説明

滅菌器のモニタリングならびに制御システムおよび方法

滅菌システムをモニターおよび/または制御するためのシステムおよび方法が提供される。要約して記載すると、基本設計概念において、このシステムは、以下のように履行され得る。電流変換器が、照射供給源のための電力の供給源に作動可能に接続される。電力メーターが、この電力の供給源に作動可能に接続される。この電力メーターもまた、電力変換器と作動可能に接続される。この電力メーターは、電力の供給源をモニターするように設計され、照射供給源が所望の用量を提供するのを確実にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(技術分野)
本発明は、一般に、医療用梱包コンポーネントを滅菌するためのシステムに関し、そして、より詳細には、この滅菌システムをモニタリングおよび/または制御するためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
(背景)
大用量の照射は微生物を殺傷する。最近、医療産業は、熱および蒸気に基づくような伝統的な滅菌システムにそれら自身を供しない医療用製品を滅菌するために照射を導入している。特別の興味は、シリンジおよび血液輸液セットのようなプラスチックの使い捨て可能な物、ならびに心臓−肺機械および腎臓透析ユニットのような複雑な機器に焦点をあてている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
電子ビーム照射滅菌は、照射を基礎にした滅菌システムの1つのタイプである。滅菌の質は、殺傷ゾーンに付与される照射の用量によって決定される。この用量は、ビーム電流、電子エネルギー、およびビーム走査システムパラメーターのような因子によって決定される。殺傷ゾーン中の用量は、殺傷ゾーン近傍の領域に用量メーターを取り付けること、および、読み取った用量読み取り値について、この用量読み取り値を既知の実際の死滅率と関係付けることによって推定され得る。あるいは、用量メーターは、予備生産稼動における殺傷ゾーンに付与され得る。しかし、生産稼動を通じて梱包コンポーネントに付与される用量メーターを読み取ることに依存する滅菌方法は、不便でかつ高価である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(要約)
本発明は、滅菌システムをモニタリングおよび/または制御するためのシステムおよび方法を提供する。簡単に説明すれば、基本設計概念において、このシステムは、以下のように履行され得る。電流変換器は、照射供給源のための電力の供給源と作動可能に接続される。電力メーターは、この電力の供給源と作動可能に接続される。この電力メーターはまた、上記電流変換器と作動可能に接続される。上記電力メーターは、上記電力の供給源をモニターするように設計され、上記照射供給源が所望の用量を提供することを確認する。
【0005】
本発明はまた、滅菌システムをモニタリングおよび/または制御するための方法を提供すると考えられる。この観点から、この方法は、以下の工程によって広範に要約され得る:(1)電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定する工程;(2)この電力供給源の電圧を決定する工程;および(3)上記照射供給源によって提供される所望の殺傷率を確認するために電流および電圧をモニタリングする工程。
【0006】
本発明はまた、滅菌器を制御するためのコンピュータープログラムと考えられ得る。このプログラムは:(1)殺傷ゾーンを決定するためのロジック;(2)複数の滅菌照射供給源入力電力について、上記殺傷ゾーンにおける殺傷率もを決定するためのロジック;(3)所望の殺傷率を決定するためのロジック;(4)この所望の殺傷率を達成するために必要な入力電力を決定するためのロジック;(5)この入力電力をセットするためのロジック;および(6)上記所望の殺傷率を確認するために上記入力電力をモニターするためのロジックを含む。
【0007】
本発明のその他のシステム、方法、特徴、および利点は、以下の図面および詳細な説明の吟味の際に当業者に明らかであるか、または明らかになる。すべてのこのようなさらなるシステム、方法、特徴、および利点は、本明細書内に含まれ、そして本発明の範囲内にあり、そして以下の請求項によって保護されることが意図される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1は、滅菌システム100の図解表示である。滅菌システム100は、コンベアシステム102、照射システム104、およびコントロールシステム112を含む。このコンベアシステム102は、薬物梱包コンポーネント120を輸送するように設計されている。この薬物梱包コンポーネント120は、薬物溶液コンテナ120aおよびスリーブアセンブリ120bを含む。図1は、このコンベアシステム102の正面図およびこの照射システム104の正面図を示す。滅菌システム100はまた、高電圧電源106、低電圧電源108、および電力モニタリングシステム110を含む。電力モニタリングシステム110およびコントロールシステム112は、ネットワーク114を経由して通信し得る。
【0009】
コンベアシステム100は、矢印118によって示される方向に移動するトラック116を含む。このトラック116は、薬物梱包コンポーネント120を運搬する。照射システム114は、照射供給源122を含む。照射供給源122は、主要シールド124中に囲まれている。主要シールド124は、キャビティー126を規定する。薬物梱包コンポーネント120は、トラック116上を運搬されて、キャビティー126を通り、そこで、このコンポーネント120は、照射供給源122によって生成される滅菌照射130に曝される。
