説明

画像形成装置及び画像形成装置の印刷物編集方法

【課題】記録媒体の印刷状況をパソコン上で確認すること。また、その場合、使用者が原稿を給紙トレイにセットすることなくその画像情報を得ること。
【解決手段】プリンタ部10とスキャナ部20を有し、プリンタ部10により画像形成された記録媒体P1をスキャナ部20の原稿読取手段8に搬送して、読取画像をパソコン3に送る。また、プリンタ部10の記録媒体排出手段39と、スキャナ部20の原稿排出手段29を設け、画像形成された記録媒体P1を原稿読取手段8と記録媒体排出手段39に切替える第1切替手段31と、原稿P2を原稿読取手段8と記録媒体排出手段39に切替える第2切替手段を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿読取手段を有する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複写機等の画像形成装置においては、複数の原稿を自動的に原稿読取手段に搬送し、原稿読取を行なう自動原稿読取装置を設けたものが広く存在している。前記自動原稿読取装置は画像形成を行なうための複数の原稿を搭載する給紙トレイと、読取った原稿を排出する排出トレイと、原稿を1枚毎に搬送する搬送機構を有する。このような自動原稿読取装置を開示する特許文献としては、特開2008−133103号公報がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008‐133103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来の自動原稿読取装置を設けた画像形成装置においては、画像形成後の排紙トレイ上の記録媒体の印刷状況を確認しようとする場合、使用者が画像形成装置のところまで行かなければならなかった。また、画像形成後の記録媒体の画像情報をパソコンで利用しようとする場合、使用者が記録媒体(原稿)を給紙トレイにセットする必要があった。そのため、パソコンを利用して印刷済み原稿の編集(挿入、差替)を行なおうとする場合には、使用者が頻繁に画像形成装置のところまで行かなければならず、煩雑であるという問題があった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、画像形成後の排紙トレイ上の記録媒体の印刷状況を確認する場合、使用者がパソコン上で確認することができる画像形成装置を提供することにある。また、画像形成後の記録媒体について、その画像情報をパソコンで利用しようとする場合、使用者が記録媒体(原稿)を給紙トレイにセットすることなくその画像情報を得ることができる画像形成装置を提供することにある。更に、印刷済み原稿の編集(挿入、差替)を自動的に行なうことができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために請求項1記載の本発明は、原稿を搬送する原稿搬送路と、前記原稿搬送路内に設けられて前記原稿を読取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段によって読取った前記原稿を排出する排出手段と、記録媒体を搬送する記録媒体搬送路と、前記記録媒体搬送路内に設けられて前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを有し、更に、前記記録媒体搬送路は、前記画像形成手段により画像を形成された前記記録媒体を前記原稿搬送路に搬送するように前記原稿搬送路に接続されていることを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
更に、請求項3記載の本発明は、原稿を搬送する原稿搬送路と、前記原稿搬送路内に設けられて前記原稿を読取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段によって読取った前記原稿を排出する原稿排出手段と、記録媒体を搬送する記録媒体搬送路と、前記記録媒体搬送路内に設けられて前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成された前記記録媒体を排出する記録媒体排出手段とを有し、更に、前記原稿搬送路内を搬送される前記原稿及び前記画像形成されて前記記録媒体搬送路内を搬送される前記記録媒体を、前記原稿読取手段又は前記記録媒体排出手段に向けて切替える切替手段を設けたことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像形成後の排紙トレイ上の記録媒体の印刷状況を確認しようとする場合、使用者がパソコン上で確認することができる画像形成装置を提供することができる。また、画像形成後の記録媒体について、その画像情報をパソコンで利用しようとする場合、使用者が記録媒体(原稿)を給紙トレイにセットすることなくその画像情報を得ることができる画像形成装置を提供することができる。更に、印刷済み原稿の編集(挿入、差替)を自動的に行なうことができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は第1の実施の形態に関するMFPの構成図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に関するMFPの外観図である。
