説明

無線通信システムのためのリバースリンク・パイロット送信

【課題】無線通信システムにおいて、リバースリンク上でCDMAセグメントのパイロットを送信する技法を提供する。
【解決手段】端末に対するパイロット情報に基づいて、スクランブルシーケンスを生成(912)し、スクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成(914)し、時間周波数ブロックにパイロットシンボルがマップ(916)され、マップされたパイロットシンボルが、無線通信システムにおける、1つ以上のセクタへリバースリンク上で送信(918)される。

【発明の詳細な説明】
【関連出願】
【0001】
本出願は、2006年6月13日に提出され、この譲受人に譲渡され、引用によってここに組込まれる、「無線通信システムのためのリバースリンク・パイロット送信」と表題をつけられた米国の仮出願60/813,535号の優先権を主張する。
【技術分野】
【0002】
本開示は、一般に通信に関する、そして、特に、無線通信システムにおけるパイロット送信に関する。
【背景技術】
【0003】
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケット・データ、通信、放送などのような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステム資源の共有により複数ユーザのための通信をサポートすることができる多重アクセスシステムであり得る。そのような多重アクセスシステムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、および単一搬送波のFDMA(SC−FDMA)システムを含んでいる。
【0004】
無線通信システムは、フォワードとリバースリンク上で多くの端末の通信をサポートする多くの基地局を含み得る。フォワードリンク(つまりダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを表す。また、リバースリンク(つまりアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを表す。端末は、システム内のいかなる場所にも位置することができる。また、各端末は、それぞれ、所定の瞬間において、0、1、あるいは複数の基地局のサービス区域内に存在し得る。各端末は、基地局が、端末を検知し、かつ、効率的に端末を取り扱うことができる適切な基地局に端末を割り当てることを可能にするため、および/または他の目的のために、リバースリンク上でパイロットを送信することができる。端末によって送信されるパイロットは、有用であるが、オーバヘッドを呈する。
【0005】
したがって、リバースリンク上でパイロットを効率的に送信するための技法の技術においてニーズが存在する。
【発明の概要】
【0006】
無線通信システムにおけるリバースリンク上でパイロットを効率的に送信する技法が、ここに説明される。CDMAセグメントは、リバースリンク上でCDMAを使用して、端末によってシグナリングとパイロットの送信をサポートするために使用され得る。CDMAセグメントは、リバースリンク上で送信について使用可能な時間と周波数の資源の一部である時間周波数ブロックを占めることができる。
【0007】
1つの設計において、端末は、その端末に対するパイロット情報に基づいて、スクランブルシーケンス(scrambling sequence)を生成することができる。パイロット情報は、端末による全通話時間(entire duration of a call)、および端末が通話(call)の間に通信するすべてのセクタに関して使用することができる。パイロット情報は、端末の識別子、端末がシステムにアクセスするために通信するセクタの識別子、端末のシステム・アクセス時間、などを含むことができる。端末は、スクランブルシーケンスに基づいて、例えば、スクランブルシーケンスによりパイロット・データにスクランブルをかけることにより、およびパイロットシンボルにスクランブルデータ(scrambled data)をマップすることにより、パイロットシンボルを生成することができる。次に、端末は、CDMAセグメントの時間周波数ブロックにパイロットシンボルをマップすることができる。それから、システムがリバースリンク上でOFDMを使用する場合、端末は、マップされたパイロットシンボルによりOFDMシンボルを生成し、そして、1つ以上のセクタへリバースリンク上でOFDMシンボルを送信することができる。
【0008】
1つの設計において、セクタの基地局は、CDMAセグメントに対する受信シンボルを得るために受信OFDMシンボルを処理することができる。基地局は、パイロット情報に基づいて端末のためにスクランブルシーケンスを生成し、そして端末に関する少なくとも1つのパラメータを得るためにスクランブルシーケンスに基づいて受信シンボルを処理することができる。基地局は、入力サンプルのシーケンスを得るために時間領域へCDMAセグメントの受信シンボルを変換する、デスクランブルされたシーケンスを得るためにスクランブルシーケンスで入力サンプルのシーケンスをデスクランブルする、および、チャンネルタップについて相関結果を得るためにデスクランブルされたシーケンスをパイロット・データと相関する、ことができる。基地局は、複数のチャンネルタップについて処理を繰り返し、複数のチャンネルタップに関する相関結果に基づいて受信信号強度および/または端末の他のパラメータを決定することができる。
【0009】
CDMAセグメント上で送信されるパイロットは、下記に述べられるように、様々な目的のために使用され得る。開示の種々の態様および特徴も、さらに詳細に下記で説明される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】無線通信システムを示す。
【図2】リバースリンク上でのCDMAセグメントの送信を示す。
【図3A】CDMAセグメントの設計を示す。
【図3B】CDMAセグメントの設計を示す。
【図4】3つのセクタにわたる同期CDMAセグメントを示す。
【図5】CDMAセグメント上でのパイロットの送信を示す。
【図6】端末と基地局のブロック図を示す。
【図7】送信パイロット・プロセッサおよび変調器のブロック図を示す。
【図8】復調器および受信パイロット・プロセッサのブロック図を示す。
【図9】プロセスがリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図10】装置がリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図11】プロセスがリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図12】装置がリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図13】プロセスが端末からパイロットを受信することを示す。
【図14】装置が端末からパイロットを受け入れることを示す。
【図15】プロセスが端末からパイロットを受信することを示す。
【図16】装置が端末からパイロットを受け入れることを示す。
【図17】プロセスがリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図18】装置がリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図19】プロセスがリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【図20】装置がリバースリンク上でパイロットを送信することを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、複数の基地局を備えた無線通信システム100を示す。単純化のために、3つの基地局110a、110bおよび110cだけが図1に示される。基地局は端末と通信する局である。基地局は、アクセス・ポイント、ノードB、発展したノードBなどとも呼ばれ、それらの機能のうちのいくつか、あるいはすべてを含み得る。基地局は、それぞれ特定の地理的なエリアに対して通信サービス区域を提供する。用語「セル」は、基地局および/またはそのカバレージエリアを、その用語が使用される文脈に依存して表すことができる。システムの容量を改善するために、基地局のカバレージエリアは、複数(例えば3つ)の小面積へ分割され得る。それぞれの無線基地局(BTS)は、小面積をそれぞれ取り扱い得る。用語「セクタ」は、その用語が使用される文脈に依存して、BTSおよび/またはそのカバレージエリアを表すことができる。セクタ化されたセルについて、そのセルのすべてのセクタのためのBTSは、一般にそのセルの基地局内に共同配置される。
【0012】
ここに説明される技法は、非セクタ化セルを備えたシステムと同様にセクタ化されたセルを備えたシステムについても使用され得る。明瞭にするために、技法はセクタ化されたセルを備えたシステムについて下記に説明される。「基地局」、「セクタ」という用語は、ここにおいて交換可能に使用される。基地局110a、110bおよび110cも、それぞれ、セクタA、BおよびCとして表される。
【0013】
多くの端末がシステム100の全体にわたって分散することができる。そして、各端末は、静止しているかもしれないし、あるいは、移動しているかもしれない。単純化のために、1つの端末120だけが図1に示される。端末120は、アクセスターミナル、移動局、ユーザ設備、加入者ユニット、局などとも呼ばれ、それらの、機能のうちのいくつかあるいはすべてを含み得る。端末120は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、無線モデム、携帯型のデバイス、ラップトップ・コンピュータなどかもしれない。端末120は、所定の瞬間において、0、1、あるいは複数の基地局と、フォワードリンク(FL)および/またはリバースリンク(RL)上で通信することができる。図1は、基地局110a、110bおよび110cへリバースリンク上でパイロットを送信し、これらの基地局からのフォワードリンク上での送信を受信する端末120を示す。
【0014】
集中型のアーキテクチャに関して、システム・コントローラ130は、基地局110へ結合され、これらの基地局に対する調整と制御を提供することができる。システム・コントローラ130は、単一のネットワークエンティティあるいはネットワークエンティティの集合であり得る。分散型のアーキテクチャに関して、基地局は、互いに必要に応じて通信することができる。
【0015】
