説明

放射線吸収剤を有するろ過組成物

本発明のろ過溶液組成物は、ナイアシンのような血管拡張剤、カゼインのような高分子量タンパク質、ミネラル成分、およびホウ素のような放射線吸収剤を含んでなる。前記組成物は電解質、緩衝剤、高分子量の浸透圧性の薬剤、および放射線吸収剤により形成されてよい。ショック治療の組成物は、電解質、緩衝剤、再水和剤、および放射線吸収剤を含んでよい。

【発明の詳細な説明】
【発明の背景】
【0001】
本発明は、放射線吸収剤を有する、大腸の血清から有毒な物質を除去するために特に有用な組成物、およびショック治療のための組成物に向けられている。
【0002】
我々の先行する米国特許第5,755,968号、5,620,604号、および6,126,832号は、透析に対する方法および系に関し、ろ過組成物およびショック療法の組成物が含まれる。しかしながら、これらの特許は、組成物における放射線吸収剤の使用については述べていない。
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、血清中の有毒物質のろ過における通常の血液透析を置換することである。
【0004】
本発明のもう1つの目的は、放射線吸収剤を有するろ過組成物を提供することである。
【0005】
本発明のさらなる目的は、ショックの治療のための組成物を提供することである。
【0006】
本発明は、血管拡張剤、大腸膜を横切ってろ液へと成分を拡散させるために浸透圧に影響を与える高分子量タンパク質、大腸において適切な血清レベルを維持するためのミネラル成分、および放射線吸収剤を含んでなる、透析において使用するためのろ過組成物を提供する。
【0007】
前記透析ろ過組成物には、電解質成分、緩衝剤、窒素性の廃棄物を除去するための高分子量の浸透圧性の薬剤、および放射線吸収剤が含まれてよい。
【0008】
本発明は、ショックを治療するための組成物も提供する。前記ショックを治療するための組成物には、電解質成分、緩衝剤、再水和剤、および放射線吸収剤が含まれてよい。
【好ましい実施形態の詳細な説明】
【0009】
本発明によると、透析において使用するためのろ過組成物であって、血管拡張剤、大腸膜を横切ってろ液へと成分を拡散させるために浸透圧に影響を与える高分子量タンパク質、大腸において適切な血清レベルを維持するためのミネラル成分、および放射線吸収剤を含んでなる組成物が提供される。
【0010】
前記血管拡張剤は、ナイアシンであってよい。前記高分子量タンパク質は、結腸粘膜において容易に吸収されないように十分な分子量を有してよい。前記高分子量タンパク質は、カゼインであってよい。前記ミネラル成分は、塩化ナトリウム、グルコン酸カリウム、クエン酸マグネシウム、乳酸カルシウム、クエン酸第一鉄、およびクエン酸亜鉛を含んでなる群より選択されてよい。前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有していてよい。前記放射線吸収剤には、ホウ素が含まれてよい。
【0011】
前記放射線吸収剤は、キレート化したホウ素であってよい。前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素であってよい。
【0012】
前記組成物には、アスコルビン酸、レモンビオフラボノイド(lemon bioflavinoid)、ルチン、ヘスペリジン、アセロラ、および/または炭酸水素ナトリウム、ならびにpHを約7.38の緩衝されたpHに維持するためのグルクロン酸がさらに含まれてよい。
【0013】
本発明は、透析において使用するためのろ過組成物であって、電解質濃度を確立するための電解質、酸塩基平衡を維持するための緩衝剤、窒素性の廃棄物を除去するための高分子量の浸透圧性の薬剤、および放射線吸収剤を含んでなる組成物も提供する。
【0014】
前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有してよく、該放射線吸収剤にはホウ素が含まれてよい。前記放射線吸収剤は、キレート化したホウ素であってよい。前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素であってよい。
【0015】
前記電解質は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物を含んでなる群より選択されてよい。前記緩衝剤は、炭酸水素塩および乳酸塩を含んでなる群より選択されてよい。前記高分子量タンパク質は、結腸粘膜において容易に吸収されないように十分な分子量を有してよい。前記高分子量の浸透圧性の薬剤は、マルトデキストリンおよびカゼインを含んでなる群より選択されてよい。前記組成物には、血管拡張剤がさらに含まれてよい。
【0016】
前記組成物には、活性炭および合成吸着剤を含んでなる群より選択されるアロニウム(arronium)結合成分がさらに含まれてよい。
【0017】
前記組成物には、増大した結合の形成および除去を促進するための成分がさらに含まれてよい。前記成分は、リン酸ジルコニウムであってよい。
【0018】
前記組成物には、イオン泳動的な成分がさらに含まれてよい。
