説明

画像処理システム、画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、画像印刷方法、画像入力方法、印刷情報送信方法、Web登録方法、プログラム、及び記録媒体

【課題】手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる画像処理システム、画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、画像印刷方法、画像入力方法、印刷情報送信方法、Web登録方法、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決手段】Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷できるので、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理システム、画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、画像印刷方法、画像入力方法、印刷情報送信方法、Web登録方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、Wikipedia(Wikiともいう)やWeblogなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)の普及により、HTMLなどの知識が無いユーザであっても指定された空欄に文字入力を行うだけでレイアウト処理されたHTML文書を簡易に作成・編集してWeb上に公開できるようになった。
これより、多くのユーザがHTML文書を作成するようになったため、Webに公開されるWebページの量は増加している。
【0003】
CMSによりユーザの文字入力結果からWebページを作成・編集することは簡易になったが、ユーザが紙面等に手書きした図や絵などのコンテンツからWebページを作成・編集する際の作業は煩雑であるため、手書きコンテンツを持つWebページの量はあまり増加していない。
【0004】
一般にWebページに手書きコンテンツを表示させる際の作業では、始めに手書きした紙面をスキャナ等の画像入力機器で入力してデジタル化した画像ファイルを作成し、次に作成した画像ファイルに公開されたWebページとリンクしたファイル名を付ける。最後に画像ファイルをWebページとして公開するための特定フォルダへ移動させる、一連の作業が必要となる。
【0005】
また、Webページ上に手書きコンテンツを表示する位置を示すレイアウト情報をWebページ上に記載する作業も必要となる。このため、HTMLなどの知識が無いユーザは、文字入力結果からWebページを作成・編集できても、手書きの図や絵などのコンテンツを追加したWebページを作成・編集することは困難となっていた。上記の課題を解決するために、従来技術として紙文書をスキャナ等の画像入力機器で入力した画像情報からHTML文書に変換してWeb上に公開する技術が公開されている。
【0006】
また、特許文献1には、複数ページに亘るWebコンテンツを印刷する際に、印刷時のレイアウトを変更することで印刷用紙の余白部分を低減させて出力用紙を節約するように効率良く印刷することが提案されている(段落「0005」〜「0007」には上記発明の目的に関して記載されている。また、段落「0066」には印刷時のレイアウトの変更例が記載されている。)。
【0007】
また、特許文献2には、XHTML文書などの構造化文書を木構造に解析して、複数要素ブロックの出現順番に依存せずに、所定の順序で要素ブロックを配置することで、構造化文書の印刷時の負担を軽減することが提案されている(段落「0007」には上記発明の目的が記載されている。また、段落「0008」〜「0013」には上記発明の概要が記載されている。)。
【0008】
また、特許文献3には、複写機等の画像入力機器で紙などに記載された画像情報を入力することで、紙に記載された画像情報をHTML文書に変換してWebサーバへ登録することが提案されている(段落「0009」〜「0010」には上記発明の目的が記載されている。また、段落「0011」〜「0027」には上記発明の概要が記載されている。)。
【0009】
また、特許文献4には、複写機等の画像入力機器で紙などに記載された画像情報を入力して、画像情報から文字領域と画像領域の領域分割処理を実行して、分割した領域ごとにHTML文書に変換してWebサーバへ登録することが提案されている(段落「0004」には上記発明の目的が記載されている。段落「0005」には上記発明の概要が記載されている。段落「0014」〜「0021」には領域分割処理・文字認識・文字コード化処理に関して記載されている。)。
【特許文献1】特開2006−85376号公報
【特許文献2】特開2005−346256号公報
【特許文献3】特開2005−318654号公報
【特許文献4】特開平9−223240号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし上述した従来の技術では、画像情報から文字領域と画像領域の領域分離する際や文字領域にある文字情報を認識する際などに誤認識する可能性があること、ユーザの文字入力などから作成されたWebページに新たな手書きコンテンツを追加してWebページとして統合する方法が無いことが問題となっており、従来技術が活用される機会は少ない。また、Webページに手書きコンテンツを表示するための空白領域を指定した後にWebページを印刷する際に、ユーザが手書きする空白領域が紙面の2ページに亘って印刷され、空白領域が分割されて手書き入力が困難になることも問題点として挙げられる。
【0011】
特許文献1記載の技術では、印刷時のレイアウトを変更することで印刷用紙の余白部分を低減させて出力用紙を節約することはできるが、画像入力機器を利用して紙に記載された画像情報を入力することを考慮していないため、ユーザが紙に記載した画像情報をWebページへ登録表示できないことが問題点として挙げられる。
【0012】
特許文献2記載の技術では、構造化文書を木構造に解析して所定の順序で要素ブロックを配置することで印刷時の負担は軽減できるが、画像入力機器を利用して紙に記載された画像情報を入力することを考慮していないため、ユーザが紙に記載した画像情報をWebページへ登録表示できないことが問題点として挙げられる。
【0013】
特許文献3記載の技術では、画像入力機器で紙の画像情報を入力してHTML文書に変換する技術が開示されているが、紙の画像情報から文字部分を認識してHTML文書に変換する際に誤りが発生し、紙に記載された文字部分を完全にHTML文書へ変換できないことが問題点として挙げられる。また、予めWebページに表示されているWebコンテンツと紙に記載された画像情報を統合してWebページを編集することを考慮していないために、紙に記載された画像情報をWebページに追加することができないことが問題点として挙げられる。
【0014】
特許文献4記載の技術では、画像入力機器で紙の画像情報を入力して画像情報から文字領域と画像領域の領域分割処理を実行しHTML文書に変換する技術が開示されているが、文字領域と画像領域の領域分割処理を実行する際に誤りが発生する可能性があることや、紙の画像情報から文字部分を認識してHTML文書に変換する際に誤りが発生し、紙に記載された文字部分を完全にHTML文書へ変換できないことが問題点として挙げられる。また、予めWebページに表示されているWebコンテンツと紙に記載された画像情報を統合してWebページを編集することを考慮していないために、紙に記載された画像情報をWebページに追加することができないことが問題点として挙げられる。
【0015】
