説明

獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法及び粉砕装置

【課題】獣毛の存在する獣脂粕や肉骨粉等の粉砕効率を向上させ、ペット等に被害を与えないように微細粉まで粉砕可能とする獣脂粕や肉骨粉等の粉砕方法及び粉砕装置を提供する。
【解決手段】ケーシング101内に、円筒壁112に孔やスリットの貫通孔111を多数形成した円筒状のスクリーン11と、該スクリーン内に可動板122を放射状に取付け回転可能に軸支した回転体12とを、配設し、ケーシング101の投入口102から投入された獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、回転する可動板122とスクリーン11の貫通孔111との間で粉砕する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置1であって、該円筒壁112が、穴径3〜5mmの貫通孔111が形成されたパンチング板で形成されてなり、圧縮エアーをパルス状に導入して該粉砕機10内部に付着した被粉砕物を除去する導入口107を該ケーシング101に設けた獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーシング内に設けられた回転体を回転させて獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を粉砕する方法及び粉砕装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を用いた飼料や肥料の製造に際して、獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物に残存する獣毛は、ペット等に餌に混入すると、ペット等を傷つけるおそれがあり、飼料の品質を劣化させる。
しかし、飼料原料となる肉骨粉と獣毛を篩別により分離するにあたって、獣毛は、長さは長いが径は細いことから、これらを分離することはきわめて困難であった。
すなわち、飼料原料となる破砕された肉骨粉を篩パスの通過物とすると、獣毛は網の目開きより長さが長いので、網の上に横方向にある大部分は網オンとなって肉骨粉と分離できるが、網の目開きより径は細いので、網に対して縦または斜め方向にある一部が網を通過し、肉骨粉に混入することは避けられないという事情から、従来の獣毛除去はほとんど手作業により行われていた。
【0003】
このような問題を解決した装置として、破砕された肉骨粉から獣毛を分離する装置であって、破砕物が一定方向に一定速度で進行するように傾斜し、高速水平回転する網を有し、一定寸度の肉骨粉を網パスし、それ以上の肉骨粉と獣毛とを網オンとする篩機と、網オンの毛玉化した獣毛を解砕する解砕機と、肉骨粉と獣毛とを空気流で選別する風選別機と、選別された獣毛を除去するサイクロンとを備えた獣毛分離装置が記載されている(特許文献1)。
しかし、原料となる獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物に油脂分が含まれていると、粉砕された獣脂粕、肉骨粉等は凝集しやすく、その中に隠れた獣毛は除去されないで残り、飼料に利用された場合にペットの消化器等に刺さる事故や、肥料に利用された場合に作業者に刺さる事故等が起き、それらの品質向上が急務になっていた。
更に、先に記した様に残存する油脂分の影響で配管内に付着した粉砕品による配管の閉塞が起き連続運転が出来ない設備等の設置で事業所のコスト負担の増加による経営効率の悪化などの問題も起きている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−167578
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、従来の技術が抱えている問題を解決し、獣脂粕、肉骨粉などの品質を向上しその焼却処分の割合を極度に削減しCOの排出を減らし、事業所の設備負担を軽減し、その再利用の製品開発を促進する事を可能にする獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法及び粉砕装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の目的は、可動板とスクリーンの協働により、獣毛の存在する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕効率を向上させ、ペット等に被害を与えないように微細粉まで粉砕可能とする獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法及び粉砕装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、粉砕機やバグフィルタなどの内部に付着した被破砕物を簡単に除去して粉砕作業を効率よく実行できる粉砕装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法は、
ケーシング内に、円筒壁に孔やスリットの貫通孔を多数形成した円筒状のスクリーンと、該スクリーン内に可動板を放射状に取付け回転可能に軸支した回転体とを、配設した粉砕機を用いて、
ケーシングの投入口から投入された獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、回転する可動板とスクリーンの貫通孔との間で粉砕することを特徴とする。
