説明

燃料噴射弁

【課題】本発明の目的は、シリンダヘッドのように燃料が噴射される燃料噴射室を構成する燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置と燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれの許容量を大きくすることができる求心構造を備えた燃料噴射弁を提供することにある。
【解決手段】一端部に噴射孔30,他端部に燃料供給口31,噴射孔30が設けられたノズル部3にシール部材4を備え、燃料が噴射される燃料噴射室を構成する燃料噴射室構成部材28と燃料供給口31に燃料を供給する燃料配管27との間に組付けられる燃料噴射弁であって、燃料配管27側の燃料噴射弁取付け位置と燃料噴射室構成部材28側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれに対して燃料噴射弁を傾けて吸収する求心要素5を備え、求心要素5を、燃料噴射弁が傾く際の回転中心が、シール部材4よりも燃料噴射室側に設定されるように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は内燃機関で使用される燃料噴射弁の取付け構造に関する。シリンダヘッドに燃料噴射弁を組付け、燃料噴射弁に燃料配管を取付ける際、シリンダヘッド側の取付け位置と燃料配管側の取付け位置とのずれに起因する軸偏心によって燃料噴射弁に曲げ応力がかかる。この曲げ応力を抑制するために、シリンダヘッドと燃料噴射弁との間に配置して軸偏心を吸収する求心要素を備えた燃料噴射弁に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、低燃費および高出力を狙ったエンジンとして、筒内直接噴射式ガソリンエンジン(以下、筒内噴射エンジンと称する)が実用化されている。筒内噴射エンジン用の燃料噴射弁は、噴射孔が形成された一端側がシリンダヘッドに形成された挿入孔に挿入され、他端側に設けられた燃料供給口に燃料配管を取付けることによって、シリンダヘッドと燃料配管との間に固定される。
【0003】
しかし、燃料配管側の公差とシリンダヘッド側の公差とによって、燃料配管における燃料噴射弁との接続部とシリンダヘッドに形成された燃料噴射弁の挿入孔との間に位置ずれを生じることがある。この位置ずれにより、シリンダヘッドと燃料配管と間に組付けられた燃料噴射弁に曲げ応力が加わる。
【0004】
この曲げ応力を低減するために、燃料噴射弁とシリンダヘッドとの間に求心部材を配置し、軸偏心によって生じる応力を逃がす技術が知られている(特許文献1参照)。求心部材は燃料噴射弁の軸方向に積層された2つのリング(以下、積層リングという)で構成されている。積層リングはその相互に接触する接触面が球面状に形成されている。この接触面の球面形状は、シリンダヘッドとの間でシールを行う燃焼ガスシール(チップシールともいう)の配置された位置を回転中心として、燃料噴射弁の軸が傾くように形成されている。燃焼ガスシールは、燃料噴射弁の軸方向において、噴射孔と固定コア,コイル及びヨーク等からなる電磁駆動部との間に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第6263863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術では、燃料噴射弁の中心軸が傾くように回転するときの回転中心が燃焼ガスシール取付け部に位置しているため、燃料配管における燃料噴射弁との接続部とシリンダヘッドにおける燃料噴射弁の挿入孔との位置ずれが大きくなって燃料噴射弁の傾きが大きくなると、ノズル先端部がシリンダヘッドの挿入孔側壁に当たってしまう可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、シリンダヘッドのように燃料が噴射される燃料噴射室を構成する燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置と燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれの許容量を大きくすることができる求心構造を備えた燃料噴射弁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、一端部に噴射孔、他端部に燃料供給口、前記噴射孔が設けられたノズル部にシール部材を備え、燃料が噴射される燃料噴射室を構成する燃料噴射室構成部材と燃料供給口に燃料を供給する燃料配管との間に組付けられる燃料噴射弁であって、燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置と燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれに対して燃料噴射弁を傾けて吸収する求心要素を備え、求心要素を、燃料噴射弁が傾く際の回転中心が、シール部材よりも燃料噴射室側に設定されるように構成する。
【0009】
