説明

生体臓器支持装置および方法

【課題】生体イメージングにおいて生体組織の動きを大幅に減少させることができるとともに組織に損傷を与えることがなく、共焦点レーザ顕微鏡を用いて深さ方向の積層イメージを得ることを可能とする生体臓器支持装置および方法を提供する。
【解決手段】生体臓器支持装置1は、生体動物18の臓器20を載せるための支持ステージ2を備える。生体動物18の臓器20を、生体動物18の本体と切り離すことなく体外に引き出し、引き出した臓器20を支持ステージ2に載せることで臓器20を支持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体動物の臓器を支持するための装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
生体動物の組織を観察する生体イメージングは、生体における細胞の機能や相互作用の研究を可能にする技術である。この技術は、以前では得られなかった、病気の進行や治療の反応などを理解するための新しい重要な情報を提供するものである。
【0003】
しかし、肝臓、すい臓、腎臓などのような腹腔内の柔らかい組織・臓器に対して生体イメージングを実施した場合、生体イメージング中における呼吸・鼓動・脈動などによって引き起こされる生体動物の動き(振動)によって、得られる画像にぶれが生じるという問題がある。このような問題は、柔らかい組織・臓器における細胞や細胞内小器官の動態を明らかにする高精細イメージング技術の開発にとって大きな障害となっている。
【0004】
これまで、スタビライザを臓器の上に押し当てて臓器・組織の脈動を抑える方法が提案されている。しかし、この方法によっても臓器・組織の脈動を効果的に抑えることは困難であるため、生体組織の鮮明な画像を得ることができないという問題がある。また、従来のスタビライザによる方法は、臓器が動かないように押えるために接触部分における圧迫で生体組織を損傷させる恐れがある。なお、スタビライザの一例を開示するものとしては、下記特許文献1がある。
【0005】
また、近年、組織の深さ方向の各位置における像を重ね合わせて三次元構造をコンピュータ上で再構築することができる共焦点レーザ顕微鏡が生体イメージングに利用されることがある。図5は、共焦点レーザ顕微鏡に適用するための従来のスタビライザ31の構成を示す図である。符号30で示したものは、共焦点レーザ顕微鏡のスティックレンズである。スティックレンズ30はベース部36に取り付けられている。スタビライザ31は、スティックレンズ30の先端部に装着され、ベース部36に取り付けられた固定装置33により、スティックレンズ30に対する相対移動が拘束された状態で固定されている。またスタビライザ31の先端には透過窓(ガラス)32が設けられており、スティックレンズ30からのレーザ光を透過させるようになっている。
【0006】
このように従来のスタビライザ31は、スティックレンズ31に対する相対移動が拘束されているので、スタビライザ31の臓器35に対する相対的位置を固定したまま、スタビライザ31内部でスティックレンズ30のみを上下に移動させることができない。また、透過窓32のガラス面とスティックレンズ30内のレンズ面との間には適正な距離が必要であり、この理由からもスタビライザ31とスティックレンズ30は一体的に移動せざるを得ない。このような制約から、結果的に、単一平面上の画像しか得られないという問題がある。また、複数の深さ位置の画像を得るために、スティックレンズ30をスタビライザ31ごと臓器35の方へ押し込むと、臓器35へのダメージが大きくなるという問題がある。
【0007】
【特許文献1】特公平6−14921号公報(図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、生体イメージングにおいて生体組織の動きを大幅に減少させることができるとともに組織に損傷を与えることがなく、また、共焦点レーザ顕微鏡を用いて深さ方向の積層イメージを得ることを可能とする生体臓器支持装置および方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明の生体臓器支持装置および方法は、以下の技術的手段を採用する。
【0010】
(1)本発明の生体臓器支持装置は、生体動物の臓器を載せるための支持ステージを備えることを特徴とする。
【0011】
上記の本発明の構成によれば、生体臓器を支持ステージの上に載せて支持することで、この臓器は、一部の領域のみで動物の本体につながり、他の大部分については本体から離れた状態となる。上記の一部の領域は、臓器と動物の本体とをつなぐ柔らかいブリッジとなり、緩衝体として機能する。このため、呼吸・鼓動・脈動などの本体からの動き(振動)が支持ステージに載った臓器まで伝わりにくくなる。これにより、支持ステージ上での組織の動きが少なくなるので、生体イメージングにおいて生体組織の鮮明な画像を得ることができる。また、上から押し当てて動きを抑制する従来のスタビライザと異なり、単に載せて支持するものであるため、生体組織を圧迫することが無く、生体組織を損傷させる恐れがない。しかも、従来のスタビライザと異なり、臓器を単に載せて支持するものであるため、共焦点レーザ顕微鏡を用いる場合でも焦点面の深さを変える際の障害が無いので、共焦点レーザ顕微鏡を用いて深さ方向の積層イメージを容易に得ることができる。