【0010】
照射供給源122は、高電圧電源106によって電力を与えられ、そして配線128によって電源106に接続されている。高電圧電源は、(図1中では単一の配線として、そして図5では複数の配線として示される)配線130を経由して低電圧電源108によって電力を与えられる。配線130は、電力モニタリングシステム110によってモニターされる。コントロールシステム112は、滅菌システム100を制御するために用いられ得る。特に、コントロールシステム112は、薬物梱包コンポーネント120に付与される滅菌照射130の用量を制御するために用いられ得る。コントロールシステム112は、電力モニタリングシステム110によって提供されるデータを用いて用量を制御し得る。その他の実施形態では、滅菌システム100は、照射130の所定の用量を送達するように設計され得、そしてシステム100は、この所定の用量が薬物梱包コンポーネント120に送達されるのを確認するためにモニターされる。
【0011】
図2は、図1のコンベアシステム102および照射システム104の第1の側面図である。図2において、トラック116は、矢印118(図1)によって示されるような移動のとき、看者に向かって移動すると見られ得る。薬物梱包コンポーネント120の2つの部分、薬物溶液コンテナ120aおよびスリーブアセンブリ120bが図2に示されている。照射供給源122はピボット206を含む。ピボット206は、照射供給源122を、図2の示される第1の位置を含む複数の位置と、図3に示される第2の位置との間に移動させる。
【0012】
薬物溶液コンテナ120aは、第1のトレイ202aによってトラック116上に支持され得る。スリーブアセンブリ120bは、第2のトレイ202bによってトラック116上に支持され得る。照射130に向けるように曝されることが意図されない薬物溶液コンテナ120aの部分は、第1のシールド204aによって保護され得る。同様に、照射130に向けるように曝されることが意図されないスリーブ120bの部分は、第2のシールド204bによって保護され得る。
【0013】
図3は、図1のコンベアシステム102および照射システム104の第2の側面図である。図3は、照射130が、薬物溶液コンテナ120aの部分に向けられている第2の位置にある照射供給源122を示す。
【0014】
図4Aおよび4Bは、図1の薬物梱包コンポーネント120の拡大図である。図4Aは、ポートアセンブリ402および部材404を含む薬物溶液コンテナ120aを示す。ポートアセンブリ402は、図4Aにおいて、側面図406aおよび正面図406bで示される。メンブレン404の内側にあるポートアセンブリ402の部分は、図4Aにおいて点線で示される。第1の斜線領域408は、ポートアセンブリ402の部分であって、その上に、用量メーターが、ポートアセンブリ402の斜線領域408で受けられる照射のレベルを決定するために配置され得る。照射によって滅菌されているコンポーネントに適用され得る用量メーターは、当業者に公知である。ポートアセンブリ402の第2の斜線領域410は、薬物梱包システムのアセンブリを終了する前に、滅菌されることが所望されるポートアセンブリ402の部分である。この薬物梱包システム(図示せず)は、アセンブルされた医療用梱包コンポーネント120である。
【0015】
図4Bは、スリーブアセンブリ120bを、側面図412aおよび正面図412bで示す。第3の斜線領域414は、スリーブアセンブリ120aの部分であって、その上に、用量メーターが、スリーブアセンブリ120bの第3の斜線領域414で受けられる照射のレベルを決定するために配置され得る。スリーブアセンブリ120bの第4の斜線部分416は、薬物梱包システムのアセンブリを終了する前に、滅菌されることが所望されるスリーブアセンブリ120bの部分である。
【0016】
図5は、図1の滅菌システム100のいくつかのコンポーネントの接続ダイヤグラムを示す。図5は、コントロールシステム112、ネットワーク114、モニタリングシステム110、低電圧電源108および高電圧電源106、配線128、および照射供給源122を示す。さらに、図5は、低電圧電源108と高電圧電源106との間に通常提供される切断502および回路保護504を示す。低電圧電源108は、3相208Vの電源を提供し得る。高電圧電源106は、125kVの電源を提供し得る。
【0017】
モニタリングシステム110は、電流変換器506、ショートブロック508、およびワットメーター510を含む。ワットメーター510は、電流接続ポート510a、電圧接続ポート510b、およびコントロール接続ポート510cを含む。ワットメーター510には、コントロールシステム112とネットワーク114を通じて通信するための入力出力(I/O)カード512が提供され得る。ワットメーター510にはまた、ランプ514およびディスプレイ516が接続され得る。ワットメーター510は、代表的には、ニュートラル518および接地520のような種々の電気的参照点に接続される。
【0018】
