無線装置を介して断続的に接続された周辺装置へのデジタルコンテンツのバックグラウンドダウンロードのためのシステムおよび方法
所定の時間間隔内で無線通信ネットワークを介してサーバーから表示装置にグラフィックイメージをダウンロードするためのシステムおよび方法。一実施形態において、無線装置のためのドッキングステーションは、表示装置を接続するためのコネクターを備える。ドッキングステーションは、所定の時間間隔内にダイアルトーンを表示装置に供給し、無線装置を介してサーバーへの接続を要求する。ドッキングステーションは所定の時間間隔外でダイアルトーンを供給しないであろう。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は一般に無線電気通信に関する。
【0002】
より具体的には、この発明は、周辺装置に断続的に接続された無線電気通信装置にデジタルコンテンツを配信するためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDAs)、地上波の無線ネットワークをアクセスする他の音声およびデータ装置とともに、様々な無線電気通信装置が増加している。新しい顧客を引きつけるために、無線サービスプロバイダーは著しい量の通信時間を提供し、多くの人々は、これらの提供をうまく利用してきた。例えば、人々は、伝統的な地上通信線ベースの電話なしで済ませ、主要な電気通信装置として無線電話を使用してきた。通信時間のこの初期の剰余のために、消費者は、データ転送、すなわちサーバーからコンピューターまたはコンピューターアプライアンスへデータをダウンロードするための媒体として無線電気通信装置を使い始めた。消費者行動のこの変化は、無線通信ネットワーク中のトラヒック量を増加させ、全体の音声およびデータトラヒックを遅くし、特にピークネットワーク時間使用期間中にそうであった。
【0004】
無線サービスプロバイダーは、高価である無線ネットワークキャパシティを増加させることにより、およびオフピーク期間中により安い接続料金とわずかな時間を提供することによりオフピーク時のネットワークのより多くの使用を促進することによりこの問題を解決しようと試みた。しかしながら、オフピーク通信時間を使用するために消費者行動を変更する試みはほとんど失敗であった。ほとんどの消費者は依然として昼間のピーク時に無線ネットワークに接続し、無線ネットワークのトラヒックの少ない夜の時間帯を喜んで利用する人は少ない。
【0005】
あらかじめ定義された時間に電話番号を自動的にダイアルすることにより伝統的な地上線ベースの電話ネットワークにおける低トラヒックを利用するために開発された装置が存在するが、これらの装置は無線装置にインターフェースすることができない。典型的に長距離電話レートのために通信レートを調停し、最もお気に入りのレートで電話線を介してデータを転送するように試みる他の電気通信装置もある。
【0006】
従って、トラヒック量の少ない時間期間中に少なくとも部分的に無線ネットワークを介して無線装置ユーザーがデータを転送することを可能にするシステムと方法を提供することは利点があるであろう。従って、この発明は主としてそのようなシステムと方法に向けられている。
【発明の概要】
【0007】
この発明は無線ネットワーク上のトラヒック量が低いとき、所定のオフピーク間隔期間中に表示装置にグラフィックイメージをダウンロードするための、無線電話のような、無線電気通信装置の使用を可能にする装置と方法である。一実施形態において、この発明は、無線装置インターフェース、タイミング回路、電話番号検出器、ダイアルトーン発生器、およびコントローラーを有するドッキングステーションのような装置である。この装置は、所定の時刻にダイアルトーンを表示装置に供給し、表示装置からあて先電話情報を受信する。あて先電話番号は典型的にサーバーに関連する。所定の時間は通常真夜中のようにトラヒック量が低いときであり、装置は所定の時間以外にはダイアルトーンを供給しないであろう。あて先電話番号を受信した後で、装置は、あて先電話番号を無線装置に送信し、無線装置に、無線ネットワークを介してあて先電話番号との接続を確立するように要求する。あて先電話番号が答えた後、装置は無線装置と表示装置との間の接続を確立し、次に表示装置は、サーバーからグラフィックイメージをダウンロードする手続を進める。
【0008】
他の実施形態において、この発明はトランシーバー、タイミング回路、コントローラー、記憶装置、および表示装置を有する装置である。装置は、無線ネットワークを介してリモートサーバーに接続することができ、リモートサーバーからグラフィックイメージをダウンロードすることができる。装置は無線ネットワークと通信し、トランシーバーを介してあて先電話番号を送信する。リモートサーバーに接続した後に、装置は、グラフィックイメージをダウンロードし、表示装置におけるシーケンシャル表示のためにそれらを記憶装置に記憶する。無線ネットワークが低いトラヒック量を有するとき、装置は、所定の時間窓内にある無線ネットワークと通信する。
【0009】
さらなる実施形態において、この発明は、表示装置、ドッキングステーションインターフェース、コントローラー、記憶装置を有する装置である。装置はドッキングステーションに接続し、表示装置で表示するためにドッキングステーションからグラフィックイメージを受信する。
【0010】
この発明の他の目的、利点および特徴は、以下に述べられる図面の簡単な説明、発明の詳細な説明およびクレームを参照した後明白になるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この記載において、用語「通信装置」、「無線装置」、「無線電話」、「無線通信装置」および「無線ハンドセット」は同義的に使用され、ここで使用される「アプリケーション」という用語は、実行および非実行のソフトウエアファイル、生データ、総合データ、パッチ、および他のコードセグメントを含むように意図される。さらに、類似の数字は、いくつかの図にわたって類似のエレメントを参照する。第3世代(3G)無線通信技術の出現により、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンス(PDAs)が増大する無線能力を有するように、無線通信、ハンドセット、および無線電気通信装置に対してより多くの帯域幅が利用できるようになった。
【0012】
図1は従来技術のセルラ電気通信ネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は1つ以上の通信タワー106を含む。各タワーは、基地局(BS)110および通信装置102を有するサービングユーザーに接続される。通信装置106は、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンツ(PDAs)、ラップトップコンピューター、または無線およびセルラ電気通信ネットワークを使用する他のハンドヘルド、固定されたまたはポータブル通信装置であり得る。各ユーザーにより入力されるコマンドとデータはデジタルデータとして通信タワー106に送信される。通信装置102を使用するユーザーと通信タワー106との間の通信は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、または無線通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用されてもよい他のプロトコルに基づくことができる。各ユーザーからのデータは通信タワー106から基地局(BS)110に送信され、公衆交換電話網(PSTN)118およびインターネット120に接続することができる、モバイルスイッチングセンター(MSC)114に送られる。
【0013】
MSC113は無線通信装置102を用いた加入者に利用可能な異なるアプリケーションをサポートするサーバー116に接続されていてもよい。状況に応じて、サーバー116はMSC113の一部であり得る。サーバー116は、無線サービスサプライヤーまたは第三者により動作させることができる。サーバー116は、無線加入者によりダウンロードすることができるグラフィックイメージを記憶する。無線加入者は、モバイル識別番号(MUST)または無線装置の電子識別番号(EIN)により識別することができる。
【0014】
図2はグラフィックディスプレイの一実施形態のアーキテクチャ200である。表示装置206は無線電話102のためにドッキングステーション202に接続される。ドッキングステーション202も電源出力204に接続され無線電話102のバッテリーを充電する。バッテリーに電荷を供給することに加えて、ドッキングステーション202は、表示装置206をデータ転送相互接続で無線電話に接続する。従って、無線電話102は、無線通信を通信タワー106に供給する。
【0015】
