説明

看護データ入力装置

【課題】 操作者にとって簡便な操作が可能な看護データ入力装置を提供する。
【解決手段】 継続して定期的に計測された看護データを記憶するデータ格納手段204と、前記記憶された看護データを読み出し、その読み出された看護データに対し所定のデータ処理を行って仮入力看護データを生成し、前記生成された仮入力看護データをディスプレイ202に表示し、前記表示された仮入力看護データをユーザ操作入力手段201により確定するあるいは訂正し、前記確定あるいは訂正された仮入力看護データを新たな看護データとしてデータ格納手段204に記憶させる制御手段205と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、患者の体温を含む測定値等の測定データを入力する看護データ入力装置に係り、特に時間的な相関を持つ測定データを簡易的に入力するのに好適な看護データ入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のデータ入力装置は、特許文献1に記載されている。特許文献1の内容は、入力画面には、スクロール指示部と数値選択部とが、それぞれ体温、血圧等の5種類の測定データに対応して設けられており、各測定データに対応する数値選択部には、“35.5”,“35,6”,…,“36.5”のように11個の連続するデータが表示され、スクロール指示部をスタイラスでペンタッチすると、この11個のデータの表示範囲がスクロールされ、この数値選択部のうちの1つのデータをスタイラスでペンタッチされると、そのデータが入力データとして登録される。これにより、測定値等のデータの入力作業が容易で、入力ミスの発生も少なく、且つ入力ミスがあった場合の影響も軽微なデータ入力装置を提供するものである。
【特許文献1】特開平6-95794号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1では、複数の連続したデータを一定の範囲で表示し、この表示された制限された範囲のうちの1つのデータを特定することによりデータを入力するようにしているので、画面に表示された複数の候補データから選択するという煩雑な操作が依然としてあるから、看護師などの多忙な操作者が患者の体温等を入力するためのさらに簡便な操作が要求されている。
【0004】
本発明の目的は、操作者にとって簡便な操作が可能な看護データ入力装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、継続して定期的に計測された看護データを記憶する手段と、前記記憶された看護データを読み出し、その読み出された看護データに対し所定のデータ処理を行って仮入力看護データを生成する手段と、前記生成された仮入力看護データを表示画面に表示する手段と、前記表示された仮入力看護データを確定するあるいは訂正するための操作入力手段と、前記操作入力により確定あるいは訂正された仮入力看護データを新たな看護データとして前記記憶手段に記憶させる手段と、を備えたことによって達成される。
【0006】
また、前記表示画面に表示されてから又は前記操作入力手段によって訂正入力されてから所定時間の経過後に前記操作入力手段によるさらなる訂正入力を禁止する手段をさらに備えてもよい。
【0007】
また、前記訂正入力禁止手段によって禁止されている看護データの表示状態は、その看護データを除くその他の看護データの表示状態と異ならせてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、操作者にとって簡便な操作が可能な看護用データ入力装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照し説明する。図1は、本発明のデータ入力装置に係わる看護支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、看護支援システムは、データ入力装置として使用される看護支援端末101と、看護支援サーバ102と、院内ネットワーク103とを有している。
【0010】
院内ネットワーク103は、病院内のネットワークを例としているが、患者個人にとって最高機密に当たる医療情報をデータ転送するものであるから、セキュリティが確立されたもとでのインターネット等、ローカルだけでなくワールドワイドなネットワークであってもよい。
【0011】
また、院内ネットワーク103は、携帯電話システム、PHSシステム等の公衆通信網や、無線LANシステム等の無線による通信網や、専用回線および有線LANシステム等の有線による通信網等を組み合わせたものであってもよい。