以上の問題点を鑑みて、Webページ上に手書き画像を貼り付ける空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供することが必要である。
そこで、本発明の目的は、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる画像処理システム、画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、画像印刷方法、画像入力方法、印刷情報送信方法、Web登録方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段、前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段、及び前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段を有する画像印刷装置と、前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段、及び前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有する画像入力装置と、前記電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成手段、前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定手段、及び前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信手段とを有するWebサーバ装置とを備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項1記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0018】
請求項2記載の発明は、登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段、前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段、及び前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段を有する画像印刷装置と、前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段、及び前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有する画像入力装置と、画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信手段、及び前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録手段を有するWebサーバ装置とを備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項2記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明において、配置位置変更手段は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更することを特徴とする。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0022】
請求項4記載の発明は、請求項2に記載の発明において、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示手段を有し、前記ユーザ情報表示手段は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示することを特徴とする。
【0023】
請求項4記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0024】
請求項5記載の発明は、請求項2に記載の発明において、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定手段と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定手段と、前記期日設定手段で設定した期日をユーザへ通知する期日通知手段とを有することを特徴とする。
【0025】
請求項5記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0026】
請求項6記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する画像印刷装置であって、登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段と、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段と、前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段と、前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0027】
請求項6記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0028】
請求項7記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する画像入力装置であって、前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段と、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段と、前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0029】
請求項7記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0030】
請求項8記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用するWebサーバであって、前記電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成手段と、前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定手段と、前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信手段とを有することを特徴とする。
【0031】
請求項8記載の発明によれば、画像処理システムに用いられWebページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0032】
請求項9記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用するWebサーバであって、画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録手段とを有することを特徴とする。
【0033】
請求項9記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0034】
請求項10記載の発明は、請求項6に記載の発明において、配置位置変更手段は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更することを特徴とする。
【0035】
請求項10記載の発明によれば、ユーザが手書きするための空白領域を紙面1ページに印刷されるように空白領域のサイズ・配置位置を変更して印刷できるため、ユーザが手書きしやすい記入用紙を提供できる。
