説明

画像形成装置

【課題】シートを収容するシート収容器を装着可能な空間部の状態によって画質が低下することを防止する。
【解決手段】空間部70は、シート供給カセット55の着脱方向に直交する水平方向(シート搬送方向)のシート供給カセット55の長さに対して、シート搬送方向の長さが短くなっている。つまり、空間部70は、直交する2方向が連続的に開放された開放部Aを有する。第1の枠体13は、下部に4つの枠体支持部72を有し、これらの枠体支持部72が第2の枠体14の空間部70の鉛直方向上方外の上面74(領域)により、それぞれ鉛直方向下方から支持されている。また、第1の枠体13が支持するユニット等にそれぞれ働く重力と、及び第1の枠体13に働く重力との合力の作用点も、空間部70の鉛直方向上方外に位置している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機又はファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、画像形成装置に対して給紙カセットを2方向から着脱可能にするように、前後方向と左右方向とに給紙カセットをガイドするガイド溝を設けた画像形成装置を開示する。特許文献2は、用紙搬送経路方向に直交する方向から給紙カセットを挿入し、給紙カセットに設けられた筐体補強部によって装置本体を保持する支持部の1つを構成する画像形成装置を開示する。
【0003】
【特許文献1】特開平7−117868号公報
【特許文献2】特開2005−280980号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、シートを収容するシート収容器を装着可能な空間部の状態によって画質が低下することを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、少なくとも像保持体を支持する第1の枠体と、前記像保持体に向けてシートを供給するシート供給部と、このシート供給部が供給するシートを収容するシート収容器を装着可能な空間部を具備する第2の枠体とを有し、前記第2の枠体は、前記空間部の鉛直方向上方外の領域で前記第1の枠体を鉛直方向下方から支持する。
【0006】
好適には、前記空間部は、前記シート収容器の装着方向に直交する水平方向の該シート収容器の長さに対し、前記シート収容器の装着方向に直交する水平方向の長さが短い。
【0007】
また、好適には、前記第1の枠体は、前記像保持体に潜像を書き込む光書き込み装置、この光書き込み装置により書き込まれた潜像を現像剤によって可視化する現像装置、この現像装置により可視化された現像剤像をシートに転写する転写装置、及びこの転写装置により転写された現像剤像をシートに定着させる定着装置の少なくともいずれかをさらに支持する。
【0008】
また、好適には、前記第1の枠体の上方に設けられ、画像を形成されたシートが排出されるシート排出部と、このシート排出部の上方に設けられ、シートを搬送するシート搬送装置を具備して、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置とをさらに有し、前記シート搬送装置は、前記空間部の鉛直方向上方外の領域に重心が位置する。
【0009】
また、好適には、前記シート排出部と前記画像読取装置とは、少なくとも直交する2方向が連続的に開放された開放部を前記空間部の鉛直方向上方に形成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シートを収容するシート収容器を装着可能な空間部の状態によって画質が低下することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有する。画像形成装置本体12は、内部に第1の枠体(シャーシ)13と、この第1の枠体13を鉛直方向下方から支持する第2の枠体(シャーシ)14とを有する。
【0012】
第1の枠体13は、後述する画像形成部15及び電源ユニット16などを支持する。電源ユニット16は、例えば基板ブラケット(図示せず)によって支持され、画像形成装置10を構成する各部に所定の電圧を印加する電源用の電気部品を有する。
【0013】
第2の枠体14は、後述する空間部70を有し、画像形成部15に用紙などのシートを供給するシート供給装置54の一部を構成するとともに、高圧ユニット17を支持する。高圧ユニット17は、例えば基板ブラケット(図示せず)によって支持され、電源ユニット16が有する電気部品よりも高い電圧を印加する高電圧部品を有する。また、高圧ユニット17は、画像形成装置10を構成する各部を制御する制御用の電気部品などを収容する制御ユニット66a、66bを介し、電源ユニット16に接続されている。
【0014】
画像形成部15は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、現像剤像を保持する像保持体としてのドラム形状の感光体22Y、22M、22C、22Bと、この各感光体22Y、22M、22C、22Bを一様に帯電する帯電ロールを備えた帯電手段としての帯電装置24Y、24M、24C、24Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに光により静電潜像を書き込む潜像形成手段としての光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに書き込まれた潜像を現像剤(トナー)で現像(可視化)する現像ユニット28Y、28M、28C、28Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像をシートに転写する転写手段として用いられる転写ユニット42と、転写ユニット42による現像剤像の転写がなされた後に感光体22Y、22M、22C、22Bに残留する廃現像剤を例えば掻き取ってクリーニングするクリーニング装置30Y、30M、30C、30Bとを有する。
