説明

液晶表示装置

【課題】重ねられる液晶パネルの位置合わせを容易に行うことができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】液晶表示装置は、第1下基板14が第1上基板12からずれて突出する第1突出部16を有する第1液晶パネル10と、第1突出部16の第1突出表面18に搭載された半導体チップ20と、第2下基板30が第2上基板28からずれて突出する第2突出部34を有する第2液晶パネル26と、第2突出部34の第2上基板28の側を向く第2突出表面36に設けられたアライメントマーク38と、を有し、アライメントマーク38は、半導体チップ20の上面の外形に沿った形状を有し、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26が予め決められた相対的位置にあるときに、第2突出部34を透過して第2突出表面36に現れる半導体チップ20の外形に沿って、アライメントマーク38が位置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、画像の立体表示の要求に応える製品が開発されており、携帯電話や携帯用情報端末等の中小型用機器としては、裸眼視するために視差バリア用液晶パネルを備えた液晶表示装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−294862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液晶表示パネルと視差バリア用液晶パネルの位置合わせは、それぞれに設けたアライメントマークによって行っていた。アライメントマークは、それぞれのガラス基板に形成されている。そのため、液晶表示パネルと視差バリア用液晶パネルを重ねたときに、両者間に介在する偏光板や接着層などによって、それぞれのアライメントの間隔が深さ方向に離れてしまう。カメラ等のデバイスでそれぞれのアライメントマークを見たときに焦点が合わず像がぼけてしまうことがあった。結果として、液晶表示パネルと視差バリア用液晶パネルとの位置合わせを高精度に行うことが困難だった。
【0005】
本発明は、重ねられる液晶パネルの位置合わせを容易に行うことができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る液晶表示装置は、液晶を挟むための第1上基板及び第1下基板を有し、前記第1下基板は前記第1上基板からずれて突出する第1突出部を有する第1液晶パネルと、前記第1突出部に搭載された半導体チップと、液晶を挟むための第2上基板及び第2下基板を有し、前記第2下基板は前記第2上基板からずれて突出する第2突出部を有する第2液晶パネルと、前記第2突出部に設けられたアライメントマークと、を有し、前記第1液晶パネル及び前記第2液晶パネルは、前記第1突出部及び前記第2突出部が重なるように配置され、前記アライメントマークは、前記半導体チップの上面の外形に沿った形状を有し、前記半導体チップの前記外形に沿って、前記アライメントマークが位置することを特徴とする。本発明によれば、半導体チップの上面の外形とアライメントマークとを合わせて、第1液晶パネル及び第2液晶パネルの位置合わせを行う。半導体チップの上面は、第1突出部よりも高い位置にあるので、アライメントマークが設けられている第2突出部に近い。したがって、カメラ等のデバイスの焦点を合わせ易いので、重ねられる第1液晶パネル及び第2液晶パネルの位置合わせを容易に行うことができる。
【0007】
(2)(1)に記載された液晶表示装置において、前記半導体チップの前記外形は長方形であり、前記アライメントマークは、前記長方形の角部に対応するL字の切り欠きを有するLマークを含み、前記Lマークは前記長方形の対角それぞれの外側に位置することを特徴としてもよい。
【0008】
(3)(2)に記載された液晶表示装置において、前記アライメントマークは、前記長方形の長辺に対応する直線マークを含み、前記直線マークは前記長方形の前記長辺の外側に位置することを特徴としてもよい。
【0009】
(4)(2)又は(3)に記載された液晶表示装置において、前記第2液晶パネルの前記第2突出部に取り付けられたフレキシブル配線基板を有し、前記アライメントマークは、前記フレキシブル配線基板との重複を避けて配置され、前記半導体チップの一部と重なるように前記フレキシブル配線基板が配置され、前記フレキシブル配線基板との重複から外れた前記半導体チップの部位の外側に前記アライメントマークが位置することを特徴としてもよい。
【0010】
(5)(1)から(4)のいずれか1項に記載された液晶表示装置において、前記第1液晶パネルは、液晶表示パネルであり、前記第2液晶パネルは、前記液晶表示パネルに表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするための視差バリア用液晶パネルであることを特徴としてもよい。
【0011】
(6)(1)から(4)のいずれか1項に記載された液晶表示装置において、前記第1液晶パネルは、液晶表示パネルであり、前記第2液晶パネルは、前記液晶表示パネルに表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするためのレンチキュラーレンズ用液晶パネルであることを特徴としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態に係る表示装置の平面図である。