【0036】
請求項11記載の発明は、請求項8に記載の発明において、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示手段を有し、前記ユーザ情報表示手段は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示することを特徴とする。
【0037】
請求項11記載の発明によれば、ユーザの手書き画像情報がWebページに登録されるまでWebページの空白領域に印刷したユーザ名を表示できるため、手書き画像情報を登録する予定のユーザ名情報をWebページの閲覧者へ通知できる。
【0038】
請求項12記載の発明は、請求項8に記載の発明において、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定手段と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定手段と、前記期日設定手段で設定した期日をユーザへ通知する期日通知手段とを有することを特徴とする。
【0039】
請求項12記載の発明によれば、手書き画像情報を登録するユーザへ期日情報を通知できるため、ユーザへ手書き画像情報を登録する作業を忘れることなく実行させることができる。
【0040】
請求項13記載の発明は、画像処理システムに用いられる画像印刷装置における登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出ステップと、前記空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出ステップと、前記空白領域検出ステップとWebコンテンツ領域検出ステップで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置とを印刷状況によって変更する配置位置変更ステップと、前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更ステップで変更された画像情報と共に空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷ステップとを有することを特徴とする。
【0041】
請求項13記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0042】
請求項14記載の発明は、画像処理システムに用いられる画像入力装置における電子データ化されていない情報を入力する画像入力ステップと、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出ステップと、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割ステップと、前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
【0043】
請求項14記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0044】
請求項15記載の発明は、画像処理システムに用いられるWebサーバ装置における電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成ステップと、前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定ステップと、前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信ステップとを有することを特徴とする。
【0045】
請求項15記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0046】
請求項16記載の発明は、画像処理システムに用いられるWebサーバ装置における画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信ステップと、前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録ステップとを有することを特徴とする。
【0047】
請求項16記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0048】
請求項17記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、前記Webサーバ装置に、登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出処理と、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出処理と、前記空白領域検出処理と前記Webコンテンツ領域検出処理とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更処理と、前記配置位置変更処理で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更処理で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷処理とを実施させることを特徴とする。
【0049】
請求項17記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0050】
請求項18記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、前記Webサーバ装置に、電子データ化されていない情報を入力する画像入力処理と、前記画像入力処理で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出処理と、前記情報検出処理で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割処理と、前記画像領域分割処理で分割した画像情報を前記情報検出処理で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信処理とを実施させることを特徴とする。
【0051】
請求項18記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0052】
請求項19記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、前記Webサーバ装置に、電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成処理と、前記空白領域作成処理で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定処理と、前記空白領域サイズ決定処理で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信処理とを実施させることを特徴とする。
【0053】
請求項19記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0054】
請求項20記載の発明は、画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、前記Webサーバに、画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信処理と、前記受信処理で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録処理とを実施させることを特徴とする。
【0055】
請求項20記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0056】
