説明

画像処理機能を有するカメラシステム

【課題】ハイビジョン信号を標準の解像度の処理回路で処理する場合でも処理速度の高速化及びコストパフォーマンスの最適化を計る。
【解決手段】光学系により結像された被写体像を撮像しハイビジョン信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力されたハイビジョン信号を、より画素数の少ない信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段によって変換された信号を入力し、該入力信号を1フレーム分の画像データに展開する画像変換手段と、前記画像データに対して所定の画像処理を行う画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理機能を有するカメラシステムを提供することにより前記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理機能を有するカメラシステムに係り、特に、ハイビジョン信号に対して処理を行う画像処理機能を有するカメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一般に画像処理を行う際には、取り込まれた1枚の画像全てにおいて、パターンの相関関係などの処理を繰り返し行うために、その処理速度はメモリに取り込まれた画像のサイズに反比例して遅くなって行く。
【0003】
ところで、近年ハイビジョン[HD(High Definition)TV]放送が注目され、映像の高画質化が追求されており、最近では映像ソースとしてハイビジョンの仕様が大多数を占めるようになってきている。
【0004】
例えば、ハイビジョン映像信号を画像メモリに一旦取り込み、画像処理装置側からの制御によってメモリに記憶された画像メモリを読み出して画像処理するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
【特許文献1】特開平5−153484号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ハイビジョン信号に対してそれほど画素数が必要でない画像処理を行う場合には、そのまま画像処理に使用すると処理回路の複雑化や処理のスピードダウンの要因となってしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ハイビジョン信号を標準の解像度の処理回路で処理する場合でも処理速度の高速化及びコストパフォーマンスの最適化を計ることのできる画像処理機能を有するカメラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、光学系により結像された被写体像を撮像しハイビジョン信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力されたハイビジョン信号を、より画素数の少ない信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段によって変換された信号を入力し、該入力信号を1フレーム分の画像データに展開する画像変換手段と、前記画像データに対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、を備えたことを特徴とする画像処理機能を有するカメラシステムを提供する。
【0008】
これにより、標準の解像度の処理回路でハイビジョン信号を処理する場合でも、処理速度の高速化とコストパフォーマンスの最適化を計ることが可能となる。
【0009】
また、請求項2に示すように、請求項1に記載の画像処理機能を有するカメラシステムであって、さらに、前記画像処理結果を前記画像データに対して合成する画像合成手段と、前記画像処理結果が合成された画像データから表示用画像を生成する表示画像生成手段と、前記表示用画像を表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
これにより、画像処理結果を合成して表示画像を生成する処理を高速で行うことが可能となる。
【0011】
また、請求項3に示すように、前記画像処理は、前記撮像手段によって取得された撮影画像に基づいてオートフォーカスの対象として追尾する対象物の前記撮影画像上での範囲を検出する自動追尾処理であることを特徴とする。
【0012】
これにより、ハイビジョン信号をより画素数の少ない信号に変換することで、高速に自動追尾処理を行うことができる。
【0013】
また、請求項4に示すように、前記画像表示手段はビューファインダであり、これに表示される画像に合成される前記画像処理結果はAF枠情報であることを特徴とする。
【0014】
これにより、ハイビジョン信号をより画素数の少ない信号に変換することで、ビューファインダに表示するような一般にそれほど解像度を必要としない画像の場合に、画像処理速度を高速にできる効果がある。
【発明の効果】
【0015】
