説明

機能的α1,3ガラクトシルトランスフェラーゼを欠く動物に由来する組織生成物

本発明は、機能的α1,3ガラクトシルトランスフェラーゼ(α−1,3.GT)のいずれの発現も欠く、動物に由来する組織を提供する。そのような組織は、整形外科再構築および修復、皮膚修復および内部組織修復のような異種移植の分野において、または医療機器として用いることができる。上記動物はウシ、ブタまたはヒツジのような反芻動物または有蹄動物であり得る。α−1,3−GT遺伝子のいずれの機能的発現も欠く動物からの組織は、ブタ、ウシまたはヒツジのような出生前、新生、または未成熟または十分に成熟した動物から得ることができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
α−1,3−ガラクトシルトランスフェラーゼのいずれの発現も欠く動物に由来する、組織生成物を含む補綴。
【請求項2】
前記組織が硬い組織である、請求項1に記載の補綴。
【請求項3】
前記組織が柔軟な組織である、請求項1に記載の補綴。
【請求項4】
前記動物が有蹄動物である、請求項1に記載の動物。
【請求項5】
前記有蹄動物がブタ動物である、請求項4に記載の動物。
【請求項6】
前記硬い組織が骨またはその断片または誘導体である、請求項2に記載の補綴。
【請求項7】
前記柔軟な組織が皮膚、真皮、粘膜下、靭帯、腱および軟骨またはその断片もしくは誘導体よりなる群から選択される、請求項3に記載の補綴。
【請求項8】
前記組織が硬い組織および柔軟な組織の組合せである、請求項1に記載の補綴。
【請求項9】
前記組織が骨−腱−骨移植片である、請求項8に記載の組織。
【請求項10】
α−1,3−ガラクトシルトランスフェラーゼのいずれの発現も欠く動物に由来する、脱細胞化組織生成物。
【請求項11】
前記動物が有蹄動物である、請求項9に記載の組織。
【請求項12】
前記動物がブタ動物である、請求項10に記載の組織。
【請求項13】
前記組織が柔軟な組織である、請求項9に記載の脱細胞化組織。
【請求項14】
前記柔軟な組織が真皮組織である、請求項9に記載の組織。
【請求項15】
前記柔軟な組織が粘膜下組織である、請求項9に記載の組織。
【請求項16】
前記粘膜下組織が小腸から由来する、請求項11に記載の組織。
【請求項17】
足場としての、請求項9に記載の組織の使用。
【請求項18】
ヒト身体の一部を再構築し、または修復するための、α−1,3−ガラクトシルトランスフェラーゼのいずれの発現も欠く動物に由来する、組織生成物の使用。
【請求項19】
前記動物が有蹄動物である、請求項18に記載の組織。
【請求項20】
前記動物がブタ動物である、請求項18に記載の組織。
【請求項21】
前記組織がヒト整形外科的再構築または修復のために使用される、請求項18に記載の組織の使用。
【請求項22】
回旋腱板修復のための、請求項21に記載の組織の使用。
【請求項23】
骨、腱、靭帯および軟骨よりなる群から選択される組織の修復または再構築のための、請求項21に記載の組織の使用。
【請求項24】
前記組織が骨−腱−骨移植片である、請求項21に記載の組織の使用。
【請求項25】
前記組織がヒト皮膚修復のために使用される、請求項18に記載の組織の使用。
【請求項26】
前記組織がヒト軟組織の修復のために使用される、請求項18に記載の組織の使用。
【請求項27】
前記組織が脱細胞化される、請求項18に記載の組織の使用。
【請求項28】
前記組織が、ヒト身体の一部を再構築または修復するための足場として使用される、請求項27に記載の脱細胞化組織の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−529278(P2007−529278A)
【公表日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−504086(P2007−504086)
【出願日】平成17年3月17日(2005.3.17)
【国際出願番号】PCT/US2005/008838
【国際公開番号】WO2005/089411
【国際公開日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(504364367)レビビコア, インコーポレイテッド (6)
【Fターム(参考)】