説明

時間関連イメージの自動スタッキング

【課題】ディスプレイに示されるデジタル・イメージの表示、管理、編成を改善する。
【解決手段】デジタル・イメージを、イメージの属性に基づいてグループ化し、このグループ化を表すために、デジタル・イメージの表現をスタックに配置する。より詳細には、複数のデジタル・イメージの表現を表示し、そのデジタル・イメージの属性に関する属性値を読み取り、その属性値に基づいて、デジタル・イメージを1つまたは複数のグループに自動的にグループ化し、そのグループ化に応答して、各イメージが属するグループを反映する形でイメージの表現の表示を変更することを特徴とするデジタル・イメージのグラフィカル表現を表示する方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル・イメージの表示に関し、具体的には、デジタル・イメージの属性に基づくデジタル・イメージのグループ化に関する。
【背景技術】
【0002】
本願は、本明細書に全体を示されたかのように参照によって本明細書にその開示全体が組み込まれている、2004年10月6日出願の米国特許出願第10/960888号、弁理士整理番号60108−0013、発明人Randy Ubillos、Laurent Perrodin、Dan Waylonis、Stan Jirman、Sarah Brody、およびMike Mages、名称「Displaying Digital Images using Groups,Stacks,and Version Sets」の一部継続出願である。
【0003】
米国特許出願第10/960888号は、本明細書に全体を示されたかのように参照によって本明細書にその開示全体が組み込まれている、本願と同一の日付に出願された米国特許出願第10/960339号、弁理士整理番号60108−0012、発明人Randy UbillosおよびStan Jirman、名称「Viewing Digital Images on a Display Using a Virtual Loupe」と、本願と同一の日付に出願された米国特許出願第10/960163号、弁理士整理番号60108−0014、発明人Randy UbillosおよびLaurent Perrodin、名称「Viewing Digital Images Using a Floating Controller」と、本願と同一の日付に出願された米国特許出願第10/960887号、弁理士整理番号60108−0015、発明人Randy Ubillos、Laurent Perrodin、およびDan Waylonis、名称「Techniques for Displaying Digital Images on a Display」とに関する。
【0004】
写真家は、対象の複数の写真を撮影することが一般的である。現代のカメラは、シャッタ・ボタンを押せば写真を撮影することができるのでこれを可能にしている。写真家は、短い期間内に対象の複数のショットを手動で撮影することもできる。例えば、写真家は、1つまたは複数のバーストで自動的にまたはある時間にわたって手動でのいずれかで、対象の10枚の連続する写真を撮影することができる。これの目的は、写真家が、しばしばあるセットから最良の写真を選択し、残りを捨てることで、少なくとも1つのよい写真を得る可能性を高めることである。
【0005】
複数のイメージを撮影する能力は、写真家がグループから最良の写真を取り上げ、選択でききるので有利であるが、不利益は、各イメージを再検討し、最良のイメージを選択する際に行わなければならない作業の増加である。
【0006】
写真家は、デジタル・イメージの管理や編成にソフトウェア・システムを使用する場合がある。写真家は、多数のデジタル・イメージをディスプレイに表示する必要がある場合があることも多い。写真家がディスプレイで視覚的に表されることを望むデジタル・イメージの枚数は、デジタル・イメージのそれぞれを遮られずにまたは明瞭に区切られてディスプレイ上で視覚的に表すのに多すぎるか、扱いにくい場合がある。これは、写真家が、対象の複数の写真を撮影し、グループの最良の写真を選択するためにそれぞれを再検討する必要がある場合に特にあてはまる。
【0007】
その結果、当技術分野では、ディスプレイに示されるデジタル・イメージの表示、管理、編成を改善する必要がある。
【0008】
このセクションに記載の手法は、遂行できる手法であるが、必ずしも前に思い付かれたか遂行された手法ではない。したがって、そうでないと示さない限り、このセクションに記載の手法は、本願の請求項へ従来技術でない場合があり、このセクションに含めることによって従来技術と認められるものではない。
【0009】
本発明を、添付図面の図で、制限ではなく例として説明するが、同一の符号は、同一の要素を指す。
【特許文献1】米国特許出願第10/960888号
【特許文献2】米国特許出願第10/960339号
【特許文献3】米国特許出願第10/960163号
【特許文献4】米国特許出願第10/960887号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ディスプレイに示されるデジタル・イメージの表示、管理、編成を改善すること。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、複数のデジタル・イメージの表現を表示し、そのデジタル・イメージの属性に関する属性値を読み取り、その属性値に基づいて、デジタル・イメージを1つまたは複数のグループに自動的にグループ化し、そのグループ化に応答して、各イメージが属するグループを反映する形でイメージの表現の表示を変更することを特徴とするデジタル・イメージのグラフィカル表現を表示する方法である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次の説明では、説明のために、本発明の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細を示す。しかし、本発明をこれらの具体的な詳細なしで実践できることは明白である。他の場合に、本発明を不必要に不明瞭にすることを避けるために、周知の構造およびデバイスはブロック図形式で示す。
