説明

物品殺菌装置

【課題】外部に設置した電子線照射装置6から電子線が照射される殺菌チャンバー2内の洗浄を可能にする。
【解決手段】殺菌チャンバー2内に容器搬送装置4が配置され、この容器搬送装置4によって搬送されている容器1に、殺菌チャンバー2の壁面24に形成された開口24aから電子線照射装置6によって電子線を照射して殺菌を行う。前記開口24aの内側にシャッター28とこのシャッター28を進退動させるシリンダ30を有する閉鎖手段26を設けてあり、通常の殺菌運転時はシャッター28を開放しておき、運転前に殺菌チャンバー2内を洗浄、殺菌する場合には、シャッター28により開口24aを閉鎖して電子線照射装置6の照射窓20aに取り付けたチタン等の窓箔20bを保護する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子線の照射により容器等の物品の殺菌を行う物品殺菌装置に係り、特に、電子線が照射される殺菌チャンバー内の洗浄や、殺菌チャンバー内に設置された機器のメンテナンスを行う際に、電子線照射装置の照射窓に取り付けられた窓箔を損傷しないように保護するための構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
殺菌チャンバー内に容器等の物品を導入して搬送手段によって搬送している間に、電子線照射装置から電子線を照射して前記容器等の物品を殺菌する物品殺菌装置は従来から知られている。この電子線による殺菌装置で、例えばペットボトルの殺菌を行う場合には、殺菌チャンバー内に導入されるペットボトルに付着してきた樹脂粉等が室内に溜まってくるので、定期的に洗浄、殺菌する必要がある。このような電子線による殺菌装置の殺菌チャンバー内を洗浄する構成はすでに知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記特許文献1に記載された電子線殺菌装置は、スプレーノズルからH2O2スプレーを吹き付けることによりチャンバー内の殺菌を行っている。
【特許文献1】実公平1−18493号公報(第1−3頁、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子線を照射して殺菌する装置は、一般に、電子線やX線が外部に漏れないように遮蔽するために鉛等の壁面で囲んだチャンバー内に物品搬送手段を設置し、この物品搬送手段によって搬送している容器等の物品に、前記チャンバーに形成した開口から、電子線照射装置によって電子線を照射して、前記開口の前面を通過する物品を殺菌するようにしている。電子線照射装置の電子線を照射する照射窓には、アルミやチタン等の薄い箔が取り付けられており、この箔を通して電子線を大気中に取り出して前記物品に照射して殺菌するようになっている。このような構成の電子線殺菌装置の殺菌チャンバー内に、特許文献1に記載された発明のようにスプレーノズルから洗浄液を吹き付ける構成にした場合には、前記薄い窓箔を損傷してしまうおそれがある。また、窓箔は、殺菌チャンバー内の機器のメンテナンスを行う場合にも損傷するおそれがある。
【0005】
本発明は、殺菌チャンバー内を洗浄する場合や、内部に設置された機器のメンテナンスを行う際に、電子線照射装置に設けられたチタン等の薄い箔等を損傷するおそれのない物品殺菌装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、物品搬送手段と電子線照射手段とを備え、電子線照射手段の照射面を物品搬送手段による物品の搬送経路に向けて配置し、搬送される物品に電子線を照射して殺菌する物品殺菌装置において、前記物品搬送手段を殺菌チャンバー内に配置するとともに、前記電子線照射手段を殺菌チャンバーの外部に配置し、殺菌チャンバーの壁面に、電子線照射手段の照射面を室内に臨ませる開口を設け、さらに、この開口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、前記殺菌チャンバーの開口が形成された壁面の外側に、前記開口の周囲を囲む接続部を設け、壁面の内側に開口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記電子線照射手段が、殺菌チャンバーの壁面に対して接離可能であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の物品殺菌装置は、電子線照射手段から電子線を照射するために殺菌チャンバーの壁面に形成した開口を、閉鎖手段によって閉鎖できるようにしたので、殺菌チャンバー内の洗浄やチャンバー内の機器のメンテナンスを行う際に、電子線照射手段の照射窓に取り付けた窓箔等を損傷するおそれがなくなり、殺菌チャンバーの洗浄が可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
