説明

生地の搬送積層方法及び切断積層装置

【課題】生地の切断や積層時に、生地が搬送シートに対して滑るように移動すると、生地に摩擦による静電気が発生し、この静電気は生地を変形させたり、生地を正確な位置に搬送できないといった問題が生じる。
【解決手段】先端ローラ26で折り返した上側シート30と下側シート31の基端部をそれぞれ1対の巻取りローラ34、35に巻回し、前記先端ローラを水平移動により、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取られる。これにより切断及び積層される生地が上側シートと同期走行し上側シート面を滑りながら移動しないため、生地に摩擦による静電気が発生することが殆どなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生地の搬送と積層を行う方法、及び生地原反を生地積層台上の所要箇所に切断積層する操作を高効率で行える装置に関する。
【背景技術】
【0002】
洋服や和服用の生地はロール状の非常に長い原反として供給され、この原反を所定長さに切断した後、更に多種類の所定形状に各パーツに切断され縫製工程を経て所望の服として市販される。例えばスーツ用服地の場合、スーツ1着用の生地は長さ2メートル弱で幅が約1メートルに達する。この程度の大きさの生地は重量自体は軽いが面積が大きいため取扱いにくくロール状の原反から切断した生地を積層する作業を自動又は半自動化して行う改良法が各種提案されている。
【0003】
この切断及び積層を自動又は半自動化して行う装置では、搬送シートを使用して生地の搬送を行っているが、前記搬送シートは無端ベルト状又は1枚のシートの一端を固定する形態である(例えば特許文献1及び特許文献2)。
特許文献2の生地積層装置による原反の切断及び切断された生地の生地積層板上への積層は図7A〜Dに示す要領で行われる。
図7Aに示すように、生地保持ベルトaの基端部bは原反保持部(図示略)に固定され、生地保持ベルトaの先端側はベルト巻取ローラcに巻回され、該ベルト巻取ローラcの両端は1対のスライド部(図示略)に支持されている。
ロールに巻回された原反dの先端部の生地eは、前記ベルト巻取ローラcと共に移動する生地案内板f上に導かれ、該生地案内板f上に生地押えgで保持される。
【0004】
図7Bに示すように、この状態からベルト巻取ローラcが図の右方向に移動すると、ベルト巻取ローラcに巻き取られていた生地保持ベルトaが徐々に解かれて、該ベルト巻取ローラc上に原反dから生地eが供給される。
その後、生地eの先端が所定位置に達したら、生地押えgを解放し、図7Cに示すようにベルト巻取ローラcを図の左方に移動させる。これにより生地eの先端側が生地積層板h上に移行する。図7Dに示すように前記ベルト巻取ローラcが所定位置(図7Aの位置)に到達した時点で、生地カッターjで生地eを原反dから切り離して生地積層板h上に積層する。
【0005】
図7A〜図7Dの工程を繰り返すことにより、複数の生地eが生地積層板h上に整合した状態で積層される。
しかしながら、図7Bに示すベルト巻取ローラcの移動の際に、生地eの先端は生地案内板f上に生地押えgで保持されているため、生地eは生地保持ベルトa上を滑るようにして前方に移送される。その際、生地eと生地保持ベルトa間の摩擦により生地eに静電気が発生し、以降の操作に支障が生じ易くなる。生地のような薄い素材では静電気の発生は大きな問題で、静電気が作業者の意図に反した動きを引き出し、生地が正確な位置に搬送されなかったり、生地が変形したり、最悪の場合には生地が装置の部材に絡み付くといった不都合が生じることがある。
【0006】
この欠点を解消するために、無端ベルト状の搬送シートの使用が提案されている(特許文献3)。無端ベルトを使用すると、生地と無端ベルト間の摩擦の発生は回避できるが、無端ベルトを使用する装置は大型化し、コストが上昇しかつ広い設置面積が必要になるという欠点がある。
【特許文献1】特開平8−13226号公報
【特許文献2】特開2004−224480号公報
【特許文献3】再表2005/005709号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、この従来技術の欠点を解決し、比較的簡単な構造で生地の切断及び積層を行える装置及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 生地積層台、及び該生地積層台上を含む空間を移行して生地を搬送する搬送シートを使用する生地の搬送積層方法において、前記搬送シートを、前記生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返して上側シートと下側シートを構成し、該上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ1対の巻取りローラに巻回し、前記先端ローラを水平移動させることにより、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取り、これにより、前記生地の搬送及び積層を行う。
【0009】