【0013】
機能的概要
スタックは、代表的イメージ(「ピック・イメージ(pick image)」と称する)を使用して縮小状態(contracted state)で、およびピック・イメージではなくスタックに関連するすべてのデジタル・イメージが表示される展開状態(expanded state)で視覚的に提示できる順序付きデジタル・イメージのセットである。ディスプレイに表示されるスタックのピック・イメージは、スタックの各デジタル・イメージを表すのに使用することができ、これによって、ディスプレイに表示されるデジタル・イメージの数が減る。本発明の好ましい実施形態で、実際のデジタル・イメージを、「サムネイル」イメージと称する小さい画像によってグラフィカルに表現できることを理解されたい。この開示において、サムネイル・イメージに対するオペレーションは、そのサムネイルが表す実際のイメージに鏡像化され、したがって、用語「イメージ」は、大きいイメージ、それを表すサムネイル、またはこの両方のうちの1つを意味すると解釈されなければならない。
【0014】
写真家などのユーザは、スタックを使用して、ピック・イメージだけを表示することによってディスプレイ上で複数のデジタル・イメージを表すことができる。ユーザは、ピック・イメージだけではなく、スタックのイメージのすべてを見ることを望む場合に、スタックの状態を変更して、スタックに関連するすべてのデジタル・イメージを表示することができる。スタックを用いると、ユーザが、ピック・イメージだけを表示することによって、複数のデジタル・イメージを視覚的に表して大量のデジタル・イメージを編成し、管理することができるようになり、これによって、スタックの各デジタル・イメージをユーザに識別するためにスクリーンに表示する必要がある視覚的情報の編成が促進され、その情報の量が最小になる。
【0015】
スタックの各イメージに、ランク値が関連する。スタックのイメージは、より高いランクに昇格させるか、より低いランクに降格させることができる。スタックのイメージは、それに関連するランク値の順序で示すことができ、例えば、スタックのピック・イメージを、スタックのうちで最高のランクを有するデジタル・イメージとすることができる。
【0016】
写真家などのユーザは、本発明の一実施形態によるスタックを使用したデジタル・イメージを表示するデジタル・イメージ・システムを使用することによって、デジタル・イメージのコレクションを管理し、編成することができる。図1は、本発明の一実施形態による、デジタル・イメージ・システムによる複数のデジタル・イメージのディスプレイ100とストレージ110の図である。下でさらに詳細に説明するように、デジタル・イメージ・システムに、ディスプレイ、例えば図1のディスプレイ100に1つまたは複数のデジタル・イメージを表示するコンピュータ・システムを含めることができる。図1からわかるように、4つの異なるデジタル・イメージすなわち、イメージA、イメージB、イメージC、イメージDが、ディスプレイ100に視覚的に示されている。説明を簡単にするために4つのデジタル・イメージだけが示されているが、ディスプレイ100は、扱いにくい多数のデジタル・イメージ、例えば2000枚以上を簡単に表示することができるが、ユーザは、ディスプレイ100に示されるデジタル・イメージのすべてを見、管理することが難しくなる。
【0017】
ディスプレイ100に表示されるイメージは、ストレージ110に保管される。ストレージ110は、デジタル・イメージを保管する任意の機構、例えば、データベース、ファイル・サーバ、または揮発性メモリを使用して実装することができる。ストレージ110に保管されるデジタル・イメージは、ファイル・イメージ解像度を有し、ファイル・イメージ解像度は、保管される時のデジタル・イメージの解像度である。デジタル・イメージは、ファイル・イメージ解像度と異なるレベルの解像度で表示することができ、例えば、特定のイメージを、拡大された解像度レベルで示すことができる。表示されるイメージの解像度のレベルを、表示イメージ解像度と称する。
【0018】
ユーザがデジタル・イメージを管理し、編成するのを助けるために、1つまたは複数のデジタル・イメージを、スタックに配置することができる。図2は、本発明の一実施形態による、スタック内のイメージを視覚的に示すステップを示す流れ図である。ステップ210で、(a)複数のイメージの間の関連を識別するセット・データ、(b)代表的イメージを識別するセット・データ、(c)複数のイメージの現在の状態を識別するセット・データを保管する。1つまたは複数のデジタル・イメージをスタックに配置する時に、その1つまたは複数のデジタル・イメージを識別し、その1つまたは複数のデジタル・イメージが、フォーマル・グループ(formal group)に、スタックに、バージョンセットとして、またはこれらの任意の組合せのどれかとして配置されるかを識別するセット・データを生成し、保管する(下で説明するように、フォーマル・グループとスタックは、本発明の代替実施形態であり、入れ子にすることができる)。図2のステップの残りの実行は、下で図3を参照してさらに詳細に説明する。
【0019】
前に述べたように、スタックは、ピック・イメージを使用して縮小状態で、かつスタックの関連するすべてのデジタル・イメージが表示される展開状態で、視覚的に表すことができる。図3は、本発明の一実施形態によるスタックの2つの状態の図である。スタック内の各デジタル・イメージは、ランクを有し、スタック内の各デジタル・イメージは、そのランクの順で示される。例えば、図3に示された展開状態のスタックでは、ピック・イメージAが、最高のランクを有し、イメージBが、次に高いランクを有し、イメージCが、次に高いランクを有し、以下同様である。
【0020】