表示装置206は、Ceiva(tm)からのデジタル写真受信機のようなデジタルグラフィックイメージを表示することができるピクチャーフレームであり得る。表示装置206は、ツイストペア電話線、他のケーブル、またはユニバーサルシリアルバス(USB)コネクターのような他のデータコネクターを用いてドッキングステーション202と接続することができる。ドッキングステーション202は表示装置206から電話線を受信するためのメスコネクターRJ−11を有する。あるいは、ドッキングステーション202は、USBコネクター、シリアルバスコネクター、パラレルバスコネクターまたは他のデータコネクターを装備することができる。この実施形態において、ドッキングステーション202は、表示装置206と無線電話102との間に通信を提供する。
【0016】
図3は、無線トランシーバーを装備した表示装置306が使用されるシステムの実施形態を図解する。この実施形態において、表示装置306は、無線送信を介して通信タワー106と直接通信する。表示装置306はサーバー116に関連するあて先電話をダイアルし、無線通信ネットワークを介してサーバー116との接続を確立する。グラフィックイメージは無線通信ネットワークを介してサーバー116から表示装置306に直接ダウンロードされる。
【0017】
図4はドッキングステーション202の一実施形態のアーキテクチャ400を図解する。ドッキングステーション202はコントローラー401、電力モジュール402、ダイアルトーンジェネレーター404、電話番号検出器406、タイミング回路408および無線装置インターフェース410を有する。電力モジュール402は、ドッキングステーション202が無線電話102のためのチャージングステーションとして動作することを可能にする。ダイアルトーンジェネレーター404はダイアルトーンをRJ−11ジャック414に供給する。
【0018】
しかしながら、ダイアルトーンをRJ−11ジャック414に供給する前に、コントローラー401は、タイミング回路408を用いて、現時点が所定の期間内にあるかどうかをチェックする。ドッキングステーション202は、所定の期間内のRJ−11ジャック414にダイアルトーンを供給するだけである。これは、表示装置206があらかじめ定義された期間外の無線電気通信ネットワークに接続することを防止する。あらかじめ定義されたまたは所定の期間は、ユーザーにより設定することができ、電気通信ネットワークが低いトラヒックボリュームを有するとき、典型的に10PMおよび5AMの間である。
【0019】
表示装置が所定の期間にサーバー116へのアクセスを要求するなら、ドッキングステーション202は、無線電気通信ネットワークに接続を供給する。ダイアルする能力を装備したディスプレイ装置206は、RJ−11ジャック414によってドッキングステーション202に接続することができる。ドッキングステーション202は、電圧、典型的には48ボルトをRJ−11に供給し、RJ−11に接続された表示装置206が「オフフック」であるとき、電圧降下を検出することができる。表示装置206が「オフフック」になると、ダイアルトーンジェネレーター404はダイアルトーンを表示装置206に発生する。
【0020】
ダイアルトーンが表示装置206に利用可能になるとき、表示装置206は、あて先電話番号をダイアルする手続を行う。ダイアルされた番号はドッキングステーション202により受信され、電話番号検出器ユニット406により処理される。電話番号検出器ユニット406は、所定の期間内に受信された番号が認識可能なあて先電話番号を形成するかどうかを検証する。あらかじめ定義された期間内で受信された電話番号が7桁、9桁または10桁を有し、その後に北米番号プラン(NANP)が続くなら、電話番号は、無線装置インターフェースユニット410に送られる。無線装置インターフェースユニット410は、あらかじめ定義されたプロトコルを介して無線電話102と通信し、表示装置206から受信された電話番号を無線電話102に送る。無線電話102は、電話番号を受信し、無線ネットワークを介して電話番号への接続を要求する。
【0021】
図5は、図4のドッキングステーションを用いた接続プロセスのためのフローチャート500である。ドッキングステーション202は現時点があらかじめ定義された期間内にあることをチェックし、ステップ501、無線電話がクレードルにあってアイドル状態にあるかどうか、すなわちドッキングステーション202にドッキングされているかどうかをチェックし、ステップ502、最後に、表示装置206がダイアルアウトを試みているかどうか、すなわち、」「オフフック」になっているかどうかをチェックする、ステップ503。上記すべてのテストが真であるなら、ドッキングステーション202はダイアルトーンを表示装置206に供給する、ステップ504。
【0022】
数字が表示装置206から受信された後、ステップ506、ドッキングステーション202は数字が電話番号かどうかチェックする、ステップ508。それが電話番号でない場合、ドッキングステーションは、エラー信号を表示装置に供給する、ステップ510。エラー信号はRJ−11ジャックへのビジー信号になり得る。エラー信号を供給した後、ドッキングステーション202は表示装置206がハングアップしたかどうかチェックする、ステップ512。表示装置206がハングアップするまで、ドッキングステーション202は、エラー信号を供給し続ける。
【0023】
受信された数字が電話番号であるなら、ドッキングステーション202は、番号をダイアリングのために無線電話102に送信する、ステップ514。無線電話102が電話番号をダイアルし、サーバーとの接続を確立した後、ドッキングステーション202は、無線電話を表示装置と接続し、ステップ516、接続を監視する、ステップ518。ドッキングステーション202は接続が終了したかどうかを連続的にチェックする、ステップ520。接続が終了したとき、ドッキングステーションは、無線電話102と表示装置206との間の接続を遮断する。
【0024】
図6は、表示装置206の一実施形態のアーキテクチャ600を図解する。表示装置206は表示ユニット602、記憶ユニット604、コントローラー606、ドッキングステーションインターフェースユニット608および外部コネクター610を有する。表示装置206はドッキングステーションに接続しグラフィックイメージのための拡張された記憶場所として機能する。接続は、USB、シリアルポート、パラレルポート、または計算装置を接続するための任意の他の手段を介して行ってもよい。接続がなされた後、表示装置206はドッキングステーションからグラフィックイメージを受信することができ、グラフィックイメージは記憶ユニット604に記憶される。次に、コントローラー606は、表示ユニット602上のイメージの表示を制御するであろう。
【0025】
いつおよびどのようにしてサーバーに接続するかを決定するために表示装置はドッキングステーションに依存するので、図6の表示装置は拡張された特徴を要求しない。従って、図6の表示装置206は記憶機能と表示機能だけを実行する。
【0026】
図7は、図6の表示装置に接続されたドッキングステーションのための接続プロセスのためのフローチャート700である。ドッキングステーションは、無線ハンドセットがドッキングされているかどうかチェックし、ステップ702、現在の時刻があらかじめ設定された時刻かどうかチェックし、ステップ704、サーバーにダイアルする前に、ステップ708、表示装置が接続されているかどうかチェックする、ステップ706。サーバーに接続した後に、ステップ710、ドッキングステーションは、ユーザー識別情報をサーバーに供給する、ステップ712。サーバーは、ユーザーが加入者であることを検証し、次に、グラフィックイメージを無線送信を介してドッキングステーションに送信する。ドッキングステーションはグラフィックイメージデータを受信し、ステップ714、それを記憶するために表示装置に送信する、ステップ716。
【0027】
図8は図6の表示装置のためのフローチャート800である。表示装置は、任意の入力されるグラフィックイメージデータがあるかどうかチェックする、ステップ802。表示装置がドッキングステーションに接続され、グラフィックイメージを受信しているなら、表示装置は、グラフィックイメージデータを受信し、ステップ804、そのデータを記憶ユニット604に記憶する、ステップ806。表示装置は、これ以上入力データがなくなるまで、継続してデータを受信し記憶する。
【0028】
入力データを受信した後に、コントローラー606は、記憶ユニット604からイメージを検索し、ステップ808、タイマーをリセットし、ステップ810、イメージを表示ユニット602上に表示する。イメージは所定期間表示される。タイマーが満了すると、ステップ814、コントローラー606は、入力データがあるかどうかを最初にチェックし、次に、表示のためにつぎのイメージを検索することによりサイクルを反復する。