(2)本発明の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法は、前記(1)において、前記円筒壁が、穴径3〜5mmの貫通孔が形成されたパンチング板で形成されていることを特徴とする。
(3)本発明の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法は、前記(1)又は(2)において、前記ケーシングに圧縮エアーの導入口を設け、圧縮エアーをパルス状に導入して前記粉砕機内部に付着した被粉砕物を除去することを特徴とする。
(4)本発明の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置は、
ケーシング内に、円筒壁に孔やスリットの貫通孔を多数形成した円筒状のスクリーンと、該スクリーン内に可動板を放射状に取付け回転可能に軸支した回転体とを、配設し、
ケーシングの投入口から投入された獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、回転する可動板とスクリーンの貫通孔との間で粉砕する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置であって、
該円筒壁が、穴径3〜5mmの貫通孔が形成されたパンチング板で形成されてなり、
圧縮エアーをパルス状に導入して該粉砕機内部に付着した被粉砕物を除去する導入口を該ケーシングに設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、貫通孔の形成されたスクリーンと回転体の可動板との協働により、遠心力によりスクリーンに押しつけられた獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を回転体の可動板によりすり下ろすようにして剪断して粉砕するため、獣毛の存在する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を短時間で細かな粉末にまで粉砕することができる。
また、本発明によれば、さらに、獣毛の存在する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の硬さや大きさ等に応じて、可動板の回転速度を調節することができるため、被粉砕物の硬さや大きさ等の属性に柔軟に対応することができる。従って、被粉砕物の粉砕効率をより一層向上することができる。
さらに、粉砕機内に付着した被破砕物を簡単に除去して粉砕作業を効率よく実行できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施形態の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置の全体を示す概略説明図である。
【図2】本発明の実施形態の粉砕装置に用いる粉砕機の内部構造を示す側面図(a)及び正面図(b)である。
【図3】本発明の実施形態の粉砕機の内部構造を模式的に示す斜視図であり、(a)は回転体の外観を示す斜視図であり、(b)はスクリーンの外観を示す斜視図であり、(c)はそれらを組み立てた外観を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<粉砕装置>
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、実施形態の粉砕装置1は、原料を粉砕する粉砕機10、粉砕処理された被粉砕物を回収する回収部20を備え、圧縮空気を粉砕機10及び回収部20のバグフィルタ22に噴射するエアパージ装置30が設けられている。
また、回収部20は、粉砕処理された被粉砕物から微粉を取り除くバグフィルタ22の後部に、空気を吸引するためのブロアー23を備えている。
【0010】
<粉砕機>
粉砕機10は、図1〜3に示すように、そのケーシング101の上部に原料である獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物投入用のホッパー(投入口)102及び下部に排出口103を有し、ケーシング101の後面部に設けられたプーリー104を介して連動連結された電動モータなどの駆動機構を備えている。
また、粉砕機10のケーシング101内には、複数の貫通孔111が円筒壁112の回りに形成された円筒状のスクリーン11が配設されている。
さらに、スクリーン11の内側には、回転軸121に軸着され半径方向に放射状に延びる複数の可動板122が設けられた回転体12が回転可能に備えられている。
回転数は、原料の種類や処理量によって異なるが、獣毛を含む獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物であって油脂分を含む場合、例えば2000〜10000rpmとし、さらに好ましくは4000〜5000rpmとする。
2000rpm未満では獣毛を含んだ獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を十分粉砕できず、10000rpmを超える回転数は、特別のモータが必要となりコストアップにつながるからである。
そして、電動モータなどの駆動機構が駆動によって、回転軸121を回転させ、回転体12の可動板122を回転させるようになっている。
