説明

操作装置

【課題】被駆動部材に接続される索状体の巻き取り及び繰り出しを回動軸の正逆回転によって行う操作装置において、小型で安価な構成でありながら回転操作量の設定自由度が高い操作装置を提供する。
【解決手段】回動軸の軸方向に対して傾斜する螺旋状のリード溝を外周面に有し、回動軸により与えられる正逆回転によって該リード溝に沿って索状体を巻き取り及び繰り出しするプーリーと、該プーリーが正逆に回転するとき、回動軸の回転方向に回転規制された状態でプーリーのリード溝上で回動軸の軸方向に進退移動されるストッパ部材と、ストッパ部材の進退移動端を決める移動規制手段とを備え、このストッパ部材と移動規制手段によってプーリーへの索状体の巻き取り量と繰り出し量を規制するストッパ機構を構成したことを特徴とする操作装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートのランバーサポート機構などに設けられる操作装置に関し、特に被駆動部材に接続されたケーブルやワイヤといった索状体を巻き取るプーリーを備えた操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、回動操作可能なシャフトに対して回転が入力されたときにはプーリーにケーブルを巻き取り、反対にケーブル側からプーリーへの回転入力に対しては、ドラム内に設けたトーションスプリングがドラム内壁に摩擦係合してシャフト及びプーリーの回転を阻止するブレーキ機構が提案されている。
【特許文献1】特開2006‐105337
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では、ブレーキユニット自体にはケーブルの牽引量及びシャフトの操作回転量を規制する操作量制御機構(ストッパ)が内蔵されておらず、外付けの操作量制御機構によってそれらを規制している。ところが、この種の装置をシートのランバーサポート装置などに用いる場合、レイアウト上の制限により操作量制御機構を外付けすることができず、ブレーキユニットに操作量制御機構を内蔵することが求められる。しかし、ケーブル牽引量を確保するためにシャフト及びプーリーの操作角が一回転を超える場合、その制御機構の構造が複雑になり、装置の大型化やコストアップを招くおそれがあった。したがって本発明は、小型で安価な構成でありながら回転操作量(ケーブルなどの索状体の牽引量)の設定自由度が高い操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、回動軸の正逆回転により、被駆動部材に接続される索状体の巻き取り及び繰り出しを行う操作装置であって、前記回動軸の軸方向に対して傾斜する螺旋状のリード溝を外周面に有し、回動軸により与えられる正逆回転によって該リード溝に沿って索状体を巻き取り及び繰り出しするプーリーと、該プーリーへの索状体の巻き取り量と繰り出し量を規制するストッパ機構とを有し、このストッパ機構は、プーリーが正逆に回転するとき、回動軸の回転方向に回転規制された状態でプーリーのリード溝上で回動軸の軸方向に進退移動されるストッパ部材と、ストッパ部材の進退移動端を決める移動規制手段とを備えたことを特徴としている。
【0005】
プーリーを収納する円筒状のプーリーケースを備え、該プーリーケースの周面に形成したガイド孔にストッパ部材を回動軸の軸方向へ移動可能に支持させ、該ガイド孔の端部に当接することでストッパ部材の進退移動が規制されるように移動規制手段を構成すると、構成を簡単にすることができ好ましい。
【0006】
ストッパ部材に、プーリーケースの内周面に沿う環状部から回動軸の軸方向に延びる索状体押さえ部を設け、プーリーケースの内周面に、ストッパ部材側の索状体押さえ部と周方向に位置を異ならせて設けた索状体押さえ突条を備え、この索状体押さえ部と索状体押さえ突条によって、プーリーのリード溝上に巻回された索状体のたわみを防ぐように構成することができる。
【0007】
プーリーの回転に応じてストッパ部材に対して回動軸の軸方向への移動分力を与える構成としては、例えば、回転規制手段によってストッパ部材を回転規制させつつ、プーリーのリード溝に対してストッパ部材を摺動可能に係合させればよい。あるいは、索状体を挿通させる索状体ガイド部をストッパ部材に設け、プーリーのリード溝に対する索状体の巻き付け位置の変化に応じて、索状体ガイド部を介してストッパ部材に回動軸の軸方向への移動力を与えることも可能である。
【発明の効果】
【0008】
以上の本発明によれば、小型で安価な構成でありながら回転操作量(索状体の牽引量)の設定自由度が高い操作装置が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1に示すように、操作装置10は、ブレーキケース12、プーリーケース13、シャフト14、トーションスプリング15、プーリー16及びストッパ17を備えている。
【0010】
