異常脂質血症の処置のためのニコチン酸受容体アゴニストとしての複素環
本発明は、化学式(I)の一般構造を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体は、ニコチン酸受容体アゴニスト化合物を提供する。本明細書中に開示される化学式(I)の一般構造を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体は、メタボリック症候群、異常脂質血症、心臓血管疾患、末梢神経系および中枢神経系の障害、血液学的疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、胃腸疾患、糖尿病、肝臓脂肪症、および非アルコール性脂肪肝疾患などの状態を治療するために有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学式(I):
【化1】
の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、H、R4、ハロアルキル、−アルキレン−R4、−アルキレン−R5、−アルキレン−R6、アルケニル、アルキニル、および−アルキレン−O−アルキルからなる群より選択され;
R2は、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、R7、および−アルキレン−O−R8からなる群より選択され;
R3は、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より選択され;または
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、シクロアルキルもしくはヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該シクロアルキルもしくはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX5基で独立して置換され、該シクロアルキル環は、第2のシクロアルキル環もしくはヘテロシクロアルキル環を有するスピロ環化合物を形成し得、そして、第2のシクロアルキル環もしくはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX5基で独立して置換され;
R4は、非置換シクロアルキル、または1個以上のX1基で置換されたシクロアルキルであり;
R5は、非置換アリール、および1個以上のX2基で置換されたアリールであり;
R6は、非置換ヘテロアリール、および1個以上のX3基で置換されたヘテロアリールからなる群より選択され;
R7は、非置換ヘテロシクロアルキル、および1個以上のX4基で置換されたヘテロシクロアルキルであり;
R8は、H、アルキル、R4、R5、R6、R7、−C(O)−アルキル、−C(O)−R5からなる群より選択され;
各R9は、H、アルキル、R4、R5、R6、およびR7からなる群より独立して選択され;
R10は、R9、−C(O)−アルキル、および−C(O)−R5からなる群より選択され;
Yは−O−または−N(R10)−であり;
各X1は、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、およびアルキンからなる群より独立して選択され;
各X2は、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、およびアルキンからなる群より独立して選択され;
各X3は、ハロゲン、アルキル、およびN−オキシドからなる群より独立して選択され;
各X4は、アルキル、R5、−C(O)−アルキル、−C(O)−R5、−C(O)−O−アルキル、−アルキレン−R5、R4、および−S(O2)−アルキルからなる群より独立して選択され;ならびに
各X5は、アルキル、縮合アリール環、−C(O)−アルキル、縮合ヘテロアリール環、−C(O)−O−アルキル、−C(O)−R5、−S(O2)−アルキル、−C(O)−N(R9)2、R5、R6、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−S(O2)−R4、−S(O2)−アルキレン−R4、−S(O2)−アルキレン−R5、−N(R9)−C(O)−O−アルキル、−N(R9)−C(O)−O−R4、−N(R9)−C(O)−N(R9)2、および−N(R9)2からなる群より独立して選択され;
ここで、該X5の縮合アリール環は、非置換であるか、または−アルキレン−R7もしくはX2から選択される1個以上の置換基で独立して置換され、そして該X5の縮合ヘテロアリール環は、非置換であるかまたは1個以上のX3基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、H、R4、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R4、−(C1−C6)アルキレン−R5、−(C1−C6)アルキレン−R6、(C1−C6)アルケニル、(C1−C6)アルキニル、および−(C1−C6)アルキレン−O−(C1−C6)アルキルからなる群より選択され;
R2は、R7、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、R5、R6、R7、および−(C1−C6)アルキレン−O−R8からなる群より選択され;
R3は、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より選択され;または
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(C3−C10)シクロアルキルもしくは(C2−C10)ヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該(C3−C10)シクロアルキルもしくは(C2−C10)ヘテロシクロアルキル環は、非置換であるか、もしくは1個以上のX5基で置換され;
R4は、非置換(C3−C10)シクロアルキル、または1個以上のX1基で置換された(C3−C10)シクロアルキルであり;
R5は、非置換(C6−C14)アリール、および1個以上のX2基で置換された(C6−C14)アリールであり;
R6は、非置換(C2−C10)ヘテロアリール、および1個以上のX3基で置換された(C2−C10)ヘテロアリールからなる群より選択され;
R7は、非置換(C2−C10)ヘテロシクロアルキル、および1個以上のX4基で置換された(C2−C10)ヘテロシクロアルキルからなる群より選択され;
R8は、H、(C1−C6)アルキル、R4、R5、R6、R7、−C(O)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5からなる群より選択され;
各R9は、H、(C1−C6)アルキル、R4、R5、R6、およびR7からなる群より独立して選択され;
R10は、R9、−C(O)−(C1−C6)アルキル、および−C(O)−R5からなる群より選択され;
Yは−O−または−N(R10)−であり;
各X1は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル、−OH、(C1−C6)ハロアルキル、(C6−C14)アリール、および(C1−C6)アルキンからなる群より独立して選択され;
各X2は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル、−OH、(C1−C6)ハロアルキル、(C6−C14)アリール、および(C1−C6)アルキンからなる群より独立して選択され;
各X3は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、およびN−オキシドからなる群より独立して選択され;
各X4は、(C1−C6)アルキル、R5、−C(O)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5、−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、および−S(O2)−(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択され;ならびに