電流変換器506は、当該技術分野で公知の任意の電流変換器であり得、例えば、制限されないで、パーツ番号CR%A−SFT−201を有し、そして200:5の電流変換比を有する、CR、Magnetics電流変換器であり得る。ショートブロック508は、当該技術分野で公知の任意のショートブロックであり得、例えば、制限されないで、CR、Magneticsパーツ番号IKU6Sであり得る。ワットメーター510は、当該技術分野で公知の任意のワットメーターであり得、例えば、制限されないで、パーツ番号1404−M4−05A−ENTを有する、Allen Bradley PowerMonitor 3000であり得る。I/Oカード512は、ネットワーク114とワットメーター510と適合する任意の入力/出力カードであり得、例えば、制限されないで、ワットメーター510と一体で提供され得るEhternet I/Oである。ディスプレイ516は、ワットメーター510と適合する任意のディスプレイであり得、例えば、制限されないで、パーツ番号1404−DMを有する、Allen Bradleyのディスプレイモジュールであり得る。
【0019】
電流変換器506のような電流変換器が、稼動される開放回路である場合、装置および作業者に結果として損傷をともなう、極度に高い電圧が生成され得る。結果として、ワットメーター510aのような負荷を除去する前に、電流変換器は、短絡されるべきである。電流変換器506を短絡する1つの方法は、負荷が除去されるとき、変換器506を自動的に短絡するショートブロック508の使用による。
【0020】
1つの実施形態では、コントロールシステム112は、コンピューター中に取り込まれる。図6は、コントロールシステム112を取り込むコンピューター600のブロックダイヤグラムである。本発明のコントロールシステム112は、ソフトウェア(例えば、ファームウェア)、ハードウェア、またはそれらの組み合わせで履行され得る。現在企図される最良のモードでは、コントロールシステム112は、ソフトウェア中で実行可能なプログラムとして履行され、そしてパーソナルコンピューター(PC;IBM−コンパチブル、Apple−コンパチブル、またはその他)のような1つ以上の特別の目的または汎用目的のデジタルコンピューター(単数または複数)、パーソナルデジタルアシスタント、ワークステーション、ミニコンピューター、またはメインフレームコンピューターによって実行される。本発明のコントロールシステム112を履行し得る汎用目的モンピューターの例が、図6に示される。コントロールシステム112は、汎用目的コンピューターのような、しかしそれに制限されない任意のコンピューターに存在し得るか、またはその中に存在する部分を有し得る。従って、図6のコンピューター600は、コントロールシステム112が存在または部分的に存在する任意のコンピューターの代表であり得る。
【0021】
一般に、図6に示されるようなハードウェア基本設計概念に関し、コンピューター60は、プロセッサー602、メモリー604、およびローカルインターフェース608を経由して通信接続されている1つ以上の入力および/または出力(I/O)デバイス606(または周辺機器)を含む。このローカルインターフェース608は、例えば、制限されないで、当該技術分野で公知の1つ以上のバス、またはその-他のワイヤまたはワイヤレス接続であり得る。このローカルインターフェース608は、コントローラー、バッファー(キャッシュ)、ドライバー、リピーター、およびレシーバーのような単純さのために省略されているさらなるエレメントを有し得、通信を可能にする。さらに、このローカルインターフェース608は、アドレス、コントロール、および/またはデータ接続を含み得、その他のコンピューターコンポーネント間の適切な通信を可能にする。
【0022】
プロセッサー602は、ソフトウェア、特に、メモリー604に記憶されたソフトウェアを実行するためのハードウェアデバイスである。プロセッサー602は、任意のカスタムメイドまたは市販され入手可能なプロセッサー、中央プロセッシングユニット(CPU)、コンピューター600と接続されるいくつかのプロセッサー間の補助プロセッサー、半導体ベースのマイクロプロセッサー(マイクロチップまたはチップセットの形態にある)、マクロプロセッサー、または一般にソフトウェア指令を実行するための任意のデバイスであり得る。適切な市販され入手可能なマイクロプロセッサーの例は以下である:Hwelett−Packard CompanyからのPA−RISCシリーズ、Intel Corporationからの80×86またはPentium(登録商標)シリーズマイクロプロセッサー、IBMからのPowerPCマイクロプロセッサー、Sun Microsystems、Inc.からのSparkマイクロプロセッサー、またはMotorola Corporationからの68×××シリーズマイクロプロセッサー。
【0023】
メモリー604は、揮発性メモリーエレメント(例えば、ランダムアクセスメモリー(DRAM、SRAM、SDRAMなどのようなRAM))および不揮発性メモリー要素(例えば、ROM、ハードドライブ、テープ、CDROMなど)の任意の1つまたは組み合わせを含み得る。さらに、メモリー604は、電子的、磁性、光学的、および/またはその他のタイプの貯蔵媒体を取り込み得る。メモリー604は、種々のコンポーネントが互いに遠隔に位置するが、プロセッサー602によってアクセスされ得る、分散された基本設計概念を有し得る。
【0024】