【0029】
図9は図3に示される表示装置306のアーキテクチャ900である。表示装置306は、コントローラー902、記憶ユニット904、表示ユニット906、タイミング回路908、ユーザーインターフェース910およびトランシーバー912を有する。表示装置306は、無線ネットワークに接続し、トランシーバー912を介してあて先電話番号を送信することによりサーバーへの無線電話を開始することができる。ユーザーはあて先電話番号およびユーザーインターフェース910を介してサーバーに接続するためのあらかじめ定義された期間を設定することができる。次に、表示装置306は、あらかじめ定義された期間内にサーバーに接続するのみである。
【0030】
図10は図9の表示装置上にグラフィックイメージを表示するためのフローチャート1000である。コントローラー902は、記憶ユニット604からイメージを検索し、タイマーをリセットし、ステップ1004、イメージを表示のために表示ユニット906に送信する、ステップ1006。タイマーが満了すると、ステップ1008、新しいグラフィックイメージが検索され表示される。
【0031】
図11は、図9の表示装置によりグラフィックイメージをダウンロードするためのフローチャート1100である。表示装置は、グラフィックイメージデータをダウンロードするためにサーバーに接続する時刻かどうか決定する、ステップ1101。それが所定の時刻なら、表示装置は、サーバーのためのあて先電話番号を検索し、サーバーをダイアルする、ステップ1102。サーバーに接続した後、ステップ1104、表示装置は識別情報をサーバーに供給する、ステップ1106。表示装置が加入者に属することをサーバーが検証した後、サーバーはグラフィックイメージデータを表示装置に送信する。表示装置は、データを受信し、ステップ1108、データを記憶ユニット904に記憶する、ステップ1110。データを受信した後で、表示装置は、サーバーとの接続を切る、ステップ1112。
【0032】
図12は、システムの他の実施形態の図解である。この実施形態1200において、表示装置は内蔵無線電話ドッキングおよびチャージングステーションを有する。表示/ドッキングステーション1200は無線電話をチャージするためのクレードルとグラフィックイメージを表示するための表示装置を有する。装置1200は、無線電話を介してサーバーをダイアルすることができ、グラフィックイメージを受信することができ、取り付けられた表示ユニット上にグラフィックイメージを表示することができる。
【0033】
以下は、この発明の使用シナリオの記述である。ユーザーは表示装置206とドッキングステーションを購入し、サービスプロバイダーからピクチャーダウンローディングサービスに加入する。ピクチャーダウンローディングサービスは、無線サービスプロバイダーまたは独立した第三者により供給されることができる。ユーザー識別番号および/またはパスワードはユーザーに割り当てられる。ドッキングステーション202は、ユーザーの無線電話のためのバッテリーチャージングステーションとして機能することができる。
【0034】
ユーザーは10:00PMから5:00AMのようなあらかじめ定義された期間にのみ無線電話を介してダイアルアウトするために、表示装置206のような周辺機器にドッキングステーション202が断続的に接続可能にするようにドッキングステーション202をプログラムする。あらかじめ定義された期間外で無線ネットワークに接続する任意の試みは失敗するであろう。
【0035】
ユーザーはサービスプロバイダーに関連するあて先電話番号を表示装置にプログラムし、また、ユーザーはサービスプロバイダーに接続するためのあらかじめ定義された期間も設定することができる。最後に、ユーザーは表示装置206をドッキングステーション202に接続する。ユーザーの友人および親類は、サービスプロバイダーに属するサーバーに画像をアップロードすることができる。また、これらの画像はユーザーの都合のよい時にダウンロードするためにユーザーに利用可能となるであろう。
【0036】
一般に、ユーザーは昼間に無線装置102を持ち運び、夜間においては、無線装置102はドッキングステーションに置いてバッテリーを充電する。無線装置がそのバッテリーを充電しており、無線ネットワークのトラヒックボリュームが低い間、表示装置206または他の周辺機器はこの低いトラヒックおよび恐らく低い接続料金時間を利用して新しい画像をダウンロードするためにサーバーに接続する。
【0037】
あらかじめ定義された時刻において、表示装置は「オフフック」となりダイアルトーンをチェックする。表示装置206がオフフックとなったことを検出し、無線装置102の時間と利用性を検証すると、ドッキングステーション202は、ダイアルトーンを供給し、ダイアルされた電話番号を待つ。所定期間数字を集めた後に、ドッキングステーションは、集めた数字が電話番号かどうかチェックする。
【0038】
表示装置206があらかじめ定義された期間外でオフフックになるなら、ドッキングステーション202はダイアルトーンを供給しないであろう。そして表示装置206は、サーバーに接続することができないであろう。
【0039】
数字が電話番号であることを確認した後に、ドッキングステーション202は、無線電話がドッキングされるかどうかチェックする。無線装置102がドッキングされるなら、ドッキングステーション202は、電話番号を無線装置102に送信し、接続を要求する。無線装置102は、サーバーに関連する電話番号をダイアルし、サーバーをドッキングステーション202に接続する。ドッキングステーション202は、無線装置102と表示装置206との間のパスを開き、表示装置206は次にダウンロードするための画像を要求する手続を行う。
【0040】
画像をダウンロードした後に、表示装置206はハングアップする。このハングアップはドッキングステーション202により検出され、ドッキングステーション202は、ハングアップ信号を無線装置102に送信する手続を行う。表示装置206は画像をシーケンシャルに表示する手続をする。
【0041】
無線サービスプロバイダーのコンピューター装置または無線通信装置上で実行可能な方法を考慮して、この発明はコンピューター読み取り可能媒体に常駐するプログラムを含む。この場合、プログラムは、サーバーまたはコンピュータープラットフォームを持つ他のコンピューター装置に方法のステップを実行するように指示する。コンピューター読み取り可能媒体は、サーバーのメモリまたは接続可能なデータベース内に存在し得る。さらに、コンピューター読み取り可能媒体は、磁気ディスクまたは磁気テープ、光ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または技術的に知られている他の記憶媒体のような、無線通信装置コンピュータープラットフォーム上にロード可能な二次記憶媒体に存在することができる。
【0042】
発明のコンテキストにおいて、この方法は例えば、無線通信装置またはサーバーのように、無線ネットワークの一部(複数の場合もある)を動作させ、機械読み取り可能な命令のシーケンスを実行することにより実施されてもよい。命令は、さまざまなタイプの信号を有するまたはデータ記憶一次、二次または三次媒体内に常駐することができる。媒体は、例えば、無線ネットワークのコンポーネントによりアクセス可能であり、またはコンポーネント内に常駐するRAM(図示せず)で構成されてもよい。RAM、ディスケット、または他の二次記憶媒体に含まれようとそうでなかろうと、命令は、DASD記憶装置(例えば、一般的な「ハードドライブ」またはRAIDアレイ)、磁気テープ、電子リードオンリメモリ(例えば、ROM、EPROM、またはEEPROM)、フラッシュメモリカード、光記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD,デジタル光テープ)、ペーパー「パンチ」カード、またはデジタルおよびアナログ送信媒体を含む他の適切なデータ記憶媒体のような様々な機械読み取り可能データ記憶媒体に記憶されてもよい。
【0043】
この発明は、好適実施形態を参照して特に示され記載されたけれども、以下のクレームに記載されるようにこの発明の精神と範囲を逸脱することなく、形態および詳細における様々な変更が成されてもよいことは当業者により理解されるであろう。さらに、この発明のエレメントは単一で記載されまたはクレームされてもよいが、単一への限定が明示的に記載されない限り、複数が意図される。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】図1は無線ネットワークの従来技術アーキテクチャを図解する。
【図2】図2はドッキングステーションがネットワークアクセスを表示装置に供給する実施形態を図解する。
