説明

画像形成装置

【課題】シート搬送装置を簡単に装着することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】プリンタ本体1Aと画像読取装置2により形成された排紙空間Sの底面に、プリンタ本体1Aから排出されたシートを積載する積載部23を突出して設け、この積載部23の上面に、中継搬送装置200を、排紙空間Sの開放されたシート排出方向と平行な一側からシート排出方向と直交する方向に押し込んで着脱自在に装着する。そして、積載部23のシート排出方向下流側の端部に、中継搬送装置200の装着方向に延びた凸部50を設け、この凸部50により中継搬送装置200の装着を案内する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成装置本体と画像読取装置との間に設けられた空間に、画像形成部により画像が形成されたシートを搬送するシート搬送装置を取り付ける構成に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置においては、画像形成装置本体の上方に画像読取装置を配し、画像形成装置本体と画像読取装置との間の空間にシートを排出する、いわゆるインナー排出方式のものがある。そして、このような画像形成装置においては、画像形成されたシートは、画像形成装置本体の一側からインナー排出空間へ排出される。ところで、インナー排出方式の画像形成装置において、画像形成装置本体のシート排出方向下流側部にシート処理装置を装着する場合があり、この場合、画像形成後のシートをシート処理装置へ搬送する中継搬送装置をインナー排出空間に装着する(特許文献1)。
【0003】
そして、このような画像形成装置の場合、画像形成後のシートをインナー排出空間経由でシート処理装置へ搬送する際は、シートをシート搬送装置である中継搬送装置に向かわせ、この中継搬送装置によってシート処理装置に搬送する。ここで、このような従来の中継搬送装置は、装着後の中継搬送装置の上方のスペースを排出空間とし、中継搬送装置の上面を画像形成装置から排出されるシートの積載トレイとして利用する。また、限られた排出空間に可能な限りの積載容量を確保するため、中継搬送装置の上面の積載トレイの上方に、さらに別の積載トレイを設けているものもある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−069137号公報
【特許文献2】特開平11−157725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、装置のコンパクト化が追求されており、上述したような従来のインナー排出方式の画像形成装置においても、積載容量の確保のために中継搬送装置の装着可能なスペースは限られている。このため、中継搬送装置は画像形成装置本体の上面と画像読取装置の底面により構成されるインナー排出空間に、中継搬送装置装着前の本来のシート積載面を被うように装着されている。しかし、このような位置に中継搬送装置を装着する場合、スペースが限定されているため視認性が低く、装着するのに時間がかかる。そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シート搬送装置(中継搬送装置)を簡単に装着することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体と距離をおいて上方に設けられた画像読取装置との間に形成され、前記画像形成装置本体からシートが排出される排紙空間を備えた画像形成装置において、前記画像形成装置本体から前記排紙空間にシートを排出するシート排出部と、前記排紙空間の底面に設けられ、前記シート排出部から排出されたシートを積載する積載部と、シート排出方向と直交する方向に前記排紙空間に着脱自在に装着され、前記シート排出部から前記排紙空間に排出されたシートを搬送するシート搬送装置と、を備え、前記積載部に、シート排出方向と直交する方向に延び、前記シート搬送装置の装着を案内する案内部を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のように、積載部のシート排出方向下流側の端部に、シート搬送装置の装着方向に延びた案内部を設け、この案内部によってシート搬送装置の装着を案内することにより、シート搬送装置を簡単に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す図。
【図2】上記プリンタの斜視図。
【図3】上記プリンタのシート処理装置を装着した状態を示す斜視図。
【図4】上記プリンタに装着される中継搬送装置の斜視図。
【図5】上記中継搬送装置の装着をガイドする状態を示す図。
【図6】上記中継搬送装置の装着動作を説明する第1図。
【図7】上記中継搬送装置の装着動作を説明する第2図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラーレーザービームプリンタの概略構成を示す図である。
【0010】
図1において、1はフルカラーレーザービームプリンタ(以下、プリンタという)、1Aは画像形成装置本体であるフルカラーレーザービームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)、1Bはシートに画像を形成する画像形成部、20は定着部である。2はプリンタ本体1Aの上方に距離をおいて略水平に設置された上部装置である画像読取装置であり、この画像読取装置2とプリンタ本体1Aとの間に、シート排出用の排紙空間Sが形成されている。なお、30はプリンタ本体1Aの下部に設けられたシート給送装置、15はトナーカートリッジである。