本デジタル・イメージ・システムは、ストレージ310内でスタックと共に保管されたメタデータに基づいてスタックのイメージを示すことができる。ストレージ310に保管されたメタデータは、スタック、スタック内の各イメージ、スタックのどのイメージがピック・イメージであるか、スタック内の各イメージのランク、スタックの状態を識別する。例えば、縮小状態のスタックに関連するメタデータ320に、(a)スタックを識別するデータ、(b)このスタックに属するものとしてイメージA、イメージB、イメージC、イメージDを識別するデータ、(c)縮小状態としてこのスタックの現在の状態を識別するデータ、(d)スタックの各イメージに関連するランクを識別するデータ、(e)ピック・イメージとしてイメージAを識別するデータがストアされる。展開状態のスタックに関連するメタデータ322に、(a)スタックを識別するデータ、(b)このスタックに属するものとしてイメージA、イメージB、イメージC、イメージDを識別するデータ、(c)展開状態としてこのスタックの現在の状態を識別するデータ、(d)スタックの各イメージに関連するランクを識別するデータ、(e)ピック・イメージとしてイメージAを識別するデータがストアされる。デジタル・イメージ・システムは、スタックに関連する保管されたメタデータに基づいてスタックのイメージを表示し、例えば、メタデータ320は、それに関連するスタックが縮小状態であることを示すので、デジタル・イメージ・システムは、イメージA(ピック・イメージである)だけをディスプレイ300に表示する。
【0021】
図2に戻って、ステップ220で、スタックの現在の状態が縮小状態である時に、スタックのイメージは、代表的イメージまたはピック・イメージだけを表示することによって視覚的に表示される。例えば、図3に示された縮小状態のスタックによって示されているように、イメージA、イメージB、イメージC、イメージDが、イメージAだけを視覚的に示すことによって表される。
【0022】
図2のステップ230では、スタックの現在の状態が展開状態である時に、スタックのイメージは、各表示されるイメージに関連するランクの順でスタックの複数のイメージを表示することによって視覚的に示される。例えば、図3に示された展開状態のスタックのイメージによって示されているように、イメージA、イメージB、イメージC、イメージDが、イメージA、イメージB、イメージC、イメージDを視覚的に示すことによって表される。ステップ230で、スタックの複数のイメージが視覚的に示される限り、スタックのイメージを、スタックのイメージのすべてより少数を表示することによって視覚的に示すことができ、例えば、ステップ230で、イメージA、イメージB、イメージC、イメージDを、イメージAとイメージBだけを示すことによって視覚的に示すことができることに留意されたい。スタックが展開状態である時に、イメージは、各表示されるイメージに関連するランクの順で示される。例えば、図3に示された展開状態のスタックでは、イメージA(最初である)が、最高のランクを有し、イメージB(次に表示される)が、次に高いランクを有し、以下同様である。
【0023】
スタックの表示状態の変更
ユーザは、縮小状態と展開状態の間でスタックの状態を変更することができる。本発明の一実施形態では、スタックの状態を、ユーザがコンピュータ・システムに入力をサブミットすることによって変更することができる。入力は、キーストロークの1つまたは複数のシーケンスあるいは1つまたは複数のマウス・クリックを含む様々な手段によってコンピュータ・システムにサブミットすることができる。本発明の特定の実施形態では、スタックの状態を、ユーザがスタックに関連するコントロールを選択することによって変更することができる。図4に、本発明の一実施形態による、スタックの状態を変更するためのコントロール410を含むピック・イメージを示すディスプレイ400を示す。図4のスタックは、ユーザが図4のピック・イメージに表示されたコントロール410を選択することによって、縮小状態から展開状態に変更することができる。コントロール410は、例えばそれをクリックすることによって、ユーザがそのコントロールを選択することを可能にする任意のグラフィカル・コンポーネントを使用して実装することができる。コントロール410が、ピック・イメージ上に表示される必要があるのではなく、スクリーン上でユーザに可視のどの場所にも表示でき、例えば、コントロール410をツールバーに表示できることに留意されたい。したがって、コントロール410は、キーストロークの1つまたは複数のシーケンスあるいは1つまたは複数のマウス・クリックなど、ユーザ入力を受け取るどの機構を使用しても実装することができる。
【0024】
スタックの状態が変更される時に、ディスプレイで視覚的に表されるデジタル・イメージの個数が変更される(すなわち、ピック・イメージが表示されるか、スタックの複数のデジタル・イメージが表示されるかのいずれか)。ディスプレイで視覚的に表されるデジタル・イメージの個数を変更する処理は、スタックに対して行われていることをユーザが思い浮かべられる形で実行することができる。これを達成する1つの形が、スタックによって視覚的に示されるデジタル・イメージの個数の変化を示すアニメーションを供給して、スタックの状態が変化したことをユーザが理解できるようにすることである。言い換えると、スタックの状態が変化した時にスタックの視覚的表示を瞬間的に変更することによって見る人を混乱させることを避けるために、スタックの視覚的表示の変更を、人目を引く期間にわたって増分式に行って、ディスプレイでの変化を見ることによってユーザがスタックの状態の変化を完全に理解できるようにすることができる。例えば、スタックの1つまたは複数の中間状態を、縮小状態の視覚的表示から展開状態の視覚的表示にスタックが推移する時に表示することができる。
【0025】
スタック内のイメージの昇格
スタック内のデジタル・イメージを、より高いランクに昇格させるか、より低いランクに降格させることができる。ユーザは、スタックを使用して、スタック内の好まれるデジタル・イメージを昇格させ、スタック内の好まれないデジタル・イメージを降格させることによって、関連するデジタル・イメージのセットのどのデジタル・イメージが好まれるかを判断することができる。ユーザは、図4のコントロール410に似た、特定のイメージ上のコントロールを選択することによって、スタック内の特定のイメージを昇格または降格させることができる。
