説明

画像形成装置

【課題】外部ユニットが設置されても装置本体内部の熱を逃がすことができる画像形成装置を得る。
【解決手段】反転搬送ユニット100がプリンタ10に装着されると、引掛部110A、110Bと係合穴114A、114Bが係合し、押圧板92が下方側へ押圧される。これにより、押圧棒94、96は下方側へ移動し、ルーバ76が下方側へスライドする。これにより、換気面積が拡がるので、反転搬送ユニット100を装着しても、プリンタ10内部の熱を逃がすことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置において、装置本体内部の熱源を冷却する種々の冷却手段を搭載した画像形成装置がある。
【0003】
画像形成装置の第1例として、特定の条件において冷却装置を作動させる画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この画像形成装置では、画像形成装置がオプション装置を装備している時にのみ、制御装置が冷却装置を稼動させて冷却する。
【0005】
画像形成装置の第2例として、オプションユニットに排気手段を設けた画像形成装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
この画像形成装置では、オプションユニットに、装置本体の排気手段から排出されるエアーフローを導入する導入口が設けられており、オプションユニットを装置本体に装着することにより、装置本体から排出されるエアーフローが導入口に導入され、オプションユニットを通ってエアーが外へ排出される。
【0007】
画像形成装置の第3例として、外装カバーの開口部の開口面積を可変とした画像形成装置がある(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
この画像形成装置では、熱源の温度が検知され、制御手段によって、外装カバーに設けられた開口部の開口面積が変更されて、内部温度を所定の範囲に保つようになっている。
【特許文献1】特開2002−304093
【特許文献2】特開平11−119495
【特許文献3】特開01−244883
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、外部ユニットが設置されても装置本体内部の熱を逃がすことができる画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、装置本体に形成された換気口と、前記換気口に設けられスライドして前記換気口の換気面積を変える板材と、前記装置本体に外部ユニットを装着して前記換気口を覆う動作により、前記板材をスライドさせ前記換気口の換気面積を広げる換気口拡張手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、前記換気口は、複数の開口部で構成され、前記板材は、ばね部材で前記開口部の換気面積をそれぞれ狭くするように付勢された複数のルーバであり、前記換気口拡張手段は、前記外部ユニットが装着されたとき、該外部ユニットから突設した操作部材に押されて、前記複数のルーバをスライドさせるスライド部材であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明は、外部ユニットが装置本体に装着されたとき、連動して換気口の換気面積が広がるので、外部ユニットを装置本体に装着しても、装置本体内部の熱を逃がすことが容易となる。
【0013】
請求項2の発明は、外部ユニットが装置本体に装着されたときは、ルーバが下方へスライドして換気面積が広くなるので、装置本体の換気を十分に行うことができる。
【0014】
また、外部ユニットが装置本体から脱離されたときは、ルーバがばね部材の付勢力で上方にスライドするので、換気面積が狭くなり、塵等が装置本体の内部
に侵入しにくくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の画像形成装置の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、色の種別を示すのに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、シアン(C)の略号を用いる。
【0016】
図1には、本発明の用紙搬送機構を搭載した画像形成装置であるプリンタ10が示されている。プリンタ10は、タンデム型のフルカラープリンタである。
【0017】
プリンタ10のプリンタ本体12の内部には、フルカラーの画像形成を行う画像形成ユニット14と、画像形成ユニット14に対して光ビームを走査して画像露光を行う光走査装置16が設けられている。
【0018】
光走査装置16は、Y、M、K、Cの各色に対応した画像データに基づいて点灯駆動される4つの半導体レーザや、これら4つの半導体レーザから出射される4本のレーザ光を偏向走査するためのFθレンズやポリゴンミラー、或いは複数枚の反射ミラーなどから構成されている。
【0019】