【0011】
画像形成部1Bは、4ドラムフルカラー方式のものであり、レーザスキャナ10と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ11を備えている。ここで、各プロセスカートリッジ11は、感光体ドラム12、帯電手段である帯電器13、現像手段である現像器14及び不図示のクリーニング手段であるクリーナを備えている。また、画像形成部1Bは、プロセスカートリッジ11の上方に配された中間転写ユニット1Cを備えている。
【0012】
中間転写ユニット1Cは、駆動ローラ16a及びテンションローラ16bに巻き掛けられた中間転写ベルト16を備えている。また、中間転写ユニット1Cは、中間転写ベルト16の内側に設けられ、感光体ドラム12に対向した位置で中間転写ベルト16に当接する1次転写ローラ19を備えている。ここで、中間転写ベルト16は、フィルム状部材で構成されると共に各感光体ドラム12に接するように配置され、不図示の駆動部により駆動される駆動ローラ16aにより矢印方向に回転するようになっている。そして、この中間転写ベルト16に1次転写ローラ19によって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の負極性を持つ各色トナー像が順次中間転写ベルト16に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはカラー画像が形成される。なお、中間転写ユニット1Cの駆動ローラ16aと対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたカラー画像をシートPに転写する2次転写部を構成する2次転写ローラ17が設けられている。さらに、この2次転写ローラ17の上部に定着部20が配置され、この定着部20の左上部には第1排出ローラ対25a、第2排出ローラ対25b及び反転排紙部である両面反転部1Dが配置されている。この両面反転部1Dは、正逆転可能なシート反転搬送ローラである反転ローラ対22及び一面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部1Bに搬送する再搬送通路R等が設けられている。
【0013】
次に、このように構成されたプリンタ1の画像形成動作について説明する。まず、原稿の画像情報を画像読取装置2によって読み取ると、この画像情報は画像処理された後、電気信号に変換されて画像形成部1Bのレーザスキャナ10に伝送される。なお、画像情報は不図示のパソコン等の外部機器から画像形成部1Bに入力される場合もある。そして、画像形成部1Bでは、各プロセスカートリッジ11の感光体ドラム12の表面をレーザスキャナ10から射出されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック成分色の画像情報に対応するレーザ光により走査する。これにより、帯電器13によって表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光体ドラム12の表面が順次露光され、各プロセスカートリッジ11の感光体ドラム上に、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの静電潜像が順次形成される。
【0014】
この後、この静電潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナーにより現像して可視化すると共に、1次転写ローラ19に印加した1次転写バイアスにより、各感光体ドラム上の各色トナー像を中間転写ベルト16に順次重ね合わせて転写する。これにより、中間転写ベルト16上にトナー画像が形成される。なお、トナー像転写後に感光体ドラム12に残留したトナーは、クリーナによって除去される。また、このトナー画像形成動作に並行してシート給送装置30からシートPが送り出され、この後、シートPは、レジストローラ対40まで搬送される。そして、シートPは、レジストローラ対40により斜行が補正されると共に、駆動ローラ16aと2次転写ローラ17とにより構成される2次転写部で中間転写ベルト上のトナー像とシートPの位置を合わせるように2次転写部まで搬送される。この後、2次転写部にて、2次転写ローラ17に印加した2次転写バイアスにより、トナー像がシートP上に一括して転写される。なお、2次転写部で転写されずに中間転写ベルト上に残留したトナーは、不図示のクリーナによって回収される。
【0015】
次に、このようにトナー像が転写されたシートPは、定着部20に搬送され、定着部20において熱及び圧力を受けて各色のトナーが溶融混色し、シートPにカラーの画像として定着される。この後、画像が定着されたシートPは、定着部20の下流に設けられた第1排出ローラ対25aによって排出空間Sに排出され、排出空間Sの底面に突出された積載部23に積載される。また、シートの両面に画像を形成する場合、片面に画像が形成されたシートは、定着部20を通過した後、不図示の切替手段及び反転ローラ対22によってシートPの後端が定着部20を通過する。この後、所定のタイミングで反転ローラ対22が逆転し、これによりシートPは、反転して再搬送通路Rに搬送された後、再びレジストローラ対40へと搬送される。そして、再度裏面に対する画像形成及び定着がなされ、この後、第1排出ローラ対25aによって排出空間Sに排出され、積載部23上に積載される。