各X5は、(C1−C6)アルキル、縮合(C6−C14)アリール環、−C(O)−(C1−C6)アルキル、縮合(C2−C10)ヘテロアリール環、−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5、−S(O2)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−N(R9)2、R5、R6、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−S(O2)−R4、−S(O2)−(C1−C6)アルキレン−R4、−S(O2)−(C1−C6)アルキレン−R5、−N(R9)−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−N(R9)−C(O)−O−R4、−N(R9)−C(O)−N(R9)2、および−N(R9)2からなる群より独立して選択され;
ここで、X5の該縮合(C6−C14)アリール環は、非置換であるか、または−(C1−C6)アルキレン−R7またはX2から選択される1個以上の置換基で独立して置換され、そしてX5の該縮合(C2−C10)ヘテロアリール環は、非置換であるか、または1個以上のX3基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項3】
前記R1がアルキルである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項4】
前記R1が−アルキレン−R4である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項5】
前記R1が−アルキレン−R5である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項6】
前記R1が−アルキレン−R6である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項7】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項8】
前記R1がハロアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項9】
前記R1が−アルキレン−R4であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項10】
前記R1が−アルキレン−R5であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項11】
前記R1が−アルキレン−R6であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項12】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、シクロアルキル環を形成し、ここで、該シクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX1基で置換される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項13】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該ヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX4基で置換される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項14】
前記R1が、−CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH(CH3)2、または−CH2CH2CH2−シクロプロピルであり;ならびに
前記R2および前記R3が−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3−CH2C(CH3)3、−CH2CH2CF3、−CH2CH2−R5、シクロプロピル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フェニル、チオフェニル、ピリジル、およびチアゾリルからなる群より各々独立して選択され;ならびに
R5がフェニルである、
請求項7に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項15】
【化2】
【化3】
【化4】
からなる群より選択される、請求項14に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項16】
請求項13に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1が、−CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH2CH3、または−CH2CH2CH(CH3)2であり;ならびに
R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、
【化5】
からなる群より選択されるシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル基を形成し;そして、該シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環の各々が、非置換であるか、または1個以上のX4基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項17】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
からなる群より選択される、
請求項13に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項18】
前記R1が、−CH2CH2CH2CF3、−CH2CH2−R4、−CH2CH2CH2−R4、−CH2−R5、または−CH2−R6である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項19】
R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、
【化10】
からなる群より選択されるシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル基を形成し;そして、該シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環の各々が、非置換であるか、または1個以上のX4基で置換される、
請求項18に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項20】
【化11】
【化12】
からなる群より選択される、
請求項19に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項21】
前記R1が、−CH2CH2CH2CF3または−CH2CH2−R4であり;ならびに
前記R2およびR3は、−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2C(CH3)3、−CH2CH2CF3、−CH2CH2−R5、シクロプロピル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フェニル、チオフェニル、ピリジル、およびチアゾリルからなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項22】
【化13】
からなる群より選択される、
請求項21に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項23】
下記構造式:
【化14】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項24】
下記構造式:
【化15】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項25】
下記構造式:
【化16】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項26】
下記構造式:
【化17】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項27】
下記構造式:
【化18】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項28】
下記構造式:
【化19】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項29】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体;および
少なくとも1種の薬学的に受容可能なキャリア
を含む、組成物。
【請求項30】
請求項29に記載の組成物であって、以下からなる群より選択される少なくとも1種のさらなる治療剤をさらに含む組成物:ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチド−Yアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)。
【請求項31】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項30に記載の組成物。
【請求項32】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤がコレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤である、請求項30に記載の組成物。
【請求項34】
前記コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤がトルセトラピブである、請求項33に記載の組成物。
【請求項35】
疾患、障害、または状態を治療する方法であって:
治療有効量の少なくとも1種の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体を、該治療を必要とする患者に投与する工程を包含し;
ここで、該疾患、障害、または状態は、メタボリック症候群、異常脂質血症、心臓血管疾患、末梢神経系および中枢神経系の障害、血液学的疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、胃腸疾患、糖尿病、および非アルコール性脂肪肝疾患からなる群より選択される、
方法。
【請求項36】
前記疾患、障害、または状態が異常脂質血症である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
請求項35に記載の方法であって、少なくとも1種のさらなる治療剤を投与する工程を包含し、該治療剤が、ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)からなる群より選択される、
方法。
【請求項38】
前記少なくとも1種のさらなる活性成分が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
化学式:
【化20】
を有する請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、アルキル、−アルキレン−シクロアルキル、ハロアルキル、または−アルキレン−O−アルキルであり;
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキル、二環式シクロアルキル、または単環式ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、単環式シクロアルキル基、二環式シクロアルキル基、または単環式ヘテロシクロアルキル基は、非置換であるか、または選択的にかつ独立して、1個以上のX5基で置換され、単環式シクロアルキル基は、ベンゼン環、芳香族複素環、または非芳香族複素環に縮合されてもよく、そして単環式シクロアルキル環は、第2のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を有するスピロ環化合物を形成し得、該第2のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるか、または1個以上のX5基で独立して置換され;
X5の各存在は、独立して、アルキル、−O−アルキル、−アルキレン−アリール、ハロ、−O−Si(R11)3、ハロアルキル、−CN、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−NHC(O)−O−R4、−S(O2)−R4、またはフェニルであり;
R4はアルキルまたはシクロアルキルであり、ここで、シクロアルキル基は、1個以上のX1基で選択的にかつ独立して置換可能であり、そしてアルキル基は、シクロアルキル基で選択的に置換され得;
各R11は、独立して、アルキルまたはフェニルであり;ならびに
各X1の存在は、独立して、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、またはアルキニルである、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項41】
前記R1がアルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
前記R1が−アルキレン−シクロアルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項43】
前記R1がアルキレン−O−アルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項44】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項40記載の化合物。
【請求項45】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項40に記載の化合物。
【請求項46】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項40に記載の化合物。
【請求項47】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項48】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項49】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項50】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項51】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項52】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項53】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項54】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項55】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項56】
下記の構造を有する、請求項40記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体:
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【請求項57】
請求項40に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体;および
少なくとも1種の薬学的に受容可能なキャリア
を含む、組成物。
【請求項58】
請求項57に記載の組成物であって、以下からなる群より選択される少なくとも1種のさらなる治療剤をさらに含む組成物:ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)。
【請求項59】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項58に記載の組成物。
【請求項60】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項59に記載の組成物。
【請求項61】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤がコレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤である、請求項58に記載の組成物。