【0015】
光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bは、それぞれレーザー露光装置からなり、光書き込み装置26Yは感光体22Yにイエロー画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Mは感光体22Mにマゼンダ画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Cは感光体22Cにシアン画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Bは感光体22Bにブラック画像に対応するレーザー光をそれぞれ発し、感光体22Y、22M、22C、22Bに、それぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
なお、光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bは、光書き込みユニット27として一体化されている。
【0016】
画像形成部15が有する部材のうち感光体22Y、22M、22C、22B、帯電装置24Y、24M、24C、24B、現像ユニット28Y、28M、28C、28B及びクリーニング装置30Y、30M、30C、30Bは、交換ユニットとして用いられるプロセスカートリッジ32として一体型され、画像形成装置本体12に対して正面側(図1において左側)から着脱自在に装着される。
【0017】
また、このプロセスカートリッジ32には、現像ユニット28Y、28M、28C、28Bに供給される現像剤をそれぞれ収容する交換ユニットとしての現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bが画像形成装置本体12に対して側面側から着脱自在に装着されている。
現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bには、トナーなどの現像剤を収容する現像剤収容室36Y、36M、36C、36B及び廃現像剤収容室38Y、38M、38C、38Bがそれぞれ内部に形成されている。
【0018】
例えば、現像剤カートリッジ34Yにはイエロートナーが、現像剤カートリッジ34Mにはマゼンダトナーが、現像剤カートリッジ34Cにはシアントナーが、トナーカートリッジ34Bにはブラックトナーが充填(収容)されている。
【0019】
転写ユニット42は、プロセスカートリッジ32の感光体22Y、22M、22C、22Bと接触するように配置されている。この転写ユニット42は、ユニットとして一体化されていて二つの支持ロール44a、44bと、シート又は像を搬送する搬送手段としての搬送ベルト46と、この搬送ベルト46にシートを吸着させる吸着手段としての吸着ロール48と、搬送ベルト46により搬送中のシートに、各感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像をそれぞれ転写する転写ロール50Y、50M、50C、50Bとが装着されてなる。
【0020】
吸着ロール48は、搬送ベルト46を介して支持ロール44aに圧接する状態で設けられ、電源ユニット16から電圧が印加されて搬送ベルト46に静電的にシートを吸着させるようになっている。
【0021】
転写ロール50Y、50M、50C、50Bは、それぞれ転写バイアスが印加されており、感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像を、搬送ベルト46によって搬送中のシートへ順に転写し、シートにイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4色の現像剤像が重ねられたカラー現像剤像を形成するようになっている。
【0022】
また、画像形成装置本体12の上部には、転写ユニット42によりシートに転写された現像剤像をシートへと定着する定着ユニット52が第1の枠体13に支持されて配置されている。定着ユニット52は、加熱ロール53a及び加圧ロール53bを有し、加熱ロール53aと加圧ロール53bとの間を通過するシートを加熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着するようになっている。
【0023】
このように、第1の枠体13は、感光体22Y、22M、22C、22B、光書き込み装置26Y、26M、26C、26B、現像ユニット28Y、28M、28C、28B、転写ユニット42、定着ユニット52及び現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bなどを支持している。
【0024】
シート供給装置54は、第2の枠体14に形成された空間部70(図2参照)に対して着脱自在にされ、画像形成部15に供給するシートを収容するシート供給カセット(シート収容器)55を有する。シート供給カセット55の奥端近傍上部には、シート供給カセット55からシートをピックアップするピックアップロール56が設けられている。ピックアップロール56がピックアップしたシートの搬送方向下流には、シート供給カセット55から供給されるシートを1枚ずつ捌いて搬送するフィードロール57及びリタードロール58が設けられている。つまり、ピックアップロール56、フィードロール57及びリタードロール58は、シート供給カセット55に収容されたシートを供給するシート供給部59を構成する。
