説明

映像記録再生装置

【課題】映像記録再生装置において、映像データを再生する際に、記録時のフレームレートを把握し、その映像データを適切に再生することができるようにする。
【解決手段】映像記録再生装置10は、カメラ18により取得された映像データを記録する映像記録部12と、映像記録部12から通信回線16を介して伝達される映像データを再生する映像再生部14とを有する。映像記録部12は、標準用フレームレートの映像データと、間欠用フレームレートの映像データとを記憶する記憶部24を有する。一方、映像再生部14は、記憶部24に記憶された二種類の映像データに基づいて間欠用フレームレートを検出するフレームレート検出部26を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラにより取得された映像データを記録し、その記録された映像データを再生する映像記録再生装置の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、防犯などの監視用途で使用されるカメラにより取得された映像データを記録し、その記録された映像データを再生する映像記録再生装置が知られている。
【0003】
この映像記録再生装置においては、テレビ放送または映画などに採用され、標準となっているフレームレート(以下、「標準用フレームレート」と記す)より小さいフレームレート(以下、「間欠用フレームレート」と記す)で映像データを記録する例がある。間欠用フレームレートの映像データは、標準用フレームレートの映像データよりも単位時間当たりの画像枚数が少ない。よって、上述のような記録方法のほうが、記録媒体の所定容量あたりの記録時間を増加させることができ、映像データをより長時間記録することができる。
【0004】
このように間欠用フレームレートで記録された映像データを、記録時と同じフレームレート、すなわち間欠用フレームレートで再生することにより、映像の動きが実際の速度で再生される。なお、このように映像の動きを実際の速度になるように再生することを、以降、実時間再生と記す。
【0005】
これに対し、その記録された映像データを、記録時より大きいフレームレート、例えば標準用フレームレートで再生すると、映像の動きが実際の速度より速くなってしまう。すすなわち実時間再生より早い早送り再生になってしまう。
【0006】
下記特許文献1には、カメラから入力される映像データを蓄積する蓄積部と、蓄積された映像データの再生を制御する再生制御部とを有する映像監視システムが記載されている。このシステムにおいては、蓄積部が、連続映像データを時間間隔で間引いた間欠の映像データを、記録種別情報とともに記録する第一の蓄積部と、連続の映像データを、記録種別情報とともに記録する第二の蓄積部とを有する。そして、再生制御部が、蓄積部から読み出された記録種別情報に基づいて、この情報とともに読み出された映像データが間欠記録か連続記録かを判定し、その判定結果に応じて適切な再生を行なうようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2006−165683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の映像記録再生装置においては、映像を記録する映像記録装置がカメラとともに監視用途場所に設置され、映像データを再生する映像再生装置がその監視用途場所から離れた場所に設置される場合がある。この場合、映像記録装置で記録された映像データは、電子媒体や通信媒体などを介して映像再生装置に伝達される。
【0009】
このように映像記録装置と映像再生装置とが別体で構成されることにより、映像再生装置が、映像記録装置の記録で用いられる間欠用フレームレートを把握することができないという問題がある。映像再生装置が、映像記録装置の間欠用フレームレートを把握することができなければ、当然に実時間再生を行なうことができない。
【0010】
上記特許文献1の映像監視システムのように、映像データとともに、そのデータの記録種別情報、すなわちフレームレートを記憶する方法も考えられる。しかしながら、監視用途で使用される映像記録再生装置には、映像データのフォーマットが複数使用されており、その中には記録種別情報を付加することができないものがある。または、記録種別情報を付加することができたとしても、その情報を映像再生装置に通知することができないものがある。
【0011】
本発明の目的は、映像データを記録した際のフレームレート情報がなくても、映像データを再生する際に、記録時のフレームレートを把握し、その映像データを適切に再生することができる映像記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、カメラにより取得された映像データを記録する映像記録部と、映像記録部から媒体を介して伝達される映像データを再生する映像再生部と、を有する映像記録再生装置において、映像記録部は、標準用フレームレートの映像データと、標準用フレームレートより小さい間欠用フレームレートの映像データとを記憶する記憶部を有し、映像再生部は、記憶部に記憶された前記二種類の映像データに基づいて間欠用フレームレートを検出するフレームレート検出部を有することを特徴とする。
【0013】
また、フレームレート検出部は、前記二種類の映像データから互いに合致する第一の合致画像データと、第一の合致画像データの次に互いに合致する第二の合致画像データとの間隔に基づいて間欠用フレームレートを検出することができる。
【0014】
また、記憶部は、カメラにより取得された映像データから、間欠用フレームレートの映像データ内における隣接する画像データの間隔2つ分の画像データが少なくとも含まれるように標準用フレームレートの映像データを記憶することができる。
【0015】
また、記憶部は、この記憶部に記憶される間欠用フレームレートの映像データより短い撮影時間の標準用フレームレートの映像データを記憶することができる。