【0012】
(2)また上記(1)の生体臓器支持装置において、前記支持ステージに連結し該支持ステージの位置及び姿勢を三次元的に調整可能なステージ調整機構を備える、ことを特徴とする。
【0013】
上記の構成によれば、支持ステージの位置及び姿勢を三次元的に動かして調整することができるので、生体動物における様々な臓器に容易にアクセスすることができる。
【0014】
(3)また上記(1)又は(2)の生体臓器支持装置において、前記支持ステージは単一の平板状部材からなる、ことを特徴とする。
【0015】
上記の構成の支持ステージは、肝臓やすい臓を支持するのに好適である。
【0016】
(4)また上記(1)又は(2)の生体臓器支持装置において、前記支持ステージは、底部平板と、該底部平板の一端に連結し該一端から上方に延びる側部平板とからなる、ことを特徴とする。
【0017】
上記の構成の支持ステージは、腎臓を支持するのに好適である。側部平板により胴体からの横方向の動きの影響に対して腎臓を保護できる。
【0018】
(5)また上記(1)又は(2)の生体臓器支持装置において、前記支持ステージは下に凸となる中空半球型の形状を有する、ことを特徴とする。
【0019】
上記の構成の支持ステージは、睾丸や卵巣を支持するのに好適である。半球型の支持ステージはこれらの臓器の形状によく適合するため安全に保持できる。
【0020】
(6)また本発明の生体臓器支持方法は、生体動物の臓器を、該生体動物の本体と切り離すことなく体外に引き出し、引き出した前記臓器を支持ステージに載せることで該臓器を支持する、ことを特徴とする。
【0021】
上記の本発明の方法によれば、呼吸・心鼓動・脈動などの本体からの動きが支持ステージに載った臓器まで伝わりにくくなる。これにより、支持ステージ上での組織の動きが少なくなるので、生体組織の鮮明な画像を得ることができる。
【0022】
(7)また上記(6)の生体臓器支持方法において、前記臓器は、肝臓、腸、脾臓、すい臓、腎臓、子宮、卵巣、精巣、前立腺、膀胱、胃、または消化管である、ことを特徴とする。
【0023】
上記に列挙した臓器は柔らかいため、動物の本体とつながる部分が柔らかく、本体からの動きを少なくする緩衝体としての機能が高く、支持ステージ上での組織の動きを大幅に減少させることができる。したがって、本発明の生体臓器支持方法は、これらの臓器を対象とした生体イメージングに対して特に有用である。
【発明の効果】
【0024】
上述したように、本発明によれば、生体イメージングにおいて生体組織の動きを大幅に減少させることができるとともに組織に損傷を与えることがない。したがって、生体組織を観察後、生体内に戻し経時的に観察することができる。また、共焦点レーザ顕微鏡を用いて深さ方向の積層イメージを容易に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態にかかる生体臓器支持装置1の構成図であり、(A)は側面図、(B)は平面図である。
図1に示すように、生体臓器支持装置1は、観察対象となる生体動物の臓器を載せるための支持ステージ2と、支持ステージ2に連結し支持ステージ2の位置及び姿勢を三次元的に調整可能なステージ調整機構3と、ステージ調整機構3が固定されたベースプレート16とを備える。
【0027】
上記の支持ステージ2は、組織を観察しようとする臓器を載せて安定して保持できるような適切な形状に設定されるのがよい。この点についての詳細は後述する。
【0028】
ステージ調整機構3は、支持ステージ2の一端に連結されたアーム4を備える。アーム4は、支持ステージ2と一体となって位置及び姿勢が変化するように支持ステージ2に固着されている。本実施形態では、アーム4は、支持ステージ2の一端から斜め上方に延びている。
【0029】
また、ステージ調整機構3は、ベースプレート16に対して垂直に設置された垂直ビーム5と、垂直ビーム5に対して上下方向(Z方向)に位置調整可能に取り付けられた第1スライド部材6と、第1水平方向(Y方向)に第1スライド部材6に対して位置調整可能に取り付けられた第2スライド部材7と、第1水平方向と直角な第2水平方向(X方向)に第2スライド部材7に対して位置調整可能に取り付けられた第3スライド部材8を備える。
【0030】
第1スライド部材6のZ方向の位置は、第1調整ダイヤル13を回すことで調整することができる。第2スライド部材7のY方向の位置は、第2調整ダイヤル14を回すことで調整することができる。第3スライド部材8のX方向の位置は、第3調整ダイヤル15を回すことで調整することができる。
【0031】
