説明

新規なベータ−ラクタマーゼのスルホンアミドメチルホスホネート阻害剤

本発明は、新規なアリール−およびヘテロアリール−スルホンアミドメチルホスホネートモノエステル類のβ−ラクタマーゼ阻害剤を提供する。該化合物は、β−ラクタマーゼの3つのクラスを阻害し、β−ラクタマーゼの存在の結果として通常β−ラクタム抗生物質に抵抗性がある微生物に対して、β−ラクタム抗生物質(たとえば、イミペネムおよびセフタジジム)の抗菌効果の相乗作用を示す。式(I)(式中、Wは式(II)を表わす)、あるいはそのプロドラッグまたは医薬的に許容し得る塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

の化合物、あるいはそのプロドラッグまたは医薬的に許容し得る塩。
(式中、:Wは
【化2】

を表わし;
は、(CHKRaaまたはRaaを表わし;
aaは、
【化3】

を表わし、
Jは、NまたはCRを表わし;
Kは、O、SまたはNRを表わし;
Hetは、0〜4個のR基で置換された5〜6員窒素含有複素環を表わし;
Tは、水素、ハロゲン、ORまたはC1−6アルキルを表わし;
Mは、負電荷、Hまたは医薬的に許容し得る金属またはアンモニウム塩、ただし、Wが多数の陽電荷を持つ部分を含む場合、全体として中性となるように、適切な数のLが存在する;
は、独立して、水素またはC1−6アルキルを表わし;
およびRは、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、−ORまたはC1−6アルキルを表わし;
、RおよびRは、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、−OR、C1−6アルキル、または−X−Y−Z−Rを表わし;
XおよびYは、独立して、結合、O、(C=O)、SO、(CH、−(CHNR−C(O)−、−(CHS−または−(CHNR−を表わし;
は、(CHであって、これは1〜4個のRで置換されてもよく、
は、C6−10アリールまたはC5−10ヘテロアリールであって、前記アリールおよびヘテロアリールは、場合によっては置換されてもよく;
は、H、ハロゲン、−N(R、−C(O)R、−NR(CH5−
10アリール、−NR(CH5−10ヘテロシクリル、(CH5−10ヘテロシクリルまたは(CH5−10アリールを表わし、前記ヘテロシクリルおよびアリールは、場合によっては、1〜4個のRで置換され;
各Rは、独立して、ハロゲン、−CN、−NO、フェニル、−NHSO、−OR、−SR、−N(R、−N(R、−C(O)N(R、−SON(R、ヘテロアリール、ヘテロアリーリウム、−CO、−C(O)R、−OC(O)R、−NHC(O)R、−NHC(O)、グアニジニル、カルバムイミドイルまたはウレイドを表わし、前記フェニルおよびヘテロアリールは場合によっては置換され;
各Rは、独立して、水素、−C1−6直鎖または分岐状アルキル基、−C−Cシクロアルキル基、またはC6−10アリールを表わし、前記アリールは、場合によっては、ハロゲン、−CN、−NO、フェニル、−NHSO、−OR、−SR、−N(R、−N(R、−C(O)N(R、−SON(R、ヘテロアリール、ヘテロアリーリウム、ホルムアミジニル、−CO、−C(O)R、−OC(O)R、−NHC(O)R、−NHC(O)、グアニジニル、カルバムイミドイルまたはウレイドの1〜4個の基で置換され、前記フェニルおよびヘテロアリールは、場合によっては置換され、ここで、Rは、水素、−C1−6直鎖または分岐状アルキル基、−C−Cシクロアルキル基またはC6−10アリールからなる群から選択され;
は、水素またはC1−8直鎖または分岐状アルキル鎖を表わし、場合によっては、O、S、SO、SO、NR、Nまたは−C(O)−の1個または2個で中断され、前記アルキル鎖は、非置換またはハロゲン、CN、NO、−N、OR、SR、SOR、SO、NR、N(R、Q、−C(O)−R、C(O)NR、SONR、CO、OC(O)R、OC(O)NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、フェニル、ナフチル、ヘテロアリールまたは複素環基の1〜4個で置換され、前記フェニル、ヘテロアリールおよび複素環基は、場合によっては、1〜4個のR基、または1〜2個のC1−3直鎖または分岐状アルキル基で置換され、前記アルキル基は、非置換または1〜4個のR基で置換され;
各Rは、独立して、水素、非置換または1〜4個のR基で置換された、−C1−6直鎖または分岐状アルキル、場合によっては1〜4個のR基で置換された−C3−6シクロアルキル、場合によっては1〜4個のR基で置換されたフェニル、または場合によっては1〜4個のR基で置換されたヘテロアリールを表わし;
mは0〜1を表わし;nは0〜6を表わし;ここで、値が0である場合、結合が存在することは理解される。)
【請求項2】
、RおよびRの少なくとも1個が、−X−Y−Z−Rである請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびRの両方が、−X−Y−Z−Rである請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
XがOであり、Yが(CHNRCO、−(CHS−、または(CHNRである請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
構造式II
【化4】