請求項21記載の発明は、請求項17に記載の発明において、配置位置変更処理は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更する処理であることを特徴とする。
【0057】
請求項21記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0058】
請求項22記載の発明は、請求項19に記載の発明において、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示処理を有し、前記ユーザ情報表示処理は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示する処理を有することを特徴とする。
【0059】
請求項22記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0060】
請求項23記載の発明は、請求項19に記載の発明において、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定処理と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定処理と、前記期日設定処理で設定した期日をユーザへ通知する期日通知処理とを有することを特徴とする。
【0061】
請求項23記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0062】
請求項24記載の発明は、請求項17から23の何れか1項に記載のプログラムを記録した記録媒体であることを特徴とする。
【0063】
請求項24記載の発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【発明の効果】
【0064】
本発明によれば、Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷できるので、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、画像印刷方法、画像入力方法、印刷情報送信方法、Web登録方法、プログラム、記録媒体、及び画像処理システムを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0065】
〔実施の形態1〕
請求項1〜6、8〜10、13〜15の発明に関する実施形態の一例を下記に示す。
実施の形態1における画像処理システムの全体構成図の一例を図1に示す。
本発明の画像処理システムは、画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置、及びクライアントPCがWeb等のネットワークを介して接続されている。
画像処理システム全体の処理手順概要の一例に関して以下に記載する。
始めにユーザはクライアントPCから手書き画像情報を登録表示したいWebページを開く。ユーザはWebページの編集を行い手書き画像情報を表示するための空白領域を作成する。
次にユーザは編集したWebページを画像印刷装置から印刷し、印刷した用紙の空白領域にWebページへ登録表示したい画像情報を手書きして、手書きした用紙を画像入力機器に入力させる。画像入力装置は入力した画像情報をWebサーバ装置へ送信し、Webサーバ装置はその画像情報をWebページの空白領域へ表示されるように登録する。以上が画像処理システム全体の処理手順の概要である。
【0066】
上記の一例では印刷した用紙の空白領域に記載された手書き情報をWebに登録する例を記載したが、空白領域に写真やパンフレットの一部の画像情報を添付してWebに登録しても良い。
ここで、画像印刷装置はWebサーバ上に公開されたWebページを印刷する装置である。画像入力装置は手書きされた用紙の画像情報を入力する装置である。
図1では画像印刷装置と画像入力装置が別々の装置になっている例を記載したが、画像印刷装置と画像入力装置は一体型の装置であっても良い。
Webサーバ装置はHTML文書や画像情報などが保存されており、ネットワークを介してそれらの情報が取得可能になっている。クライアントPCはWebサーバから送信されたHTML文書をPC画面上に表示することでWeb上に公開されたWebページをユーザへ表示する。
【0067】
図4、5にWebサーバ装置の機能図を示す。
図4に示したWebサーバ装置41−1の空白領域作成手段42はWebページ上に手書き画像情報を表示するための空白領域を作成する手段である。空白領域サイズ決定手段43は空白領域作成手段42で作成した空白領域のサイズを決定する手段である。44は画像情報送信手段である。
図5に示したWebサーバ装置41−2は、受信手段50と画像情報登録手段51とで構成されている。
【0068】
図6〜11にWebページ上に空白領域を作成する手順の一例を示す。
図6は空白領域が作成される前のWebページである。
Webページの編集処理はCGI言語(Perl言語, PHP言語等)を使ったWiki等のアプリケーションを利用することでWebブラウザから実行できる。
【0069】
図7はWebページの編集画面の一例である。
ユーザは編集欄に文字入力を行うことでWebページの編集処理が実行できる。手書き画像を表示するための空白領域を作成する際には図8のように編集欄に#paper( )と文字入力を行って保存する。Webサーバ装置は編集欄に#paper( )の文字が入力された場合には図9のようにWebページ上に空白領域とサイズ決定ボタンを追加する。ユーザは空白領域のサイズ決定を行うため、空白領域の境界線をマウス等の画面指示装置でドラックして移動させる。空白領域を所望のサイズに移動させた後にサイズ決定ボタンを押すと空白領域のサイズが決定され、Webページの編集欄を参照すると図11のように#paper( )内にサイズ情報#paper( width=800 height=400 )が保存される。
以上の手順によりWebページ上に空白領域が作成される。なお、マウスによる空白領域のサイズ決定処理はjavascript言語等を利用した動的なWebページで実行させても良い。
【0070】
図4の画像情報送信手段44はユーザからWebページの印刷指示があった場合に、画像印刷装置へWebページの画像情報と空白領域情報とURL情報とを送信する手段である。画像情報送信手段44ではクライアントPCがWebサーバ装置から送られるWebページ情報からWebページの画像情報を作成して、その画像情報を画像印刷装置へ送信しても良い。
【0071】
図5の受信手段50は画像入力装置から送信される画像情報と空白領域情報を受信する手段である。
画像情報登録手段51は空白領域情報を参照して空白領域に手書きされた画像情報がWebページへ表示されるように登録する手段である。画像情報の登録処理の一例では、Webサーバ装置が受信手段で受信した画像情報を登録するWebページと同一フォルダに保存し、画像情報のファイル名を参照して図12のように空白領域を作成するときに文字入力した#paper( )内にファイル名#paper( image=fileName1.jpg width=800 height=400)を追加して保存する。
また画像情報にファイル名がない場合には任意のファイル名を画像情報に付ける。
以上よりWebサーバ装置41−1によってWebページの空白領域と画像情報ファイルが自動的にリンク付けされ、画像情報の登録処理が終了する。
【0072】
図2に画像印刷装置の機能図を示す。
図2の空白領域検出手段22はWebページ上に作成された空白領域情報を検出する手段である。空白領域の検出処理はWebサーバ装置から送信される空白領域情報を受信しても良く、画像情報から空白領域を検出しても良い。