さらに、粉砕機10は、スクリーン11の外周側(ケーシング101との間)に排出路105と、スクリーン11の内周側に粉砕室106とが形成されている。
【0011】
これにより、ホッパー102から粉砕室106に投入された原料は、高速回転する回転体12の多数の可動板122によって瞬間的な打撃作用を受けるとともに、さらに、周辺のスクリーン11の円筒壁112に押しつけられて粉砕される。
そして、スクリーン11の貫通孔111の間隙から排出された被粉砕物は、バグフィルタ22の後部に連結されたブロアー23の吸引(図1参照)及び回転体12の回転に伴って発生する気流に同伴して、排出路105を通って排出口103から排出され、回収部20のホッパー21を介してコンベア24により、被粉砕物が回収されるようになっている。
なお、ホッパー21中の微細な被粉砕物はバグフィルタ22によって回収される。
【0012】
<可動板>
回転体12の可動板122の半径方向最外周部は、その最外周軌道面がスクリーン11の内壁に対して約3.5mm程度の間隔を有して近接対面するよう回転中心より放射状に、回転軸121の円周方向所定間隔を存して複数枚が配設されている。
図3では、矩形状の板体の可動板122が6枚の場合を示しているが、その枚数は限定されるものではなく、原料の処理量や粉砕機の大きさ等によって適宜な枚数が配置される。
また、可動板122の半径方向最外周部の形状は、図3においてはスクリーンの円筒壁に併せて直線状に形成されているが、スクリーンの円筒壁と適切な間隔を保つように適宜決定される。
【0013】
<スクリーン>
スクリーン11は、底及び蓋部分が開口された例えばステンレス製の円筒であり、その円筒壁には、穴径が約3〜5mmの貫通孔111がそれぞれの間隙を保って多数形成されて構成されている。穴径が3mm未満では、獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物が油脂を含んでいるので貫通孔111が目詰まりしやすい。穴径が5mmを超えると、油脂を含んだ獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物が細かな大きさにならない。
スクリーン11の円筒壁は、例えばパンチング板などを巻き回して周端を接続して円筒とすることができる。
なお、スクリーン11の開口部分の一方の周囲には取付リング113が設けられており、ケーシング101へボルトにより固着されている。
なお、貫通孔111の形状は、丸穴でなくスリット状としてもよい。スリットは、スクリーン11の幅全体わたって一条に形成されているだけでなく、円筒域を輪切り状に分割し、各スリット相互の位置をずらすようにしても良い。
【0014】
<エアパージ装置>
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ホッパー102から粉砕機10に投入された原料は、高速回転する回転体12の可動板122によって瞬間的な打撃作用を受けるとともに、さらに回転体12の半径方向にはね飛ばされ、スクリーン11の貫通孔111との協同により剪断され、さらに微細に粉砕される。
ところが、原料である獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物には、約10〜20%程度の油脂分を含み、粉砕された被粉砕物がスクリーンの貫通孔111やケーシング101内壁、排出路105等に付着する場合があり、その付着物は排出口103から排出されないで粉砕機10内に蓄積してしまうことがある。
このため、実施形態の粉砕装置1においては、被粉砕物が粉砕機10内に蓄積するのを防止するため、エアパージ装置30を配設している。
エアパージ装置30はコンプレッサー及び圧力タンクを備え、タイマー設定により所定間隔時間でパルス状の圧縮エアーを、粉砕機10のケーシング101に圧縮エアーの導入口107を複数箇所設け、パルス状に圧縮エアーを粉砕機10内部に噴射して、粉砕機10内部に付着した被粉砕物を除去するようにしている。
パルス状の圧縮エアーの強さとしては、例えば360〜720リットル/minの能力を有するものを用いることができる。
また、いずれの導入口107からの圧縮エアーの噴射方向は、図2に示すように、スクリーン11の円筒壁112に向かって接線方向とすることが好ましい。
なお、ケーシングに超音波センサなどを取り付け蓄積量を検知して、所定厚みの蓄積厚みに達したときに圧縮エアーを適宜間隔で噴射させることもできる。
【0015】
<バグフィルタ>
バグフィルタ22は、排出口103から排出された被粉砕物中の中に含まれる微細粉を外気中に排出しないようにする集塵装置であり、装置内には交換可能にフィルターが取り付けられている。
なお、バグフィルタにも、その目詰まりを防止するため、エアパージ装置30からパルス状の圧縮エアーを導入している。
【0016】
<実施形態の効果>
本発明の実施形態の粉砕装置は、ケーシング101内に、多数の貫通孔111が円筒壁に形成された円筒状のスクリーン11を配設し、該スクリーン11内に、円周方向に所定間隔を存して回転中心より放射状に複数の可動板122が設けられた回転体12を備えてなる粉砕機10と、可動板122とスクリーン11の貫通孔111との協同によって、
粉砕室106内の獣毛を含む獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を剪断により微細化せしめて、排出路105へ排出すべく構成したことにより、平均粒径が150μmの被粉砕物に処理することができる。