(式中、R、R、R、R、R、Rは、先に記載した通りである)で表わされる請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項6】
{2−[({[[4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,l,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジクロロ−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−3,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[(6−シアノピリジン−3−イル)オキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
2−(アセチルオキシ)−4−({[3−({6−(4−{[3,4−ビス(アセチルオキシ)ベンゾイル]アミノ}ブトキシ)2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)−(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン
−5−イル}オキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)フェニルアセテート;
2−(アセチルオキシ)−4−({[3−({6−(4−{[3,4−ビス(アセチルオキシ)ベンゾイル]アミノ}プロポキシ)−2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)−(ヒドロキシ)−ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5−イル}オキシ)ブチル]アミノ}カルボニル)フェニルアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−3−メチル−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−3−エチル−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジフルオロ−3−エチル−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシプロパン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
{2−[({[[4−シアノ−3−フルオロフェノキシ](ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−4,7−ジフルオロ−3−エチル−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
(4−{5−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−2−チエニル}−1,2−フェニレン)ビス(オキシプロパン−3,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
(4−{5−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−2−チエニル}−3−メチル−1,2−フェニレン)ビス(オキシプロパン−3,1−ジイルイミノカルボニルベンゼン−4,1,2−トリイル)テトラアセテート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素{[({5,6−ビス[2−(1−ナフトイルアミノ)エトキシ]−1−ベンゾチエン−2−イル}スルホニル)アミノ]−メチル}ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素{[({5,6−ビス[2−(2−ナフトイルアミノ)エトキシ]−1−ベンゾチエン−2−イル}スルホニル)アミノ]−メチル}ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素{[({5,6−ビス[2−(ベンゾイルアミノ)エトキシ]−1−ベンゾチエン−2−イル}スルホニル)アミノ]−メチル}ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素{[({5,6−ビス[2−(3,4−ジフルオロベンゾイルアミノ)エトキシ]−1−ベンゾチエン−2−イル}−スルホニル)アミノ]メチル}ホスホネート;
{2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン−2,1−ジイルイミノカルボニル−4,1−フェニレン)ジアセテート;
{2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス(オキシエタン
−2,1−ジイルイミノカルボニル−3,1−フェニレン)ジアセテート;
{2−[({[(4−シアノ−3−フルオロフェノキシ)(ヒドロキシ)ホスホリル]メチル}アミノ)スルホニル]−1−ベンゾチエン−5,6−ジイル}ビス[オキシエタン−2,1−ジイルイミノ(2−オキソエタン−2,1−ジイル)ベンゼン−4,1,2−トリイル]テトラアセテート;
4−(シアノ−3−フルオロフェニル水素{5,6−ビス[3−(3,4−ジヒドロキシベンズアミド)プロポキシ]ベンゾ[d]チアゾール−2−スルホンアミド}−メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−4,7−ジクロロ−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
3−フルオロ−4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
6−シアノピリジン−3−イル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]ブトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(6−{4−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]ブトキシ}−5−{3−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5−{4−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]ブトキシ}−6−{3−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミ
ノ]プロポキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−4,7−ジクロロ−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−4,7−ジフルオロ−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(4−ヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3−ヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−1−ベンゾチエン−2−イル)−スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−3−メチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−3−エチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−4,7−ジフルオロ−3−エチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素({[(5,6−ビス{2−