【0026】
スタック内のイメージが昇格または降格される時に、スタックの視覚的表示を、ユーザがスタック内のイメージの順序の変更を思い浮かべられる形で更新することができる。図5は、本発明の一実施形態による、スタック内のイメージが昇格された時のスタック内のイメージの移動を示す図500である。図5からわかるように、イメージCが昇格させられ、これによって、イメージCが、イメージBより高いランクを有するようになる。その結果、一時位置1などの1つまたは複数の中間位置を通過することによって、イメージCがその現在位置からイメージBによって前に保持されていた位置に移動するのが示される。一時位置2などの1つまたは複数の中間位置を通過することによって、イメージBがその現在位置からイメージCによって前に保持されていた位置に移動するのを示すこともできる。この形で、ユーザは、スタックのメンバの移動を見ることによって、スタック内のイメージの順序の変更を完全に理解することができる。スタック内のイメージが昇格または降格される時に、そのスタックに関連するメタデータが、スタックの各イメージのランキングの変化を反映するように更新される。
【0027】
スタックのピック・イメージの変更
ユーザは、スタックのピック・イメージを変更することができる。図6は、本発明の一実施形態による、スタックのピック・イメージの変更を示す図600である。図6に、イメージCをスタックのピック・イメージにするユーザ入力を受け取った結果が示されている。ピック・イメージは、位置610に表示され、この位置610は、現在はイメージAによって占められている。ユーザ入力を、入力デバイス814とカーソル・コントロール816を含む様々な機構を介してサブミットすることができる。スタックの新しいピック・イメージが、ユーザによって識別された時に、その新しいピック・イメージが、スタックの最初の位置に昇格させられ、スタック内の他のイメージは、同一の相対位置に留まる。ピック・イメージ内の変更は、そのグループに起きていることをユーザが思い浮かべられる形で実行することができる。
【0028】
例えば、図6に示されているように、一時位置1および一時位置2などの1つまたは複数の中間位置を通過することによって、イメージCがその現在位置から位置610に移動するのを示すことができる。イメージCが位置610に昇格させられた後に、イメージA、B、Dは、互いに関して同一の相対順序に留まる。したがって、イメージA、Bを、スタック内の相対位置の変化を視覚的に表すために、ディスプレイ上で右に1位置だけシフトさせる。1つまたは複数の中間位置を通過することによって、イメージAが現在位置からイメージBによって占められた位置に移動するのを示すことができる。1つまたは複数の中間位置を通過することによって、イメージBが現在位置から前にイメージCによって占められた位置に移動するのを示すことができる。この形で、ユーザは、ディスプレイでのグループのデジタル・イメージの移動を見ることによって、そのグループのピック・イメージの変更を完全に理解することができる。
【0029】
属性に基づくスタックの生成
スタックを手動で作成することができるが、イメージの属性に基づいてイメージのスタックを生成することが有利である。本発明の一実施形態では、イメージの作成日時があるしきい値または時間値以内であることに基づいてデジタル・イメージをスタックする。この時間値は、事前にセットする、ユーザが調整する、または自動生成させることができる。一実施形態で、しきい値は、スライダ・コントロールによってセットされるが、直接入力、ダイアログ・ボックス、メニュー項目、または他の入力かユーザ・コントロールなどの他の手段が可能である。この手法が有利であるのは、これが関連するイメージの視覚的グループ化を提供し、その結果、ユーザが、スクリーンの複数の異なる位置からイメージを再検討するのではなく、最良のイメージを選択するためにスタック内の各イメージを単純に見ることができるようになるからである。また、スタックは、ユーザに、スタック内の絵をランキングするツールを与える。例えば、ユーザが、スタック内のイメージを再検討している時に、ユーザは、別のイメージと比較したイメージの品質に基づいて、イメージをより高いランクに「昇格させる」ことができる。
【0030】
一実施形態では、フラッシュ・メモリ・カードなどのストレージ・デバイスからのデジタル・イメージのインポートに応答して、各イメージのファイル作成日時を読み取る。スライダ・コントロールの現在位置に基づいて、互いに関して、スライダによって表される時間値以内に作成されたすべてのイメージが、自動的にスタックされる。例えば、スライダ位置が、3秒の時間値を表す場合に、別のイメージから3秒以内に作成されたすべてのイメージが、自動的にスタックされる。一実施形態で、スタック内で最も以前に作成されたイメージが、ピック・イメージになるように割り当てられる。
【0031】
スタッキングの処理は、起こっていることをユーザが思い浮かべられる形で実行することができる。これを達成する1つの形が、デジタル・イメージがスタックに合体するのを示すアニメーションを供給することである。これを達成する他の手段や異なるタイプのアニメーションでも差し支えない。
【0032】
一実施形態で、例えばスライダ・コントロールを操作することによって、時間値がユーザによって変更された場合に、別のイメージに対して新しい時間値以内に作成されたすべてのイメージが、自動的にスタックされる。例えば、3秒の値以内のイメージが、既にスタックされており、ユーザが、時間値を5秒に調整した場合に、別のイメージから5秒以内に作成されたすべてのイメージが、自動的にスタックされる。これは、最もしばしば、所与のスタック内のイメージの数を増やし、複数のスタックを1つに組み合わせる場合がある。これは、スタッキングの結果をユーザに視覚的に示して、リアルタイムで行うことができる。