殺菌チャンバー内に物品搬送手段を配置するとともに、前記殺菌チャンバーの外部に電子線照射手段を配置し、殺菌チャンバーの壁面に形成した開口から、物品搬送手段によって搬送されている物品に電子線を照射して殺菌するようにした物品殺菌装置において、前記開口を閉鎖する閉鎖手段を設けるという構成により、殺菌チャンバー内の洗浄時や、殺菌チャンバー内の機器のメンテナンス時に、電子線照射装置の照射窓に取り付けた薄い箔を保護するという目的を達成する。
【実施例1】
【0011】
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る物品殺菌装置(この実施例では容器殺菌装置)の平面図、図2は図1の要部の拡大図である。この実施例に係る容器殺菌装置で殺菌される物品は、ペットボトル等の容器1であり、殺菌チャンバー2内に設置された物品搬送手段(容器搬送装置)4によって搬送されている間に、この殺菌チャンバー2の外部に配置された電子線照射手段(電子線照射装置)6から電子線の照射を受けて殺菌される。
【0012】
電子線の照射による殺菌が行われる殺菌チャンバー2の上流側に導入チャンバー8が配置されている。殺菌される容器1は、図示しないエアコンベヤによって連続的に搬送され、インフィードスクリューによって所定の間隔に切り離されてた後導入チャンバー8内に搬入される。導入チャンバー8内には、図示しない容器保持手段を備えたロータリホイール10が配置されており、導入チャンバー8内に搬入された容器1は、ロータリホイール10の容器保持手段に保持されて回転搬送され、殺菌チャンバー2内の入口側に設置された供給ホイール12に引き渡される。
【0013】
殺菌チャンバー2は、容器1を電子線の照射により殺菌する際に、X線(制動X線)や電子線が外部に漏れないように遮蔽するために鉛製の壁面によって形成されている。この殺菌チャンバー2内には、入口側に設置された供給ホイールと12、この供給ホイール12から受け取った容器1を搬送するとともに上下を反転させる容器搬送装置4と、この容器搬送装置4によって搬送される間に電子線の照射を受けて殺菌された容器1を受け取って、次のチャンバー14内に設置されているロータリホイール16に引き渡す排出ホイール18とを備えている。なお、殺菌チャンバー2の、導入ホイール10から供給ホイール12への受け渡し位置A、および排出ホイール18から次のチャンバー14のロータリホイール16への引き渡し位置Bには、それぞれ容器1が通過可能な搬入口および排出口が形成されている(いずれも図示せず)。
【0014】
殺菌チャンバー2内に設置された容器搬送装置4は、詳細な図示および説明は省略するが、多数の容器保持手段としての容器グリッパが連続して設けられた無端状の容器搬送体である容器保持帯4aと、この無端状の容器保持帯4aが掛け回されて容器グリッパを循環搬送させる移送回転体として2つのスプロケット4b、4cを備えている。各容器グリッパは、上下一対の容器保持部を有しており、同時に2個の容器1を保持して搬送するとともに、搬送方向に沿った軸線を中心に180°回転して反転することができる。そして、この容器搬送装置4は、容器グリッパが両スプロケット4bと4cの間で直線的に移送される直線経路と、各スプロケット4b、4cに沿って周回される周回経路から構成され、スプロケット4cから4bへ至る直線経路に反転区間Cが設定され容器1を1周搬送する間に、1回反転させて2つの容器1の上下を入れ替えるようになっている。一方のスプロケット(図の右側のスプロケット4c)の周回経路には、容器グリッパの移送方向における下流側に容器1の供給位置Dが設定され。上流側に排出位置Eが設定されており、一つの容器1は、供給位置Dで供給ホイール12から一方の容器保持部に受け渡され、その容器保持部に保持されて2周搬送され、その間に2回上下が反転されて、供給時の状態に戻った後、排出位置Eから排出ホイール18に引き渡される。
【0015】
鉛製の壁面で周囲を囲まれた殺菌チャンバー2に隣接して電子線照射装置6が配置されている。この電子線照射装置6は、容器1に電子線を照射する照射ユニット20を備えており、載置台22上に載置されている。電子線照射装置6の構成は周知であるので図示および詳細な説明は省略するが、照射ユニット20内の真空中でフィラメントを加熱して熱電子を発生させ、高電圧によって電子を加速して高速の電子線ビームにしてから、照射窓20aに取り付けたアルミ(Al)あるいはチタン(Ti)等の窓箔20bを通して大気中に取り出して被処理物(この実施例の場合は容器1)に電子線を当てて殺菌等の処理を行う装置である。
【0016】
この実施例では、電子線照射装置6を載置した載置台22はレール22a上を移動可能になっており、殺菌チャンバー2に対して接近、離隔させることができる。この容器殺菌装置を運転する際には、載置台22を殺菌チャンバー2に接近させ、照射ユニット20の照射窓20aを殺菌チャンバー2の壁面(図1の上方側の壁面)24に形成された開口24aに合致させて、これら両者2、6を連結する。前記容器搬送装置4による搬送経路の、電子線照射装置6の照射窓20aの前面側に照射区間Fが設定され、容器グリッパに保持された2本の容器1は、上下に垂直な状態でこの照射区間Fを通過し、各容器1は、電子線照射装置6から電子線の照射を受けて殺菌される。