ここに説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAシステムのような様々な無線通信システムに対して使用することができる。CDMAシステムは、符号分割多重(CDM)を利用する。そして、送信は、異なった直交コード、擬似ランダム系列などで送られる。TDMA方式は、時分割多重(TDM)を利用する。そして、送信は異なったタイムスロットで送られる。FDMAシステムは、周波数分割多重(FDM)を利用する。そして、送信は異なったサブキャリア上で送られる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。また、SC−FDMAシステムは、単一の搬送波の周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システムの帯域幅を複数の直交するサブキャリアに分割する。それらはトーン、ビンなどとも呼ばれる。サブキャリアは、それぞれデータに対して変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMにより周波数領域において、およびSC−FDMにより時間領域において送信される。技法は、例えばCDM、OFDM、OFDM、SC−FDMなどの多重化方式の組合せを利用する無線通信システムに対して使用することができる。明瞭にするために、技法の態様は、リバースリンク上でCDMおよびOFDMを利用するシステムについて下記で述べられている。
【0016】
図2は、リバースリンクに使用され得るフレーム構成200の設計を示す。送信スケジュールは、フレーム(それらはフィジカル層(PHY)フレームと呼ばれ得る)、タイムスロットなどに分割され得る。図2に示されるように、フレームは連続するインデックスを割り当てることができる。各フレームは、特定の時間持続期間に及び得る。それは固定されてもよいし、あるいは設定可能でもよい。1つの設計において、各フレームは、Nシンボル期間に及ぶ。ここで、一般に、N ≧1、そして、1例では、N=8。
【0017】
図2は、さらにサブキャリアの構成を示す。システムの帯域幅は、1からKのインデックスを割り当てることができる複数(K)個の直交サブキャリアに分割することができる。スペクトルで形作られたシステムにおいて、K個の全サブキャリアのサブセットだけが送信に使用され得る。また、システムがスペクトルのマスク要件を満たすことを可能にするために、残りのサブキャリアは、ガードサブキャリアとして供することができる。単純化のため、次の説明は、K個の全サブキャリアがすべて使用可能であると仮定する。
【0018】
図2は、さらに、リバースリンク上でパイロットおよびシグナリングの送信をサポートすることができるCDMAセグメントの設計を示す。CDMAセグメントは、さらに、CDMコントロールセグメント、コントロールセグメント、制御ブロックなどと呼ばれ得る。CDMAセグメントは、時間と周波数の資源のブロックを占め、例えば、パイロットチャンネル(PICH)、チャンネル品質指標チャンネル(CQICH)、リクエスト・チャンネル(REQCH)、ビームフォーミング・フィードバック・チャンネル(BFCH)、サブバンド・フィードバック・チャンネル(SFCH)、アクセスチャンネル(ACH)など、のような、パイロットとシグナリングチャンネルをサポートすることができる。図2に示される設計において、CDMAセグメントは、Qフレーム毎に送信される、ここで、一般に、Q≧1、そして、いくつかの例として、Q=4,6,8,など。CDMAセグメントは、(図2に示されるように)CDMAフレームからCDMAフレームまで、システムの帯域幅にわたってホップすることができる、あるいはサブキャリア(図2に示されない)の固定セット上で送信され得る。CDMAフレームはCDMAセグメントが送信されるフレームである。一般に、CDMAセグメントは、任意のレートで、任意のディメンションの時間周波数ブロックで送信され得る。端末は、パイロット、シグナリングなどに関してCDMAセグメントを共有することができる。これは、特にパイロットおよび/またはシグナリングが散発的に送信され得るときに、リバースリンク上でパイロットとシグナリングを送信するために各端末に専用の時間周波数資源を割り当てるより効率的かもしれない。
【0019】
一般に、CDMAセグメントは、任意の数のサブキャリアをカバーし、任意の数フレームに及び得る。CDMAセグメントは、固定の、あるいは設定可能であるディメンションを持つことができる、それは、リバースリンク上で送信されるパイロットとシグナリングの量、CDMAセグメントに対して割り付けるべきオーバヘッドの量、などのような様々なファクターに基づいて選択され得る。
【0020】
図3Aは、CDMAセグメントの設計を示す。この設計において、CDMAセグメントは、1からSまでのS個のCDMAサブセグメントを含んでいる。ここで、一般に、S≧1。この設計において、CDMAセグメントのサイズは、例えば、リバースリンク上で送信されるパイロットおよびシグナリングの量に基づいて、1つのCDMAサブセグメントの粗い増分で変わり得る。各CDMAサブセグメントは、N個のシンボル期間の1つのフレームにおけるM個の隣接するサブキャリアをカバーすることができ、M×Nのディメンションを持ち得る。
【0021】
S個のCDMAサブセグメントは、図3Aに示されるように、連続するサブキャリアを占めることができる。あるいは、S個のCDMAサブセグメントはシステムの帯域幅にわたって広げられ得る。例えば、システムの帯域幅は複数のサブバンドへ分割されてもよい。各CDMAサブセグメントは、それぞれ異なったサブバンド上で送信され、サブバンドのすべて、あるいは一部をカバーすることができる。
【0022】
図3Bは、CDMAセグメントの別の設計を示す。この設計において、CDMAセグメントは、異なったフレームにおけるM個の隣接するサブキャリアをカバーする各CDMAサブセグメントを備えた、1からSのS個のCDMAサブセグメントを含んでいる。
【0023】
図3Aおよび3Bに示される設計において、CDMAサブセグメントは、M個の隣接するサブキャリアをカバーする。別の設計において、CDMAサブセグメントは、システムの帯域幅にわたって分散され得る複数のサブキャリア・クラスタを含んでいる。各クラスタは、それぞれ1セットの隣接するサブキャリアを含み得る。例えば、CDMAサブセグメントは、M/2個の隣接するサブキャリアを持つ各クラスタを備えた、2個のクラスタを含んでいてもよい。CDMAサブセグメントにおけるサブキャリアは、さらに他の方式で周波数にわたって分散され得る。
【0024】
一般に、与えられたセクタのCDMAセグメントは、任意の数のCDMAサブセグメントを含んでいてもよい。それは、図3Aに示されるように周波数に、図3Bに示されるような時間に、あるいは周波数と時間の両方にわたって広げられてもよい。更に、同じ、あるいは異なった数のCDMAサブセグメントは、異なったフレームに使用されてもよい。CDMAサブセグメントは、インデックスを割り当てられ、それらのインデックスに基づいて識別され得る。異なったセクタは、同じサイズあるいは異なったサイズのCDMAセグメントを持ち得る。
【0025】
端末120は、所定の瞬間において、1つ以上のセクタによって1つ以上のCDMAサブセグメントを割り当てられ得る。例えば、端末は、端末120と通信している各セクタによって、十分な信号強度で端末120を検出した各セクタによって、端末120がハンドオーバーされ得る各セクタなどによって、各CDMAサブセグメントを割り当てられ得る。各セクタは、それぞれ、そのセクタに対するCDMAセグメントにおける1つ以上のCDMAサブセグメントを端末120に割り当てることができる。
【0026】
1つの設計において、端末120は、システムにアクセスするために端末120が通信するセクタによって、CDMAサブセグメントを割り当てられてもよい。このセクタは、端末120を最初に取り扱うセクタかもしれない。続いて、端末120は、端末120のアクティブセットに加えられる各セクタによってCDMAサブセグメントを割り当てられるかもしれない、また、アクティブセットから除かれる各セクタによってCDMAサブセグメントを割当解除されるかもしれない。端末120のアクティブセットは、端末120が通信するすべてのセクタを含み得る。したがって、端末120は、所定の瞬間において、任意の数のセクタによってCDMAサブセグメントを割り当てられ得る。
【0027】
一般に、システム100におけるセクタは、同期かもしれないしあるいは非同期かもしれない。同期式システムについて、セクタは同じタイミングを持っている。また、セクタのフレームは時間調整されているかもしれない。非同期式について、1つのセクタのタイミングは、他のセクタのタイミングに関して擬似ランダムかもしれない。また、異なったセクタのフレームは時間調整されていないかもしれない。
【0028】
図4は、3つのセクタA、BおよびCにわたる同期CDMAセグメントを示す。セクタA、BおよびCのCDMAセグメントは、時間と周波数において重複することができる、また共通の周波数ホッピングシーケンスに基づいてホップすることができる。端末120は、3つのすべてのセクタA、BおよびCによって同じCDMAサブセグメントを割り当てられ得る。それは端末120のアクティブセットであり得る。この場合、端末120は、3つのセクタA、BおよびCすべてに対して、同じCDMAサブセグメント上で、パイロットおよびシグナリングを送信することができる、それは、リバースリンク上における干渉を低減することができる。
【0029】
一般に、端末120は、パイロット、およびシグナリングを、その端末に割り当てられた各CDMAサブセグメント上で送信することができる。端末120が、(同期あるいは非同期式のいずれかにおける)複数のセクタによってオーバーラップしないCDMAサブセグメントを割り当てられる場合には、端末120は、割り当てられた各CDMAサブセグメント上で、同じパイロットおよび信号を送信することができる。端末120が、同期式におけるオーバーラップしないCDMAサブセグメントを割り当てられる場合には、各セクタは、端末120に関してより多くのパイロット測定値を得ることができる。
【0030】
図5は、端末120によるCDMAサブセグメント上でパイロット送信の設計を示す。この設計において、CDMAサブセグメントは、M=128の隣接するサブキャリアをカバーし、また、N=8のシンボル期間の1フレームにわたる。したがって、CDMAサブセグメントは、L=M・N=1024の送信単位をカバーする。各送信単位は、それぞれ1つのシンボル期間における1つのサブキャリアであり、1つのパイロットシンボルを送信するために使用され得る。それは実数か複素数値であり得る。後述されるように、1024個のパイロットシンボルのシーケンスが生成され、そして、{p、p、p、・・・、p1023}として表示され得る。シーケンスの最初の128個のパイロットシンボルは、CDMAサブセグメントの最初のシンボル期間における128のサブキャリアにマップされ得る。シーケンスの次の128個のパイロットシンボルは、CDMAサブセグメントの次のシンボル期間における128個のサブキャリアにマップされ得る、等々。そして、シーケンスの最後の128個のパイロットシンボルは、CDMAサブセグメントの最後のシンボル期間における128のサブキャリアにマップされ得る。リバースリンク信号は、後述されるように、CDMAサブセグメントにマップされたパイロットシンボルで生成され得る。