ブレーキケース12は、円筒状のブレーキドラム20とフランジ部21を有し、ブレーキドラム20の底部には軸支持孔22が形成され、フランジ部21には4つの固定孔23が形成されている。プーリーケース13は、円筒状のプーリードラム30とフランジ部31を有し、プーリードラム30の底部には軸支持孔32が形成され、フランジ部31には4つの固定孔33が形成されている。ブレーキケース12とプーリーケース13はフランジ部21とフランジ部31を対向させた状態で組み合わされ、それぞれ4つの固定孔23、33に対して固定ねじが挿通されて不図示のベース部材に取り付けられる。
【0011】
シャフト14は、ブレーキケース12の軸支持孔22に回動自在に嵌まる回動支持部40と、プーリーケース13の軸支持孔32に回動自在に嵌まる回動支持部41と、回動支持部40、41の間に位置し該回動支持部40、41よりも大径の扇状をなす一対の回転伝達部42、43と、回動支持部40から延設されブレーキケース12の外方に突出する操作入力部44とを有している。操作入力部44は図示しない回動操作部材に接続し、この回動操作部材を介してシャフト14を回動させることができる。
【0012】
プーリー16は、プーリードラム30の内側に位置する円筒状部60と、該円筒状部60の端部に位置するフランジ部61と、該フランジ部61上における周方向の一部領域に形成された回転伝達部62と、回動支持部41が挿通される中心孔63を有している。図3に示すように、中心孔63の下端部は、軸支持孔32を形成する円筒状の切り起こし部の外周面に対して回動可能に嵌まっている。プーリー16の回転伝達部62は、シャフト14及びプーリー16の回動軸を中心とする周方向において、シャフト14の回転伝達部42、43の間に位置される。そして、このシャフト14側の回転伝達部42、43の外周面とプーリー16側の回転伝達部62の外周面がほぼ同一周面上に位置され、ブレーキドラム20の内周面に対向する。
【0013】
トーションスプリング15は、シャフト14とプーリー16における回転伝達部42、43及び62の外周面上に支持されるコイル部50と、該コイル部50の内径方向へ延出された一対のばね端部51、52とを有するトーションコイルばねである。一対のばね端部51、52はシャフト14側の回転伝達部42、43とプーリー16側の回転伝達部62の周方向端面間に位置し、トーションスプリング15を介してシャフト14の回転をプーリー16に伝達する場合、トーションスプリング15が巻き締まってブレーキドラム20との間に摩擦力を発生させない。すなわち、トーションスプリング15は、シャフト14側を回動させたときは抵抗を与えずにプーリー16に回転力を伝達するが、シャフト14を回動操作せずにプーリー16側に回転入力がなされた場合には、コイル部50が拡径されてブレーキドラム20の内周面に摩擦係合して回動を規制するように構成されている。
【0014】
プーリー16にはケーブル(索状体)18の一端部が接続されている。プーリー16の円筒状部60の外周面には、該プーリー16の回動軸に対して傾斜する螺旋状のリード溝64が形成されていて、このリード溝64に沿ってケーブル18を巻き取ることができる。ケーブル18は、プーリードラム30に形成したケーブル挿通孔35を通して外方に延出され、図2に示すケーブルガイド80(アウタケーブル)を通して不図示の被駆動部材に接続される。本発明は被駆動部材を限定するものではないが、例えばケーブル18を介して車両シートのランバーサポート機構の構成部材を駆動させることができる。
【0015】
ストッパ17は、プーリードラム30の内周面に沿う環状部70と、この環状部70の外周面に形成した一対のガイド突起71とを有し、一対のガイド突起71はそれぞれ、プーリードラム30の周面に形成された一対のストッパガイド孔34に嵌まっている。それぞれのストッパガイド孔34は、プーリー16の軸方向へのガイド突起71の摺動を許し、プーリー16の回動方向へのガイド突起71の移動を規制する。すなわち、ストッパ17は、プーリー16の軸方向へは移動可能で、かつ回転規制された状態でプーリードラム30に支持されている。ストッパ17の環状部70の内周面には、プーリー16のリード溝64に対して摺動可能に係合するリード溝係合部72(図3ないし図5)が形成されている。
【0016】
以上の操作装置10においては、ストッパ17を用いてシャフト14及びプーリー16の回転量(回転数)を規制することができる。例えば、プーリー16におけるリード溝64が右ねじ状の傾斜を有するものとして、その機能を説明する。シャフト14を右方向に回動させると、トーションスプリング15を介して回動力が伝達されプーリー16も同じく右方向に回動する。ストッパ17は、ガイド突起71とストッパガイド孔34の係合関係によってプーリー16の回動方向への移動が規制されているので、プーリー16が右回転すると、リード溝係合部72が係合するリード溝64の傾斜形状に従って(リード溝係合部72がリード溝64内を相対移動して)、ガイド孔34に案内されて上方(ブレーキケース12に接近する方向)へ移動される。ガイド突起71がストッパガイド孔34の上端部に当接する図4の位置までストッパ17が達すると、ストッパ17の移動が規制される。すると、停止されたストッパ17のリード溝係合部72とリード溝64の係合関係によってプーリー16のそれ以上の右方向回転が阻止され、プーリー16に対する回動規制に応じてシャフト14もそれ以上の回動が規制される。シャフト14を左方向に回動させたときは逆に、リード溝64の傾斜形状に従って(リード溝係合部72がリード溝64内を相対移動して)、ストッパ17が下方(ブレーキケース12から離れる方向)へ移動される。ガイド突起71がストッパガイド孔34の下端部に当接する図5の位置までストッパ17が達すると、ストッパ17の移動が規制され、リード溝係合部72とリード溝64の係合部分を介してプーリー16及びシャフト14の左方向への回動が阻止される。