【0033】
図7は、イメージがイメージ作成日時に基づいてスタックされる、本発明の一実施形態のステップを示す流れ図である。好ましい実施形態では、これが継続する処理であり、その結果、イメージがセットに追加されるか時間値が変更された時に、イメージをリアル・タイムで適切にスタックできるようになる。ステップ710で、しきい時間値を読み取り、例えば変数Xとして保管する。好ましい実施形態では、これが、スライダなどのユーザ・インターフェース・コントロールによって表される時間値である。ステップ720で、操作されるイメージのセット(「比較セット」)のすべてのイメージを、それぞれのファイル作成日時について検査し、この日時を、各イメージをその特定の作成日時値とリンクする識別子と共に保管する。ステップ730で、保管された作成日時のすべてを比較し、互いにX秒以内のすべての保管された作成日時を識別し、めいめいのイメージをスタックする。ステップ740で、しきい時間値が変更されたかどうかを判定する。そうである場合には、制御はステップ710に戻る。そうでない場合には、イメージが比較セットに追加されたかどうかを判定する750。そうである場合には、制御はステップ710に戻る。そうでない場合には、制御はステップ740にループ・バックする。
【0034】
本発明の実施形態は、イメージのインポート中またはその後のいつにでも実行することができる。ユーザ入力に応答して、イメージが、ある判断基準に基づいて自動的にスタックされる1つの実施形態も可能である。これは、1つまたは複数のストレージ・デバイスに保管されたすべてのイメージまたは選択されたサブセットに対して実行することができる。複数の異なるカメラからの絵を、ある判断基準に基づいて自動的にスタックできる、他の実施形態が可能である。
【0035】
自動的に作成されたスタックにユーザが手動でイメージを追加できることも含まれる。例えば、ユーザが、互いに3秒以内に10枚の木の写真を撮る。1分後に、このユーザが、互いに3秒以内に10枚のボートの写真を撮る。1分後に、このユーザが、互いに3秒以内に元の木の5枚の写真を撮る。このユーザが、自動スタッキングに3秒の時間値をセットした場合に、3つのスタックすなわち、元の木の10枚の写真を含むスタック、10枚のボートの写真を含むスタック、最後の5枚の木の写真を含む最後のスタックがある。このユーザが、最後の5枚の木の写真を10枚の木の写真の最初のスタックに含めることを望む場合に、このユーザは、インスタンスごとに基づいてこれを手動で行うことができる。例えば、一実施形態で、このユーザは、イメージのスタックを単一のイメージまたは別のスタックにドラッグする。その効果は、これらのイメージを1つのスタックに組み合わせることである。
【0036】
もう1つの実施形態では、自動スタッキングが、他の判断基準に基づいて実行される。他の実施形態で、イメージ比較技法を使用して、類似する内容を有するイメージをスタックすることができる。他の実施形態では、スタッキングに使用される判断基準に、絞り値、露出値、イメージのオリエンテーション、またはユーザが作成した判断基準が含まれる。
【0037】
本発明の代替実施形態では、デジタル・イメージを、フォーマル・グループまたはバージョン・セットなどのコレクションにグループ化することができる。フォーマル・グループとは、「ピック・イメージ」と称する代表的イメージを使用して第1状態で視覚的に表すことができる、順序なしのデジタル・イメージのセットである。フォーマル・グループは、ピック・イメージだけではなく、フォーマル・グループのすべてのデジタル・イメージを表示することによって、第2状態で視覚的に表すこともできる。ディスプレイに表示される、フォーマル・グループのピック・イメージを使用して、そのフォーマル・グループの各デジタル・イメージを表すことができ、これによって、ディスプレイに表示されるデジタル・イメージの個数が減る。バージョン・セットは、代表的イメージ(またはピック・イメージ)を使用して第1状態で、およびバージョン・セットに関連する各デジタル・イメージによって第2状態で視覚的に表すことができる、関係するデジタル・イメージのセットを指す。バージョン・セットは、バージョン・セットのイメージが同一のオリジナル・デジタル・イメージから直接にまたは間接に導出されることを除いて、グループに類似する。
【0038】
用語「フォーマル・グループ」は、一般的な用語からなる一般的な「グループ」または「グループ化」の定義と別個の異なるものである。例えば、イメージを、スタック、フォーマル・グループ、またはバージョン・セットに「グループ化」することができる。同様に、スタック、フォーマル・グループ、またはバージョン・セットを、一般的にイメージの「グループ」と呼ぶことができる。
【0039】
ハードウェア概要
図8は、本発明の実施形態を実施できるコンピュータ・システム800を示すブロック図である。コンピュータ・システム800は、情報を通信するためのバス802または他の通信機構を含み、情報を処理するための、バス802に結合されたプロセッサ804を含む。コンピュータ・システム800には、情報や、プロセッサ804によって実行される命令を保管する、バス802に結合された、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)または他のダイナミック・ストレージ・デバイスなどのメイン・メモリ806も含まれる。メイン・メモリ806は、プロセッサ804によって実行される命令の実行中に一時変数または他の中間情報を保管するのにも使用することができる。コンピュータ・システム800に、さらに、静的な情報やプロセッサ804の命令を保管する、バス802に結合された、読取専用メモリ(ROM)808または他のスタティック・ストレージ・デバイスが含まれる。磁気ディスクまたは光学ディスクなどのストレージ・デバイス810が、情報と命令を保管するために、設けられ、バス802に結合されている。
【0040】