【0031】
端末120は、単一のセクタY(例えばサービングセクタ)によって、複数のCDMAサブセグメントを割り当てられ得る。これらのCDMAサブセグメントは、セクタYが異なった周波数位置に関してパイロット測定値を得ることを可能にするために、周波数を横切って広げられ得る。端末120は、端末120に割り当てられたCDMAサブセグメントの個々の上で、同じパイロット・シーケンスを送信することができる。あるいは、端末120は、割り当てられたCDMAサブセグメントの数によって決定された長さのパイロット・シーケンスを生成するかもしれない。いずれの場合においても、セクタYは、複数のCDMAサブセグメント上で送信されたパイロットに基づいて、端末120に関するリバースリンクのチャンネル応答を推定することができる。
【0032】
時分割デュプレクス(TDD)システムにおいて、一つの周波数チャンネルは、フォワードリンクとリバースリンクの両方について使用される。また、フォワードリンクのチャンネル応答は、リバースリンクのチャンネル応答とよく相関し得る。
【0033】
周波数分割デュプレクス(FDD)システムにおいて、異なった周波数チャンネルはフォワードリンクとリバースに対する使用される。フォワードリンク・チャンネル応答はリバースリンクチャンネル応答とよく相関しないかもしれない。TDD方式について、セクタYは、複数のCDMAサブセグメント上で端末120によって送信されたパイロットから得られたリバースリンクチャンネル推定値に基づいて、端末120に関するフォワードリンク・チャンネル推定値を導き出することができる。次に、セクタYは、フォワードリンク・チャンネル推定値を、端末120に対するビームフォーミング、および/または他の目的のために、使用することができる。TDDまたはFDDのシステムについて、セクタYは、リバースリンクチャンネル推定値を、端末120のサブバンド・スケジューリングのために使用することができる。サブバンド・スケジューリングについて、セクタYは、最良のリバースリンクチャンネル利得によりサブバンドを決定し、端末120に、このサブバンドにおける時間周波数資源を割り当てることができる。
【0034】
端末120は、そのパイロットが、与えられたセクタによって受信されるすべての端末の中で端末120に関してユニークになるように、CDMAセグメント上で送信されるパイロットを生成することができる。これは、セクタが、端末120からのパイロットを検出することを可能にする。更に、空間と時間の両方にわたって同じ方法でパイロットを端末120が生成することは望ましいかもしれない、その結果、パイロットはセクタ特有ではない。これは、端末120が、システムをあちこちへ動き、セクタからセクタに渡される時でさえ、端末120が同じパイロットを送信することを可能にするであろう。これは、さらに、異なったセクタが、端末120からのパイロットを受信することを可能にするであろう。1つの設計において、端末120は、そのパイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成し、また、パイロットを生成するためにスクランブルシーケンスを使用する。セクタは、シグナリング介して端末120から直接に、あるいはバックホール(backhaul)を介して別のセクタから、このパイロット情報を得ることができる。セクタは、端末120に関する既知のパイロット情報に基づいて、CDMAセグメント上で端末120によって送信されるパイロットを検出することができるかもしれない。
【0035】
一般に、パイロット情報は、端末120からパイロットを受信する各セクタでユニークに端末120を識別することができる任意の情報を含み得る。パイロット情報は、さらにシード情報(seed information)などとも呼ばれ、様々なタイプの情報を含み得る。1つの設計において、パイロット情報は、端末120の識別子、システムにアクセスするために端末120が通信するセクタ(それはアクセス・セクタと呼ばれる)の識別子、および端末120のシステム・アクセス時間を含む。端末120の識別子は、(例えばシステム・アクセス中の)端末120に割り当てられたメディア・アクセス制御識別子(MAC ID)、端末120に関するインターネット・プロトコル(IP)アドレス、あるいは端末120に関する他のいくつかのタイプの識別子かもしれない。アクセス・セクタの識別子は、擬似乱数コード(AccessSectorPN)あるいはアクセス・セクタに関する他のいくつかのタイプの識別子かもしれない。
【0036】
次の説明において、端末120の識別子はMAC IDと呼ばれる。また、アクセス・セクタの識別子はセクタIDと呼ばれる。システム・アクセス時間は、端末120がシステムにアクセスする時であり、フレーム・インデックス、スーパーフレーム・インデックスなどにより与えられ得る。別の設計において、パイロット情報はMAC IDおよびセクタIDを含む。さらに別の設計において、パイロット情報はMAC IDおよびシステム・アクセス時間を含む。パイロット情報は、さらに端末120に対するユニークなパイロット情報を保証することができる他のタイプの情報を含み得る。
【0037】
図6は、端末120および、図1における基地局のうちの1つである基地局110の設計のブロック図を示す。単純化のために、リバースリンク上で送信用の演算処理装置だけが図6に示される。さらに、単純化のための、基地局110および端末120は各々単一のアンテナを装備している。
【0038】
端末120では、送信(TX)データプロセッサ610はトラフィックデータおよびシグナリングデータを受信し、受信データを処理し、データシンボルを提供する。TXパイロット・プロセッサ620は、CDMAセグメントについてパイロットシンボルを生成する。ここに使用されるように、データシンボルは、トラフィックあるいはシグナリングデータのシンボルである、パイロットシンボルは、パイロット・データのシンボルである。0のシンボルは、0の信号値をもつシンボルである。また、シンボルは一般に複素数値である。データシンボルは、PSK、QAMなどのような変調方式による変調シンボルであり得る。パイロット・データは、送信機と受信機の両方によってアプリオリに既知であるデータである。OFDM変調器(MOD)630は、データとパイロットシンボル上でOFDM変調を行ない、出力チップを供給する。OFDM変調器630は、さらに、リバースリンクに使用され得る他の多重方式(例えばSC−FDM)のための他のタイプの変調器と取り替えられてもよい。送信機(TMTR)632は、出力チップを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、そしてリバースリンク信号を生成する、それはアンテナ634を介して送信される。
【0039】
基地局110では、アンテナ652は、端末120および他の端末からリバースリンク信号を受信し、受信機(RCVR)654に受信信号を供給する。受信機654は、受信信号を処理(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびディジタル化)し、そして受信サンプルを供給する。OFDM復調器(DEMOD)660は、受信シンボルを得るために受信サンプル上でOFDM復調を行ない、受信(Rx)パイロット・プロセッサ680にCDMAセグメントに関する受信シンボルを供給し、Rxデータプロセッサ670に残りの受信シンボルを供給する。Rxデータプロセッサ670は、TXデータプロセッサ610による処理と相補的な仕方でその受信シンボルを処理し、復号データを供給する。Rxパイロット・プロセッサ680は、下記に述べられるように、その受信シンボルを処理し、受信信号強度、タイミング、周波数誤差についての情報、および/または基地局110と通信する各端末の他のパラメータを供給することができる。
【0040】
コントローラ640および690は、それぞれ、端末120および基地局110に動作を指示する。メモリ642と692は、それぞれ端末120および基地局110に関する、プログラムコードおよびデータを格納する。スケジューラ694は、フォワードおよび/またはリバースリンク上での送信に関して、端末120および他の端末をスケジュールすることができる。
【0041】
一般に、端末120は、与えられたセクタによって1つ以上のCDMAサブセグメントを割り当てられ得る。単純化のために、説明は、端末120が、各セクタによって1つのCDMAサブセグメントを割り当てられると仮定する。一般に、セクタはそのCDMAセグメントについて1つ以上のCDMAサブセグメントを持っている可能性がある。単純化のために、以下の説明は、各セクタのCDMAセグメントが1つのCDMAサブセグメントを含むと仮定する。
【0042】
図7は、図6の端末120におけるTXパイロット・プロセッサ620およびOFDM変調器630の設計のブロック図を示す。TXパイロット・プロセッサ620内で、スクランブルシーケンス発生器712は、端末120に関するパイロット情報を受信する、そして、そのパイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成する。1つの設計において、ジェネレータ712は、パイロット情報で種(seed)が与えられたPN発生器である。別の設計において、ジェネレータ712は、あらゆるスクランブルシーケンスの中から1つのスクランブルシーケンスにパイロット情報をマップする。いずれの場合においても、スクランブルシーケンスは、CDMAセグメントにおいて送信されたパイロット・シーケンスの長さで決定される長さ、例、L=1024、を持つことができる。
【0043】
スクランブラー714は、パイロット・データを受信し、スクランブルシーケンスによりスクランブルをかける、そして、Lチップのスクランブルシーケンスを供給する。各チップは、時間領域の複素数値であり得る。パイロット・データは、任意の既知のシーケンス(例えばオール1のシーケンス、既知のPNシーケンス、などかもしれない。スクランブリングは、スクランブルシーケンスによりパイロット・データのチップごとの乗算を行なうことにより達成することができる。分割するユニット716は、スクランブルシーケンスをN個のスクランブルサブシーケンス(CDMAセグメントが送信される1フレームのNシンボル期間の各々について1つのサブシーケンス)に分割する。各スクランブルサブシーケンスは、それぞれMチップを含んでいる。CDMAセグメントの各シンボル期間において、高速フーリエ変換(FFT)ユニット718は、そのシンボル期間についてスクランブルをかけられたサブシーケンスにおけるMチップ上でM−ポイントFFTを行ない、そのシンボル期間についてM個のパイロットシンボルを供給する。
【0044】