【0016】
また、映像記録部は、間欠用フレームレートを設定する設定部を有し、記憶部は、設定部により間欠用フレームレートが設定された場合、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始することができる。
【0017】
また、記憶部は、所定期間ごとに、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始することができる。
【0018】
また、映像記録部は、カメラにより取得された映像データから映像の動きを検出する動き検出部を有し、記憶部は、動き検出部により動きが検出された場合、標準用及び間欠用フレームレートの映像データの記憶を開始することができる。
【0019】
また、映像再生部は、フレームレート検出部により検出された間欠用フレームレートで、そのレートの映像データを再生することができる。
【0020】
また、映像再生部は、通信回線を介して複数の映像記録部に接続されることができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明の映像記録再生装置によれば、映像データを記録した際のフレームレート情報がなくても、映像データを再生する際に、記録時のフレームレートを把握し、その映像データを適切に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本実施形態に係る映像記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】映像記録再生装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明に係る映像記録再生装置の実施形態について、図を用いて説明する。一例として、一つの建物を挙げ、防犯等の監視用途で、この建物に設けられるカメラにより取得される映像データを記録し、その記録された映像データを、その建物から離れた遠方で再生する映像記録再生装置について説明する。
【0024】
なお、本発明は、この態様に限らず、複数の建物にそれぞれ設けられるカメラにより取得される映像データを記録し、それらの記録された映像データを、その複数の建物から離れた場所で再生する映像記録再生装置にも適用することができる。
【0025】
また、本実施形態においては、静止画データのことを「画像データ」と記載し、動画データのことを「映像データ」と記載する。つまり、映像データは、時系列に画像データを積層したものである。
【0026】
図1は、本実施形態の映像記録再生装置10の構成を示す図である。映像記録再生装置10は、映像データを記録する映像記録部12と、その映像データを再生する映像再生部14とを有する。映像記録部12は、建物(図示せず)に設けられ、映像再生部14は、建物を遠隔から監視する監視センタ(図示せず)に設けられる。映像記録部12と映像再生部14とは通信回線16を介して接続される。
【0027】
通信回線16は、有線方式あるいは無線方式で構成される。また、両者を混用することも可能である。通信回線16は、公衆の便に供される共用通信回線であっても、独自の専用の通信回線であってもよい。また、両者を混用することも可能である。
【0028】
映像記録部12が配置される建物は、例えばオフィスビル、病院、集合住宅、公共施設または工場である。本実施形態の映像記録部12は、図1に示されるように、建物に3台配置されている。なお、映像記録部12の数は一例であって、本発明は映像記録部12の数3個に限定されない。また、映像記録部12は、複数の建物にそれぞれ配置されてもよい。
【0029】
映像記録部12は、カメラ18と、設定部20と、動き検出部22と、記憶部24とを有する。
【0030】
カメラ18は、防犯などの監視を主な目的として、建物の屋外または屋内の対象となる領域に固定設置され、その対象の領域の映像を撮影する。そして、カメラ18は、2種類のフレームレートに相当する映像データをそれぞれ抽出し、それらの映像データを記憶部24に供給する。2種類のフレームレートとは、標準用フレームレートと間欠用フレームレートである。標準用フレームレートは、例えばテレビ用の30fps(frame per second)、または、映画用の24fpsである。映像記録再生装置10で使用される標準用フレームレートは、予め1つの値に統一されている。また、カメラ18は、標準用フレームレートの映像データを動き検出部22に供給する。なお、本実施形態のカメラ18は固定設置される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、対象となる領域を旋回しながら撮影できるように設置されてもよい。
【0031】
設定部20は、カメラ18が映像データを抽出するときの間欠用フレームレートを設定する。設定部20により間欠用フレームレートが設定されると、カメラ18が、その設定された間欠用フレームレートの映像データを抽出する。
【0032】
動き検出部22は、カメラ18により取得された映像データから映像の動きを検出する。具体的には、動き検出部22は、カメラ18から供給される標準用フレームレートの映像データ内の隣接する画像データを比較し、これらの画像データに差異がある場合、映像に動きがあるとして、それを検出する。この検出結果は、記憶部24に送られる。
【0033】
記憶部24は、カメラ18により取得された標準用及び間欠用フレームレートの映像データを記憶する装置である。なお、本発明は、この構成に限定されず、標準用及び間欠用フレームレートの映像データを記憶する装置が別体に設けられてもよい。
【0034】