【図3】図3は無線ネットワークを利用した単一表示装置を有した代替実施形態を図解する。
【図4】図4はドッキングステーションの一実施形態のアーキテクチャである。
【図5】図5はドッキングステーション上で実行する接続プロセスのフローチャートである。
【図6】図6は表示装置の一実施形態のアーキテクチャである。
【図7】図7はドッキングステーション上で実行する代替接続プロセスのためのフローチャートである。
【図8】図8は図6に示される表示装置のためのフローチャートである。
【図9】図9は表示装置の代替実施形態のアーキテクチャである。
【図10】図10は表示装置上のグラフィックイメージを表示するためのフローチャートである。
【図11】図11はグラフィックイメージを表示装置にダウンロードするためのフローチャートである。
【図12】図12は地上電話線接続を伴わないドッキングステーションの代替実施形態を図解する。
【技術分野】
【0001】
この発明は一般に無線電気通信に関する。
【0002】
より具体的には、この発明は、周辺装置に断続的に接続された無線電気通信装置にデジタルコンテンツを配信するためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDAs)、地上波の無線ネットワークをアクセスする他の音声およびデータ装置とともに、様々な無線電気通信装置が増加している。新しい顧客を引きつけるために、無線サービスプロバイダーは著しい量の通信時間を提供し、多くの人々は、これらの提供をうまく利用してきた。例えば、人々は、伝統的な地上通信線ベースの電話なしで済ませ、主要な電気通信装置として無線電話を使用してきた。通信時間のこの初期の剰余のために、消費者は、データ転送、すなわちサーバーからコンピューターまたはコンピューターアプライアンスへデータをダウンロードするための媒体として無線電気通信装置を使い始めた。消費者行動のこの変化は、無線通信ネットワーク中のトラヒック量を増加させ、全体の音声およびデータトラヒックを遅くし、特にピークネットワーク時間使用期間中にそうであった。
【0004】
無線サービスプロバイダーは、高価である無線ネットワークキャパシティを増加させることにより、およびオフピーク期間中により安い接続料金とわずかな時間を提供することによりオフピーク時のネットワークのより多くの使用を促進することによりこの問題を解決しようと試みた。しかしながら、オフピーク通信時間を使用するために消費者行動を変更する試みはほとんど失敗であった。ほとんどの消費者は依然として昼間のピーク時に無線ネットワークに接続し、無線ネットワークのトラヒックの少ない夜の時間帯を喜んで利用する人は少ない。
【0005】
あらかじめ定義された時間に電話番号を自動的にダイアルすることにより伝統的な地上線ベースの電話ネットワークにおける低トラヒックを利用するために開発された装置が存在するが、これらの装置は無線装置にインターフェースすることができない。典型的に長距離電話レートのために通信レートを調停し、最もお気に入りのレートで電話線を介してデータを転送するように試みる他の電気通信装置もある。
【0006】
従って、トラヒック量の少ない時間期間中に少なくとも部分的に無線ネットワークを介して無線装置ユーザーがデータを転送することを可能にするシステムと方法を提供することは利点があるであろう。従って、この発明は主としてそのようなシステムと方法に向けられている。
【発明の概要】
【0007】
この発明は無線ネットワーク上のトラヒック量が低いとき、所定のオフピーク間隔期間中に表示装置にグラフィックイメージをダウンロードするための、無線電話のような、無線電気通信装置の使用を可能にする装置と方法である。一実施形態において、この発明は、無線装置インターフェース、タイミング回路、電話番号検出器、ダイアルトーン発生器、およびコントローラーを有するドッキングステーションのような装置である。この装置は、所定の時刻にダイアルトーンを表示装置に供給し、表示装置からあて先電話情報を受信する。あて先電話番号は典型的にサーバーに関連する。所定の時間は通常真夜中のようにトラヒック量が低いときであり、装置は所定の時間以外にはダイアルトーンを供給しないであろう。あて先電話番号を受信した後で、装置は、あて先電話番号を無線装置に送信し、無線装置に、無線ネットワークを介してあて先電話番号との接続を確立するように要求する。あて先電話番号が答えた後、装置は無線装置と表示装置との間の接続を確立し、次に表示装置は、サーバーからグラフィックイメージをダウンロードする手続を進める。
【0008】
他の実施形態において、この発明はトランシーバー、タイミング回路、コントローラー、記憶装置、および表示装置を有する装置である。装置は、無線ネットワークを介してリモートサーバーに接続することができ、リモートサーバーからグラフィックイメージをダウンロードすることができる。装置は無線ネットワークと通信し、トランシーバーを介してあて先電話番号を送信する。リモートサーバーに接続した後に、装置は、グラフィックイメージをダウンロードし、表示装置におけるシーケンシャル表示のためにそれらを記憶装置に記憶する。無線ネットワークが低いトラヒック量を有するとき、装置は、所定の時間窓内にある無線ネットワークと通信する。
【0009】
さらなる実施形態において、この発明は、表示装置、ドッキングステーションインターフェース、コントローラー、記憶装置を有する装置である。装置はドッキングステーションに接続し、表示装置で表示するためにドッキングステーションからグラフィックイメージを受信する。
【0010】
この発明の他の目的、利点および特徴は、以下に述べられる図面の簡単な説明、発明の詳細な説明およびクレームを参照した後明白になるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この記載において、用語「通信装置」、「無線装置」、「無線電話」、「無線通信装置」および「無線ハンドセット」は同義的に使用され、ここで使用される「アプリケーション」という用語は、実行および非実行のソフトウエアファイル、生データ、総合データ、パッチ、および他のコードセグメントを含むように意図される。さらに、類似の数字は、いくつかの図にわたって類似のエレメントを参照する。第3世代(3G)無線通信技術の出現により、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンス(PDAs)が増大する無線能力を有するように、無線通信、ハンドセット、および無線電気通信装置に対してより多くの帯域幅が利用できるようになった。
【0012】
図1は従来技術のセルラ電気通信ネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は1つ以上の通信タワー106を含む。各タワーは、基地局(BS)110および通信装置102を有するサービングユーザーに接続される。通信装置106は、携帯電話、ページャー、パーソナルデジタルアシスタンツ(PDAs)、ラップトップコンピューター、または無線およびセルラ電気通信ネットワークを使用する他のハンドヘルド、固定されたまたはポータブル通信装置であり得る。各ユーザーにより入力されるコマンドとデータはデジタルデータとして通信タワー106に送信される。通信装置102を使用するユーザーと通信タワー106との間の通信は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、または無線通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用されてもよい他のプロトコルに基づくことができる。各ユーザーからのデータは通信タワー106から基地局(BS)110に送信され、公衆交換電話網(PSTN)118およびインターネット120に接続することができる、モバイルスイッチングセンター(MSC)114に送られる。
【0013】
MSC113は無線通信装置102を用いた加入者に利用可能な異なるアプリケーションをサポートするサーバー116に接続されていてもよい。状況に応じて、サーバー116はMSC113の一部であり得る。サーバー116は、無線サービスサプライヤーまたは第三者により動作させることができる。サーバー116は、無線加入者によりダウンロードすることができるグラフィックイメージを記憶する。無線加入者は、モバイル識別番号(MUST)または無線装置の電子識別番号(EIN)により識別することができる。
【0014】
図2はグラフィックディスプレイの一実施形態のアーキテクチャ200である。表示装置206は無線電話102のためにドッキングステーション202に接続される。ドッキングステーション202も電源出力204に接続され無線電話102のバッテリーを充電する。バッテリーに電荷を供給することに加えて、ドッキングステーション202は、表示装置206をデータ転送相互接続で無線電話に接続する。従って、無線電話102は、無線通信を通信タワー106に供給する。