【図3】図3は第1の実施の形態に関するMFPのブロック図である。
【図4】図4は第1の実施の形態に関するMFPの制御を示すブロック図である。
【図5】図5は第2の実施の形態に関するMFPの構成図である。
【図6】図6は第2の実施の形態に関するMFPの制御を示すブロック図である。
【図7】図7は第2の実施の形態に関するMFPの印刷物編集動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
本発明を実施するための形態を図面に従って説明する。図2は第1の実施の形態に関する画像処理装置(以下MFP(Multi-Function Product)という)の外観図である。10は画像形成を行なうプリンタ部であり、下部に給紙カセット12を有する。20は画像読取を行なうスキャナ部であり、プリンタ部10の上部に設けられる。スキャナ部20は原稿自動送り装置としてのADF(Auto Document Feeder)21と、読取り手段としてのフラットベッドスキャナ22とを組み合わせてなる。23は給紙トレイであり、29はスキャナ側排出トレイである。
【0011】
図1は第1の実施の形態に関するMFP1の構成図である。プリンタ部10において、給紙カセット12はプリンタ部10に供給する記録媒体P1を格納する。プリンタ側給紙ローラ13は給紙カセット12から媒体を1枚毎にプリンタ部10の画像形成ユニット6へ給紙する。プリンタ側搬送ローラ14及び15は、給紙カセット12から給紙された記録媒体P1をプリンタ側搬送路17に沿って画像形成ユニット6に搬送する。画像形成ユニット6は記録媒体P1に画像を形成するイメージドラム6−1と転写ローラ6−2等から構成される。定着ユニット7はヒータ7−1と加圧ローラ7−2から構成され、前記画像形成ユニット6で形成された画像を記録媒体P1に定着させる。プリンタ側排出ローラ18及び19は、定着ユニット7で画像が定着された記録媒体P1をプリンタ側搬送路17を通して、画像読取部8及びスキャナ側排出トレイ29方向へ搬送する。ここでプリンタ側搬送路17とは、プリンタ側給紙ローラ13からプリンタ側搬送ローラ14及び15、プリンタ側排出ローラ18及び19へと搬送される記録媒体P1をガイドするガイド部材としての記録媒体搬送路のことをいう。
【0012】
スキャナ部20において、給紙トレイ23には原稿P2を搭載する。スキャナ側給紙ローラ24は給紙トレイ23に搭載された原稿P2を1枚毎に画像読取部8へ給紙する。スキャナ側搬送ローラ25は前記スキャナ側給紙ローラ24から給紙された原稿P2をスキャナ側搬送路27に沿って搬送する。ここでスキャナ側搬送路27とは、スキャナ側給紙ローラ24からスキャナ側搬送ローラ25、26及びスキャナ側排出ローラ28へと搬送される原稿P2をガイドするガイド部材としての原稿搬送路のことをいう。前記プリンタ側搬送路17はスキャナ側搬送路27と接続されている。よって、スキャナ側搬送路27内のスキャナ側搬送ローラ26は、前記スキャナ側搬送路27を搬送されてきた原稿P2又は前記プリンタ側搬送路17から搬送された記録媒体P1を画像読取部8に搬送する。
【0013】
画像読取部8は、スキャナ側搬送ローラ26とスキャナ側排出ローラ28の間のスキャナ側搬送路27上に設けられ、搬送される記録媒体P1又は原稿P2の画像を読取る。読取った画像情報は後述するように通信部2又は前記プリンタ部10へ転送される。前記スキャナ側排出ローラ28は画像読取部8を通過した記録媒体P1又は原稿P2をスキャナ側排出トレイ29に排出する。
【0014】
図3は第1の実施の形態に関するMFP1のブロック図である。通信部2はプリンタ部10とスキャナ部20及びホストPC3に接続されている。通信部2はホストPC3から受信した画像形成情報をプリンタ部10に転送すると、プリンタ部10は前記画像形成情報に基づいて画像形成を行なう。また、スキャナ部20で読取った画像情報をホストPC3に転送する。ホストPC3では受取った画像情報を表示画面51に表示して確認することができる。また、スキャナ部20とプリンタ部10は接続されており、スキャナ部20で読取った画像情報をプリンタ部10に転送すると、プリンタ部10は画像情報に基づいて画像形成を行なう。
【0015】
図4は第1の実施の形態に関するMFP1の制御を示すブロック図である。プリンタ制御部41はプリンタ側ローラ制御部43、画像形成制御部44、定着制御部45を制御する。プリンタ側ローラ制御部43は記録媒体P1の搬送のためにプリンタ側給紙ローラ13、プリンタ側搬送ローラ14及び15、プリンタ側排出ローラ18及び19を駆動する。画像形成制御部44は画像形成ユニット6における各種の画像形成工程を制御する。定着制御部45は、定着ユニット7のヒータ7−1と加圧ローラ7−2を制御する。