画像形成ユニット14には、光走査装置16の露光により形成され、各色に対応した画像の静電潜像を担持する感光体ドラム30(Y)、32(M)、34(K)、36(C)と、感光体ドラム30、32、34、36上に形成された静電潜像を、Y、M、K、Cの4色のトナーでそれぞれ現像する現像装置33、35、37、39とが設けられている。
【0020】
さらに、各色の現像装置33、35、37、39に、それぞれ対応する4色のトナーを供給するトナーボックス18(18Y、18M、18K、18C)が設けられている。
【0021】
画像形成ユニット14の2本の感光体ドラム30、32には、一次中間転写体としての第1中間転写ドラム38が当接されており、他の2本の感光体ドラム34、36には、一次中間転写体としての第2中間転写ドラム40が当接されている。
【0022】
第1中間転写ドラム38及び第2中間転写ドラム40には、二次中間転写体としての第3中間転写ドラム42が当接されており、第3中間転写ドラム42には、用紙へのトナーの最終転写を行う転写ロール44が当接されている。
【0023】
プリンタ本体12の下部には、画像形成ユニット14に転写材としての用紙Pを供給するための給紙カセット20と、用紙Pを給紙カセット20から画像形成ユニット14に供給する用紙供給路46が設けられている。
【0024】
用紙供給路46の一方の端部には、図示しない外部ユニットが装着されて用紙Pの反転搬送を行うときに用いられる反転搬送路47が設けられている。
【0025】
また、プリンタ本体12には、図示しない各機構部の動作を制御する制御回路28と、画像信号に対して画像処理を施す画像処理回路等からなるコントローラ26と、図示しない電源と、排出された用紙Pを集積する排紙トレイ64と、が設けられている。
【0026】
用紙Pの搬送方向において、第3中間転写ドラム42及び転写ロール44の下流側には、トナー像が転写された転写用紙Pに対してトナーの定着処理を施す定着装置22が設けられている。
【0027】
定着装置22は、図示しないヒータを内蔵した加熱ローラ68と、加熱ローラ68に所定の付勢力で当接し、ニップ部を形成する加圧ローラ66とを備えており、用紙P上のトナー像は、ニップ部を通過することにより熱と圧力の作用で用紙Pに定着されるようになっている。
【0028】
定着装置22の用紙搬送方向下流側には、一対の搬送コロ48が設けられており、用紙Pの搬送時の撓み等を防ぐようになっている。
【0029】
搬送コロ48の用紙搬送方向下流側には、用紙Pの通過を検知する検知センサ50が設けられている。
【0030】
検知センサ50は、反射型のフォトセンサで、出射光を対象物に当て、その反射光を受光することにより対象物の有無を検知するようになっており、用紙Pが通過中のときには用紙Pの表面での反射光を受光してON信号を出力し、用紙Pが完全に通過するとOFF信号を出力するように設けられている。
【0031】
検知センサ50の用紙搬送方向下流側には、用紙Pの搬送をガイドする正転搬送路52が設けられている。ここで、矢印A方向の用紙搬送が正転搬送であり、矢印B方向の用紙搬送が反転搬送である。
【0032】
正転搬送路52の下流側には、用紙Pを正転搬送してプリンタ本体12から排出し、又は用紙Pを反転搬送する排紙ユニット56が設けられている。
【0033】
排紙ユニット56は、回転駆動される駆動ローラ58と、駆動ローラ58の回転によりつれ回りとなる従動ローラ60とを備えており、駆動ローラ58の正転時(図1における時計回りの回転時)には、用紙Pは矢印A方向に送られ、駆動ローラ58の反転時(図1における反時計回りの回転時)には、矢印B方向に送られる。
【0034】
ここで、定着装置22によって片面に画像が定着された用紙Pを、表裏を反転させた状態で再度プリントヘッドデバイス14へ搬送するための反転搬送路62が設けられており、正転搬送路52と反転搬送路62の合流点には、反転時に用紙Pが定着装置22側に搬送されないようにするための切替ゲート54が設けられている。
【0035】
なお、図1のプリンタ10では、用紙Pの反転搬送を行うための外部ユニットがプリンタ本体12に装着されていないため、矢印B方向への用紙の反転搬送は行われず、矢印A方向の正転搬送のみが行われるようになっている。
【0036】
切替ゲート54は、略三角形状の部材であり、樹脂製、金属製、いずれの材質のものを用いても良い。
【0037】
ここで、検知センサ50からのON信号、OFF信号に基づき、制御回路28において用紙Pの通過位置が判定され、制御回路28により、図示しない駆動機構が駆動制御されて、切替ゲート54が移動するようになっている。
【0038】
切替ゲート54の先端部は、用紙Pの正転搬送時に反転搬送路62側に移動し、反転搬送時に正転搬送路52側に移動するようになっている。
【0039】
図1及び図3に示すように、定着装置22の下方側でプリンタ10の側壁13には、複数の略矩形形状の穴部で構成される換気口72が形成されている。
【0040】
側壁13の内側には、4枚の側板からなる中空筒状のフレーム74が矢印上方向(U)又は矢印下方向(D)に移動可能に設けられている。
【0041】