【請求項62】
前記コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤がトルセトラピブである、請求項61に記載の組成物。
【請求項63】
疾患、障害、または状態を治療する方法であって:
治療有効量の少なくとも1種の請求項40に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体を、該治療を必要とする患者に投与する工程を包含し;
ここで、該疾患、障害、または状態は、メタボリック症候群、異常脂質血症、心臓血管疾患、末梢神経系および中枢神経系の障害、血液学的疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、胃腸疾患、糖尿病、および非アルコール性脂肪肝疾患からなる群より選択される、
方法。
【請求項64】
前記疾患、障害、または状態が異常脂質血症である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
請求項63に記載の方法であって、少なくとも1種のさらなる治療剤を投与する工程を包含し、該治療剤が、ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)からなる群より選択される、
方法。
【請求項66】
前記少なくとも1種のさらなる活性成分が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項66に記載の方法。
【請求項1】
化学式(I):
【化1】
の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、H、R4、ハロアルキル、−アルキレン−R4、−アルキレン−R5、−アルキレン−R6、アルケニル、アルキニル、および−アルキレン−O−アルキルからなる群より選択され;
R2は、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、R7、および−アルキレン−O−R8からなる群より選択され;
R3は、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より選択され;または
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、シクロアルキルもしくはヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該シクロアルキルもしくはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX5基で独立して置換され、該シクロアルキル環は、第2のシクロアルキル環もしくはヘテロシクロアルキル環を有するスピロ環化合物を形成し得、そして、第2のシクロアルキル環もしくはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX5基で独立して置換され;
R4は、非置換シクロアルキル、または1個以上のX1基で置換されたシクロアルキルであり;
R5は、非置換アリール、および1個以上のX2基で置換されたアリールであり;
R6は、非置換ヘテロアリール、および1個以上のX3基で置換されたヘテロアリールからなる群より選択され;
R7は、非置換ヘテロシクロアルキル、および1個以上のX4基で置換されたヘテロシクロアルキルであり;
R8は、H、アルキル、R4、R5、R6、R7、−C(O)−アルキル、−C(O)−R5からなる群より選択され;
各R9は、H、アルキル、R4、R5、R6、およびR7からなる群より独立して選択され;
R10は、R9、−C(O)−アルキル、および−C(O)−R5からなる群より選択され;
Yは−O−または−N(R10)−であり;
各X1は、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、およびアルキンからなる群より独立して選択され;
各X2は、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、およびアルキンからなる群より独立して選択され;
各X3は、ハロゲン、アルキル、およびN−オキシドからなる群より独立して選択され;
各X4は、アルキル、R5、−C(O)−アルキル、−C(O)−R5、−C(O)−O−アルキル、−アルキレン−R5、R4、および−S(O2)−アルキルからなる群より独立して選択され;ならびに
各X5は、アルキル、縮合アリール環、−C(O)−アルキル、縮合ヘテロアリール環、−C(O)−O−アルキル、−C(O)−R5、−S(O2)−アルキル、−C(O)−N(R9)2、R5、R6、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−S(O2)−R4、−S(O2)−アルキレン−R4、−S(O2)−アルキレン−R5、−N(R9)−C(O)−O−アルキル、−N(R9)−C(O)−O−R4、−N(R9)−C(O)−N(R9)2、および−N(R9)2からなる群より独立して選択され;
ここで、該X5の縮合アリール環は、非置換であるか、または−アルキレン−R7もしくはX2から選択される1個以上の置換基で独立して置換され、そして該X5の縮合ヘテロアリール環は、非置換であるかまたは1個以上のX3基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、H、R4、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R4、−(C1−C6)アルキレン−R5、−(C1−C6)アルキレン−R6、(C1−C6)アルケニル、(C1−C6)アルキニル、および−(C1−C6)アルキレン−O−(C1−C6)アルキルからなる群より選択され;
R2は、R7、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、R5、R6、R7、および−(C1−C6)アルキレン−O−R8からなる群より選択され;
R3は、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より選択され;または
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(C3−C10)シクロアルキルもしくは(C2−C10)ヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該(C3−C10)シクロアルキルもしくは(C2−C10)ヘテロシクロアルキル環は、非置換であるか、もしくは1個以上のX5基で置換され;
R4は、非置換(C3−C10)シクロアルキル、または1個以上のX1基で置換された(C3−C10)シクロアルキルであり;
R5は、非置換(C6−C14)アリール、および1個以上のX2基で置換された(C6−C14)アリールであり;
R6は、非置換(C2−C10)ヘテロアリール、および1個以上のX3基で置換された(C2−C10)ヘテロアリールからなる群より選択され;
R7は、非置換(C2−C10)ヘテロシクロアルキル、および1個以上のX4基で置換された(C2−C10)ヘテロシクロアルキルからなる群より選択され;
R8は、H、(C1−C6)アルキル、R4、R5、R6、R7、−C(O)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5からなる群より選択され;
各R9は、H、(C1−C6)アルキル、R4、R5、R6、およびR7からなる群より独立して選択され;
R10は、R9、−C(O)−(C1−C6)アルキル、および−C(O)−R5からなる群より選択され;
Yは−O−または−N(R10)−であり;
各X1は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル、−OH、(C1−C6)ハロアルキル、(C6−C14)アリール、および(C1−C6)アルキンからなる群より独立して選択され;
各X2は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル、−OH、(C1−C6)ハロアルキル、(C6−C14)アリール、および(C1−C6)アルキンからなる群より独立して選択され;
