説明

真空成形装置

【課題】シート部材を型部材から剥がす際に、シワの発生を抑えることのできる真空成形装置の提供。
【解決手段】凹部23の内壁面に真空孔が形成された下型を備え、この下型上にセットされたシート部材に対して真空孔を介して真空引きを行うことにより、シート部材を凹部23に密着させて所望の形状に真空成形する真空成形装置であって、凹部23は、アンダーカットに形成された傾斜側部内壁面23Cと、傾斜側部内壁面23Cに対向配置される曲面状側部内壁面23Fと、傾斜側部内壁面23Cおよび曲面状側部内壁面23Fの横方に配置される側部内壁面とを備え、真空成形後に、凹部底面23Dに密着したシート部材を上方へ持ち上げるピン34が、傾斜側部内壁面23Cと側部内壁面とが繋がった角部を通り且つ曲面部に接する接線と、角部を通り且つ傾斜側部内壁面23Cに接する接線とで挟まれた範囲内に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インストルメントパネルなどの内装パネルを真空成形する真空成形装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルは、例えば、表皮(単層表皮)と発泡層と芯材とからなる3層構造を備えたものや、表皮層、発泡層、バリア層などを積層された多層ラミネートシートを表皮として用い、この表皮(多層表皮)の裏面側に芯材を形成したものなどがある。
【0003】
このようなインストルメントパネルは、真空成形装置を用いて成形することができる。すなわち、インストルメントパネルの素材となる合成樹脂製のシート部材を加熱した後に、シート部材を上型により押し込むことで、凹部製品面の薄肉化を防止し、その後、下型の表面に形成された多数の真空引き用の真空孔を用いて、シート部材を下型の表面に吸着させて、シート部材を所望の形状に成形する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、インストルメントパネルのシート部材には、図10に示すように、角部2,3を有するA部や、角部4,5を有するB部がハンドルの下側に設けられている。これらA部やB部は下部壁6A,7A(紙面裏側に向かって設けられている)が僅かに上方へ折り曲げられ、正面側の縦壁6B,7Bに対して傾斜している。つまり、下部壁6Aと縦壁6Bとの交角および下部壁7Aと縦壁7Bとの交角はそれぞれ90度未満に設定されている。これは、インストルメントパネルが少し上向きで組み付けられるため、下部壁6A,7Aを傾斜させておかないと、インストルメントパネルの車両への組付が難しくなるからである。
【0005】
図11は、真空成形直後におけるA部の斜視図であり、周囲の縁8がまだ切断されていない状態を示している。図12は図11のC−C線に沿った断面図である。なお、最終的には、周囲の縁8は切断される。
【0006】
図12に示すように、僅かに上方へ折り曲げられた下部壁6Aと縦壁6Bとの交角θが90度未満になっている。また、上部壁6Cおよび側部壁6D(図9参照)は縦壁6Bに対して略直角に交わっている。
【0007】
上記A部を真空成形装置で成形する場合、図13に示すような凹部9を有する型部材10を用いて真空成形される。この凹部9は、上記A部の下部壁6Aに合わせて下部内壁面9Aが、縦壁6Bに合わせて底部内壁面9Bが、上部壁6Cに合わせて上部内壁面9Cがそれぞれ形成されている。下部内壁面9Aは、開口端側よりも奥側が内部に入り込んだ、いわゆるアンダーカットに形成されている。なお、図には示してないが、凹部9には、上記A部の側部壁6Dに合わせた側部内壁面も形成されている。
【0008】
実際には、型部材10は下型として使用される場合が多く、凹部9が上を向いた状態でセットされる。そして従来では、真空成形後に、作業者が上部壁6Cよりも上側部分6Eを指で押さえながら、下部壁6Aよりも下側部分6Fを上方へ引っ張り上げて(図13の状態では下方に引っ張り下げて)、シート部材11を型部材10から剥がすようにしている。
【特許文献1】特開2003−340915号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記従来の技術では、凹部9の下部内壁面9Aがアンダーカットに形成されているので、シート部材11を型部材10から引き剥がす際に、図13のように、下部壁6Aが下部内壁面9Aに当たり縦壁6Bに無理な力が加わって、図11に示すように、角部3から斜め上方にシワ12が発生しやすいという問題がある。
【0010】