【0015】
表示装置206は、Ceiva(tm)からのデジタル写真受信機のようなデジタルグラフィックイメージを表示することができるピクチャーフレームであり得る。表示装置206は、ツイストペア電話線、他のケーブル、またはユニバーサルシリアルバス(USB)コネクターのような他のデータコネクターを用いてドッキングステーション202と接続することができる。ドッキングステーション202は表示装置206から電話線を受信するためのメスコネクターRJ−11を有する。あるいは、ドッキングステーション202は、USBコネクター、シリアルバスコネクター、パラレルバスコネクターまたは他のデータコネクターを装備することができる。この実施形態において、ドッキングステーション202は、表示装置206と無線電話102との間に通信を提供する。
【0016】
図3は、無線トランシーバーを装備した表示装置306が使用されるシステムの実施形態を図解する。この実施形態において、表示装置306は、無線送信を介して通信タワー106と直接通信する。表示装置306はサーバー116に関連するあて先電話をダイアルし、無線通信ネットワークを介してサーバー116との接続を確立する。グラフィックイメージは無線通信ネットワークを介してサーバー116から表示装置306に直接ダウンロードされる。
【0017】
図4はドッキングステーション202の一実施形態のアーキテクチャ400を図解する。ドッキングステーション202はコントローラー401、電力モジュール402、ダイアルトーンジェネレーター404、電話番号検出器406、タイミング回路408および無線装置インターフェース410を有する。電力モジュール402は、ドッキングステーション202が無線電話102のためのチャージングステーションとして動作することを可能にする。ダイアルトーンジェネレーター404はダイアルトーンをRJ−11ジャック414に供給する。
【0018】
しかしながら、ダイアルトーンをRJ−11ジャック414に供給する前に、コントローラー401は、タイミング回路408を用いて、現時点が所定の期間内にあるかどうかをチェックする。ドッキングステーション202は、所定の期間内のRJ−11ジャック414にダイアルトーンを供給するだけである。これは、表示装置206があらかじめ定義された期間外の無線電気通信ネットワークに接続することを防止する。あらかじめ定義されたまたは所定の期間は、ユーザーにより設定することができ、電気通信ネットワークが低いトラヒックボリュームを有するとき、典型的に10PMおよび5AMの間である。
【0019】
表示装置が所定の期間にサーバー116へのアクセスを要求するなら、ドッキングステーション202は、無線電気通信ネットワークに接続を供給する。ダイアルする能力を装備したディスプレイ装置206は、RJ−11ジャック414によってドッキングステーション202に接続することができる。ドッキングステーション202は、電圧、典型的には48ボルトをRJ−11に供給し、RJ−11に接続された表示装置206が「オフフック」であるとき、電圧降下を検出することができる。表示装置206が「オフフック」になると、ダイアルトーンジェネレーター404はダイアルトーンを表示装置206に発生する。
【0020】
ダイアルトーンが表示装置206に利用可能になるとき、表示装置206は、あて先電話番号をダイアルする手続を行う。ダイアルされた番号はドッキングステーション202により受信され、電話番号検出器ユニット406により処理される。電話番号検出器ユニット406は、所定の期間内に受信された番号が認識可能なあて先電話番号を形成するかどうかを検証する。あらかじめ定義された期間内で受信された電話番号が7桁、9桁または10桁を有し、その後に北米番号プラン(NANP)が続くなら、電話番号は、無線装置インターフェースユニット410に送られる。無線装置インターフェースユニット410は、あらかじめ定義されたプロトコルを介して無線電話102と通信し、表示装置206から受信された電話番号を無線電話102に送る。無線電話102は、電話番号を受信し、無線ネットワークを介して電話番号への接続を要求する。
【0021】
図5は、図4のドッキングステーションを用いた接続プロセスのためのフローチャート500である。ドッキングステーション202は現時点があらかじめ定義された期間内にあることをチェックし、ステップ501、無線電話がクレードルにあってアイドル状態にあるかどうか、すなわちドッキングステーション202にドッキングされているかどうかをチェックし、ステップ502、最後に、表示装置206がダイアルアウトを試みているかどうか、すなわち、」「オフフック」になっているかどうかをチェックする、ステップ503。上記すべてのテストが真であるなら、ドッキングステーション202はダイアルトーンを表示装置206に供給する、ステップ504。
【0022】
数字が表示装置206から受信された後、ステップ506、ドッキングステーション202は数字が電話番号かどうかチェックする、ステップ508。それが電話番号でない場合、ドッキングステーションは、エラー信号を表示装置に供給する、ステップ510。エラー信号はRJ−11ジャックへのビジー信号になり得る。エラー信号を供給した後、ドッキングステーション202は表示装置206がハングアップしたかどうかチェックする、ステップ512。表示装置206がハングアップするまで、ドッキングステーション202は、エラー信号を供給し続ける。
【0023】
受信された数字が電話番号であるなら、ドッキングステーション202は、番号をダイアリングのために無線電話102に送信する、ステップ514。無線電話102が電話番号をダイアルし、サーバーとの接続を確立した後、ドッキングステーション202は、無線電話を表示装置と接続し、ステップ516、接続を監視する、ステップ518。ドッキングステーション202は接続が終了したかどうかを連続的にチェックする、ステップ520。接続が終了したとき、ドッキングステーションは、無線電話102と表示装置206との間の接続を遮断する。
【0024】
図6は、表示装置206の一実施形態のアーキテクチャ600を図解する。表示装置206は表示ユニット602、記憶ユニット604、コントローラー606、ドッキングステーションインターフェースユニット608および外部コネクター610を有する。表示装置206はドッキングステーションに接続しグラフィックイメージのための拡張された記憶場所として機能する。接続は、USB、シリアルポート、パラレルポート、または計算装置を接続するための任意の他の手段を介して行ってもよい。接続がなされた後、表示装置206はドッキングステーションからグラフィックイメージを受信することができ、グラフィックイメージは記憶ユニット604に記憶される。次に、コントローラー606は、表示ユニット602上のイメージの表示を制御するであろう。
【0025】
いつおよびどのようにしてサーバーに接続するかを決定するために表示装置はドッキングステーションに依存するので、図6の表示装置は拡張された特徴を要求しない。従って、図6の表示装置206は記憶機能と表示機能だけを実行する。
【0026】
図7は、図6の表示装置に接続されたドッキングステーションのための接続プロセスのためのフローチャート700である。ドッキングステーションは、無線ハンドセットがドッキングされているかどうかチェックし、ステップ702、現在の時刻があらかじめ設定された時刻かどうかチェックし、ステップ704、サーバーにダイアルする前に、ステップ708、表示装置が接続されているかどうかチェックする、ステップ706。サーバーに接続した後に、ステップ710、ドッキングステーションは、ユーザー識別情報をサーバーに供給する、ステップ712。サーバーは、ユーザーが加入者であることを検証し、次に、グラフィックイメージを無線送信を介してドッキングステーションに送信する。ドッキングステーションはグラフィックイメージデータを受信し、ステップ714、それを記憶するために表示装置に送信する、ステップ716。
【0027】
図8は図6の表示装置のためのフローチャート800である。表示装置は、任意の入力されるグラフィックイメージデータがあるかどうかチェックする、ステップ802。表示装置がドッキングステーションに接続され、グラフィックイメージを受信しているなら、表示装置は、グラフィックイメージデータを受信し、ステップ804、そのデータを記憶ユニット604に記憶する、ステップ806。表示装置は、これ以上入力データがなくなるまで、継続してデータを受信し記憶する。
【0028】
入力データを受信した後に、コントローラー606は、記憶ユニット604からイメージを検索し、ステップ808、タイマーをリセットし、ステップ810、イメージを表示ユニット602上に表示する。イメージは所定期間表示される。タイマーが満了すると、ステップ814、コントローラー606は、入力データがあるかどうかを最初にチェックし、次に、表示のためにつぎのイメージを検索することによりサイクルを反復する。