OFDM変調器630内では、シンボルからサブキャリアへのマッパー722は、TXデータプロセッサ610からデータシンボルを受信し、TXパイロット・プロセッサ620からパイロットシンボルを受信する。CDMAセグメントの各シンボル期間において、マッパー722は、そのシンボル期間のM個のパイロットシンボルをCDMAセグメントに使用されるM個のサブキャリアにマップする、そして、データシンボルおよび/または0のシンボルをK−M個の残りのサブキャリアへマップする。CDMAセグメントのない各シンボル期間において、マッパー722はK個の全サブキャリアにデータシンボルおよび/または0シンボルをマップする。マッパー722は、各シンボル期間において、K個の出力シンボルを供給する。ここで出力シンボルはそれぞれ、パイロットシンボル、データシンボルあるいは0のシンボルかもしれない。各シンボル期間において、逆FFT(IFFT)ユニット724は、OFDMシンボルの有用な部分に対するK個の時間領域チップを得るために、K個の全サブキャリアについてK個の出力シンボル上でK−ポイントIFFTを行なう。サイクリックプリフィックスジェネレータ726は、有用な部分の最後のC個のチップのコピーと、OFDMシンボルを得るために有用な部分の前部にこれらのC個のチップ(ただしCは周期的なプリフィックスの長さである)を追加することにより、有用な部分に周期的なプリフィックスを追加する。OFDMシンボルは、K+C個のチップを含んでおり、K+Cチップ周期うちの1つのシンボル期間において送信され得る。OFDM変調器630は、さらに、ウィンドウ処理および/または他の処理を行なう、それは単純化のために、図7に示されていない。
【0045】
図7は、パイロットが時間領域におけるCDMAを使用して送信される設計を示す。別の設計において、パイロットは周波数領域におけるCDMAを使用して送信される。この設計において、スクランブラー714からのスクランブルシーケンスのL個のチップは、FFTユニット718を通らずに、CDMAセグメントにおけるL個の送信ユニットに直接マップされ得る。各シンボル期間のM個のスクランブルチップは、そのシンボル期間に対するM個のパイロットシンボルとして直接供給される。
【0046】
与えられたセクタは、そのセクタに関するCDMAセグメント上で任意の数の端末からパイロットを受信することができる。セクタは、CDMAセグメントに(例えば、端末と、あるいは別のセクタから交換されるシグナリングを介して)割り当てられた各端末のパイロット情報を持つことができる。セクタは、その端末に関するパイロット情報に基づいて、各端末によって送信されたパイロットを検出することができる。
【0047】
図8は、図6の基地局110におけるOFDM復調器660およびRxパイロット・プロセッサ680の設計のブロック図を示す。OFDM復調器660は、受信機654から受信サンプルを得る。一般に、サンプルレートはチップレートと等しいかもしれないし、あるいはチップレートの複数(例えば2、4、あるいは8)倍かもしれない。単純化のために、下記の説明は、サンプルレートがチップレートと等しいと仮定する。
【0048】
OFDM復調器660内において、サイクリックプリフィックス除去ユニット812は、受信機654から受信サンプルを得て、各受信OFDMシンボルにおける周期的なプリフィックスを除去し、各シンボル期間についてK個の受信サンプルを供給する。各シンボル期間において、FFTユニット814は、そのシンボル期間のK個の受信サンプルについて、K−ポイントFFTを行ない、そして、K個の全サブキャリアに関してK個の受信シンボルを供給する。OFDM復調器660は、さらにチャンネル推定により受信シンボル上で同期検波を行なうことができる。それは単純化のために図8には示されていない。シンボルからサブキャリアへのディマッパ816は、各シンボル期間についてK個の受信シンボルを得る、CDMAセグメントに使用されたサブキャリアからの受信シンボルをRxパイロット・プロセッサ680に供給し、残りのサブキャリアからの受信シンボルをRxデータプロセッサ670に供給する。
【0049】
Rxパイロット・プロセッサ680内で、IFFTユニット822は、CDMAセグメントに対する受信シンボルを得る。CDMAセグメントの各シンボル期間において、IFFTユニット822はそのシンボル期間のM個の受信シンボルに対してM−ポイントIFFTを行ない、M個の入力サンプルを供給する。アセンブリユニット824は、CDMAセグメントのN個のシンボル期間のすべてについて入力サンプルを受信し、L個の入力サンプルを含んでいるベース入力シーケンスを得るためにこれらの入力サンプルを連結する。
【0050】
基地局110は、異なる伝播遅延があるかもしれない1つ以上の信号パスを介して端末120からリバースリンク信号を受信することができる。Rxパイロット・プロセッサ680は、端末120から基地局110への異なった信号パスのエネルギーを捕らえるためにJ個のチャンネルタップについて処理を行なうことができる。一般に、Jは、1以上の任意の整数値であり得る。Jは、予想される遅延スプレッド(最初の、および最新の、信号パス、チップレート、および/または、他のファクターの間の時差である)に基づいて選択され得る。例えば、Jは、およそ6マイクロセカンド(μs)の予想される遅延スプレッド、および1.25メガチップ/秒(Mcps)のチップレートに対して、8に等しいかもしれない。J個のチャンネルタップは、1つのチップ毎に間隔を置かれて配置され得る。
【0051】
1つの設計において、j番目のチャンネルタップの入力シーケンスは、j個のサンプル分、ベース入力シーケンスを周期的にシフトすることにより得られる(ただし j=0,・・・,J−1)。別の設計において、j番目のチャンネルタップの入力シーケンスは、右へj個のサンプル分ベース入力シーケンスをシフトし、最初のj個のサンプル位置を0で満たし、最後のj個のサンプルを廃棄することにより得られる。各チャンネルタップの入力シーケンスは、さらに他の方式で得ることができる。いずれの場合も、循環シフトあるいは線形シフトは、長さMのN個のサブシーケンスの各々について行なわれ得る。アセンブリユニット824は、各チャンネルタップについて入力シーケンスを提供する。
【0052】
スクランブルシーケンス発生器826は、端末120に対するパイロット情報を受信し、パイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成する。ディスクランブラー828は、アセンブリー装置824から各チャンネルタップの入力シーケンスおよびジェネレータ826からスクランブルシーケンスを受信し、入力シーケンスをスクランブルシーケンスによりデスクランブルし、デスクランブルされたシーケンスを供給する。相関器830は、各チャンネルタップのデスクランブルされたシーケンスを以下のように既知のパイロット・データと相関する:
【数1】

【0053】
ただしxi,jは、j番目のチャンネルタップについてi番目のデスクランブルされたサンプルである。
【0054】
はパイロット・データのi番目のチップである。そして、
はj番目のチャンネルタップに関する相関結果である。
【0055】
デスクランブルされたサンプルxi,j は、式(1)に示されるように 実数のパイロット・データ用にdで乗算され得る、あるいは複素数のパイロット・データ(式(1)にない)用にdの複素共役で乗算され得る。パイロット・データがウォルシュ・シーケンスである場合、相関は高速アダマール変換(FHT)により行なわれ、パイロット・ウォルシュ・シーケンスに対応する出力を得ている。
【0056】
エネルギー・アキュムレータ832は、J個チャンネルタップのすべてのエネルギーを以下のように蓄積する:
【数2】

【0057】
ここで、Eは、端末120のJ個のチャンネルタップのすべてに関する受信エネルギーである。正規化ファクターは、パイロット・データシーケンスが単位エネルギー・シーケンスでない場合、式(2)に含まれ得る。
【0058】
受信エネルギーEは、さらに受信信号強度、受信パイロット強度などと呼ばれ得る。受信エネルギーEは、リバースリンクチャンネル品質を示し、リバースリンク上で端末120をスケジュールするために使用され得る。受信エネルギーEは、さらに、端末120の送信電力を調節するために使用することができる。
【0059】
CDMAセグメント上で送信されるパイロットは、さらに、時間トラッキングについて使用することができる。ピークエネルギーをJチャンネルタップの中心に、あるいはその中心の近くに位置させることは望ましいかもしれない。タイミング検出器834は、すべてのJチャンネルタップについて相関結果を受信し、最大のエネルギーをもつチャンネルタップを決定する。タイミング調整は、ピークエネルギーが中心チャンネルタップに、あるいはそのタップに近くであるように、端末120へ送信され得る。
【0060】
CDMAセグメント上で送信されるパイロットは、さらに、周波数追跡にも使用することができる。相関器836は、シンボル期間に対する複素数値を得るために、そのシンボル期間のパイロット・データと、CDMAセグメントの各シンボル期間のM個のデスクランブルされたサンプルを相関する。相関器836は、CDMAセグメントのN個のシンボル期間に対するN個の複素数値を供給する。周波数誤差推定器838は、N個の複素数値に基づいてN個のシンボル期間にわたって平均位相変化を推定し、その平均位相変化に基づいて周波数誤差推定値を導き出す。端末120の周波数誤差は、OFDM復調に先立って周波数誤差推定値に基づいて受信サンプルを回転させることにより除去することができる。周波数誤差は、さらに他の方式において除去することができる。
【0061】
チャンネル推定器840は、ディスクランブラー828からデスクランブルされたシーケンスおよびパイロット・データを受信し、端末120のリバースリンクチャンネル推定値を導き出すことができる。例えば、異なったタップのチャンネル推定値は、これらの値の適切なスケーリングによって、例えば、最大尤推定法(maximum likelihood)(ML)または最小平均二乗誤差(minimum mean square error)(MMSE)推定値により、式(1)からC値に基づいて導き出され得る。リバースリンクチャンネル推定値は、CDMAセグメント上で端末120によって送信されたシグナリングチャンネルのコヒーレント復調のために使用され得る。
【0062】
図8は、パイロットが時間領域におけるCDMAを使用して送信される場合のRxパイロット処理の設計を示す。パイロットが、周波数領域におけるCDMAを使用して送信される場合、ユニット812は、各チャンネルタップにK個の受信サンプルの異なったセットを選択するためにスライディングFFTウィンドウを使用することができる。各シンボル期間において、ユニット812は各チャンネルタップにつき1チップ周期でFFTウィンドウを移動させ、そして、そのチャンネルタップのK個の受信サンプルのセットとして、FFTウィンドウ内のK個の受信サンプルを供給することができる。ユニット822、824および828は、チャンネルタップのデスクランブルされたシーケンスを得るために上に説明されたように、各チャンネルタップのK個の受信サンプルを処理することができる。