【0016】
なお、本プリンタ1の排出空間Sは、図2に示すように、シート排出方向下流側である左側面からシート排出方向と平行な一側である前側にかけて広く開放されている。このため、ユーザは、この開放部分から容易にシートを確認したり、シートを取り出すことができる。なお、図2において、26aは第1排紙部を構成する第1排出ローラ対25aによってシートPを排出空間Sに排出する第1排出口、26bは第2排紙部を構成する第2排出ローラ対25bによってシートPを排出空間Sに排出する第2排出口である。26cはシートを反転排出する際、シートが通過する反転排出口である。また、60は、後述するように排出空間Sに装着配置されるシート搬送装置である中継搬送装置の位置決め孔である。なお、本実施の形態において、第1排出ローラ対25a(第1排紙部)、第2排出ローラ対25b(第2排紙部)及び反転ローラ対22によってシート排出部25が形成される。
【0017】
このプリンタ1は、図3に示すように、排出空間Sを挟んでシート排出部25の反対側のプリンタ本体1Aの側方にステイプルなどの処理を行うシート処理装置100が着脱自在に接続可能となっている。そして、シート積載装置としてのシート処理装置100を接続した場合、画像読取装置2との間の排出空間Sにプリンタ本体1Aから画像形成済のシートPを受け取った後、シートPをシート処理装置100に搬送する図4に示す中継搬送装置200を装着する。なお、本実施の形態において、中継搬送装置200は、プリンタ本体1Aの第1排出口26aと、シート処理装置100の図示しない受け入れ搬入口とを連結すると共に、積載部23上を覆うように装着される。これにより、シート処理装置100を接続した場合、画像が定着されたシートPは、第1排出ローラ対25aによって第1排出口26aから中継搬送装置200に搬送され、この後、中継搬送装置内部の搬送路を通過してシート処理装置100に搬送される。本実施の形態において、シート処理装置100をシート積載装置の例として説明するが、これに限らない。例えば、上方に画像読取装置2が存在せず、画像読取装置2に妨げられることなくシートを積載できる積載トレイ、あるいは昇降可能な大容量スタッカが装着される構成においても本発明は有効である。
【0018】
また、中継搬送装置200を装着した場合、積載部23は中継搬送装置200に覆われているため、この積載部23はシート積載のためには使用できない。したがって、画像が定着されたシートPを、シート処理装置100を通過させること無く、そのまま排出する場合は、第2排出ローラ対25bによって第2排出口26bから中継搬送装置200の上面に排出する。また、シートの両面に画像を形成する場合、既述したようにシートPの後端が定着部20を通過すると、所定のタイミングで反転ローラ対22が逆転するが、反転ローラ対22が逆転するまでは、シートPは中継搬送装置200の上面62によりガイドされる。このように、本実施の形態において、中継搬送装置200は、排出されたシートを積載する積載部と両面出力時の反転パスをかねている。なお、図4において、61はプリンタ本体側に設けられた位置決め孔60(図2参照)に係合する中継搬送装置側の位置決め突起であり、63は第1排出ローラ対25aによって第1排出口26aから排出されるシートPが搬入される入口である。
【0019】
ところで、このような積載部と両面出力時の反転パスをかねた中継搬送装置200を積載部23の上方に装着した場合、装着可能範囲が少ないため、中継搬送装置200の上面62と画像読取装置下面とのスペースは小さくなる。また、プリンタ本体側に設けられた位置決め孔60は排出空間Sの奥側にあり、排出空間Sは、上部は画像読取装置2、下部は積載部23、右部はシート排出部25により塞がれている。つまり、排出空間Sにおいて、開空間となっているのは、既述したように左側面と前側のみである。したがって、中継搬送装置200を装着する場合には、排出空間Sの前側から排出空間内に押し込んで装着するようになる。しかし、中継搬送装置200を装着する際、プリンタ本体側に設けられた位置決め孔60は排出空間Sの奥側にあるため、中継搬送装置200の位置合わせを目視により行うことが困難である。
【0020】
そこで、本実施の形態においては、図2に示すように、積載部23のシート排出方向下流側の端部である左側壁に中継搬送装置200の装着方向であるシート排出方向と直交する方向に延びた凸部50を突出して設けている。また、図4に示すように、中継搬送装置200の底面には、積載部23の凸部50と係合するシート排出方向と直交する方向に延びた係合凹部64aを備えた係合部64を設けるようにしている。そして、中継搬送装置200を装着する場合には、積載部23の案内部である凸部50に、中継搬送装置200の係合凹部64aを係合させながら、中継搬送装置200を排出空間Sに押し込むようにしている。これにより、サービスマン、ユーザなどの装着者が、中継搬送装置200の位置を容易に合わすことができる。本実施の形態では、図5のように積載部23の凸部50の左側壁面と下面をフラット面とし、案内ガイド面に利用している。これにより、上下左右方向の位置指標ができると共に、積載部23の上面に形成されている不図示の搬送リブ等を傷つけないようにすることができる。また、積載部23の左側壁に凸部50を設けることにより、プリンタ本体正面下側からも凸部50と中継搬送装置200の係合部64の様子を確認でき、本体正面からも装着位置を確認できる。これにより、中継搬送装置200を確実に排出空間Sに装着することができる。