このようなステージ調整機構3の構成により、支持ステージ2の位置を三次元的に変化させることで、可動範囲内で任意の位置に調整することができる。なお、支持ステージ2の位置を三次元的に変化させることができる限りで、上述した構成以外の構成を採用してもよい。
【0032】
ステージ調整機構3は、さらに、第3スライド部材8からアーム4の間に2つのボールジョイント10,11を備える。2つのボールジョイント10,11により、アーム4と一体的に動くように連結された支持ステージ2の姿勢を三次元的に変化させることで、可動範囲内で任意の姿勢に調整することができる。
【0033】
なお、ステージ調整機構3において、ボールジョイントは1つ又は3つ以上設けてもよい。また、支持ステージ2の姿勢を三次元的に変化させることができる限りで、上述した構成以外の構成を採用してもよい。
【0034】
図2(A)〜(C)は、支持ステージ2の構成例を示す図である。図2(A)〜(C)に示すように、支持ステージ2A〜2Cは、載せようとする臓器の形態に応じて異なる形状のものを採用するのが良い。
【0035】
肝臓又はすい臓の組織観察を行う際には、図2(A)に示す第1構成例の支持ステージ2Aを用いるのがよい。この支持ステージ2Aは単一の平板状部材から構成されているので、肝臓やすい臓を載せて安定して支持できる。また第1構成例の支持ステージ2Aは、脾臓や腸を対象とした場合においても、これらを安定して支持することが可能である。
【0036】
腎臓の組織観察を行う際には、図2(B)に示す第2構成例の支持ステージ2Bを用いるのがよい。この支持ステージ2は、底部平板21と、底部平板21の一端に連結し当該一端から上方に延びる側部平板22とからなる。このように構成されているので、側部平板22により動物の本体からの横方向の動きの影響に対して腎臓を保護できる。
【0037】
睾丸や卵巣の組織観察を行う際には、図2(C)に示す第3構成例の支持ステージ2Cを用いるのがよい。この支持ステージ2Cは下に凸となる中空半球型の形状を有する。睾丸や卵巣はボール状の形状を有する臓器であり、半球型の支持ステージ2Cは、この形状によく適合するため睾丸や卵巣を安定して保持できる。
【0038】
なお、支持ステージ2の形状は、上述した第1〜第3の構成例に限定されず、載せようとする臓器を安定して支持できる限りで種々の形態を採用することができる。
【0039】
次に、図3を参照し、上述した生体臓器支持装置1を用いた本発明の生体臓器支持方法について説明する。図3において、生命を維持された状態の実験動物18がベースプレート16の上に静置されている。図示された実験動物18はネズミである。
【0040】
まず、実験動物18の腹部を切開し、小さな切り口19を作る。そして、切り口19を通して動物18の体内から臓器20を本体と切り離すことなく引っ張り出す。またこれと並行して臓器20を載せられる位置に支持ステージ2を移動させる。このときの支持ステージ2の移動は、上述したステージ調整機構3の三次元調整機能によって滑らかに行うことができる。
【0041】
支持ステージ2を移動させたら、臓器20を支持ステージ2の上に置いて少し持ち上げる。なお図3において、観察対象の一例として示された臓器20は肝臓であり、支持ステージ2として図2(A)に示した第1構成例の支持ステージ2Aを用いている。
【0042】
このようにして支持ステージ2で臓器20を支持した状態で、顕微鏡22により生体組織を観察する。この観察は、生体組織に蛍光物質を与えて生体組織から放射される蛍光によってその生体組織の観察を行う生体組織蛍光観察によるのがよい。組織観察に使用する顕微鏡22の種類は特に限定されないが、例えば共焦点レーザ顕微鏡を用いることができる。共焦点レーザ顕微鏡を用いることで、深さ方向(Z方向)の各位置の組織画像を得て、その組織画像から三次元構造をコンピュータで再構築することができる。
【0043】
支持ステージ2で支持された臓器20は、その端の部分のみで動物18の本体につながり、他の大部分については動物18の本体から離された状態となる。また、臓器20の端の部分は、臓器20と動物18の本体とをつなぐブリッジを形成し、緩衝体として機能する。このため、呼吸・鼓動・脈動などの本体からの動き(振動)が支持ステージ2に載った臓器20まで伝わりにくくなる。
【0044】
したがって、本発明の装置及び方法によれば、支持ステージ2上での臓器18(組織)の動きが少なくなるので、生体イメージングにおいて生体組織の鮮明な画像を得ることができる。また、上から押し当てて動きを抑制する従来のスタビライザと異なり、単に載せて支持するものであるため、生体組織を圧迫することが無く、生体組織を損傷させる恐れがない。
【0045】
図4に、(A)安定化手段が無い場合、(B)従来のスタビライザを用いた場合、及び(C)本発明を適用した場合の各組織画像を示す。図4から、本発明により組織の動きが抑制され鮮明な組織画像が得られることが分かる。また、従来のスタビライザよりも効果が大きいことが分かる。
【0046】