記憶部24は、動き検出部22の検出結果に基づいて、標準用及び間欠用フレームレートの映像データを記録する。具体的には、記憶部24は、動き検出部22により動きが検出された場合、標準用及び間欠用フレームレートの映像データの記録を開始する。カメラ18により取得される映像データを全て記憶すると、記憶部24の空き容量が早期になくなってしまい、長時間の映像記録に適さないからである。このとき、記憶部24は、一時的に映像データを記憶するフレームメモリを有し、動き検出部22により動きが検出された場合、その検出前のフレームメモリの映像データとともに、カメラ18により取得される映像データを記憶することもできる。これにより、映像に動きがあった前の状態も映像データとして記憶することができ、適切な監視用の映像データとして保存することができる。
【0035】
そして、記憶部24は、動き検出部22による動き検出がなくなると、間欠用フレームレートの映像データの記憶を停止する。一方、記憶部24は、これに記憶される間欠用フレームレートの映像データより短い撮影時間で標準用フレームレートの映像データの記憶を停止する。標準用フレームレートの映像データは、従来技術で述べた記録種別情報に代替するものである。このため、記憶部24に記憶される標準用フレームレートの映像データは、間欠用フレームレートの映像データ内における隣接する画像データの間隔2つ分だけの画像データを少なくとも含めばよい。このような比較的少量の画像データが記憶部24に記憶されることで、記憶部24の空き容量の確保に貢献することができ、間欠用フレームレートの映像データをより長時間記憶することができる。なお、本実施形態においては、記憶部24が、標準用及び間欠用フレームレートの映像データの記録を開始した後、間欠用フレームレートの映像データより短い撮影時間で標準用フレームレートの映像データの記録を停止する場合について説明したが、この構成に限定されない。記憶部24は、その記録停止後も継続して間欠用フレームレートの映像データを記録しているのであれば、所定期間ごとに、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始することが好適である。後述する映像再生部14におけるフレームレートの検出に役立つからである。この開始された記憶においても、記憶部24は、上述したような短い撮影時間で停止する。
【0036】
映像再生部14は、映像記録部12から通信回線16を介して送られる映像データを再生する装置である。なお、本実施形態においては、映像データを映像記録部12から映像再生部14に送るために通信回線16が利用される場合について説明したが、この構成に限定されず、映像データを映像記録部12から映像再生部14に伝達することができるのであれば、持ち運び可能な電子媒体、例えばCD−ROM、USBメモリであってもよい。
【0037】
映像再生部14は、フレームレート検出部26と、表示部28とを有する。映像再生部14は、映像記録部12に対して確認したい日時の映像データを要求し、映像記録部12は、その日時の映像データ、すなわち標準用及び間欠用フレームレートの映像データを映像再生部14に送信する。このとき、その日時内の標準用フレームレートの映像データがない場合、映像記録部12は、直近の標準用フレームレートの映像データを、これに対応する間欠用フレームレートの映像データとともに送信することもできる。
【0038】
フレームレート検出部26は、映像記録部12の記憶部24に記憶された標準用及び間欠用フレームレートの映像データに基づいて間欠用フレームレートを検出する。この構成により、映像再生部14が映像記録部12の間欠用フレームレートを予め把握していなくても、その都度、記録時のフレームレートの把握が可能になるので、映像記録部12の映像データを適切に再生することができる。以下、フレームレート検出部26の具体的な機能について説明する。
【0039】
フレームレート検出部26は、標準用及び間欠用フレームレートの映像データから互いに合致する第一の合致画像データと、第一の合致画像データに次に合致する第二の合致画像データとの間隔に基づいて間欠用フレームレートを検出する。例えば、第一の合致画像データと第二の合致画像データとの間に、標準用フレームレートにおける画像データが2枚ある場合、フレームレート検出部26は、標準用フレームレートの1/3の値である間欠用フレームレートを検出することができる。このような動作により、映像データを記録した際のフレームレート情報がなくても、映像データを再生する際に、記録時のフレームレートを容易に把握することができる。なお、上述したように標準用フレームレートの映像データは、間欠用フレームレートの映像データ内における隣接する画像データの間隔2つ分、言い換えれば隣接する3つの画像データ分の撮影時間帯の画像データを少なくとも含んでいる。よって、この撮影時間帯における標準フレームレートの映像データには、第一及び第二の合致画像データが必ず含まれる。
【0040】
表示部28は、映像データを表示する例えばディスプレイである。表示部28は、フレームレート検出部26により検出された間欠用フレームレートで、そのレートの映像データを再生する。これにより実時間再生を行なうことができる。なお、本実施形態は、この構成に限定されない。実時間再生の基準となる間欠用フレームレートがフレームレート検出部26により検出されるので、その検出された間欠用フレームレートに基づいて、例えば間欠用フレームレートより大きいフレームレートで再生(早送り再生)を行なうことも、間欠用フレームレートより小さいフレームレートで再生(遅送り再生)を行なうこともできる。
【0041】
次に、本実施形態の映像記録再生装置10の制御動作の一例について、図2を用いて説明する。
【0042】
まず、ステップS101において、カメラ18により監視対象となる領域が撮影される。ステップS102において、動き検出部22により、映像データ内に、映像の動きがあるか否かが判断される。映像の動きがある場合、ステップS103に進み、記憶部24により、標準用及び間欠用フレームレートの映像データが記憶される。このとき、間欠用フレームレートの映像データは、映像の動きがなくなるまで記憶され、標準用フレームレートの映像データは、間欠用フレームレートの映像データより短い撮影時間記憶される。一方、映像の動きがない場合、ステップS101に戻る。