(2) 生地積層台、該生地積層台上を含む空間を移行して生地を搬送する搬送シート、及び生地を切断する切断用カッターを使用する生地の切断積層方法において、前記搬送シートを、前記生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返して上側シートと下側シートを構成し、該上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ1対の巻取りローラに巻回し、前記先端ローラを水平移動させることにより、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取り、これにより、前記生地の搬送及び積層を行い、生地積層台上の生地を前記カッターで切断する。
【0010】
(3)生地積層台、該生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返された上側シートと下側シートを含む生地搬送シート、前記上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ巻回した1対の巻取りローラ、該先端ローラと同期走行し、該先端ローラの回転を制止できるローラブレーキ、及び生地切断用カッターを備え、前記ローラブレーキで先端ローラの回転を制止しながら、前記先端ローラを生地積層台上の空間を走行させて、前記上側シート上に位置する切断前生地を生地積層台の生地積層位置の上方まで移送し、次いで前記ローラブレーキによる先端ローラの回転を制止を解除し、前記下側シートを下側シート用巻取りローラに巻き取って、前記先端ローラを前記巻取りローラ方向に移動させて、前記上側シート上に位置する切断前生地を生地積層台上に移行させ、次いで前記カッターで生地を切断し、切断された生地を前記生地積層台上に積層する。
【0011】
(4)(3)において、更に先端ローラと同期走行する生地案内板及び生地押さえを備え、 カッターによる生地切断時に、該生地案内板及び生地押さえで生地の先端を保持する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、先端ローラで折り返した上側シートと下側シートの基端部をそれぞれ1対の巻取りローラに巻回し、ローラブレーキによりその回転が制止された前記先端ローラの水平移動により、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取ることにより、前記先端ローラを水平移動させるようにしてあるため、積層される生地が上側シートと同期走行し上側シート面を滑りながら移動しないため、生地に摩擦による静電気が発生することが殆どなく、以降の作業を妨げることがない。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に生地の切断工程が追加されており、請求項1の発明と同様に搬送される生地が上側シートと同期走行し上側シート面を滑りながら移動しないので、生地の積層及び切断を円滑に行うことができる。
【0014】
請求項3記載の発明でも、搬送される生地が上側シートと同期走行し上側シート面を滑りながら移動しないので、生地の積層及び切断を円滑に行うことができる。
【0015】
請求項4記載の発明では、カッターによる生地切断時に、生地が静止するため、正確に生地を切断できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に本発明に係わる生地切断積層装置の実施例を説明するが、該実施例は本発明を限定するものではない。
図1は本発明に係わる生地切断積層装置の実施例を示す斜視図、図2は図1のA−A線縦断面図、図3は本実施例装置の作動要領を示す概略図である。
21は4本の脚であり、該4本の脚21上部外面には1対の本体フレーム22が設置され、該本体フレーム22内部には生地積層台23が設置されている。
【0017】
前記両本体フレーム22の上面には1対のキャリッジレール24が沿設され、それぞれのキャリッジレール24上を1対のキャリッジ25が走行可能になっている。両キャリッヂ25間には、先端ローラ26が架設され、かつ案内板27が設置されている。該案内板27上方には該案内板27と同期走行する生地押さえ28が位置し(図3参照)、適宜案内板27上の生地を押さえて案内板27に対する位置を固定できるようにしてある。
【0018】
生地搬送シート29は、前記先端ローラ26で後方(図2の右方)に向けて折り返されて、上側シート30と下側シート31が構成されている。上側シート30及び下側シート31は、それぞれ本体フレーム22後端近傍の上側案内ローラ32及び下側案内ローラ33で下向きに方向が変えられ、それぞれの基端部が、上側巻取りローラ34及び下側巻取りローラ35に巻取られている。
【0019】
前記1対のキャリッジ25間には、カッターレール36が架け渡され、該カッターレール36に沿って走行するカッター37が装着され、該カッター37は前記カッターレール36上を走行して、前記生地38を一定長さの長方形に切断する。39はローラブレーキで、オン状態では、該ローラブレーキ39は先端ローラ26表面の上側シート30に生地38を押し付けて生地38を上側シート30に対して位置固定し、オフ状態ではローラブレーキ39は上側シート30の上方に位置している。
