有機化合物
本発明は、式(I):
【化1】
の化合物を提供し、該化合物はアルドステロンシンターゼ阻害剤であり、故に、アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置に使用できる。従って、式Iの化合物は低カリウム血症、高血圧、鬱血性心不全、腎不全、特に、慢性腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後、冠動脈心疾患、コラーゲンの形成増加、心線維症および高血圧後のリモデリングおよび内皮機能不全の処置に使用できる。最後に、本発明はまた医薬組成物も提供する。
【化1】
の化合物を提供し、該化合物はアルドステロンシンターゼ阻害剤であり、故に、アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置に使用できる。従って、式Iの化合物は低カリウム血症、高血圧、鬱血性心不全、腎不全、特に、慢性腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後、冠動脈心疾患、コラーゲンの形成増加、心線維症および高血圧後のリモデリングおよび内皮機能不全の処置に使用できる。最後に、本発明はまた医薬組成物も提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
〔式中、
XはN−R9または酸素であり;
R1は水素であり;
R2は水素であり;
R3はシアノ、R10−N(R18)−C(O)−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であるか;または
R4およびR5は、独立して(C1−C4)アルキルであるか;または
R4およびR5は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により3−9員環を形成してよく;
R6は水素であり;
R7は水素であり;
R8は水素、シアノ、またはハロゲンであり;
R9は水素、ベンジル、またはC1−C4アルキルであり;
R10はC1−C4アルキル、フェニル、またはベンジルであり;
R11およびR12は独立して水素であり;
R13は水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14はC3−C6アルキルであり;
R15は(C1−C6)アルキルであり;
R18は水素またはC1−C4アルキルである。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項2】
Xが酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がR12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであり;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、またはハロゲンであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC3−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルである;
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項3】
式(I):
【化2】
〔式中、
XはN−R9または酸素であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2は水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3は水素、ハロゲン、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、ヘテロアリール、所望により1〜4個の(C1−C7)アルキルで置換されていてよい4−10員ヘテロシクリル(ここで、該ヘテロシクリルは少なくとも3個のヘテロ原子を有する)、R10−N(R18)−C(O)−、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、またはR14O−(O)C−であるか;
R3は、ヒドロキシもしくは(C1−C7)アルコキシで置換されている(C2−C7)アルキル、または(C1−C7)アルコキシ(これはさらに1〜4個のヒドロキシで置換されている)で置換されている(C1−C7)アルキルであるか;または
R3は、所望によりハロゲン、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、およびジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい(C1−C7)アルキルであるか;または
R2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5は、独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は、独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであって、その各々は、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよく;または
R7およびR8は、独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
R9は水素、(C3−C7)シクロアルキル、シアノ、アラルキル、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により1〜4個のハロゲンで置換されていてよい)であり;
R10は、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されているアラルキル、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいヘテロアリール、または1〜4個のヒドロキシで置換されている(C1−C7)アルキルであり;
R14は、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいアリールであり;
R16は水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17はアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;
R18は水素または(C1−C7)アルキルであり;
nは2、3、または4である。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項4】
Xが酸素またはN−R9であり;
R1が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、または(C1−C7)アルケニルであり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり;
R9が水素、または(C1−C7)アルキルである;
請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項5】
式(I):
【化3】
〔式中、
XはN−R9であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2は水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3は(C1−C7)アルキル−O−(O)C−であり;
R4およびR5は独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は独立して水素または(C1−C7)アルキルであり;
R9は(C3−C7)シクロアルキルである。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項6】
対象におけるアルドステロンシンターゼ活性を阻害する方法であって、該対象に治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物を投与することを含む方法。
【請求項7】
対象におけるアルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患を処置する方法であって、該対象に治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物を投与することを含む方法。
【請求項8】
対象における障害または疾患がアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
障害または疾患が、低カリウム血症、高血圧、鬱血性心不全、腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後、冠動脈心疾患、コラーゲンの形成増加、心線維症および高血圧後のリモデリングおよび内皮機能不全から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
対象におけるアルドステロンシンターゼ活性を阻害する方法であって、該対象に治療的有効量の式(Ia):
【化4】
〔式中、
Xは酸素またはN−R9であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、または(C1−C7)アルキル(これは所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R2は水素、ハロゲン、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R3は水素、ハロゲン、シアノ、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、(C1−C7)アルキル−SO2−、(C1−C7)アルコキシSO2−、スルホンアミド、アリール、ヘテロアリール、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、R15−C(O)−、またはR10−N(R18)−C(O)−であるか;または
R3は(C1−C7)アルキル、3−10員ヘテロアリール、または3−10員ヘテロシクリル(これは、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されている)であるか;または