【0016】
一方、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46、画像読取制御部47を制御する。スキャナ側ローラ制御部46は原稿P2を搬送するためにスキャナ側給紙ローラ24、スキャナ側搬送ローラ25及び26、スキャナ側排出ローラ28を駆動する。画像読取制御部47は原稿P2の画像情報を読取るために画像読取部8を制御する。前記プリンタ制御部41とスキャナ制御部42とは接続されており、相互に制御情報を送受信する。
【0017】
次に、第1の実施の形態に関するMFP1の動作について説明する。(1)まず、プリント時の動作について説明する。通信部2がホストPC3から画像形成情報を受信すると、プリンタ部10に画像形成情報を転送する。プリンタ部10のプリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を制御し、給紙カセット12にセットされた記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15によりプリンタ側搬送路17に沿って画像形成ユニット6に搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、前記画像形成情報からイメージドラム6−1と転写ローラ6−2等によって記録媒体P1にトナー像の転写が行なわれる。トナー像を転写された記録媒体P1は、定着ユニット7に搬送され、定着制御部45の制御により、媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41はプリンタ側ローラ制御部43の制御により、記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19によりプリンタ側搬送路17に沿って搬送する。
【0018】
更に、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46の制御により、スキャナ側搬送ローラ26を駆動する。プリンタ側搬送路17に沿って搬送されてきた記録紙P1はスキャナ側搬送路27と合流し、スキャナ側搬送ローラ26の駆動によって、スキャナ側搬送路27に沿って搬送される。そして、画像読取部8を通過した後に、スキャナ側排出ローラ28により前記スキャナ側排出トレイ29に排出して、プリント動作は完了する。
【0019】
(2)次に、スキャン時の動作について説明する。スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46を制御して、前記給紙トレイ23にセットされた原稿P2をスキャナ側給紙ローラ24によって給紙トレイ23から繰出す。そして、スキャナ側搬送ローラ26によりスキャナ側搬送路27を画像読取部8へ向けて搬送する。スキャナ制御部42は画像読取制御部47を制御し、画像読取部8により原稿P2の画像を読取り、画像情報を作成する。画像読取後の前記原稿P2をスキャナ側排出ローラ28によってスキャナ側排出トレイ29に排出する。スキャナ制御部42は読取った画像情報を通信部2を介して、ホストPC3に転送する。
【0020】
(3)次に、コピー時の動作について説明する。スキャン時の動作と同様に、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46を制御して、前記給紙トレイ23にセットされた原稿P2をスキャナ側給紙ローラ24によって給紙トレイ23から繰出す。そして、スキャナ側搬送ローラ26によりスキャナ側搬送路27を画像読取部8に向けて搬送する。スキャナ制御部42は画像読取制御部47を制御し、画像読取部8により原稿P2の画像を読取り、画像情報を作成する。画像読取後の前記原稿P2をスキャナ側排出ローラ28によってスキャナ側排出トレイ29に排出する。スキャナ制御部42は読取った画像情報を、プリンタ制御部41に転送する。
【0021】
その後、プリンタ制御部41は、前記プリント時の動作と同様にプリント動作を開始する。即ち、プリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を制御し、記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15によりプリンタ側搬送路17を画像形成ユニット6に向けて搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、転送された画像情報をもとに記録媒体P1にトナー像を形成し、当該記録媒体P1を定着ユニット7に搬送する。定着制御部45の制御により、定着ユニット7は媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41は記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19によりプリンタ側搬送路17に沿って搬送する。更に、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46の制御により、スキャナ側搬送ローラ26を駆動し記録媒体P1を搬送する。そして、画像読取部8を通過した後に、スキャナ側排出ローラ28により前記スキャナ側排出トレイ29に排出して、コピー動作は完了する。