【0029】
図9は図3に示される表示装置306のアーキテクチャ900である。表示装置306は、コントローラー902、記憶ユニット904、表示ユニット906、タイミング回路908、ユーザーインターフェース910およびトランシーバー912を有する。表示装置306は、無線ネットワークに接続し、トランシーバー912を介してあて先電話番号を送信することによりサーバーへの無線電話を開始することができる。ユーザーはあて先電話番号およびユーザーインターフェース910を介してサーバーに接続するためのあらかじめ定義された期間を設定することができる。次に、表示装置306は、あらかじめ定義された期間内にサーバーに接続するのみである。
【0030】
図10は図9の表示装置上にグラフィックイメージを表示するためのフローチャート1000である。コントローラー902は、記憶ユニット604からイメージを検索し、タイマーをリセットし、ステップ1004、イメージを表示のために表示ユニット906に送信する、ステップ1006。タイマーが満了すると、ステップ1008、新しいグラフィックイメージが検索され表示される。
【0031】
図11は、図9の表示装置によりグラフィックイメージをダウンロードするためのフローチャート1100である。表示装置は、グラフィックイメージデータをダウンロードするためにサーバーに接続する時刻かどうか決定する、ステップ1101。それが所定の時刻なら、表示装置は、サーバーのためのあて先電話番号を検索し、サーバーをダイアルする、ステップ1102。サーバーに接続した後、ステップ1104、表示装置は識別情報をサーバーに供給する、ステップ1106。表示装置が加入者に属することをサーバーが検証した後、サーバーはグラフィックイメージデータを表示装置に送信する。表示装置は、データを受信し、ステップ1108、データを記憶ユニット904に記憶する、ステップ1110。データを受信した後で、表示装置は、サーバーとの接続を切る、ステップ1112。
【0032】
図12は、システムの他の実施形態の図解である。この実施形態1200において、表示装置は内蔵無線電話ドッキングおよびチャージングステーションを有する。表示/ドッキングステーション1200は無線電話をチャージするためのクレードルとグラフィックイメージを表示するための表示装置を有する。装置1200は、無線電話を介してサーバーをダイアルすることができ、グラフィックイメージを受信することができ、取り付けられた表示ユニット上にグラフィックイメージを表示することができる。
【0033】
以下は、この発明の使用シナリオの記述である。ユーザーは表示装置206とドッキングステーションを購入し、サービスプロバイダーからピクチャーダウンローディングサービスに加入する。ピクチャーダウンローディングサービスは、無線サービスプロバイダーまたは独立した第三者により供給されることができる。ユーザー識別番号および/またはパスワードはユーザーに割り当てられる。ドッキングステーション202は、ユーザーの無線電話のためのバッテリーチャージングステーションとして機能することができる。
【0034】
ユーザーは10:00PMから5:00AMのようなあらかじめ定義された期間にのみ無線電話を介してダイアルアウトするために、表示装置206のような周辺機器にドッキングステーション202が断続的に接続可能にするようにドッキングステーション202をプログラムする。あらかじめ定義された期間外で無線ネットワークに接続する任意の試みは失敗するであろう。
【0035】
ユーザーはサービスプロバイダーに関連するあて先電話番号を表示装置にプログラムし、また、ユーザーはサービスプロバイダーに接続するためのあらかじめ定義された期間も設定することができる。最後に、ユーザーは表示装置206をドッキングステーション202に接続する。ユーザーの友人および親類は、サービスプロバイダーに属するサーバーに画像をアップロードすることができる。また、これらの画像はユーザーの都合のよい時にダウンロードするためにユーザーに利用可能となるであろう。
【0036】
一般に、ユーザーは昼間に無線装置102を持ち運び、夜間においては、無線装置102はドッキングステーションに置いてバッテリーを充電する。無線装置がそのバッテリーを充電しており、無線ネットワークのトラヒックボリュームが低い間、表示装置206または他の周辺機器はこの低いトラヒックおよび恐らく低い接続料金時間を利用して新しい画像をダウンロードするためにサーバーに接続する。
【0037】
あらかじめ定義された時刻において、表示装置は「オフフック」となりダイアルトーンをチェックする。表示装置206がオフフックとなったことを検出し、無線装置102の時間と利用性を検証すると、ドッキングステーション202は、ダイアルトーンを供給し、ダイアルされた電話番号を待つ。所定期間数字を集めた後に、ドッキングステーションは、集めた数字が電話番号かどうかチェックする。
【0038】
表示装置206があらかじめ定義された期間外でオフフックになるなら、ドッキングステーション202はダイアルトーンを供給しないであろう。そして表示装置206は、サーバーに接続することができないであろう。
【0039】
数字が電話番号であることを確認した後に、ドッキングステーション202は、無線電話がドッキングされるかどうかチェックする。無線装置102がドッキングされるなら、ドッキングステーション202は、電話番号を無線装置102に送信し、接続を要求する。無線装置102は、サーバーに関連する電話番号をダイアルし、サーバーをドッキングステーション202に接続する。ドッキングステーション202は、無線装置102と表示装置206との間のパスを開き、表示装置206は次にダウンロードするための画像を要求する手続を行う。
【0040】
画像をダウンロードした後に、表示装置206はハングアップする。このハングアップはドッキングステーション202により検出され、ドッキングステーション202は、ハングアップ信号を無線装置102に送信する手続を行う。表示装置206は画像をシーケンシャルに表示する手続をする。
【0041】
無線サービスプロバイダーのコンピューター装置または無線通信装置上で実行可能な方法を考慮して、この発明はコンピューター読み取り可能媒体に常駐するプログラムを含む。この場合、プログラムは、サーバーまたはコンピュータープラットフォームを持つ他のコンピューター装置に方法のステップを実行するように指示する。コンピューター読み取り可能媒体は、サーバーのメモリまたは接続可能なデータベース内に存在し得る。さらに、コンピューター読み取り可能媒体は、磁気ディスクまたは磁気テープ、光ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または技術的に知られている他の記憶媒体のような、無線通信装置コンピュータープラットフォーム上にロード可能な二次記憶媒体に存在することができる。
【0042】
発明のコンテキストにおいて、この方法は例えば、無線通信装置またはサーバーのように、無線ネットワークの一部(複数の場合もある)を動作させ、機械読み取り可能な命令のシーケンスを実行することにより実施されてもよい。命令は、さまざまなタイプの信号を有するまたはデータ記憶一次、二次または三次媒体内に常駐することができる。媒体は、例えば、無線ネットワークのコンポーネントによりアクセス可能であり、またはコンポーネント内に常駐するRAM(図示せず)で構成されてもよい。RAM、ディスケット、または他の二次記憶媒体に含まれようとそうでなかろうと、命令は、DASD記憶装置(例えば、一般的な「ハードドライブ」またはRAIDアレイ)、磁気テープ、電子リードオンリメモリ(例えば、ROM、EPROM、またはEEPROM)、フラッシュメモリカード、光記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD,デジタル光テープ)、ペーパー「パンチ」カード、またはデジタルおよびアナログ送信媒体を含む他の適切なデータ記憶媒体のような様々な機械読み取り可能データ記憶媒体に記憶されてもよい。
【0043】
この発明は、好適実施形態を参照して特に示され記載されたけれども、以下のクレームに記載されるようにこの発明の精神と範囲を逸脱することなく、形態および詳細における様々な変更が成されてもよいことは当業者により理解されるであろう。さらに、この発明のエレメントは単一で記載されまたはクレームされてもよいが、単一への限定が明示的に記載されない限り、複数が意図される。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】図1は無線ネットワークの従来技術アーキテクチャを図解する。
