説明

画像形成装置における無線通信記録手段

【課題】 安価でメモリ資源に乏しいプリンタにおいて、可能な限りメモリ資源を消費させずに、無線通信関連の障害が発生した際の原因究明に役立つ有益な通信ログ情報を残したい。
【解決手段】 アクセスポイントとの通信に限定した通信成功時と通信失敗時それぞれの通信ログを保持し、外部記憶装置が装着された場合にその通信ログを自動的に前記外部記憶装置に転送する。また、予め外部記憶装置が装着されている場合は、その間に発生するすべての通信ログを前記外部記憶装置に記録する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線LAN機能を搭載した画像形成装置における通信障害解析手段に関する。
【背景技術】
【0002】
近年ではMFPなどの画像形成装置でも無線LAN機能を搭載したものが増えてきている。
【0003】
市場にてアクセスポイントに接続できない等の無線通信関連障害が発生した場合、原因調査のためには現象発生時のパケットキャプチャが不可欠となることが多い。しかしながら、無線LANパケットのキャプチャのためには専用のツールが必要となり、サービスマン等に取得を依頼するには例えば有線LANの場合と比較しても敷居が高いという問題がある。
【0004】
また、これを解決するためにデバイス側で無線パケットを常にログに残すことは、デバイス上に大容量のログ保存領域が必要となってしまうため、安価でメモリサイズが少ないLow〜Middleレンジの画像形成装置においては適用が困難である。
【0005】
そのため、大量に通信エラーが発生した場合、初期の通信エラーログを保存しておくことにより、通信エラーの解析を容易にし、保守性を向上させるアイデアが提案されている。(例えば特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−190778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
無線LAN通信においては、アクセスポイントから周期的に送信される存在通知パケットなどの障害自体とは無関係な無線パケットによってログのサイズが膨大なものとなってしまい易い。そのため、初期の通信エラーログだけであってもメモリ資源の少ないコンパクト系の画像形成装置には適用が困難である場合がある。
【0008】
また、通信エラーログの中の具体的にどの部分に問題があったのかを解析することが依然として困難であるという問題が残る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の一態様に係る無線通信装置の送受信ログ記憶方法は以下のような構成を備える。
【0010】
即ち、認証を受けた中継端末(1100)を介して外部の通信装置(1200)と無線通信を行う無線通信装置(101)において無線パケットの送受信のログ(400)を残す方法であって、
送受信する無線パケットが中継端末との通信用パケットであるかどうかを判断する手段(S301)と、
通信用パケットであった場合に、更に前記中継端末から周期的に送信される存在通知パケットではないかどうか判断する手段(S302)と、
存在通知パケットで無い場合に、そのパケットログを揮発領域に取り溜める手段(S303)と、
前記中継端末との認証結果が正常終了であった場合に、前記パケットログを最新の正常ログとして不揮発領域に保存する手段(S306)と、
前記中継端末との認証結果がエラー終了であった場合に、前記パケットログを最新のエラーログとして不揮発領域に保存する手段(S307)と、
可搬型記憶装置(300)が装着された場合に、前記最新の正常ログおよび最新のエラーログを前記可搬型記憶装置の所定のフォルダに転送する手段(S504)と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本アイデアによれば、アクセスポイントとの認証処理に限定した無線パケットのログを取得し、更にはアクセスポイントからの存在通知パケットはログに残さないことで、使用するメモリ資源のサイズを可能な限り小さく抑えることが可能となる。
【0012】
また、本アイデアによれば、通信エラー時のみではなく、通信成功時のログも確実に保存しておくことが可能であるため、より問題箇所の特定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係るMFP101のハードウェア構成図
【図2】本発明に係るMFP101のソフトウェア構成図
【図3】本発明に係る通信ログ収集部213の通信ログ収集処理の一実施形態を示すフローチャート
【図4】本発明に係る通信ログファイル400の一例
【図5】本発明に係る通信ログ出力部214のログ出力処理の一実施形態を示すフローチャート
【図6】本発明の第二の実施例に係る通信ログ収集部213の通信ログ収集処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【実施例1】
【0015】
図1は本発明に係る、MFP101の内部構成を説明するためのブロック図である。
【0016】
コントローラユニット 200は画像入力デバイスであるスキャナ270や画像出力デバイスであるプリンタ295と接続する。そして、公衆回線(WAN110)に接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行うコントローラである。
【0017】
CPU201はシステム全体を制御するコントローラである。RAM202はCPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