【0022】
(4)次に、プリント時の印刷物確認の動作について説明する。通信部2がホストPC3から、印刷後確認を行なう旨の指示が含まれた画像形成情報を受信すると、プリンタ部10に前記画像形成情報を転送する。プリンタ部10は、前記プリント時の動作と同様にプリント動作を開始する。
【0023】
即ち、プリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を制御し、記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15によりプリンタ側搬送路17を画像形成ユニット6に向けて搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、転送された画像情報をもとに記録媒体P1にトナー像を形成し、当該記録媒体P1を定着ユニット7に搬送する。定着制御部45の制御により、定着ユニット7は媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41は記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19によりプリンタ側搬送路17に沿って搬送する。
【0024】
プリンタ制御部41は、前記画像形成情報のうち印刷後確認を行なう旨の指示をスキャナ制御部42に転送する。そして、スキャナ制御部42は、スキャナ側ローラ制御部46を制御してスキャナ側搬送ローラ26を駆動し、記録媒体P1をスキャナ側搬送路27内を画像読取部8に向けて搬送する。そして、スキャナ制御部42は、画像読取制御部47を制御して、画像読取部8により記録媒体P1に記録された印刷結果を読み取る。スキャナ制御部42は、読取った画像情報を通信部2を介してホストPC3に転送する。ホストPC3は表示画面51上に、読取った画像情報を表示する。
【0025】
以上、第1の実施の形態によると、前記プリンタ側搬送路17はスキャナ側搬送路27と接続する構成とし、プリント時の印刷物確認の動作に示したように、画像読取部8により画像形成後の記録媒体の画像情報を読取る構成にしたことにより、人手で記録媒体(原稿)をスキャナ部2にセットすることなく、画像形成後の記録媒体を読取り確認することができるため、使用者の煩わしさが解消される。また、試し印刷時にプリンタの前まで行かずに印刷後の内容をチェックすることが可能になる。更に、画像形成後の記録媒体を直接読取って画像情報化してパソコン等で利用することが可能となる。更に、色ずれ検出用のパターンを印刷して読取り、ホストPC3の表示画面51上に表示することにより、プリンタの色補正の検査に利用することも可能である。
【0026】
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。前記第1の実施の形態と同一構成要素は同一の符号にて示す。図5は第2の実施の形態に関するMFP1の構成図である。プリンタ部10において、給紙カセット12はプリンタ部10に供給する記録媒体P1を格納する。プリンタ側給紙ローラ13は給紙カセット12から媒体を1枚毎にプリンタ部10の画像形成ユニット6へ給紙する。プリンタ側搬送ローラ14及び15は、給紙カセット12から給紙された記録媒体P1をプリンタ側搬送路17を通して画像形成ユニット6に送込む。画像形成ユニット6は記録媒体P1に画像を形成するイメージドラム6−1と転写ローラ6−2等から構成される。定着ユニット7はヒータ7−1と加圧ローラ7−2から構成され、前記画像形成ユニット6で形成された画像を記録媒体P1に定着させる。定着ユニット7はヒータ7−1と加圧ローラ7−2から構成され、前記画像形成ユニット6で形成された画像を記録媒体P1に定着させる。プリンタ側排出ローラ18及び19は定着ユニット7で定着した記録媒体P1をプリンタ側搬送路17に沿って搬送する。
【0027】
前記記録媒体P1が搬送されるプリンタ側搬送路17にはプリンタ側搬送路17aが延設されており、当該プリンタ側搬送路17aには搬送経路の分岐を切替えるための第1切替器31が配設されている。前記第1切替器31を記録媒体P1がプリンタ側排出ローラ38の配設されたプリンタ側搬送路17aに沿って搬送されるように切替えた場合、プリンタ側排出ローラ38は記録媒体P1をプリンタ側搬送路17aに沿ってプリンタ側排出トレイ39に排出するように搬送する。前記第1切替器31を記録媒体P1がスキャナ側排出ローラ37の配設されたスキャナ側搬送路27aに沿って搬送されるように切替えた場合、スキャナ側排出ローラ37は記録媒体P1をスキャナ側搬送路27aに沿って搬送する。スキャナ側搬送路27aとスキャナ側搬送路27とは記録媒体P1の搬送方向に対してスキャナ側搬送ローラ26の上流側で合流する。
