説明

炊飯器

【課題】ふきこぼれの課題をなくし炊飯火力を下げることなく正確な微圧をかけて炊くことで食味を向上させ、蒸気排出方向を決めることで周囲に結露を生じない炊飯器を提供することを目的とする。
【解決手段】蒸気筒7が、蒸気筒ケース8と、蒸気筒ケース8から突出する蒸気排出筒9と、開閉自在に蒸気排出筒9を覆う蒸気弁10と、蒸気弁10の一方方向に設けられた軸部11とを有し、蒸気弁10は軸部11を中心に回動し、蒸気弁10に傘部12を形成し傘部12の端面は蒸気排出筒9との接触面より低い位置に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
炊飯中に、澱粉の溶出物であるオネバが蒸気とともに外部に吹き出すふきこぼれを防止するために、従来から炊飯器の蓋にオネバ捕捉ケースを含む蒸気筒を設けることが行なわれている(例えば、特許文献1、2参照)。
【特許文献1】特開平10−201620号公報
【特許文献2】特開2000−300427号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一般的に、炊飯中に適度な微圧をかけて炊くと、ご飯に適度な甘味と粘りが出て、食味の良いご飯が出きる事が知られている。古くから「おいしいご飯の炊き方」は、竃で炊いたご飯を基に伝承されており、この竈でも重い木蓋を用いることにより前記条件を満たすことができる。しかし、圧力がかかりすぎると、ご飯の粘りが強くなり好ましいご飯が炊けなくなる。従って、好ましい食味の炊飯をする一要素として正確な微圧を与えて炊飯することが必要となる。
【0004】
しかしながら蒸気筒により微圧をかける場合には、蒸気筒内部で開口部を錘等により閉止しなければならず、閉止した部分の圧力上昇で錘が持ち上げられた時、蒸気が一気に蒸気筒部を通過するため、お米の澱粉質と水が混ざったオネバが蒸気とともに外部へ噴出し、ふきこぼれが発生するという課題があった。
【0005】
そのため、前記ふきこぼれを防止するために炊飯火力を下げなければならなくなり、結果的には食味を悪化させる原因となっていた。
【0006】
また、球体の錘を円筒形の蒸気排出筒へ乗せて閉止する為、蒸気が四方八方へ噴出してしまい、炊飯器の周囲に結露するという課題もあった。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ふきこぼれの課題をなくし炊飯火力を下げることなく正確な微圧をかけて炊くことで、食味を向上させ、蒸気排出方向を決めることで、周囲に結露を生じない炊飯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明は、炊飯器本体と、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋に設けられた鍋内の蒸気を外部に排出する蒸気排出口と、前記蒸気排出口に設けられた蒸気筒とを備え、前記蒸気筒は、蒸気筒ケースと、前記蒸気筒ケースから突出する蒸気排出筒と、開閉自在に前記蒸気排出筒を覆う蒸気弁と、前記蒸気弁の一方方向に設けられた軸部とを有し、前記蒸気弁は前記軸部を中心に回動し、前記蒸気弁に傘部を形成し前記傘部の端面は前記蒸気排出筒との接触面より低い位置に設けられる炊飯器である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の炊飯器は、ふきこぼれを無くし、正確な微圧を実現することができ、食味を向上させることができ、蒸気弁排出方向の規制により蒸気を一定方向へ排出し、周囲の結露を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
第1の発明は、炊飯器本体と、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋に設けられた鍋内の蒸気を外部に排出する蒸気排出口と、前記蒸気排出口に設けられた蒸気筒とを備え、前記蒸気筒は、蒸気筒ケースと、前記蒸気筒ケースから突出する蒸気排出筒と、開閉自在に前記蒸気排出筒を覆う蒸気弁と、前記蒸気弁の一方方向に設けられた軸部とを有し、前記蒸気弁は前記軸部を中心に回動し、前記蒸気弁に傘部を形成し前記傘部の端面は前記蒸気排出筒との接触面より低い位置に設けられる炊飯器である。これにより、鍋内の圧力が目標圧力(竃炊きにおける微圧)に到達した際に、蒸気弁が自動的に蒸気排出筒から排出される蒸気により回動して持ち上げられ蒸気が噴出する。