R2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5は独立して水素、アリール、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は、独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであり、この各々は所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R7およびR8は独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、(C1−C7)アルコキシ、(C1−C7)ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
nは1、2、3、または4であり;
R9、R10、R11、R12およびR13は独立して水素、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R14は水素、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R15は水素、(C1−C7)アルキル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、アリール−モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリルであり;
R16は水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17はアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;そして
R18は水素または(C1−C7)アルキルであるか、または
R10およびR18は、それらが結合している炭素またはヘテロ原子と一体となって所望により4−9員環を形成してよい。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物を投与することを含む、方法。
【請求項11】
XがN−R9または酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がシアノ、R10−N(R18)−C(O)−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであるか;または
R4およびR5が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により3−9員環を形成してよく;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、シアノ、またはハロゲンであり;
R9が水素、ベンジル、またはC1−C4アルキルであり;
R10がC1−C4アルキル、フェニル、またはベンジルであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC1−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルであり;
R18が水素またはC1−C4アルキルである、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
Xが酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がR12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであり;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、またはハロゲンであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC3−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項13】
XがN−R9または酸素であり;
R1が水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、ヘテロアリール、所望により1〜4個の(C1−C7)アルキルで置換されていてよい4−10員ヘテロシクリル(ここで、該ヘテロシクリルは少なくとも3個のヘテロ原子を有する)、R10−N(R18)−C(O)−、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、またはR14O−(O)C−であり;
R3がヒドロキシもしくは(C1−C7)アルコキシで置換されている(C2−C7)アルキル、または(C1−C7)アルコキシ(これはさらに1〜4個のヒドロキシで置換されている)で置換されている(C1−C7)アルキルであるか;または
R3が所望によりハロゲン、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、およびジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい(C1−C7)アルキルであるか;または
R2およびR3が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8が独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであり、この各々は所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
R9が水素、(C3−C7)シクロアルキル、シアノ、アラルキル、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により1〜4個のハロゲンで置換されていてよい)であり;
R10が、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されているアラルキル、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、またはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいヘテロアリール、または1〜4個のヒドロキシで置換されている(C1−C7)アルキルであり;
R14が、所望により、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいアリールであり;
R16が水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17がアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;
R18が水素または(C1−C7)アルキルであり;
nが2、3、または4である;
請求項10に記載の方法。
【請求項14】
Xが酸素またはN−R9であり;
R1が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、または(C1−C7)アルケニルであり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり;
R9が水素、または(C1−C7)アルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項15】
XがN−R9であり;
R1が水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が(C1−C7)アルキル−O−(O)C−であり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルが所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8が独立して水素または(C1−C7)アルキルであり;
R9が(C3−C7)シクロアルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項16】
治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項17】
治療的有効量の請求項10に記載の式(Ia)の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項18】
治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物および抗肥満剤、抗高血圧剤、変力剤または脂質低下剤から選択される1種以上の治療活性剤を含む、医薬組成物。
【請求項19】
治療的有効量の請求項10に記載の式(Ia)の化合物および抗肥満剤、抗高血圧剤、変力剤または脂質低下剤から選択される1種以上の治療活性剤を含む、医薬組成物。
【請求項20】
医薬として使用するための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物。
【請求項21】
アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置用医薬組成物の製造のための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物の使用。
【請求項22】
対象におけるアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる障害または疾患の処置用医薬組成物の製造のための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物の使用。
【請求項23】
アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置用医薬の製造のための、請求項16または17または18または19に記載の医薬組成物の使用。
【請求項24】
対象におけるアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる障害または疾患の処置用医薬の製造のための、請求項16または17または18または19に記載の医薬組成物の使用。
【請求項1】
式(I):
【化1】
〔式中、
XはN−R9または酸素であり;
R1は水素であり;
R2は水素であり;
R3はシアノ、R10−N(R18)−C(O)−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であるか;または
R4およびR5は、独立して(C1−C4)アルキルであるか;または
R4およびR5は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により3−9員環を形成してよく;
R6は水素であり;
R7は水素であり;
R8は水素、シアノ、またはハロゲンであり;
R9は水素、ベンジル、またはC1−C4アルキルであり;
R10はC1−C4アルキル、フェニル、またはベンジルであり;