【0012】
また、クライアントPCおよびPDA、ベッドサイド端末等の看護支援端末101は、それぞれ複数台用意し、院内ネットワーク103を介して看護支援サーバ102と接続してもよい。また、看護支援端末101は、病院内で種々の業務を行う複数人の医療スタッフが携帯して使用してもよく、病院案内板や、待ち合い表示板、病棟および病室内のベットサイド端末、ナースステーションおよび診察室内の電子カルテ端末、病院受付け窓口の受付け端末、会計処理端末等、病院内のあらゆる場所に設置されたコンピュータにソフトウェアをインストールすることで看護支援端末101として使用することができる。
【0013】
看護支援端末101は、携帯電話や、PHS、携帯情報端末(PDA)等の情報通信機器及びパーソナルコンピュータやワークステーションとを備え、その上で動作するソフトウェアにより機能し、文字データ及び画像データによって、診療録や、看護記録、医用画像等の医療現場で発生する医療情報を提供する。
【0014】
すなわち、看護支援端末101は、ユーザ操作入力手段201と、ディスプレイ202と、通信手段203と、データ格納手段204と、制御手段205と、通知手段206とを有している。
【0015】
ユーザ操作入力手段201は、ユーザの操作を受付けるための、カーソルキー、ボタン、スイッチ、タッチパネル等の操作用機器を有している。また、ユーザ操作を受付ける方法としては、音声入力と音声認識技術を利用し、ユーザの発声により受付けるようにしてもよい。
【0016】
ディスプレイ202は、液晶パネル等から構成されるもので、看護支援端末101内に格納されたデータ、あるいは、ユーザの操作を促すための、メニューやガイダンス等の操作支援情報を表示する手段であり、待ち合い表示板や、患者へのインフォームドコンセント用の説明画面、医師及び看護師等の医療スタッフのカンファレンス用の説明及び連絡画面、医療情報等を表示する機能を有している。
【0017】
通信手段202は、無線により院内ネットワーク106に接続されている場合、アンテナ、送受信信号の変復調装置、通信インターフェース等から構成され、有線により院内ネットワーク103に接続されている場合、送受信信号の変復調装置、通信インターフェース等から構成される。
通信手段202は、看護支援サーバ102から、院内ネットワーク106を介して、医療情報を受信し、データ格納手段204に渡す働きを有している。
【0018】
また、通信手段202は、ユーザ認証時に必要となるユーザ名、パスワード等のユーザ認証情報を院内ネットワーク103を介して、看護支援サーバ102に送信し、所定のユーザ認証処理を行ってもよい。
【0019】
データ格納手段204は、データ記憶用のメモリや、外部記憶装置から構成されるものであり、通信手段203から渡された患者情報を格納するとともに、制御手段205からの要求に基づき、格納してある患者情報等を制御手段205へと渡す働きを有している。
【0020】
制御手段205は、CPUやDSP等として知られる一般的なコンピュータの演算装置から構成されるものであり、データ格納手段204から読み出した医療情報をディスプレイ202に表示する。
【0021】
通知手段206は、看護支援サーバ102から医療情報を取得した旨を通知するための機能として、LED及びLEDが発光する光を点滅させる光点滅部と、看護支援端末を振動させるバイブレーションと、アラーム音や合成音声を出来するスピーカー及び音声出力部とを有している。
【0022】
看護支援サーバ102は、パーソナルコンピュータやワークステーション等と、その上で動作するソフトウェアから構成され、看護支援端末101に提供する文字データ及び画像データによって、診療録や、看護記録、医用画像等の医療現場で発生する医療情報を格納する医療情報データベース302を有する。
【0023】
すなわち、看護支援サーバ102は、ユーザ認証手段301と、医療情報データベース302と、通信手段303と、制御手段304とを有している。
【0024】
ユーザ認証手段301は、看護支援端末101から院内ネットワーク103を介して受信したユーザ名、パスワード等のユーザを特定するユーザ認証情報を用いて、ユーザを認証する働きを有している。
【0025】
医療情報データベース302は、文字データや画像データによって構成された診療録や、看護記録、医用画像等の医療現場で発生する医療情報を格納している。
【0026】