【0018】
ROM203はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
【0019】
HDD204はハードディスクドライブで、画像データやソフトウェアモジュールを格納する。操作部I/F206は操作部(UI)212とインターフェース部で、操作部212に表示する画像データを操作部212に対して出力する。
【0020】
USBインターフェース209にはUSBメモリなどのUSBデバイス300が装着可能であり、装着されたUSBデバイスとの間で情報の入出力を行う。
【0021】
ネットワークインターフェース210はWAN110に接続し、WAN110上に存在する不図示のアクセスポイント1100や通信端末1200との間で情報の入出力を行う。
【0022】
以上のデバイスがシステムバス207上に配置される。
【0023】
Image Bus I/F205はシステムバス207と画像データを高速で転送する画像バス208を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
【0024】
画像バス208上には以下のデバイスが配置される。
【0025】
デバイスI/F部220は、画像入出力デバイスであるスキャナ270やプリンタ295とコントローラ200を接続する。
【0026】
スキャナ画像処理部280は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。また入力された画像がカラー原稿か白黒原稿かを画像の彩度信号から判断しその結果を保持する機能を有する。
【0027】
プリンタ画像処理部290は、出力画像データに対し補正、加工、編集を行う。
【0028】
画像回転230はスキャナ画像処理と連携して、スキャナからの画像読み込みと同時に画像を回転しメモリ上に格納したり、メモリ上にある画像を回転し、メモリ上に格納する。もしくはメモリ上にある画像をプリンタ画像処理部と連携して回転しながら印字出力することができる。
【0029】
解像度変換231はメモリ上にある画像を解像度変換処理し、メモリ上に格納する。
【0030】
色空間変換232はマトリクス演算により、たとえばメモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリ上に格納する。
【0031】
階調変換233はたとえばメモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納する。画像圧縮部240は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0032】
画像回転230、解像度変換231、色空間変換232、階調変換233、画像圧縮240はそれぞれ連結して動作することが可能で、たとえばメモリ上の画像を画像回転、解像度変換する場合は、両処理をメモリを介さずに行うことができる。
【0033】
図2は、本発明に係るMFP101のソフトウェアモジュールの構成を示した図である。
【0034】
無線通信部211は図1に示したネットワークI/F210を介して不図示のアクセスポイント1100や通信端末1200と無線通信を行う。TCP/IP部212はネットワーク層以上の処理を行う。通信ログ収集部213は無線通信部211が送受信する無線パケットを解析して通信ログの収集を行う。通信ログ出力部214はUSB I/F209を介してUSBデバイス300と通信を行い、USBデバイス300に前記通信ログを転送する。
【0035】
なお、無線通信部211、TCP/IP部212、通信ログ収集部213、通信ログ出力部214はRAM202、ROM203、HDD204のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU201により実行される。
【0036】
図3は、本実施例にかかるMFP101の通信ログ収集部213における、通信ログ収集処理フローの一実施形態を示すフローチャートである。S301〜S307は各処理ステップを示し、MFP101における通信ログ収集処理フローの流れに対応する。なお、各ステップに対応する制御手順はRAM202、ROM203、HDD204のいずれかの記憶手段に記憶されており、CPU201により実行される。
【0037】
通信ログ収集部213は、無線通信部211で送受信が発生した無線パケットがアクセスポイント1100との通信パケットであるかを判定する(S301)。
【0038】
アクセスポイント1100との通信パケットでない場合は、アクセスポイント1100との通信パケットが発生するまでS301で待ち受ける。
【0039】
アクセスポイント1100との通信パケットである場合は、更に当該無線パケットがアクセスポイント1100からの存在通知パケットであるかどうかを判定する(S302)。
【0040】
アクセスポイント1100からの存在通知パケットである場合はS301に戻り、アクセスポイント1100との次の通信パケットが発生するのを待ち受ける。
【0041】
アクセスポイント1100からの存在通知パケットで無い場合は、当該無線パケットの情報をRAM202に記憶する(S303)。
【0042】
ここで、図4は通信ログ収集部213がS303においてRAM202に記憶する通信ログファイル400の一実施形態を示す図である。
【0043】
No401はログ中の通信パケットを一意に示すためのシーケンシャルな番号を示す。
【0044】