フレーム74には、4枚の側板のうち一対の側板間で鉛直方向に複数配置され、傾斜面と鉛直側面とを有するルーバ76が架設されている。
【0042】
ここで、フレーム74が上下方向に移動することにより、換気口72とルーバ76とで形成される鉛直方向の換気口幅が変化する。
【0043】
フレーム74の上面部78の上方には、側壁13から略水平方向に向けて止板70が突設されている。
【0044】
止板70は、フレーム74の上方向の移動を制限するもので、これによりフレーム74の移動高さの上限が規定されている。また、止板70には、両端部の近傍にそれぞれ略矩形状の穴部82、84が形成されている。
【0045】
図4に示すように、フレーム74は、側壁13(図3参照)と一体に成型された略L字形状のガイド部88により保持されており、移動方向が鉛直方向となっている。
【0046】
フレーム74の下方には、側壁13から略水平方向に底板86が突設されており、底板86の上面には、2個のスプリングばね90の一端が係合または接着により固定されている。スプリングばね90の他端は、フレーム74の下端面に係合または接着により固定されている。これにより、フレーム74は、止板70の方向に付勢されている。
【0047】
一方、止板70の上方には、所定距離で離間された押圧板92が配置されており、押圧板92の下面からは、止板70の穴部82、84を挿通可能な大きさの押圧棒94、96が突設されている。
【0048】
押圧棒94、96は、スプリングばね98が外挿され、先端部が穴部82、84を通ってフレーム74の上面部78と接触している。
【0049】
スプリングばね98は、一端が押圧板92の下面側に接着等により固定されており、他端が、止板70の上面に接着等により固定されている。
【0050】
なお、押圧板92を下方へ押圧する押圧力が働いていない状態では、フレーム74は、最も高い位置となっている。
【0051】
また、押圧板92は、図示しないガイドによって、水平方向にずれないように保持されている。
【0052】
次に、反転搬送ユニット100について説明する。
【0053】
図2及び図6に示すように、反転搬送ユニット100は、用紙Pの両面に画像形成をするときに、用紙Pの反転搬送を行うためにプリンタ10に取付けられる外部ユニットである。
【0054】
反転搬送ユニット100は、側板102と、側板103とを有している。
【0055】
側板102の上部には、略矩形状の開口部106が形成されており、下部には略矩形状の開口部108が形成されている。側板102の中央部には、反転搬送ユニット100をプリンタ10に装着したとき、換気口72と対向する位置となるように、通気穴112が形成されている。
【0056】
また、側板102には、所定の間隔をあけて略L字形状の係止部110A、110B、110C、110Dが突設されている。
【0057】
一方、プリンタ10の側板13には、係合穴114A、114B、114C、114Dが形成されている。
【0058】
ここで、係止部110A、110B、110C、110Dが、破線の矢印の方向に沿って係合穴114A、114B、114C、114Dとそれぞれ係合することにより、反転搬送ユニット100がプリンタ10に装着されるようになっている。
【0059】
反転搬送ユニット100がプリンタ10に装着された後、反転搬送ユニット100に設けられた図示しない電源供給用コネクタ、及び制御用コネクタが、プリンタ10の側面のコネクタに接続されることにより、反転搬送ユニット100が制御回路28によって駆動制御可能となる。
【0060】
側板103には、反転搬送ユニット100の内部で図示しないダクトにより通気穴112と連通した通気穴104が形成されている。これにより、反転搬送ユニット100がプリンタ10に装着されると、換気口72から通気穴112を介して通気穴104までが連通するようになっている。
【0061】
また、反転搬送ユニット100は、内部に用紙Pを搬送する反転搬送路120が形成されている。
【0062】
反転搬送路120は、制御回路28によって駆動される一対の搬送ロール118が複数配置されており、開口部106に進入した用紙Pが、反転搬送路120を通って開口部108から排出されるようになっている。
【0063】
開口部108から排出された用紙Pは、反転搬送路47に進入して、裏面の画像形成が行われる。
【0064】
次に、本発明の実施形態の作用について説明する。
【0065】
図5aは、反転搬送ユニット100(図2参照)をプリンタ10(図1参照)に装着する前の換気口72の状態を示したものである。
【0066】
引掛部110A、110Bが係合穴114A、114Bに挿通されているときは、押圧板92には押圧力が作用していないので、フレーム74はスプリングばね90の付勢力によって止板70と接触した状態で静止しており、換気口幅は、換気口72の上部内壁面とルーバ76の上端部との間の距離d1となる。
【0067】
これにより、反転搬送ユニット100を装着しないときの換気口幅を必要以上に拡大することがなく、塵等がプリンタ10内部に侵入するのを防ぐとともに、プリンタ10内部の熱せられた空気が排気される。
【0068】
