説明

携帯端末装置、チャンネル設定更新方法、及びチャンネル設定更新プログラム

【課題】携帯端末装置が移動した場合に、受信可能なチャンネルの再設定(更新)をユーザが意識することなく、より効率良くチャンネル設定の更新を行うことが可能な携帯端末装置、チャンネル設定更新方法、及びチャンネル設定更新プログラムを提供する。
【解決手段】本発明は、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置であって、前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行うチャンネル設定手段と、複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記無線通信の通信感度を検出する通信感度検出手段と、を備え、前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯電話機等の携帯端末装置が普及している。携帯端末装置で地上波デジタル放送を受信する場合、該放送を受信する地域(例えば、東京と静岡)によって受信できる放送局(例えば、NHK、民放テレビなどのチャンネル(周波数帯))は異なる。そのため、ユーザは、通常、携帯端末装置で地上波デジタル放送に係る番組の視聴を初めて行う時に携帯端末装置が受信可能なチャンネルを設定する必要がある。
【0003】
さらに、携帯端末装置はユーザにより持ち運んで利用されるため、視聴する場所が変更になりチャンネルが変化した場合に、携帯端末装置が受信可能なチャンネルを再設定する必要がある。頻繁に移動をするユーザにとって、受信できるチャンネルを再設定することは手間のかかる操作である。
【0004】
このような手間のかかる操作を行う必要がなくなる技術として、特許文献1には、共通チャンネルからデジタル放送の地域コードを取得し、当該地域コードに基づいて自動的にエリアに応じたチャンネル設定を行う携帯電話機が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、携帯電話機が、無線通信している基地局が変わったときに、当該基地局に対して、その地域に応じたデジタル放送の受信可能チャンネル情報を要求し、取得する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−60482号公報
【特許文献2】特開2004−312164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された技術の場合、共通チャンネルからデジタル放送の地域コードを取得する必要があるので非効率的である。
【0008】
一方、特許文献2に開示された技術の場合、基地局に受信可能チャンネル情報を保持させておく必要があり、また、無線通信している基地局が変わる度に受信可能チャンネル情報を要求し取得する必要があるので非効率的である。
【0009】
そこで、本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置が移動した場合に、受信可能なチャンネルの再設定(更新)をユーザが意識することなく、より効率良くチャンネル設定の更新を行うことが可能な携帯端末装置、チャンネル設定更新方法、及びチャンネル設定更新プログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置であって、前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行うチャンネル設定手段と、複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記無線通信の通信感度を検出する通信感度検出手段と、を備え、前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、各前記通信機器と、前記各通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルとの対応関係を示す情報を記憶する記憶手段を備え、前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、前記対応関係を示す情報を参照することにより、前記更新に係るチャンネルの情報を取得することを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、前記地上波デジタル放送の周波数スキャンを行うことにより、前記更新に係るチャンネルの情報を取得することを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の携帯端末装置において、前記対応関係を示す情報における前記チャンネルの情報は、前記地上波デジタル放送の周波数スキャンにより更新されることを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載の発明は、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置におけるチャンネル設定更新方法であって、前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行う工程と、複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う工程と、前記無線通信の通信感度を検出する工程と、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新する工程と、を含むことを特徴とする。
【0015】
請求項6に記載のチャンネル設定更新プログラムの発明は、地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えたコンピュータを、前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行うチャンネル設定手段、複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う無線通信手段、及び、前記無線通信の通信感度を検出する通信感度検出手段として機能させ、前記チャンネル設定手段が、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新するように機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、携帯端末装置が移動した場合に、基地局側に何の対応も必要なく、受信可能なチャンネルの再設定(更新)をユーザが意識することなく、より効率良く(無駄無く)チャンネル設定の更新を行うことができる。従って、ユーザは、携帯端末装置で地上波デジタルテレビ放送を視聴する際、受信できるチャンネルの設定を意識せず、番組を視聴することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本実施形態に係る携帯端末装置の概要構成例を示す図である。