【0017】
以上のように、本実施形態の操作装置によれば、簡単かつ安価な構成によってプーリー16及びシャフト14の最大回転数(回転量)を規制することができる。すなわち、ケーブル18を巻き取るためのリード溝64とストッパ17の係合関係(より詳細には、リード溝64とリード溝係合部72の螺合関係)によってプーリー16及びシャフト14の回転量規制を行うため、少ない部品点数で回転量制御機構を得ることができ、製造コストを抑えることができる。また、ストッパ17はプーリードラム30内に収納されるものであり、かつストッパ17の移動案内を行うのがプーリードラム30の周面に形成したストッパガイド孔34であるため、回転量制御機構の構造がコンパクトにまとめられている。そして、本実施形態の操作装置によれば、シャフト14及びプーリー16の回転量は一回転以下に規制されず、プーリー16の径サイズ、プーリー16に形成するリード溝64の傾斜角、プーリーケース13に形成するストッパガイド孔34の長さといった各条件を適宜調整することによって、シャフト14及びプーリー16の回転量やケーブル18の牽引量を高い自由度で設定することができる。
【0018】
図6及び図7は、本発明を適用した操作装置の異なる(第2の)実施形態を示している。なお、図6及び図7で図示していない部分については図1ないし図5の実施形態と共通する構造を備えているものとする。図6に示すように、ストッパ170は、環状部70からプーリー16の軸方向に延出された4つのケーブル押さえ突起172を備えている。プーリーケース113の内周面には、この4つのケーブル押さえ突起172と周方向位置を異ならせて(互い違いになるように)4つのケーブル押さえ突条136が形成されている。図7に示すように、ケーブル押さえ突起172とケーブル押さえ突条136はそれぞれ、プーリー16のリード溝64上に巻回されたケーブル18の外側に位置し、該ケーブル18のたわみを防ぐ。先の実施形態のストッパ17と同様にストッパ170はガイド突起71とストッパガイド孔34の係合関係によってプーリー16の軸方向へ移動されるが、このストッパ170の進退移動範囲内では、ケーブル押さえ突起172とケーブル押さえ突条136の少なくとも一方が、リード溝64上に巻回されたケーブル18の外側に位置するようになっており、ストッパ170の進退移動位置に関わらず常にケーブル18のたわみを防止することができる。なお、ケーブル押さえ突起172とケーブル押さえ突条136は周方向の異なる位置に設けられているが、機能を分かりやすくするため、図7ではケーブル押さえ突起172とケーブル押さえ突条136を同一の断面位置(周方向位置)に示している。
【0019】
先に説明した第1の実施形態では、ストッパガイド孔34の端部とガイド突起71の当接関係によってプーリー16の軸方向へのストッパ17の進退移動を規制している。この第2の実施形態でも同様にしてプーリー16の軸方向へのストッパ170の進退移動を規制することができるが、これに代えて、ケーブル押さえ突起172の上端部とプーリー16のフランジ部61との当接関係や、ケーブル押さえ突条136の下端部と環状部70との当接関係によってストッパ170の軸方向移動を規制することが可能である。
【0020】
なお、第2の実施形態におけるケーブル押さえ突起172とケーブル押さえ突条136は、いずれか一方のみを設け、他方を省略することも可能である。
【0021】
図8は、本発明を適用した操作装置のさらに異なる(第3の)実施形態を示している。図8ではストッパ270とプーリーケース13のみを図示しているが、図示していない部分については図1ないし図5の実施形態と共通する構造を備えているものとする。図8のストッパ270は、環状部70からフック状に突設されたケーブルガイド273を備えている。プーリーケース13の周面に貫通形成したケーブル挿通孔35を通してプーリーケース13内に導かれたケーブル18は、ケーブルガイド273を介してプーリー16のリード溝64上に案内される。より詳細には、ケーブルガイド273は、環状部70からプーリー16の軸方向に向けて突設された軸方向部と、該軸方向部の先端部をプーリー16の回転方向へ曲折した回転方向部とを有しており、このケーブルガイド273の軸方向部及び回転方向部と環状部70とに囲まれる部分に引っ掛けるようにしてケーブル18が挿通される。この構成によれば、ストッパ270に、プーリー16の回転量を規制する操作量制御機構としての機能と併せて、ケーブル18のガイド手段としての機能も持たせることができる。
【0022】