【0019】
本発明は、電解質のずれを補正すること、酸塩基平衡を維持すること、および患者の大腸を再水和することにおいて使用するためのショック治療溶液であって、電解質濃度を確立するための電解質、酸塩基平衡を維持するための緩衝剤、再水和剤、および放射線吸収剤を含んでなる溶液を提供する。
【0020】
前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有してよい。前記放射線吸収剤にはホウ素が含まれてよい。前記放射線吸収剤は、キレート化したホウ素であってよい。前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素であってよい。
【0021】
前記電解質は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物を含んでなる群より選択されてよい。
【0022】
前記緩衝剤は、炭酸水素塩および乳酸塩を含んでなる群より選択されてよい。
【0023】
前記再水和剤は、単糖類(saccride)および二糖類(disaccride)を含んでなる群より選択されてよい。
【0024】
大腸は、水に可溶性の成分を運搬または拡散させる半透膜である。本発明によるろ過溶液の目的は、基本のホメオスタシス機構ならびに重要なミネラルおよびpHバランスに影響を与えることなく、望ましくない成分または毒素が大腸の血清から除去され得る媒体を提供することである。前記ろ過組成物は、好ましくは以下の成分からなる。
【0025】
表A
塩化ナトリウム 120 mEq/l
グルコン酸カリウム 5.0 mEq/l
クエン酸マグネシウム 2.4 mEq/l
乳酸カルシウム 18 mEq/l
クエン酸第一鉄 220 mg./l
クエン酸亜鉛 205 mcg./l
ビタミンC(アスコルビン酸) 400 mg./l
レモンビオフラボノイド(Lemon bioflavinoids) 15 mg./l
ルチン 15 mg./l
ヘスペリジン 15 mg./l
アセロラ 15 mg./l
ナイアシン 20 mg./l
カゼイン(450 mosm/kgのろ過浸透圧モル濃度を達成するように)
炭酸水素ナトリウム(最小値40 mEq/l)およびpH約7.38の高度に緩衝されたpHを生じさせるためのグルクロン酸
約45g/dlのキレート化したホウ素のような放射線吸収剤。
【0026】
ミネラル成分は、関連するミネラルの適切な血清レベルを維持するために役立つ。ナイアシンは、血管拡張作用およびその部位に対する血液供給を増大させる随伴効果を提供し、それ故、血清ろ過のための時間を短縮する。カゼインは、膜壁を通って運搬することができない高分子量タンパク質を導入するため、すなわち膜を横切ってろ液へと成分を拡散させる浸透圧に影響を与えるために提供される。前記ろ液は水性であり、好ましくはpH約7.38に緩衝される。
【0027】
前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないまたは結腸粘膜により吸収されないように十分な分子量を有する、好ましくはキレート化した大きなホウ素分子であってよい。残ったろ液は、放射線吸収剤の浸透圧を補うように調節されるべきである。もちろん、与えられる濃度値は、臨床試験の後に、最大の利益を示すように調節または変化してよいと解されるべきである。成分の構造は、個人、代謝のゆがみ、または患者の前記成分に対する感受性に適合するように修飾されてよい。
【0028】
本発明は、透析ろ過組成物のもう1つの実施形態を提供する。目的は、1日に約24gの尿素を除去することである。前記透析ろ過組成物は、(1)適切な電解質濃度の再構築、(2)適切な酸塩基平衡の維持、(3)窒素性および他の付随する廃棄物の除去、ならびに(4)放射線の吸収という目的を有する。この実施形態による透析ろ過組成物は、好ましくは、示された好ましい値および範囲を有する以下の成分を含んでなる。
【0029】
表B
電解質:ナトリウム 135 mmol/l、134〜147 mmol/lの範囲
カリウム 4 mmol/l、3〜5 mmol/lの範囲
マグネシウム 1 mmol/l、0.75〜2.3 mmol/lの範囲
カルシウム 2 mmol/l、1〜3.5 mmol/lの範囲
塩化物 105 mmol/l、95〜110 mmol/lの範囲
緩衝剤:炭酸水素塩 37 mmol/l、35〜45 mmol/lの範囲
乳酸塩 8 mmol/l、0〜9 mmol/lの範囲
高分子量の浸透圧性の薬剤:3〜16%の範囲
約45g/dlのキレート化したホウ素のような放射線吸収剤
乳酸塩は、減少または削除されてよく、その場合、好ましくは、だいたいmmol/l当り1 mmol/lベースで炭酸水素塩により置換され、乳酸塩が使用されない場合、45mmol/lまで増加されてよい。炭酸水素塩は、理想的な生理的緩衝剤である。乳酸塩は、緩衝剤として、および血管拡張剤としても役立つ。
【0030】
前記高分子量の浸透圧性の薬剤は、中程度の分子量(例えば、約200ダルトン)から高分子量のポリマー、タンパク質もしくはアミノ酸、またはその混合物であってよく、非刺激性であり、結腸粘膜において容易に吸収されない。そのような例は、マルトデキストリン(16kDの分子量を有する)およびカゼインである。