前記本体フレーム22のそれぞれの後端は、中央に上向き凹溝40が形成された膨出部41が連設され、前記上向き凹溝40間に架設された原反バー42に原反43が保持され、該原反は生地38として前記上側シート30上に供給される。44は、本体フレーム22後部の上側案内ローラ32及び下側案内ローラ33や上側巻取りローラ34及び下側巻取りローラ35を収容するローラフレームである。
【0020】
次いで図3A〜Dに基づいて、本実施例装置の作動原理を説明する。
図3A〜Dは、生地搬送シート29上へ供給された生地38を、生地搬送シート29を移動させて、生地積層台23上へ積層しかつ切断する要領を示すものである。
【0021】
図3Aでは、先端ローラ26は、生地積層台24の右端上方に位置し、上側シート30及び下側シート31のそれぞれの基端はそのほぼ同じ長さが上側巻取りローラ34及び下側巻取りローラ35に巻取られている。生地38の先端は、案内板27に接触し、生地押さえ28により保持されている。
この状態で、ローラブレーキ39を、上側シート30上の生地38を介して、前記先端ローラ26に押し付けて先端ローラ26の回転を制止し、生地38を上側シート30に対して位置固定したまま(このとき生地38の先端を生地押さえ28で案内板27に押し付けても良い)、回転が制止された前記先端ローラ26を前方(図3Aの左側)に移動させると、同じ長さの上側シート30及び下側シート31がそれぞれ上側巻取りローラ34及び下側巻取りローラ35から送り出され、前記生地38がローラブレーキ39で上側シート30上に保持されかつ先端ローラ26が回転しないため、生地38は上側シート30上を滑ることなく左方に移送され、前記先端ローラ26は生地積層台23左端近傍上の空間まで達する(図3B)。この図3Aから図3Bまでの過程では、生地38が上側シート30に対して位置固定されているため、両者は実質的に同期走行してそれらの間に摩擦が生じることがなく、従って生地38に静電気が生じることがない。この過程では、前記両巻取りローラ34、35から同じ長さのシートが送り出される。
【0022】
次いで生地押さえ28を案内板27から離し、更にローラブレーキ39を上方に移動させて生地38表面から離した状態で、下側シート31を下側巻取りローラ35に巻き取ると(図3B及びCの矢印参照)、先端ローラ26が右方に移動し、上側シート30上の生地38は、先端から生地積層台23上に移行して該生地積層台23上に積層され、下側シート31が下側巻取りローラ35に巻取られる(図3C)。この過程では、上側シート30上の生地38は上側シート30に対して動かないため、生地に静電気が発生することがない。
更に先端ローラ26を右方に移動させると、先端ローラ26は原位置に戻る(図3D)。そして再度生地押さえ28で生地38を保持し、案内板27上の生地38をカッター37で切断すると、切断された生地38全体が生地積層台23上へ移行する。
【0023】
図3Dでは、生地搬送シート29の殆どが下側巻取りローラ35に巻取られているため、モータ等を使用して生地搬送シート29を上側巻取りローラ34に巻取り、上側巻取りローラ34及び下側巻取りローラ35の巻取長さがほぼ等しくなるようにすると、図3Aの当初の状態に戻る。次いで図3Aから図3Dまでの操作を繰り返すことにより、多数の切断生地を生地積層台23上に積層することができる。
このように本実施例によると、搬送シートで搬送される生地が搬送シート上を滑ることがなく、従って摩擦による静電気が生地に生じることがない。
【0024】
図4〜図6は、本発明の上側シート、上側案内ローラ及び上側巻取りローラの関係を示す三種の態様を例示する部分斜視図である。図4〜6では、図1〜3と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図4は、図1及び2に示した上側シート30、上側案内ローラ32及び上側巻取りローラ34と同じ構成を示している。上側巻取りローラ34に接続された上側シート用トルク制御モータ45が前記上側巻取りローラ34を左右に回転させ、これにより上側シート30が上側巻取りローラ34に巻取られ、あるいは送り出される。図示は省略したが、下側シート31も同様に下側巻取りローラ35に接続された下側シート用トルク制御モータで、巻取られ、あるいは送り出される。
【0025】
図5は、上側巻取りローラ34の側方に、図示を省略した軸受けを用いて、固定ロッド46を設置し、上側巻取りローラ34の上下動により、上側シート30の張力を適正範囲内に保持する態様を示している。
この態様では、固定ロッド46の左右端に1対のローラアーム47を上下動自在に保持し、該ローラアーム47の他端を上側巻取りローラ34に連結してある。前記ローラアーム47の一方には、該ローラアーム47を図5の矢示方向に上下動させるモータ48が設置され、かつ前記固定ロッド46には、ロータリポテンショメータ49が付設されている。
本態様では、上側シート30が緩んで張力が不十分なときには、モータ48を作動させてローラアーム47側面のベルト47´を矢印方向に回転させて上側シート30を上側巻取りローラ34に巻き取るとその反力でローラアーム47は上向きに移動する。逆に上側シート30に過剰な張力が掛っているときには、モータ48を作動させて前記ベルト47´を逆方向に回転させて上側シート30を上側巻取りローラ34から送り出すと、ローラアーム47は下向きに移動し、いずれも上側シート30に適正な張力が掛かるようになる。なおローラアーム47に、常に下向きの力が加わるように、下方の壁面(図示略)間との間にスプリングを設けても良い。