【0043】
そして、ステップS104において、映像再生部14の要求に基づいて、ステップS103で記憶された映像データが、映像記録部12から映像再生部14へ送信され、ステップS105において、フレームレート検出部26により、間欠用フレームレートが検出される。
【0044】
そして、ステップS106において、表示部28により、間欠用フレームレートの映像データが再生され、本制御動作が終了する。
【0045】
本実施形態においては、記憶部24が、動き検出部22の検出結果に基づいて動作する場合について説明したが、この構成に限定されない。記憶部24は、動き検出部22の検出結果に基づいて動作せず、記憶媒体の空き容量がなくなった場合、カメラ18により取得される間欠用フレームレートの映像データを、記憶された過去の間欠用フレームレートの映像データ上に上書きすることもできる。このとき、標準用フレームレートの映像データは、所定期間ごとに、フレームレート検出部26の検出に必要な情報量だけ記憶される。
【0046】
また、本実施形態においては、記憶部24が、動き検出部22が動きを検出した場合、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始する場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。記憶部24は、設定部20により間欠用フレームレートが設定された場合、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始することができる。設定後の間欠用フレームレートの映像データに対応する標準用フレームレートの映像データが記憶されることにより、フレームレート検出部26が、設定後の間欠用フレームレートを確実に検出することができる。
【符号の説明】
【0047】
10 映像記録再生装置、12 映像記録部、14 映像再生部、16 通信回線、18 カメラ、20 設定部、22 動き検出部、24 記憶部、26 フレームレート検出部、28 表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラにより取得された映像データを記録する映像記録部と、
映像記録部から媒体を介して伝達される映像データを再生する映像再生部と、
を有する映像記録再生装置において、
映像記録部は、標準用フレームレートの映像データと、標準用フレームレートより小さい間欠用フレームレートの映像データとを記憶する記憶部を有し、
映像再生部は、記憶部に記憶された前記二種類の映像データに基づいて間欠用フレームレートを検出するフレームレート検出部を有する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項2】
請求項1に記載の映像記録再生装置において、
フレームレート検出部は、前記二種類の映像データから互いに合致する第一の合致画像データと、第一の合致画像データの次に互いに合致する第二の合致画像データとの間隔に基づいて間欠用フレームレートを検出する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の映像記録再生装置において、
記憶部は、カメラにより取得された映像データから、間欠用フレームレートの映像データ内における隣接する画像データの間隔2つ分の画像データが少なくとも含まれるように標準用フレームレートの映像データを記憶する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項4】
請求項3に記載の映像記録再生装置において、
記憶部は、この記憶部に記憶される間欠用フレームレートの映像データより短い撮影時間の標準用フレームレートの映像データを記憶する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の映像記録再生装置において、
映像記録部は、間欠用フレームレートを設定する設定部を有し、
記憶部は、設定部により間欠用フレームレートが設定された場合、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項6】
請求項3から5のいずれか1つに記載の映像記録再生装置において、
記憶部は、所定期間ごとに、標準用フレームレートの映像データの記憶を開始する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1つに記載の映像記録再生装置において、
映像記録部は、カメラにより取得された映像データから映像の動きを検出する動き検出部を有し、
記憶部は、動き検出部により動きが検出された場合、標準用及び間欠用フレームレートの映像データの記憶を開始する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載の映像記録再生装置において、
映像再生部は、フレームレート検出部により検出された間欠用フレームレートで、そのレートの映像データを再生する、
ことを特徴とする映像記録再生装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1つに記載の映像記録再生装置において、
映像再生部は、通信回線を介して複数の映像記録部に接続される、
ことを特徴とする映像記録再生装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−23479(P2012−23479A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−158572(P2010−158572)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】