説明

画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置

【課題】 携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができる画像伝送方法を提供すること。
【解決手段】 利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像があることを利用者の携帯電話300に通知するステップ(S115)と、利用者の携帯電話300からこの携帯電話300の種別を受信するステップ(S116)と、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、前記画像を利用者の携帯電話300に対応した画像に補正するステップ(S117)と、補正した画像を利用者の携帯電話300に送信するステップ(S118)とを備えるよう構成した。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の宅内その他の場所で撮像した画像を補正して利用者が持つ携帯電話に伝送する画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者の宅内で撮像した画像は、利用者が持つパーソナルコンピュータや携帯電話といった利用者端末に伝送され、この利用者端末で表示されるようになっていた。例えば、来訪者の来訪、侵入者の侵入、火災の発生、ガス漏れといったイベントの発生を検知したとき、このイベントが発生したときに撮像した画像が、遠隔の利用者端末で表示される。したがって、利用者は、遠隔から画像で宅内の状況を確認することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者端末の表示手段の性質が異なる場合、利用者端末によっては画像の視認性が悪いという問題があった。携帯電話の場合、表示手段には、STN(Super Twisted Nematic)液晶やTFT(Thin Film Transistor)液晶といった液晶が用いられる。特に、STN液晶は、価格が安い反面、コントラストが低い等の欠点があり、さらに、液晶の構成方法に依存して表示される画質の差が大きく、同じ画像データを表示しているにも関わらず、携帯電話の種別によっては視認性が悪いという問題があった。したがって、来訪者の来訪や異常事態の発生について画像で状況を確認しようとしても、携帯電話によっては的確に状況を確認することができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができる画像伝送方法、画像伝送プログラム、および、画像伝送装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像伝送方法は、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、利用者の携帯電話に対応した画像に補正するステップと、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話または前記利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信するステップとを備えた構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。
【0006】本発明の画像伝送方法は、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像があることを利用者の携帯電話に通知するステップと、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信するステップと、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、前記画像を前記利用者の携帯電話に対応した画像に補正するステップと、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信するステップとを備えた構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。また、携帯電話の種別を携帯電話から受信するようになっているので、利用者毎に携帯電話の種別を登録しておく必要がなく、利用者が携帯電話を買い換えた場合であっても、新しい携帯電話に対応した画像を伝送することができることとなる。
【0007】本発明の画像伝送方法は、前記補正するステップにおいて、コントラスト、明度、彩度および色相を補正する構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を十分に保つことができることとなる。
【0008】本発明の画像伝送プログラムは、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、利用者の携帯電話に対応した画像に補正する画像補正機能と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話または前記利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信する画像送信機能とをコンピュータに実現させる構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。
【0009】本発明の画像伝送プログラムは、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像があることを利用者の携帯電話に通知する通知機能と、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信する種別受信機能と、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、前記画像を利用者の携帯電話に対応した画像に補正する画像補正機能と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信する画像送信機能とをコンピュータに実現させる構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。また、携帯電話の種別を携帯電話から受信するようになっているので、利用者毎に携帯電話の種別を登録しておく必要がなく、利用者が携帯電話を買い換えた場合であっても、新しい携帯電話に対応した画像を伝送することができることとなる。
【0010】本発明の画像伝送プログラムは、前記画像補正機能によって、コントラスト、明度、彩度および色相を補正する構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段が異なる場合であっても、画像の視認性を十分に保つことができることとなる。
【0011】本発明の画像伝送装置は、携帯電話の種別毎に画像の補正方法を記憶する記憶手段と、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を前記補正方法に基づいて利用者の携帯電話に対応した画像に補正する制御手段と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信する通信手段とを備えた構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。