【図2】図1に示す液晶表示装置のII−II線断面図である。
【図3】実施形態の変形例1に係る液晶表示装置を示す平面図である。
【図4】実施形態の変形例2に係る液晶表示装置を示す平面図である。
【図5】実施形態の変形例3に係る液晶表示装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の平面図である。図2は、図1に示す液晶表示装置のII−II線断面図である。
【0014】
液晶表示装置は、第1液晶パネル10を有する。第1液晶パネル10は、液晶表示パネルである。液晶表示パネルは、TN(Twisted Nematic)型、STN(Super Twisted Nematic)型、VA(Vertical Alignment)方式、IPS(In-Plane Switching)方式など、構造や方式に限定されない。第1液晶パネル10は、図示しない液晶を挟むための第1上基板12及び第1下基板14を有する。第1上基板12及び第1下基板14は、それぞれ、ガラスなどからなる透明の基板である。第1下基板14はTFT(Thin Film Transistor)基板であり、第1上基板12はカラーフィルタ基板である。第1下基板14の下には図示しない偏光板を貼り付けてもよい。
【0015】
第1下基板14は、第1上基板12からずれて突出する第1突出部16を有する。第1突出部16の第1上基板12の側を向く第1突出表面18に、半導体チップ20が搭載されている。半導体チップ20は、集積回路チップであり、液晶の駆動回路を内蔵している。
【0016】
図1に示すように、半導体チップ20の上面の外形は長方形である。半導体チップ20の周囲には、第1下基板14に形成された図示しない配線を覆って保護するために、樹脂22(例えばシリコーン樹脂)が設けられている。この樹脂22は、半導体チップ20の側面には接触しているが、半導体チップ20の上面よりも低く設けられている。また、樹脂22と半導体チップ20の上面とは異なる色であるため、視覚的に両者を区別できるようになっている。また、第1液晶パネル10の第1突出表面18に、第1フレキシブル配線基板24が取り付けられている。第1フレキシブル配線基板24は、第1液晶パネル10を外部と電気的に接続するためのものであり、半導体チップ20と電気的に接続されるようになっている。第1フレキシブル配線基板24は、半導体チップ20よりも、第1下基板14の外端近くに取り付けられている。
【0017】
本実施形態に係る液晶表示装置は、立体画像表示を可能にするものである。詳しくは、人の左右の目に異なる二次元画像を認識させ、その二つの二次元画像を基に、脳が三次元空間を構築する。そのため、第1液晶パネル10には、左眼画像と右眼画像が表示される。
【0018】
液晶表示装置は、第2液晶パネル26を有する。第2液晶パネル26は、視差バリア方式(パララックスバリア方式)によって、第1液晶パネル10に表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするための視差バリア用液晶パネルである。視差バリア方式(パララックスバリア方式)とは、画像の表示面に縦縞状のフィルタ(視差バリア)を重ねることで、左目には左目用の映像だけが、右目には右目用の映像だけが映るようにする方式である。
【0019】
あるいは、第2液晶パネル26は、レンチキュラー方式によって、第1液晶パネル10に表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするためのレンチキュラーレンズ用液晶パネルであってもよい。レンチキュラーレンズ用液晶パネルは、液晶によってレンチキュラーレンズを形成するパネルであり、例えば、WO2007/072289号公報に開示されている。なお、液晶によってマイクロレンズを形成することは、特開平10−239676号公報及び特開2009−48078号公報に開示されている。
【0020】
第2液晶パネル26も、TN(Twisted Nematic)型、STN(Super Twisted Nematic)型、VA(Vertical Alignment)方式、IPS(In-Plane Switching)方式など、構造や方式に限定されない。第2液晶パネル26は、図示しない液晶を挟むための第2上基板28及び第2下基板30を有する。
【0021】
第2上基板28及び第2下基板30は、それぞれ、ガラスなどからなる透明の基板である。第2上基板28及び第2下基板30の一方はTFT(Thin Film Transistor)基板である。第2上基板28の上には図示しない偏光板を貼り付けてもよい。なお、第1上基板12と第2下基板30の間には偏光板32が配置されている。
【0022】