【0025】
搬送路60は、ピックアップロール56から画像形成装置本体12上部のシート排出部61までのシート通路である。また、搬送路60に沿って、シート搬送方向上流側から順に、レジストロール62、転写ユニット42、定着ユニット52及び排出ロール64が配置されている。排出ロール64は、定着ユニット52から搬送されたシートをシート排出部61へと排出する。
また、画像形成装置本体12内の背面側(図1において右側)には、画像形成装置本体12内を冷却するファン68が設けられている。
【0026】
次に、第1の枠体13及び第2の枠体14について詳述する。
図2及び図3において、第2の枠体14が第1の枠体13を支持した状態が示されている。第2の枠体14は、シート供給カセット55を装着可能な空間部70有する。シート供給カセット55は、シートの搬送方向(図3において右から左へ向かう方向)に対して直交する方向に、例えば第2の枠体14に設けられたレールに沿って、空間部70に対して所定の位置に着脱されるようになっている。
なお、空間部70は、シート供給カセット55の着脱方向に直交する水平方向(シート搬送方向)のシート供給カセット55の長さに対して、シート搬送方向の長さが短くなっている。つまり、空間部70は、直交する2方向が連続的に開放された開放部Aを有する。
【0027】
第1の枠体13は、下部に4つの枠体支持部72を有し、これらの枠体支持部72が第2の枠体14の空間部70の鉛直方向上方外の上面(領域)74により、それぞれ鉛直方向下方から支持されている。
また、第1の枠体13が支持するユニット等にそれぞれ働く重力と、第1の枠体13に働く重力との合力の作用点も、空間部70の鉛直方向上方外に位置している。つまり、第1の枠体13が支持するユニット等及び第1の枠体13は、シート供給カセット55が空間部70に装着されているか否かに関わらず、第2の枠体14によって安定して支持されている。
【0028】
図4において、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置200の概要が示されている。
なお、画像形成装置200において、図1に示した画像形成装置10を構成する部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある。
画像形成装置200は、画像形成装置本体12の上方に画像読取装置76が配設されている。
原稿読取装置76は、自動原稿搬送装置78と、画像を形成されたシートである原稿を光学的に読み取る光学系80とを有し、自動原稿搬送装置78により送られた原稿を流し読みする機能と、プラテンガラス82上に載置された原稿を読み取る機能とを備えている。
【0029】
自動原稿搬送装置78は、多数の原稿が載置される原稿台84と、原稿を搬送する原稿搬送路86と、画像を読み取った後の原稿が排出される排出台88とを有する。原稿搬送路86は、主搬送部90と反転部92とを有する。主搬送部90はU字状に形成され、搬送装置を構成するピックアップロール94、フィードロール96、プリレジストロール98、レジストロール100、アウトロール102及び排出ロール104とが設けられている。ピックアップロール94は、原稿送り時に下降し、原稿台84に載置された原稿をピックアップする。フィードロール96は、ピックアップロール94から送られた原稿を捌き、最上部にある原稿のみを供給する。プリレジストロール98は、フィードロール96から送られた原稿を一時停止させてループを形成し、斜行補正をするようになっている。レジストロール100は、プリレジストロール98から送られた原稿を一時停止させ、読み取りタイミングを採るようにする。原稿を排出する場合は、排出ロール104を正転させ、アウトロール102及び排出ロール104を介して排出台88へ排出する。
【0030】
反転部92は、一端がアウトロール102と排出ロール104との間で主搬送部90に接続され、他端がプリレジストロール98で主搬送部90に接続されている。反転部92の一端付近には反転ゲート106が設けられており、原稿を反転させる場合は、原稿の後端が排出ロール104付近まで到達した段階で排出ロール104を逆転させ、反転ゲート106が下方に位置することで原稿を反転部92に導くようにする。この反転ゲート106は、原稿の押圧力で開き、反転ゲート106の自重で閉じるようにしてもよいし、反転ゲート106を開閉するアクチュエータを設けてもよい。
【0031】
搬送原稿読取位置108は、レジストロール100とアウトロール102との間に設けられ、自動原稿搬送装置78により送られた原稿を光学系80が搬送原稿読取位置108において読み取るようにされている。
【0032】
光学系80は、フルレートキャリッジ110、ハーフレートキャリッジ112、レンズ114及び光電変換素子116を有する。フルレートキャリッジ110は、光源118と、第1ミラー120とを有し、原稿の副走査方向(図4において左側から右側)をスキャン方向として、原稿読取装置76内をスキャン方向に全ストロークの移動をするようにされている。
【0033】
光源118は、原稿の主走査方向に延びる例えばハロゲン又はキセノンなどのランプであり、所定のスキャン幅が設定されている。ハーフレートキャリッジ112は、第2ミラー122及び第3ミラー124を有し、原稿読取装置76内を副走査方向に半ストロークの移動をするようにされている。