一方、図5bは、反転搬送ユニット100をプリンタ10に装着したときの換気口72の状態を示したものである。
【0069】
引掛部110A、110Bが係合穴114A、114Bに挿通され、下方側に移動することにより、引掛部110A、110Bと係合穴114A、114Bが係合する。
【0070】
このとき、引掛部110A及び110Bの先端が、押圧板92を下方側へ押圧するので、押圧棒94、96は下方側へ移動し、フレーム74は下方側へ移動する。これによりルーバ76が下方側へスライドする。
【0071】
フレーム74は、押圧棒94、96の押圧力と、スプリングばね90の付勢力とがつりあう位置で静止しており、換気口幅はd2となる。
【0072】
ここで、d1<d2であり、換気口幅が拡がるので、換気面積は、反転搬送ユニット100の装着前よりも拡がっている。
【0073】
このため、プリンタ10内部の定着装置22等で熱せられた気体は、換気口72を通って排気され易くなる。換気口72から排気された気体は、通気穴112(図2参照)を介して通気穴104(図6参照)から排気される。
【0074】
このように、反転搬送ユニット100を装着しても、プリンタ10内部の熱せられた気体の排気が行えるので、プリンタ10内部の熱を逃がすことができる。
【0075】
また、反転搬送ユニット100がプリンタ10から脱離された場合、ルーバ76はスプリングばね90の付勢力で上方にスライドするので、換気面積が狭くなり、塵等がプリンタ10の内部に侵入しにくくなる。
【0076】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
【0077】
プリンタ10に装着される外部ユニットは、反転搬送ユニット100以外にも、自動用紙搬送ユニットや、自動用紙集積ユニットなどがあり、各種ユニットに対応できる。
【0078】
換気口72、ルーバ76の数は、単数、複数の中から適宜選択できる。また、ルーバ76は、外部ユニットの形状によっては、換気口72の外側でスライドするものであってもよい。
【0079】
換気口72、通気穴112、及び通気穴104は、反転搬送路120の配置位置によって、本実施形態と異なる位置に設けてもよい。
【0080】
ルーバ76の代わりに水平方向又は鉛直方向に板材を設けてもよい。
【0081】
スプリングばね90、94、96の代わりに板ばね等の弾性部材を用いてもよい。なお、スプリングばね94、96の代わりに板ばねを用いる場合は、押圧棒94、96を用いなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタの断面図である。
【図2】本発明の実施形態に反転搬送ユニットの斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に換気口及びルーバを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るルーバを備えたフレームの斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る反転搬送ユニット装着時の換気口の幅の拡縮状態を示す部分断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る反転搬送ユニット装着後のプリンタの断面図である。
【符号の説明】
【0083】
10 プリンタ(画像形成装置)
13 側壁(装置本体)
72 換気口(換気口、開口部)
76 ルーバ(板材、ルーバ)
90 スプリングばね(ばね部材)
94 押圧棒(換気口拡張手段、スライド部材)
96 押圧棒(換気口拡張手段、スライド部材)
100 反転搬送ユニット(外部ユニット)
110A 引掛部(操作部材)
110B 引掛部(操作部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体に形成された換気口と、
前記換気口に設けられスライドして前記換気口の換気面積を変える板材と、
前記装置本体に外部ユニットを装着して前記換気口を覆う動作により、前記板材をスライドさせ前記換気口の換気面積を広げる換気口拡張手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記換気口は、複数の開口部で構成され、
前記板材は、ばね部材で前記開口部の換気面積をそれぞれ狭くするように付勢された複数のルーバであり、
前記換気口拡張手段は、前記外部ユニットが装着されたとき、該外部ユニットから突設した操作部材に押されて、前記複数のルーバをスライドさせるスライド部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−116722(P2008−116722A)
【公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−300297(P2006−300297)
【出願日】平成18年11月6日(2006.11.6)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】