コンピュータ・システム800は、コンピュータ・ユーザに情報を表示するために、バス802を介して、陰極線管(CRT)などのディスプレイ812に結合されている。英数字キーや他のキーを含む入力デバイス814が、情報とコマンド選択をプロセッサ804に通信するためにバス802に結合されている。マウス、トラックボール、またはカーソル方向キーなど、方向情報とコマンド選択をプロセッサ804に通信し、ディスプレイ812でのカーソル移動を制御するカーソル・コントロール816が別のタイプのユーザ入力デバイスである。この入力デバイスは、通常、このデバイスが平面内の位置を指定できるようにする2つの軸すなわち第1軸(例えば、x)と第2軸(例えば、y)での2つの自由度を有する。
【0041】
本発明は、本明細書に記載の技法を実現するためのコンピュータ・システム800の使用に関する。本発明の実施形態によれば、これらの技法は、メイン・メモリ806に含まれる1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスをプロセッサ804が実行することに応答して、コンピュータ・システム800によって実行される。そのような命令は、ストレージ・デバイス810などの別の機械可読媒体からメイン・メモリ806に読み取ることができる。メイン・メモリ806に含まれる命令のシーケンスの実行が、プロセッサ804に、本明細書に記載の処理ステップを実行させる。代替実施形態では、本発明を実施するソフトウェア命令の代わりにまたはこれと組み合わせて、ハードワイヤド回路を使用することができる。したがって、本発明の実施形態は、ハードウェア回路とソフトウェアの特定の組合せに制限されない。
【0042】
本明細書で使用される用語「機械可読媒体」は、特定の形で機械にオペレーションを行わせるデータを供給することに参加するすべての媒体を指す。コンピュータ・システム800を使用して実施される実施形態で、様々な機械可読媒体が、例えば、実行のためにプロセッサ804に命令を供給するのに用いられる。そのような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体を含むがこれに制限されない、多数の形をとることができる。不揮発性媒体に、例えば、ストレージ・デバイス810など、光学ディスクまたは磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体に、メイン・メモリ806など、ダイナミック・メモリが含まれる。伝送媒体に、バス802を構成するワイヤを含む、同軸ケーブル、銅ワイヤ、および光ファイバが含まれる。伝送媒体は、ラジオ波通信および赤外線データ通信中に生成されるものなどの音波または光波の形をとることもできる。
【0043】
機械可読媒体の一般的な形に、例えば、フロッピー(登録商標)・ディスク、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、磁気テープ、または他の磁気媒体、CD−ROM、他の光学媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンを含む他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、他のメモリ・チップまたはカートリッジ、後で説明する搬送波、あるいは、コンピュータが読み取ることのできるすべての他の媒体が含まれる。
【0044】
様々な形の機械可読媒体を、実行のためにプロセッサ804に1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを搬送するのに用いることができる。例えば、命令を、当初はリモート・コンピュータの磁気ディスクに収容することができる。リモート・コンピュータは、この命令をそのダイナミック・メモリにロードし、その命令を、モデムを使用して電話回線を介して送信することができる。コンピュータ・システム800にローカルなモデムが、電話回線上でこのデータを受信し、赤外線送信器を使用して、このデータを赤外線信号に変換することができる。赤外線検出器が、赤外線信号に担持されたこのデータを受信することができ、適当な回路が、このデータをバス802に置くことができる。バス802は、このデータをメイン・メモリ806に運び、メイン・メモリ806から、プロセッサ804が、命令を取り出し、実行する。メイン・メモリ806によって受け取られた命令を、任意選択として、プロセッサ804による実行の前または後のいずれかにストレージ・デバイス810に保管することができる。
【0045】
コンピュータ・システム800に、バス802に結合された通信インターフェース818も含まれる。通信インターフェース818は、ローカル・ネットワーク822に接続されたネットワーク・リンク820への両方向通信結合を実現する。例えば、通信インターフェース818は、対応するタイプの電話回線へのデータ通信接続を実現する統合サービス・デジタル網(ISDN)カードまたはモデムとすることができる。もう1つの例として、通信インターフェース818を、互換LANへのデータ通信接続を実現するローカル・エリア・ネットワーク(LAN)カードとすることができる。無線リンクも実施することができる。そのような実施形態で、通信インターフェース818は、様々なタイプの情報を表すデジタル・データ・ストリームを搬送する電気信号、電磁信号、または光信号を送信し、受信する。
【0046】
ネットワーク・リンク820は、通常、1つまたは複数のネットワークを介する他のデータ・デバイスへのデータ通信を実現する。例えば、ネットワーク・リンク820によって、ローカル・ネットワーク822を介するホスト・コンピュータ824またはインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)826によって運営されるデータ機器へ接続することができる。ISP 826は、現在は一般に「インターネット」828と称する全世界のパケット・データ通信網を介するデータ通信サービスを提供する。ローカル・ネットワーク822とインターネット828の両方が、デジタル・データ・ストリームを搬送する電気信号、電磁信号、または光信号を使用する。様々なネットワークを介する信号とネットワーク・リンク820上および通信インターフェース818を介する信号は、コンピュータ・システム800との間でデジタル・データを搬送するが、情報を転送する搬送波の例示的な形である。