R11およびR12は独立して水素であり;
R13は水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14はC3−C6アルキルであり;
R15は(C1−C6)アルキルであり;
R18は水素またはC1−C4アルキルである。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項2】
Xが酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がR12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであり;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、またはハロゲンであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC3−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルである;
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項3】
式(I):
【化2】
〔式中、
XはN−R9または酸素であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2は水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3は水素、ハロゲン、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、ヘテロアリール、所望により1〜4個の(C1−C7)アルキルで置換されていてよい4−10員ヘテロシクリル(ここで、該ヘテロシクリルは少なくとも3個のヘテロ原子を有する)、R10−N(R18)−C(O)−、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、またはR14O−(O)C−であるか;
R3は、ヒドロキシもしくは(C1−C7)アルコキシで置換されている(C2−C7)アルキル、または(C1−C7)アルコキシ(これはさらに1〜4個のヒドロキシで置換されている)で置換されている(C1−C7)アルキルであるか;または
R3は、所望によりハロゲン、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、およびジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい(C1−C7)アルキルであるか;または
R2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5は、独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は、独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであって、その各々は、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよく;または
R7およびR8は、独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
R9は水素、(C3−C7)シクロアルキル、シアノ、アラルキル、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により1〜4個のハロゲンで置換されていてよい)であり;
R10は、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されているアラルキル、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいヘテロアリール、または1〜4個のヒドロキシで置換されている(C1−C7)アルキルであり;
R14は、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいアリールであり;
R16は水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17はアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;
R18は水素または(C1−C7)アルキルであり;
nは2、3、または4である。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項4】
Xが酸素またはN−R9であり;
R1が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、または(C1−C7)アルケニルであり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり;
R9が水素、または(C1−C7)アルキルである;
請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項5】
式(I):
【化3】
〔式中、
XはN−R9であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2は水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3は(C1−C7)アルキル−O−(O)C−であり;
R4およびR5は独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は独立して水素または(C1−C7)アルキルであり;
R9は(C3−C7)シクロアルキルである。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物。
【請求項6】
対象におけるアルドステロンシンターゼ活性を阻害する方法であって、該対象に治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物を投与することを含む方法。
【請求項7】
対象におけるアルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患を処置する方法であって、該対象に治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物を投与することを含む方法。
【請求項8】
対象における障害または疾患がアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
障害または疾患が、低カリウム血症、高血圧、鬱血性心不全、腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後、冠動脈心疾患、コラーゲンの形成増加、心線維症および高血圧後のリモデリングおよび内皮機能不全から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
対象におけるアルドステロンシンターゼ活性を阻害する方法であって、該対象に治療的有効量の式(Ia):
【化4】
〔式中、
Xは酸素またはN−R9であり;
R1は水素、ハロゲン、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、または(C1−C7)アルキル(これは所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R2は水素、ハロゲン、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R3は水素、ハロゲン、シアノ、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、(C1−C7)アルキル−SO2−、(C1−C7)アルコキシSO2−、スルホンアミド、アリール、ヘテロアリール、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、R15−C(O)−、またはR10−N(R18)−C(O)−であるか;または
R3は(C1−C7)アルキル、3−10員ヘテロアリール、または3−10員ヘテロシクリル(これは、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されている)であるか;または
R2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5は独立して水素、アリール、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6は水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8は、独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであり、この各々は所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R7およびR8は独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、(C1−C7)アルコキシ、(C1−C7)ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
nは1、2、3、または4であり;
R9、R10、R11、R12およびR13は独立して水素、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R14は水素、(C3−C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R15は水素、(C1−C7)アルキル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、アリール−モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリルであり;
R16は水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17はアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;そして
R18は水素または(C1−C7)アルキルであるか、または
R10およびR18は、それらが結合している炭素またはヘテロ原子と一体となって所望により4−9員環を形成してよい。〕
の化合物、またはその薬学的に許容される塩;またはその光学異性体;または光学異性体の混合物を投与することを含む、方法。
【請求項11】