ソフトウェアメモリー604は、各々が論理的機能を履行するための実行可能な指令の順序立てたリストを含む1つ以上の分離されたプログラムを含み得る。図6の例では、メモリー604中のソフトウェアは、本発明によるコントロールシステム112および適切なオペレーティングシステム(O/S)612を含む。適切な市販され入手可能なオペーティングシステム612の例の非網羅的なリストは以下のようである:(a)Microsoft Corporationから入手可能なWindows(登録商標)オペレーティングシステム;(b)Novell、Inc.から入手可能なNetwareオペレーティングシステム;(c)Apple Computer、Inc.から入手可能なMacintoshオペレーティングシステム;(d)Hewlett−Packard Company、Sun Microsystems、Inc.およびAT&T Corporationのような多くのベンダーからの購買のために利用可能なUNIX(登録商標)オペレーティングシステム;(e)Internet上で容易に利用可能なフリーウェアであるLINUXオペレーティングシステム;(f)WindRiver Systems、Inc.からのランタイムVxworskオペレーティングシステム;または(g)ハンドヘルドコンピューターまたはパーソナルデジタルアシスタント(PDA)内で履行されるような器具をベースにしたオペレーティングシステム(例えば、Palm Computing、Inc.から入手可能なPalmOS、およびMicrosoft Corporationから入手可能なWindows(登録商標)CE)。このオペレーションシステム612は、コントロールシステム112のようなその他のコンピュータープログラムの実行を本質的に制御し、そしてスケジューリング、入力−出力制御、ファイルおよびデータ管理、メモリー管理、ならびに通信制御および関連サービスを提供する。
【0025】
コントロールシステム112は、ソースプログラム、実行可能なプログラム(オブジェクトコード)、スクリプト、または実施されるべき指令のセットを含む任意のその他の実体であり得る。このコントロールシステムがソースプログラムであるとき、このプログラムは、コンパイラ、アセンブラ、インタプリタなどを経由して翻訳され得、これらは、O/S612と適切に接続されて作動するようにメモリー604内に含まれてもよく、含まれなくてもよい。さらに、コントロールシステム112は、(a)データおよび方法のクラスを有するオブジェクト指向のプログラミング言語、または(b)例えば、制限されないで、C、C++、Pascal、Basic、Fortran、Cobol、Perl、Java(登録商標)、およびAdaである、ルーチン、サブルーチン、および/または機能を有する手順プログラミング言語として書かれ得る。1つの実施形態では、このコントロールシステム112は、C++で書かれている。
【0026】
I/Oデバイス606は、入力デバイス、例えば、制限されないでキーボード、マウス、スキャナー、マイクロフォン、およびタッチスクリーンを含み得る。さらに、I/Oデバイス606はまた、例えば、制限されないで、プリンター、バーコードプリンター、ディスプレイなどである出力デバイスを含み得る。最後に、このI/Oデバイス606は、例えば、制限されないで、モジュレーター/デモジュレーター(モデム;別のデバイス、システム、またはネットワークにアクセスするため)、トランシーバー、電話インターフェース、ブリッジ、ルーターなどである入力および出力の両方を通信するデバイスをさらに含み得る。
【0027】
コンピューター600がPC、ワークステーション、PDAなどである場合、メモリー604中のソフトウェアは、基礎の入力出力システム(BIOS)をさらに含み得る(図6には示さず)。このBIOSは、スタートアップ時にハードウェアを初期化および試験し、O/S612をスタートし、そしてハードウェアデバイス間のデータ移動を支持する必須のソフトウェアのセットである。このBIOSは、ROM中に記憶され、その結果、このBIOSは、コンピューター600が起動するときに実行され得る。
【0028】
コンピューター600が稼動しているとき、プロセッサー602は、メモリー604内に記憶されたソフトウェアを実行するように構成され、メモリー604に、かつそれからデータを通信し、そしてソフトウェアに追従するコンピューター600の稼動を一般に制御する。コントロールシステム112およびO/S612は、全体または一部が、代表的には後者がプロセッサー602によって読み取られ、おそらく、プロセッサー602内のバッファーに取り込まれ、そして次に実行される。
【0029】
コントロールシステム112がソフトウェア中で履行されるとき、図6に示されるように、コントロールシステム112は、任意のコンピューター関連システムまたは方法によるか、またはそれと組合せた使用のために、任意のコンピューター読み出し可能な媒体上に記憶され得る。本明細書の文脈では、コンピューター読み出し可能な媒体は、任意の電気的、磁性、光学的、または、その他のデバイスもしくはコンピューター関連システムもしくは方法によるかまたはそれと組み合わせた使用のためにコンピュータープログラムを含むかまたは記憶し得るその他の物理的デバイスである。コントロールシステム112は、コンピューターベースのシステム、プロセッサーを含むシステム、または指令実行システム、装置もしくはデバイスから指令を取り出し得、そしてこれら指令を実行するような、指令実行システム、装置、またはデバイスによるか、またはそれと組合せた使用のために、コンピューター読み出し可能な媒体中に具現化され得る。このコンピューター読み出し可能な媒体は、例えば、制限されないで、電子的、磁性、光学的、赤外、または半導体システム、装置、デバイス、または伝播媒体であり得る。コンピューター読み出し可能な媒体のより詳細な例(非網羅的なリスト)は、以下を含み得る:1つ以上のワイヤを有する電気的接続(電子回路)、ポータブルコンピューターディスケット(磁性)、ランダムアクセスメモリー(RAM)(電子回路)、読み出し専用メモリー(ROM)(電子回路)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリー(EPROM、EEPROM、またはフラッシュメモリー)(電子回路)、光ファイバー(光学)、およびポータブルコンパクトディスクメモリー(CDROM)(光学)。このコンピューター読み出し可能な媒体は、その上にプログラムがプリントされる紙または別の適切な媒体でさえあり得ることに注意のこと。なぜなら、プログラムが、例えば、この紙またはその他の媒体の光学的走査を経由して電子的に捕捉され得、次に、必要であれば、適切な様式でコンパイル、解釈またはそうでなければ処理され、そして次いでコンピューターメモリー中に記憶されるからである。