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]エトキシ}−4,7−ジフルオロ−3−エチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]アミノ}メチル)ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素[({[5,6−ビス(2−{[(3,4−ジヒドロキシフェニル)アセチル]アミノ}エトキシ)−1−ベンゾチエン−2−イル]スルホニル}アミノ)メチル]ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素[({[5−(3,4−ビス{3−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}フェニル)−2−チエニル]スルホニル}アミノ)メチル]ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素[({[5−(3,4−ビス{3−[(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)アミノ]プロポキシ}−2−メチルフェニル)−2−チエニル]スルホニル}アミノ)メチル]ホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−{3,4−ビス[3−(3,4−ジヒドロキシベンズアミド)プロポキシ]ベンズアミド}−ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−((ピリジン−2−イルチオ)メチル)チオフェン−2−スルホンアミド)−メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(ジメチルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)−メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(7−シアノ−6−(ジメチルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(5−(3,4−ジヒドロキシベンズアミド)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(2,3−ジヒドロキシベンズアミド)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(5−(2,3−ジヒドロキシベンズアミド)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(3,4−ジヒドロキシベンズアミド)ベンゾ[b]チオフェン−2−スルホンアミド)−メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル(2−(3,4−ジメトキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(2−(3,4−ジメトキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(2−(2,3−ジメトキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(5−(3,4−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル(5−(3,4−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(5−(3,4−ジヒドロキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(3,4−ジヒドロキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(5−(6−メトキシピリジン−3−イル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル(5−(6−メトキシピリジン−3−イル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
6−シアノピリジン−3−イル水素(5−(6−メトキシピリジン−3−イル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(2−(2,3−ジヒドロキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(2−(2,3−ジメトキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(2−(2,3−ジヒドロキシフェニル)チアゾール−5−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(5−(2,3−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル(5−(2,3−ジメトキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−フルオロフェニル水素(5−(2,3−ジヒドロキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(5−(2,3−ジヒドロキシフェニル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
アンモニウム4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル(5,6−ジメトキシベンゾフラン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;
4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル水素(5,6−ジヒドロキシベンゾフラン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート;および
アンモニウム4−シアノ−3−フルオロフェニル(5−((3,4−ジヒドロキシフェニルスルホニル)メチル)チオフェン−2−スルホンアミド)メチルホスホネート、
またはその医薬的に許容し得る塩である化合物。
【請求項7】
請求項1の化合物と、医薬的に許容し得る担体とを含む医薬組成物。
【請求項8】
イミペネム、プリマキシン(登録商標)、アモキシシリン、チカルシリン、アンピシリン、セフォペラゾン、ピペラシリンおよびセフタジジムからなる群から選択されるβ−ラクタム抗生物質と組合わされた請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
β−ラクタム抗生物質がプリマキシン(登録商標)である請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
細菌感染を治療するための、またはβ−ラクタマーゼを阻害するための医薬品の製造における、β−ラクタム抗生物質と組み合わせた請求項1に記載の式Iの化合物の使用。

【公表番号】特表2009−538302(P2009−538302A)
【公表日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−512058(P2009−512058)
【出願日】平成19年5月21日(2007.5.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/011977
【国際公開番号】WO2007/139729
【国際公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【出願人】(508346103)メチルジーン・インコーポレイテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】METHYLGENE, INC.
【Fターム(参考)】