Webコンテンツ領域検出手段23はWebページに表示される空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出する手段である。Webコンテンツ領域検出手段23はWebページを形成する各Webコンテンツを分割して、その領域を検出する。各コンテンツの分割処理の一例としては、Webページの編集画面の編集欄(図12)を参照して、Webページの見出しを意味する「*文字」を入力した部分を一つのWebコンテンツ領域として分割するように設定しても良い。尚、24は配置位置変更手段、25は印刷手段をそれぞれ示す。
【0073】
この設定でWebページの領域検出をした結果の一例を図13に示す。
図13の波線LBの領域が空白領域を示し、波線LRの領域がWebコンテンツ領域を示す。配置位置変更手段は空白領域情報とWebコンテンツ領域情報とから印刷時のレイアウトを変更し、各領域のサイズ・配置位置を変更する手段である。Webページは紙文書のように一定の長さでページが区切られていないため、Webページを通常に印刷すると図14のように空白領域が2ページに亘り分割されて印刷されることがある。
空白領域が分割されるとユーザは手書きを行うことが困難となる。配置位置変更手段24では空白領域が2ページに亘り分割されないようにWebページのレイアウト変更を行う。
【0074】
レイアウト処理されて印刷された紙面の一例を図15に示す。紙面の左上にはWebページの全体レイアウト図が表示される。全体レイアウト図の波線LRは通常に印刷した際に2ページに亘り分割される位置を示す。この波線LRと空白領域とが交差する場合には空白領域と各Webコンテンツ領域との配置順番を図15のように変更して、波線LRと空白領域とが交差しないようにレイアウト変更を行う。レイアウト変更を行った場合には全体レイアウト図と各領域のコンテンツの位置とが対応するように線で結んで表示しても良い。また各領域の配置順番を変更しても交差する場合には、空白領域のサイズを図15のように変更しても良い。
【0075】
空白領域のサイズを変更した場合には手書きするユーザに縮尺が分かるように縮尺のサイズを表示する。
以上より空白領域の全体を1ページの用紙内に印刷できる。
【0076】
印刷手段は配置位置変更手段でレイアウト変更された画像情報を印刷する手段である。画像情報を印刷する際にはWebページのURL情報を文字情報として図15のように紙面上部に印刷しても良く、URL情報や空白領域情報をコード情報に変換してコード情報を紙面に印刷しても良い。
【0077】
図3に画像入力装置31能図を示す。
図3の画像入力手段32は手書きされた用紙の画像情報を入力する手段である。
画像入力手段32によってユーザが手書きした用紙の画像情報をデジタル化して画像入力装置に取り込む。情報検出手段33は取り込んだ画像情報から空白領域(手書きされた領域)の配置位置情報とWebページのURL情報とを検出する手段である。
検出方法の一例としては図2の画像印刷装置21の印刷手段25によって印刷されたコード情報をデコードして、コード情報に保存されたURL情報と空白領域の配置位置情報とを検出できる。その他にも画像情報から空白領域の配置位置情報を検出しても良く、図15のように紙面上部に記載されたURL情報を文字認識することで検出しても良い。
【0078】
図3の画像領域分割手段34は空白領域の配置位置情報を参照して用紙全体の画像情報から空白領域の画像情報のみを分割する手段である。空白領域の画像情報のみを分割することでユーザが手書きした画像情報のみを取得できる。送信手段35は画像領域分割手段34で分割した空白領域の画像情報をWebサーバ装置へ送信する手段である。
以上のWebサーバ装置、画像印刷装置、及び画像入力装置の機能を実行することで、Webページ上に手書き画像情報を表示する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるので、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開する画像処理システムを提供できる。
【0079】
次に本発明を実現するためのフローチャート図の一例を図16、17に示す。
図16、17の例ではステップS1、S2、S11、S12はWebサーバ装置に、ステップS3〜S6は画像印刷装置に、ステップS9、S10は画像入力装置に各ステップの処理を実行させているが、例えばステップS3〜S5の処理を画像印刷装置の代わりにWebサーバ装置に実行させるなど画像処理システムの構成に適応させて各ステップの処理はどの装置が担当しても良い。
ステップS1はWebサーバ装置に保存されたWebページの編集画面を開き、編集欄に文字情報#paper( )を入力して空白領域を作成する(図6、7)。
ステップS2はステップ1で作成した空白領域のサイズをマウス等で決定し、サイズ決定ボタンを押して空白領域のサイズを決定する(図6、7)。
ステップS3は印刷ページサイズに合わせてWebページを構成する空白領域と各Webコンテンツ領域の配置順番を変えてレイアウトを変更する(図15)。
ステップS4は印刷ページサイズに合わせて空白領域のサイズを拡大縮小してレイアウトを変更する(図15)。
ステップS5はWebページのURL情報と空白領域の配置位置情報をコード化したコード情報を作成する(図15)。
ステップS6はステップS3、4でレイアウト変更したWebページの画像情報にステップS5で作成したコード情報を付加した画像情報を紙に印刷する(図16、17)。
ステップS7はユーザが印刷した紙の空白領域にWebページへ登録表示したい画像情報を手書きする。
ステップS8はステップS7で手書きした紙を画像入力機器に入力させる。
ステップS9はステップS8で入力した紙の画像情報を取得し、コード情報から空白領域の配置位置情報とURL情報を検出する。
ステップS10はステップS9で検出した空白領域の配置位置情報から空白領域の画像情報を抽出し、URL情報先のWebサーバ装置へ抽出した画像情報を送信する。
ステップS11はステップS10で送信された画像情報を受信して、Webページと同一のフォルダに保存する。
ステップS12はWebページを編集してWebページと画像情報をリンク付けて画像情報をWeb上へ公開する(図12)。
以上のステップS1〜S12を処理することで、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開する画像処理システムを提供できる。
【0080】
本発明の利用形態では、ユーザが手書き用の用紙を複数枚印刷して、印刷した手書き用の用紙を他の複数ユーザへ配布して利用しても良い。これより、他の複数ユーザは手書き用の用紙の空白領域に手書きを行って画像入力装置に入力するだけで、手書きした画像情報をWeb上へ登録することができる。
複数ユーザが複数の手書き画像情報をWebへ登録した場合には、手書き情報を縮小してサムネイル画像を作成し、空白領域にサムネイル画像を並べて表示する。またサムネイル画像をマウス等で選択すると、選択されたサムネイル画像は空白領域全体に拡大表示される。
【0081】
〔実施の形態2〕
請求項6、11の発明に関する実施形態の一例を下記に示す。
実施の形態2では、ユーザの手書き画像情報がWebページに登録されるまでWebページの空白領域に印刷したユーザ名情報を表示することで、手書き画像情報を登録する予定のユーザ名情報をWebページの閲覧者へ通知するWebサーバ装置の一例を示す。
実施の形態2における画像処理システムの全体図、画像印刷装置、画像入力装置は実施の形態1と同様である。
実施の形態2におけるWebサーバ装置の機能図を図18に示す。
図18の空白領域作成手段・空白領域サイズ決定手段・画像情報送信手段は実施の形態1と同様である。図18のユーザ情報表示手段は画像印刷装置へ印刷指示を行ってWebページを印刷したユーザのユーザ情報をWebページの空白領域に表示する手段である。