【0030】
コントロールシステム112がハードウェア中で履行される別の実施形態では、コントロールシステム112は、当該技術分野で各々が周知である以下の技術のいずれか、またはその組み合わせで履行され得る:データ信号に対し論理機能を履行するための論理ゲートを有する別個の論理回路(単数または複数)、適切な組み合わせ論理ゲートを有するアプリケーション特異的集積回路(ASIC)、プログラム可能なゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)など。
【0031】
図7は、コントロールシステム112の見本の実施形態700を示すフローチャートである。図7のような図におけるプロセスの記載またはブロックは、プロセス中の特定の論理機能またはステップを履行するための1つ以上の実行可能な指令を含むモジュール、セグメント、またはコードの部分を表し、そして代替の履行が、本発明の実施形態の範囲内に含まれ、そこでは、当業者に理解され得るように、関与する機能性に依存して、実質的に同時または逆の順序で、機能が示されまたは論議される順序からはずれて実行され得ることを理解すべきである。
【0032】
見本の実施形態700のブロック702では、コントロールシステム112は、殺傷ゾーンを決定する。この殺傷ゾーンは、梱包システムのアセンブリの前に滅菌されなければならない薬物梱包コンポーネント120の部分である。この殺傷ゾーンは、例えば、制限されないで、第2および第4の斜線領域410および416であり得る。この殺傷ゾーンは、それらにともなう保証パーセンテージを有し得る。この保証パーセンテージは、任意の規定された領域内の有害微生物が殺傷される確実性の程度を提供する。コントロールシステム112が殺傷ゾーンを決定するデータは、コンピューターI/Oデバイス606を経由してシステム112に提供され得る。
【0033】
ブロック704では、見本の実施形態700は、種々の滅菌照射供給源122入力電力について殺傷ゾーン中の殺傷率を決定する。コントロールシステム112が殺傷率を決定するデータは、コンピューターI/Oデバイス606を経由してシステム112に提供され得る。例えば、第2および第4の斜線領域410および416に位置する用量メーターは、予備稼動で殺傷ゾーンに付与される滅菌照射130の用量を決定し得る。この殺傷ゾーンに付与される用量は、当業者に公知のように、殺傷率に相関され得る。次に、この用量を付与するために必要な電力が殺傷率に相関され得る。その他の実施形態では、第1および第3の斜線領域408および414に付与される用量は、用量メーターを領域408および414に固定することによって決定され得る。薬物梱包コンポーネント120が滅菌システム100を通過した後、実際の殺傷率が第2および第4の斜線領域410および416について決定され得る。用量メーターの読み取り値が、次いで、入力電力および実際の殺傷率に相関され得る。
【0034】
ブロック706では、見本の実施形態700は、所望の殺傷率を決定する。コントロールシステム112が所望の殺傷率を決定するデータは、コンピューターI/Oデバイス606を経由してシステム112に提供され得る。入力されるデータは、単純に殺傷率であり得る。しかし、このデータはまた、基準に合致する必要な殺傷率とともに、政府組織によって公表されたような相関する滅菌基準のための表または専門システムのようなより多くの要約情報であり得る。
【0035】
ブロック708では、見本の実施形態700は、所望の殺傷率を達成するために必要な入力電力を決定する。この入力電力は、ブロック702で測定されたデータを参照することによって決定され得る。ブロック710では、見本の実施形態700は、入力電力をセットし、所望の殺傷率を達成する。この入力電力は、当業者に公知の種々の様式で制御され得る。ブロック712では、見本の実施形態700は、入力電力をモニターし、殺傷ゾーンにおける殺傷率を確認する。
【0036】
任意の好適な実施形態を含む本発明の説明された実施形態は、履行の単なる可能な例であり、本発明の原理の明瞭な理解のために単に提示されていることが強調されるべきである。多くの変更および改変が、本発明の思想および原理から実質的に逸脱することなく、本発明の説明された実施形態になされ得る。すべてのこのような改変および変更は、本開示および本発明の範囲内に含まれ、そして以下の請求項によって保護されることが意図される。
【0037】
本発明は、以下の図面を参照してより良く理解され得る。図面中のコンポーネントは、必ずしもスケール通りではなく、その代わり、本発明の原理を説明する際に、強調が配置されている。さらに、図面では、同様の参照番号は、いくつかの図を通じて対応するパーツを指定している。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は、滅菌システムの図解表示である。滅菌システムは、コンベアシステム、照射システム、およびコントロールシステムを含む。このコンベアシステムは、薬物梱包コンポーネントを輸送するように設計されている。この薬物梱包コンポーネントは、スリーブアセンブリおよび薬物溶液コンテナを含む。図1は、このコンベアシステムの正面図およびこの照射システムの正面図を示す。