本発明の課題は、シート部材を型部材から剥がす際に、シワの発生を抑えることのできる真空成形装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、凹部を有し該凹部の内壁面を含めて上面に多数の真空孔が形成された下型を備え、前記下型の上面にセットされたシート部材に対して前記真空孔を介して真空引きを行うことにより、前記シート部材を前記凹部の内壁面に密着させて所望の形状に真空成形する真空成形装置であって、前記凹部は、凹部底面に対して傾斜し且つアンダーカットに形成された傾斜側部内壁面と、前記傾斜側部内壁面に対向配置される曲面状側部内壁面と、前記傾斜側部内壁面および前記曲面状側部内壁面の横方に配置される側部内壁面とを備え、前記凹部底面に密着した前記シート部材を上方へ持ち上げる持ち上げ手段が、前記傾斜側部内壁面と前記側部内壁面とが繋がった角部を通り且つ前記曲面状側部内壁面に接する接線と、前記角部を通り且つ前記傾斜側部内壁面に接する接線とで挟まれた範囲内に設けられ、真空成形後の前記シート部材を前記凹部から剥がす際に、前記持ち上げ手段によって前記凹部底面上のシート部材を上方へ持ち上げることにより、前記傾斜側部内壁面に密着していたシート部材を引き剥がすことを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、シート部材を凹部から剥がす際に、シート部材のうち、凹部の底部内壁面に密着している部分を持ち上げ手段によって上方へ持ち上げると、それに伴って、傾斜側部内壁面に密着している部分が凹部の奥側から開口端側へ順次引き剥がされていき、シート部材に無理な力を加えることなく、シート部材を第1の型部材から剥がすことができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記下型の上方には、前記凹部に嵌合可能な凸部を有する上型が配置されていることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、上型の凸部で押圧することにより、上型の凸部と下型の凹部との間隔を所定に値に維持することができ、結果的にシート部材の薄肉化を防止できる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記持ち上げ手段は、前記凹部底面に設けられ、前記シート部材を下方から突き上げるピンであることを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、シート部材を下方からピンで突き上げることにより、シート部材を容易に持ち上げることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記持ち上げ手段は、前記凸部に設けられ、前記シート部材を吸着して持ち上げる吸着機構であることを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、上方から吸着機構でシート部材を吸着することにより、シート部材を容易に持ち上げることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、シート部材を型部材から剥がす際に、シート部材に無理な力が加わることがなく、これによって、シート部材にシワが発生するのを効果的に抑えることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
【実施例1】
【0021】
図1および図2は、本発明に係る真空成形装置20を示している。この真空成型装置20は、水平に維持されたテーブル21の上に載置され、上面22に凹部23が形成された金属製の下型24と、下型24の上方に配置され、下方に向かって突出した凸部25を有する金属製の上型26とを備えている。なお、下型24(下型24はテーブル21と共に)および上型26は上下方向(矢印D方向)にそれぞれ往復移動自在である。
【0022】
下型24の凹部23には、図3に示すように、その両側部に側部内壁面23A,23Bが設けられている。これら側部内壁面23A,23Bは、凹部23の底面である底部内壁面23Dに対して垂直に形成されている。また凹部23には一側(図の右側)に傾斜側部内壁面23Cが設けられている。この傾斜側部内壁面23Cはアンダーカットに、つまり開口端側よりも奥側が内部に切り込まれた形状に形成されている(図1および図2参照)。
【0023】
また、下型24の凹部23には、他側(図の左側に)に、一部に曲面部23Eを有する曲面状側部内壁面23Fが設けられている。この曲面状側部内壁面23Fも底部内壁面23Dに対して垂直に形成されている。ここで、曲面部23Eは凹部23内に凸状に突出している。
【0024】
本実施例では、凹部23の底部内壁面23Dは、図1に示すように、傾斜側部内壁面23C側が最も低く、傾斜側部内壁面23Cから離れるにつれて急勾配となっている。底部内壁面23Dの右側端部は、曲面状側部内壁面23Fを介して下型23の上面22に直接繋がっている。
【0025】
上型26の凸部25は下型24の凹部23に略合わせた形状に形成されているが、凸部25の右側側面だけは凹部23の傾斜側部内壁面23Cに合わせた形状とはなっておらず、垂直壁面25Aが形成されている。
【0026】