このとき、蒸気排出筒と前記傘部がオーバーラップしているため、噴出した蒸気は蒸気弁に設けられた傘部により下方向に屈曲し、前記傘部と蒸気排出筒の間を通過する間に蒸気の流速が落ちるとともにオネバと蒸気の分離が行われ、蒸気のみが蒸気筒の穴部から排出されるため、ふきこぼれに対する耐性を向上させることができ、さらに、軸部で蒸気弁の開放方向を規制することで蒸気を一定方向方へ排出させることができる。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、蒸気筒ケース下面に蒸気筒ケースに滞留したオネバを鍋へ還流する還流弁を備えた炊飯器である。これにより、炊飯中に蒸気筒ケースに溜まったオネバを蒸らし中に鍋内へ還流させ、蒸気筒のお手入れを向上させることができる。また、オネバの泡の発生も防ぐことができる為、耐ふきこぼれ性能も向上させることができる。
【0012】
第3の発明は、第1の発明において、蒸気弁の上端を外気に露出させた炊飯器である。これにより、蒸気弁が外気によって冷やされ、オネバ成分の泡をつぶすことができるため、更にふきこぼれに対する耐性を向上させることができる。
【0013】
第4の発明は、第1の発明において、蒸気弁と蒸気排出筒の当接部が略平面である炊飯器である。これにより、蒸気弁と蒸気排出筒の当接部でオネバ成分の泡をつぶすことができるため、更にふきこぼれを強くすることができる。
【0014】
第5の発明は、第1の発明において、蒸気弁と蒸気排出筒は複数個の点で当接する請求項1記載の炊飯器である。これにより、鍋内の圧力が目標圧力(竃炊きにおける微圧)到達するまでにも、鍋内の蒸気を外部に放出することを実現し、鍋内の目標圧力に到達するまでの過程における急激な圧力上昇を防止すると共に、鍋内を適度な水分量に保つことができる。また、点支持にすることにより、蒸気弁のオネバによる固着を防ぐことができる。また、蒸気弁が固着した際も、蒸気排出筒と蒸気弁の隙間から蒸気を排出することができ、炊飯各工程において鍋内の急激な圧力上昇を防止し、炊飯器の安全性を向上させることができる。
【0015】
第6の発明は、第1の発明において、蒸気弁の回動量を規制する規制リブを蒸気弁に設けた炊飯器である。これにより、リブで規制することで蒸気弁の動きを安定させることができる。
【0016】
第7の発明は、第1の発明において、蒸気弁に下方向のリブを設けた炊飯器である。これにより、蒸気筒ケース内に流入した蒸気が蒸気筒外に排出される間の経路を複雑にすることで、オネバと水蒸気の分離を促進し、さらにふきこぼれに対する耐性を向上させることができる。
【0017】
第8の発明は、第1の発明において、蒸気排出筒と蒸気弁の当接部の一部の隙間が広くなっている炊飯器である。これにより、一定方向からの蒸気流量が多くなり、更に一定方
向へ蒸気を排出することができる。
【0018】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1、図2、図3を参照しながら説明する。1は炊飯器の本体で、着脱自在の鍋2を内装している。さらに鍋2の上面を覆う蓋3が開閉自在に設置されている。また4は鍋2を加熱する鍋加熱手段である鍋コイル、鍋2の温度を検知する鍋温度検知手段5を本体1内部に配置している。6は蓋3に設けられた鍋2内で発生した蒸気を外部へ排出する蒸気排出口、7は、前記蒸気排出口6に着脱自在に設けられ前記蒸気排出口6を閉止する蒸気筒である。
【0019】
蒸気筒7は、蒸気筒ケース8と、前記蒸気筒ケース8から突出し、鍋2から発生した蒸気を蒸気筒ケース8内に導入する蒸気排出筒9と、前記蒸気排出筒9を閉止し且つ可動可能な蒸気弁10と、蒸気弁10に形成された蒸気弁10の動きを規制する軸部11と、蒸気弁10に形成された傘部12と傘部12の下方にリブ13が設けられている。
【0020】
前記軸部11は蒸気弁10の一方方向に設けられ、軸11を中心に蒸気弁10が開閉する。蒸気筒ケース8は蒸気弁10の軸部11と略反対側の容積が大きくなるように構成している。また、蒸気排出筒9と蒸気弁10の軸部11と反対側の隙間14を広くし、この隙間14からの蒸気排出量を増やすことで、更に蒸気を蒸気筒ケース8の容積の大きい方向へ蒸気を送ることができる。
【0021】
また、蒸気弁10の軸部11は蒸気筒7に対して炊飯器本体1の前側に設けられている。蒸気筒ケース8の上面には蒸気筒ケース8に流入した蒸気を大気に放出する蒸気口15が設けられている。また、蒸気筒ケース8の下面には蒸気筒ケース8内に貯留したオネバを還流する還流弁16が設けられ、オネバを鍋2へ戻るようにしている。
【0022】