通信手段303は、院内ネットワーク103を介して、看護支援端末101により、ユーザ操作結果や医療情報要求等の出力結果を受信し、要求された医療情報を送出する通信機能を有している。
【0027】
制御手段304は、CPUやDSP等として知られる一般的なコンピュータの演算装置から構成されるものであり、看護支援端末101から院内ネットワーク103を介して受信したユーザ操作結果や医療情報要求等の出力結果に基づいて、医療情報データベース302から要求に対応した所定の医療情報を選択する働きを有している。
【0028】
以上の構成に基づき、図2及び図3を用いて、本発明のデータ入力装置に係わる看護支援システムにおいて実現される処理例を説明する。図2はデータ入力装置である看護支援端末101における体温、血圧、脈拍、呼吸数等のバイタルデータの入力処理を示すフローチャートである。
図3〜図7は看護支援端末101に表示される表示画面の1例を示すバイタルデータ入力画面である。
【0029】
看護支援端末101のディスプレイ202に、バイタルデータ入力画面を表示する(ステップ401、図3)。
バイタルデータ入力画面には、前回データ表示手段501と、今回データ表示手段502と、今回データ選択手段(前回値コピーボタン503,標準値コピーボタン504)と、データ確定手段505を表示する。これら以外にも、該当患者を識別するための病室番号506、患者名507及び測定時刻508を表示する。なお、測定時刻508にはバイタルデータ入力画面を表示した時の時刻が表示されることとする。また、現在時刻を看護支援サーバから取得し測定時刻508に表示する現在時刻ボタン、予め決められた測定時間を看護支援サーバから取得し測定時刻508に表示する定刻ボタン、バイタルデータを数値入力するためのテンキー等を備えたコマンドボタン509を表示する。
【0030】
前回データ表示手段501は、キーボード及びスタイラスの誤操作を防止するために入力を禁止するロック機構511,512〜516と、表示するデータのステータスに合わせて表示色を変更する表示色変更機構522〜526とを表示する。なお、初期状態でロック機構511,512〜516はロック状態となっており、前回データ表示手段501上に表示されているそれぞれの数値データをスタイラスでタッチしたとしても入力状態にはならない。ここで、表示色変更機構522〜526の初期状態の表示色を例えば橙色とする。
【0031】
今回データ表示手段502は、キーボード及びスタイラスの誤操作を防止するために入力を禁止するロック機構531,532〜536と、表示するデータのステータスに合わせて表示色を変更する表示色変更機構542〜546とを表示する。なお、初期状態でロック機構531,532〜536はアンロック状態となっており、前回データ表示手段501上に表示されているそれぞれの数値データをスタイラスでタッチすると入力状態となる。ここで、表示色変更機構542〜546の初期状態の表示色は例えば桃色とする。
【0032】
ユーザは、測定したバイタルデータを入力するため、今回データ選択手段である前回値コピーボタン503をスタイラスでタッチする(ステップ402)。
【0033】
看護支援端末101は、前回データ表示手段501に表示された数値を今回データ表示手段502に表示する。なお、この時、今回データ表示手段502の表示色変更機構542〜546の表示色は前回データ表示手段501の表示色変更機構522〜526と同じ橙色となるように変更する(ステップ403)。
【0034】
なお、ステップ402において、ユーザが今回データ選択手段である標準値コピーボタン504をスタイラスでタッチした場合、予め決められた標準値を今回データ表示手段502に表示する。なお、この時、今回データ表示手段502の表示色変更機構542〜546の表示色は、初期状態の表示色である桃色から変わらない。
【0035】
ユーザは、測定したバイタルデータの体温を入力するため、今回データ表示手段502の数値データ「体温」の隣にあるアップダウンボタン552のアップボタンをスタイラスでタッチする(ステップ404)。
【0036】
看護支援端末101は、今回データ表示手段502の数値データ「体温」に0.1を加算して表示する。なお、この時、今回データ表示手段502の表示色変更機構542の表示色を入力状態である緑色に変更する(ステップ405、図5)。
【0037】
ユーザは、今回データ表示手段502の数値データ「体温」の隣にあるアップダウンボタン552を操作して、今回データ表示手段502の数値データ「体温」を任意の値に合わせる。その後、ユーザは次のバイタルデータである最高血圧を入力するため、今回データ表示手段502の数値データ「最高血圧」の隣にあるアップダウンボタン553のダウンボタンをスタイラスでタッチする(ステップ406)。