【0047】
コンピュータ・システム800は、ネットワーク、ネットワーク・リンク820、通信インターフェース818を介して、メッセージを送信し、プログラム・コードを含むデータを受信する。インターネットの例では、サーバ830が、インターネット828、ISP 826、ローカル・ネットワーク822、および通信インターフェース818を介して、アプリケーション・プログラムの要求されたコードを送信することができる。
【0048】
受信されたコードは、受信された時にプロセッサ804によって実行され、かつ/または後の実行のためにストレージ・デバイス810もしくは他の不揮発性ストレージに保管される。この形で、コンピュータ・システム800が、搬送波の形でアプリケーション・コードを入手することができる。
【0049】
前述の明細で、本発明の実施形態を、実施形態によって異なる可能性がある多数の特定の詳細を参照して説明した。したがって、本発明であり、本出願人が本発明であることを意図するものの唯一の排他的な表示は、すべての後続の訂正を含む、請求項が発行される特定の形での、本願から発行される請求項のセットである。そのような請求項に含まれる用語に関する本明細書で明示的に示されたすべての定義が、請求項で使用されるそのような用語の意味を決定する。したがって、請求項に明示的に示されていない制限、要素、特性、特徴、利益、または属性は、どのような形であってもそのような請求項の範囲を制限してはならない。したがって、本明細書および図面は、制限的な意味ではなく、例示とみなされなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】実施形態によるデジタル・イメージ・システムの表示を示す図である。
【図2】実施形態による、スタック内のイメージを視覚的に示すステップを示す流れ図である。
【図3】実施形態によるスタックの2つの状態を示す図である。
【図4】実施形態による、スタックの状態を変更するためのコントロールを含むピック・イメージを示すディスプレイを示す図である。
【図5】実施形態による、スタック内のイメージが昇格された時のスタック内のイメージの移動を示す図である。
【図6】実施形態による、スタックのピック・イメージの変更を示す図である。
【図7】実施形態による、イメージを自動的にスタッキングするステップを示す流れ図である。
【図8】本発明の実施形態を実施できるコンピュータ・システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
【0051】
100 ディスプレイ、110 ストレージ、300 ディスプレイ、310 ストレージ、320 メタデータ、322 メタデータ、400 ディスプレイ、410 コントロール、610 位置、800 コンピュータ・システム、802 バス、804 プロセッサ、806 メイン・メモリ、808 読取専用メモリ(ROM)、810 ストレージ・デバイス、812 ディスプレイ、814 入力デバイス、816 カーソル・コントロール、818 通信インターフェース、820 ネットワーク・リンク、822 ローカル・ネットワーク、824 ホスト・コンピュータ、826 インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)、828 インターネット、830 サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のデジタル・イメージの表現を表示することと、
前記デジタル・イメージの属性に関する属性値を読み取ることと、
前記属性の前記属性値に基づいて、前記デジタル・イメージを1つまたは複数のグループに自動的にグループ化することと、
前記グループ化に応答して、各イメージが属する前記グループを反映する形で前記表現の前記表示を変更することと
を含む、デジタル・イメージのグラフィカル表現を表示する方法。
【請求項2】
前記グループは、1つまたは複数のスタックを含み、前記スタックは、ピック・イメージと称する代表的イメージを使用して第1状態で視覚的に表すことができる順序付きデジタル・イメージのセットである請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記グループは、1つまたは複数のフォーマル・グループを含み、前記フォーマル・グループは、ピック・イメージと称する代表的イメージを使用して第1状態で視覚的に表すことができる順序なしデジタル・イメージのセットである請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記グループは、1つまたは複数のバージョン・セットを含み、前記バージョン・セットは、ピック・イメージを使用して第1状態で視覚的に表すことができる関係するデジタル・イメージのセットである請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記属性は、前記イメージの作成に関係するデータを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記属性は、前記イメージの内容に関係するデータを含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記属性は、前記イメージのオリエンテーションに関係するデータを含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記自動的なグループ化は、前記イメージの作成に関係するデータに基づく請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記自動的なグループ化は、前記イメージの内容に関係するデータに基づく請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