【0017】
前記殺菌チャンバー2と電子線照射装置6との接続部の構成について、図2により説明する。殺菌チャンバー2の電子線照射装置6側の壁面24には、殺菌チャンバー2内に電子線を照射するための上下に長い長方形の開口24aが形成されており、この開口24aの外面側の周囲を囲んで突条部24bが設けられている。この突条部24bは、開口24aからやや外側に離れた位置に設けられており、突条部24bの開口24a側の面と開口24aの周囲の平面とにより、断面がL字状の接続部24cが形成されている。この接続部24cにおいて、殺菌チャンバー2の開口24aの周囲と電子線照射装置6の照射面(窓箔20bが取り付けられた照射窓20a側の面)とを接続している。図2は、電子線照射装置6を殺菌チャンバー2から切り離して離隔させた状態を示しており、一方、図1は、電子線照射装置6の照射窓20aを、殺菌チャンバー2の開口24aの外面側に接続した状態を示している。
【0018】
前記殺菌チャンバー2と電子線照射装置6とを接続する部分の構成の一例を具体的に説明すると、前記照射窓20aは上下に長い長方形の窓枠により照射ユニット20から突出しており、窓枠の内周の大きさが開口24aよりも大きく、外周の大きさが突条部24bの内周よりもやや小さく、この長方形の窓枠が突条部24bの内側の接続部24cに嵌り込むようになっている。窓枠の表面にはシール部材が設けられており、窓枠を所定圧力で壁面24に押し付けることにより密封状態で連結することができる。このように照射窓20aの窓枠を殺菌チャンバー2の外側の壁面24に当接させ、突条部24bによりその周囲を覆うことで連結部分からのX線や電子線の漏洩を防止している。
【0019】
さらに、この実施例に係る容器殺菌装置では、前記開口24aを閉鎖するための閉鎖手段26を備えている。この閉鎖手段26は、開口24aを殺菌チャンバー2の内面側から覆うシャッター28と、このシャッター28を進退動させて開口24aを開閉するシャッター開閉手段としてのエアシリンダ30とを有している。シャッター28は、殺菌チャンバー2の壁面24の内面側にこの壁面24と平行に敷かれたレール32上を走行するようになっている。エアシリンダ30は、前記壁面24の内面側に水平方向に固定されており、このエアシリンダ30のピストンロッド30aの先端が、前記シャッター28の背面に連結されている。シャッター28と壁面24との間にはシール部材が設けられており、閉鎖時には密封できるようになっている。
【0020】
以上の構成に係る容器殺菌装置の作動について説明する。この容器殺菌装置で容器1の殺菌を行う時には、図1に示す状態にする。つまり、電子線照射装置6の載置台22をレール22a上で移動させ、照射ユニット20の照射窓20aの部分を、殺菌チャンバー2の開口24aの周囲に形成されている接続部24cに密着させて、殺菌チャンバー2と電子線照射装置6とを接続し、殺菌チャンバー2内を密封する。また、閉鎖手段26のエアシリンダ30によりシャッター28を後退位置に移動させて開口24aを開放しておく。
【0021】
前記状態で上流側から容器1を供給すると、外部から導入チャンバー8内に供給された容器1は、ロータリーホイール10の容器保持手段に保持されて回転搬送され、供給位置Aで、殺菌チャンバー2内に設置された供給ホイール12に引き渡される。供給ホイール12に引き渡された容器1は、容器保持手段に保持されて回転搬送されて、受け渡し位置Aで、容器搬送装置24のグリッパに引き渡される。グリッパは上下二つの容器保持部を有しており、その下側の容器保持部に保持された容器1は、反転区間Cでグリッパが反転することにより上方に移動して倒立した状態になる。倒立した容器グリッパがスプロケット4bの周囲を回転移動して壁面24に形成された開口24aの前面、すなわち電子線照射装置6の照射窓20aに取り付けられた窓箔20bの前面に移動する。この位置が電子線の照射区間Fになっており、殺菌チャンバー2の外側に配置されている電子線照射装置28から電子線が照射される。容器搬送装置4によって搬送されているこの容器1は、照射ユニット20の窓箔20bの前方を通過する間に、電子線が照射されて殺菌される。
【0022】
照射区間Fを通過して1回目の照射を終えた容器1は、スプロケット4cの周囲を回転移動して再び供給ホイール12からの受け渡し位置Dに戻る。前回この供給ホイール12から下側の容器保持部が受け取った容器1は、反転して上方に移動しており、下方に位置している他方の容器保持部が供給ホイール12から容器1を受け取る。その後、反転区間Cでグリッパが再度反転して、容器1の上下が入れ替わり、前回上方で電子線の照射を受けた容器1が下側に移動し、電子線の照射を受けていない面が容器搬送装置4の回転移動方向の外側を向く。再び電子線照射装置6の照射窓20aの前面に移動すると、すでに1回目の照射を受けた容器1は前回とは逆側から2回目の電子線の照射を受けて内外面全域が殺菌される。また、同時に他方の新たに保持された上方の容器1は1回目の電子線の照射を受ける。