【0028】
一方、スキャナ部20において、前記給紙トレイ23には原稿P2又は編集用原稿P3を搭載する。スキャナ側給紙ローラ24は給紙トレイ23に搭載された原稿P2又は編集用原稿P3を1枚毎に画像読取部8へ給紙する。スキャナ側搬送ローラ25は前記スキャナ側給紙ローラ24から給紙された原稿P2又は編集用原稿P3をスキャナ側搬送路27に沿って搬送する。スキャナ側搬送ローラ26は、前記スキャナ側搬送ローラ25から搬送されてきた原稿P2又は編集用原稿P3或いは前記プリンタ側排出ローラ19から搬送され、第1切替器31によって前記スキャナ側搬送路27aに沿ってスキャナ側排出ローラ37によって搬送された記録媒体P1を画像読取部8に搬送する。
【0029】
第1の実施の形態と同様に、画像読取部8は、スキャナ側搬送ローラ26とスキャナ側排出ローラ28の間のスキャナ側搬送路27上に設けられ、搬送される記録媒体P1、原稿P2又は編集用原稿P3の画像を読取る。読取った画像情報は通信部2又は前記プリンタ部10へ転送される。前記スキャナ側排出ローラ28は画像読取部8を通過した記録媒体P1、原稿P2又は編集用原稿P3をスキャナ側排出トレイ29に排出する。
【0030】
第2切替器32は、スキャナ側搬送ローラ25とスキャナ側搬送ローラ26の間のスキャナ側搬送路27上に設けられた切替器である。第2切替器32は、スキャナ側搬送ローラ25から搬送されてきた原稿P2又は編集用原稿P3を、画像読取部8又はスキャナ側排出ローラ36が配設されたスキャナ側搬送路27bへの搬送を切替える。前記スキャナ側搬送路27bは前記プリンタ側搬送路17aと合流しており、当該スキャナ側搬送路27bに沿って搬送される編集用原稿P3を第1切替器31の切替えによってプリンタ側排出ローラ38に搬送され、プリンタ側排出トレイ39に排出される。
【0031】
図6は第2の実施の形態に関するMFP1の制御を示すブロック図である。プリンタ制御部41はプリンタ側ローラ制御部43、画像形成制御部44、定着制御部45及び第1切替器制御部48−1を制御する。プリンタ側ローラ制御部43は記録媒体P1の搬送のためにプリンタ側給紙ローラ13、プリンタ側搬送ローラ14及び15、プリンタ側排出ローラ18及び19を駆動する。画像形成制御部44は画像形成ユニット6における各種の画像形成工程を制御する。定着制御部45は、定着ユニット7のヒータ7−1と加圧ローラ7−2を制御する。第1切替器制御部48−1は第1切替器31を切替え駆動する。
【0032】
一方、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46、画像読取制御部47及び第2切替器制御部48−2を制御する。スキャナ側ローラ制御部46は原稿P2又は編集用原稿P3を搬送するために、スキャナ側給紙ローラ24、スキャナ側搬送ローラ25及び26、スキャナ側排出ローラ28、スキャナ側排出ローラ36及び37を駆動する。画像読取制御部47は原稿P2の画像情報を読取るために画像読取部8を制御する。第2切替器制御部48−2は第2切替器32を切替え駆動する。なお、前記プリンタ制御部41とスキャナ制御部42とは接続されており、相互に制御情報を送受信する。
【0033】
次に、第2の実施の形態における動作について説明する。(1)まず、プリント時の動作について説明する。ホストPC3は、印刷後の記録媒体P1をスキャナ側排出トレイ29又はプリンタ側排出トレイ39のいずれに排出するかを指定する情報を含んだ画像形成情報をMFP101に送信する。
【0034】
通信部2がこれを受信すると、プリンタ部10に画像形成情報を転送する。プリンタ部10のプリンタ制御部41はプリンタ側ローラ制御部43を制御し、給紙カセット12にセットされた記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15によって画像形成ユニット6に搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、前記画像形成情報からイメージドラム6−1と転写ローラ6−2等によって記録媒体P1にトナー像の転写が行なわれる。トナー像を転写された記録媒体P1は、定着ユニット7に搬送され、定着制御部45の制御により、媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41は記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19によってプリンタ側搬送路17を搬送する。プリンタ制御部41は、記録媒体P1をプリンタ側排出トレイ39に排出するとき、第1切替器制御部48−1を制御して、第1切替器31をプリンタ側排出ローラ38に記録媒体P1が排出されるように切替える。これによってプリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を介してプリンタ側排出ローラ38を駆動し、記録媒体P1をプリンタ側排出トレイ39に排出する。