Time402は、先頭のパケットからの相対時間を示す。なお、Time402は絶対時間であっても良い。
【0045】
Ch403は通信に使用されているチャンネル情報を示す。
【0046】
Src404は当該無線パケットの送信元の物理アドレスを示す。
【0047】
Dest405は当該無線パケットの送信先の物理アドレスを示す。
【0048】
SSID406は通信相手であるアクセスポイント1100に設定されたSSID名を示す。
【0049】
Contents407は当該無線パケットのパケットタイプを示す。
【0050】
通信ログ収集部213は、S303において通信ログファイル400をRAM202に記憶した後、アクセスポイント1100との認証処理が完了したかどうかを判定する(S304)。
【0051】
完了していない場合はS301に戻り、次の無線パケットの送受信が発生するのを待ち受ける。完了した場合は、認証処理が成功したのか失敗したのかを更に判定する(S305)。
【0052】
成功した場合は、それまでにRAM202に記憶した通信ログファイル400を、認証成功ログとしてROM203に記憶する(S306)。
【0053】
一方、認証に失敗した場合は、それまでにRAM202に記憶した通信ログファイル400を、認証失敗ログとしてROM203に記憶する(S307)。
【0054】
以上の処理フローを実行した後、本フローチャートを終了する。
【0055】
次に、図5は本実施例にかかるMFP101の通信ログ出力部214における、通信ログ出力処理フローの一実施形態を示すフローチャートである。S501〜S504は各処理ステップを示し、USB I/F209にUSBメモリが装着された場合の、通信ログ出力部214における処理フロー出力処理の流れに対応する。なお、各ステップに対応する制御手順はRAM202、ROM203、HDD204のいずれかの記憶手段に記憶されており、CPU201により実行される。
【0056】
まず、通信ログ出力部214はUSB I/F209にUSBメモリが装着されるのを待ち受ける(S501)。
【0057】
USBメモリ30が装着されると、当該USBメモリにログ書き込み用フォルダが作成されているかを判定する(S502)。このログ書き込み用フォルダは予め定められたパス名で作成されたフォルダである。
【0058】
ログ書き込み用フォルダが存在しない場合は、直ちに本フローチャートを終了する。
【0059】
ログ書き込み用フォルダが存在している場合は、図3で示した認証成功ログおよび認証失敗ログをROM203から読み出す(S503)。
【0060】
そして、前記認証成功ログおよび認証失敗ログをUSBメモリ内のログ書き込み用フォルダに転送して(S504)、本フローチャートを終了する。
【0061】
以上、本実施例によれば、アクセスポイント1100との認証処理に限定した無線パケットのログを取得し、更にはアクセスポイント1100からの存在通知パケットはログに残さない。それにより、可能な限り使用するRAM,202、ROM203のサイズを少なく抑えることが可能となる。
【0062】
一方で、通信エラー時のみではなく、通信成功時のログも確実に保存しておくことが可能であるため、より問題箇所の特定が容易となる。
【0063】
更には所定のフォルダを作成したUSBメモリを装着することで、それら通信ログを自動的に収集出来るため、無線LANやデバイスの操作に詳しくない人物でも容易にログを取得することが可能となる。
【実施例2】
【0064】
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
【0065】
実施例1では、ログに残すのをアクセスポイント1100との通信パケットに限定することで、使用するRAM,202、ROM203のサイズを可能な限り少なく抑えた。しかしながら、市場で通信関連の問題が発生した場合、アクセスポイント1100との認証処理以外のところで発生する可能性も存在する。
【0066】
そのようなケースでも問題箇所の特定に役立つ情報を、やはり可能な限り使用するRAM,202、ROM203のサイズを少なく抑えたまま実現したい。
【0067】
図6は、本発明の第2の実施例にかかるMFP101の通信ログ収集部213における、通信ログ収集処理フローの一実施形態を示すフローチャートである。S601〜S611は各処理ステップを示し、MFP101における通信ログ収集処理フローの流れに対応する。なお、各ステップに対応する制御手順はRAM202、ROM203、HDD204のいずれかの記憶手段に記憶されており、CPU201により実行される。
【0068】
通信ログ収集部213は、まず、USB I/F209にUSBメモリが装着されているかを判定する(S601)。
【0069】
USBメモリが装着されていない場合は、S605に進み、無線通信部211においてアクセスポイント1100との通信パケットが発生するのを待ち受ける。
【0070】
アクセスポイント1100との通信パケットが発生した場合は、更に当該無線パケットがアクセスポイント1100からの存在通知パケットであるかどうかを判定する(S606)。
【0071】
アクセスポイント1100からの存在通知パケットである場合はS605に戻り、アクセスポイント1100との通信パケットが発生するのを待ち受ける。
【0072】
アクセスポイント1100からの存在通知パケットで無い場合は、当該無線パケットの情報をRAM202に記憶する(S607)。
【0073】
次に、通信ログ収集部213は、アクセスポイント1100との認証処理が完了したかどうかを判定する(S608)。