なお、油脂を含んだ獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物に含まれる獣毛は、平均粒径150μm以下にすれば、ペットフードなどに混合して使用しても危険性がないが、平均粒径をあまりにも微細にすることは、獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物が油脂を含んでいるので、スクリーンやバグフィルターの目詰まりが生じやすく、粉砕後の平均粒径は100〜200μm程度とすることが好ましい。
本実施形態の粉砕装置を用いて、上述した機構により獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を粉砕処理したところ、平均粒子径150μmの微細粉を製品として得ることができ、含まれている獣毛も獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物と区別できないほど微細化されていた。
【0017】
すなわち、本実施形態は以下に示す効果を有する。
(a)回転体の可動板の先端部とスクリーンの貫通孔との協働で獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、いわゆるおろし金でワサビをすりおろすようにして粉砕するため、獣毛を含みしかも油脂分を有する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を短時間で微粉化することができる。
(b)可動板をスクリーンに対して非接触としたため、可動板が回転した際に、摩擦により可動板やスクリーンが短時間で摩耗することはなく、可動板及びスクリーンの寿命を長くすることができる。
(c)エアパージ装置で、粉砕機内部やバグフィルタに付着した被粉砕物を強制的に除去するため、油脂分の多い獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を連続的に粉砕でき、粉砕効率を向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明の実施形態は、主として飼料用の原料である獣毛を含んだ獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕について述べたが、その他の油脂分や水分などを含んだ粘性のある被粉砕物の粉砕などにも広く利用できるので、産業上の利用可能性が高い。
【符号の説明】
【0019】
1 粉砕装置
10 粉砕機
101 ケーシング
102 ホッパー(投入口)
103 排出口
104 プーリー
105 排出路
106 粉砕室
107 導入口
11 スクリーン
111 貫通孔
112 円筒壁
113 取付リング
12 回転体
121 回転軸
122 可動板
20 回収部
21 ホッパー
22 バグフィルタ
23 ブロアー
24 コンベア
30 エアパージ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーシング内に、
円筒壁に孔やスリットの貫通孔を多数形成した円筒状のスクリーンと、
該スクリーン内に可動板を放射状に取付け回転可能に軸支した回転体とを、
配設した粉砕機を用いて、
ケーシングの投入口から投入された獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、回転する可動板とスクリーンの貫通孔との間で粉砕することを特徴とする獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法。
【請求項2】
前記円筒壁が、穴径3〜5mmの貫通孔が形成されたパンチングメタルで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法。
【請求項3】
前記ケーシングに圧縮エアーの導入口を設け、圧縮エアーをパルス状に導入して前記粉砕機内部に付着した被粉砕物を除去することを特徴とする請求項1又は2に記載の獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法。
【請求項4】
ケーシング内に、
円筒壁に孔やスリットの貫通孔を多数形成した円筒状のスクリーンと、
該スクリーン内に可動板を放射状に取付け回転可能に軸支した回転体とを、配設し、
ケーシングの投入口から投入された獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物を、回転する可動板とスクリーンの貫通孔との間で粉砕する獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置であって、
該円筒壁が、穴径3〜5mmの貫通孔が形成されたパンチング板で形成されてなり、
圧縮エアーをパルス状に導入して該粉砕機内部に付着した被粉砕物を除去する導入口を該ケーシングに設けたことを特徴とする獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−182721(P2011−182721A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−52410(P2010−52410)
【出願日】平成22年3月9日(2010.3.9)
【出願人】(510065263)株式会社静岡プラント (2)
【Fターム(参考)】