【図2】図2は、図1のコンベアシステムおよび照射システムの第1の側面図である。
【図3】図3は、図1のコンベアシステムおよび照射システムの第2の側面図である。
【図4A】図4Aは、図1の薬物梱包コンポーネントの拡大図である。図4Aは、ポートアセンブリを含む薬物溶液コンテナを示す。
【図4B】図4Bは、図1の薬物梱包コンポーネントの拡大図である。図4Bは、スリーブアセンブリを示す。
【図5】図5は、図1の滅菌システムのいくつかのコンポーネントの接続ダイヤグラムを示す。
【図6】図6は、図1のコントロールシステムの実施形態を示す。
【図7】図7は、図1のコントロールシステムのフローチャートを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
滅菌器をモニターするためのシステムであって:
電流変換器であって、照射供給源の電力の供給源と作動可能に接続されている電流変換器;および
電力メーターであって、該電力の供給源と作動可能に接続され、ここで、該照射供給源が所望の用量を提供することを確実にするために該電力の供給源をモニターするように設計されている、電力メーター、を備える、システム。
【請求項2】
前記照射供給源が、電子ビーム照射供給源である、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項3】
前記電流変換器が、前記電力供給源と前記照射供給源との間の電気配線を取り囲む、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項4】
前記電力供給源が、3つの500ボルトより少ない3相電力供給源である、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項5】
前記電力メーターが、前記電流変換器から第1の信号を受け、該第1の信号が、前記電力供給源から第2の電力供給源に流れる電流の指標であり、該電力メーターが第2の信号を受け、該第2の信号が第1の電力供給源の電圧の指標である、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項6】
前記電力メーターが、前記電力供給源が、前記照射供給源に所望の電力を提供しない場合、アラーム信号を提供するよう設計されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項7】
前記所望の用量が、梱包コンポーネントの部分の上の有害微生物を殺傷するに十分な用量である、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項8】
前記電力メーターが、入力/出力カードを含み、ここで、該入力/出力カードが、ネットワークと通信するように設計されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項9】
第2および第3の電流変換器をさらに備え、ここで、前記電力の供給源が電力の3相供給源であり、そして第1の変換器が第1相を取り囲み、該第2の変換器が第2相を取り囲み、そして第3の変換器が第3の相を取り囲む、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項10】
第2の電力供給源をさらに備え、ここで、第1の電力供給源が低電圧供給源であり、そして該第2の電力供給源が高電圧供給源であり、ここで、第2の電力供給源が前記照射供給源に電力を与えるに十分な電圧を提供するように設計されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項11】
コントロールシステムをさらに備え、該コントロールシステムが、所望の用量に基づき前記電力供給源の出力をセットするように選択されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項12】
コントロールシステムをさらに備え、該コントロールシステムが、所望の殺傷率を確実にするために前記電力供給源をモニターするように選択されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項13】
前記電力メーターが、前記電流変換器と作動可能に接続されている、請求項1に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項14】
滅菌器をモニターするためのシステムであって:
電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定するための手段;
該電力供給源の電圧を決定するための手段;および
所望の殺傷率が該照射供給源によって提供されるのを確実にするために該電流および該電圧をモニターするための手段、を備える、システム。
【請求項15】
前記照射供給源が、電子ビーム照射供給源である、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項16】
前記電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定するための手段が、前記電力供給源と前記照射供給源との間の電気配線を電流変換器で取り囲むことを含む、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項17】
前記電力供給源が、500ボルトより少ない3相電力供給源である、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項18】