ユーザ情報表示手段ではユーザが印刷指示した際にユーザが使用しているクライアントPCからユーザ名情報を取得し、図19に示すWebページ編集画面のように空白領域を作成する文字列#paper( )内にユーザ名情報#paper( username = Tanaka Taro )を保存する。Webサーバ装置はユーザ名情報を参照して図20のようにWebページの空白領域内にユーザ名情報を表示する。空白領域に表示する情報はユーザ名以外にも印刷した際の日時情報や印刷場所情報などを表示しても良い。
【0082】
次に実施の形態2を実現するためのフローチャート図を図21、22に示す。
ステップS1〜S6の処理は実施の形態1と同様である。
ステップS7はユーザが印刷指示を実行したクライアントPCからユーザ名情報を取得する。
ステップS8はWebページの空白領域内にステップ7で取得したユーザ名情報を表示する。
ステップ9S〜S14の処理は実施の形態1におけるステップS7〜S12の処理と同様である。
以上の処理を実行することで、手書き画像情報を登録する予定のユーザ名情報をWebページの閲覧者へ通知するWebサーバ装置を提供できる。
【0083】
〔実施の形態3〕
下記に請求項7、12の発明に関する実施形態の一例を下記に示す。
実施の形態3では、手書き画像情報をWebページへ登録する期日を設定し、その期日情報をメール等で通知することで、ユーザへ手書き画像情報を登録する作業を忘れることなく実行させるWebサーバ装置の一例を示す。
実施の形態3における画像処理システムの全体図、画像印刷装置、画像入力装置は実施の形態1と同様である。
実施の形態3におけるWebサーバ装置の機能図を図25に示す。
図23の空白領域作成手段・空白領域サイズ決定手段・画像情報送信手段は実施の形態1と同様である。図23のユーザ情報設定手段はWebページの空白領域に手書き画像情報を登録するユーザ情報を設定する手段である。期日設定手段は手書き画像をWebページに登録する期日を設定する手段である。ユーザ情報と期日情報を設定するユーザはWebページの編集画面を開き、図24のように空白領域を作成する文字列#paper( )内にユーザ情報と期日情報を#paper(username = Tanaka Taro, deadline = 2006/05/26 )入力して保存する。
以上でユーザ情報と期日情報の設定処理が終了する。
図25のように設定処理の終了後にWebページの空白領域へ設定したユーザ情報と期日情報とを表示しても良い。
図23の期日通知手段25はユーザ情報設定手段254で設定されたユーザへ期日設定手段255で設定された期日情報を通知する手段である。期日通知手段256では設定された期日情報の期日までにWebページの空白領域に手書き画像情報が登録されていない場合にも、電子メール等の通信手段を利用して設定されたユーザへ手書き画像情報の登録処理を促す情報を通知しても良い。251は、空白領域作成手段、252は、空白領域サイズ指定手段、253は、画像情報送信手段をそれぞれ示す。
【0084】
次に実施の形態3を実現するためのフローチャート図を図26、27に示す。
ステップS1、S2の処理は実施の形態1と同様である。
ステップS3はWebページの編集画面にてWebページの空白領域へ手書き画像を登録するユーザ情報と期日情報を設定する。
ステップS4はWebサーバ装置からステップS3で設定されたユーザへ期日情報を電子メール等の通信手段を利用して通知する。
ステップS5〜S14の処理は実施の形態1におけるステップS3〜S12の処理と同様である。
以上の処理を実行することで、ユーザへ登録期日を通知することにより、ユーザへ手書き画像情報を登録する作業を忘れることなく実行させるWebサーバ装置41−4を提供できる。
【0085】
〔実施の形態4〕
本発明に係る画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置は、装置内に保存された実施の形態1〜3で説明した機能を実現する処理プログラムを実行させるだけではなく、記録媒体に格納した記録媒体を読み取らせることにより、その機能を実現させることができる。例えば、図28に示されるように、上記プログラムを格納したCD-ROMもしくはDVD-ROMを画像印刷装置、画像入力装置、Webサーバ装置に装着し、適宜該プログラムを実行させることにより、その機能を実現させることができる。
また、図29に示されるように、画像印刷装置・画像入力装置・Webサーバ装置に該プログラムを格納した記録媒体を取り付けて、適宜該プログラムを実行させることにより、その機能を実現させることもできる。なお、そのプログラムを格納する記録媒体は上記に限られず、例えばHDDや半導体メモリ等の別の記録媒体であっても良い。
【0086】
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0087】
〔作用効果〕
Webページ上に手書き画像を登録する空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供できるため、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開することができる。
【0088】
ユーザが手書きするための空白領域を紙面1ページに印刷されるように空白領域のサイズ・配置位置を変更して印刷できるため、ユーザが手書きしやすい記入用紙を提供できる。
【0089】
ユーザの手書き画像情報がWebページに登録されるまでWebページの空白領域に印刷したユーザ名を表示できるため、手書き画像情報を登録する予定のユーザ名情報をWebページの閲覧者へ通知できる。
【0090】
手書き画像情報を登録するユーザへ期日情報を通知できるため、ユーザへ手書き画像情報を登録する作業を忘れることなく実行させることができる。
【0091】
Webページ上に手書き画像を貼り付ける空白領域を簡易に作成でき、印刷時にユーザが手書きしやすいようにレイアウトを変更して印刷する画像印刷機器を提供することができ、手書きした紙面をスキャナ等の画像入力装置で入力するだけで手書きコンテンツをWebページへ追加して公開する画像処理機器を提供することができる。
【0092】
ユーザが手書きするための空白領域を紙面1ページに印刷されるように空白領域のサイズ・配置位置を変更することで、ユーザが手書きしやすい記入用紙を提供することができる。
【0093】
ユーザの手書き画像情報がWebページに登録されるまでWebページの空白領域に印刷したユーザ名を表示することで、手書き画像情報を登録する予定のユーザ名情報をWebページの閲覧者へ通知することができる。
【0094】
手書き画像情報をWebページへ登録する期限を設定し、その期限情報をメール等で通知することで、ユーザへ手書き画像情報を登録する作業を忘れることなく実行させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0095】
本発明は、Webページのコンテンツ作成システム、ワークフローシステム、アイデア発想支援システム、会議支援システム、及びアンケート調査システムに理容できる。
【図面の簡単な説明】
【0096】
【図1】本発明にかかる画像処理システムの全体構成図の一例である。
【図2】本発明にかかる画像印刷装置の機能図の一例である。
【図3】本発明にかかる画像入力装置の機能図の一例である。
【図4】本発明にかかるWebサーバ装置の機能図の一例である。
【図5】本発明にかかるWebサーバ装置の機能図の一例である。
【図6】空白領域の作成手順の一部である。
【図7】空白領域の作成手順の一部である。
【図8】空白領域の作成手順の一部である。
【図9】空白領域の作成手順の一部である。
【図10】空白領域の作成手順の一部である。
【図11】空白領域の作成手順の一部である。
【図12】画像情報の登録手順の一例である。