以上説明したように、本発明によれば、標準の解像度の処理回路でハイビジョン信号を処理する場合でも、処理速度の高速化とコストパフォーマンスの最適化を計ることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る画像処理機能を有するカメラシステムについて詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の画像処理機能を有するカメラシステムの一実施形態を示す概略構成図である。
【0018】
図1に示すように、本実施形態に係る画像処理機能を有するカメラシステム1は、例えば放送用又は業務用のテレビカメラのカメラ本体10(カメラヘッド)と、カメラ本体10にマウントによって装着される撮影レンズ12(撮影光学系)と、構図の確認等のためにカメラ本体10に設置されたビューファインダ(モニタ)14、及びビューファインダ14の画面上での撮影対象の移動に合わせてオートフォーカス(AF)の対象範囲であるAFエリア(AF枠)の位置等を自動で変更(自動追尾)する追尾装置16とから構成されている。
【0019】
撮影レンズ12には、光軸Oに沿った本線光路においてフォーカスレンズ(群)FL、ズームレンズ(群)ZL、絞りI、前側リレーレンズ(群)RA及び後側リレーレンズ(群)RBからなるリレーレンズ(リレー光学系)等が順に配置されている。フォーカスレンズFLやズームレンズZLは光軸方向に移動可能なレンズ群であり、フォーカスレンズFLが移動するとピント位置(被写体距離)が変化し、ズームレンズZLが移動するとズーム倍率(焦点距離)が変化するようになっている。絞りIは、開閉動作し、絞りIの開閉度によって像の明るさが変化するようになっている。撮影レンズ12に入射してこれらの本線光路の光学系を通過した被写体光はカメラ本体10の光学系に入射する。
【0020】
カメラ本体10の光学系は、色分解光学系18と映像用撮像素子(CCD)20を備えている。色分解光学系18は、撮影レンズ12から入射した被写体光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の波長に分解するものであり、映像用撮像素子20は、この色分解された各色の被写体光の像を撮像するR、G、Bごとの映像用撮像素子(CCD)からなっている。なお、図1においては光学的に等価な光路長の位置に配置されたR、G、Bの映像用撮像素子を1つの映像用撮像素子20として表している。映像用撮像素子20の撮像面に入射した被写体光は、映像用撮像素子20によって光電変換されてカメラ本体10内の所定の信号処理回路によって記録又は再生用の映像信号が生成されるようになっている。
【0021】
また、撮影レンズ12のリレー光学系の前側リレーレンズRAと後側リレーレンズRBとの間には光分割光学系22が配置されている。光分割光学系22は、第1プリズム22aと第2プリズム22bとから構成されており、第1プリズム22aと第2プリズム22bとが接合する部分にハーフミラー面22Mが形成されている。このハーフミラー面22Mによって撮影レンズ12の本線光路からAF用光路が分岐される。
【0022】
撮影レンズ12に入射した被写体光のうち、光分割光学系22のハーフミラー面22Mを透過した被写体光は、本線用の被写体光としてそのまま光軸Oに沿った本線光路を通過してカメラ本体10へと導かれる。一方、光分割光学系22のハーフミラー面22Mで反射した被写体光は、AF用の被写体光として上記光軸Oに略垂直な光軸O’に沿ったAF用光路へと導かれる。なお、ハーフミラー面22Mに入射した入射光に対してハーフミラー面22Mで分割される透過光と反射光の光量比は必ずしも等価(1対1)ではなく、例えばAF用の被写体光となる反射光の光量の方が透過光よりも少なくしてもよい。
【0023】
AF用光路には、縮小光学系やリレーレンズ群等からなる光学系24、第1プリズム26a及び第2プリズム26bからなる光分割光学系26、AF用撮像素子(CCD)28a、28b等が配置されている。
【0024】
本線光路に配置された光分割光学系22で分割されてAF用光路へと導かれた被写体光は、光学系24を通過した後、光分割光学系26に入射する。光分割光学系26に入射した被写体光は、第1プリズム26aと第2プリズム26bとが接合する部分のハーフミラー面26Mで光量が等価な2つの被写体光に分割され、ハーフミラー面26Mで反射した被写体光は一方のAF用撮像素子28aの撮像面に入射し、ハーフミラー面26Mを透過した被写体光は他方のAF用撮像素子28bの撮像面に入射する。
【0025】
また、撮影レンズ12には、オートフォーカス(AF)処理を実行するAF処理部30が設けられている。
【0026】
AF用撮像素子28a、28bの撮像エリアに対する撮影範囲及び被写体距離(ピントが合う被写体の距離)は、カメラ本体10の映像用撮像素子20の撮像エリアに対する撮影範囲及び被写体距離に一致するように構成されており、AF用撮像素子28a、28bにより取り込まれる撮影画像は、カメラ本体10の映像用撮像素子20により取り込まれる撮影画像と一致している。なお、両者の撮影範囲に関しては、完全に一致している必要はなく、例えばAF用撮像素子28a、28bの撮影範囲の方がカメラ本体10の映像用撮像素子20の撮影範囲を包含する大きな範囲であってもよい。また、AF用撮像素子28a、28bを設けることなくカメラ本体10の映像用撮像素子20からの映像信号をAF処理部30に与えるようにしてもよい。
【0027】