【0034】
レンズ114は、フルレートキャリッジ110及びハーフレートキャリッジ112の移動範囲の上方に設けられたプラテンガラス82に載置された原稿、又は搬送原稿読取位置108を通る原稿などに対して光源118が照射した光の反射光を、第1ミラー120、第2ミラー122及び第3ミラー124を介して受け入れて結像させる。
【0035】
光電変換素子116は、レンズ114による反射光の結像位置で反射光を受光し、例えばRGBそれぞれのフィルタ(原色フィルタ)が設けられたフォトダイオードによって画素単位のRGBそれぞれの光量に対応するアナログの電気信号を、図示しない制御処理部に対して出力する例えば3ラインカラーCCDである。
【0036】
原稿読取装置76がプラテンガラス82に載置された原稿を読み取る場合には、原稿に向けて光源118が光を照射しつつ、フルレートキャリッジ110及びハーフレートキャリッジ112がそれぞれスキャン方向に移動することにより、原稿全面に対応する反射光を光電変換素子116が順次受光する。
また、原稿読取装置76が原稿を流し読みする場合には、搬送原稿読取位置108において、搬送される原稿による反射光を光電変換素子116が原稿ごとに受光する。
【0037】
図5において、画像形成装置本体12の上方に配設された原稿読取装置76を支持した状態の画像形成装置200が示されている。
ここで、原稿読取装置76は、画像形成装置本体12によって形成された3つの支持部126により支持されている。支持部126は、第2の枠体14により安定して支持されている。また、シート排出部61と原稿読取装置76とは、少なくとも直交する2方向が連続的に開放された開放部Bを空間部70の鉛直方向上方に形成している。そして、自動原稿搬送装置78は、搬送原稿読取位置108の上方側(空間部70の鉛直方向上方外)に重心が位置している。
つまり、画像形成装置200は、開放部A、Bに荷重がかかることを防止されている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。
【図2】第2の枠体が第1の枠体を支持した状態を示す斜視図である。
【図3】第2の枠体が第1の枠体を支持した状態を上方から見た模式図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。
【図5】画像形成装置本体の上方に配設された原稿読取装置を支持した状態の画像形成装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
10、200 画像形成装置
12 画像形成装置本体
13 第1の枠体
14 第2の枠体
15 画像形成部
22Y、22M、22C、22B 感光体
27 光書き込みユニット
28Y、28M、28C、28B 現像ユニット
32 プロセスカートリッジ
42 転写ユニット
52 定着ユニット
54 シート供給装置
55 シート供給カセット
59 シート供給部
61 シート排出部
70 空間部
72 枠体支持部
74 上面
76 原稿読取装置
78 自動原稿搬送装置
80 光学系
108 搬送原稿読取位置
126 支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも像保持体を支持する第1の枠体と、前記像保持体に向けてシートを供給するシート供給部と、このシート供給部が供給するシートを収容するシート収容器を装着可能な空間部を具備する第2の枠体とを有し、前記第2の枠体は、前記空間部の鉛直方向上方外の領域で前記第1の枠体を鉛直方向下方から支持する画像形成装置。
【請求項2】
前記空間部は、前記シート収容器の装着方向に直交する水平方向の該シート収容器の長さに対し、前記シート収容器の装着方向に直交する水平方向の長さが短い請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1の枠体は、前記像保持体に潜像を書き込む光書き込み装置、この光書き込み装置により書き込まれた潜像を現像剤によって可視化する現像装置、この現像装置により可視化された現像剤像をシートに転写する転写装置、及びこの転写装置により転写された現像剤像をシートに定着させる定着装置の少なくともいずれかをさらに支持する請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の枠体の上方に設けられ、画像を形成されたシートが排出されるシート排出部と、このシート排出部の上方に設けられ、シートを搬送するシート搬送装置を具備して、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置とをさらに有し、前記シート搬送装置は、前記空間部の鉛直方向上方外の領域に重心が位置する請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記シート排出部と前記画像読取装置とは、少なくとも直交する2方向が連続的に開放された開放部を前記空間部の鉛直方向上方に形成する請求項4記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−90046(P2008−90046A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−271665(P2006−271665)
【出願日】平成18年10月3日(2006.10.3)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】