【0035】
一方、記録媒体P1をスキャナ側排出トレイ29に排出するとき、プリンタ制御部41はスキャナ制御部42に、スキャナ側排出トレイ29に記録媒体P1を排出する旨の情報を転送する。そして、プリンタ制御部41は第1切替器制御部48−1を制御し、第1切替器31をスキャナ側排出ローラ37に記録媒体P1が搬送されるように切替える。スキャナ制御部42は、スキャナ側ローラ制御部46を制御し。スキャナ側排出ローラ37、スキャナ側搬送ローラ26、スキャナ側排出ローラ28を駆動し、記録媒体P1をスキャナ側排出トレイ29に排出する。
【0036】
(2)次に、スキャン時の動作について説明する。まず、スキャナ制御部42は第2切替器制御部48−2を制御し、給紙トレイ23から搬送される原稿P2が画像読取部8に送られるように第2切替器32を切替える。その後、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46を制御して、前記給紙トレイ23にセットされた原稿P2をスキャナ側給紙ローラ24によって給紙トレイ23から繰出す。そして、スキャナ側搬送ローラ26によりスキャナ側搬送路27に沿って画像読取部8へ搬送する。スキャナ制御部42は画像読取制御部47を制御し、画像読取部8により原稿P2の画像を読取り、画像情報を作成する。その後、スキャナ制御部42は画像読取後の前記原稿P2をスキャナ側排出ローラ28によってスキャナ側排出トレイ29に排出する。スキャナ制御部42は読取った画像情報を、通信部2を介して、ホストPC3に転送する。
【0037】
(3)次に、コピー時の動作について説明する。まず、スキャン時の動作と同様に、スキャナ制御部42は第2切替器制御部48−2を制御して、原稿P2が画像読取部8に搬送されるように前記第2切替器32を切替える。また、プリンタ制御部41は、前記第1切替器制御部48−1を制御して、画像形成された記録媒体P1がプリンタ側排出トレイ39に排出されるように前記第1切替器31を切替える。
【0038】
次にスキャン時の動作と同様に、スキャナ制御部42はスキャナ側ローラ制御部46を制御して、前記給紙トレイ23にセットされた原稿P2をスキャナ側給紙ローラ24によって給紙トレイ23から繰出す。そして、スキャナ側搬送ローラ26により原稿P2を、スキャナ側搬送路27内を画像読取部8に向けて搬送する。スキャナ制御部42は画像読取制御部47を制御し、画像読取部8により原稿P2の画像を読取り、画像情報を作成する。そして、画像読取後の前記原稿P2をスキャナ側排出ローラ28によってスキャナ側排出トレイ29に排出する。スキャナ制御部42は読取った画像情報をプリンタ部20のプリンタ制御部41に転送する。
【0039】
読取った画像情報をプリンタ部20が受信するとプリンタ制御部41は、前記プリント時の動作と同様にプリント動作を開始する。即ち、プリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を制御し、記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15により画像形成ユニット6に搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、転送された画像情報をもとに記録媒体P1にトナー像を形成し、当該記録媒体P1を定着ユニット7に搬送する。定着制御部45の制御により、定着ユニット7は媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41はプリンタ側ローラ制御部43を制御し、記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19により搬送する。更に、前記プリンタ側排出ローラ38によりプリンタ側排出トレイ39に排出して、コピー動作は完了する。
【0040】
(4)次に、プリント時の印刷物確認の動作について説明する。通信部2がホストPC3から、印刷後確認を行なう旨の指示が含まれた画像形成情報を受信すると、プリンタ部10に前記画像形成情報を転送する。また、プリンタ制御部41は、前記第1切替器制御部48−1を制御して、画像形成された記録媒体P1が前記画像読取部8に向けて搬送されるように第1切替器31を切替える。以下、プリンタ部10は、前記プリント時の動作と同様にプリント動作を開始する。
【0041】
即ち、プリンタ制御部41は、プリンタ側ローラ制御部43を制御し、記録媒体P1をプリンタ側給紙ローラ13によって給紙カセット12から繰出し、プリンタ側搬送ローラ14及び15によりプリンタ側搬送路17を画像形成ユニット6に向けて搬送する。画像形成ユニット6では前記画像形成制御部44の制御により、転送された画像情報をもとに記録媒体P1にトナー像を形成し、当該記録媒体P1を定着ユニット7に搬送する。定着制御部45の制御により、定着ユニット7は媒体上のトナー像を記録媒体P1上に定着させる。その後、プリンタ制御部41は記録媒体P1をプリンタ側排出ローラ18及び19によりプリンタ側搬送路17に沿って搬送する。その後印刷済みの記録媒体P1はプリンタ側搬送路17a上に配設された第1切替器31を通過し、スキャナ側搬送路27a、27を経由して画像読取部8へ搬送される。