【0038】
看護支援端末101は、今回データ表示手段502のロック機構532をロック状態にする。
ロック機構は、図示しない専用のロックボタンを設け、そのロックボタンによってロックしてもよいし、体温が表示されてからまたは訂正されてから例えば5秒などの所定時間が経過すればロック状態へ移行するようにしてロックしてもよい。
このとき、表示色変更機構542の表示色を例えばロック状態を示す灰色に変更する(ステップ407)。
【0039】
看護支援端末101は、今回データ表示手段502の数値データ「最高血圧」に1を引算して表示する。なお、この時、今回データ表示手段502の表示色変更機構543の表示色は入力状態である緑色に変更される(ステップ408、図6)。
【0040】
ユーザは、今回データ表示手段502の数値データ「最高血圧」の隣にあるアップダウンボタン553を操作して、今回データ表示手段502の数値データ「最高血圧」を任意の値に合わせる。この後、ユーザは、残りのバイタルデータである最低血圧、脈拍、呼吸数を入力するため、アップダウンボタン554〜556に対してステップ404及びステップ406と同様の操作を行う(ステップ409)。
【0041】
なお、ユーザは、一度入力したバイタルデータを修正する場合、例えば今回データ表示手段502の数値データ「体温」を修正する場合、今回データ表示手段502のロック機構532をスタイラスでタッチする(ステップ410)。
【0042】
看護支援端末101は、今回データ表示手段502のロック機構532をアンロック状態にする。また、表示色変更機構542の表示色を入力状態である緑色に変更する(ステップ411)。
【0043】
ステップ406で説明した様に、ユーザはバイタルデータの体温を修正し、バイタルデータの入力を終了する。
バイタルデータの入力が終了すると、入力したバイタルデータを看護支援サーバ102の医療情報データベース302に登録するため、ユーザは、バイタルデータ入力画面のデータ確定手段505である登録ボタンをスタイラスでタッチする(ステップ412)。
【0044】
データ確定手段505は、データ確認機構を備えており、前回データ表示手段501及び今回データ表示手段502で編集されたバイタルデータをフローティングダイアログ561に表示する(ステップ413、図7)。
ユーザは、前回データ及び今回データが正しければ、フローティングダイアログ561のOKボタン562をペンタッチする(ステップ414)。
【0045】
看護支援端末101は、入力された前回データ及び今回データを看護支援サーバ102の医療データベース103に登録する処理を行う(ステップ415)。
【0046】
なお、この実施例では、ユーザが前回データ表示手段501及び今回データ表示手段502の数値データの隣にある、それぞれのアップダウンボタン552〜556を操作してバイタルデータを数値入力した。この他にも、ユーザがコマンドボタン509上のテンキーを操作してバイタルデータを数値入力してもよい。また、ユーザがコマンドボタン509上に配置したスライダー、ダイアル等を操作してバイタルデータを数値入力してもよい。あるいは、ユーザが看護支援端末101に接続されたキーボードを操作してバイタルデータを数値入力してもよい。
【0047】
また、ユーザがアップダウンボタンの代りに複数の連続したデータを一定の範囲で表示するコンボボックスを配置し、このコンボボックスを操作してバイタルデータを数値入力してもよい。
このように、前回データ表示手段501及び今回データ表示手段502にはロック機構511,512〜516及び531,532〜536を備えているため、キーボード及びスタイラスを誤って操作した場合に、間違ったデータを入力する可能性が低くなる。
【0048】
また、表示色変更機構522〜526,及び542〜546は表示するデータのステータスに合わせて表示色を変更するため、現在編集中のデータがどの様な状態なのか、どこまで編集作業が完了しているのかを表示色(ステータス)で確認することができる。これにより、データ入力及び編集作業を中断した場合でもすぐに作業に復帰可能であり、業務効率の向上を可能とする。
【0049】
更に、データ確定手段505にデータ確認機構を備えていることにより、ユーザはその入力操作後に確認作業を実施する様に促すことが出来る。これにより、操作を誤って入力ミスをした場合でも、フォローすることが可能である。
【0050】