【図2】図2はドッキングステーションがネットワークアクセスを表示装置に供給する実施形態を図解する。
【図3】図3は無線ネットワークを利用した単一表示装置を有した代替実施形態を図解する。
【図4】図4はドッキングステーションの一実施形態のアーキテクチャである。
【図5】図5はドッキングステーション上で実行する接続プロセスのフローチャートである。
【図6】図6は表示装置の一実施形態のアーキテクチャである。
【図7】図7はドッキングステーション上で実行する代替接続プロセスのためのフローチャートである。
【図8】図8は図6に示される表示装置のためのフローチャートである。
【図9】図9は表示装置の代替実施形態のアーキテクチャである。
【図10】図10は表示装置上のグラフィックイメージを表示するためのフローチャートである。
【図11】図11はグラフィックイメージを表示装置にダウンロードするためのフローチャートである。
【図12】図12は地上電話線接続を伴わないドッキングステーションの代替実施形態を図解する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信接続を介して表示装置をサーバーに接続するためのドッキングステーションであって、前記ドッキングステーションは、無線装置とインターフェースし、表示装置が前記ドッキングステーションに接続され、公衆交換電話網を介して前記サーバーに電話をかけることができ、前記ドッキングステーションはさらに、所定の期間のみ、表示装置が前記サーバーに電話をかけることを選択的に可能にするドッキングステーション。
【請求項2】
ダイアルトーンジェネレーターをさらに備え、前記ダイアルトーンジェネレーターはダイアルトーンを前記表示装置に供給する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項3】
電話番号検出器をさらに備え、前記電話番号検出器は、前記表示装置からダイアルされた番号情報を受信し、あて先電話番号をチェックする、請求項1のドッキングステーション。
【請求項4】
タイミング回路をさらに備え、あらかじめ設定された時間が記憶される、請求項1のドッキングステーション。
【請求項5】
コントローラーをさらに備え、前記コントローラーは前記タイミング回路をチェックし、あて先電話番号を前記無線装置に送信するかどうか決定する、請求項4のドッキングステーション。
【請求項6】
無線装置インターフェースモジュールをさらに備え、前記無線装置インターフェースモジュールは、前記無線装置への接続を有し、前記無線装置インターフェースは、あて先電話番号を受信し、前記あて先電話番号を前記無線装置に送信する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項7】
電力モジュールをさらに備え、前記電力モジュールは、前記無線装置内のバッテリーを充電するための電気を供給する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項8】
前記表示装置への接続を供給するためのコネクターをさらに備えた、請求項1のドッキングステーション。
【請求項9】
前記コネクターは電話コネクターである、請求項8のドッキングステーション。
【請求項10】
所定の時間において表示装置をサーバーに接続し、前記表示装置により表示するために前記サーバーからグラフィックイメージを受信する方法において、
前記サーバーに関連するあて先電話番号を受信するためのステップと、
現在時刻が所定の時間間隔内にあるかどうかチェックするステップと、
現在時刻が前記所定の時間間隔内なら、前記あて先電話番号を無線装置に送信するためのステップと、
前記無線装置に前記あて先電話番号をダイアルするように要求するステップと、
前記無線装置を介して前記グラフィックイメージを受信するステップと、
前記グラフィックイメージを前記表示装置に送信するステップと、
を備えた方法。
【請求項11】
ユーザーから所定の時間間隔を受信するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項12】
前記無線装置がドッキングステーションに接続されることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項13】
前記無線装置がアイドル状態であることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項14】
前記無線装置が前記ドッキングステーションに接続されアイドル状態なら、ダイアルトーンを前記表示装置に供給するステップをさらに備えた、請求項12の方法。
【請求項15】
前記現在時刻が前記所定の時間間隔でないなら、ビジー信号を発生するステップと、
前記ビジー信号を前記表示装置に送信するステップと、
をさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項16】
前記あて先電話番号は認識可能な電話番号であることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項17】
無線ネットワークからグラフィックイメージを受信し、受信したデータを表示するための装置において、
ユーザーから受信された所定の時間間隔を記憶する手段と、
あて先電話番号を前記無線ネットワークに送信し、前記無線ネットワークから前記グラフィックイメージを受信する手段と、
無線ネットワークから受信された前記グラフィックイメージを記憶する手段と、
前記記憶された所定の時間間隔の期間に前記無線ネットワークから受信された前記グラフィックイメージを表示する手段と、
を備えた装置。
【請求項18】
前記ユーザーから命令を受信するための手段をさらに備えた、請求項17の装置。
【請求項19】
無線ネットワークと通信しているサーバーからも無線送信を介してグラフィックイメージを受信し、前記グラフィックイメージを表示装置上に9表示する方法であって、前記グラフィックイメージは所定の時間間隔中に送信される方法において、
前記所定の時間間隔を示す情報を受信するステップと、
あて先電話番号を受信するステップと、
現在時刻が前記所定の時刻なら、無線電話ネットワークを介して前記あて先電話番号に接続するステップと、
前記グラフィックイメージを受信するためのステップと、
前記グラフィックイメージを表示するためのステップと、
を備えた方法。
【請求項20】
無線通信を介して前記あて先電話番号を前記無線ネットワークに送信するステップをさらに備えた、請求項19の方法。
【請求項21】
コンピューター装置により実行されると、接続的に表示装置を無線装置に接続するコンピューター読み取り可能媒体に記憶されたコンピュータープログラムであって、前記コンピューター装置に、
前記サーバーに関連するあて先電話番号を受信するステップと、
現在時刻が所定時間間隔にあるかどうかチェックするステップと、
前記現在時刻が前記所定時間間隔内にあるなら、前記あて先電話番号を無線装置に送信するステップと、
前記無線装置に前記あて先電話番号をダイアルするように要求するステップと、
前記無線装置を介して前記グラフィックイメージを受信するステップと、
前記グラフィックイメージを前記表示装置に送信するステップと、
を実行させるコンピュータープログラム。
【請求項22】
さらに、前記コンピューター装置に、ユーザーから所定の時間間隔を受信するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項23】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置がドッキングステーションに接続されていることを検証するステップ2を実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項24】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置がアイドルであることを検証するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項25】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置が前記ドッキングステーションに接続され、アイドルであるなら、ダイアルトーンを前記表示装置に供給するステップを実行させる、請求項22のコンピュータープログラム。
【請求項26】
さらに、前記コンピューター装置に、
前記現在時刻が前記所定の時間間隔でないなら、ビジー信号を発生するステップと、
前記ビジー信号を前記表示装置に送信するステップと、
を実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項27】