このとき、求心要素は燃料噴射弁の中心軸方向に積層された2つのリング状部材を有し、2つのリング状部材は相互に接触して摺動する摺動面を有し、摺動面は、燃料噴射弁が傾く際の回転中心が前記燃料ガスシールよりも燃料噴射室側に設定されるような半径を有する球面の一部を成すように形成されるとよい。
【0010】
さらに、大径部と、大径部よりも外径の小さい小径部と、小径部よりも外径の小さいノズル部とが、燃料供給口側からこの順に構成され、前記求心要素は大径部よりも小径部側に配置されているとよい。
【0011】
さらに、燃料噴射室構成部材はシリンダヘッドであり、燃料噴射弁はシリンダヘッドに固定された燃料配管とシリンダヘッドとの間に挟持されるものであると良い。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置と燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれに対する燃料噴射弁の傾きを、傾きの回転中心がシール部材のノズル部への取付け部に位置しているときよりも小さくすることができるので、結果として、燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置と燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれの許容量を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る燃料噴射弁の取付け構造を示す断面図である。
【図2】第1のリング5aと第2のリング5bとを中心軸100c方向に離して示した斜視図である。
【図3】第1のリング5aと第2のリング5bとを中心軸100c方向に離して周方向の4分の1の部分について示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施例を説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る燃料噴射弁100の第一の実施形態を示す断面図である。
【0016】
ノズル3の下端部には、プランジャロッド6と、その内周面でプランジャロッド6を案内するガイドプレート2と、オリフィスプレート1が設けられており、このオリフィスプレート1の外周部は溶接等の方法によりノズル3に固定されている。
【0017】
プランジャロッド6は、ロッドガイド7の中央部に設けられる穴とガイドプレート2の内周面とによって摺動案内される。プランジャロッド6は可動コアであるアンカー12とジョイントパイプ10によって連結されており、アンカー12とジョイントパイプ10,ジョイントパイプ10とプランジャロッド6はそれぞれ溶接等の方法で結合されている。アンカー12の内部に設けられるダンパプレート11は、ジョイントパイプ10の上端面によってその外周部が上下方向について支持されるように形成される。マスパイプ17は、内側の固定コア18の内部において軸方向に摺動可能となるように支持されている。マスパイプ17の先端部は、ダンパプレート11の内部に接触するように位置している。このダンパプレート11は、その外周部が支持され内周部が軸方向にたわむことにより、板ばねとして機能する。
【0018】
ノズル3は、ハウジング8の下端部の内部に固定されている。その上端部には、プランジャロッド6のストロークを調整するためのストロークリング9が設けられている。固定コア18の内部には、アジャスタピン20が固定されており、アジャスタピン20の下端部を固定端として、スプリング19が圧縮状態で設けられている。スプリング19のスプリング力(付勢力)は、マスパイプ17及びダンパプレート11を介してプランジャロッド6に伝達され、これに伴って、プランジャロッド6はオリフィスプレート1に形成された弁座29に押し付けられる。この状態では、燃料通路が閉じられているため、燃料は燃料噴射弁100内部に留まり、噴射孔30からの燃料噴射は行われない。
【0019】
ハウジング8,アンカー12,固定コア18,ヨーク14によって、ボビン16に巻かれたコイル15の周りを一巡する磁気回路が構成される。
【0020】
噴射パルスがオンの状態になるとコネクタ21のターミナル22を通じてコイル15に電流が流れ、アンカー12は電磁力によって固定コア18に向けて吸引され、プランジャロッド6はアンカー12の上端面が固定コア18の下端面に接触する位置まで移動して、開弁状態となる。この開弁状態ではプランジャロッド6と弁座29との間に隙間ができるため、燃料通路が開かれて噴射孔30から燃料が噴射される。
【0021】
噴射パルスがオフの状態になると、ターミナル22,コイル15に電流が流れなくなり、電磁力が消滅するため、スプリング19のスプリング力(付勢力)によってプランジャロッド6は下方に移動して弁座29と接触し、閉弁状態となり、燃料の噴射が終わる。
【0022】
燃料噴射弁100の動作は、上記のように、噴射パルスに従って、弁体であるプランジャロッド6の位置を開弁状態と閉弁状態に切り替え、燃料供給量を制御することである。
【0023】