蒸気筒ケース8には蒸気口15外周部に規制リブ17が2ヶ所設けられ、蒸気弁10が蒸気の静圧及び動圧により持ち上げられても、前記規制リブ17が前記蒸気弁10の上がりすぎを防止し蒸気通路を確保することができるため鍋2内の圧力が必要以上に上がることを防ぐため動作が安定化する。
【0023】
また、蒸気排出筒9の先端は、蒸気弁を支持する点18を設け、蒸気弁の固着を防ぐと共に、固着した場合でも蒸気排出筒9内の蒸気を通過させ、鍋2内の圧力が異常に高くなることを防いでいる。
【0024】
蒸気排出筒9と蒸気弁10に形成された傘部11の端面は、前記蒸気排出筒9と蒸気弁10の接触部より低く位置させることにより、蒸気排出筒9の側面と蒸気弁10の傘部12がオーバーラップするようにしている。
【0025】
蒸気弁10の天面は前記蒸気口15より露出している。即ち、蒸気筒ケース8に入った蒸気は、蒸気口15と蒸気弁10の側面を通過して外気へ放出されることとなる。
【0026】
19は円柱状のマグネットで蒸気筒7の下部に設けられたマグネットケース20の中に設けられたマグネット通路21内に動作可能に設置されている。22は、リードスイッチ等でできた磁気検知装置で、マグネット19の位置を検知するものである。
【0027】
上記の構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2へ入れ、本体1の所定の状態に内装する。炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると炊飯工程は、浸水、炊き上げ、蒸らしの各工程で進行する。
【0028】
炊飯が進行して炊き上げ工程に到り、鍋2内の米及び水が沸騰すると、鍋内の内圧が上がり、その圧力が所定の値に達すると蒸気弁10が動作し、鍋2内の蒸気が蒸気排出筒9を及び前記傘部12及び蒸気排出筒9の側面をコの字上に通過し蒸気筒ケース8内に導入される。
【0029】
そのとき、軸部11を中心に蒸気弁10が開閉することにより、蒸気筒ケース8の容積の大きい方へ蒸気が流れる。そして、蒸気筒ケース8内に蒸気が一旦滞留した後、蒸気は蒸気口15と蒸気弁10の側面を通過して外気へ放出される。
【0030】
このとき、蒸気筒ケース8の容積の大きい方へ蒸気を流すことで容積の飽和を防ぐことができるため、耐ふきこぼれ性能を向上することができる。
【0031】
さらに、軸部11が蒸気筒7に対して炊飯器本体1の前側に設けられているため、蒸気弁10は炊飯器本体1の後方側に開閉することとなり、蒸気筒7から排出される蒸気は炊飯器本体1の後方側に流れるため、炊飯器本体1の前方にいる使用者の方に蒸気が流れず、安全性も向上する。
【0032】
炊飯中は蒸気の他、澱粉粒の混じったオネバが蒸気の中に混在するが、前記の蒸気の通過過程でオネバは取り除かれる。即ち蒸気排出筒9と蒸気弁10の間は蒸気が蒸気弁10を押し上げながら通過するため、蒸気の流速は極めて速い。この蒸気は蒸気排出筒9と傘部12のオーバーラップしている部分を通過するため、蒸気はコの字に流れ流速が減衰する。オーバーラップ部を出た蒸気は蒸気筒ケース8内に誘導され、且つリブ13の周囲をコの字状に誘導され、蒸気口15と蒸気弁10の側面を通過して外気へ放出されるため、蒸気は複雑な経路を通過することとなる。また、蒸気は蒸気筒ケース8の容積の大きい方へ促され、蒸気の流速が落ち、比重の大きなオネバが分離され、蒸気筒ケース8の下部に配置している還流弁16から鍋2へ戻ることでオネバの泡の発生を防ぐことができ、耐ふきこぼれ性能を向上することができる。また、蒸気口15と蒸気弁10の側面間の面積が小さいため、前記蒸気筒ケース8内の蒸気は滞留し、さらに蒸気の流速が落ち比重の大きなオネバが分離され蒸気のみが外気へ放出される。
【0033】
また、蒸気弁10の天面を外気に露出させることで泡状に発達したオネバの泡を冷却し、つぶすことができるため、更に耐ふきこぼれ性能を向上することができる。
【0034】
鍋2内に投入された米と水の割合で水が多い場合、米から流出した澱粉粒が泡(泡状のオネバ)となり、前記泡が成長し蒸気筒7に達する場合がある。前記、泡状のオネバが蒸気筒に達すると蒸気筒7内での蒸気とオネバの分離が困難となりふきこぼれが発生する場合がある。
【0035】
上記の状態となった場合、オネバの泡が蒸気筒7に達する前に、蒸気筒7の下部に設けられたマグネットケース20内の傾斜面のあるマグネット通路21内に前記オネバの泡が到達し、マグネット19とマグネット通路21の隙間をオネバの泡が塞ぐ状態となる。前記マグネット通路21とマグネット19の隙間が塞がれる事で、鍋2内の圧力が上昇することによりマグネット19が動作し、前記磁気検知装置22がマグネット19の動作を検知し所定時間鍋加熱手段の通電を止めることによりふきこぼれを防止することができる。