【0023】
電子線照射装置6から2回目の電子線の照射を受けて内外面全体が殺菌された容器1は、排出位置Eで排出ホイール18に引き渡され、さらに、引き渡し位置Bで次のチャンバー14内のロータリーホイール16に引き渡されて殺菌チャンバー2から排出される。その後、容器1は、図示しないフィラ、キャッパ等によって液体の充填、キャッピング等の処理を受けた後、次の工程に送られる。
【0024】
前記容器殺菌装置では、容器1の殺菌運転を行う前、あるいは後等の適宜の時期に殺菌チャンバー2内の洗浄および殺菌を行う。このときには、閉鎖手段26のシャッター開閉用エアシリンダ30を作動させてシャッター28を後退位置(図1に示す位置)から前進させて、壁面24に形成されている開口24aの前面に移動させて、この開口24aを密閉する。また、電子線照射装置6が載っている載置台20を図1の上方へ移動させて照射ユニット20の照射窓20aを殺菌チャンバー2の開口24aから切り離す。このようにして図2に示す状態にした後、殺菌チャンバー2内に設けた図示しない噴射ノズルから、例えば、洗浄水を噴射して粉塵等を洗い流し、また、ミスト状や蒸気体の過酸化水素等の殺菌剤を殺菌チャンバー2内に噴射してこのチャンバー2内を洗浄殺菌する。このように閉鎖手段26のシャッター28によって電子線照射装置6との間の開口24aを閉鎖してあるので、洗浄時に誤って電子線照射装置6の照射窓20aに取り付けられている薄い箔20bを損傷してしまうおそれがない。なお、シャッター28を閉じておけば、必ずしも電子線照射装置6を殺菌チャンバー2から切り離して退避させる必要はなく、接続したままにしておいても良い。また、洗浄時以外の例えば殺菌チャンバー2内に設置されている供給ホイール12、容器搬送装置4、排出ホイール18等のメンテナンスを行う場合にも、前述のように閉鎖手段26のシャッター28によって開口24aを閉鎖することにより、電子線照射装置6の照射窓20aに取り付けられている薄い箔20b等を誤って傷つけてしまうおそれがない。
【0025】
さらに、電子線照射装置6を壁面24に接離可能にしたことにより、窓箔20bの交換等のメンテナンス性が向上する。また、シャッター28を殺菌チャンバー2の内側に、接続部24cを外側に配置しており、照射窓20aを所定圧力で壁面24に押し付けることで容易に密封することができる。しかも、シャッター28を壁面24に沿ってスライドさせる引き戸式としたので、閉鎖手段に係る構成を壁面24に寄せて配置することができ、照射窓20aの前方で照射の妨げになることが無く、被照射物できるだけ照射窓20aに接近させて位置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】物品殺菌装置の平面図である。(実施例1)
【図2】前記物品殺菌装置の要部の拡大図である。
【符号の説明】
【0027】
1 容器
2 殺菌チャンバー
4 物品搬送手段(容器搬送装置)
6 電子線照射手段(電子線照射装置)
24a 開口
26 閉鎖手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品搬送手段と電子線照射手段とを備え、電子線照射手段の照射面を物品搬送手段による物品の搬送経路に向けて配置し、搬送される物品に電子線を照射して殺菌する物品殺菌装置において、
前記物品搬送手段を殺菌チャンバー内に配置するとともに、前記電子線照射手段を殺菌チャンバーの外部に配置し、殺菌チャンバーの壁面に、電子線照射手段の照射面を室内に臨ませる開口を設け、さらに、この開口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことを特徴とする物品殺菌装置。
【請求項2】
前記殺菌チャンバーの開口が形成された壁面の外側に、前記開口の周囲を囲む接続部を設け、壁面の内側に開口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の物品殺菌装置。
【請求項3】
前記電子線照射手段が、殺菌チャンバーの壁面に対して接離可能であることを特徴とする請求項2に記載の物品殺菌装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−188292(P2008−188292A)
【公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−27030(P2007−27030)
【出願日】平成19年2月6日(2007.2.6)
【出願人】(000253019)澁谷工業株式会社 (503)
【Fターム(参考)】