【0021】
次に、中継搬送装置200の装着動作について説明する。中継搬送装置200を排出空間Sに装着する場合、まず、図6に示すように中継搬送装置200を排出空間Sの前側から積載部23の凸部50に、係合部64を係合させながら取り付ける。この後、中継搬送装置200を排出空間内部に押し込むと、中継搬送装置200は、積載部23の凸部50に沿って移動し、やがて図7に示すように中継搬送装置200の位置決め突起61が、プリンタ本体1Aに設けられた位置決め孔60に近接する。この後、さらに中継搬送装置200を押し込むと、位置決め突起61が位置決め孔60に嵌合し、中継搬送装置200が位置決め固定される。なお、このように中継搬送装置200が位置決め固定されると、中継搬送装置200に設けられ、中継搬送装置内部の搬送ローラを駆動する駆動源に電源を供給するための不図示の電源コネクタもプリンタ本体側の不図示の電源コネクタと嵌合する。この後、ビス等の締結を行うことにより、中継搬送装置200が装着位置に固定され、これにより中継搬送装置200によるシートの搬送が可能となる。
【0022】
このように、積載部23の凸部50に沿って中継搬送装置200を押し込むことにより、装着位置を視認しなくても中継搬送装置200を容易に装着することができる。なお、中継搬送装置200を装着する際、シート処理装置100は未装着である。また、既述したように積載部23の凸部50は、排出空間Sの開放された左側に臨む積載部23の左側壁に形成されている。このため、図7のように装着位置に達する直前まで中継搬送装置200の位置決め突起61と、プリンタ本体1Aの位置決め孔60を視認しながらの中継搬送装置200の装着も可能である。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態のように、積載部23に凸部50を設け、この凸部50によって中継搬送装置200の装着を案内することにより、中継搬送装置200を簡単に装着することができる。なお、これまでの説明においては、タンデム型の縦シート搬送方式のカラーレーザープリンタを示しているが、本発明は、これに限らず、水平シート搬送方式の画像形成装置や、モノクロレーザープリンタにも適応可能である。
【符号の説明】
【0024】
1…プリンタ、1A…プリンタ本体、1B…画像形成部、1D…両面反転部、2…画像読取装置、23…積載部、25a…第1排出ローラ対、25b…第2排出ローラ対、50…凸部、60…位置決め孔、61…位置決め突起、64…係合部、64a…係合凹部、100…シート処理装置、200…中継搬送装置、P…シート、S…排紙空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体と距離をおいて上方に設けられた画像読取装置との間に形成され、前記画像形成装置本体からシートが排出される排紙空間を備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置本体から前記排紙空間にシートを排出するシート排出部と、
前記排紙空間の底面に設けられ、前記シート排出部から排出されたシートを積載する積載部と、
シート排出方向と直交する方向に前記排紙空間に着脱自在に装着され、前記シート排出部から前記排紙空間に排出されたシートを搬送するシート搬送装置と、を備え、
前記積載部に、シート排出方向と直交する方向に延び、前記シート搬送装置の装着を案内する案内部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記積載部の案内部は、前記積載部のシート排出方向下流側の端部に設けられ、前記シート搬送装置は、前記シート搬送装置の装着方向に延び、前記案内部と係合する係合部を有していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シート排出部の前記排紙空間を挟んでシート排出方向下流側に、シートを積載するシート積載装置を着脱自在に設け、前記シート搬送装置は、前記画像形成装置本体から排出されたシートを前記シート積載装置に搬送することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シート積載装置は、前記シート搬送装置により搬送されたシートを処理するシート処理装置であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記シート排出部は、前記シート搬送装置が前記積載部の上面に装着された際、シートを、前記シート搬送装置に排出する第1排紙部と、前記シート搬送装置の上面にシートを排出する第2排紙部と、前記シート搬送装置の上面にシートを反転排出する反転排紙部とを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記排紙空間は、シート排出方向下流側及びシート排出方向と平行な一側が開放され、前記シート搬送装置は、前記排紙空間の開放されたシート排出方向と平行な一側からシート排出方向と直交する方向に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−237524(P2010−237524A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−86516(P2009−86516)
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】