本発明は、請求項1記載の指掛け(1)を備えた携帯端末(30)である。本発明によれば、請求項1に係る発明と同様の作用効果を奏することができる。
なお、前記リング部(20)を、少なくとも立設状態で、本体(31)の長さ方向、幅方向のいずれか又は双方にスライド自在に形成してもよい。
また、前記リング部(20)を、少なくとも立設状態で、異なる方向から指を差し込み可能となるよう回転自在に形成してもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、以上のように構成されているので、携帯端末の片手による操作を補助し落下を防止するとともに、携帯端末を設置した状態で液晶ディスプレイを視認可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態であって、携帯端末の斜視図である。
【図2】携帯端末と指掛けの分解斜視図である。
【図3】指掛けを取り付けた携帯端末の背面図及び縦断面図である。
【図4】指掛けの横断面図である。
【図5】リング部の留め具及びスライド部材を示す拡大断面図である。
【図6】指掛けの使用例を示す図である。
【図7】指掛けの他の例を示す図である。
【図8】リング部の他の例を示す図である。
【図9】携帯端末と指掛けの他の例を示す分解斜視図である。
【図10】指掛けの他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の好適な実施の形態を、図面に基づき説明する。
携帯端末30は、図1(A)に示すように、薄型箱状の本体31の表面31Aに液晶ディスプレイ32を有し、オーディオ、ビデオ、カメラ、インターネット接続などの機能を備えた多機能携帯電話であって、各機能の操作は、液晶ディスプレイ32の表示を指で触れることにより行うようになっている。なお、携帯端末30は多機能携帯電話に限られず、携帯コンピュータやその他の端末機であって、表面に液晶ディスプレイを有しているものであればどのようなものであってもよい。液晶ディスプレイの他にキーボードや操作ボタンを供えていてもよい。そして、本体31の裏面31Bには、図1(B)に示すように、片手で携帯端末30を持って操作する際に取り落とさないための指掛け1が設けられている。
【0015】
指掛け1は、図2に示すように、携帯端末30の本体31の裏面31Bに装着される固定部としての薄板状の固定板10を備えている。固定板10には、長さ方向に、貫通溝状のガイドレール11が設けられ、このガイドレール11には、留め具21及びスライド部材22を介して、指を入れるためのリング部20が取り付けられている。さらに、固定板10の略中央部には、図2及び図3に示すように、リング部20を折り畳んだ状態で収納可能な円形の収納凹部12が形成されている。
リング部20は、ガイドレール11に添って移動可能であるとともに、図3(B)に示すように、本体31の裏面31Bと平行になる折り畳み位置と、裏面31Bから立設した立設位置との間を傾動自在となるよう形成されている。また、リング部20は、立設位置において、留め具21を回転中心として、360度回転可能になっている。
【0016】
詳述すると、留め具21は、図4(A)に示すように、リング部20を挿通可能な筒部21Aと、筒部21Aから突設された有頭軸21Bとを備え、スライド部材22は、有頭軸21Bを支持する軸受け部22Aと、板状のフランジ部22Bとを備えている。そして、留め具21はスライド部材22に対して有頭軸21Bを中心に回転可能であるとともに、リング部20は筒部21Aの内部を回動可能となっている。このようにして、リング部20は、リングを正面視したときに前後方向に傾動自在となり、かつ、立設した状態で留め具21を中心にして回転自在となる。
なお、リング部20を傾動自在かつ回転自在に支持する留め具21の構造は上記したものに限られない。例えば図4(B)に示すように、留め具21として、リング部20の外周面から突設した軸部21Cの先端に球21Dを設け、スライド部材22の軸受け部22Aで前記球21Dを支持する構造としてもよい。この他、どのような周知の構造を用いても構わない。
【0017】
そして、図3(A)のII−II線断面図である図5(A)に示すように、ガイドレール11の内面側(携帯端末30の本体31側)には、スライド部材22のフランジ部22Bを係止するための係止溝11Aが設けられている。係止溝11Aはガイドレール11よりも幅広に形成されており、係止溝11Aにフランジ部22Bが嵌り込むことによって、スライド部材22がガイドレール11から抜け出ることなく、ガイドレール11内をスライド可能となっている。
なお、図3(B)のIII−III線断面図である図5(B)に示すように、ガイドレール11の縁部には、リング部20と固定板10が干渉しないための傾斜部10Aが形成されている。