【図13】領域情報の検出結果の一例である。
【図14】空白領域が分割されて印刷された紙面の一例である。
【図15】レイアウト処理されて印刷された紙面の一例である。
【図16】画像処理方法のフローチャート図の一部である。
【図17】画像処理方法のフローチャート図の一部である。
【図18】画像処理装置の機能図の一例である。
【図19】ユーザ情報が表示されたWebページの一例である。
【図20】ユーザ情報が表示されたWebページの一例である。
【図21】画像処理方法のフローチャートの一部である。
【図22】画像処理方法のフローチャートの一部である。
【図23】画像処理装置の機能図の一例である。
【図24】ユーザ情報が表示されたWebページの一例である。
【図25】ユーザ情報が表示されたWebページの一例である。
【図26】画像処理方法のフローチャート図の一部である。
【図27】画像処理方法のフローチャート図の一部である。
【図28】画像処理プログラムの記録媒体の一例である。
【図29】画像処理プログラムの記録媒体の一例である。
【符号の説明】
【0097】
21 画像印刷装置
22 空白領域検出手段
23 Webコンテンツ領域検出手段
24 配置位置変更手段
25 印刷手段
31 画像入力装置
41−1、41−2、41−3 Webサーバ装置
42、201、251 空白領域作成手段
43、202、252 空白領域サイズ指定手段
44、203、253 画像情報送信手段
50 受信手段
51 画像情報登録手段
204 ユーザ情報表示手段
254 ユーザ情報設定手段
255 期日設定手段
256 期日通知手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段、前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段、及び前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段を有する画像印刷装置と、
前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段、及び前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有する画像入力装置と、
前記電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成手段、前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定手段、及び前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信手段とを有するWebサーバ装置とを備えたことを特徴とする画像処理システム。
【請求項2】
登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段、空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段、前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段、及び前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段を有する画像印刷装置と、
前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段、前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段、前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段、及び前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有する画像入力装置と、
画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信手段、及び前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録手段を有するWebサーバ装置とを備えたことを特徴とする画像処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の画像印刷装置の配置位置変更手段は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更することを特徴とする画像処理システム。
【請求項4】
請求項2に記載のWebサーバ装置は、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示手段を有し、前記ユーザ情報表示手段は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示することを特徴とする画像処理システム。
【請求項5】
請求項2に記載のWebサーバ装置は、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定手段と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定手段と、前記期日設定手段で設定した期日をユーザへ通知する期日通知手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
【請求項6】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する画像印刷装置であって、
登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出手段と、
空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出手段と、
前記空白領域検出手段と前記Webコンテンツ領域検出手段とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更手段と、
前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更手段で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷手段とを有することを特徴とする画像印刷装置。
【請求項7】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する画像入力装置であって、
前記電子データ化されていない情報を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出手段と、
前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割手段と、
前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信手段とを有することを特徴とする画像入力装置。
【請求項8】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用するWebサーバであって、
前記電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成手段と、
前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定手段と、
前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信手段とを有することを特徴とするWebサーバ装置。
【請求項9】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用するWebサーバであって、