前記電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定するための手段が電力メーターを含み、該電力メーターは、前記電流変換器から第1の信号を受け、該第1の信号が、前記電力供給源から第2の電力供給源に流れる電流の指標であるよう設定されており、該電力メーターが第2の信号を受け、該第2の信号が第1の電力供給源の電圧の指標であるように設計されている、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項19】
前記所望の殺傷率を確実にするために電流および電圧をモニターするための手段が、前記電力供給源が前記照射供給源に所望の電力を提供しない場合、アラーム信号を提供するよう設計されている電力メーターを含む、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項20】
前記所望の殺傷率が、梱包コンポーネントの部分の上の有害微生物を殺傷するに十分な用量である、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項21】
前記所望の殺傷率を確実にするために電流および電圧をモニターするための手段が、入力/出力カードの使用を含み、ここで、該入力/出力カードが、ネットワークと通信するように設計されている、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項22】
前記電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定するための手段が、第1、第2および第3の電流変換器の使用を含み、ここで、該電力の供給源が3相電力供給源であり、そして第1の変換器が第1相を取り囲み、該第2の変換器が第2相を取り囲み、そして第3の変換器が第3の相を取り囲む、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項23】
前記電力供給源が、第2の電力供給源に電力を提供する第1の電力供給源であり、ここで、第1の電力供給源が低電圧供給源であり、そして該第2の電力供給源が高電圧供給源であり、ここで、第2の電力供給源が前記照射供給源に電力を与えるに十分な電圧を提供するように設計されている、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項24】
所望の用量に基づいて前記電力供給源の出力をセットする手段をさらに備える、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項25】
前記所望の殺傷率を確実にするために電流および電圧をモニターするための手段が、コントロールシステムを備える、請求項14に記載の滅菌器をモニターするためのシステム。
【請求項26】
滅菌器を制御するためのコンピューター読み出し可能な媒体であって:
殺傷ゾーンを決定するためのロジック;
複数の滅菌照射供給源入力電力について該殺傷ゾーン中の殺傷率を決定するためのロジック;
所望の殺傷率を決定するためのロジック;
所望の殺傷率を達成するために必要な入力電力を決定するためのロジック;該入力電力をセットするためのロジック;および
該所望の殺傷率を確実にするために該入力電圧をモニターするためのロジックを備える、コンピューター読み出し可能な媒体。
【請求項27】
前記殺傷ゾーンが、梱包システムのアセンブリの前に滅菌されなければならない、医療用梱包コンポーネントの部分である、請求項26に記載の滅菌器を制御するためのコンピューター読み出し可能な媒体。
【請求項28】
前記殺傷ゾーン中の殺傷率を決定するためのロジックが、前記入力電力にともなう実際の殺傷率を決定するための用量メーターの使用を含む、請求項26に記載の滅菌器を制御するためのコンピューター読み出し可能な媒体。
【請求項29】
前記殺傷率が、基準に合致することが要求される殺傷率に基づく、請求項26に記載の滅菌器を制御するためのコンピューター読み出し可能な媒体。
【請求項30】
滅菌器を制御するためのシステムであって:
殺傷ゾーンを決定するための手段;
複数の滅菌照射供給源入力電力について該殺傷ゾーン中の殺傷率を決定するための手段;
所望の殺傷率を決定するための手段;
所望の殺傷率を達成するために必要な入力電力を決定するための手段;該入力電力をセットするための手段;および
該所望の殺傷率を確実にするために該入力電圧をモニターするための手段を備える、システム。
【請求項31】
前記殺傷ゾーンが、梱包システムのアセンブリの前に滅菌されなければならない、医療用梱包コンポーネントの部分である、請求項30に記載のシステム。
【請求項32】
前記殺傷ゾーン中の殺傷率を決定するための手段が、前記入力電力にともなう実際の殺傷率を決定するための用量メーターの使用を含む、請求項30に記載のシステム。
【請求項33】
前記殺傷率が、基準に合致することが要求される殺傷率に基づく、請求項30に記載のシステム。
【請求項34】
滅菌器をモニターするための方法であって:
電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定する工程;
該電力供給源の電圧を決定する工程;および
所望の殺傷率が該照射供給源によって提供されるのを確実にするための電流および電圧をモニターする工程を包含する、方法。
【請求項35】
前記照射供給源が、電子ビーム照射供給源である、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項36】