各X3は、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、およびN−オキシドからなる群より独立して選択され;
各X4は、(C1−C6)アルキル、R5、−C(O)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5、−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−(C1−C6)アルキレン−R5、R4、および−S(O2)−(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択され;ならびに
各X5は、(C1−C6)アルキル、縮合(C6−C14)アリール環、−C(O)−(C1−C6)アルキル、縮合(C2−C10)ヘテロアリール環、−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−C(O)−R5、−S(O2)−(C1−C6)アルキル、−C(O)−N(R9)2、R5、R6、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−S(O2)−R4、−S(O2)−(C1−C6)アルキレン−R4、−S(O2)−(C1−C6)アルキレン−R5、−N(R9)−C(O)−O−(C1−C6)アルキル、−N(R9)−C(O)−O−R4、−N(R9)−C(O)−N(R9)2、および−N(R9)2からなる群より独立して選択され;
ここで、X5の該縮合(C6−C14)アリール環は、非置換であるか、または−(C1−C6)アルキレン−R7またはX2から選択される1個以上の置換基で独立して置換され、そしてX5の該縮合(C2−C10)ヘテロアリール環は、非置換であるか、または1個以上のX3基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項3】
前記R1がアルキルである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項4】
前記R1が−アルキレン−R4である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項5】
前記R1が−アルキレン−R5である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項6】
前記R1が−アルキレン−R6である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項7】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項8】
前記R1がハロアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項9】
前記R1が−アルキレン−R4であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項10】
前記R1が−アルキレン−R5であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項11】
前記R1が−アルキレン−R6であり;ならびに
前記R2および前記R3が、アルキル、ハロアルキル、−アルキレン−R5、R4、R5、R6、およびR7からなる群より各々独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項12】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、シクロアルキル環を形成し、ここで、該シクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX1基で置換される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項13】
前記R1がアルキルであり;ならびに
前記R2および前記R3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成し、ここで、該ヘテロシクロアルキル環は、非置換であるかもしくは1個以上のX4基で置換される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項14】
前記R1が、−CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH(CH3)2、または−CH2CH2CH2−シクロプロピルであり;ならびに
前記R2および前記R3が−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3−CH2C(CH3)3、−CH2CH2CF3、−CH2CH2−R5、シクロプロピル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フェニル、チオフェニル、ピリジル、およびチアゾリルからなる群より各々独立して選択され;ならびに
R5がフェニルである、
請求項7に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項15】
【化2】
【化3】
【化4】
からなる群より選択される、請求項14に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項16】
請求項13に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1が、−CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH2CH3、または−CH2CH2CH(CH3)2であり;ならびに
R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、
【化5】
からなる群より選択されるシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル基を形成し;そして、該シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環の各々が、非置換であるか、または1個以上のX4基で置換される、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項17】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
からなる群より選択される、
請求項13に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項18】
前記R1が、−CH2CH2CH2CF3、−CH2CH2−R4、−CH2CH2CH2−R4、−CH2−R5、または−CH2−R6である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項19】
R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、
【化10】
からなる群より選択されるシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル基を形成し;そして、該シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環の各々が、非置換であるか、または1個以上のX4基で置換される、
請求項18に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項20】
【化11】
【化12】
からなる群より選択される、
請求項19に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項21】
前記R1が、−CH2CH2CH2CF3または−CH2CH2−R4であり;ならびに
前記R2およびR3は、−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH2CH2CH2CH3、−CH2C(CH3)3、−CH2CH2CF3、−CH2CH2−R5、シクロプロピル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フェニル、チオフェニル、ピリジル、およびチアゾリルからなる群より各々独立して選択される、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項22】