画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録手段とを有することを特徴とするWebサーバ装置。
【請求項10】
請求項6に記載の画像印刷装置の配置位置変更手段は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更することを特徴とする画像印刷装置。
【請求項11】
請求項8に記載のWebサーバ装置は、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示手段を有し、前記ユーザ情報表示手段は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示することを特徴とするWebサーバ装置。
【請求項12】
請求項8に記載のWebサーバ装置は、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定手段と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定手段と、前記期日設定手段で設定した期日をユーザへ通知する期日通知手段とを有することを特徴とするWebサーバ装置。
【請求項13】
画像処理システムに用いられる画像印刷装置における登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出ステップと、
前記空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出ステップと、
前記空白領域検出ステップとWebコンテンツ領域検出ステップで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置とを印刷状況によって変更する配置位置変更ステップと、
前記配置位置変更手段で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更ステップで変更された画像情報と共に空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷ステップとを有することを特徴とする画像印刷方法。
【請求項14】
画像処理システムに用いられる画像入力装置における電子データ化されていない情報を入力する画像入力ステップと、
前記画像入力手段で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出ステップと、
前記情報検出手段で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割ステップと、
前記画像領域分割手段で分割した画像情報を前記情報検出手段で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信ステップとを有することを特徴とする画像入力方法。
【請求項15】
画像処理システムに用いられるWebサーバ装置における電子データ化されていない情報を表示するための 空白領域を作成する空白領域作成ステップと、
前記空白領域作成手段で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定ステップと、
前記空白領域サイズ決定手段で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信 する画像情報送信ステップとを有することを特徴とする印刷情報送信方法。
【請求項16】
画像処理システムに用いられるWebサーバ装置における画像入力装置から送信された画像情報を受信する 受信ステップと、
前記受信手段で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録 ステップとを有することを特徴とする画像処理システムに用いられるWeb登録方法。
【請求項17】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ 装置に実施させるプログラムであって、
前記Webサーバ装置に、登録した画像情報を表示するための空白領域を検出する空白領域検出処理と、
空白領域以外のWebコンテンツ領域を検出するWebコンテンツ領域検出処理と、
前記空白領域検出処理と前記Webコンテンツ領域検出処理とで検出された各領域にある画像情報のサイズ・配置位置を印刷状況によって変更する配置位置変更処理と、
前記配置位置変更処理で変更された空白領域の配置位置を検出して、前記配置位置変更処理で変更された画像情報と共に前記空白領域の配置位置情報と前記WebコンテンツのURL情報とを印刷する印刷処理とを実施させることを特徴とするプログラム。
【請求項18】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する際に利用する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、
前記Webサーバ装置に、電子データ化されていない情報を入力する画像入力処理と、
前記画像入力処理で入力した画像情報から空白領域の配置位置情報とWebコンテンツのURL情報とを検出する情報検出処理と、
前記情報検出処理で検出した空白領域の画像情報を領域分割する画像領域分割処理と、
前記画像領域分割処理で分割した画像情報を前記情報検出処理で検出したWebコンテンツのURL情報先にあるWebサーバへ送信する送信処理とを実施させることを特徴とするプログラム。
【請求項19】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、
前記Webサーバ装置に、電子データ化されていない情報を表示するための空白領域を作成する空白領域作成処理と、
前記空白領域作成処理で作成した空白領域のサイズを決定する空白領域サイズ決定処理と、
前記空白領域サイズ決定処理で決定された空白領域情報とWebページの画像情報とを画像印刷装置へ送信する画像情報送信処理とを実施させることを特徴とするプログラム。
【請求項20】
画像処理システムに用いられ電子データ化されていない情報をWebページへ登録する処理をWebサーバ装置に実施させるプログラムであって、
前記Webサーバ装置に、画像入力装置から送信された画像情報を受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した画像情報をWebページ内にある空白領域へ表示するように登録する画像情報登録処理とを実施させることを特徴とするプログラム。
【請求項21】
請求項17に記載のプログラムの配置位置変更処理は、ユーザが手書きするための空白領域を複数ページに渡って分割して印刷されないように空白領域のサイズ・配置位置を変更する処理であることを特徴とするプログラム。
【請求項22】
請求項19に記載のプログラムは、ユーザ情報を表示するユーザ情報表示処理を有し、前記ユーザ情報表示処理は空白領域にWebページを印刷したユーザ情報を表示する処理を有することを特徴とするプログラム。
【請求項23】
請求項19に記載のプログラムは、ユーザ情報を設定するユーザ情報設定処理と、画像情報を登録する期日を設定する期日設定処理と、前記期日設定処理で設定した期日をユーザへ通知する期日通知処理とを有することを特徴とするプログラム。
【請求項24】
請求項17から23の何れか1項に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公開番号】特開2008−99202(P2008−99202A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−281809(P2006−281809)
【出願日】平成18年10月16日(2006.10.16)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】