【図2】基地局とチャンネルリストとの対応関係の一例を示す図である。
【図3】チャンネルリストの設定が更新される様子を示す概念図である。
【図4】制御部14におけるチャンネル設定更新処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0019】
本発明の携帯端末装置は、電波塔から放送された地上波デジタル放送(OFDM変調信号)を受信する受信機能を備えた携帯電話機やPDA等に適用できる。なお、電波塔は、複数の地域(エリア)毎に設置されており、地域毎に放送局とチャンネルとの関係は異なっている。
【0020】
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の構成及び機能について説明する。
【0021】
図1は、本実施形態に係る携帯端末装置の概要構成例を示す図である。
【0022】
図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末装置Tは、デジタル放送受信用アンテナ1、デジタル放送受信部2、多重分離部3、画像処理部4、データ処理部5、表示部6、音声処理部7、スピーカ8、マイク9、無線通信用アンテナ10、無線通信手段としての無線通信部11、記憶部12、操作部13、制御部14等を備えて構成されている。
【0023】
デジタル放送受信部2は、設定されているチャンネルリスト(各放送局に対応するチャンネルが記述されたリスト)の中からユーザにより選択されたチャンネルの地上波デジタル放送をデジタル放送受信用アンテナ1を介して受信し、その信号を復調してTSデータを抽出する。
【0024】
多重分離部3は、抽出されたTSデータを、例えば、画像信号と音声信号とデータ信号とに分離する。こうして、分離された画像信号は画像処理部4により処理され表示部6に表示され、データ信号はデータ処理部5により処理され表示部6に表示され、音声信号は音声処理部7により処理されスピーカ8から音声として出力される。これにより、携帯端末装置Tのユーザは、デジタル放送に係る番組を視聴することができる。
【0025】
無線通信部11は、複数の場所毎に設置された基地局(通信機器の一例)との間で無線通信用アンテナ10を介して無線通信を行う。この基地局は、携帯端末装置Tとの間で無線通信を行うための装置及びこれに付随する物であり、移動体通信網やインターネット等により構成されたネットワークに接続されている。これにより、携帯端末装置Tは、他の携帯電話機やサーバ等との間で通信を行うことができる。
【0026】
記憶部12は、例えば不揮発性半導体メモリ等からなり、ここには、各種アプリケーションプログラム(本発明のチャンネル更新プログラムを含む)やデータが予め記憶されている。特に、本実施形態においては、各基地局(例えば、基地局を識別する情報)と、各基地局が設置された場所で地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルリスト(チャンネルの一覧)との対応関係を示す情報(対応表)が記憶部12に予め記憶されている。また、上記対応関係を示す情報は、例えば携帯端末装置Tの出荷時や販売時に記憶部12に記憶されるとよい。
【0027】
図2は、基地局とチャンネルリストとの対応関係の一例を示す図である。図2示す基地局A,B,C,D,E,Fは互いに異なる場所に設置されている。図2の例において、基地局A、基地局C、及び基地局Dには、何れも東京エリアのチャンネルリストが対応付けられている。
【0028】
制御部14は、例えばマイクロコンピュータ等からなり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、各部を制御すると共に、本発明のチャンネル設定手段、及び通信感度検出手段等として機能する。
【0029】
具体的には、制御部14は、チャンネル設定手段として、予め記憶された複数のチャンネルリストのうちから、携帯端末装置Tが存在する地域で地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルリストの設定を行うようになっており、現在どのチャンネルリストが設定されているかの情報はメモリに保存される。
【0030】
また、制御部14は、通信感度検出手段として、無線通信部11による無線通信の通信感度(受信感度)を監視し検出(認識)する。また、制御部14は、無線通信部11と無線通信している各基地局を識別する情報(信号)を取得する機能を有する。
【0031】
そして、制御部14は、携帯端末装置T(無線通信部11)との通信感度が最もよい基地局が切り替わったとき(変化したとき)、当該通信感度が最もよい基地局が設置された場所で地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルリストに上記設定を更新する。
【0032】
図3は、チャンネルリストの設定が更新される様子を示す概念図である。図3の例では、携帯端末装置Tが移動することにより、通信感度が最もよい基地局が、基地局Aから基地局Bに切り替わったことで、チャンネルリストαからチャンネルリストβに設定が更新されている。
【0033】
次に、図4を参照して、本実施形態に係る携帯端末装置Tの動作について説明する。この動作は、基地局との通信感度を監視することで、携帯端末装置Tが受信できるチャンネルリストを判断し、自動的にそのチャンネルリストを設定する動作である。
【0034】
図4は、制御部14におけるチャンネル設定更新処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す処理は、例えば携帯端末装置Tの電源オンにより開始される。
【0035】
図4において、制御部14は、基地局との通信感度を監視しており(ステップS1)、携帯端末装置Tと通信感度が最もよい基地局が切り替わったか否かを判定し(ステップS2)、切り替わった場合には(ステップS2:YES)、その場所で受信できるチャンネルリストの判定処理を行う。具体的には、制御部14は、記憶部12に記憶されている、上述した対応関係を示す情報を参照することにより、現在位置で通信感度が最もよい基地局に対応するチャンネルリストを取得する(ステップS3)。
【0036】
次いで、制御部14は、上記ステップS3で取得したチャンネルリストが、現在、当該携帯端末装置Tに受信設定(チャンネル設定手段による)されているチャンネルリストと異なるか否かを判定し(ステップS4)、異なる場合には(ステップS4:YES)、当該設定されているチャンネルリストの更新処理を行う(ステップS5)。具体的には、制御部14は、上記ステップS3で取得したチャンネルリストを用いて、現在設定されているチャンネルリストを更新する。その際、携帯端末装置Tにどのチャンネルリストが保存されているかの情報も更新される。