【0031】
必要または望ましい場合、約0.25mg/lの量のナイアシンのような他の血管拡張剤が増大した局所性/全身性の血管拡張を促進するために加えられてよい。
【0032】
必要または望ましい場合、増大したアンモニウム(ammoniumu)結合を促進するための成分が、治療に必要な時間を減少させるために加えられてよい。そのような成分は、約15g/lの量の活性炭または他の合成吸着剤であってよい。
【0033】
必要または望ましい場合、約2 g/lの量のリン酸ジルコニウムのような成分が、増大したクレアチニン結合および除去を促進するために加えられてよい。
【0034】
コレステロールおよびトリグリセリドの効果的な除去を増加させるために、前記浸透圧性の薬剤の濃度を増大させてよく、許容される程度のわずかに増大した刺激作用のリスクが生じるのみで浸透圧を増大させる。
【0035】
イオン泳動的な成分の使用を通して、抗原/抗体複合体は、結合剤の添加により、または添加なく除去されるべきである。
【0036】
本発明は、ショックを治療するための組成物も提供する。
【0037】
ショックの治療において、本発明は、(1)電解質組成のずれの補正、(2)適切な酸塩基平衡の維持、(3)再水和ならびに増大した血清浸透圧による毛細管漏出の減少、および(4)放射線の吸収という目的を有する。本発明によるショックの治療のための組成物は、好ましくは以下の成分を含んでなる。
【0038】
電解質:ナトリウム 135 mmol/l、134〜147 mmol/lの範囲
カリウム 4 mmol/l、3〜5 mmol/lの範囲
マグネシウム 1 mmol/l、0.75〜2.3 mmol/lの範囲
カルシウム 2 mmol/l、1〜3.5 mmol/lの範囲
塩化物 105 mmol/l、95〜110 mmol/lの範囲
緩衝剤:炭酸水素塩 37 mmol/l、35〜45 mmol/lの範囲
乳酸塩 8 mmol/l、0〜9 mmol/lの範囲
再水和剤:3〜6重量%
約45g/dlの量のキレート化したホウ素のような放射線吸収剤
乳酸塩は、減少または削除されてよく、その場合、好ましくは、炭酸水素塩により置換されてよく、減少した乳酸塩の量に基づいてだいたいmmol/l当り1 mmol/lベースで増大してよく、または、乳酸塩が使用されない場合、炭酸水素塩は45mmol/lまで増加されてよい。
【0039】
再水和剤は、好ましくは、例えばソルビトールのように非刺激性の容易に吸収される単糖類(saccride)、二糖類(disaccride)であり、血清浸透圧を増大させる。
【0040】
全ての上記パーセンテージおよび濃度が適切であり且つ有効であると考えられる一方で、これらの値は、必要が生じた場合に増加または減少されてよく、治験により規定されてよい。
【0041】
本発明による系、方法、および組成物の1以上の好ましい実施形態が示され、且つ述べられているが、多数の変形および修飾が、本発明の真の新規の概念および精神から外れることなく有効であると理解されるであろう。従って、本発明は開示された好ましい実施形態に限定されず、付属の特許請求の範囲により定義される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透析において使用するためのろ過組成物であって、
血管拡張剤;
大腸膜を横切ってろ液へと成分を拡散させるために浸透圧に影響を与える高分子量タンパク質;
大腸において適切な血清レベルを維持するためのミネラル成分;および
放射線吸収剤
を含んでなる組成物。
【請求項2】
請求項1に記載の組成物であって、前記血管拡張剤がナイアシンである組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の組成物であって、前記高分子量タンパク質は、結腸粘膜において容易に吸収されないように十分な分子量を有する組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の組成物であって、前記高分子量タンパク質はカゼインである組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の組成物であって、前記ミネラル成分は、塩化ナトリウム、グルコン酸カリウム、クエン酸マグネシウム、乳酸カルシウム、クエン酸第一鉄、およびクエン酸亜鉛を含んでなる群より選択される組成物。
【請求項6】
請求項1に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有する組成物。
【請求項7】
請求項1に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤はホウ素を含んでなる組成物。
【請求項8】
請求項1に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤はキレート化したホウ素を含んでなる組成物。
【請求項9】
請求項1に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素を含んでなる組成物。