【0026】
図6は、上側案内ローラ32及び上側巻取りローラ34間に、ダンサローラ50を設置した態様を示している。
この態様では、ロータリポテンショメータ49が設置された固定ロッド46に回転自在に接続アーム51を介して連結されたダンサローラ50の前記接続アーム51をスプリング52により壁面53に連結してある。
前記ダンサローラ50はスプリング52により壁面53に付勢され、上側シート30の張力と前記付勢力が均衡して、常に最適な張力が上側シート30に加えられる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係わる生地切断積層装置の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線縦断面図である。
【図3】本実施例装置の作動要領を示す概略図である。
【図4】本発明の上側シート、上側案内ローラ及び上側巻取りローラの位置関係の第1の態様を示す部分斜視図である。
【図5】同じく第2の態様を示す部分斜視図である。
【図6】同じく第3の態様を示す部分斜視図である。
【図7】従来の生地積層装置による原反の切断及び切断された生地の生地積層板上への積層の要領を示す概略図である。
【符号の説明】
【0028】
23 生地積層台
26 先端ローラ
27 案内板
28 生地押さえ
29 生地搬送シート
30 上側シート
31 下側シート
32 上側案内ローラ
33 下側案内ローラ
34 上側巻取りローラ
35 下側巻取りローラ
38 生地
39 ローラブレーキ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生地積層台、及び該生地積層台上を含む空間を移行して生地を搬送する搬送シートを使用する生地の搬送積層方法において、前記搬送シートを、前記生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返して上側シートと下側シートを構成し、該上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ1対の巻取りローラに巻回し、前記先端ローラを水平移動させることにより、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取り、これにより、前記生地の搬送及び積層を行うことを特徴とする生地の搬送積層方法。
【請求項2】
生地積層台、該生地積層台上を含む空間を移行して生地を搬送する搬送シート、及び生地を切断する切断用カッターを使用する生地の切断積層方法において、前記搬送シートを、前記生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返して上側シートと下側シートを構成し、該上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ1対の巻取りローラに巻回し、前記先端ローラを水平移動させることにより、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取り、これにより、前記生地の搬送及び積層を行い、生地積層台上の生地を前記カッターで切断することを特徴とする生地の切断積層方法。
【請求項3】
生地積層台、
該生地積層台上を含む空間を水平移動する先端ローラで折り返された上側シートと下側シートを含む生地搬送シート、
前記上側シート及び下側シートの基端部をそれぞれ巻回した1対の巻取りローラ、
該先端ローラと同期走行し、該先端ローラの回転を制止できるローラブレーキ、及び
生地切断用カッター
を備え、
前記ローラブレーキで先端ローラの回転を制止しながら、前記先端ローラを生地積層台上の空間を走行させて、前記上側シート上に位置する切断前生地を生地積層台の生地積層位置の上方まで移送し、
次いで前記ローラブレーキによる先端ローラの回転の制止を解除し、前記下側シートを下側シート用巻取りローラに巻き取って、前記先端ローラを前記巻取りローラ方向に移動させて、前記上側シート上に位置する切断前生地を生地積層台上に移行させ、
次いで前記カッターで生地を切断し、切断された生地を前記生地積層台上に積層することを特徴とする生地の切断積層装置。
【請求項4】
更に先端ローラと同期走行する生地案内板及び生地押さえを備え、カッターによる生地切断時に、該生地案内板及び生地押さえで生地の先端を保持するようにした請求項3記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−13740(P2010−13740A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−172001(P2008−172001)
【出願日】平成20年7月1日(2008.7.1)
【出願人】(591264474)有限会社ナムックス (10)
【Fターム(参考)】