本実施形態はキーボード及びスタイラスの誤操作を防止するロック機構と、表示するデータのステータスに合わせて表示色を変更する表示色変更機構とを備えた前回入力したデータを編集可能な前回データ表示手段と、キーボード及びスタイラスの誤操作を防止するロック機構と、表示するデータのステータスに合わせて表示色を変更する表示色変更機構とを備えた今回入力するデータを編集可能な今回データ表示手段と、予め決められたデータを今回データ表示手段に表示する今回データ選択手段と、前回データ表示手段及び今回データ表示手段で編集されたデータを表示するデータ確認機構を備えデータを確定処理するデータ確定手段と、を具備する。
【0051】
本実施形態によれば、前回データ表示手段及び今回データ表示手段にロック機構は、キーボード及びスタイラスを誤って操作した場合に、間違ったデータを入力する可能性を低くすることができる。
【0052】
また、表示色変更機構は、現在編集中のデータがどの様な状態なのか、どこまで編集作業が完了しているのかを表示色(ステータス)で確認することが出来る。これにより、データ入力及び編集作業を中断した場合でもすぐに作業に復帰可能であり、業務効率の向上を可能とする。
【0053】
更に、データ確定手段にデータ確認機構を備えていることにより、ユーザの入力操作後に確認作業を実施する様に促すことができる。これにより、操作を誤って入力ミスをした場合でも、フォローすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】看護支援システムの構成の一例を示すブロック図。
【図2】看護支援端末101におけるバイタルデータの入力処理を示すフローチャート。
【図3】バイタルデータ入力画面(ステップ401)。
【図4】バイタルデータ入力画面(ステップ403)。
【図5】バイタルデータ入力画面(ステップ405)。
【図6】バイタルデータ入力画面(ステップ408)。
【図7】バイタルデータ入力画面(ステップ413)。
【符号の説明】
【0055】
101 看護支援端末、102 看護支援サーバ、103 院内ネットワーク、201 ユーザ操作入力手段、202 ディスプレイ、203 通信手段、204 データ格納手段、205 制御手段205、206 通知手段、301 ユーザ認証手段、302 医療情報データベース、303 通信手段、304 制御手段、501 前回データ表示手段、502 今回データ表示手段、503,504 今回データ選択手段(503 前回値コピーボタン、504 標準値コピーボタン)、505 データ確定手段、506 病室番号、507 患者名、508 測定時刻、509 コマンドボタン、511,512〜516 ロック機構、522〜526 表示色変更機構、531,532〜536 ロック機構、542〜546 表示色変更機構、552〜556 アップダウンボタン、561 フローティングダイアログ、562 OKボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
継続して定期的に計測された看護データを記憶する手段と、
前記記憶された看護データを読み出し、その読み出された看護データに対し所定のデータ 処理を行って仮入力看護データを生成する手段と、
前記生成された仮入力看護データを表示画面に表示する手段と、
前記表示された仮入力看護データを確定するあるいは訂正するための操作入力手段と、
前記操作入力により確定あるいは訂正された仮入力看護データを新たな看護データとして前記記憶手段に記憶させる手段と、
を備えたことを特徴とする看護データ入力装置。
【請求項2】
前記表示画面に表示されてから又は前記操作入力手段によって訂正入力されてから所定時間の経過後に前記操作入力手段によるさらなる訂正入力を禁止する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の看護データ入力装置。
【請求項3】
前記訂正入力禁止手段によって禁止されている看護データの表示状態は、その看護データを除くその他の看護データの表示状態と異ならせることを特徴とする請求項2に記載の看護データ入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−172341(P2006−172341A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−367081(P2004−367081)
【出願日】平成16年12月20日(2004.12.20)
【出願人】(000153498)株式会社日立メディコ (1,613)
【Fターム(参考)】