【化13】
からなる群より選択される、
請求項21に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項23】
下記構造式:
【化14】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項24】
下記構造式:
【化15】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項25】
下記構造式:
【化16】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項26】
下記構造式:
【化17】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項27】
下記構造式:
【化18】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項28】
下記構造式:
【化19】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項29】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体;および
少なくとも1種の薬学的に受容可能なキャリア
を含む、組成物。
【請求項30】
請求項29に記載の組成物であって、以下からなる群より選択される少なくとも1種のさらなる治療剤をさらに含む組成物:ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチド−Yアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)。
【請求項31】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項30に記載の組成物。
【請求項32】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤がコレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤である、請求項30に記載の組成物。
【請求項34】
前記コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤がトルセトラピブである、請求項33に記載の組成物。
【請求項35】
疾患、障害、または状態を治療する方法であって:
治療有効量の少なくとも1種の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体を、該治療を必要とする患者に投与する工程を包含し;
ここで、該疾患、障害、または状態は、メタボリック症候群、異常脂質血症、心臓血管疾患、末梢神経系および中枢神経系の障害、血液学的疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、胃腸疾患、糖尿病、および非アルコール性脂肪肝疾患からなる群より選択される、
方法。
【請求項36】
前記疾患、障害、または状態が異常脂質血症である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
請求項35に記載の方法であって、少なくとも1種のさらなる治療剤を投与する工程を包含し、該治療剤が、ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)からなる群より選択される、
方法。
【請求項38】
前記少なくとも1種のさらなる活性成分が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
化学式:
【化20】
を有する請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体であって、ここで:
R1は、アルキル、−アルキレン−シクロアルキル、ハロアルキル、または−アルキレン−O−アルキルであり;
R2およびR3は、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキル、二環式シクロアルキル、または単環式ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、単環式シクロアルキル基、二環式シクロアルキル基、または単環式ヘテロシクロアルキル基は、非置換であるか、または選択的にかつ独立して、1個以上のX5基で置換され、単環式シクロアルキル基は、ベンゼン環、芳香族複素環、または非芳香族複素環に縮合されてもよく、そして単環式シクロアルキル環は、第2のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を有するスピロ環化合物を形成し得、該第2のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環は、非置換であるか、または1個以上のX5基で独立して置換され;
X5の各存在は、独立して、アルキル、−O−アルキル、−アルキレン−アリール、ハロ、−O−Si(R11)3、ハロアルキル、−CN、−C(O)−R4、−C(O)−O−R4、−NHC(O)−O−R4、−S(O2)−R4、またはフェニルであり;
R4はアルキルまたはシクロアルキルであり、ここで、シクロアルキル基は、1個以上のX1基で選択的にかつ独立して置換可能であり、そしてアルキル基は、シクロアルキル基で選択的に置換され得;
各R11は、独立して、アルキルまたはフェニルであり;ならびに
各X1の存在は、独立して、ハロゲン、アルキル、−O−アルキル、−OH、ハロアルキル、アリール、またはアルキニルである、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体。
【請求項41】
前記R1がアルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
前記R1が−アルキレン−シクロアルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項43】
前記R1がアルキレン−O−アルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項44】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項40記載の化合物。
【請求項45】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項40に記載の化合物。
【請求項46】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項40に記載の化合物。
【請求項47】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項48】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項49】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項41に記載の化合物。
【請求項50】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項51】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項52】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項42に記載の化合物。
【請求項53】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式シクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項54】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、(i)二環式シクロアルキル;または(ii)第2のシクロアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を有するスピロ環を形成する単環式シクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項55】
