説明

活性水素成分およびフォームの製造方法

【課題】硬化性に優れ、且つ、脱型時に膨れが小さく、フォーム強度が大きい硬質ポリウレタンフォームの製造方法、それに用いる活性水素成分を提供する。
【解決手段】 活性水素化合物として、多価アルコールに、各1級OH基に1モル以上の炭素数3以上の1,2−アルキレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオールにさらにエチレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオールからなり、水酸基価が200以上であり、活性水素1個あたりのエチレンオキサイドの平均付加モル数xが2以下で、1級OH化率yが20%以上で、且つ、xとyが式(2)の関係を満たすポリエーテルポリオール(a1)からなる硬質ポリウレタンフォーム製造用活性水素成分。
y≧42x0.47(1−x/41) (2)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
多価アルコールに、各1級OH基に1モル以上の炭素数3以上の1,2−アルキレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオールにさらにエチレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオールからなり、水酸基価が200以上であり、活性水素1個あたりのエチレンオキサイドの平均付加モル数xが2以下で、1級OH化率yが20%以上で、且つ、xとyが式(2)の関係を満たすポリエーテルポリオール(a1)からなる硬質ポリウレタンフォーム製造用活性水素成分。
y≧42x0.47(1−x/41) (2)
【請求項2】
アミン類に炭素数2以上のアルキレンオキサイドが付加されてなり、活性水素含有基価が200以上の活性水素化合物(b)と、多価アルコールに1級OH基1モルあたり1モル以上の炭素数3以上の1,2−アルキレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオール、および/または該ポリオールにさらにエチレンオキサイドが付加されてなるポリエーテルポリオールからなり、水酸基価が200以上であり、活性水素1個あたりのエチレンオキサイドの平均付加モル数xが2以下で、1級OH化率yが20%以上で、且つ、xとyが式(2)の関係を満たすポリエーテルポリオール(a)からなる硬質ポリウレタンフォーム製造用活性水素成分。
y≧42x0.47(1−x/41) (2)
【請求項3】
活性水素化合物(A)、有機ポリイソシアネート(B)、発泡剤(C)、ウレタン化触媒(D)、および必要に応じて添加剤(E)を加えて発泡硬化させて硬質ポリウレタンフォームを製造する方法において、(A)が請求項1記載の活性水素成分からなる硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
【請求項4】
活性水素化合物(A)、有機ポリイソシアネート(B)、発泡剤(C)、ウレタン化触媒(D)、および必要に応じて添加剤(E)を加えて発泡硬化させて硬質ポリウレタンフォームを製造する方法において、(A)が請求項2記載の活性水素成分からなる硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
【請求項5】
(a)と(b)の合計に基づく(b)の含有量が5〜80質量%である請求項4記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
【請求項6】
請求項3〜5のいずれか記載の製造方法で得られた硬質ポリウレタンフォームからなる建材用、家電用もしくは輸送機用の断熱材または構造材。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−63344(P2006−63344A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−251558(P2005−251558)
【出願日】平成17年8月31日(2005.8.31)
【分割の表示】特願2002−531241(P2002−531241)の分割
【原出願日】平成13年9月27日(2001.9.27)
【出願人】(000002288)三洋化成工業株式会社 (1,719)
【Fターム(参考)】