XがN−R9または酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がシアノ、R10−N(R18)−C(O)−、R12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであるか;または
R4およびR5が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により3−9員環を形成してよく;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、シアノ、またはハロゲンであり;
R9が水素、ベンジル、またはC1−C4アルキルであり;
R10がC1−C4アルキル、フェニル、またはベンジルであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC1−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルであり;
R18が水素またはC1−C4アルキルである、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
Xが酸素であり;
R1が水素であり;
R2が水素であり;
R3がR12R11(R13O)C−、R14O−(O)C−、またはR15−C(O)−であり;
R4およびR5が独立して(C1−C4)アルキルであり;
R6が水素であり;
R7が水素であり;
R8が水素、またはハロゲンであり;
R11およびR12が独立して水素であり;
R13が水素または(C1−C6)アルキルであり;
R14がC3−C6アルキルであり;
R15が(C1−C6)アルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項13】
XがN−R9または酸素であり;
R1が水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、ヘテロアリール、所望により1〜4個の(C1−C7)アルキルで置換されていてよい4−10員ヘテロシクリル(ここで、該ヘテロシクリルは少なくとも3個のヘテロ原子を有する)、R10−N(R18)−C(O)−、H(R18ON=)C−、R10O(CH2)n−、またはR14O−(O)C−であり;
R3がヒドロキシもしくは(C1−C7)アルコキシで置換されている(C2−C7)アルキル、または(C1−C7)アルコキシ(これはさらに1〜4個のヒドロキシで置換されている)で置換されている(C1−C7)アルキルであるか;または
R3が所望によりハロゲン、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、およびジ−(C1−C7)アルキルアミノから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい(C1−C7)アルキルであるか;または
R2およびR3が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により5−9員環を形成してよく;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4が、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8が独立して(C1−C7)アルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルであり、この各々は所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、R16−O−、R16−S−、R17−C(O)−、またはR17−SO2−であり;
R9が水素、(C3−C7)シクロアルキル、シアノ、アラルキル、または(C1−C7)アルキル(これは、所望により1〜4個のハロゲンで置換されていてよい)であり;
R10が、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキルもしくはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されているアラルキル、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、またはハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいヘテロアリール、または1〜4個のヒドロキシで置換されている(C1−C7)アルキルであり;
R14が、所望により、ヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいアリールであり;
R16が水素、(C1−C7)アルキル、アリール、または(C1−C4)ハロアルキルであり、
R17がアミノ、ヒドロキシ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、4−10員ヘテロシクリル、または(C1−C7)アルコキシであり;
R18が水素または(C1−C7)アルキルであり;
nが2、3、または4である;
請求項10に記載の方法。
【請求項14】
Xが酸素またはN−R9であり;
R1が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が水素、ハロゲン、シクロアルキル、または(C1−C7)アルケニルであり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキルであり;
R7およびR8が独立して水素、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり;
R9が水素、または(C1−C7)アルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項15】
XがN−R9であり;
R1が水素、ハロゲン、チオール、または(C1−C7)アルキルであり;
R2が水素、ハロゲン、または(C1−C7)アルキルであり;
R3が(C1−C7)アルキル−O−(O)C−であり;
R4およびR5が独立して水素、アリール、または(C1−C7)アルキルであり、ここで、該アリールまたはアルキルが所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C3−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよいか;または
R4およびR5、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一体となって、所望により4−9員環を形成してよく;
R6が水素、アリール、ヘテロアリール、または(C1−C7)アルキル(これは、所望によりヒドロキシ、(C1−C7)アルキル、ハロゲン、(C1−C7)アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、チオール、(C1−C7)シクロアルキル、(C1−C7)アルケニル、(C1−C7)アルキニル、アミノ、モノ−(C1−C7)アルキルアミノ、ジ−(C1−C7)アルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、(C1−C7)アルキル−C(O)−O−、(C1−C7)アルキル−C(O)−、(C1−C7)アルキル−O−C(O)−、アシルアミノ、グアニジノ、またはヘテロシクリルから選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい)であり;
R7およびR8が独立して水素または(C1−C7)アルキルであり;
R9が(C3−C7)シクロアルキルである;
請求項10に記載の方法。
【請求項16】
治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項17】
治療的有効量の請求項10に記載の式(Ia)の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項18】
治療的有効量の請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物および抗肥満剤、抗高血圧剤、変力剤または脂質低下剤から選択される1種以上の治療活性剤を含む、医薬組成物。
【請求項19】
治療的有効量の請求項10に記載の式(Ia)の化合物および抗肥満剤、抗高血圧剤、変力剤または脂質低下剤から選択される1種以上の治療活性剤を含む、医薬組成物。
【請求項20】
医薬として使用するための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物。
【請求項21】
アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置用医薬組成物の製造のための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物の使用。
【請求項22】
対象におけるアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる障害または疾患の処置用医薬組成物の製造のための、請求項1−5のいずれかに記載の式(I)の化合物または請求項10に記載の式(Ia)の化合物の使用。
【請求項23】
アルドステロンシンターゼが仲介する障害または疾患の処置用医薬の製造のための、請求項16または17または18または19に記載の医薬組成物の使用。
【請求項24】
対象におけるアルドステロンシンターゼの異常な活性により特徴付けられる障害または疾患の処置用医薬の製造のための、請求項16または17または18または19に記載の医薬組成物の使用。
【公表番号】特表2009−531457(P2009−531457A)
【公表日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−503206(P2009−503206)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【国際出願番号】PCT/US2007/064974
【国際公開番号】WO2007/117982
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【国際出願番号】PCT/US2007/064974
【国際公開番号】WO2007/117982
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】
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