ヨーク14,ハウジング8,ノズル3は燃料噴射弁100の外側を囲む外郭部材であり、ハウジング8とノズル3は筒状部材で一体成形してもよい。外郭部材(本実施例ではハウジング8)の外周面には、テーパ部13が形成されている。外郭部材にはこのテーパ部13を挟んで大径部8aと小径部8bとが構成されている。このテーパ部13から小径部8b側に、小径部8bに接触するようにして求心要素5が設けられている。テーパ部13は求心要素5の受け部を構成するが、必ずしもテーパ形状である必要はない。
【0024】
燃料配管27はシリンダヘッド28に対して位置決めされて固定され、これにより燃料噴射弁100が燃料配管27とシリンダヘッド28との間に固定される。シリンダヘッド28は、燃料噴射弁100のノズル先端側が組付けられ、燃料が噴射される燃料噴射室(の一部)を構成する燃料噴射室構成部材である。
【0025】
燃料配管27には燃料噴射弁100の一端部に形成された燃料供給口31を嵌める接続部27aが設けられている。接続部27aは燃料供給口31が嵌め込まれる凹部27bが形成され、カップ形状を成している。凹部27bの底部には燃料配管27の燃料通路27dと凹部27bとを連通する連通路27cが形成されている。
【0026】
燃料噴射弁100の中心軸100c方向において、ヨーク14と燃料供給口31との間の外周部は樹脂でモールド(樹脂モールド部23)されている。この樹脂モールド部23の外周にはワッシャ26が取付けられている。燃料配管27がシリンダヘッド28に固定されたときに、燃料噴射弁100はワッシャ26を介して接続部27aの先端部からヘッドシリンダ28への押し付け力を受ける。
【0027】
凹部27bの内部では、燃料噴射弁100の燃料供給口31の外周部に設けられたOリング25とバックアップリング24とにより、燃料のシールが行われる。通常は、Oリング25によりシールが行われるが、燃料圧力が高くなった場合、バックアップリング24が樹脂モールド部23に押し付けられることにより径方向に拡がり、シール効果を発揮する。
【0028】
シリンダヘッド28には、燃料噴射弁100のハウジング8の大径部8aと小径部8bとがそれぞれ挿入される凹部28aと凹部28bとが形成されている。凹部28bは凹部28aに対して小径であり、凹部28aと凹部28bとで段付きの凹部を構成している。凹部28bの底部にはシリンダ内に連通する貫通孔28cが形成されている。貫通孔28cには燃料噴射弁100のノズル3が挿入され、ノズル3の先端部に設けられた噴射孔30からシリンダ内に燃料が噴射されるように構成されている。
【0029】
燃料配管27がシリンダヘッド28に対して位置決め固定される際に、燃料配管27の接続部27aとシリンダヘッド28の貫通孔30との間に相対的な位置ずれが生じる。この位置ずれによって、燃料噴射弁100に曲げ応力が加わる。
【0030】
この位置ずれによって燃料噴射弁100に作用する曲げ応力を緩和するように、求心要素5が機能する。
【0031】
求心要素5(または求心部材ともいう)は、燃料噴射弁と接する第1のリング5aと、シリンダヘッド28と接して第1のリング5aを支える第2のリング5bとを持つ構造である。第1のリング5aと第2のリング5bとは、それぞれが金属製のリング形状をした部材であり、燃料噴射弁100の中心軸100cの方向に積層されて用いられる。
【0032】
図1,図2及び図3を参照してさらに詳しく説明する。図2は第1のリング5aと第2のリング5bとを中心軸100c方向に離して示す斜視図である。図3は、第1のリング5aと第2のリング5bとを中心軸100c方向に離して周方向の4分の1の部分を斜視図として示しており、中心軸100cを含みかつ中心軸100cに平行な第1のリング5aと第2のリング5bとの断面5as0,5bs0を示している。
【0033】
第1のリング5aの面5as2は燃料噴射弁100のテーパ部13と接触している。このために、面5as2の傾斜角度はテーパ部13の傾斜角度と同じ角度に形成されている。第2のリング5bの下面5bs2はシリンダヘッド28の凹部28aと凹部28bとの間の段部28dに接触している。燃料噴射弁100は第1のリング5aと第2のリング5bとを介して段部28dに押し付けられるようにしてシリンダヘッド28と燃料配管27との間に組付けられている。
【0034】
第1のリング5aと第2のリング5bの相互に接触して摺動する面5as1,5bs1は、燃料噴射弁の中心軸100cが傾く向きの回転中心Oが、少なくとも燃焼ガスシール4の取付け部よりも噴射孔30側(ノズル3の先端側或いは燃焼室側)でかつ中心軸100c上に位置するような半径Rを有する球面に形成されている。本実施例では、回転中心Oがノズル3の先端に位置するような形状に形成されている。そして、面5as1,5bs1はノズル先端部に設定された回転中心Oまでの距離Rを半径とする球面形状の部分を成すように形成されている。すなわち、面5as1,5bs1はノズル先端部に設定された回転中心Oを中心とする半径Rの球面の部分をなす。厳密には、面5as1は面5bs1に対して摺動可能なように、面5as1の半径は面5bs1の半径に対して若干大きな値を有する。