【0063】
周期的なプリフィックス長さは、一般に、予想される遅延スプレッド(例えば、等しいかより長い)に基づいて選択される。それで、これは、周期的なプリフィックスが端末120から基地局110への信号パスのほとんどのエネルギーを捕らえることを可能にするであろう。基地局110は、さらに周期的なプリフィックス長さの外側の信号パスを識別するためにより広いウィンドウ上で端末120からパイロットについて検出することができる。1つの設計において、これは、Jのより大きな値によるとはいえ、上に説明された循環シフトおよび線形シフト手順に同様になされるかもしれない。別の設計では、これは、送信されたパイロット・シーケンスの実時間領域の等価物(それは長さMの各サブシーケンスの前に周期的なプリフィックスを挿入することにより得られるかもしれない。)を構築すること、および、それを実際の受信時間領域信号(それは広帯域の受信信号から(例えばCDMAサブセグメントのあたりの鋭いフィルタの使用によって)抽出されるかもしれない)と相関することによって行われるかもしれない。さらに別の設計において、第1の時間領域のシーケンスは、スクランブルをかけられたパイロット・データから構築されうる、そして、第2の時間領域のシーケンスは、長さMの各サブシーケンスの前に周期的なプレフィックスの期間と等価な長さの全0サブシーケンスを挿入することによって、長さLの入力シーケンスから構築され得る。それから、各シフトの仮設に関して、相関は、最初に、第1の時間領域のシーケンスを直線的にシフトすること、および、次に、直線的にシフトされたシーケンスを第2の時間領域シーケンスと相関すること、によって得られるかもしれない。基地局110は、処理必要条件を減らすために、より広いパイロット検出を周期的に行ない得る。
【0064】
図9は、リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって行なわれるプロセス900の設計を示す。スクランブルシーケンスは、端末に対するパイロット情報に基づいて生成され得る(ブロック912)。パイロット情報は、端末による全通話時間に対して、および端末が通話の間に通信するすべてのセクタに対して、使用され得る。パイロット情報は、端末の識別子、システムにアクセスするために端末が通信するセクタの識別子、端末のシステム・アクセス時間、他のいくつかの情報、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0065】
パイロットシンボルは、端末に対するスクランブルシーケンスに基づいて生成され得る(ブロック914)。パイロットシンボルは、リバースリンク上でパイロットの送信のために使用される時間周波数ブロックにマップされ得る(ブロック916)。時間周波数ブロックは、複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含み、そして、リバースリンク上での送信に使用可能な時間周波数資源の一部を占めることができる。時間周波数ブロックは、CDMAを使用して、リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって使用されるCDMAセグメントに関するものであり得る。マップされたパイロットシンボルは、システムにおいて少なくとも1つのセクタへリバースリンク上で送信され得る(ブロック918)。
【0066】
図10は、リバースリンク上でパイロットを送信する装置1000の設計を示す。装置1000は、端末のパイロット情報に基づいて、スクランブルシーケンスを生成するための手段(モジュール1012)、スクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するための手段(モジュール1014)、リバースリンク上でパイロットの送信のために使用される時間周波数ブロックにパイロットシンボルをマップするための手段(モジュール1016)、およびシステムにおいて少なくとも1つのセクタへリバースリンク上でマップされたパイロットシンボルを送信するための手段(モジュール1018)、を含んでいる。
【0067】
図11は、OFDMを使用して、CDMAセグメント上でパイロットを送信するために端末によって行なわれるプロセス1100の設計を示す。端末がスクランブルデータのシーケンスを得るために、パイロット・データはスクランブルシーケンスに対してスクランブルをかけられ得る(ブロック1112)。スクランブルデータのシーケンスは、CDMAセグメントの複数のシンボル期間についてスクランブルデータの複数のサブシーケンス(各シンボル期間につき1つのサブシーケンス)へ分割され得る(ブロック1114)。対応するシンボル期間に対するパイロットシンボルを得るために、スクランブルデータの各サブシーケンスはそれぞれ周波数領域へ変換され得る(ブロック1116)。
【0068】
各シンボル期間のパイロットシンボルは、CDMAセグメントに対して使用される複数のサブキャリアにマップされ得る(ブロック1118)。OFDMシンボルは、CDMAセグメントの複数のサブキャリアにマップされたそのシンボル期間のパイロットシンボルにより各シンボル期間について生成され得る(ブロック1120)。CDMAセグメントの複数のシンボル期間のOFDMシンボルは、少なくとも1つのセクタへリバースリンク上で送信され得る(ブロック1122)。
【0069】
端末は、CDMAセグメント上で端末によって送信されたパイロットシンボルに基づいて生成された電力制御指令を受信することができる。端末は、電力制御指令に基づいて、その送信電力を調節することができる。端末は、さらに、CDMAセグメント上で端末によって送信されたパイロットシンボルに基づいて決定されたタイミング調整を受信することができる。端末は、タイミング調整に基づいてそのタイミングを調節することができる。端末は、リバースリンク上でのデータ送信に関する時間周波数資源の割り当てを受信することができる。それは、CDMAセグメント上で端末によって送信されたパイロットシンボルに基づいて決定され得る。端末は、その割り当てにおける時間周波数資源上でデータを送信することができる。
【0070】
図12は、OFDMを使用して、CDMAセグメント上でパイロットを送信する装置1200の設計を示す。装置1200は、端末がスクランブルデータのシーケンスを得るためにスクランブルシーケンスでパイロット・データにスクランブルをかけるための手段(モジュール1212)、CDMAセグメントの複数のシンボル期間のためのスクランブルデータの複数のサブシーケンス(各シンボル期間につき1つのサブシーケンス)にスクランブルデータのシーケンスを分割するための手段(モジュール1214)、対応するシンボル期間についてパイロットシンボルを得るために周波数領域へスクランブルデータの各サブシーケンスを変換するための手段(モジュール1216)、CDMAセグメントに使用される複数のサブキャリアに各シンボル期間のパイロットシンボルをマップするための手段(モジュール1218)、CDMAセグメントの複数のサブキャリアにマップされたそのシンボル期間のパイロットシンボルにより各シンボル期間のOFDMシンボルを生成するための手段(モジュール1220)、および、少なくとも1つのセクタへのリバースリンク上でCDMAセグメントの複数のシンボル期間についてOFDMシンボルを送信するための手段(モジュール1222)、を含んでいる。
【0071】
図13は、端末からのパイロットをセクタが受信するために基地局により実行されるプロセス1300の設計を示す。リバースリンク上でパイロットを送信するためにセクタにおいて端末によって使用される時間周波数ブロックから受信シンボルは得られる(ブロック1312)。時間周波数ブロックは、複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含み、セクタのCDMAセグメント用であり得る。端末に対するスクランブルシーケンスは、端末に対するパイロット情報に基づいて生成され得る(ブロック1312)。受信シンボルは、端末が、端末用の少なくとも1つのパラメータ(例えば受信信号強度、タイミング、周波数誤差、チャンネル推定値、等.)を得るためにスクランブルシーケンスに基づいて処理され得る(ブロック1316)。
【0072】
図14は、端末からパイロットを受信するための装置1400の設計を示す。装置1400は、リバースリンク上でパイロットを送信するためにセクタにおいて端末によって使用される時間周波数ブロックから受信シンボルを得るための手段(モジュール1412)、端末に対するパイロット情報に基づいて端末のためのスクランブルシーケンスを生成するための手段(モジュール1414)、および、端末が、端末に対する少なくとも1つのパラメータを得るためにスクランブルシーケンスに基づいて受信シンボルを処理するための手段(モジュール1416)、を含んでいる。
【0073】
図15は、OFDMを使用して、CDMAセグメント上で端末によって送信されるパイロットをセクタが受信するために基地局によって実行されるプロセス1500の設計を示す。CDMAセグメントの各シンボル期間における受信OFDMシンボルについて受信サンプルは得られる(ブロック1512)。各シンボル期間の受信サンプルは、K個の全サブキャリアについてK個の受信シンボルを得るために、周波数領域へ変換され得る(ブロック1514)。各シンボル期間について、CDMAセグメントに使用される複数のサブキャリアから受信シンボルは抽出され得る(ブロック1516)。
【0074】
各シンボル期間における複数のサブキャリアからの受信シンボルは、入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために、時間領域へ変換され得る(ブロック1518)。入力サンプルのシーケンスは、CDMAセグメントの複数のシンボル期間について得られる入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて形成され得る(ブロック1520)。入力サンプルのシーケンスは、端末がデスクランブルされたシーケンスを得るために、スクランブルシーケンスでデスクランブルされ得る(ブロック1522)。
【0075】
デスクランブルされたシーケンスは、相関結果を得るためにパイロット・データと相関を取られるかもしれない(ブロック1524)。ブロック1520、1522および1524は、複数のチャンネルタップの各々がこれらのチャンネルタップに関する相関結果を得るために繰り返され得る(ブロック1526)。端末の受信信号強度は、複数のチャンネルタップについての相関結果に基づいて決定され得る(ブロック1528)。
【0076】
電力制御指令は受信信号強度に基づいた端末用に生成され、端末へ送信され得る。端末のタイミング調整は、複数のチャンネルタップの相関結果に基づいて決定され、そして端末へ送信され得る。周波数誤差推定値は、複数のシンボル期間の複数のデスクランブルサブシーケンスをパイロット・データと相関することにより得られた複数の複素数値に基づいて導き出され得る。
