説明

海中の表面を洗浄するためのツールおよび方法

本発明は、海中の表面を洗浄するためのツール4であって、洗浄される表面に対して当てて、かつ好ましくは、洗浄される表面3に沿って移動するクリーニング面11を有する本体と、ツールが動作中に、および/または、開口部またはチャネルが、周囲の水がクリーニング面の中心に向かって流れ込むことができるように構成されている場合、面と洗浄される表面との間に間隙が提供されるように、本体のクリーニング面の距離制御をするための手段とを備える。さらに、クリーニング面は、水、堆積物および汚染物のための吸引排水口を備え、動作中、排水口13は吸引装置17に連結されて、水、堆積物および汚染物が、さらなる処理へと運ばれるための排水口へと引き込まれる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水面下の表面または水中の表面である海中の表面を洗浄することに関する。より詳細には、本発明は、周囲の水を汚染することなく海中の表面を洗浄するツールおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
海中の表面、例えば船体の沈水性パーツの洗浄は少しずつ注目を集めだしている。理由の1つは、航海中の摩擦を低減することに起因して燃費を改善するために船の船体を洗浄する利点である。他の理由は、投棄された軟らかいまたは硬い海中または水中の成長物だけでなく、投棄または剥がれた反付着性の化学物質、塗料、そして他の毒性かつ有害な物質によって生じる汚染である。以前、投棄された物質は、洗浄場所において、水中に残されたままだったのであり、その結果として汚染され、大きな船によって周囲が容易に渦巻かれて堆積された。特許文献1は、海中の表面を洗浄するのに有用なツールの記載および図を含むが、このツールの稼動は深刻な汚染という結果になる。
【0003】
しかし特許文献2において、噴霧ノズルと中央吸引排水口とを有するカップ形状の回転ツールの2つの実施形態が記載され、かつ洗浄のための関連方法が記載されている。一実施形態において、一体化されたノズルを有するカップは回転し、その回転は、洗浄液がノズルから噴霧されることからの推進力に起因する。他の実施形態において、ノズルを有する回転アームがカップ内を回転し、その回転は中央排水口周囲であり、その排水口周囲において、水性の洗浄液供給の配管が構成されている。このツールは、非常に良く作動することが証明されているが、非常に複雑でありそれゆえ効果であり故障になりやすい。さらに、回転する部分が大きく、回転のためのエネルギーは洗浄液の流れエネルギーからとられ、その結果、洗浄のためのエネルギーが少なくなる。そして、稼働中のツールの吸引効果は良いけれども、その稼動を容易にし、ツールがより容易に洗浄される表面を進むように改善された吸引効果が所望され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第4,926,775号
【特許文献2】国際公開第WO2009/142506号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、よりシンプルで、安価で、より確実で、改善された洗浄効果および吸引効果を有するツールに対する需要が存在する。本発明の課題は、上述の需要に対して有益であるツールおよび方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は本発明を用いて達成される。
【0007】
本発明は、海中の表面を洗浄するためのツールであって、
洗浄される表面に対して当てて、かつ好ましくは、洗浄される表面に沿って移動するクリーニング面を有する本体と、
ツールが動作中に、および/または、開口部またはチャネルが、周囲の水がクリーニング面の中心に向かって流れ込むことができるように構成されている場合、面と洗浄される表面との間に間隙が提供されるように、本体のクリーニング面の距離制御をするための手段とを備える。さらに、クリーニング面は、水、堆積物、汚染物のための吸引排水口を備え、動作中、排水口は吸引装置に連結されて、水、堆積物、および汚染物が、さらなる処理へと運ばれるための排水口へと引き込まれる。より詳細には、周囲の水は、クリーニング面の下で、吸引排水口に吸引された緩んだ物質と一緒に、引き込まれる。
【0008】