第2下基板30は、第2上基板28からずれて突出する第2突出部34を有する。第2突出部34の第2上基板28の側を向く第2突出表面36には、アライメントマーク38が設けられている。アライメントマーク38は、第2上基板28に形成する配線や絶縁膜と同時に形成してもよく、例えば、配線と同じ金属から形成してもよいし、印刷によってインクで形成してもよい。アライメントマーク38は、半導体チップ20の上面の外形に沿った形状を有する。図1に示す例では、アライメントマーク38は、長方形の角部に対応するL字の切り欠きを有するLマーク40を含む。4つのLマーク40のL字が、半導体チップ20の上面を内側に含む大きさの仮想上の長方形の角部を描いている。
【0023】
第2液晶パネル26の第2突出表面36に第2フレキシブル配線基板42が取り付けられている。アライメントマーク38は、第2フレキシブル配線基板42との重複を避けて配置されている。
【0024】
第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26は、重なるように配置され、例えば紫外線硬化性の樹脂からなる接着層44によって両者が接着されている。詳しくは、第1下基板14と第2下基板30の間に第1上基板12が位置しており、第1上基板12(あるいは偏光板32)と第2下基板30の間に接着層44が介在している。
【0025】
第1突出部16及び第2突出部34が重なるように配置されている。第2下基板30が光透過性基板であるため、第2突出部34を透過して第2突出表面36に半導体チップ20の上面を視覚的に認識することができる。図1に示すように、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26が予め決められた相対的位置(完成品として正常な位置)にあるときに、第2突出部34を透過して第2突出表面36に現れる半導体チップ20の外形に沿って、アライメントマーク38が位置する。具体的には、Lマーク40は長方形の全ての角の外側に位置している。
【0026】
本実施形態によれば、半導体チップ20の上面の外形とアライメントマーク38とを合わせて、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行う。詳しくは、半導体チップ20の上面の外形が描く長方形の長手方向に対称に位置する一対のLマーク40の中央に半導体チップ20の上面を配置することで、長方形の長手方向に、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行うことができる。また、長方形の短手方向に対称に位置する一対のLマーク40の中央に半導体チップ20の上面を配置することで、短手方向に、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行うことができる。さらに、長方形の対角線の方向に対称に位置する一対のLマーク40に対向するように半導体チップ20の上面の対角を配置することで、長方形の中心周りの回転方向のズレを修正でき、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行うことができる。
【0027】
図2に示すように、半導体チップ20の上面は、第1突出表面18よりも高い位置にあるので、アライメントマーク38が設けられている第2突出表面36に近い。また、半導体チップ20の上面を位置合わせに使用しており、その周囲のシリコーン樹脂などの樹脂22を透過させて歪んだ像は使用しない。したがって、カメラ46等のデバイスの焦点を合わせ易いので、重ねられる第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを容易に行うことができる。
【0028】
図3は、実施形態の変形例1に係る液晶表示装置を示す平面図である。この例では、一対のLマーク140が長方形の対角それぞれの外側に位置している。また、アライメントマーク138は、長方形の長辺に対応する直線マーク146を含む。これによれば、半導体チップ20の上面の外形が描く長方形の短手方向に対称に位置する一対の直線マーク146の中央に半導体チップ20の上面を配置することで、短手方向に、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行うことができる。また、長方形の対角線の方向に対称に位置する一対のLマーク140に対向するように半導体チップ20の上面の対角を配置することで、回転方向のズレを修正でき、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26の位置合わせを行うことができる。さらに、一対のLマーク140は、長方形の中心周りに回転対称の位置にあるため、長方形の長手方向に、一対のLマーク140の中央に半導体チップ20の上面を配置することで、長手方向の位置合わせを行うことができる。
【0029】
図4は、実施形態の変形例2に係る液晶表示装置を示す平面図である。この例では、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26が予め決められた相対的位置にあるときに、第2突出部34を透過して第2突出表面36に現れる半導体チップ20の角部と重なるように第2フレキシブル配線基板242が配置されている。また、第2フレキシブル配線基板242との重複から外れた半導体チップ20の部位の外側にアライメントマーク238が位置する。この例では、図3に示す変形例1と比べて、半導体チップ20の上面が描く長方形の一方の長辺側にのみ直線マーク246が配置されている。一対のLマーク240は、長方形の中心周りに回転対称の位置にあるため、長方形の短手方向に、一対のLマーク240の中央に半導体チップ20の上面を配置することで、短手方向の位置合わせを行うことができる。直線マーク246は、一方のLマーク240のL字の一端から、長手方向の延長線上にあり、Lマーク240を使用した位置合わせで補助的に使用される。