上記構成を有する指掛け1は、固定板10を携帯端末30の本体31の裏面31Bに接着して使用する。そして、指掛け1を使用しないときには、図3に示すように、リング部20を折り畳んで収納凹部12に収納しておく。収納凹部12にリング部20を収納すると、図3(B)及び図5(A)に示すように、リング部20は固定板10の外面とほぼ面一となる。リング部20は留め具21の筒部21Aとの摩擦により、収納位置を保つことができるようになっている。あるいは、リング部20を収納位置に保持するための保持部材(例えば突起と凹部、フックなど)を設けてもよい。このようにしておくことにより、持ち運びの際などに、リング部20が携帯端末30の背面側に突出して邪魔になることがない。
【0018】
そして、携帯端末30を使用する場合には、リング部20を収納凹部12から引き出して立設させ、傾斜角度や回転角度を適宜調節したうえで、親指以外の指をリング部20に差し込んで本体31を持ち、親指で操作を行うことが可能となる。
さらに、図6(B)に示すように、リング部20を固定板10から45度程度立設させた状態で、リング部20の反固定板側の端部と、携帯端末30の本体31の一辺(図示した例では側面)を同時に接地させることにより、本体31の表面31Aを上向きに傾斜させた状態で、携帯端末30を斜めに立て掛けることができる。すなわち、リング部20の直径は、本体31を斜めに立て掛けることができるような大きさに形成されている。このようにすることにより、携帯端末30を机の上や車のダッシュボードの上などに置いた状態で、液晶ディスプレイ32を見ることが可能となるものである。またこの際、図6(A)に示すように、ガイドレール11によって留め具21の上下方向への移動が規制されるので、留め具21の位置が携帯端末30の重みでずれてしまうことがない。
【0019】
ここで、図7に示すように、リング部20の外形を、反固定板側の端部が直線となるように形成してもよい。このように形成すれば、リング部20を携帯端末30の支えにしたときに安定性が増すものとなる。また、ガイドレール11を、固定板10の長さ方向だけでなく幅方向にも形成することができる。なお、ガイドレール11は、図示したような十字形に限られず、例えば井桁形やX字型に形成してもよい。また、図示した例では収納凹部12が記載されていないが、もちろん、リング部20の外形に合わせた収納凹部12を形成してもよいものである。このように、リング部20の留め具21からの長さや、ガイドレール11の形状によるリング部20の移動可能な範囲を様々に設定することにより、携帯端末30を縦方向にして立て掛けることもでき、大きなサイズの携帯端末30を立て掛けることも可能である。
【0020】
以上のように、本実施の形態によれば、片手で携帯端末30を操作する際に(もちろん両手で操作する際にも)、指掛け1に指を掛けて本体31をしっかりと持つことができ、操作中に携帯端末30を落とすようなことがない。また、携帯端末30を持ったまま移動する場合に指掛け1に指を掛けておけば、歩行中に携帯端末30を落とすようなことがない。そして、リング部20は、不使用時は収納しておけるので、携帯端末30を鞄やポケットに中に入れておく際に邪魔にならない。
さらに、本実施の形態における指掛け1は、携帯端末30を斜めに立て掛けるための支えとしても使用することができ、携帯端末30を机の上などに置いて、液晶ディスプレイ32のテレビ画像やビデオ画像を観ることもできる。
【0021】
また、本実施の形態における指掛け1は、固定板10を携帯端末30の本体31に後付けで取り付けるようにしてあるので、市販の携帯端末30に例えば両面テープなどで固定板10を接着して使用することができる。そして固定板10を携帯端末30から取り外せば、携帯端末30を買い換えた場合でも指掛け1を再利用できる。
(変形例)
上記した実施の形態における指掛け1は、留め具21によりリング部20が取り付けられた固定板10を、携帯端末30に固定するようにしたものであったが、携帯端末30の本体31に直接、留め具21を取り付けてもよい。この場合、特に図示しないが、携帯端末30の本体31の裏面31Bにガイドレールを形成して、留め具21をスライド可能に取り付けてもよい。また、本体31の裏面31Bにリング部20を収納するための収納凹部を形成してもよい。
【0022】
ここで、指掛け1を携帯端末30の本体31と一体的に形成する場合には、リング部20が携帯電話のアンテナとして機能するように形成してもよい。また、リング部20を図7のような、指を入れる開口部以外の部分がある程度の面積を有する形状とした場合には、その部分の内部に電池を埋設してもよい。さらに、携帯電話のバイブレーション機能をリング部20に設けてもよい。