【0042】
プリンタ制御部41は、前記画像形成情報のうち印刷後確認を行なう旨の指示をスキャナ制御部42に転送する。そして、スキャナ制御部42は、スキャナ側ローラ制御部46を制御しスキャナ側搬送ローラ26を駆動し、記録媒体P1をスキャナ側搬送路27を通して画像読取部8に搬送する。そして、スキャナ制御部42は、画像読取制御部47を制御して、画像読取部8により記録媒体P1に記録された印刷結果を読み取る。スキャナ制御部42は、読取った画像情報を通信部2を介してホストPC3に転送する。ホストPC3は表示画面51上に、読取った画像情報を表示する。
【0043】
(5)次に、画像形成済みの印刷物の編集(即ち、所定のページの差し替え)を行なう場合の動作について説明する。その際使用者は、画像形成済みの編集用原稿P3を給紙トレイ23にセットする。そして使用者は次の指定を行なう。即ち(a)編集用原稿P3の所定のページの前に挿入するページの指定、(b)編集用原稿P3の所定のページを削除する指定、又は(c)最終ページの後に追加するページの指定である。この指定をした印刷情報をホストPC3から送信する。また、下記の動作においてスキャナ側排出トレイ29への排出、及びプリンタ側排出トレイ39への排出を行なう際は、第1切替部31及び第2切替部32が切替わる。
【0044】
以下は第2の実施の形態に関するMFP101によって印刷物の差し替えを行なう時の動作である。また、前記プリンタ制御部41及び前記スキャナ制御部42の上位に図示しないMFP制御部を有し、MFP制御部はプリンタ制御部41及びスキャナ制御部42の各部を直接又は間接に制御する。或いは図示しないMFP制御部の替わりに前記プリンタ制御部41又は前記スキャナ制御部42がこれらの制御を行なってもよい。まず、図示しないMFP制御部は編集用原稿P3のページカウントを初期化する。この時N=1としNは編集用原稿P3のページ数である(S101)。
【0045】
MFP制御部は前記指定(a)より、Nページの前に挿入するページがあるかどうかを判断し(S102)、ある場合はプリンタ制御部41に指示して、挿入するページの画像形成を行なう。画像形成後の媒体P1をスキャナ側排出トレイ29に排出する。当該スキャナ側排出トレイ29が編集後の印刷物の正本用のトレイとなる。この時、画像読取部8において画像形成後の媒体P1を読取る(S103)。
【0046】
次に、MFP制御部は前記指定(b)より、当該Nページ目の編集用原稿P3は差し替える(廃棄する)かどうかを判断する(S104)。差し替える場合は編集用原稿P3を給紙し、プリンタ側排出トレイ39(廃棄用)に排出する(S105)。差し替えない場合は編集用原稿P3を給紙し、スキャナ側排出トレイ29に排出する。このとき、画像読取部8において画像形成済みの編集用原稿P3を読取る(S106)。
【0047】
次に、MFP制御部は、当該Nページが最終ページに到達しているかどうかを判断し(S107)、到達していなければNに1を加算し(S108)、前記ステップS102〜S108を繰り返す。ステップS107においてN=最終ページであるならば、MFP制御部は前記指定(c)より、最終ページの後に追加するページがあるかどうかを判断する(S109)。ある場合はプリンタ部20が挿入するページの画像形成を行ない、画像形成後の媒体P1をスキャナ側排出トレイ29に排出する。この時、画像読取部8において画像形成後の媒体P1を読取る(S110)。
【0048】
MFP制御部は前記ステップS103、S106、S110で読取った画像情報を通信部2を介してホストPC3に転送する(S111)。ホストPC3では差し替え、挿入が完了したイメージを表示画面51に表示する。画像形成物が複数部ある場合は、ステップ101〜111を当該回数繰り返す。
【0049】
以上、第2の実施の形態によると、媒体の排出トレイを2個設ける構成にしたことにより、第1の実施の形態の効果に加え、プリンタのソーターとしての機能を実現できる。更に前記2個の排出トレイの一方を編集後の印刷物の正本用のトレイ、他方を廃棄用トレイとすることにより、印刷済み原稿の編集(挿入、差替)機能を実現できる。更に、挿入、差替が正しかったかどうかを、原稿そのものを調べることなくPCの表示画面51によって確認することが可能となる。
【0050】
本実施の形態ではMFPを例にしたが、MFP以外にも複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置にも適用できる。また、本実施の形態では排出トレイを2つ設ける構成で説明したが、それ以上の排出口を持つ構成にしてもよい。また、排出後の媒体を後処理する機構を取り付けてもよい。
【符号の説明】
【0051】
P1 記録媒体
P2 原稿
P3 編集用原稿