【0077】
図16は、OFDMを使用してCDMAセグメント上で端末によって送信されるパイロットを受信する装置1600の設計を示す。装置1600は、CDMAセグメントの各シンボル期間における受信OFDMシンボルの受信サンプルを得るための手段(モジュール1612)、K個の全サブキャリアのK個の受信シンボルを得るために各シンボル期間の受信サンプルを周波数領域に変換するための手段(モジュール1614)、CDMAセグメントが送信される各シンボル期間においてCDMAセグメントに使用される複数のサブキャリアから受信シンボルを抽出するための手段(モジュール1616)、入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における複数のサブキャリアから時間領域へ受信シンボルを変換するための手段(モジュール1618)、CDMAセグメントの複数のシンボル期間について得られた入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて入力サンプルのシーケンスを形成するための手段(モジュール1620)、端末がデスクランブルされたシーケンスを得るためにスクランブルシーケンスで入力サンプルのシーケンスをデスクランブルするための手段(モジュール1622)、相関結果を得るためにデスクランブルされたシーケンスをパイロット・データと相関するための手段(モジュール1624)、これらのチャンネルタップについて相関結果を得るために、複数のチャンネルタップの各々について、形成すること、ディスクランブすること、および相関することを繰り返すための手段(モジュール1626)、および複数のチャンネルタップの相関結果に基づいて端末の受信信号強度を決定するための手段(モジュール1628)、を含んでいる。
【0078】
図17は、リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって実行されるプロセス1700の設計を示す。複数のCDMAセグメントの割り当ては、時間と周波数においてオーバーラップし、かつ同期されている複数のCDMAセグメントと共に、複数のセクタから受信され得る(ブロック1712)。複数のCDMAセグメントは、さらに、例えば、図4において示されたように、複数のセクタに共通の周波数ホッピングシーケンスに基づいて、時間にわたり周波数を横切ってホップすることができる。パイロットは、複数のCDMAセグメント上で複数のセクタに送信され得る(ブロック1714)。ブロック1714に関して、パイロットシンボルは、複数のCDMAセグメントのために使用される時間周波数ブロックにマップされ得る。OFDMシンボルは、マップされたパイロットシンボルにより生成され、複数のセクタへ送信され得る。
【0079】
図18は、リバースリンク上でパイロットを送信する装置1800の設計を示す。装置1800は、時間と周波数においてオーバーラップし、同期されている複数のCDMAセグメントで、複数のセクタから複数のCDMAセグメントの割り当てを受信するための手段(モジュール1812)、および複数のCDMAセグメント上で、複数のセクタにパイロットを送信するための手段(モジュール1814)、含んでいる。
【0080】
図19は、リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって実行されるプロセス1900の設計を示す。端末に対するパイロット情報は、リバースリンク上で端末によって送信されたパイロットを検出するため、通話の間に端末が通信するすべてのセクタによって使用されているパイロット情報により決定され得る(ブロック1912)。パイロット情報は、上に言及した情報のうちの任意のものを含み得る、そして、端末と通信する各セクタへ供給され得る。スクランブルシーケンスはパイロット情報に基づいて生成され得る(ブロック1914)。パイロットシンボルは、スクランブルシーケンスに基づき生成され得る(ブロック1916)、そして、システムにおいて少なくとも1つのセクタへリバースリンク上で送信され得る(ブロック1918)。
【0081】
図20は、リバースリンク上でパイロットを送信する装置2000の設計を示す。装置2000はリバースリンク上で端末によって送信されるパイロットを検出するための通話の間に端末が通信するすべてのセクタによって使用されるパイロット情報により端末に関するパイロット情報を決定するための手段(モジュール2012)、パイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成するための手段(モジュール2014)、スクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するための手段(モジュール2016)、無線通信システムにおいて、少なくとも1つのセクタへリバースリンク上でパイロットシンボルを送信するための手段(モジュール2018)、を含んでいる。
【0082】
図10、12、14、16、18、および20におけるモジュールは、プロセッサ、エレクトロニクス装置、ハードウェアデバイス、エレクトロニクス構成要素、論理回路、メモリなど、あるいは、それらの任意の組合せを含む。
【0083】
ここに説明された技法は、様々な手段によって実現され得る。例えば、これらの技法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアあるいはそれの組合せにおいて実現され得る。ハードウェア・インプリメンテーションについて、エンティティ(例えば基地局または端末)で技法を行なうために使用される演算処理装置は、1つ以上の、特定用途向けIC(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子機器、ここに説明された機能を行なうように設計された他の電子ユニット、コンピュータ、あるいはそれらの組合せの内で実現され得る。
【0084】
ファームウェアおよび/またはソフトウェア・インプリメンテーションについて、技法は、ここに説明された機能を行なうモジュール(例えば手順、関数、等)により実現され得る。ファームウェアおよび/またはソフトウェア命令は、メモリ(例えば、図6におけるメモリ642あるいは692)に格納され、プロセッサ(例えばプロセッサ640あるいは690)によって実行され得る。メモリはプロセッサ内に実装されるか、あるいはプロセッサの外部に実装され得る。ファームウェアおよび/またはソフトウェア命令は、さらに、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、不揮発性RAM(NVRAM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的消去・書込み可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、コンパクトディスク(CD)、磁気装置、光学データ記憶装置などのような他のプロセッサ可読媒体にも格納され得る。
【0085】
以前の開示の説明は、任意の当業者が開示を作るか使用することを可能にするために提供される。開示の様々な修正は、当業者に容易に明白になるであろう。そして、ここに定義された一般的な法則は、開示の精神または範囲から外れずに、他の変形に適用され得る。したがって、開示は、ここに説明した例や設計に制限されるようには意図されず、ここに示された法則および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に対するスクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するように、リバースリンク上でパイロットの送信のために使用された時間周波数ブロックに前記パイロットシンボルをマップするように、および、無線通信システムにおける少なくとも1つのセクタへ前記リバースリンク上でマップされたパイロットシンボルを送信するように、構成された少なくとも1台のプロセッサ、および、
前記少なくとも1台のプロセッサに結合されたメモリ、
を備える装置。
【請求項2】
前記時間周波数ブロックは、複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含み、前記リバースリンク上での送信のために使用可能な時間周波数資源の一部を占める、請求項1の装置。
【請求項3】
前記時間周波数ブロックは、符号分割多元接続(CDMA)を使用して、リバースリンク上でパイロットを送信するために少なくとも1つのセクタで端末により使用されるCDMAコントロールセグメントに関する、請求項1の装置。
【請求項4】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記端末に対するパイロット情報に基づいて前記スクランブルシーケンスを生成するように構成されており、前記パイロット情報は、前記端末による全通話時間について、および、端末が通話の間に通信するすべてのセクタに対して、使用されている、請求項1の装置。
【請求項5】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記端末の識別子、前記無線通信システムにアクセスするために前記端末が通信するセクタの識別子、および前記端末のシステム・アクセス時間、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記スクランブルシーケンスを生成するように構成される、請求項1の装置。
【請求項6】
前記少なくとも1台のプロセッサは、スクランブルデータのシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスによりパイロット・データにスクランブルをかけるように、前記スクランブルデータのシーケンスを、各シンボル期間につき1つのサブシーケンスとなるように、前記複数のシンボル期間についてスクランブルデータの複数のサブシーケンスに分割するように、および、対応するシンボル期間に対するパイロットシンボルを得るためにスクランブルデータの各サブシーケンスを周波数領域に変換するように、構成される、請求項2の装置。
【請求項7】
前記複数のシンボル期間の各々について、前記少なくとも1台のプロセッサは、前記シンボル期間のパイロットシンボルを前記複数のサブキャリアにマップするように、および
前記複数のサブキャリアにマップされた前記パイロットシンボルにより前記シンボル期間についてOFDMシンボルを生成するように、構成される、請求項2の装置。
【請求項8】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記少なくとも1つのセクタの内の1つのセクタから複数の時間周波数ブロックの割り当てを受信するように、前記パイロットシンボルを前記複数の時間周波数ブロックの各々にマップするように、および、前記マップされたパイロットシンボルを前記セクタへ前記複数の時間周波数ブロック上で送信するように、構成される、請求項1の装置。