前記R2およびR3が、それらの両方が結合する炭素原子と一緒になって、単環式ヘテロシクロアルキルを形成する、請求項43に記載の化合物。
【請求項56】
下記の構造を有する、請求項40記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体:
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【請求項57】
請求項40に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体;および
少なくとも1種の薬学的に受容可能なキャリア
を含む、組成物。
【請求項58】
請求項57に記載の組成物であって、以下からなる群より選択される少なくとも1種のさらなる治療剤をさらに含む組成物:ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)。
【請求項59】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項58に記載の組成物。
【請求項60】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項59に記載の組成物。
【請求項61】
前記少なくとも1種のさらなる治療剤がコレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤である、請求項58に記載の組成物。
【請求項62】
前記コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤がトルセトラピブである、請求項61に記載の組成物。
【請求項63】
疾患、障害、または状態を治療する方法であって:
治療有効量の少なくとも1種の請求項40に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、もしくは互変異性体を、該治療を必要とする患者に投与する工程を包含し;
ここで、該疾患、障害、または状態は、メタボリック症候群、異常脂質血症、心臓血管疾患、末梢神経系および中枢神経系の障害、血液学的疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、胃腸疾患、糖尿病、および非アルコール性脂肪肝疾患からなる群より選択される、
方法。
【請求項64】
前記疾患、障害、または状態が異常脂質血症である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
請求項63に記載の方法であって、少なくとも1種のさらなる治療剤を投与する工程を包含し、該治療剤が、ヒドロキシ置換アゼチジノン化合物、置換βラクタム化合物、HMG CoA還元酵素阻害剤化合物、HMG CoAシンテターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、ステロール生合成阻害剤、ニコチン酸誘導体、胆汁酸封鎖剤、無機コレステロール封鎖剤、アシルCoA:コレステロールO−アシルトランスフェラーゼ阻害剤、コレステリルエステル輸送タンパク質阻害剤、ω3脂肪酸を含有する魚油、天然の水溶性繊維、植物スタノールおよび/または植物スタノールの脂肪酸エステル、抗酸化剤、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、FXR受容体調節因子、LXR受容体アゴニスト、リポタンパク質合成阻害剤、レニンアンジオテンシン阻害剤、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質阻害剤、胆汁酸再吸収阻害剤、PPARδアゴニスト、トリグリセリド合成阻害剤、スクアレンエポキシダーゼ阻害剤、低密度リポタンパク質受容体誘導因子または活性化因子、血小板凝集阻害剤、5−LOまたはFLAP阻害剤、PPARδ部分アゴニスト、ナイアシンまたはナイアシン受容体アゴニスト、5HTトランスポーター阻害剤、NEトランスポーター阻害剤、CB1アンタゴニスト/逆アゴニスト、グレリンアンタゴニスト、H3アンタゴニスト/逆アゴニスト、MCH1Rアンタゴニスト、MCH2Rアゴニスト/アンタゴニスト、NPY1アンタゴニスト、NPY5アンタゴニスト、NPY2アゴニスト、NPY4アゴニスト、mGluR5アンタゴニスト、レプチン、レプチンアゴニスト/調節因子、レプチン誘導体、オピオイドアンタゴニスト、オレキシン受容体アンタゴニスト、BRS3アゴニスト、CCK−Aアゴニスト、CNTF、CNTF誘導体、CNTFアゴニスト/調節因子、5HT2cアゴニスト、Mc4rアゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、GLP−1アゴニスト、フェンテルミン、トピラマート、phytopharm化合物57、グレリン抗体、Mc3rアゴニスト、ACC阻害剤、β3アゴニスト、DGAT1阻害剤、DGAT2阻害剤、FAS阻害剤、PDE阻害剤、甲状腺ホルモンβアゴニスト、UCP−1活性化因子、UCP−2活性化因子、UCP−3活性化因子、アシル−エストロゲン、糖質コルチコイドアゴニスト/アンタゴニスト、11β HSD−1阻害剤、SCD−1阻害剤、リパーゼ阻害剤、脂肪酸トランスポーター阻害剤、ジカルボン酸トランスポーター阻害剤、グルコーストランスポーター阻害剤、リン酸トランスポーター阻害剤、抗糖尿病剤、抗高血圧剤、抗異常脂質血症剤、DP受容体アンタゴニスト、アポリポタンパク質−B分泌/ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(アポ−B/MTP)阻害剤、交感神経模倣薬アゴニスト、ドーパミンアゴニスト、メラニン細胞刺激ホルモン受容体アナログ、メラニン濃縮ホルモンアンタゴニスト、レプトン、ガラニン受容体アンタゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ニューロペプチドYアンタゴニスト、甲状腺ホルモン模倣剤、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンのアナログ、ウロコルチン結合タンパク質アンタゴニスト、グルカゴン様ペプチド−1受容体アゴニスト、ヒトアグチ関連タンパク質(AGRP)、ニューロメディンU受容体アゴニスト、ノルアドレナリン作動性食欲減退剤、食欲抑制剤、ホルモン感受性リパーゼアンタゴニスト、MSH−受容体アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、アポA1ミラノ逆コレステロール輸送阻害剤、脂肪酸結合タンパク質阻害剤(FABP)、および脂肪酸トランスポータータンパク質阻害剤(FATP)からなる群より選択される、
方法。
【請求項66】
前記少なくとも1種のさらなる活性成分が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、リバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、およびピタバスタチンからなる群より選択されるHMG CoAシンテターゼ阻害剤である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記HMG CoAシンテターゼ阻害剤がシンバスタチンである、請求項66に記載の方法。
【公表番号】特表2009−525961(P2009−525961A)
【公表日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−551338(P2008−551338)
【出願日】平成19年1月17日(2007.1.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/001178
【国際公開番号】WO2007/087204
【国際公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月17日(2007.1.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/001178
【国際公開番号】WO2007/087204
【国際公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
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