【0012】本発明の画像伝送装置は、前記通信手段は、画像があることを前記利用者の携帯電話に通知するとともに、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信する構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。また、携帯電話の種別を携帯電話から受信するようになっているので、利用者毎に携帯電話の種別を登録しておく必要がなく、利用者が携帯電話を買い換えた場合であっても、新しい携帯電話に対応した画像を伝送することができることとなる。
【0013】本発明の画像伝送装置は、前記画像補正手段は、コントラスト、明度、彩度および色相を補正する構成を有している。この構成により、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を十分に保つことができることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0015】図1は本発明に係る画像伝送方法の実施形態を適用したホームセキュリティシステムの構成図である。
【0016】利用者の宅内100には、来訪者の来訪、侵入者の侵入、火災発生、ガス漏れ発生といったイベントの発生を検知するセンサ101と、撮像を行う監視カメラ102と、画像発報端末103とを設置している。画像発報端末103は、記憶手段104と、制御手段105と、通信手段106とを有している。画像発報端末103の記憶手段104は、画像の発報方法を記憶する。画像発報端末の制御手段105は、画像発報端末の通信手段106を制御する。画像発報端末の通信手段106は、センサ101によってイベントの発生を認識したとき、監視カメラ102によって撮像された画像を電話網1を介してサーバ200に送信する。
【0017】サービスプロバイダには、サーバ200(画像伝送装置)を設置している。サーバ200は、記憶手段201と、制御手段202と、通信手段203とを有している。サーバの記憶手段201は、携帯電話の種別毎に画像の補正方法を記憶する。また、サーバの通信手段203は、撮像した画像があることを前記利用者の携帯電話300に通知するとともに、利用者の携帯電話300からこの携帯電話300の種別を受信する。また、サーバの制御手段202は、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を、記憶手段201によって記憶された補正方法に基づいて、利用者の携帯電話300に対応した画像に補正する。また、サーバの通信手段203は、補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信する。また、サーバの記憶手段201には、サーバ200に画像伝送のための機能を実現させる画像伝送プログラムが予め記録されている。なお、サーバ200は、一般にコンピュータと呼ばれる装置を用い、このコンピュータに画像伝送プログラムを実行させるようにしてもよい。
【0018】利用者は、携帯電話300を携帯している。携帯電話300は、記憶手段と、表示手段と、操作手段と、制御手段と、通信手段とを有している(各手段は図示を省略)。携帯電話の表示手段には、STN(Super Twisted Nematic)液晶、TFT(Thin Film Transistor)液晶、その他の表示デバイスが用いられる。
【0019】図2は本発明に係る画像伝送方法における画像の補正方法の例を示す図である。図2において、R0(x、y)、B0(x、y)、G0(x、y)は、監視カメラで撮像して表示サイズを変更した画像400の(x、y)点における画素のR(赤)、B(青)、G(緑)のそれぞれを示す値である。また、R1(x、y)、B1(x、y)、G1(x、y)は、画像補正関数Ar、Ab、Agによって補正された画像の(x、y)点における画素のR(赤)、B(青)、G(緑)のそれぞれを示す値である。また、R2(x、y)、B2(x、y)、G2(x、y)は、画像補正行列Fによって補正された画像410の(x、y)点における画素のR(赤)、B(青)、G(緑)のそれぞれを示す値である。なお、図2において、R0、B0、G0は、0から1に規格化した値となっているが、本発明はこれに限るものではなく、R0、B0、G0は、各画素の赤、青、緑を示すその他の値であってもよい。
【0020】なお、画像補正関数Ar、Ab、Agは、本実施形態において、画像の明度とコントラストとを補正する補正方法である。また、画像補正行列Fは、本実施形態において、画像の彩度と色相とを補正する補正方法である。
【0021】図3は本発明に係る画像伝送方法における画像の補正方法のテーブルの例を示す図である。図3において、携帯電話の種別Tは、例えば、P503i、P502iといった携帯電話の型式である。また、画像補正関数Ar、Ab、Agおよび画像補正行列F=[(Frr,Fbr,Fgr),(Frb,Fbb,Fgb),(Frg,Fbg,Fgg)]は、携帯電話の種別T毎に登録されている。この補正方法のテーブル500は、図1に示すサーバ200の記憶手段201に予め記憶されている。
【0022】図4は本発明に係る画像伝送方法の実施形態を示すシーケンス図である。
【0023】まず、来訪者の来訪、侵入者の侵入、火災発生、ガス漏れ発生といったイベントの発生がセンサ101によって検知され、イベントの発生を画像発報端末103が認識する(S111)。また、イベントが発生したときの原画像が監視カメラ102によって撮像され、原画像を画像発報端末103が入力する(S112)。
【0024】サーバ200は、通信手段が、発生したイベントの種別とイベントが発生したときに撮像された原画像とを画像発報端末103から受信する(S113)。
【0025】また、サーバ200は、制御手段が、画像発報端末103から受信した画像を、利用者の携帯電話300で表示可能なサイズに縮小するとともに、利用者の携帯電話300で表示可能なフォーマットに変換し、記憶手段が、生成された画像を蓄積する(S114)。
【0026】また、サーバ200は、通信手段が、イベント発生通知によって画像があることを利用者の携帯電話300に通知する(S115)。
【0027】また、サーバ200は、通信手段が、携帯電話300の種別を携帯電話300から受信する(S116)。
【0028】また、サーバ200は、制御手段が、記憶手段201によって携帯電話の種別毎に予め記憶された画像補正関数Ar、Ab、Agと画像補正行列F=[(Frr,Fbr,Fgr),(Frb,Fbb,Fgb),(Frg,Fbg,Fgg)]とに基づいて、画像発報端末103から受信した画像を利用者の携帯電話に対応した画像に補正する(S117)。
【0029】また、サーバ200は、通信手段が、補正された画像を携帯電話に送信する(S118)。
【0030】以上のように、本実施形態の画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置は、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を受信し、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、受信した画像を利用者の携帯電話に対応した画像に補正し、補正した画像を利用者の携帯電話に送信するようになっているので、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができることとなる。
【0031】また、本実施形態の画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置は、携帯電話の種別を携帯電話から受信するようになっているので、利用者毎に携帯電話の種別を登録しておく必要がなく、利用者が携帯電話を買い換えた場合であっても、新しい携帯電話に対応した画像を伝送することができることとなる。