【請求項9】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記時間周波数ブロック上で、前記端末により送信された前記パイロットシンボルに基づいて生成された電力制御指令を受信するように、および、前記電力制御指令に基づいて前記端末の送信電力の調節するように、構成される、請求項1の装置。
【請求項10】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記時間周波数ブロック上で前記端末により送信された前記パイロットシンボルに基づいて決定されたタイミング調整を受信するように、および、前記タイミング調整に基づいて前記端末のタイミングを調節するように、構成される、請求項1の装置。
【請求項11】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記リバースリンク上でデータ送信のための時間周波数資源の割り当てを受信するように、および、前記割り当てにおいて前記時間周波数資源上でデータを送信するように、構成される、請求項1の装置。
【請求項12】
端末に対するスクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成することと、
リバースリンク上でパイロットを送信するために使用される時間周波数ブロックに前記パイロットシンボルをマップすることと、
無線通信システムにおける少なくとも1つのセクタへ前記リバースリンク上で前記マップされたパイロットシンボルを送信すること、
を含む方法。
【請求項13】
前記端末の識別子、前記無線通信システムにアクセスするために前記端末が通信するセクタの識別子、および前記端末のシステム・アクセス時間、の少なくとも1つに基づいて、前記スクランブルシーケンスを生成すること、をさらに含む、請求項12の方法。
【請求項14】
前記パイロットシンボルを生成することは、
スクランブルデータのシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスによりパイロット・データをスクランブルすることと、
スクランブルデータの前記シーケンスを、前記時間周波数ブロックの複数のシンボル期間に関するスクランブルデータの複数のサブシーケンスに、各シンボル期間につき1つのサブシーケンス、分割することと、
スクランブルデータの各サブシーケンスを、対応するシンボル期間のパイロットシンボルを得るために、周波数領域に変換すること、
を含む、請求項12の方法。
【請求項15】
前記時間周波数ブロックは、複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む請求項12の方法であって、
前記パイロットシンボルをマップすることは、
前記複数のシンボル期間の各々のパイロットシンボルを前記複数のサブキャリアにマップすることを含み、および、
前記マップされたパイロットシンボルを送信することは、
前記複数のサブキャリアにマップされた前記シンボル期間について前記パイロットシンボルにより各シンボル期間のOFDMシンボルを生成することを含む、
請求項12の方法。
【請求項16】
端末に関するスクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するための手段と、
リバースリンク上でのパイロットを送信するために使用される時間周波数ブロックにパイロットシンボルをマップするための手段と、
無線通信システムにおける少なくとも1つのセクタへリバースリンク上でマップされたパイロットシンボルを送信するための手段、
を備える装置。
【請求項17】
端末の識別子、無線通信システムにアクセスするために端末が通信するセクタの識別子、および端末のシステム・アクセス時間の、少なくとも1つに基づいて、スクランブルシーケンスを生成するための手段、
をさらに含む、請求項16の装置。
【請求項18】
前記パイロットシンボルを生成するための手段は、
スクランブルデータのシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスによりパイロット・データをスクランブルするための手段と、
前記時間周波数ブロックの複数のシンボル期間についてスクランブルデータの複数のサブシーケンスにスクランブルデータの前記シーケンスを、各シンボル期間につき1つのサブシーケンス、分割するための手段と、
対応するシンボル期間に対するパイロットシンボルを得るために、スクランブルデータの各サブシーケンスを周波数領域に変換するための手段、
を含む請求項16の装置。
【請求項19】
端末についてスクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するための第1の命令セットと、
リバースリンク上でパイロットを送信するために使用される時間周波数ブロックに前記パイロットシンボルをマップするための第2の命令セットと、
無線通信システムにおける少なくとも1つのセクタへリバースリンク上で前記マップされたパイロットシンボルを送信するための第3の命令セット、
を含む、その上に格納する命令を含むプロセッサ可読媒体。
【請求項20】
端末の識別子、無線通信システムにアクセスするために端末が通信するセクタの識別子、および端末のシステム・アクセス時間の、少なくとも1つに基づいて、スクランブルシーケンスを生成するための第4の命令セット、
をさらに含む、請求項19のプロセッサ可読媒体。
【請求項21】
リバースリンク上でパイロットを送信するために端末により使用される時間周波数ブロックから受信シンボルを得るように、および
端末が前記端末に関する少なくとも1つのパラメータを得るためにスクランブルシーケンスに基づいて受信したシンボルを処理するように、
構成される少なくとも1台のプロセッサと、
前記少なくとも1台のプロセッサに結合されるメモリ、
を備える装置。
【請求項22】
前記時間周波数ブロックは、複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含み、そして、前記リバースリンク上での送信のために使用可能な時間周波数資源の一部を占める、請求項21の装置。
【請求項23】
時間周波数ブロックは、符号分割多元接続(CDMA)を使用して、リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって使用されるCDMAコントロールセグメントに関する、請求項21の装置。
【請求項24】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記端末により全通話時間に、および前記端末が前記通話の間に通信するすべてのセクタに、使用されている前記パイロット情報である前記端末のパイロット情報に基づいて、前記スクランブルシーケンスを生成するように
構成される、請求項21の装置。
【請求項25】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記端末の識別子、前記無線通信システムにアクセスするために前記端末が通信するセクタの識別子、および前記端末のシステム・アクセス時間の、少なくとも1つに基づいて、前記スクランブルシーケンスを生成するように、構成される、請求項21の装置。
【請求項26】
前記複数のシンボル期間の各々について、前記少なくとも1台のプロセッサは、前記シンボル期間における受信OFDMシンボルに対する受信サンプルを得るように、K個の全サブキャリアの受信シンボルを得るために受信サンプルを周波数領域を変換するように、ただしKは1より大きい整数である、および、前記時間周波数ブロックの前記複数のサブキャリアから受信シンボルを抽出するように、構成される、請求項22の装置。
【請求項27】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記シンボル期間の入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換するように、前記複数のシンボル期間の入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて入力サンプルのシーケンスを形成するように、および、前記端末に関する前記少なくとも1つのパラメータを得るために前記スクランブルシーケンスにより入力サンプルの前記シーケンスを処理するように、構成される、請求項22の装置。
【請求項28】
前記少なくとも1台のプロセッサは、デスクランブルシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより入力サンプルの前記シーケンスをデスクランブルするように、前記デスクランブルされたシーケンスをパイロット・データにより相関するように、および、相関結果に基づいて前記端末の受信信号強度を決定するように、構成される、請求項27の装置。
【請求項29】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記受信した信号強度に基づいて前記端末に関する電力制御指令を生成するように、および、前記端末へ前記電力制御指令を送信するように、構成される、請求項28の装置。
【請求項30】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記シンボル期間について入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換するように、前記複数のシンボル期間について入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて複数のチャンネルタップについて入力サンプルの複数のシーケンスを形成するように、複数のデスクランブルされたシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより入力サンプルの前記複数のシーケンスをデスクランブルするように、前記複数のチャンネルタップに対する相関結果を得るために前記複数のデスクランブルされたシーケンスをパイロット・データと相関するように、および、前記相関結果に基づいて前記端末の受信信号強度を決定するように、構成される、請求項22の装置。
【請求項31】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記複数のチャンネルタップの前記相関結果に基づいて前記端末のタイミング調整を決定するように、および、前記端末へ前記タイミング調整を送信するように、構成される、請求項30の装置。