【0035】
また、第2のリング5bの内周面5bs3は、燃料噴射弁100の傾く動きを阻害しないように小径部8bの外周面との間に間隙を有するように、その直径5bd2が小径部8bの外周面の直径よりも大きな値を有するように形成されている。
【0036】
また、第1のリング5aが第2のリング5bに対して円滑に摺動できるように、面5bs1部分の外径5bd1が面5as1部分の外径5ad1に対して大きな値を有するように、第1のリング5aと第2のリング5bとが形成されている。
【0037】
シリンダヘッド28に対する燃料配管27の軸ずれ(燃料配管27における燃料噴射弁100との接続部27aとシリンダヘッド28における燃料噴射弁100の挿入孔28aとの位置ずれ)が起きた際に第1のリング5aと第2のリング5bとがノズル先端の点Oを回転中心とするように摺動し、軸ずれ(軸偏心)によって燃料噴射弁100に応力が加わることを防止する。
【0038】
このとき、摺動面5as1,5bs1が、ノズル先端部に位置して中心軸100c上に設定された点Oを中心とする半径Rの球面の部分を成し、燃料噴射弁100の中心軸100cが点Oを中心に回転するようにして傾くことにより、点Oが燃焼ガスシール4の取付け部に位置しているときよりも、傾き角度を小さくすることができ、結果として、燃料噴射弁100に対する燃料配管27側の接続部27aとシリンダヘッド28側の接続部(貫通孔28c)との位置ずれの許容量を大きくすることができる。上記説明では、回転中心Oの位置をノズル先端部として説明したが、燃焼ガスシール4の取付け部よりもノズル先端側に位置することにより、従来例と比べて燃料噴射弁100の傾き角度を小さくできることは言うまでもない。回転中心Oの位置をノズル部から外れて、シリンダ内でかつ中心軸100cの延長線上に設定してもよい。
【0039】
尚、燃焼ガスシール4は、シリンダの気密性を保持するために、ノズル3とシリンダヘッド28との間に設けられるシール部材であり、アンカー12が内包されたハウジング8(外郭部材)の小径部8bよりも小径で且つ外径がほぼ一定に形成された外郭部材の部分(すなわちノズル3の部分)に設けられており、ノズル3の先端よりもハウジング8の小径部8b側に位置している。
【符号の説明】
【0040】
1 オリフィスプレート
2 ガイドプレート
3 ノズル
4 燃焼ガスシール
5 求心要素
6 プランジャロッド
7 ロッドガイド
8 ハウジング
9 ストロークリング
10 ジョイントパイプ
11 ダンパプレート
12 アンカー
13 テーパ部
14 ヨーク
15 コイル
16 ボビン
17 マスパイプ
18 固定コア
19 スプリング
20 アジャスタピン
21 コネクタ
22 ターミナル
23 樹脂モールド部
24 バックアップリング
25 Oリング
26 ワッシャ
27 燃料配管
28 シリンダヘッド
29 弁座
30 噴射孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端部に噴射孔、他端部に燃料供給口、前記噴射孔が設けられたノズル部にシール部材を備え、燃料が噴射される燃料噴射室を構成する燃料噴射室構成部材と前記燃料供給口に燃料を供給する燃料配管との間に組付けられる燃料噴射弁であって、燃料配管側の燃料噴射弁取付け位置と燃料噴射室構成部材側の燃料噴射弁取付け位置との位置ずれに対して燃料噴射弁を傾けて吸収する求心要素を備えた燃料噴射弁において、
前記求心要素は、燃料噴射弁が傾く際の回転中心が、前記シール部材よりも燃料噴射室側に設定されるように構成されたことを特徴とする燃料噴射弁。
【請求項2】
請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記求心要素は燃料噴射弁の中心軸方向に積層された2つのリング状部材を有し、
前記2つのリング状部材は相互に接触して摺動する摺動面を有し、
前記摺動面は、燃料噴射弁が傾く際の回転中心が前記燃料ガスシールよりも燃料噴射室側に設定されるような半径を有する球面の一部を成すように形成されたことを特徴とする燃料噴射弁。
【請求項3】
請求項2に記載の燃料噴射弁において、
大径部と、前記大径部よりも外径の小さい小径部と、前記小径部よりも外径の小さいノズル部とが、前記燃料供給口側からこの順に構成され、
前記求心要素は前記大径部よりも前記小径部側に配置されていることを特徴とする燃料噴射弁。
【請求項4】
請求項3に記載の燃料噴射弁において、
燃料噴射室構成部材はシリンダヘッドであり、
シリンダヘッドに固定された燃料配管とシリンダヘッドとの間に挟持されることを特徴とする燃料噴射弁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−196293(P2011−196293A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−65411(P2010−65411)
【出願日】平成22年3月23日(2010.3.23)
【出願人】(509186579)日立オートモティブシステムズ株式会社 (2,205)
【Fターム(参考)】