【0030】
図5は、実施形態の変形例3に係る液晶表示装置を示す平面図である。この例では、第1液晶パネル10及び第2液晶パネル26が予め決められた相対的位置にあるときに、第2突出部34を透過して第2突出表面36に現れる半導体チップ20の角部を避けた部位(例えば長方形の一方の長辺側の端部)と重なるように第2フレキシブル配線基板342が配置されている。その他の構造は、図4に示す変形例2で説明した内容が該当する。
【0031】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
【符号の説明】
【0032】
10 第1液晶パネル、12 第1上基板、14 第1下基板、16 第1突出部、18 第1突出表面、20 半導体チップ、22 樹脂、24 第1フレキシブル配線基板、26 第2液晶パネル、28 第2上基板、30 第2下基板、32 偏光板、34 第2突出部、36 第2突出表面、38 アライメントマーク、40 Lマーク、42 第2フレキシブル配線基板、44 接着層、46 カメラ、138 アライメントマーク、140 Lマーク、146 直線マーク、238 アライメントマーク、240 Lマーク、242 第2フレキシブル配線基板、246 直線マーク、342 第2フレキシブル配線基板。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶を挟むための第1上基板及び第1下基板を有し、前記第1下基板は前記第1上基板からずれて突出する第1突出部を有する第1液晶パネルと、
前記第1突出部に搭載された半導体チップと、
液晶を挟むための第2上基板及び第2下基板を有し、前記第2下基板は前記第2上基板からずれて突出する第2突出部を有する第2液晶パネルと、
前記第2突出部に設けられたアライメントマークと、
を有し、
前記第1液晶パネル及び前記第2液晶パネルは、前記第1突出部及び前記第2突出部が重なるように配置され、
前記アライメントマークは、前記半導体チップの上面の外形に沿った形状を有し、
前記半導体チップの前記外形に沿って、前記アライメントマークが位置することを特徴とする液晶表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載された液晶表示装置において、
前記半導体チップの前記外形は長方形であり、
前記アライメントマークは、前記長方形の角部に対応するL字の切り欠きを有するLマークを含み、
前記Lマークは前記長方形の対角それぞれの外側に位置することを特徴とする液晶表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載された液晶表示装置において、
前記アライメントマークは、前記長方形の長辺に対応する直線マークを含み、
前記直線マークは前記長方形の前記長辺の外側に位置することを特徴とする液晶表示装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載された液晶表示装置において、
前記第2液晶パネルの前記第2突出部に取り付けられたフレキシブル配線基板を有し、
前記アライメントマークは、前記フレキシブル配線基板との重複を避けて配置され、
前記半導体チップの一部と重なるように前記フレキシブル配線基板が配置され、前記フレキシブル配線基板との重複から外れた前記半導体チップの部位の外側に前記アライメントマークが位置することを特徴とする液晶表示装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載された液晶表示装置において、
前記第1液晶パネルは、液晶表示パネルであり、
前記第2液晶パネルは、前記液晶表示パネルに表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするための視差バリア用液晶パネルであることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか1項に記載された液晶表示装置において、
前記第1液晶パネルは、液晶表示パネルであり、
前記第2液晶パネルは、前記液晶表示パネルに表示された左眼画像と右眼画像を分離して裸眼立体視を可能にするためのレンチキュラーレンズ用液晶パネルであることを特徴とする液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−88481(P2013−88481A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−226109(P2011−226109)
【出願日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【出願人】(502356528)株式会社ジャパンディスプレイイースト (2,552)
【Fターム(参考)】