【請求項32】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記シンボル期間に対する入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換するように、複数のデスクランブルされたサブシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより前記複数のシンボル期間について入力サンプルの複数のサブシーケンスをデスクランブルするように、前記複数のシンボル期間に対する複数の複素数値を得るために前記複数のデスクランブルされたサブシーケンスをパイロット・データと相関するように、および、前記複数の複素数値に基づいて前記端末の周波数誤差推定値を導き出すように、構成される、請求項22の装置。
【請求項33】
リバースリンク上でパイロットを送信するために端末により使用される時間周波数ブロックから受信シンボルを得ること、および、
端末が前記端末に関する少なくとも1つのパラメータを得るために前記スクランブルシーケンスに基づいて受信シンボルを処理すること、
を含む方法。
【請求項34】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含み、および、前記時間周波数ブロックから前記受信シンボルを得ることは、各シンボル期間について、
前記シンボル期間における受信OFDMシンボルについて受信サンプルを得ること、
K個の全サブキャリアについて受信シンボルを得るために前記受信サンプルを周波数領域に変換すること、ただしKは1を越える整数である、および、
前記時間周波数ブロックの前記複数のサブキャリアから受信シンボルを抽出すること、
を含む、請求項33の方法。
【請求項35】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む、および、前記受信シンボルを処理することは、
前記シンボル期間に対する入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換することと、
前記複数のシンボル期間に対する入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて入力サンプルのシーケンスを形成することと、
デスクランブルされたシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより前記入力サンプルのシーケンスをデスクランブルすることと、
前記デスクランブルしたシーケンスをパイロット・データと相関することと、
前記相関結果に基づいて端末の受信信号強度を決定すること、
を含む、請求項33の方法。
【請求項36】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む、および、前記受信シンボルを処理することは、
前記シンボル期間に対する入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換することと、
前記複数のシンボル期間に対する入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて複数のチャンネルタップについて入力サンプルの複数のシーケンスの形成することと、
複数のデスクランブルされたシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより前記入力サンプルの複数のシーケンスをデスクランブルすることと、
前記複数のチャンネルタップに対する相関結果を得るために前記複数のデスクランブルされたシーケンスをパイロット・データと相関することと、
前記相関結果に基づいて前記端末の受信信号強度を決定すること、
を含む、請求項33の方法。
【請求項37】
リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって使用される時間周波数ブロックから受信シンボルを得るための手段、および、
端末が前記端末に関する少なくとも1つのパラメータを得るためにスクランブルシーケンスに基づいて受信シンボルを処理するための手段、
を備える装置。
【請求項38】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む、および、前記時間周波数ブロックから前記受信シンボルを得るための手段は、
各シンボル期間について、
前記シンボル期間における受信OFDMシンボルに対する受信サンプルを得るための手段、
K個の全サブキャリアに対する受信シンボルを得るために前記受信サンプルを周波数領域に変換するための手段、ただしKは1より大きい整数、および、
前記時間周波数ブロックの前記複数のサブキャリアから受信シンボルを抽出するための手段、
を備える、請求項37の装置。
【請求項39】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む、および、前記受信シンボルを処理するための手段は、
前記シンボル期間に対する入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換するための手段と、
前記複数のシンボル期間の入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて入力サンプルのシーケンスを形成するための手段と、
デスクランブルされたシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより前記入力サンプルのシーケンスをデスクランブルするための手段と、
パイロット・データにより前記デスクランブルしたシーケンスを相関するための手段と、
相関結果に基づいて前記端末の受信信号強度を決定するための手段、
を備える、請求項37の装置。
【請求項40】
リバースリンク上でパイロットを送信するために端末によって使用される時間周波数ブロックから受信シンボルを得るための第1の命令セット、および
端末が前記端末に関する少なくとも1つのパラメータを得るためにスクランブルシーケンスに基づいて受信シンボルを処理するための第2の命令セット、
を含む、その上に格納される命令を含む、プロセッサ可読媒体。
【請求項41】
前記時間周波数ブロックは複数のシンボル期間における複数のサブキャリアを含む、および、前記第2の命令セットは、
前記シンボル期間に対する入力サンプルの対応するサブシーケンスを得るために各シンボル期間における前記複数のサブキャリアから受信シンボルを変換するための第3の命令セット、
前記複数のシンボル期間に対する入力サンプルの複数のサブシーケンスに基づいて入力サンプルのシーケンスを形成するための第4の命令セット、
デスクランブルされたシーケンスを得るために前記スクランブルシーケンスにより前記入力サンプルのシーケンスをデスクランブルするための第5の命令セット、
パイロット・データにより前記デスクランブルしたシーケンスを相関するための第6の命令セット、および、
相関結果に基づいて前記端末の受信信号強度を決定するための第7の命令セット、
を含む、請求項40のプロセッサ可読媒体。
【請求項42】
複数のセクタから複数の符号分割多元接続(CDMA)コントロールセグメントの割り当てを受信するように、そして、前記複数のCDMAセグメントは同期されており時間と周波数においてオーバーラップしている、および、前記複数のセクタへ前記複数のCDMAセグメント上でパイロットを送信するように、構成される少なくとも1台のプロセッサ、および、
前記少なくとも1台のプロセッサに結合されるメモリ、
を備える装置。
【請求項43】
前記少なくとも1台のプロセッサは、前記複数のCDMAセグメントに使用される時間周波数ブロックにパイロットシンボルをマップするように、前記マップされたパイロットシンボルによりOFDMシンボルを生成するように、および、前記複数のセクタへ前記OFDMシンボルを送信するように、構成される、請求項42の装置。
【請求項44】
前記複数のCDMAセグメントは、前記複数のセクタに共通の周波数ホッピングシーケンスに基づいて時間にわたり周波数を横切ってホップする、請求項42の装置。
【請求項45】
複数のセクタから複数の符号分割多元接続(CDMA)コントロールセグメントの割り当てを受信すること、前記複数のCDMAセグメントは、同期されており、時間および周波数においてオーバーラップされている、および
前記複数のセクタへ前記複数のCDMAセグメント上でパイロットを送信すること、
を含む方法。
【請求項46】
前記複数のCDMAセグメント上で前記パイロットを送信することは、
パイロットシンボルを前記複数のCDMAセグメント使用される時間周波数ブロックにマップすることと、
前記マップされたパイロットシンボルによりOFDMシンボルを生成すること、および、
前記複数のセクタへ前記OFDMシンボルを送信すること、
含む、請求項45の方法。
【請求項47】
端末に関するパイロット情報を決定するように、前記パイロット情報は前記端末がリバースリンク上で前記端末により送信されるパイロットを検出するために通話の間に通信するところのすべてのセクタにより使用されており、前記パイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成するように、前記スクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルを生成するように、および、無線通信システムにおける前記少なくとも1つのセクタへリバースリンク上で前記パイロットシンボルを送信するように、構成される、少なくとも1台のプロセッサ、および、
前記少なくとも1台のプロセッサに結合されるメモリ、
を備える、装置。
【請求項48】
前記パイロット情報は、前記端末の識別子と、前記無線通信システムにアクセスするために前記端末が通信するセクタの識別子と、前記端末のシステム・アクセス時間、の少なくとも1つ、を含む、請求項47の装置。
【請求項49】
前記パイロット情報は、前記通話の間に前記端末と通信する各セクタへ供給される請求項47の装置。
【請求項50】
端末に対するパイロット情報を決定すること、前記パイロット情報はリバースリンク上で前記端末により送信されるパイロットを検出するために通話の間に前記端末が通信するすべてのセクタにより使用されており、
前記パイロット情報に基づいてスクランブルシーケンスを生成すること、
前記スクランブルシーケンスに基づいてパイロットシンボルの生成すること、および、
無線通信システムにおける少なくとも1つのセクタへ前記リバースリンク上で前記パイロットシンボルを送信すること、
を含む、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2013−62831(P2013−62831A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−236723(P2012−236723)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【分割の表示】特願2009−515602(P2009−515602)の分割
【原出願日】平成19年6月12日(2007.6.12)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】