ツールは、上述の既存のツールよりもはるかに簡素な構成であり、最も簡素な実施形態は、高圧力洗浄液の噴霧のためのノズルがなく、または、例えばブラシなどの洗浄のための他の特定の手段がなく、これらの実施形態は、特に、柔らかい海洋成長物(soft marine growth)の除去に有利であり、費用が最小限に留められる必要がある場合に有利である。他の実施形態は、上述のパラメータのより多くについて、または全てに有利である。
【0009】
用語、クリーニング面とは、洗浄される表面に対して当てられる、ツールの表面または側面を意味する。この面は、しっかりと当てられるために、または、その表面からの間隙の距離が制御されているように、洗浄される表面が凹形状であるのとは異なり、平らまたはより凸形状である。開口部またはチャネルによって、洗浄される表面上にしっかりと配置できるが、多くの実施形態については、例えば、適合された堅さを有するローラー、ホイール、ボール、またはブラシなどの距離手段によって間隙が提供され、この堅さは、クリーニング面に向かって段階的または漸次的に増加することが好ましい。吸引排水口は、クリーニング面内またはその上において、同軸または中央にあることが好ましいが、必ずしもそうである必要はない。高圧力の洗浄液、好ましくは水の供給ラインは、回転する洗浄ノズルを有するツールに対して同軸および中央に配置され、回転のための高圧力スイベルが含まれていることが好ましい。クリーニング面の外周の内側において、ノズルを傾かせて、または斜めにして向け、かつ、供給パイプに傾けた角度にて、またはそれに回転可能に連結されたアームに傾けた角度に向けることにより、注入ノズルからの推進力または流れのエネルギーによってノズル、ディスク、およびブラシの回転が達成されることが好ましい。回転のための代替手段は、例えば、吸引の流れの中にある可能なタービン、回転可能なパーツまたはモータを水圧でまたは機械的に駆動するタービンに基づく。ノズルは回転可能なディスク上で回転するように配置構成可能である。クリーニング面は、周辺内部にある平らな表面を備えることが好ましく、平らなリング形状などの円形の対称形状が好ましい。動作中、平らな表面は、流れにおける低摩擦圧力に起因したベンチュリ効果に従って、表面に対して、低い圧力(underpressure)を提供し、かつツールの吸引効果を提供する。動作中、ツールの吸引効果を維持するために、吸引の流れは、可能な高圧力注入ジェット流よりも大きくなければならない。好ましくは、吸引の流れはジェット流レートよりも1.5倍かそれ以上である。平らな表面、改善された吸引効果に起因して、吸引の流れレート/ジェット流レートの比は、関連の従来技術のツールについてよりも低くすることができる。
【0010】
好ましくは、周辺の内側にある平らなリング形状の表面は、特許文献2に係るカップのエッジよりも大きく、2mm、5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、40mm、または50mmよりも広い。このリング形状の表面は、好ましくは、任意の憂慮されるジェット流/クリーニングノズルがなく、その結果、このリング形状の表面の接触効果(holding effect)が妨害されず、最大のクリーニング効果および移動の容易さが維持される。洗浄ノズルは好ましくは、この平らなリング形状の表面の接触効果を妨害しないように、この平らなリング形状の表面内部にのみ配置構成され、好ましくは、ノズルは、この平らな表面の下において、層流を実質的に妨害しないように向けられる。これらの特徴は、各々1つだけで、より好ましくは組み合わせて、首尾良い洗浄能力およびツール操作の容易さといった驚くべき効果を提供する。
【0011】
本発明のツールは、任意の稼動する組み合わせにおいて、本明細書または他で記載または図示される任意の特徴を含んでよく、そうした組み合わせは本発明の全ての実施形態である。
【0012】
本発明はまた、本発明に係るツールを用いて、海中の表面を洗浄するための方法を提供し、それは、以下の工程によって特徴付けられる。
洗浄される表面に対して、ツールのクリーニング面を当てる工程、および、クリーニング面内の吸引排水口を介して吸引の流れを起こす工程。
任意の高圧力洗浄ノズルを介して高圧力洗浄液の任意の噴霧を稼動する工程。
洗浄される表面をカバーするためにツールのクリーニング面を移動させる工程。
【0013】