AF処理部30は、AF用撮像素子28a、28bから映像信号を取得し、その映像信号に基づいて被写体画像のコントラストの高低を示す焦点評価値を算出する。例えば、AF用撮像素子28a、28bから得られた映像信号の高域周波数成分の信号をハイパスフィルタによって抽出した後、その高域周波数成分の信号のうちAFの対象範囲であるAFエリアに対応する範囲の信号を1画面分ずつ積算する。このようにして1画面分ごとに得られる積算値は被写体画像のコントラストの高低を示し、焦点評価値として、これを最大(極大)とするように、すなわち、AFエリアの被写体画像のコントラストが最大となるようにフォーカスレンズ群が制御される。
【0028】
例えば、焦点評価値に基づくフォーカスレンズ群の制御方式として山登り方式が一般的に知られており、フォーカスレンズ群を焦点評価値が増加する方向に移動させて行き、焦点評価値が減少し始める点を検出すると、その位置にフォーカスレンズ群を設定する。これにより、AFエリア内の被写体に自動でピントを合わせることができる。
【0029】
追尾装置16は、ユーザが指定した対象物(対象被写体)の画像を撮影画像の画面上で検出しながらその対象物の画面上での移動に合わせてAFエリア(その輪郭を示すAF枠)の位置等を自動で変更(自動追尾)する自動追尾機能を実現するための装置である。このとき、ユーザがAF枠の変更のためのマニュアル操作を行っていない場合には追尾装置16によるAF枠の自動追尾が行われ、ユーザがAF枠の変更のためのマニュアル操作を行っている場合にはそのマニュアル操作が追尾装置16よりも優先されてユーザのマニュアル操作によってAF枠が変更される。自動追尾機能をオフにしてマニュアル操作のみを有効にすることもできる。
【0030】
追尾装置16は、カメラ本体10の映像用撮像素子20から取得した撮影画像に基づいてピント合わせの対象として追尾する対象物の画面上での範囲を検出し、検出した対象物の範囲に基づいてAF枠の範囲(位置と大きさ等)を決定し、そのAF枠の範囲を示すAF枠情報を生成する。追尾装置16は、取得した映像信号から1画面分(1フレーム分)の撮影画像を取り込み、さらに所定時間経過後に1画面分の撮影画像を同様に取り込み、これら2つの画像の差分により抽出される差画像を生成し、これから対象物の画面上での移動方向を検出し、移動した対象物に合わせてAF枠を変更する。
【0031】
また、追尾装置16は、カメラ本体10の映像用撮像素子20からの映像信号に上で生成したAF枠情報のデータを合成してビューファインダ14に表示するための合成映像を生成してビューファインダ14に送るようになっている。
【0032】
ビューファインダ14の画面上には、構図の確認等のために現在撮影中の映像信号が表示される。このとき、上述したように、ビューファインダ14の画面上には、オートフォーカス(AF)の対象範囲であるAFエリアの情報としてAFエリアの範囲(輪郭)を示すAF枠も表示される。
【0033】
このとき、本実施形態では、カメラ本体10の映像用撮像素子20は、ハイビジョンのCCDであり、映像用撮像素子20から追尾装置16に向けてハイビジョン信号(HD)が出力される。しかし、上述したように、追尾装置16からビューファインダ14に送られて表示される画像は、それほど高い解像度は必要とはされない。また、ハイビジョン信号を追尾装置16でそのまま処理すると時間を要する。
【0034】
そこで、図1に示すように、カメラ本体10の映像用撮像素子20からのハイビジョン信号が追尾装置16に入力されるとき、追尾装置16の前にダウンコンバータ32を配置して、ハイビジョン信号(HD)をコンポジット信号(SD)に変換して画素(解像度)を下げた上で追尾装置16に入力するようにしている。
【0035】
これにより、追尾装置16において画像処理をする際に、処理速度の高速化とコストパフォーマンスの最適化を計ることができる。
【0036】
図2に、AF枠の例を示す。図2に示すように、AF枠は、カメラ本体10の映像用撮像素子20の撮影範囲又は撮影画像に対してAFの対象範囲を示すAFエリアの輪郭を示すものである。
【0037】
図3に、追尾装置16のうち特にビューファインダ14に表示する画像を生成する処理に関する部分のブロック図を示す。
【0038】
図3に示すように、この処理ブロックは、デコーダ40、CPU42、エンコーダ44、RAM46及びROM48を有して構成されている。
【0039】
デコーダ40に対しては、ダウンコンバータ32によりカメラ本体10の映像用撮像素子20からのハイビジョン信号(HD)がより画素数を下げたコンポジット信号(SD)に変換されて入力される。ダウンコンバータ32によってコンポジット信号に変換された映像信号はシリアルにデコーダ40に入力される。
【0040】
デコーダ40は、このシリアルに入力される映像信号を1フレーム(1枚の絵)分の画像データ(デジタル信号)に展開する。デコーダ40によりデジタル変換された画像データはCPU42によってRAM46の中に順次書き込まれていく。
【0041】
また、CPU42は、RAM46に展開された画像データを呼び出してROM48に格納されているデータ等をも用いて顔認識やAF枠情報の作成等の画像処理を行う。
【0042】
そして、画像処理結果のAF枠情報等を画像データに重畳してビューファインダ14に表示するための画像を作成する。