下型24の内部には、その上面22、凹部23の底部内壁面23Dおよび傾斜側部内壁面23Cに開口を有する真空引き用の真空孔27が多数形成され、これら真空孔27の基端側は合流して真空ポンプ装置28に繋がっている。
【0027】
真空ポンプ装置28は、真空孔27の基端側が接続された接続部29と、この接続部29に接続され途中にバルブ30が設けられた真空配管31と、真空配管31の先端に設けられた真空ポンプ32とを備えている。
【0028】
また、下型24の内部には、図2に示すように、凹部23の底部内壁面23Dに開口する円柱状の孔33が上下方向に形成され、この孔33の内部には円柱状のピン34が上下方向に移動自在に設けられている。ピン34は、その下部がロッド35を介してシリンダ36に連結されており、シリンダ36によって駆動される。シリンダ36も下型24の内部に設けられている。本実施例では、ピン34、ロッド35およびシリンダ36は持ち上げ手段を構成している。なお、ピン34としては、図2のような円柱状に限らず、四角柱等の多角形の角柱体であってもよい。
【0029】
孔33及びピン34は、図3に示すように、側部内壁面23Aと傾斜側部内壁面23Cとが繋がった角部23Gを通り且つ曲面状側部内壁面23Fの曲面部23Eに接する接線L1と、前記角部23Gを通り且つ傾斜側部内壁面23Cに接する接線L2とで挟まれた範囲R内に設けられている。
【0030】
また、ピン34の上部先端は、図4に示すように、斜めにカットされて傾斜端面34Aとなっている。この傾斜端面34Aには溝34Bがピン34の径方向に設けられている。
【0031】
次に、本実施例の作用について説明する。
【0032】
まず、シート部材37(図2参照)を下型24の上面22上にセットして、下型24を上昇させるとともに上型26を下降させて凸部25を凹部23に嵌合させ、シート部材37を押圧する。次に、バルブ30を開き、真空ポンプ32を駆動して、真空配管31および真空孔27を介して真空引きすることにより、シート部材37を凹部23の側部内壁面23A,23B、傾斜状側部内壁面23C、および底部内壁面23Dに密着させる。これにより、シート部材37を所望の形状に真空成型することができる。
【0033】
真空成形加工が終了したら、下型24を下降させるとともに上型26を上昇させて、凸部25を凹部23から引き抜く。このとき、シリンダ36を駆動すると、その駆動力がロッド35を介してピン34に伝達され、ピン34が上昇する。その結果、シート部材37は、図5に示すように、底部内壁面23Dに密着している部分がピン34によって下方から突き上げられ、それに伴って、傾斜側部内壁面23Cに密着している部分が凹部23の奥側から開口端側へ順次引き剥がされていく。これにより、シート部材37に無理な力を加えることなく、つまりシート部材37にシワを発生させることなく、シート部材37を下型24から剥がすことができる。
【0034】
本実施例によれば、ピン34の傾斜端面34Aに溝34Bが径方向に設けられているので、ピン34でシート部材37を突き上げたときのシート部材37と傾斜端面34Aとの摩擦抵抗が大きくなり、シート部材37を下型24から剥がす際に、シート部材37がピン34からずれるのを防ぐことができる。
【実施例2】
【0035】
図6および図7は実施例2を示している。本実施例では、シート部材37がインストルメントパネル用のシート部材である例を示している。本実施例でも、ピン34は、側部壁6Dと下部壁6Aとが繋がった角部3を通り且つ上部壁6Cの曲面部6Eに接する接線L1と、前記角部3を通り且つ下部壁6Aに接する接線L2とで挟まれた範囲R内に設けられている。ここでは、下部壁6Aは傾斜側部内壁面に、上部壁6Cは曲面状側部内壁面に、側部壁6Dは側部内壁面にそれぞれ相当している。
【0036】
なお、下部壁6Aは、開口端側よりも奥側が内部に切り込まれた形状であり、いわゆるアンダーカットに形成されている。また、側部壁6Dおよび上部壁6Cは縦壁6Bに対して略垂直に形成され、さらに上部壁6Cには一部に曲面部6Eが形成されている。
【0037】
本実施例でも、シート部材37を真空成形後にシート部材37を下型から剥がす際に、ピン34でシート部材37を突き上げることにより、シート部材37の角部3付近のシワ発生を抑えることができる。
【0038】
図6において、L3は接線L1とL2の二等分線であり、この二等分線L3上にピン34Aを設けると、シワの発生をよい効果的に抑えることができる。
【0039】
また、図7において、L4は接線L2とL5(角部3を通り且つ側壁部6Dに接する接線)との二等分線であり、この二等分線L4上にピン34Bを設けることもできる。なお、接線L5付近にピン34Cを設けたときは、側部壁6Dと上部壁6Eとが繋がった角部2付近にシワが発生しやすくなる。
【実施例3】
【0040】