ダイバー、ROV(遠隔作業機)、またはROT(遠隔作業ツール)のいずれかが、取替えまたは洗浄される表面に沿って移動させることによって、ツールを維持および操作する。この目的のために、ツールは、便利なハンドルまたは締結具を備える。
【0014】
本発明はまた、海中の表面を洗浄し、他方で、さらなる処理または分析のために、緩んだ堆積物および他の物質を回収するための、本発明にかかるツールの使用を提供する。
【0015】
本発明のさらなる実施形態は、例えば塗料の品質など、その品質を検証するための方法であって、本発明のツールを稼動することによって、表面を洗浄する工程と、緩んだ物質を回収する工程と、塗料または腐食物質が相当な量にて含まれるかどうかを見出すために、物質を分析する工程と、によって特徴付けられる。例えば、塗料が緩んで、それにより、回収された物質に含まれた場合、その塗料の質は不十分である。塗料の質、回収された物質内の塗料の量に応じて測定可能である。ツールと稼動条件は、好ましくは標準化されるが、特定的に、特定の表面に適合可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明は、図と共に例示される。
【図1】図1は、図1は、本発明によるツールを使用する方法を例示する。
【図2】図2は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【図3】図3は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【図4】図4は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【図5】図5は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【図6】図6は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【図7】図7は、本発明によるツールの実施形態を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1を参照すると、本発明の洗浄作業の実施形態を例示する。港での貨物船1が、貨物船1の海中にある表面3の洗浄に取り組むサービス船2と共に示される。洗浄ツール4は、サービス船2から操作される遠隔作業機(ROV)によって保持されるかまたはそれと共に組み立てられる。前記表面が清掃される間、洗浄ツールは、ツールの清掃面で前記表面を覆うように操作される。すべての緩んだ堆積物および他の物質は、濾過されて、それがサービス船2上に到来するときに硬い廃棄物は集められる。任意の毒性物質の濾過、紫外線放射と分離および収集のいくつかは、サービス船2上で起こることができる。図面に情報の負担をかけすぎないために、ROVおよびそれへの接続は、例示されない。図面中の上方の水平線は、海面を示す。
【0018】
図2は、洗浄面11、スペーサ枠12、バキュームホース13、吸込みノズル14、高圧ホース15、高圧入口16、高圧小径回り継ぎ手17、回転可能な高圧管18および高圧ノズル21を備える洗浄ツールを例示する。図は、汚れが吸込室14内に吸込まれてそこからバキュームホース13を通り抜けてさらなる処理のためのサービス船2に運ばれる間、回転する流体アーム18が表面3をクリーニングしている状態で、クリーニングツールがどのように作動するかについて、矢印によって説明する。ツールの外側から、水19は、吸込室内に、そしてさらにバキュームホースの全体にわたって吸引される。高圧洗浄液(すなわち水)は、サービス船上の高圧ポンプから、高圧ホース15を通ってさらに取水口16内へ、そして出口端部21にスプレーノズルを有する高圧アーム18内へ流れ込む前に高圧小径回り継ぎ手17を通って来る。ジェットノズル21の内向きのかつ傾斜した方向は、ジェット流からの力のせいで、高圧管18の回転を生じさせる。好ましくは、距離調節のための手段は、例として図示するように別々のスペーサ枠12ではなく、ホイールまたはローラーボールまたは同様のものとして清掃面上に統合される。
【0019】
図3は、吸込みホース13の下方リムに取り付けられる回転ディスク31を備える清掃面を有するツールを例示する。すべての放出された堆積物は、ディスク34の中心に向かう角度で高圧ノズル21から勢いよく流れる。ここで、それはさらなる処理のための支援船2へとバキュームホース13を通って吸引される。ジェットノズル21の角度は、ディスク31に水中の表面3を掃除することに加えて回転させる。ジェット洗浄液のための高圧ラインは、中心回り継ぎ手と共に吸入ラインに配置されることが好ましい。回転可能なディスクは、清掃面上にブラシ(好ましくは交換可能なブラシ)を含んでよい。その結果、より堅いブラシがスケールまたは他の硬い物質を除去するために用いられることができる。