【0037】
次いで、制御部14は、基地局との通信感度の監視処理(ステップS1)に戻り、再び最も通信感度のよい基地局が切り替わった場合には(ステップS2:YES)、ステップS3以降の処理を行う。
【0038】
以上説明したように、上記実施形態によれば、携帯端末装置Tとの通信感度が最もよい基地局が切り替わったとき(言い換えれば、変化したことを契機として)、当該通信感度が最もよい基地局が設置された場所で地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルリストに設定を更新するように構成したので、携帯端末装置Tが移動した場合に、基地局側に何の対応も必要なく、受信可能なチャンネルの再設定(更新)をユーザが意識することなく、より効率良く(無駄無く)チャンネル設定の更新を行うことができる。従って、ユーザは、携帯端末装置Tで地上波デジタルテレビ放送を視聴する際、受信できるチャンネルの設定を意識せず、番組を視聴することが可能となる。
【0039】
なお、上記実施形態において、記憶部12に記憶された、各基地局と各基地局が設置された場所で地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルリストとの対応関係を示す情報(対応表)は、周波数スキャンを行うことで更新するように構成してもよい。
【0040】
また、上記実施形態において、携帯端末装置Tが、各基地局と各基地局が設置された場所で地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルリストとの対応関係を示す情報(対応表)を持たず、携帯端末装置Tと通信感度が最もよい基地局が切り替わったことを契機として、周波数スキャンを行うことにより、受信できるチャンネルの情報(更新に係るチャンネルの情報)を取得するように構成してもよい。
【0041】
また、上記実施形態においては、通信機器として、基地局を例にとって説明したが、この他にも、例えば公衆無線LANサービス(ホットスポット)などを用いることも可能である。
【0042】
また、上述したチャンネルリスト以外に、携帯端末装置Tで利用する地上波デジタルテレビ放送の番組表(ネットワークを利用して取得しているEPG)に表示する情報の更新に上述した技術を用いることもできる。例えば、携帯端末装置Tとの通信感度が最もよい基地局が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で受信可能な地上波デジタルテレビ放送の番組表に更新する。
【符号の説明】
【0043】
1 デジタル放送受信用アンテナ
2 デジタル放送受信部
3 多重分離部
4 画像処理部
5 データ処理部
6 表示部
7 音声処理部
8 スピーカ
9 マイク
10 無線通信用アンテナ
11 無線通信部
12 記憶部
13 操作部
14 制御部
T 携帯端末装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置であって、
前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行うチャンネル設定手段と、
複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う無線通信手段と、
前記無線通信の通信感度を検出する通信感度検出手段と、
を備え、
前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
各前記通信機器と、前記各通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルとの対応関係を示す情報を記憶する記憶手段を備え、
前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、前記対応関係を示す情報を参照することにより、前記更新に係るチャンネルの情報を取得することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項3】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
前記チャンネル設定手段は、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、前記地上波デジタル放送の周波数スキャンを行うことにより、前記更新に係るチャンネルの情報を取得することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項4】
請求項2に記載の携帯端末装置において、
前記対応関係を示す情報における前記チャンネルの情報は、前記地上波デジタル放送の周波数スキャンにより更新されることを特徴とする携帯端末装置。
【請求項5】
地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えた携帯端末装置におけるチャンネル設定更新方法であって、
前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行う工程と、
複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う工程と、
前記無線通信の通信感度を検出する工程と、
前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新する工程と、
を含むことを特徴とするチャンネル設定更新方法。
【請求項6】
地上波デジタル放送を受信する受信機能を備えたコンピュータを、
前記地上波デジタル放送を受信するためのチャンネルの設定を行うチャンネル設定手段、
複数の場所毎に設置された通信機器との間で無線通信を行う無線通信手段、及び、
前記無線通信の通信感度を検出する通信感度検出手段として機能させ、
前記チャンネル設定手段が、前記携帯端末装置との前記通信感度が最もよい前記通信機器が切り替わったとき、当該通信感度が最もよい通信機器が設置された場所で前記地上波デジタル放送を受信可能なチャンネルに前記設定を更新するように機能させることを特徴とするチャンネル設定更新プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−166294(P2010−166294A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−6446(P2009−6446)
【出願日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】