図8は実施例3を示している。本実施例では、持ち上げ手段としての吸着機構40が上型26の凸部25内に設けられている。吸着機構40は、吸着盤41、この吸着盤41を上下方向に往復移動させるためのシリンダ42とを備えている。吸着盤41は、凸部25の底壁面25Bに形成された凹所43内に収容され、ロッド44を介してシリンダ42に連結されている。図には示してないが、吸着盤41には、この吸着盤41を真空引きする真空ポンプ装置が接続されている。
【0041】
本実施例の場合は、真空成形加工が終了して下型24を下降させかつ上型26を上昇させると同時に、図9に示すように、シリンダ42を駆動して、吸着盤41を凸部25内から下ろし、さらに真空ポンプ装置を駆動する。すると、底部内壁面23Dに密着している部分が吸着盤41に吸着されて上方へ引き上げられ、実施例1の場合と同様に、傾斜側部内壁面23Cに密着している部分が凹部23の奥側から開口端側へ順次引き剥がされていく。これにより、シート部材37にシワを発生させることなく、シート部材37を下型24から剥がすことができる。
【0042】
また、本実施例においては、冷却のため上型26を一旦上昇させ、再度、上型26を下降させてから、吸着盤41でシート部材37を吸着して持ち上げ、その後、下型24を下降させるようにしてもよい。
【0043】
本実施例によれば、シート部材37を吸着盤41に吸着させるようにしているので、シート部材37を下型24から剥がす際にシート部材37がずれるのをより効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】実施例1による真空成形装置の概略構成図である。
【図2】図1の真空成形装置の他の部分を断面で示したときの概略構成図である。
【図3】下型に形成された凹部の平面図である。
【図4】シート部材を突き上げるためのピンの先端部分の斜視図である。
【図5】シート部材をピンで突き上げた様子を示す図である。
【図6】実施例2を示しており、インストルメントパネル用のシート部材の正面図である。
【図7】図6の要部斜視図である。
【図8】実施例3による真空成形装置の概略構成図である。
【図9】シート部材を吸着盤で吸い上げた様子を示す図である。
【図10】インストルメントパネル用のシート部材の正面図である。
【図11】図10のA部の拡大斜視図である。
【図12】図11のC−C線に沿った断面図である。
【図13】図10のA部を成形するための型部材の断面図である。
【符号の説明】
【0045】
20 真空成形装置
23 凹部
23A,23B 側部内壁面
23C 傾斜状側部内壁面
23D 底部内壁面
24 下型
25 凸部
26 上型
27 真空孔
28 真空ポンプ装置
34 ピン
36 シリンダ
37 シート部材
40 吸着機構
41 吸着盤
42 シリンダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
凹部を有し該凹部の内壁面を含めて上面に多数の真空孔が形成された下型を備え、前記下型の上面にセットされたシート部材に対して前記真空孔を介して真空引きを行うことにより、前記シート部材を前記凹部の内壁面に密着させて所望の形状に真空成形する真空成形装置であって、
前記凹部は、凹部底面に対して傾斜し且つアンダーカットに形成された傾斜側部内壁面と、前記傾斜側部内壁面に対向配置される曲面状側部内壁面と、前記傾斜側部内壁面および前記曲面状側部内壁面の横方に配置される側部内壁面とを備え、
前記凹部底面に密着した前記シート部材を上方へ持ち上げる持ち上げ手段が、前記傾斜側部内壁面と前記側部内壁面とが繋がった角部を通り且つ前記曲面状側部内壁面に接する接線と、前記角部を通り且つ前記傾斜側部内壁面に接する接線とで挟まれた範囲内に設けられ、
真空成形後の前記シート部材を前記凹部から剥がす際に、前記持ち上げ手段によって前記凹部底面上のシート部材を上方へ持ち上げることにより、前記傾斜側部内壁面に密着していたシート部材を引き剥がすことを特徴とする真空成形装置。
【請求項2】
前記下型の上方には、前記凹部に嵌合可能な凸部を有する上型が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の真空成形装置。
【請求項3】
前記持ち上げ手段は、前記凹部底面に設けられ、前記シート部材を下方から突き上げるピンであることを特徴とする請求項1に記載の真空成形装置。
【請求項4】
前記持ち上げ手段は、前記凸部に設けられ、前記シート部材を吸着して持ち上げる吸着機構であることを特徴とする請求項2に記載の真空成形装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2006−305904(P2006−305904A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−132247(P2005−132247)
【出願日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(000004765)カルソニックカンセイ株式会社 (3,404)
【Fターム(参考)】