【0020】
図4は、それがホイール41および吸込みホース13を有するスペーサ枠12だけを含むにままで、本発明のツールの基本的な実施形態を例示する。ツールは、汚れた表面全体を通じて操作されて、そして堆積物は、吸い上げられて、支援船のさらなる処理のための吸込みホースを通って運ばれる。この実施形態は、船体、コンクリート構造物および他の水中の表面から柔らかい海洋生長物の除去のために、十分に効果的である。
【0021】
図5は、高圧ホース15からディスク51に取り付けられるノズル21への均一な水移動を可能にするドリル孔を含むディスク51を有するツールを例示する。ノズルが可能な範囲は、表面3の均一なクリーニングを提供する。放出された堆積物およびその他の物質6は、吸込みホース13を通って、さらなる処理のためのサービス船3に運ばれる。
【0022】
図6は、その下側(清掃面)にブラシ62を有する回転ディスク61を備えたツールを例示する。ブラシを有する回転ディスクは、表面からすべての不要な物質6を除去するために表面3全体を移動する。そしてその物質は、次いで、ディスク34の中央開口部内に、さらに吸込みホース13を通って吸引される。ツールの妨害を回避するために、例示されるように、例えば、適合される剛性およびローラーホイールまたはローラーボールによってブラシに統合される距離調節のための手段は、含まれることが好ましい。ディスクが回転して、そしてベンチュリ効果による吸入効果が驚くほど良好である間、摩擦が驚くほど低いままで、表面に沿ったツールの滑りは、驚くほど容易である。クリーニングもまた、驚くほど良好である。好ましくは、回転は、ディスクに有効に接続している吸入管のタービンによって成し遂げられる。好ましくは、本発明のツールの吸入ラインの入口は、例えば、回転するディスクおよび/またはノズルに接続された軸上のタービンのためのシートを含む。
【0023】
図7は、タービン/モータ70によって駆動される回転ディスク71を有するツールを例示する。そのクリーニング・ジェットが回転のための手段でないから、これは、ディスク/プレートがいずれの方向においても回転することを可能にする。ディスクの下側で多くのノズル21が集積されて、ノズルは高圧水によって表面3を勢いよく洗い流す。他の図と同様に、すべての緩んだファウリング/物質6は、高圧水ジェットによって水中の表面から除去されて、ディスク71の中央部34の吸入部に吸い込まれる。それからあと、ファウリングは、支援船2の船上でのさらなる処理のための吸込みホース13を通って吸引される。この解決法の大きな利点は、すべてのノズルのエネルギーがクリーニングのために使われるよりはむしろ、ジェットがディスクを回転させることにエネルギーを解き放つのではないから、クリーニングがより効率的であるということである。その後、より少ないクリーニング圧力および流れが必要である。そして、ディスクをドリフトさせるモータ/タービンを制御することによってディスクの回転を制御することは、可能である。タービンおよび回転ディスクは、共通の中央軸配置されることが好ましい。
【0024】
本発明のツール、方法および使用は、本文書において記載されまたは例示される特徴の任意のる有効な組み合わせを含んでよく、そしてその組み合わせは、本発明の実施形態である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
海中の表面を洗浄するためのツールであって、
洗浄される表面に対して当てて、かつ好ましくは、前記洗浄される表面に沿って移動もするクリーニング面を有し、前記面は凸状のまたは前記洗浄される表面に対応する形状を有する本体と、
前記ツールが動作中に、および/または、周囲の水が前記クリーニング面の中心に向かって流れ込むことができるように開口部またはチャネルが構成される場合に、前記面と前記洗浄される表面との間に間隙が提供されるように、前記本体の前記クリーニング面の距離制御をするための手段と、を備え、