第1及び第2の実施形態では、環状部70の内周面に設けたリード溝係合部72をリード溝64に係合させることによって、プーリー16が回転したときにストッパ17、170に対して回動軸の軸方向への移動分力を与えるように構成している。この第3の実施形態においても、ストッパ270の環状部70の内面にリード溝係合部72(図8には図示していない)を設けてリード溝64と係合させることで、ストッパ270に対して回動軸の軸方向への移動分力を与えることができるが、本実施形態ではリード溝係合部72を省略することも可能である。すなわち、リード溝64は螺旋溝であるからプーリー16の回転に応じて該プーリー16に対するケーブル18の巻き始め位置及び繰り出し位置が軸方向に変化する。このケーブル18の巻き位置の変化に伴ってケーブルガイド273に軸方向の移動力が伝わり、ストッパ270がプーリー16の軸方向へ移動される。そして、ストッパ270が軸方向の移動端に達したときには、ケーブルガイド273の位置が固定されるためリード溝64に対するケーブル18の位置変化(ケーブル18の巻き取り時にはそれ以上の巻き取り、ケーブル18の繰り出し時にはそれ以上の繰り出し)が規制され、結果としてプーリー16の回転が規制される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明を適用した操作装置の一実施形態における構成要素を分解して示す斜視図である。
【図2】図1の操作装置の組立状態での平面図である。
【図3】図2のA‐A断面線に沿う操作装置の断面図である。
【図4】ストッパがストッパガイド孔の上方移動端まで移動されてプーリー及びシャフトの回動が規制された状態の断面図である。
【図5】ストッパがストッパガイド孔の下方移動端まで移動されてプーリー及びシャフトの回動が規制された状態の断面図である。
【図6】本発明を適用した操作装置の第2の実施形態におけるストッパとプーリーケースの分解斜視図である。
【図7】第2の実施形態の操作装置をプーリーの軸方向断面で示した断面図である。
【図8】本発明を適用した操作装置の第3の実施形態におけるストッパとプーリーケースの分解斜視図である。
【符号の説明】
【0024】
10 操作装置
12 ブレーキケース
13 113 213 プーリーケース
14 シャフト
15 トーションスプリング
16 プーリー
17 170 270 ストッパ
18 ケーブル(索状体)
20 ブレーキドラム
30 プーリードラム
34 ストッパガイド孔(移動規制手段)
70 環状部
71 ガイド突起
72 リード溝係合部
136 ケーブル押さえ突条
172 ケーブル押さえ突起
273 ケーブルガイド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回動軸の正逆回転により、被駆動部材に接続される索状体の巻き取り及び繰り出しを行う操作装置であって、
前記回動軸の軸方向に対して傾斜する螺旋状のリード溝を外周面に有し、回動軸により与えられる正逆回転によって該リード溝に沿って索状体を巻き取り及び繰り出しするプーリーと、該プーリーへの索状体の巻き取り量と繰り出し量を規制するストッパ機構とを有し、該ストッパ機構は、
プーリーが正逆に回転するとき、回動軸の回転方向に回転規制された状態で前記プーリーのリード溝上で回動軸の軸方向に進退移動されるストッパ部材と、
前記ストッパ部材の進退移動端を決める移動規制手段と
を備えていることを特徴とする操作装置。
【請求項2】
請求項1記載の操作装置において、前記プーリーを収納する円筒状のプーリーケースを備え、該プーリーケースの周面に形成したガイド孔に前記ストッパ部材が回動軸の軸方向に移動可能に支持され、該ガイド孔の端部に当接することによりストッパ部材の進退移動が規制されることを特徴とする操作装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の操作装置において、前記プーリーを収納する円筒状のプーリーケースを備え、前記ストッパ部材は、プーリーケースの内周面に沿う環状部と、該環状部から回動軸の軸方向に延びる索状体押さえ部とを有し、
プーリーケースの内周面に、前記ストッパ部材の索状体押さえ部と周方向に位置を異ならせて設けた索状体押さえ突条を有し、
前記索状体押さえ部と索状体押さえ突条によって、プーリーのリード溝上に巻回された索状体のたわみを防ぐことを特徴とする操作装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項記載の操作装置において、前記ストッパ部材は、前記索状体を挿通させる索状体ガイド部を有し、該索状体ガイド部を介してプーリーのリード溝上で進退移動されることを特徴とする操作装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−223904(P2008−223904A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−63662(P2007−63662)
【出願日】平成19年3月13日(2007.3.13)
【出願人】(590001164)シロキ工業株式会社 (610)
【Fターム(参考)】