6 画像形成ユニット
8 画像読取部
10 プリンタ部
12 給紙カセット
17 プリンタ側搬送路
20 スキャナ部
27 スキャナ側搬送路
29 スキャナ側排出トレイ
31 第1切替器
32 第2切替器
39 プリンタ側排出トレイ


















【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿を搬送する原稿搬送路と、
前記原稿搬送路内に設けられて前記原稿を読取る原稿読取手段と、
前記原稿読取手段によって読取った前記原稿を排出する排出手段と、
記録媒体を搬送する記録媒体搬送路と、
前記記録媒体搬送路内に設けられて前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを有し、
更に、前記記録媒体搬送路は、前記画像形成手段により画像を形成された前記記録媒体を前記原稿搬送路に搬送するように前記原稿搬送路に接続されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記画像形成手段により画像を形成された前記記録媒体は、前記原稿読取手段を通り、前記排出手段へ排出されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
原稿を搬送する原稿搬送路と、
前記原稿搬送路内に設けられて前記原稿を読取る原稿読取手段と、
前記原稿読取手段によって読取った前記原稿を排出する原稿排出手段と、
記録媒体を搬送する記録媒体搬送路と、
前記記録媒体搬送路内に設けられて前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像を形成された前記記録媒体を排出する記録媒体排出手段とを有し、
更に、前記原稿搬送路内を搬送される前記原稿及び前記画像形成されて前記記録媒体搬送路内を搬送される前記記録媒体を、前記原稿読取手段又は前記記録媒体排出手段に向けて切替える切替手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
前記原稿搬送路内を搬送される前記原稿を切替える切替手段は、前記原稿搬送路内に設けられたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成されて前記記録媒体搬送路内を搬送される前記記録媒体を切替える切替手段は、前記記録媒体搬送路内に設けられたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記原稿搬送路内を搬送される前記原稿を前記原稿読取手段を通過することなく排出する搬送路を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項7】
請求項3記載の画像形成装置において、更に、前記原稿を複数搭載して前記原稿搬送路へ搬送する原稿搭載手段と、
前記複数の原稿に対し新たな原稿の有無を判断し、前記複数の原稿の中から廃棄する原稿があるときは前記記録媒体排出手段へ排出し、新たな原稿は前記画像形成手段にて画像形成を行なうように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記差替えのない原稿及び前記画像形成手段にて画像形成を行なった新たな原稿を前記原稿読取手段にて読取るように制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
複数頁の原稿の中から新たな頁の必要性を判断する判断工程と、
複数頁の原稿を1枚毎に搬送する原稿搬送工程と、
前記判断工程による判断の結果、廃棄する頁がある場合、前記原稿搬送工程によって搬送する原稿頁を廃棄用トレイに搬送する廃棄工程と、
前記判断工程による判断の結果、新たな頁がある場合、画像形成手段により新たな記録媒体に画像を形成する画像形成工程と、
前記画像形成工程により画像形成された記録媒体の画像を画像読取手段によって読取る画像読取工程を含むことを特徴とする画像形成装置の印刷物編集方法。
【請求項10】
前記判断工程は、上位装置からの指示に基づいて行なうことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の印刷物編集方法。
【請求項11】
前記画像読取工程は、前記判断工程による判断の結果、廃棄する頁でない場合、前記画像読取手段によって当該頁の画像を読取る読取工程を含むことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の印刷物編集方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−243616(P2010−243616A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−89711(P2009−89711)
【出願日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】