本発明は、例えば肝臓、腸、脾臓、すい臓、腎臓、子宮、卵巣、精巣、前立腺、膀胱、胃、または消化管のような柔らかい臓器の組織観察において特に有効である。柔らかい臓器は、動物18の本体とつながる部分が柔らかく、本体からの動きを少なくする緩衝体としての機能が高い。したがって、支持ステージ2上での組織の動きを大幅に減少させることができる。
【0047】
また、共焦点レーザ顕微鏡による観察において従来のスタビライザを用いた場合、焦点面の深さの変更が困難であるという制約から、単一平面上の画像しか得られなかったが、本発明によれば、臓器20を単に載せて支持するものであるため、共焦点レーザ顕微鏡を用いる場合でも焦点面の深さを変更する際の障害が無いので、共焦点レーザ顕微鏡を用いて深さ方向の積層イメージ(三次元イメージ)を容易に得ることができる。この三次元イメージは、細胞間相互作用、血管形成、神経回路形成等についての新たな知見を提供するものである。
【0048】
また、図5に示した従来のスタビライザ31では、レンズ30と臓器35の間に配置された透過窓32をレーザ光が通過する際、および生体臓器より放出された蛍光が通過する際にエネルギ損失が生じるが、本発明の生体臓器支持装置1を用いた場合、透過窓によるエネルギ損失は生じないので、共焦点レーザ顕微鏡のレーザ光のエネルギ損失が少なくなることで、蛍光画像を得るために必要なレーザ強度を低減することができる。実験の結果、本発明を適用した場合の生体イメージングに必要なレーザ強度は従来のスタビライザを使った場合の半分以下であることが分かった。したがって、本発明によれば、レーザ光の照射による組織へのダメージや蛍光の褪色を減少させることができる。
【0049】
なお、上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施形態にかかる生体臓器支持装置の構成図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる生体臓器支持装置における支持ステージの構成例を示す図である。
【図3】本発明の生体臓器支持方法を説明する図である。
【図4】本発明の効果を示す組織画像である。
【図5】従来技術のスタビライザの構成図である。
【符号の説明】
【0051】
1 生体臓器支持装置
2 支持ステージ
2A 第1構成例の支持ステージ
2B 第2構成例の支持ステージ
21 底部平板
22 側部平板
2C 第3構成例の支持ステージ
3 アーム
4 ステージ調整機構
5 垂直ビーム
6 第1スライド部材
7 第2スライド部材
8 第3スライド部材
10、11 ボールジョイント
13 第1調整ダイヤル
14 第2調整ダイヤル
15 第3調整ダイヤル
16 ベースプレート
18 実験動物
19 切り口
20 臓器
22 顕微鏡

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体動物の臓器を載せるための支持ステージを備えることを特徴とする生体臓器支持装置。
【請求項2】
前記支持ステージに連結し該支持ステージの位置及び姿勢を三次元的に調整可能なステージ調整機構を備える、請求項1記載の生体臓器支持装置。
【請求項3】
前記支持ステージは単一の平板状部材からなる、請求項1又は2記載の生体臓器支持装置。
【請求項4】
前記支持ステージは、底部平板と、該底部平板の一端に連結し該一端から上方に延びる側部平板とからなる、請求項1又は2記載の生体臓器支持装置。
【請求項5】
前記支持ステージは下に凸となる中空半球型の形状を有する、請求項1又は2記載の生体臓器支持装置。
【請求項6】
生体動物の臓器を、該生体動物の本体と切り離すことなく体外に引き出し、引き出した前記臓器を支持ステージに載せることで該臓器を支持する、ことを特徴とする生体臓器支持方法。
【請求項7】
前記臓器は、肝臓、腸、脾臓、すい臓、腎臓、子宮、卵巣、精巣、前立腺、膀胱、胃、または消化管である、請求項6記載の生体臓器支持方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−250837(P2009−250837A)
【公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−100505(P2008−100505)
【出願日】平成20年4月8日(2008.4.8)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)国等の委託研究の成果に係る特許出願(平成19年度独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、「化合物等を活用した生物システム制御基盤技術開発」委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)
【出願人】(503359821)独立行政法人理化学研究所 (1,056)
【出願人】(500535301)社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム (22)
【Fターム(参考)】