【0043】
エンコーダ44は、CPU42によって処理結果が合成された画像データから表示用画像を生成して、ビューファインダ14に向けて出力する。
【0044】
このように、本実施形態の構成では、[画像取り込み]→[画像処理]→[結果の重畳]→[画像表示]、という手順でメモリ内データの処理を行っている。これらの処理においては、コンポジット信号(SD)が用いられる。
【0045】
このとき、もし上述したようにダウンコンバータ32を配置せずに、デコーダ40に対してハイビジョン信号(HD)を入力しようとすると、デコーダ40等の構成要素をかなりの高速化しなければ画像データを取り込むことができなくなる。また、ハイビジョン信号をそのまま入力したとすると、取り込んだ画像データは数倍の容量を持つため処理スピードも遅くなってしまう。
【0046】
しかし、本実施形態においては、上述したように、追尾装置16内の処理ブロックの回路構成はそのままとし、この前にダウンコンバータ32を配置して、ハイビジョン信号(HD)をコンポジット信号(SD)に変換して画素を下げた上でデコーダ40に入力するようにしたため、処理スピードが遅くなることはなく、コストパフォーマンスの最適化を計ることができる。
【0047】
上述した実施形態では、カメラ本体側がハイビジョン信号を出力し、レンズ側及び画像処理側がその映像信号を受け取って追尾処理等の処理を行う際、追尾装置にハイビジョン信号を入力する前にダウンコンバータで画素を下げるようにして処理速度の高速化を計る例を用いて説明したが、本発明はこのように顔認識等の画像処理を行い自動追尾するようなものに限定されるものではない。
【0048】
カメラ本体側のハイビジョン信号をダウンコンバータで画素を下げた信号(コンポジット信号)に変換して、これに対して何らかの処理を施して、その結果の情報を出力するもの、例えば監視カメラのようにそれほど画素数を必要としない場合の画像処理装置などに対して本発明は好適に適用可能である。
【0049】
以上、本発明の画像処理機能を有するカメラシステムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の画像処理機能を有するカメラシステムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】AF枠の例を示す説明図である。
【図3】追尾装置のビューファインダ表示画像を生成する処理に関する部分を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0051】
1…本実施形態の画像処理機能を有するカメラシステム、10…カメラ本体、12…撮影レンズ、14…ビューファインダ、16…追尾装置、18…色分解光学系、20…映像用撮像素子、22…光分割光学系、24…光学系、26…光分割光学系、28a、28b…AF用撮像素子、30…AF処理部、32…ダウンコンバータ、40…デコーダ、42…CPU、44…エンコーダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学系により結像された被写体像を撮像しハイビジョン信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力されたハイビジョン信号を、より画素数の少ない信号に変換する信号変換手段と、
前記信号変換手段によって変換された信号を入力し、該入力信号を1フレーム分の画像データに展開する画像変換手段と、
前記画像データに対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理機能を有するカメラシステム。
【請求項2】
請求項1に記載の画像処理機能を有するカメラシステムであって、さらに、前記画像処理結果を前記画像データに対して合成する画像合成手段と、前記画像処理結果が合成された画像データから表示用画像を生成する表示画像生成手段と、前記表示用画像を表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理機能を有するカメラシステム。
【請求項3】
前記画像処理は、前記撮像手段によって取得された撮影画像に基づいてオートフォーカスの対象として追尾する対象物の前記撮影画像上での範囲を検出する自動追尾処理であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理機能を有するカメラシステム。
【請求項4】
前記画像表示手段はビューファインダであり、これに表示される画像に合成される前記画像処理結果はAF枠情報であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理機能を有するカメラシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−98586(P2010−98586A)
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−268701(P2008−268701)
【出願日】平成20年10月17日(2008.10.17)
【出願人】(000005430)フジノン株式会社 (2,231)
【Fターム(参考)】