【0074】
完了していない場合はS605に戻り、次の無線パケットの送受信が発生するのを待ち受ける。完了した場合は、認証処理が成功したのか失敗したのかを更に判定する(S609)。
【0075】
成功した場合は、それまでにRAM202に記憶した通信ログファイルを、認証成功ログとしてROM203に記憶する(S610)。
【0076】
一方、認証に失敗した場合は、それまでにRAM202に記憶した通信ログファイル400を、認証失敗ログとしてROM203に記憶する(S611)。
【0077】
以上の処理フローを実行した後、本フローチャートを終了する。
【0078】
一方、S601においてUSBメモリが装着されている場合、更に当該USBメモリにログ書き込み用フォルダが作成されているかを判定する(S602)。このログ書き込み用フォルダは予め定められたパス名で作成されたフォルダである。
【0079】
ログ書き込み用フォルダが作成されていない場合は、S605に進み、以降の処理は既述の通りである。
【0080】
ログ書き込み用フォルダが作成されている場合は、無線通信部211で無線パケットの送受信が発生するのを待ち受ける(S603)。
【0081】
無線パケットの送受信が発生した場合は、その情報を通信ログとしてUSBメモリのログ書き込み用フォルダに記憶する(S604)。
【0082】
通信ログを記憶したら、再びS603に戻り、無線通信部211で次の無線パケットの送受信が発生するのを待ち受ける。
【0083】
以上述べてきたとおり、実施例2によれば、MFP101にUSBメモリが装着されている場合は、アクセスポイント1100との通信に限らず、全ての無線LANパケットの送受信のログをUSBメモリ内の所定のフォルダに保存する。それにより、より様々な情報をログとして残すことが可能となる。
【0084】
更にその際に、使用するRAM,202、ROM203のサイズは可能な限り少なく抑えることが出来る。
【符号の説明】
【0085】
211 無線通信部
213 通信ログ収集部
214 通信ログ出力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
認証を受けた中継端末(1100)を介して外部の通信装置(1200)と無線通信を行う無線通信装置(101)において無線パケットの送受信のログ(400)を残す方法であって、
送受信する無線パケットが前記中継端末との通信用パケットであるかどうかを判断する手段(S301)と、
通信用パケットであった場合に、更に前記中継端末から周期的に送信される存在通知パケットではないかどうか判断する手段(S302)と、
存在通知パケットで無い場合に、そのパケットログを揮発領域に取り溜める手段(S303)と、
前記中継端末との認証結果が正常終了であった場合に、前記パケットログを最新の正常ログとして不揮発領域に保存する手段(S306)と、
前記中継端末との認証結果がエラー終了であった場合に、前記パケットログを最新のエラーログとして不揮発領域に保存する手段(S307)と、
可搬型記憶装置(300)が装着された場合に、前記最新の正常ログおよび最新のエラーログを前記可搬型記憶装置の所定のフォルダに転送する手段(S504)と、
を備えることを特徴とする送受信ログ記憶方法。
【請求項2】
前記可搬型記憶装置(300)が装着されている場合には、前記外部の通信装置(1200)との間の無線パケットを含めた全ての無線パケットの送受信のログを前記可搬型記憶装置の所定のフォルダに記憶する手段(S604)を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の送受信ログ記憶方法。
【請求項3】
認証を受けた中継端末(1100)を介して外部の通信装置(1200)と無線通信を行う無線通信装置(101)において無線パケットの送受信のログ(400)を残す方法であって、
可搬型記憶装置(300)が装着されているかどうかを判定する手段(S601)と、
装着されている場合に、前記外部の通信装置(1200)との間の無線パケットを含めた全ての無線パケットの送受信のログを前記可搬型記憶装置の所定のフォルダに記憶する手段(S604)と、
装着されていない場合に、送受信する無線パケットが前記中継端末との通信用パケットであるかどうかを判断する手段(S605)と、
通信用パケットであった場合に、更に前記中継端末から周期的に送信される存在通知パケットではないかどうか判断する手段(S606)と、
存在通知パケットで無い場合に、そのパケットログを揮発領域に取り溜める手段(S607)と、
前記中継端末との認証結果が正常終了であった場合に、前記パケットログを最新の正常ログとして不揮発領域に保存する手段(S610)と、
前記中継端末との認証結果がエラー終了であった場合に、前記パケットログを最新のエラーログとして不揮発領域に保存する手段(S611)と、
可搬型記憶装置(300)が装着された場合に、前記最新の正常ログおよび最新のエラーログを前記可搬型記憶装置の所定のフォルダに転送する手段(S504)と、
を備えることを特徴とする送受信ログ記憶方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−44991(P2011−44991A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−192960(P2009−192960)
【出願日】平成21年8月24日(2009.8.24)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】