前記電流が、前記電力供給源と前記照射供給源との間の電気配線を電流変換器で取り囲むことによって決定される、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項37】
前記電力供給源が、500ボルトより少ない3相電力供給源である、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項38】
前記電力メーターが、前記電流変換器から第1の信号を受け、該第1の信号が、前記電力供給源から第2の電力供給源に流れる電流の指標であり、該電力メーターが第2の信号を受け、該第2の信号が第1の電力供給源の電圧の指標である、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項39】
前記所望の殺傷率を確実にするための電流および電圧をモニターする工程が、前記電力供給源が前記照射供給源に所望の電力を提供しない場合、アラーム信号を提供するよう電力メーターを設計することを包含する、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項40】
前記所望の殺傷率が、梱包コンポーネントの部分の上の有害微生物を殺傷するに十分な照射用量である、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項41】
前記所望の殺傷率を確実にするための電流および電圧をモニターする工程が、入力/出力カードの使用を含み、ここで、該入力/出力カードが、ネットワークと通信するように設計されている、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項42】
前記電力供給源によって照射供給源に提供される電流を決定する工程が、
第1、第2および第3の電流変換器の使用を含み、ここで、該電力供給源が3相電力供給源であり、そして第1の変換器が第1相を取り囲み、該第2の変換器が第2相を取り囲み、そして第3の変換器が第3の相を取り囲む、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項43】
前記電力供給源が、第2の電力供給源に電力を提供する第1の電力供給源であり、ここで、第1の電力供給源が低電圧供給源であり、そして該第2の電力供給源が高電圧供給源であり、ここで、第2の電力供給源が前記照射供給源に電力を与えるに十分な電圧を提供するように設計されている、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項44】
所望の用量に基づき前記電力供給源の出力をセットする工程をさらに包含する、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項45】
前記所望の殺傷率を確実にするための電流および電圧をモニターする工程が、コントロールシステムの使用を含む、請求項34に記載の滅菌器をモニターするための方法。
【請求項46】
滅菌器をモニターする方法であって:
電源を提供する工程;
該滅菌器が能動である場合、第1の時間の期間の間の該電源の電流を決定する工程;
該第1の時間の期間の間の該電源の電圧を決定する工程;
該第1の期間の間に達成された殺傷率を決定する工程;
該滅菌器が能動である場合、該第2の時間の期間の間の電流および電圧を記録する工程;
第2の時間の期間の間の殺傷率を確実にするために該記録された電流および電圧を用いる工程を包含する、方法。
【請求項47】
前記電源が低電圧電源である、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。
【請求項48】
前記電源が、500ボルトより小さい、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。
【請求項49】
前記電源の電流が、電流変換器を用いて決定される、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。
【請求項50】
電源メーターが、前記電流および電圧を記録する、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。
【請求項51】
前記電流および電圧が、前記殺傷率を確実にするには不十分である場合、アラームを提供する工程をさらに包含する、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。
【請求項52】
前記殺傷率が、梱包コンポーネントの部分の上の有害微生物を殺傷するに十分な殺傷率である、請求項46に記載の滅菌器をモニターする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2006−507023(P2006−507023A)
【公表日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2003−583495(P2003−583495)
【出願日】平成15年4月7日(2003.4.7)
【国際出願番号】PCT/US2003/010773
【国際公開番号】WO2003/086482
【国際公開日】平成15年10月23日(2003.10.23)
【出願人】(591013229)バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド (448)
【氏名又は名称原語表記】BAXTER INTERNATIONAL INCORP0RATED
【Fターム(参考)】