前記クリーニング面は、水、堆積物および汚染物のための吸引排水口を備え、動作中に前記排水口は、吸引装置に連結されて、水、堆積物および汚染物が、さらなる処理へと運ばれるための前記排水口へと引き込まれる、ことを特徴とする、ツール。
【請求項2】
前記面は、周辺の内側にある平らな表面を備え、動作中に前記平らな表面は、ベンチュリ効果に従って、前記表面に対して、低い圧力を提供し、かつ前記ツールの吸引効果を提供する、ことを特徴とする、請求項1に記載のツール。
【請求項3】
前記面は、周辺の内側にあるが、しかし前記排水口の外側にある、平らな表面であり、動作中に前記平らな表面は、ベンチュリ効果に従って、前記表面に対して、低い圧力を提供し、かつ前記ツールの吸引効果を提供する、ことを特徴とする、請求項1に記載のツール。
【請求項4】
前記面は、中央チャンバを備え、洗浄液供給ラインは、前記チャンバおよび面の中央に配置され、スイベルを中心に回転可能であり、アームは、中央の回転可能な供給ラインから半径方向に延び、洗浄ノズルは、前記アーム上に配置され、前記チャンバ内において、前記洗浄される表面において、内側に傾けた角度に傾いた方向に向けられている、ことを特徴とする、請求項1に記載のツール。
【請求項5】
前記距離制御をするための手段は、前記ツールの周辺の内側にある平らなリング形状の表面上に、ローラーボールを備える、ことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のツール。
【請求項6】
前記ツールは、前記面上に配置された、例えば、前記ツールの周辺の内側にある平らなリング形状の回転可能な、または回転不可能な表面上に配置された洗浄ブラシを備え、前記ブラシは、距離制御をするためだけの手段として、あるいは、機械的または研磨の洗浄効果を提供することに加えて距離制御をするための追加手段として機能してよく、好ましくは高圧力ノズルもまた前記クリーニング面上またはその中に配置される、ことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のツール。
【請求項7】
前記クリーニング面は、円盤形状の表面(ディスク)を備え、前記ディスクは、内側の端部において、高圧力の洗浄液供給に連結され、かつ、外側の端部において、前記洗浄される表面に向けられた高圧力ノズルとして形成されかつ向けられる、穴を含む、ことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のツール。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のツールを用いて、海中の表面を洗浄するための方法であって、
洗浄される表面に対して、前記ツールのクリーニング面を当てる工程、および、前記クリーニング面内の吸引排水口を通して吸引の流れを起こす工程と、
任意の高圧力洗浄ノズルを通して高圧力洗浄液の任意の噴霧を稼動する工程と、
前記洗浄される表面をカバーするために前記ツールのクリーニング面を移動させる工程と、を含むことを特徴とする、方法。
【請求項9】
例えば塗料の品質など、表面上の品質を検証するための方法であって、本発明のツールを稼動することによって、前記表面を洗浄する工程と、緩んだ物質を回収する工程と、塗料または腐食物質が相当な量にて含まれるかどうかを見出すために、前記物質を分析する工程と、好ましくは前記量を計る工程と、を含むことを特徴とする、方法。
【請求項10】
海中の表面を洗浄し、他方で、さらなる処理または分析のために、緩んだ堆積物および他の物質を回収するための、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のツールの使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2013−518761(P2013−518761A)
【公表日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−551613(P2012−551613)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際出願番号】PCT/EP2011/051521
【国際公開番号】WO2011/095531
【国際公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(512189174)
【出願人】(512189185)
【Fターム(参考)】