さらに、前記コンピューター装置に、前記あて先電話番号は認識可能な電話番号であることを検証するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項1】
無線通信接続を介して表示装置をサーバーに接続するためのドッキングステーションであって、前記ドッキングステーションは、無線装置とインターフェースし、表示装置が前記ドッキングステーションに接続され、公衆交換電話網を介して前記サーバーに電話をかけることができ、前記ドッキングステーションはさらに、所定の期間のみ、表示装置が前記サーバーに電話をかけることを選択的に可能にするドッキングステーション。
【請求項2】
ダイアルトーンジェネレーターをさらに備え、前記ダイアルトーンジェネレーターはダイアルトーンを前記表示装置に供給する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項3】
電話番号検出器をさらに備え、前記電話番号検出器は、前記表示装置からダイアルされた番号情報を受信し、あて先電話番号をチェックする、請求項1のドッキングステーション。
【請求項4】
タイミング回路をさらに備え、あらかじめ設定された時間が記憶される、請求項1のドッキングステーション。
【請求項5】
コントローラーをさらに備え、前記コントローラーは前記タイミング回路をチェックし、あて先電話番号を前記無線装置に送信するかどうか決定する、請求項4のドッキングステーション。
【請求項6】
無線装置インターフェースモジュールをさらに備え、前記無線装置インターフェースモジュールは、前記無線装置への接続を有し、前記無線装置インターフェースは、あて先電話番号を受信し、前記あて先電話番号を前記無線装置に送信する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項7】
電力モジュールをさらに備え、前記電力モジュールは、前記無線装置内のバッテリーを充電するための電気を供給する、請求項1のドッキングステーション。
【請求項8】
前記表示装置への接続を供給するためのコネクターをさらに備えた、請求項1のドッキングステーション。
【請求項9】
前記コネクターは電話コネクターである、請求項8のドッキングステーション。
【請求項10】
所定の時間において表示装置をサーバーに接続し、前記表示装置により表示するために前記サーバーからグラフィックイメージを受信する方法において、
前記サーバーに関連するあて先電話番号を受信するためのステップと、
現在時刻が所定の時間間隔内にあるかどうかチェックするステップと、
現在時刻が前記所定の時間間隔内なら、前記あて先電話番号を無線装置に送信するためのステップと、
前記無線装置に前記あて先電話番号をダイアルするように要求するステップと、
前記無線装置を介して前記グラフィックイメージを受信するステップと、
前記グラフィックイメージを前記表示装置に送信するステップと、
を備えた方法。
【請求項11】
ユーザーから所定の時間間隔を受信するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項12】
前記無線装置がドッキングステーションに接続されることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項13】
前記無線装置がアイドル状態であることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項14】
前記無線装置が前記ドッキングステーションに接続されアイドル状態なら、ダイアルトーンを前記表示装置に供給するステップをさらに備えた、請求項12の方法。
【請求項15】
前記現在時刻が前記所定の時間間隔でないなら、ビジー信号を発生するステップと、
前記ビジー信号を前記表示装置に送信するステップと、
をさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項16】
前記あて先電話番号は認識可能な電話番号であることを検証するステップをさらに備えた、請求項10の方法。
【請求項17】
無線ネットワークからグラフィックイメージを受信し、受信したデータを表示するための装置において、
ユーザーから受信された所定の時間間隔を記憶する手段と、
あて先電話番号を前記無線ネットワークに送信し、前記無線ネットワークから前記グラフィックイメージを受信する手段と、
無線ネットワークから受信された前記グラフィックイメージを記憶する手段と、
前記記憶された所定の時間間隔の期間に前記無線ネットワークから受信された前記グラフィックイメージを表示する手段と、
を備えた装置。
【請求項18】
前記ユーザーから命令を受信するための手段をさらに備えた、請求項17の装置。
【請求項19】
無線ネットワークと通信しているサーバーからも無線送信を介してグラフィックイメージを受信し、前記グラフィックイメージを表示装置上に9表示する方法であって、前記グラフィックイメージは所定の時間間隔中に送信される方法において、
前記所定の時間間隔を示す情報を受信するステップと、
あて先電話番号を受信するステップと、
現在時刻が前記所定の時刻なら、無線電話ネットワークを介して前記あて先電話番号に接続するステップと、
前記グラフィックイメージを受信するためのステップと、
前記グラフィックイメージを表示するためのステップと、
を備えた方法。
【請求項20】
無線通信を介して前記あて先電話番号を前記無線ネットワークに送信するステップをさらに備えた、請求項19の方法。
【請求項21】
コンピューター装置により実行されると、接続的に表示装置を無線装置に接続するコンピューター読み取り可能媒体に記憶されたコンピュータープログラムであって、前記コンピューター装置に、
前記サーバーに関連するあて先電話番号を受信するステップと、
現在時刻が所定時間間隔にあるかどうかチェックするステップと、
前記現在時刻が前記所定時間間隔内にあるなら、前記あて先電話番号を無線装置に送信するステップと、
前記無線装置に前記あて先電話番号をダイアルするように要求するステップと、
前記無線装置を介して前記グラフィックイメージを受信するステップと、
前記グラフィックイメージを前記表示装置に送信するステップと、
を実行させるコンピュータープログラム。
【請求項22】
さらに、前記コンピューター装置に、ユーザーから所定の時間間隔を受信するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項23】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置がドッキングステーションに接続されていることを検証するステップ2を実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項24】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置がアイドルであることを検証するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項25】
さらに、前記コンピューター装置に、前記無線装置が前記ドッキングステーションに接続され、アイドルであるなら、ダイアルトーンを前記表示装置に供給するステップを実行させる、請求項22のコンピュータープログラム。
【請求項26】
さらに、前記コンピューター装置に、
前記現在時刻が前記所定の時間間隔でないなら、ビジー信号を発生するステップと、
前記ビジー信号を前記表示装置に送信するステップと、
を実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【請求項27】
さらに、前記コンピューター装置に、前記あて先電話番号は認識可能な電話番号であることを検証するステップを実行させる、請求項21のコンピュータープログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公表番号】特表2008−504743(P2008−504743A)
【公表日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−518291(P2007−518291)
【出願日】平成17年6月24日(2005.6.24)
【国際出願番号】PCT/US2005/022368
【国際公開番号】WO2006/012261
【国際公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年6月24日(2005.6.24)
【国際出願番号】PCT/US2005/022368
【国際公開番号】WO2006/012261
【国際公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
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