【請求項10】
請求項1に記載の組成物であって、さらにアスコルビン酸を含んでなる組成物。
【請求項11】
請求項1に記載の組成物であって、さらにレモンビオフラボノイドを含んでなる組成物。
【請求項12】
請求項1に記載の組成物であって、さらにルチンを含んでなる組成物。
【請求項13】
請求項1に記載の組成物であって、さらにヘスペリジンを含んでなる組成物。
【請求項14】
請求項1に記載の組成物であって、さらにアセロラを含んでなる組成物。
【請求項15】
請求項1に記載の組成物であって、pHを約7.38の緩衝されたpHに維持するために、炭酸水素ナトリウムおよびグルクロン酸をさらに含んでなる組成物。
【請求項16】
透析において使用するためのろ過組成物であって、
電解質濃度を確立するための電解質;
酸塩基平衡を維持するための緩衝液;
窒素性の廃棄物を除去するための高分子量の浸透圧性の薬剤;および
放射線吸収剤
を含んでなる組成物。
【請求項17】
請求項16に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有する組成物。
【請求項18】
請求項16に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤はホウ素を含んでなる組成物。
【請求項19】
請求項16に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤はキレート化したホウ素を含んでなる組成物。
【請求項20】
請求項16に記載の組成物であって、前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素を含んでなる組成物。
【請求項21】
請求項16に記載の組成物であって、前記電解質は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物を含んでなる群より選択される組成物。
【請求項22】
請求項16に記載の組成物であって、前記緩衝剤は、炭酸水素塩および乳酸塩を含んでなる群より選択される組成物。
【請求項23】
請求項16に記載の組成物であって、前記高分子量タンパク質は、結腸粘膜において容易に吸収されないように十分な分子量を有する組成物。
【請求項24】
請求項16に記載の組成物であって、前記高分子量の浸透圧性の薬剤は、マルトデキストリンおよびカゼインを含んでなる群より選択される組成物。
【請求項25】
請求項16に記載の組成物であって、さらに血管拡張剤を含んでなる組成物。
【請求項26】
請求項16に記載の組成物であって、活性炭および合成吸着剤を含んでなる群より選択されるアロニウム(arronium)結合成分がさらに含まれる組成物。
【請求項27】
請求項16に記載の組成物であって、増大した結合の形成および除去を促進するための成分がさらに含まれる組成物。
【請求項28】
請求項27に記載の組成物であって、前記成分はリン酸ジルコニウムである組成物。
【請求項29】
請求項15に記載の組成物であって、さらにイオン泳動的な成分が含まれる組成物。
【請求項30】
電解質のずれの補正、酸塩基平衡の維持、および患者の大腸の再水和において使用するためのショック治療の溶液であって、
電解質濃度を確立するための電解質;
酸塩基平衡を維持するための緩衝剤;
再水和剤;および
放射線吸収剤
を含んでなる溶液。
【請求項31】
請求項30に記載の溶液であって、前記放射線吸収剤は結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有する溶液。
【請求項32】
請求項30に記載の溶液であって、前記放射線吸収剤はホウ素を含んでなる溶液。
【請求項33】
請求項30に記載の溶液であって、前記放射線吸収剤はキレート化したホウ素を含んでなる溶液。
【請求項34】
請求項30に記載の溶液であって、前記放射線吸収剤は、結腸粘膜を通過しないように十分大きな分子量を有するキレート化したホウ素を含んでなる溶液。
【請求項35】
請求項30に記載の溶液であって、前記電解質は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物を含んでなる群より選択される溶液。
【請求項36】
請求項30に記載の溶液であって、前記緩衝剤は、炭酸水素塩および乳酸塩を含んでなる群より選択される溶液。
【請求項37】
請求項30に記載の溶液であって、前記再水和剤は、単糖類および二糖類を含んでなる群より選択される溶液。

【公表番号】特表2008−540446(P2008−540446A)
【公表日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−510228(P2008−510228)
【出願日】平成18年5月2日(2006.5.2)
【国際出願番号】PCT/US2006/017258
【国際公開番号】WO2006/119462
【国際公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【出願人】(500205965)
【Fターム(参考)】