記自動的なグループ化は、前記イメージのオリエンテーションに関係するデータに基づく請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記自動的なグループ化は、前記属性値の比較に基づく請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記比較は、時間、イメージ内容、またはイメージオリエンテーションを含むユーザ入力に基づく請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記比較は、スライダ、ダイアログ・ボックス、またはメニュー・コマンドを含むユーザ・インターフェース・コントロールからのユーザ入力に基づく請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記表示は、
ディスプレイ・デバイスで、関連するデジタル・イメージのセットを、ピック・イメージとして指定された、前記セットからの単一のデジタル・イメージを使用して視覚的に表すことと、
ユーザ入力に応答して、イメージの前記セットを表すのに前記ピック・イメージを使用することから、前記セットのすべてのイメージを表示することに切り替えることと
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項15】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項1に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項16】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項2に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項3に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項4に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項5に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項6に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項21】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項7に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項22】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項8に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項23】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項9に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項24】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項10に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項25】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項11に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項26】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項12に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項27】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項13に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項28】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項14に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
【請求項29】
複数のデジタル・イメージの表現を表示することと、
前記デジタル・イメージの属性に関する属性値を読み取ることであって、前記属性値は、ファイル作成日時を含む、読み取ることと、
前記属性の前記属性値に基づいて、前記デジタル・イメージを1つまたは複数のグループに自動的にグループ化することであって、前記自動的なグループ化は、前記属性の比較を含む、グループ化することと、
前記グループ化に応答して、各イメージが属する前記グループを反映する形で前記表現の前記表示を変更することであって、前記変更は、前記表現をスタックに編成することを含む、変更することと
を含む、デジタル・イメージのグラフィカル表現を表示する方法。
【請求項30】
1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項29に記載の方法を実行させる命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−120142(P2006−120142A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−294186(P2005−294186)
【出願日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【出願人】(500027770)アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド (16)
【Fターム(参考)】