【0036】
即ち、これまで説明したように、圧力をかけながらふきこぼれにも強くした蒸気筒7をそなえ、前記蒸気筒7でも対応できない、ふきこぼれが発生しそう場合マグネット19及び磁気検知装置22で構成されたふきこぼれ検知機能によりふきこぼれが未然に防ぐことができ、食味とふきこぼれを両立することができる。
【0037】
また、鍋内の微圧制御は、パスカルの原理より、鍋内の圧力をP、蒸気弁10の質量をW、蒸気排出筒の開口面積をAとした場合下記の式が成り立つ。
【0038】
P=W/A
即ち、上記式より鍋2内の微圧の制御は蒸気弁10の質量及び蒸気排出筒9の開口面積により決めることができる。蒸気排出筒9は成型にて加工するため前記蒸気排出筒9の開口面積は容易に安定させることができる。従って、蒸気弁10の質量管理を行うことで鍋2内の圧力制御は容易に行うことができる。
【0039】
鍋2内の圧力を変化させた時の食味を確認したところ、ご飯の甘味及び粘りは、鍋2内の圧力が上がると向上し食味にも好影響を与えるが、鍋2内の圧力が0.8(kPa)を超えるとご飯のベタツキが目立ち始め、食味に悪影響をおよぼした。従って、鍋内の微圧は0.2〜1(kPa)望ましくは0.3〜0.5(kPa)の内圧で炊飯すると食味が向上するものであった。本実施の形態の蒸気弁10の質量は2.5g蒸気排出筒9の面積は72mmで鍋2内の内圧は約0.34(kPa)に設定している。
【0040】
上記微圧にて炊飯し、鍋2内の水が無くなると蒸らし工程に移る。蒸らし工程に移ると鍋2内の内圧が下がり蒸気筒ケース8内に貯留されたオネバは還流弁16を介して鍋2内に還流するため蒸気筒ケース内8にオネバが残留することは無い。こうして蒸らし工程が所定時間経過後炊飯を終了するものである。
【産業上の利用可能性】
【0041】
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、ふきこぼれの課題を無くし正確な調圧を実現することで食味を向上させることができるので、家庭用、業務用などにかかわらず炊飯器全般に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施の形態1における部分主要拡大図
【図3】本発明の実施の形態1における部分主要拡大図のA−A断面図
【符号の説明】
【0043】
1 炊飯器本体
2 鍋
3 蓋
4 鍋加熱手段
6 蒸気排出口
7 蒸気筒
8 蒸気筒ケース
9 蒸気排出筒
10 蒸気弁
11 軸部
12 傘部
13 リブ
14 隙間
16 還流弁
17 規制リブ
18 点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
炊飯器本体と、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋に設けられた鍋内の蒸気を外部に排出する蒸気排出口と、前記蒸気排出口に設けられた蒸気筒とを備え、前記蒸気筒は、蒸気筒ケースと、前記蒸気筒ケースから突出する蒸気排出筒と、開閉自在に前記蒸気排出筒を覆う蒸気弁と、前記蒸気弁の一方方向に設けられた軸部とを有し、前記蒸気弁は前記軸部を中心に回動し、前記蒸気弁に傘部を形成し前記傘部の端面は前記蒸気排出筒との接触面より低い位置に設けられる炊飯器。
【請求項2】
蒸気筒ケース下面に蒸気筒ケースに滞留したオネバを鍋へ還流する還流弁を備えた請求項1記載の炊飯器。
【請求項3】
蒸気弁の上端を外気に露出させた請求項1記載の炊飯器。
【請求項4】
蒸気弁と蒸気排出筒の当接部が略平面である請求項1記載の炊飯器。
【請求項5】
蒸気弁と蒸気排出筒は複数個の点で当接する請求項1記載の炊飯器。
【請求項6】
蒸気弁の回動量を規制する規制リブを蒸気弁に設けた請求項1記載の炊飯器。
【請求項7】
蒸気弁に下方向のリブを設けた請求項1記載の炊飯器。
【請求項8】
蒸気排出筒と蒸気弁の当接部の一部の隙間が広くなっている請求項1の炊飯器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2009−225818(P2009−225818A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−71013(P2008−71013)
【出願日】平成20年3月19日(2008.3.19)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】