【0032】なお、本実施形態の画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置は、RGB三原色によって色を表す表色系を用いて各画素のRGBのそれぞれの値に対して演算を行うようになっているので、高速に演算することができるようになっているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、輝度信号と色差信号とを用いてもよく、また、色相と明度と彩度とを座標としたマンセル表色系や、仮想的な3原色XYZを座標としたXYZ表色系を用いるようになっていてもよい。
【0033】また、本実施形態の画像伝送方法、画像伝送プログラムおよび画像伝送装置は、サービスプロバイダにおいて画像を補正するようになっているので、利用者が携帯電話を買い換えた場合であっても、画像発報端末を変更することなく、新しい携帯電話に対応した画像を伝送することができるようになっているが、本発明はこれに限るものではなく、画像発報端末において画像を補正するようになっていてもよい。このように画像発報端末において画像を補正する場合、補正した画像を利用者の携帯電話に直接送信するようにしてもよく、また、補正した画像を利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信するようにしてもよい。なお、画像発報端末は、一般にコンピュータと呼ばれる装置を用い、このコンピュータに画像伝送プログラムを実行させるようにしてもよい。
【0034】また、本実施形態の画像伝送プログラムは、メモリ、ディスク、CD−ROM、その他どのような記録媒体に記録されているものであってもよく、また、インターネット等のネットワークを介してダウンロードされるものであってもよい。また、本実施形態の画像伝送プログラムは、どのような言語で記述されていてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、携帯電話の種別が異なり表示手段の性質が異なる場合であっても、画像の視認性を保つことができるという優れた効果を有する画像伝送方法、画像伝送プログラム、および、画像伝送装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像伝送方法を適用したホームセキュリティシステムの構成図
【図2】本発明に係る画像伝送方法における画像の補正方法の例を示す図
【図3】本発明に係る画像伝送方法における画像の補正方法のテーブルの例を示す図
【図4】本発明に係る画像伝送方法の実施形態を示すシーケンス図
【符号の説明】
101 センサ
102 監視カメラ
103 画像発報端末
104 画像発報端末の記憶手段
105 画像発報端末の制御手段
106 画像発報端末の通信手段
200 サーバ(画像伝送装置)
201 サーバの記憶手段
202 サーバの制御手段
203 サーバの通信手段
300 携帯電話

【特許請求の範囲】
【請求項1】 利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、利用者の携帯電話に対応した画像に補正するステップと、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話または前記利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信するステップとを備えたことを特徴とする画像伝送方法。
【請求項2】 利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像があることを利用者の携帯電話に通知するステップと、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信するステップと、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、前記画像を前記利用者の携帯電話に対応した画像に補正するステップと、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信するステップとを備えたことを特徴とする画像伝送方法。
【請求項3】 前記補正するステップにおいて、コントラスト、明度、彩度および色相を補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像伝送方法。
【請求項4】 利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、利用者の携帯電話に対応した画像に補正する画像補正機能と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話または前記利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信する画像送信機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする画像伝送プログラム。
【請求項5】 利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像があることを利用者の携帯電話に通知する通知機能と、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信する種別受信機能と、携帯電話の種別毎に予め記憶した補正方法に基づいて、前記画像を前記利用者の携帯電話に対応した画像に補正する画像補正機能と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話に送信する画像送信機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする画像伝送プログラム。
【請求項6】 前記画像補正機能によって、コントラスト、明度、彩度および色相を補正することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像伝送方法。
【請求項7】 携帯電話の種別毎に画像の補正方法を記憶する記憶手段と、利用者の宅内その他の撮像場所で撮像した画像を前記補正方法に基づいて利用者の携帯電話に対応した画像に補正する制御手段と、前記補正した画像を前記利用者の携帯電話または前記利用者の携帯電話がネットワークを介して接続する所定の装置に送信する通信手段とを備えたことを特徴とする画像伝送装置。
【請求項8】 前記通信手段は、前記撮像した画像があることを前記利用者の携帯電話に通知するとともに、前記利用者の携帯電話からこの携帯電話の種別を受信することを特徴とする請求項7に記載の画像伝送装置。
【請求項9】 前記画像補正手段は、コントラスト、明度、彩度および色相を補正することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像伝送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2002−345025(P2002−345025A)
【公開日】平成14年11月29日(2002.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−143016(P2001−143016)
【出願日】平成13年5月14日(2001.5.14)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】