また、リング部20は、複数の指を入れることができるような形状にしてもよい。例えば、図8に示すように、内側に握り部20Aを形成した有孔長方板状のリング部20を設けることができる。この場合、リング部20を携帯端末30に取り付けるための固定部として、ヒンジ23を設け、このヒンジ23を軸止部23Aを介して携帯端末30の本体31の裏面31Bに回転自在に取り付けることができる。特に図示しないが、軸止部23Aを本体31の長さ方向及び幅方向にスライド自在に形成してもよい。固定部として固定板10を用いる場合においても、図8に示すようなリング部20を用い、固定板10にかかる形状の収納凹部を形成して収納可能とすることができる。
【0023】
なお、リング部20の形状は図示したものに限られず、例えば異なる指をそれぞれ挿入可能な複数のリング部20を設けてもよい。
また、図9に示すように、指掛け1を、携帯端末30を保護するための携帯端末ケース40(ジャケット)に設けてもよい。携帯端末ケース40の背板41には、上記した実施の形態と同様に、ガイドレール42及び収納凹部43を形成することができる。もちろん、リング部20の形状は図示したものに限られず、図7、図8に示すものであってもよい。このように形成すれば、携帯端末30を傷から保護することができると同時に、携帯端末30の本体31に何ら改変を加えなくても携帯端末ケース40に指掛け機能も持たせることができる。なおこの携帯端末ケース40に、携帯端末30のアンテナと指掛け1との間を電気的に接続する接続手段を設け、アンテナとして機能する指掛け1を設け、この指掛け1をアンテナとして使用できるようにすると、携帯端末30に携帯端末ケース40を取り付けるだけで受信性能が向上する。
【0024】
さらに、本発明に係る指掛け1には、図10に示すような、リング部20を固定部としての吸盤24に取り付けたものも含まれる。リング部20は、留め具21を介して、吸盤24に傾動自在かつ回転自在に取り付けられている。この指掛け1を使用する場合には、吸盤24を携帯端末30の裏面31Bあるいは携帯端末ケース40の背板41の随意の箇所に吸着させるだけでよい。このような指掛け1を複数取り付けてもよい。
なお、図10では、固定するための手段を吸盤24として説明したが、接着、ねじ込み、ビス止めのような他の固定手段・吸着ゲルのような吸着材を用いた固定手段等によって、携帯端末30の裏面31Bあるいは携帯端末ケース40の背板41の随意の箇所に固定できるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0025】
1 指掛け
10 固定板(固定部) 11 ガイドレール
11A 係止溝 12 収納凹部
20 リング部 21 留め具
22 スライド部材 22A 軸受け部
22B フランジ部 23 ヒンジ(固定部)
23A 軸止部 24 吸盤(固定部)
30 携帯端末 31 本体
31A 表面 31B 裏面
32 液晶ディスプレイ
40 携帯端末ケース(固定部) 41 背板
42 ガイドレール 43 収納凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面にディスプレイを有する携帯端末に用いられる指掛けであって、
指を差し込むためのリング部と、前記リング部を前記携帯端末の裏面側に固定する固定部とを少なくとも有し、
前記リング部は、前記携帯端末の裏面と平行になる折り畳み状態と、反固定部側の端部が前記携帯端末の裏面から隔離する立設状態との間を傾動自在に前記固定部に固定され、
立設状態にしたリング部を支えとして、前記携帯端末を斜めに立て掛けることができるように形成されていることを特徴とする携帯端末用指掛け。
【請求項2】
前記リング部は、少なくとも立設状態で、前記携帯端末の長さ方向、幅方向のいずれか又は双方にスライド自在に形成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末用指掛け。
【請求項3】
前記リング部は、少なくとも立設状態で、異なる方向から指を差し込み可能となるよう回転自在に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末用指掛け。
【請求項4】
本体の表面にディスプレイを有する携帯端末であって、
本体の裏面には、指を差し込むためのリング部と、前記リング部を本体の裏面側に固定する固定部とを少なくとも有する指掛けを備え、
前記リング部は、本体の裏面と平行になる折り畳み状態と、反固定部側の端部が本体の裏面から隔離する立設状態との間を傾動自在に前記固定部に固定され、
立設状態にしたリング部を支えとして、本体を斜めに立て掛けることができるように形成されていることを特徴とする携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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